戦術・戦略研究スレ2

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1はく
 戦術原則について勉強しよう。
 前スレはせっかくの良スレだったので、立ててみました。
 まず、最初はこの問題。
http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1124966565992.jpg

 独立第1師団の攻撃構想について。
1 攻撃目標、攻撃方向
2 攻撃開始時期
3 部隊運用の骨子
について、意見してね。
2名無し三等兵:2005/08/28(日) 03:11:57 ID:???
シナチョソを滅ぼす作戦をたてろ!
3名無し三等兵:2005/08/28(日) 03:52:09 ID:???
新スレ乙〜。

即死回避は必要かしらん?
必要なら前スレのログを転載するとか。
4海の人 ◆STEELmK8LQ :2005/08/28(日) 06:38:23 ID:??? BE:58493849-#
 スレ立て乙です:-)
5前415:2005/08/28(日) 11:55:34 ID:RTc0d52x
>>1

スレたて乙です。
6名無し三等兵:2005/08/28(日) 12:39:16 ID:h3I3MuzM
>>2
言論の自由が無い国でありそこで育った集団だという事を
何度も公の場で言い続けることだね。
韓国・北朝鮮・中国の共通点はそこだ、と。
7名無し三等兵:2005/08/28(日) 12:51:26 ID:???
前スレ997で出題者?殿が模範解答を緊急書き込みしてくださってるので、とりあえず退避。
これから考える方は読まないでください。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

997 名前:名無しの愉しみ[sage] 投稿日:2005/08/27(土) 23:57:36 ID:???
やばい、緊急で模範回答を載せますね。
独立第一師団は明後三日払暁より重点を知村西北側高地に指向し、
敵を太平洋に圧迫撃滅す。

警戒陣地攻撃
直ちに右縦隊および左縦隊前衛をして、敵警戒陣地を攻撃し、概ね同線付近にて敵状地形を偵察。
師団主力、本体砲兵は丙市西方地区に陣地占領、4iを宇村付近に推進。
右翼隊\伊村、加村各南端
左翼隊<
騎兵隊/邊村、留村、曾村各南端
各隊は2日昼間主陣地に対する攻撃準備
両翼隊は2日午後11時までに八幡祠、利村、奴村、留村の線に展開同時該線出発
三日午前3時30分までに敵主陣地前役300.400mの線付近に攻撃準備完了。
砲兵隊は主力仁村付近一部保村付近の陣地に3日午前3時30分までに攻撃準備完了。予備隊は同時刻までに仁村付近へ。
3日天明と共に砲射撃開始。効力射準備射撃共約1時間30分。第一線は攻撃準備射撃の後攻撃前進、予定時間5時30分。
重点を知村西北側高地に指向し太平洋側に戦果を拡張。
砲兵隊は主力を以って右翼隊、一部を以って左翼隊の攻撃に協力、敵第一線奪取に伴い野砲1大隊を右翼に配属。南方地区よりの敵攻撃阻止の準備。
8はくたけ:2005/08/28(日) 19:39:22 ID:???
http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1124966565992.jpg

そうですか・・。敵の左翼方向からの突破、太平洋方向に敵を圧迫する
戦果拡張による敵部隊の撃滅ですか。

 敵の左翼が重要とは・・。
 任務が敵の撃滅にあり、敵の右翼が地形強度に乏しいということを考えれば
敵陣地の右翼からの包囲になると思うのですが・・。
 攻撃機動方式決定に際しては、まず、迂回、包囲の可能性を追求、
これが有利でない場合に、突破を行うのですよね。
 敵の左翼に対する翼側突破は、逐次に制高点を得て、砲兵火力を発揮できる
案ですが、加村一帯の地形強度に適切な戦闘力が配分された
敵の強点に対する攻撃になると思うのですが・・。

 でも、南側の敵は中川の天然障害を活用した防御準備をしているため、
我の包囲なんか許さないかもしれませんね。勉強になります。
9名無し整備兵:2005/08/28(日) 22:33:33 ID:???
ワタシも敵の強点への強襲には賛成できませんが・・・

その辺りの解説を、出題者の愉しみ氏から出していただければ、非常に
勉強になります。お時間のあるときに、ぜひお願いします。

#このスレ立っているの知らんで、下のスレに転載しちまったーよ

図上演習をやりましょう
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1120185185/
10ゲログロ太夫 ◆lLxLI7HFKk :2005/08/28(日) 23:20:53 ID:???
取り敢えず、前スレは貼っておくべきだと思う。

戦術・戦略研究スレ
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1064143556/
11トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/08/28(日) 23:21:28 ID:???
スレたて乙です。前スレ、あっと言う間に流れましたね(w
12はくたけ:2005/08/28(日) 23:39:13 ID:???
>9 整備兵殿

>>#このスレ立っているの知らんで、下のスレに転載しちまったーよ

→わたしも同じ趣旨でやってしまいました。

 このスレは、作戦計画立案、図上演習スレは、作戦実施ということでどおでしょうか。
13名無し三等兵:2005/08/29(月) 00:03:09 ID:???
旧軍も一般に弱点攻撃や迂回、包囲攻撃は特に重視奨励してたはずなんですけどね。
この原案では敵の欺騙、山よりも海に圧迫する有利、敵瞰制下の機動の不利、
砲兵観測の利便性などを考慮しているんじゃないかと思うんですがどうでしょ。
14はくたけ:2005/08/29(月) 00:13:29 ID:???
>13

 でしょうね。
 敵の防御準備時間が約1週間程度あるのですから、
 それなりの準備をしているのでしょう。
 そうなったら、機動の発揮とかいって、南側からいってしまったら、
敵の準備した戦法にこてんぱんですかね。
 結局、包囲は、敵の防御準備不十分な状態でしか成り立たない
っていうのは正しいのでしょう。
15銭湯統制官1:2005/08/29(月) 11:34:42 ID:???
まずは書いてから、このスレ(2)を見ます。時系列はスレとずれてます。

---------
>>1(前スレ929

の設問に関して解読中。
旧ソ連型自動車化狙撃兵師団が攻勢後、防御態勢に
移行したものと推測。それなりに消耗しており、
特に戦車と支援部隊砲兵等は引き抜かれたか後方再編中と推測。
歩兵7か8大隊+支援砲兵(重砲)1連隊が陣地で防御しており、
(結局、支援を抜かれて軽装化した1師団の主力部隊。
そおいうダイナミックな運用方法が旧赤軍が好んだところ)
正面は10Kmほど。
北海道太平洋岸の主戦線だ。
石狩湾方面にでも上陸したのだろう。東西が逆。
日本全般に山地が多く、やはりこおいう地勢に
上陸攻勢するのは容易で無いと考えられる。
機甲部隊の威力を発揮できない。
はやりの立体攻撃も小部隊を補足して時間稼ぎ攻撃側損耗
するのもオチでは無いだろうか?
16銭湯統制官1:2005/08/29(月) 11:35:42 ID:???
このシチュエーションはその逆で、
反撃もはなばなしいカウンターアタック包囲などは
食らわせにくい。
正面限定反撃はしやすい。

敵もさるもの、ちゃんと緊要地形(赤が布陣する三つ子山丘陵地)
に陣取っており、
安易な海岸沿い突破攻撃などは、
たぶんこの地図外予備などの敵部隊を含め、
反撃を食らう可能性が多いと見る。
したがってそれは却下。

--------

NATO式で無いと、部隊の表記がわからない。
推測:SAは連隊、15Hとは15普通歩兵中隊?、10Kもわからん。
まあ、2連隊+1戦車大隊基幹の部隊を2個戦闘団に分け、
各戦闘団にある程度砲兵を配属、直属、と理解した。
そのくらいでいいや。
17銭湯統制官1:2005/08/29(月) 11:36:50 ID:???
--------
おそらくは戦区の運命のカギを握る
三つ子山を先手を打って奪取、その程度の目標設定が
いいのだと思う。
これを取れば、なんか太平洋はえぐってるし、
三つ子山観測所と後方で絶好の陣地帯を形成できそうだ。
なぜか敵は歩兵は多いが、恐怖の支援部隊は手薄なようだ。

ここらで>>932の見積りを読む。
こおいうものの常道として、試験と捉えてはならない。
>D+1日夕に、有力な敵部隊が南下し、現在接触中の敵と合一すると
これは見積りであって現実では無い。
言いかえればその辺がわからない試験官は失格だ。
上記見積りには俺も同感。
そうでなければ逆におかしい。
ここに存在してる(ここまで来てる)と整合性も薄くなってしまう。
砲兵についてもそのくらいあるだろう。(45門
ただ、編成的にもっと大量に別に存在しており、
投入は可能だろう。
だが、過大評価してはならない。
一時投入量は多いだろうが、持続的な支援は
むつかしいはずだ。
18銭湯統制官1:2005/08/29(月) 11:37:54 ID:???
------------
戦闘力比
攻勢を取るにはじゅうぶんでは無い。
もし前縁に全力に近く展開した場合、
敵の増援と合同したカウンターアタックで破滅的結果もありうる。

全般状況をも考慮推測し、無理な攻撃は控え
損耗を押さえた限定攻撃に徹するべきだ。

ならば、川と東側38.9丘の存在も強く意識される。
敵の再攻勢を考慮。敵の希望なのかもしれない。
389なのか38.9なのか?北海道の地形ってわかんない。
狭い地域なので38.9と考える。

----------
1:現実的には、強化された偵察強襲部隊で
敵の警戒部隊に当たってみる。
なぜ、WW2独軍や米軍騎兵は比較小さい編成を分散してまで
前衛偵察部隊を強化、戦闘能力を与えているのか?
最優秀の指揮官に前衛部隊で強襲させるべきだ。
作戦のテンポ(開始時期)は彼に委ねて良い。
人選の方が重要だ。

失礼、やはり赤軍は30門程度。
威力発揮には多少疑問ありかもしれない。

>その下、前スレの受験生と試験官

航空攻撃無い時代かよ・・・orz
赤軍ってWW2かその前かい・・・
19銭湯統制官1:2005/08/29(月) 11:38:25 ID:???
それだったら、計画性は大事になってくると思う。
無理の無いタイムテーブルを組みながら、敵側に脅威を
与えると良い。
それならば、戦車大隊を活用した平地攻撃
(俺的には助攻か?)
も考えられてくる。

進展を見ることで敵側の能力比が推し量れるので、
いくつかのオプションから選択するようにすると良い。
積極的なオプションは平地突破予備投入だが、
進展した場合の慎重な選択としたいところだ。
見積りは慎重に、やるならば決断は即座に、だ。

-------
20銭湯統制官1:2005/08/29(月) 11:39:00 ID:???
こんな感じだ。

奴と尾村を強化偵察部隊で強襲。
その規模と編成、時期は左前衛担当者Aに任せる。
既にその時点で戦車大隊を担当者Aの指揮下に入れる。
(初期損耗したならば、慎重に中川の線まで確保させ、
以後の攻撃は禁止)

38.9の確保と奴村の攻撃を左隊指揮官Bに命令。
確保したならば、38.9後方まで直属砲兵隊を前進。
(場合によっては右隊の支援を視野に入れている。右は苦戦するかも?)

右隊指揮官Cに、慎重に利村および利村北高地の攻撃準備および攻撃を下命。
これらは時刻を指定しない。各指揮官に任せ、
その間の調整をするのが、こちらのウデの見せどころ。

このままではどうせ、三つ子丘攻撃のピークで
敵の増援が到着してしまう。

進展と敵のレスポンスを見ながら、以後の指揮・命令は行う。
連絡に時間がかかった場合、(それで時期を失した場合)
練度不足能力不足と見て、以後の作戦は中止だ。
(防御に入る。防御陣地奪取の数段階から作戦は成る
21銭湯統制官1:2005/08/29(月) 11:41:01 ID:???
設問と解答を評価するだけで無く、
確率論(サイコロ)を入れた判定と進展をやるべきだ。
その部分が旧軍(参謀部)に特に欠如していた部分なのだ。

(↑やれって意味で無く、重要性を論じてみました。実際やるのはたいへんだからね)
22銭湯統制官1:2005/08/29(月) 11:50:36 ID:???
このスレ(2)について

俺も同感です。全体にシンクロ率はかなり高いですね。

個人的感想としては、
現代戦北海道なら右重点、WW2前なら左意識大、

やってるうちに再確認した、岩石スープの戦法、の考え方はどちらにも有効。
実際の考え方の比重は違ってくるだろうけど。

ヨイショするわけで無く、実際には、270式と緑装、両名さんが入れば
そっちのが作戦以上に重要でしょうね。
それを利用した作戦をたてるのです。
具体的には指揮官Aに270式さん、全体の砲兵統制に緑装さんを付けるわけです。
旧軍は装備が貧弱なだけで初期戦車隊の指揮官は優秀、
迫撃砲などは部隊として優秀なので、けっこう似たくらいやれますよ。
(こちらのが有利。歴史位置的にかなり優位。当時のニンゲンでは赤軍の
反撃力とかわからない。
たぶん実戦だと絶好の反撃食らってしまうと思う。

すなわち当たってみる、とは我の指揮官部隊も含めた能力判定になるわけです。
それを一般化するより多少のリソースを投入してしまってかまわないのです。
それがイスラエル軍、独軍、現代米軍、さらに言ってしまえば旧ソ連軍の考え方。
23銭湯統制官1:2005/08/29(月) 11:57:52 ID:???
大事なところなので補足します。

>それを一般化するより多少のリソースを投入

それ(敵軍の能力、我の能力)を一般化(同じような部隊なら同じ戦力と仮定)して考えるより
偵察部隊に、いっけん資源の無駄使いの危険を犯しても、(各個撃破される危険と集中力の低下、損耗、)
当たらせてみた方がいい(そおいう方針もある)

との意味です。

逆の意味で面白い事実もわかってきます。
逆に、ローマ軍団は、各軍団が均質化していたから(戦闘力のばらつきが少ない)
全体として強い

これはプロには常識か。
アマチュア(こっち)には見過ごされがちな部分だけどね。
24銭湯統制官1:2005/08/29(月) 12:18:41 ID:???
すなわち攻撃の基本は粗密の粗を突くことですよ。
歴史はえんえんとそれの繰り返しです。
粗とは地形部隊だけで無く、質や空間、
ひょっとすると時間も入るのだと思います。

(例外はトブルク。後知恵だが、粗を突く目的それ自体がトブルクだった

斜形陣とは時間のギャップを生みだしてるのがミソです。
時間のギャップがあるぶん戦力のギャップを生み出せ(配置でき)たのです。

解答はシンプルですが、俺がその場では、絶対にそおいう解答は出ナカッタと思う。
(経験や教育があっても)

なにが言いたいのかと言えば、
1:解答は無数にある。
が悪いことにシチュエーションも無数に変化する。

自分の能力を知る、もしくは限界を設定することも必要。

具体的には、ここでは、俺の場合、
下級指揮官の能力に依存した作戦を進めることにします。
陣地攻撃と言ってもセバストポリのような状況では無い。
遭遇戦に近いくらい。
見落とした戦車連隊とトラック搭載歩兵大隊が
重砲1連隊の支援のもとに逆襲をかけてくる、とかありうる。
1サイズ小さいとしても、たぶん勝負は決まってしまう。
25前415:2005/08/29(月) 12:32:49 ID:???
>>16
SA=野戦重砲兵(連隊)
15H=15センチ榴弾砲
10K=10センチ加農砲

となります。

ちなみに、参考までに旧軍の各兵科の略字

i=歩兵 K=騎兵 (KK=騎兵集団、KB=騎兵旅団)
A=野砲兵 BA=山砲兵 P=工兵
FMB=軍飛行隊 FM=飛行隊 AA=野戦高射砲隊
TK=戦車隊 S=衛生隊 FA=攻城(要塞)重砲
26名無しの愉しみ:2005/08/29(月) 13:19:25 ID:???
わわ、いつの間に…スレ立て乙です。
前スレ、回答の半分書いたら終わってしまってどうしようかとも思ってました。

続きです。
軍隊区分
右翼隊 1iB 1/16K 1P(-1/4) 1TK
左翼隊 2iB(-4i) 1/16K 1/4P
騎兵隊 1K
砲兵隊 1A 1SA 4SA
工兵隊 1P(-1)
予備隊 (4i)
高射砲隊 1AA 2AA
飛行隊 1FM

敵陣地の左翼に重点を指向する案については、敵の枢軸を奪取して全陣地の瓦解をはかり
爾後の戦果の拡張により敵に一大打撃を与える事にあります。警戒陣地攻撃時に留村を攻撃する場合、
2日昼間の配備状況における我が軍の企画の秘匿上適当とは認められません。
即ち警戒陣地攻撃間は敵の出撃に備えると共に、敵の注意を南方に牽くため、4iを宇村に推進し
2日昼間の攻撃準備には我右翼方面に大なる移動を行う事無く、所要の幹部のみを該当方面に出して
大部を我左翼方面に展開する如く移動して敵を欺瞞する等の手段に出るを可とす。
とのことです。
27名無しの愉しみ:2005/08/29(月) 13:46:24 ID:???
何か上記>>15>>24の解説がすごいんですけど…
自分なりの考えで済みませんが
旧軍は要地奪取による短期決戦指向が好まれてるんだと考えます。
払暁の攻撃において、敵右翼攻撃案を採用するには、主陣地への攻撃開始位置が
少し遠いような感じではないでしょうか。
この案を考えた場合、警戒陣地奪取の後に更に夜襲によって留村若しくは曾村の線まで深く進出する感じではないでしょうか。
この場合我の攻撃秘匿は無くなるでしょうから、敵は後背退路の危機を感じて反撃を誘発するやもしれません。
包囲の場合、時間的余裕はどうでしょうか。距離的に見て1日かかりで包囲を完了する感じに考えられるのですが。
敵援軍については書いてありませんでしたけど、援軍到着まで持久する可能性とか出てきませんか?

似たような戦例について調べたんですが、何となく明治37年8月30日における
第1軍の奉天街道煙台停車場南1里半、第1師団のオルロフ支隊との戦闘例な感時でしょうか。
28銭湯統制官1:2005/08/29(月) 15:26:47 ID:???
今さら遠慮してもしかたないので正直言うが、
>企図の秘匿
を計画に含めた場合、
1:意外に秘匿できない
2:硬直した作戦になり逆手を取られやすい
とは思う。

俺もさすがにそおいうこと(秘匿)も考えたが、
自分と部隊の能力に手に余ってしまううえに、百害あって一理無しと考えた。
それよりは、
1:情報(能力判定含む)の収集
2:いつ想定外の事態が起こっても対処できるバランスの持続

こちらの方を重視した作戦を取りたい。
29銭湯統制官1:2005/08/29(月) 15:27:25 ID:???
過剰な企図の秘匿が失敗した例:
大きな単位で情報も漏れた:クルスク
秘匿できていたのに、意味が無かった:ガタルカナル迂回攻撃

俺と君が指揮官で対戦した場合、君のが優秀だが、
実際には、戦闘団指揮官に270式、火砲統制官に緑装、参謀に回答者1がいれば
俺でも君に勝つことができる。

戦闘団の配置と構成は前方展開に重点を置いて俺好み。
たぶん意図してるところは違うが・・・
だが、決定的に違うのは、戦車大隊は騎兵大隊と合一させ、
270式の指揮下に入れる。俺だったら。
そのぶん、北に砲力と歩兵を集中させる。
じっくり攻撃させる。
南で突破主攻と言う意味では無い。
全体の作戦計画は頓挫するのを予定してさえいる。
できれば利村西あたりに敵後詰めを誘引し、砲兵で叩く予定。
30銭湯統制官1:2005/08/29(月) 15:34:44 ID:???
企図の秘匿が成功した例:
真珠湾奇襲

違うかもしれない。

イスラエルの6日間戦争

企図の秘匿が無かったのに奇襲となった例:
独ソ戦開戦時
あえて独仏戦緒戦時

もろもろの小さい単位での奇襲を考え合わせると、

奇襲(情報のギャップによる銭湯緑肥の変化、じゃナカッター!!!
戦闘力比の変化)
を引き起こすのは「企図の秘匿」では無い!(特に計画的企図の秘匿では無い)

情報取得評価能力と練度の差
だあーーー!!!

(なんかものすごいんですけどw我ながら・・・w
31銭湯統制官1:2005/08/29(月) 15:51:40 ID:???
かんたんに言えば桶狭間で信長は抵抗をすり抜けて奇襲したのでは無い。
砦に戦力を分散させて(小さい戦力なのに消耗覚悟で)
もっとも敵側の攻撃が進展していない地点から正面突破したのだ。

すなわち、人為的にギャップを作り出した、発見したのである。
分散した砦を敵側の戦隊はそれぞれ攻撃する。
結果として、

1:優秀で強力な敵部隊ほど前進する。そして兵員は損なわないが疲労する。
2:無能で弱体な敵部隊ほど前進できずに損耗疲労する
そのかわりにただでさえ小さい戦力をこちら側は分散してすり減らすことになる。
ただ、防御側有利なので、砦守備隊は小さい割には誘引できる敵は大きい。
が、砦をそれぞれ掃討された後、敵が休息再編してしまった場合、
彼我の戦力比はさらに開いてしまうだろう。

それはともかく、結局、
2:前進できない地点
から全力突如攻撃する、と言うわけだ。

ノモンハン以降の日ソの激突だとしたら、
赤軍の反撃が成功する可能性が高い。
その場合、ある程度機械化部隊が存在し、
しかもその戦車と部隊の能力はある程度のものだと、
こっちは知ってしまってるわけだ・・・
実際、「図演の問題で無く」これが現実の状況なら、
この設定だと、
接近中の赤軍の予備兵力が取るにたら無いものである可能性はすごく小さい。編成的
彼の行動パターン的にも。(歴史的情報優位ってことだが)

自衛隊で州兵と戦う方がマシだとも言える。(それかい!w
32名無し三等兵:2005/08/29(月) 17:15:46 ID:???
桶狭間では豪雨によって音は聞こえず姿も隠せたので
正面突破できたのだ、偶然だよ…
33名無し三等兵:2005/08/29(月) 20:44:43 ID:???
自分は、過去に聞きかじった知識から、
D+2日払暁、対抗部隊の右翼を突破して、その後包囲、敵を戦場に捕捉撃滅するだとばかり。
我にはTKBnもあるし、砲兵力も2倍以上優勢ですので…

解答を聞いてから考えると、
敵の任務は主力の進出援護の可能性もあり、この場合、突破後も我の攻撃が進捗せず
(とぐろを巻くってヤツですか)その間に敵の増援が到着という
最悪のパターンもありそうですね(笑

解答のように、一挙に敵の要点を奪取し、早期に抵抗線を破砕するというのも
良いような気もしてきました。(流されやすい)

某書の
「攻撃においては、常に迂回または包囲により敵を撃破しうる可能性を追及し
 これが有利でない場合または出来ない場合に突破を行う」
のうち、今回の状況は「これが有利でない場合」に該当するのかなぁ?

是非、本職さんの意見を聞かせてください〜
34トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/08/29(月) 21:15:06 ID:???
敵左翼重点攻撃の肝は海へ敵を圧迫して完全撃滅を狙っていることだと思う。
35名無し三等兵:2005/08/29(月) 22:10:40 ID:???
>>34
山地に圧迫するのと、どの程度違いがあるのでしょう?
3633:2005/08/29(月) 22:23:41 ID:???
うーん、完全撃滅の為ですか…左翼攻撃
しかし、敵が離脱を決心したら、これを戦場に捕捉するのは困難なのでは?
それだと地形の弱い右翼を突破して早い段階で包囲に持ち込んだほうが…

てっきり、増援に対処する為に、早期に撃滅するのが主眼だと思っておりました>左翼攻撃
まだまだダメですね〜onz
37トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/08/29(月) 22:36:40 ID:???
>>35
山地というより丘に近いと思うんですが、海に圧迫すれば完全に撃滅できます。
そう考えないとこの高地攻撃の意味が分からないです。
しかも30.5高地の東の1線2線の敵は障害が構築されていないし(w

>>36
敵が離脱を決心したのであれば右翼を重点に移行すればいいのです(w
270式先生も右翼と左翼の連携(AAry
と言っているではありませんか。
38名無し三等兵:2005/08/29(月) 23:08:41 ID:???
それほど敵陣地の右翼を地形的な弱点とは考えてないのかもしれない。
多村、曽村を中核とした第一線陣地の後方に、さらに代村、森林を中核とした
第二線の縦深陣地を配してそれぞれ鉄条網で固めてる。
鉄条網、村落の囲壁、森林の障害で迅速なる攻撃前進、戦果拡張意の如くならず、
という可能性も・・・。
3933:2005/08/30(火) 00:03:25 ID:???
>>37
なるほど。敵が離脱を決心したら追撃に移るわけですから、それはそれで良し、ですか。
敵は防御の利を捨てて逃げるんですものね。

自分も30.5高地の敵陣地が薄いのは気になっていました。
てっきり、助攻の部隊が攻撃しやすいように気を使ってくれているのかと(笑

翼側突破>包囲>敵を戦場に捕捉 のワンパターンではダメだということですね。
勉強になります。

40トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/08/30(火) 00:10:08 ID:???
>>39
でも高地攻撃を勧めている訳ではありませんよ。
正直、右翼攻撃の方が良いと考えています(w

この問題と答えから、この問題が何を主張しているのか考えているのです。

4133:2005/08/30(火) 00:26:32 ID:???
>>40
想定作成者の意図を汲むということですか。

最近はMICV化、APC化といった部隊があるので、
当時とは機動に置く重みが違うのでしょう。

ご指導ありがとうございます(^^;
42トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/08/30(火) 00:33:02 ID:???
>>41
ですねぇ。
おそらく、敵を海に追い詰めるチャンスがあるときはそうしろ、ということではないかと・・・

>当時とは機動に置く重みが違うのでしょう。

現代では歩兵もAPC等に乗車していれば、機関銃の火網はすり抜けられますから。
43はくたけ:2005/08/30(火) 00:44:07 ID:???
いや、仕事から帰ってきて、ここまでログがすすんでいるのにびっくりしてます。
銭湯統制官の指導をいまから理解します。
しつもんがあったらよろしくいお願いします。
444610:2005/08/30(火) 01:07:44 ID:???
銭湯統制官 殿 

貴官に分析して頂いたログを読んでいます。

前提条件については、私の稚拙な識能で勝手に設定しました。
赤軍の任務は、中川以西に我の侵攻を阻止、それ以上の任務はありません。
また、編成についても、?氏が設定したものを適用
全体条件自体に問題をつけると、じ後の考察の方向性が狂ってしまいますよ。
45はくたけ:2005/08/30(火) 01:14:18 ID:???
銭湯統制官 殿

貴官の状況付与に従い、本問題を考察してみたく思う次第です。
◎ 本文代の場の設定

 貴官が独立第1師団長として
◎ 任務分析
◎ 地域見積
◎ 情報見積
◎ 作戦見積
 についてわかりやすく説明してください。
46銭湯統制官:2005/08/30(火) 10:22:59 ID:???
考察を加えただけで、設定については
本当は図演判定官にサイコロを振りながら
決めてもらいながら進行した方が面白いです。
それはかなりおおざっぱいいかげんでも良く
(このままぐるぐる回り続けるよりも)
進行することによって色々考察できるのが良いのです。

ほんとは誰かにいいかげんでいいからやってほしいのです。
指揮官側のが面白い・・・w
判定官はロールプレイングのマスターみたいなもんです。
実際、旧軍の参謀などはロールプレイングのマスターを
体験してみた方が良かったでしょうね。
これはかなり強く言えます。

指揮チームのが面白いですね。

--------
◎ 本文代の場の設定
ノモンハンからWW2の間における、
旧軍大編成師団VSシベリア師団+軍直属支援部隊
北海道もしくは樺太の沿岸

まあ、強敵ですよ。
いかに強敵か旧軍の幹部よりこっちのが知ってるわけです・・・
47銭湯統制官:2005/08/30(火) 10:23:47 ID:???
 貴官が独立第1師団長として
◎ 任務分析
◎ 地域見積
◎ 情報見積
◎ 作戦見積

全体状況が上級司令部より、いい指針と情報が無い。
私としてはそれも判断の材料になっている。
限定攻撃なのか?先の攻勢につながる地歩確保なのか?
反対側の沿岸では攻勢をかけるのか?守勢なのか?
慎重にならざるをえない。
すなわち、限定攻撃と解釈しながら、
実際の真意は小当たりして敵の消耗を図り、
我の戦力は極力温存しながら、
守備のための足場確保
となる。
私は彼我の潜在戦闘能力についてかなり悲観的であり、
(シベリア師団が陣地にたてこもり、後方に敵予備が存在!)
結局、なぜ左機動部隊に優秀な指揮官を求めるのか?
予期せぬ赤軍戦車部隊との対決による損耗を押さえ、


おわかりだと思うが、
設定について予期せぬ
これがもっとも重要なのだ。
戦争については、考えてる以上に意外の連続であり、
それに対しての対処能力で勝負は決まるのである。
48銭湯統制官:2005/08/30(火) 10:24:37 ID:???
誰かサイコロ振り係やって〜w
49名無し三等兵:2005/08/30(火) 18:27:17 ID:???
想定作為に特化した掲示板システムがあればいいなあ。
5033:2005/08/30(火) 22:16:20 ID:???
想定図に兵科マークを載せてみました。
原案はこんなもんでしょうか。DCPは適当です。

ttp://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1125407686387.jpg
見れば見るほど、強気な作戦指導ですね。


エクセルで書いたので、書きにくかったヨ。
職場で仕事もせずに、これを書いて遊んでいました。反省(^^;

画箱は1スレ1画像なんですね。スレ浪費したみたいで申し訳ない気が…
51ベタ藤原 ◆w7MlJRHwJk :2005/08/30(火) 22:25:25 ID:???
>>42
>敵を海に追い詰めるチャンスがあるときは〜
「要害地に敵を集中させるな」ではないのかぁ?

 翼側を突破された部隊が高地に後退し、結果、高地の防護力を強化させる事になり
かねないのを未然に防止する為の敵左翼重点攻撃では?
52トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/08/30(火) 22:40:31 ID:???
>>51
それだと赤軍は戦力の核となる砲兵隊を失ってしまう・・・
高地に後退しても重火器が無くては対した戦闘はできませんよ。
53トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/08/30(火) 22:46:52 ID:???
>>50

33氏GJ!
見やすいし分かりやすい(w
54トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/08/30(火) 22:49:22 ID:???
>>51

書き忘れた(^^;

>「要害地に敵を集中させるな」ではないのかぁ?

という考え方はありますね。
554610:2005/08/30(火) 23:02:31 ID:???
> 33 殿
 太平洋に一番近い連隊の任務は何ですか。
56ベタ藤原 ◆w7MlJRHwJk :2005/08/30(火) 23:11:08 ID:???
>>52
 赤軍は右翼翼側を突破された場合、平野部に展開する赤軍が採りうる対応は、乙市方、
もしくは、軍主力が展開する高地への撤退でしょう? 突破されたのが、高地から遠い
地点であるなら、高地付近の多・代村周辺に展開する部隊は、重火器を持っての秩序だっ
た後退が可能ではなかろうか?

 砲兵力は高地内にも残存するワケだし、赤軍が翼側突破をただ漫然と
574610:2005/08/30(火) 23:22:18 ID:???
>ベタ 殿
 失礼と知識のなさを前提に質問します。
 貴官が言っている敵の左翼、右翼っていうのは、
私が認識しているのと逆な気がします。
58トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/08/30(火) 23:40:20 ID:???
>>56
>突破されたのが、高地から遠い地点であるなら、

子村からでも代村西にある砲兵隊まで5キロくらいしかないのですが・・・

>砲兵力は高地内にも残存する

砲兵は横一線に配置するので側面から攻撃された場合は火力を発揮しにくいですよ。

>赤軍が翼側突破をただ漫然と

とはいっても子村の主陣地は1線しかないんですよねぇ。
59250:2005/08/30(火) 23:50:10 ID:???
ベタ氏の見解もわかる。
でも、展開している日本軍砲兵の圧力下で、後退がうまく行くのか、急増陣地にもかかわらず、圧縮されて砲兵の良い的になるんじゃないか、とか
思うわけで
602級文官:2005/08/31(水) 00:01:42 ID:???
33改め、です
>>51
自分もそうかとは思いますが、たとえ後退しても地形の縦深が無いので、
南道を突破された赤軍が北の高地で長時間の持久は難しいと思います(いずれは撃滅される)。
大尉殿のおっしゃるとおり、赤軍は砲兵戦力の活用が難しい地形かと。
しかも我の砲兵は優勢で、重砲もいますし。

ただ、敵の増援(規模、時期)が不明なのが痛いです。
個人的には、(南道突破後に)騎兵連隊を乙市方向に進出させ、増援を遅滞させたいところですが。

>>56
「敵が我にそんなことを許すわけ無いだろう」ですね。
ただ、南は地形障害が少ないので、我が機甲戦力を有効に使えそうです。
せめて我に機動歩兵中隊でもいれば…(笑

>>55
原案に、「騎兵隊/邊村、留村、曾村各南端」とあったので、
翼側援護の騎兵を置いてみました(^^;
敵に離脱の兆候があれば、戦果拡張にでも使うのではないでしょうか。
61トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/08/31(水) 00:13:44 ID:???
>>60
>我が機甲戦力を有効に使えそうです。
>せめて我に機動歩兵中隊でもいれば…(笑

ドイツ式だと戦車大隊とsdkfz251に載った装甲擲弾兵1個大隊で戦線をすり抜けて、
後方の敵砲兵陣地を蹂躙という展開になりますね(。

62名無し三等兵:2005/08/31(水) 03:07:37 ID:???
この戦場は7月2日〜3日のノモンハンに似ていないかな。
右縦隊は小林少将の左岸攻撃隊、左縦隊は安岡中将の安岡支隊
中川は哈爾哈川、八幡祠はフイ高地西方721高地、38.9高地はフイ高地、
青軍の北陣地は同様に山地になっているソ連側呼称バイン・ツァガン地区、
南陣地はソ連側呼称ハルハ河右岸地帯。

この時の作戦でも小松原師団長ハルハ河右岸は左岸よりも低くその瞰制を受けるので
主力をもって左岸(バイン・ツァガン地区)の敵を撃破し、右岸(ハルハ河右岸地帯)を
攻撃して捕捉撃滅するとしている。
63名無し三等兵:2005/09/03(土) 12:07:52 ID:OFaRrFA5
保守
64名無し三等兵:2005/09/03(土) 12:22:37 ID:???
ぐっ、前スレ誰かupして貰えませんかね?
出掛けてたらあっという間にorz
65名無し三等兵:2005/09/03(土) 12:37:19 ID:???
66名無し三等兵:2005/09/03(土) 12:40:54 ID:???
ありが豚。
67トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/09/03(土) 22:24:56 ID:???
>>62
うーん、川の位置が異なりますかね。>ノモンハン
68名無し三等兵:2005/09/12(月) 05:02:29 ID:oHAZHaS3
保守
694610:2005/09/12(月) 20:04:59 ID:???
 かなり論争が激化してますね。焦点は、師団の攻撃方向ですかね。
 攻撃方向は、
1 八幡〜△36.7方向の敵左翼の突破
2 南側方向(人によって見方はありますが)の翼側突破
 ちょっと思考は違いますが、敵右翼からの包囲

 また、敵の企図ですが、上級部隊に対する寄与を考えると、
思考が拡大して、本地域における問答が発散します。

 赤の任務は単に、中川西側以西に我の侵攻を阻止、そして、
近々増援が予想される。
 青の任務は、中川以西に占領した赤部隊の撃滅(早く撃滅
しないと、敵の増援が来て師団の任務達成が危うくなる。)
 位の状況が良いのでは。
704610:2005/09/12(月) 20:20:33 ID:???
> 銭湯統制官 殿
 戦闘指導の要領はわかりましたが、師団の攻撃の方針は
如何。
 1 攻撃目標
 2 攻撃方向(主攻撃の方向)
 3 戦果拡張の構想
 4 指揮下部隊の自主裁量の余地を与えるうえで、師団
  としての処置すべき事項
 は、どのようにお考えです?
 
714610:2005/09/12(月) 20:38:29 ID:???
>正面限定反撃はしやすい。
 限定攻撃とは、何かの意図があって、攻撃の主眼である敵部隊の撃滅
を企図せず、制限を加える場合に行います。
 たとえば、牽制、抑留、包囲の場合の助攻撃等、限定攻撃をする目的は
他の決定的正面への寄与を目的とするはず。この作戦図を与えられて、
いきなり限定攻撃(限定目標対する攻撃)とは、そのいとが分かりかねる。
724610:2005/09/12(月) 20:59:22 ID:???
>全般状況をも考慮推測し、無理な攻撃は控え
 損耗を押さえた限定攻撃に徹するべきだ

 前述と重複するが、限定攻撃では、原則の問題としては、
やや高度すぎる。限定攻撃という状況なら、もっとスケールを
大きくした師団上級部隊の全般構想がないと話にならない。
たとえば、本作戦正面が上級部隊の支作戦正面とか。
(つまり、それはこの問題の焦点ではない。)
 損耗を押さえた〜と言うことだが、損耗を押さえつつ、できるだけ
敵を撃破するのは、戦闘する上で当たり前。緊要な時期、場所に
おける相対的戦闘力の優越と経済の原則はいわずもがな。
734610:2005/09/12(月) 21:01:18 ID:???
>なぜ、WW2独軍や米軍騎兵は比較小さい編成を分散してまで
 前衛偵察部隊を強化、戦闘能力を与えているのか?
 
 情報の獲得が重要だというのは貴官も申し述べていたはず。
彼我に戦闘の意志があり、それなりの準備をしているのであれば、
それ相応の戦力がなければ、情報はとれないでしょう。威力偵察とか
射撃による偵察とか、米軍の偵察に任ずる部隊とか、敵が準備している
状況をいかにして暴露させるかということは、こっちから鉄砲を撃って、
その反撃で状況を見るんですよね。勢力が劣勢なので、または、それ以外
の状況で隠密理に敵情を探るとか、現代戦のようにRMA技術を活用するか
とかというのは別の次元と思います。
744610:2005/09/12(月) 21:22:16 ID:???
>奴と尾村を強化偵察部隊で強襲。
 その規模と編成、時期は左前衛担当者Aに任せる。
 既にその時点で戦車大隊を担当者Aの指揮下に入れる。

 ということは、南側からの主攻撃という前提何ですね。
でなければ、貴官が言われる強化偵察部隊による強襲
はありませんよね。師団の情報主努力はまず、南側に
注がれたということと判断します。
 左前衛担当者に戦車大隊を任せると言うことですが、
前衛は、あくまで前衛ですよ。敵主陣地に対する攻撃
の際には、第2旅団主力が攻撃するわけですから。
前衛は、主力の掩護と情報獲得が目的ですよね。
そこに、虎の子の戦車部隊を預けてしまったら、
師団としての戦果拡張はどうなるんですか。それとも
貴官のいう戦車大隊は、師団の戦車部隊の一部で、
主力の三つ子山一帯の奪取、じ後の、太平洋に
圧迫する戦車戦力を保持ししているということですか。
よくわかりません。
754610:2005/09/12(月) 21:29:50 ID:???
>38.9の確保と奴村の攻撃を左隊指揮官Bに命令。
 確保したならば、38.9後方まで直属砲兵隊を前進。
 (場合によっては右隊の支援を視野に入れている。右は苦戦するかも?)

 貴官は、敵の右翼からの短絡的な攻撃という結論は愚だと言われていました。
△38.9の確保は、師団としての主攻撃はどこであろうと、重要な地域である
ことは同意します。ただし、次の記述、
<右は苦戦するかも>
 貴官の記述を読むに、南側の攻撃はないといっており、その時点で、我の
行動方針は、中央突破か、八幡方面からの攻撃、もし、それで、敵の右翼
正面に無駄な戦闘力を裂いているのであれば、その目的は何でしょう。
764610:2005/09/12(月) 21:40:07 ID:???
>進展と敵のレスポンスを見ながら、以後の指揮・命令は行う。
 連絡に時間がかかった場合、(それで時期を失した場合)
 練度不足能力不足と見て、以後の作戦は中止だ。
 (防御に入る。防御陣地奪取の数段階から作戦は成る
 
 練度不足能力不足で、防勢に入るというは、師団長としてあり得るのか。
前記したとおり、本状況は、陣地防御した相手に対する師団の陣地攻撃。
防御陣地奪取の数段階から作戦はなるとはいうものの、師団の上級部隊
もそれなりの期待があって独立師団を派遣したはずですよね。それでいて、
我の作戦に有利でないからといって、いきなり防勢ですか。なんのために
この師団は、ここにきたのでしょう。(また、なぜ、本状況が、旧軍の将校
の陸戦原則を学ぶための問題として成り立っているのでしょうか?)
774610:2005/09/12(月) 21:46:20 ID:???
>逆の意味で面白い事実もわかってきます。
  逆に、ローマ軍団は、各軍団が均質化していたから(戦闘力のばらつきが少ない)  
  全体として強い

 勉強不足によりその史実は知りませんが、戦力を全正面におしなべても、敵と相対的
に強かったのでしょう。(敵が圧倒的に弱い)。全体として強いのは、圧倒的な戦力比
によるものではないでしょうか。(つまり、集中とか経済とかいう原則が当てはまらないほどの
戦力差があった。
784610:2005/09/12(月) 22:00:07 ID:???
>2:いつ想定外の事態が起こっても対処できるバランスの持続

 どんな事態が起こっても対処できるバランスとは、うまく言い表しましたね。
防御の場合は、どこから敵がやってくるかもしれないという幅広い敵の可能行動を
考慮に入れつつ、全周の防御を行わないといけないのでしょう。
 ただし、今の独立第1師団の行動は何ですか。貴官も知っているとおり
「陣地攻撃」ですよ。攻撃の特性は何ですか。我の主動性をもっとも有効に活用
でき、緊要な時期と場所に、自分の意志で戦闘力を集中できる訳ですよね。
 そんなに、有利な時期において、想定外の事態に対するバランスですか。
まさに敵に致されているのでは、敵がこうしたから、我はこうするとか、師団と
しての主動的な攻撃のポリシーもないのに、小手先の戦闘指導だけで、
敵をやっつけることなんてはできはしません。
794610:2005/09/12(月) 22:03:52 ID:???
>そのぶん、北に砲力と歩兵を集中させる。
 じっくり攻撃させる。
 
 その攻撃要領について、話を聞いてみたいものです。
 南側からの戦車部隊による威嚇(という単語が正しいのかしらないが)
をうまく利用して、どのように、北側からのじっくりとした攻撃戦闘指導
をするのか聞いてみたいですね。
804610:2005/09/12(月) 22:12:02 ID:???
>全体の作戦計画は頓挫するのを予定してさえいる。
 できれば利村西あたりに敵後詰めを誘引し、砲兵で叩く予定。

 あなたの作戦計画が頓挫するのか、それとも、旧軍の指導原案が、
頓挫するのかどっちを予想しているのですか。攻撃開始の段階から
頓挫を予定しているのであれば、それは、情報見積の「我が任務達成に
重大な影響を及ぼす敵の可能行動」ですよね。それに対する対抗策もなしに
作戦に取りかかるのですか。そういえば、貴官は、指揮下部隊に現場調整は
任せるのですよね。師団として統制調整すべき責任を指揮下部隊の自主裁量
として責任を転嫁する。まさに、南方の陸軍の上下級部隊との確執が生じる
根元ではないのですか。
814610:2005/09/12(月) 22:17:28 ID:???
>企図の秘匿が成功した例:
 真珠湾奇襲
 
 学校の教科書ではそうなってるかもしれないですが、実際はそうでは
ないでしょ。米軍は、真珠湾攻撃を知っていた。アメリカが戦争介入に
こぎ着ける事実を得るためにはめられたんでしょ。ひるがえって考えれ
ば、ルーズベルトは、ハワイでとりあえずやられてもイイと思っていた。
国益のために、自国の軍隊をも欺いたのだ。
 企図の秘匿ではない。それを利用されたのだ。
824610:2005/09/12(月) 22:26:06 ID:???
>イスラエルの6日間戦争

 >企図の秘匿が無かったのに奇襲となった例:
 独ソ戦開戦時、あえて独仏戦緒戦時

 奇襲とは、敵の予期しない時期・場所・方法で打撃すること、
そして、敵に対応のいとまを与えないことですよね。
 戦闘にもそれぞれ時代があって、その時々の奇襲が成功した
状況はその時々によって異なるかもしれないが、上述、2項目
については普遍の要素でしょう。
 ただ、ヨムキプールの戦闘における機甲戦闘力の発揮をする
上での奇襲にしろ、電撃戦の奇襲にせよ、敵に悟られないように
努力した「保全」という観点では、企図の秘匿である。
 湾岸戦争における大規模な包囲・迂回攻撃も、地上部隊の欺騙
とあいまって、マスコミと協同した企図の秘匿の賜である。
 「保全」と「企図の秘匿」は、つながっているんですよ。
834610:2005/09/12(月) 22:34:40 ID:???
>かんたんに言えば桶狭間で信長は抵抗をすり抜けて奇襲したのでは無い。
 砦に戦力を分散させて(小さい戦力なのに消耗覚悟で)
 もっとも敵側の攻撃が進展していない地点から正面突破したのだ。
 
 奇襲は敵の抵抗をすり抜けて実行するものか。そうではない。
 桶狭間の合戦は、彼我共に進軍する中での戦闘。
 敵側の攻撃が進展していない地点というか、上京する思い上がった
今川に対して攻撃した結果として、奇襲になったんだでしょ。信長が
奇襲を企図していたかどうかは、私は資料を持っていない。
844610:2005/09/12(月) 22:48:49 ID:???
>ノモンハン以降の日ソの激突だとしたら、
 赤軍の反撃が成功する可能性が高い。
 その場合、ある程度機械化部隊が存在し、
  しかもその戦車と部隊の能力はある程度のものだと、
 こっちは知ってしまってるわけだ・・・
 実際、「図演の問題で無く」これが現実の状況なら、
 この設定だと、
 接近中の赤軍の予備兵力が取るにたら無いものである可能性はすごく小さい。編成的
 彼の行動パターン的にも。(歴史的情報優位ってことだが)

 歴史的に知っているから負けがわかると堂々といってしまうとは・・。
 あなたは日本人ですか?
854610:2005/09/12(月) 23:02:48 ID:???
> まとめ
  
 貴官の戦術思考を私なりに分析しましたが(あくまで私的ですので、
賛成・反対あるとは思いますが)以下のように判断しました。

1 本状況を語る上でにおいて、具体的な前提条件の記述が
 ない(もしくは、一般的に理解するに困難。)
2 本状況における師団としての方針がない。
3 加えて、貴官は、限定攻撃、情報の獲得と言っているが、
 本状況に対する具体的対策がないばかりでなく、抽象論に
 陥っている。
4 攻撃における原則がわかっておられない。攻撃における
 目標、戦闘力の集中についてとくにそれを感じる。、また、
 攻撃は主動性を有する最良の行動方針であることをわす
 れておられる。
5 指揮下部隊に自主裁量の余地を与えるとして、師団としての
 部隊運用の具体的構想がなく、部下任せの部隊運用である。
6 戦史の例において、論理的根拠を与えているものの、
 本状況における考慮事項としての説得力に乏しい。

 最後に、侮辱するつもりはありませんが、当方に対する攻撃的
ば言動を私本意で判断いたしましたので、意見させていただきました。
 
86名無し三等兵:2005/09/12(月) 23:43:31 ID:???
せっかく誰も相手にしてないのに、
あんまりいじめたるなや…
874610:2005/09/12(月) 23:45:41 ID:???
 >86 
 すみません・・・・。なんだか燃えてしまいました。
88銭湯統制官:2005/09/13(火) 15:26:30 ID:ZxGnTPw2
どーも!
面白いですね。
シロートであるいたらないところはあるかもしれませんが、
基本的イメージについては書いてあるとおりです。

> 1 攻撃目標
全般状況は自分が理解したものとして続行します。
(不透明な状況。彼我の戦力比も定かでは無い)
それ(状況理解)をくつがえすほどの材料は無かったと判断します。
すなわち南方平地での威力偵察と北方丘陵地での地場確保です。
攻撃と言う意味では、南方に進展のチャンスを期待します。
北方は慎重に行くことになります。

> 2 攻撃方向(主攻撃の方向)
北方:38.9の確保
じゅうぶんなる火力支援のもとの利村及びその北丘陵への攻撃。火力はひとりの統制官の元に統合させる。
(連隊境界線の設定は火力支援と言う意味では、あまり良く無い)
知村を占領したならば、知村西の河を最前線警戒線として
いったん停止。その後の計画は師団司令部の下知による。
(その時点の状況で考える)
左縦隊は奴村占領および左右の両部隊の間を埋める。
これが前線におけるバランサーとなる。(多少の余力余裕を持たせる)
南方平地:戦闘指揮官Aの指揮下に騎兵連隊と戦車大隊と
機動性のある軽迫の小部隊を編入して戦闘団を臨時編成。
尾村占領及び、状況に応じ中川を超えての橋頭堡確保。
指揮官に自由裁量権を多く与える。
89銭湯統制官:2005/09/13(火) 15:27:04 ID:???
> 3 戦果拡張の構想
進展と戦闘内容を見て(推測して)の
指揮官および部隊能力の判定次第です。
敵も含まれます。
もちろん構想はありますが、
選択肢1:南方平地よりの突破、機動部隊主力、
左縦隊に支援させる。
選択肢2:右丘陵地における歩兵浸透攻撃。
あまり無理はしたくない。
むしろ敵反撃を誘致して中川付近で火線に捉えたい。

> 4 指揮下部隊の自主裁量の余地を与えるうえで、師団
  としての処置すべき事項

南方機動部隊指揮官の能力に賭けてます。
ニュアンス的な命令からの判断で、自主裁量に任せます。
渡河橋頭堡設定の判断、
敵機甲部隊出現の場合の対処(守勢→離脱となると思います)
(特に敵機甲部隊出現時の対処については、
大損害を食らわぬように、注意を喚起しておきます)

指揮能力が、足り無いと見たら、守勢に回らせ、師団命令よりの
逸脱を厳禁します。ガチガチに命令で縛ります。

見ないとわからない。
ほんとは平時でやっておくべきことだが、
それをおおいに勘違いした戦例は枚挙にいとまがありません。

続きはまた後ほど。
90銭湯統制官:2005/09/13(火) 15:35:09 ID:???
禅問答的になりそうですが・・・w

>限定攻撃
全面的全力攻撃の対比で使ってるコトバです。
敵撃滅、もしくは敵包囲、突破、後方重要地点の奪取、
等を目標として掲げないくらいの意味です。
理由は、

上級司令部の指示があいまいである。
戦力比(潜在的増援も含め)的に全面攻撃に出るほど
優越してるとは思えない。(歴史を知ってるから
それが正しいことがわかっちゃったりしてるのはズルだが・・・)
すなわち、上級司令部の能力に疑問を持っている。
えん曲な命令違反かもしれないが、まあアタマの中まで
他人を支配することはできない。
上級司令部には折衝の中で相手を観察しながら適当に
誤魔化し、部隊と部下を守ることにする。
もちろん、上級の作戦ビジョンが示されたなら、
それに創造的に参加することはいとわない。
これは内面的なことをコトバにしてるだけで、
公式には上級司令部には絶対服従だ。
91銭湯統制官:2005/09/13(火) 15:43:38 ID:???
以下は略します。
攻撃的な言動、と言う意味ではありませんよ。
そう受け取ったとしたら、硬直性について、自分で気になってるからです。
つまらない議論はやめましょう。
論破するのが目的では無く、隠されたテーマを明らかにしたのが目的なのです。

シミュレーション(図演)で実際に時間を進展させないと
解答のヒントは見えてきませんよ。

実際には、たとえば、
ミッドウェー海戦前時の図演において、
位置を秘匿しての奇襲迎撃アタックが有効なことが
敵手側担当指揮官によってあらわされました。
まあ、そおいう類いのことなんですよ。
実際、攻撃性はありません。
92銭湯統制官:2005/09/13(火) 16:02:26 ID:???
>>73
勘違い。
これについては同意見。
最初にこちらがそちらを論破したりとか
攻撃してるわけでは無いことを理解してほしい。
すなわち論破するとか非を追及するためにそれを言ってる
のでは無い。
状況についての考察を喚起するためです。

>>74
ひとつ。この師団は戦車が主力では無い。
また、戦果拡張に拘置するべきだとは絶対には言えない。
まして丘陵地で予備とした場合、
攻撃ピークで前線指揮官が投入してしまい、
消耗してしまうこともありうるぞ。
(例:ネイの騎兵突撃)
(なぜ騎兵突撃の判断権をナポレオン自体が持っていなかったかも留意してほしい。リモートコントロールでは遅れたりとか
それよりおそろしいのは状況誤認が頻発するからだ。
図上じゃ無いかもしれんけどね)
機動性があるので前縁で取りあえず優位性に立てる。

ただ、ふつう、予備が常道だろう。
騎兵で攻撃して、後から戦車が続くわけだ。
その判断は前線指揮官に任せたい。

>短絡的な攻撃という結論は愚
論を展開するのにそおいうニュアンスがあったとしても
ほんとには別にあんたを愚とは言って無いって。
軍事は複雑だから、感情で左右されるようなら、指揮など
おぼつかんぞ。
93銭湯統制官:2005/09/13(火) 16:07:03 ID:???
最期にひとつだけ、できたら教えてください。
4610さんは自衛隊ですか?

ワタシはもちろん違います。ただの好事家です。
興味があるとかアナタがどうこうとかでなく、
真剣に自衛隊のありさまを調査中なのです。
悪意はゼロです。まったくのゼロ。
94銭湯統制官:2005/09/13(火) 16:08:40 ID:???
>右
ああ、こちらの右って意味。

これは失礼。

ただ、地形が錯綜して敵主力が陣を張ってるのだから
そっちに決まってますよね?苦戦するとしたら。
95銭湯統制官:2005/09/13(火) 16:11:54 ID:???
あとごめん。
最初に書いてるのは、時系列的には前スレ模範回答の後だけど、
実際には、設問あたりで書いてる。その方が面白いでしょ?
攻撃性うんぬんはその辺の誤解じゃ無いかな?

ただ、模範回答とは言い難いと思う。
96銭湯統制官:2005/09/13(火) 16:18:31 ID:???
ちょっと注意を喚起しておきたいことがある。
4610さんだけでなく(実際嫌いでは無いんだよ〜わからんかね?w)
ROMってるヒトにも

生き死にのかかった勝負ごとの場合、
敵(潜在的敵)を危険な行動思想パターンに誘導、
と言うのは、実に多くみられる手だと思う。
歴史の中の実例を各自考えてみてほしい。

具体的に言えば、この場合はクラウゼビッツがそれ。

クラウゼビッツと言いながら、やってることは、
間接アプローチと小部隊浸透戦術、
そればっかりだ。
意図としては、シュリーフェンプランの時から、それだ。
かなり意図的な誘導だと思うぞ。

同様のことは世の中にたくさん転がっている。
わかりきれない。
だが、けっこうクラウゼビッツの件はかんたんだ。

思考遊戯のようだが、最終的には民族の生き死にだからな。
97銭湯統制官:2005/09/13(火) 16:41:27 ID:???
逆に直接的では無い、間接的(迂回)攻撃の失敗例を次にあげよう。

インパール作戦、ポートモレスビー山路攻撃、
ガタルカナル迂回ジャングルよりの攻撃、

これは単純に補給の問題。
歩兵の練度が違うと言う浅はかな前提の失敗。
間接ってほどでも無いな。

では次は?

トブルク放置によるロンメルの失敗

すなわち、戦力と戦力をぶつけあうのが戦争の目的では無い。
が、やはり要の目的ってのは存在するのよ。
トブルクがそれ。
ベンガジも似てるがトブルクほどでは無い。
第2次攻勢では、迂回攻撃で敵を引きずりだし、
敵戦力撃滅後、弱体のトブルクを奪取した。

その意味では、本題も、「要の目的」が示されていない。
そおいう漫然とした思考自体が旧軍のレベルの低さだと思う。
4610はどうなのよ?
どの程度の地位なのかコースなのか非常に気になる。
これは説明しがたいのだが、下級指揮官が向上心を持ってるなら
非常にGOOだ。うそでは無い。本心だ。
984610:2005/09/13(火) 18:44:22 ID:???
>銭湯統制官 殿
 別に私もここでケンカをするつもりはないです。
 あなたの意見に対して、自分の思っている所を
述べて、頭のトレーニングをすることが目的です。
 ただ、どうしても貴官と本状況を語る上での、
基盤というか、前提というかに違いを覚えるのです。
 私は、戦史に関する知識はあまり持ち合わせて
おりませんことをご了承下さいませ。
994610:2005/09/13(火) 19:23:01 ID:???
 まず、目的と目標という関係。
作戦は、作戦目的を達成するための行動を
いい、これは数次の戦闘により達成される。
つまり、目的に対して、その目的を達成する
ために目標を設定する。これを作戦の考察に
先立ち、当初に実施するんですよね。
自分が、何のために、どういう位置付けで
具体的に何をするのかということをあきらかに
するために最初に任務分析をするんですよね。
 しかし、本状況では、上級部隊からの指針がない。
指針とは何かということはさておき、上級部隊から
与えられた明確な任務は確かに不明です。だから
といって、上級部隊に不信感を持ち、自己の任務を
否定的に考えるのは言語道断です。状況不明な場合に
あっても、自分なりに状況を考察し、積極的に任務を
理解して、その達成に邁進しなければならないと
思います。
100名無しの愉しみ:2005/09/13(火) 19:27:02 ID:???
>>97
>すなわち、戦力と戦力をぶつけあうのが戦争の目的では無い。
 が、やはり要の目的ってのは存在するのよ。

この考え方は、時間軸の推移の上に展開される実戦とは違い、
戦闘の断面を切り取るこのテキストの趣旨と合致しないかもしれません。
極論をしてしまえば、敵の撃滅のみが大前提である戦術問題では「要の目的」に拘る必要はないような気がします。
戦闘後(があったとして)この戦の結果、状況がどう変化しようと、それはここで語られる問題ではないかと思います。
因みに、これは遊びですよ。
実際に旧軍の教練を受けた事が無い以上、旧軍のレベルをこの問題のみで推し量るのはちょっと誤解が生まれるかもしれません。
個人毎に考えが違うのは承知してます(緑装さんなら「どっちから攻撃してもいいんだがなぁ」とか答えるんじゃないでしょうか)
それはそれで答えを無理に出す必要もないのでしょう。考えて楽しむ事が目的くらいな感じで私もやってます。
この問題は単発ですけど、連続想定も存在します(近いうちに出題しますので)
思索の参考程度に考えて見てください。
1014610:2005/09/13(火) 19:31:35 ID:???
 抽象的でよくおわかり頂けないかもしれませんので、
私本意(分からない部分は想像で)任務分析を行います。

 独立第1師団の任務分析
1 任 務
  加村一帯の敵を撃滅せよ。  
2 地 位
  方面軍隷下の独立師団
3 役 割
  方面軍の作戦を容易にするため
4 具体的に達成しなければならない目標
(1) 必ず達成しなければならない目標
   加村一帯の敵を撃滅  
(2) 達成することが望ましい目標
  ア 可能な限り早期に加村一帯の敵を撃滅
  イ 我が部隊の健在



 
1024610:2005/09/13(火) 19:53:07 ID:???
>101の任務分析の補則
 銭湯統制官殿、私の設想の前提をよく理解して頂けますか?
1 任務については、出題者である愉しみ殿が提示されているモノです。
2 地位についても、出題から読み取れるものです。独立師団としているのは
 方面軍からある程度離隔して一定期間の作戦ができるように、独立的に行動
 する能力が与えられている(人事・兵站等)というのが前提です。
3 役割は、あまりにも抽象的な表現となっていますが、敵部隊の撃滅という
 明確な任務が与えられているのにも関わらず、師団にどういう期待をするのか
 といった上級部隊の意志が現れていないのは貴官が言われる通りです。しかし
 ながら、敵部隊の撃滅をすることによって上級部隊に寄与できることはまちがい
 ないことです。(たとえば、攻撃の後に防勢転移をする状況では、当面の敵を撃破
 したる後、要域を確保して、進出掩護をする場合等もあります。)
4 師団として達成すべき目標ですが、(攻撃目標の考察はこのあとです)
 複雑にすることはありません。当面の敵部隊の撃滅です。上級部隊により積極的
 に寄与するために、早期の任務達成及び現状の我が戦闘力を可能な限り維持する
 ことができればというハラをとりあえずもっておきます。
1034610:2005/09/13(火) 20:24:48 ID:???
 次は、攻撃に関する認識です。
 攻撃は、自分できめた時期と場所に実施できます。防御は、敵を
ひたすら待ち、敵が攻撃してくるのを待つわけです。ただ、戦場を
決定するのは防者であるので、この部分の主動性は防御側に譲る
他ありませんが、防御側がいつ、どこから攻めてくるかわからない
戦々恐々とした立場に対して、攻撃は、自分が思い立ったとき、
自分がこうと信じる場所に、必死で戦いを挑むのです。どこが
もっとも大事かを決められない防御側に対して、攻撃側は
ここときめた所に、徹底的に自分の思いを込めることができる
わけです。仁義なき戦いの広能正三曰く「狙われるものより、狙う
ものの方が強いんじゃ」という名台詞にかなりの戦術敵妥当性が
あるわけです。
1044610:2005/09/13(火) 20:35:23 ID:???
 そして、攻撃の構想です。構想といったら、抽象的ですので、
具体的には、攻撃目標、攻撃方向、これに伴う攻撃機動の方式
でしょうか。
 今回の第1師団の任務。中川沿いの敵の撃滅(撃破ではない)です。
攻撃の主眼は、敵の戦場における捕捉撃滅まさに、原則の通りです。
攻撃目標は、これを奪取することによって、師団の任務達成に直結す
るもの、ゴールです。どこをとれば自分の勝ちか、まず考えなければ
なりませんよね。敵は、△36.7〜加村〜32.1を中心(核心)にして
任務を達成しようと思っていますから、ここを獲れば、我の勝ちでしょう。
つまり、これが攻撃目標になるわけです。
1054610:2005/09/13(火) 20:47:21 ID:???
 前述した攻撃目標は、敵の防御組織を壊滅させるための
目標の考え方です。この目標に達する以前に、もっと効率的
な目標設定の要領があります。敵防御組織の中心のその後方
に入り込んで、敵の横とか後からやっつける方式です。包囲です。
本状況で、包囲なのか、翼側突破なのかよく分からないですが、
和村一帯に迅速に入り込めば、突破のための目標付近の敵部隊
を囲い込むことができます。これが包囲目標です。(迂回は、本状況
では考えられませんので、メンタルチェックで思考外とします。)
1064610:2005/09/13(火) 21:28:21 ID:???
 次に攻撃方向です。現在、第1師団は、中川東側の線で敵と
接触しています。師団が攻撃を開始して、この線が敵方に平行移動する
訳ではありません。師団が決めたココという場所がまず敵方に傾くのです。
最初に傾くところが、北側か、南側かということです。そして、師団がココと
決めた場所には、徹底的に戦闘力を集中すると言うことです。戦闘力とは
敵に対して直接威力を発揮する火力、敵に対して良好な位置を占めるための
機動力、敵からやられないための防護力です。そして、その戦闘力を集中
するためには、狭い幅に部隊を詰め込む事です。だけども、動けなくなっては
こまるので、適度にします。師団のココといわれる場所以外は、うすく部隊を
配置するのです。まず、師団のココが突っ張って、そのまわりがそれに呼応
するように前に出て行きます。師団のココが敵にキズをつけ、そのまわりの
部隊が敵の傷口を広げていき、敵の中心部に迫るのです。これを攻撃における
突破といいます。
1074610:2005/09/13(火) 21:35:38 ID:???
>.>銭湯統制官殿
 私が思うには、貴官は、戦史の知識に長けておられる。
この問題は、旧軍の戦術原則修得のための問題だと
思われますが、貴官の戦史に基づく部隊運用の具体的
尺度を本状況に当てはめて見たらどうでしょうか。
 具体的には、彼我の編成・装備。この図を見るに
部隊符号、編成の基準(師団→旅団→連隊→大隊)
並びにその規模(中隊で何名とか)。また、当時保有
していた装備品の種類及び性能・諸元、これは、多分
本状況がスレ名「図上戦術」として成り立つがうえでの
重要な前提条件になると思います。
1084610:2005/09/13(火) 22:34:20 ID:???
 訂正します。
 本スレは戦術・戦略研究スレ2でした。
109名無しの愉しみ:2005/09/13(火) 22:45:58 ID:???
それから「みんな仲良く」でひとつお願いいたします。

次の問題ですけど、要図と第1問は後程として、
とりあえず、状況だけまとめましたので、書いときますね。

連続想定問題
九州に上陸した赤国軍を撃譲すべき任務を有する本州第一軍は現在小倉付近に上陸中。
一週間前より久留米付近に陣地占領中の敵を速やかに撃破し、筑後平地を領有して
軍主力の作戦を容易ならしめる為に先遣された第1師団(1TK、1SA、1.2AA、1FM、1FB配属)は、本7月1日早朝2縦隊で山家及び甘木付近を発し、午前8時師団主力の右縦隊先頭が田代町北端に達しました。
師団長は前衛本隊の先頭にあり、現在知り得る状況は下記のとおりです。
久留米付近の敵は歩兵6.7大隊砲約30門。
敵主力は目下鹿児島より熊本付近に兵力を集中中、有力な空軍は既に同地に移動しあり。
我が左縦隊は午前7時40分、先頭は岩田付近(田代東方4km)を通過しました。
我が騎兵は目下久留米付近筑後川右岸にあり、敵情、地形を偵察中です。
菊地川以南の敵情捜索は軍飛行隊にて実施
筑後川の鹿児島本線より上流は概して緒兵の通過が容易ですが、下流は瀬下、豆津橋付近に渡渉場がある他全く渡河点がなく、矢部川菊地川は共に同鉄道より下流に渡渉場はありません。
荒木川(久留米市南方4km)以南鉄道線以西地区の水流、水壕は障碍相当大なるものあり。
家屋は不燃物からなる。
7月1日日の出午前5時30分日没午後7時30分月齢3日東南の風、晴。
右縦隊(山家―田代―久留米道)
前衛1iB(−2i) K(一分)IA IP(−2小/2)S(一分)
本隊1FB DTL 司令部 2@ 2Pの一小 1A(−I.V) ISA 4@ Rst S(−一分)
左縦隊(甘木―太刀洗―下岩田―久留米道)
2iB(−4@)K(一小) VA 2P(ノ一小) S(ノ一分)
1TKは甘木に待機中。高射砲隊は両縦隊の中間地区を躍進し防空に任ず。
大行李輜重は右縦隊の後方にあり。

110名無しの愉しみ:2005/09/13(火) 22:49:37 ID:???
ダウンフォール作戦を思わせるような想定ですけど(笑

日本国内の戦闘になります。
筑後川ってどこだっけ?とか熊本ってどっち?とか聞かないでくださいね(笑
この想定で6問位続いて行きます。
1114610:2005/09/13(火) 23:09:22 ID:???
>名無しの楽しみ 殿
 スミマセン。全般状況とか、本状況の焦点になる地図は、
回答者が準備せねばなりませんか。
112名無しの愉しみ:2005/09/13(火) 23:18:18 ID:???
戦闘地域になる久留米市付近の簡単な敵陣地要図はこちらで随時うpいたします。
九州の全体地形図は現在の地図で把握した下さい。
地形は変わってないはずですから、久留米市〜熊本市まで何kmあるみたいな感じで。
敵援軍はそこからどれだけの日数でこちらに到着するか?とか。

2.3日中に要図と問題1をうpいたします。
1134610:2005/09/13(火) 23:27:27 ID:???
 了解しました。
 ありがとうございます 
114名無しの愉しみ:2005/09/13(火) 23:38:31 ID:???
でわ、とり急ぎうpいたします。

午前8時時点久留米市付近赤軍状況
http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1126622148520.jpg

第1問の要図はこれだけです。
115名無し文官:2005/09/13(火) 23:57:20 ID:???
出題、楽しみにしてます。
早速、地図帳探してこないと(^^;

と思ったら、こんな便利なものが。
http://watchizu.gsi.go.jp/index.aspx?mesh=5030
さすがに1:25,000は細かいですね〜師団規模には細かすぎるか…
1164610:2005/09/14(水) 20:46:03 ID:???
>>文官殿 地図の情報提供アリガト。
 やっとのおもいで、全般状況を掌握、いまから見積に入ります。
117名無しの愉しみ:2005/09/14(水) 21:28:55 ID:???
お待たせしました。
見積もりに入られる前に問題1です。

午前8時における師団長の決心を述べて下さい。

久留米市奪還計画です。
まずは敵情判断。主陣地と警戒(前進)陣地の識別、敵は持久か攻勢に転じるか等。
我が軍の配置にかかる時間、(砲兵位置、攻撃方向と翼の展開位置、弾薬集積所位置)
攻撃開始の時間、早期奪取陣地の目標位置、主攻撃方向の決定等を考えて見てください。
模範解答はだいたい1週間をみてくださいね。
記入が無いので一応、久留米―上荒木の線に並行して通っているのが鉄道『鹿児島本線』です。
1184610:2005/09/14(水) 21:40:54 ID:???
第1師団長が実施した任務分析

1 任 務
  久留米付近に陣地占領中の敵を撃破し、筑後平地を領有して、軍主力の作戦を容易にせよ。
2 地 位
  九州に上陸した赤国軍を撃擾すべき任務を有する本州第1軍の先遣師団
3 役 割
  軍主力の作戦を容易にするため
(1) 進出掩護
(2) 攻勢の支とうとなる地域の確保
4 具体的に達成すべき目標
(1) 必ず達成しなければならない目標
  ア 7月5日夕頃までに、当面の敵を撃破
  イ 7月9日朝頃まで、高良台〜広川工業団地一帯以南に敵の侵攻を阻止
(2) 達成することが望ましい目標
  ア 努めて早期に当面の敵を撃破、じ後撃滅
  イ  広川工業団地南側高地を確保
 
1194610:2005/09/14(水) 23:13:40 ID:???
7月1日0800における第1師団長の決心@

1 部隊移動に関する事項
  師団は、1iB基幹の掩護下、朝日山〜みやき町一帯を前進目標として行進する。
 じ後、同地において集結、久留米市一帯の敵に対する攻撃準備を実施する。

2 師団の久留米市一帯に対する攻撃に関する事項
(1) 敵情認識
  ア 敵主陣地の前縁:高良山一帯〜御井町〜上津〜荒木
  イ 敵の前方陣地:御井町西側丘陵
  ウ 久留米市北側一帯の敵は警戒部隊
  エ 熊本地区に集結中の敵主力の行動は第1師団に対する影響大
  オ 熊本地区に推進された敵航空部隊の行動は第1師団に対する影響大
(2) 師団としての当面の行動
  ア 1iB基幹をもって、高田及び豆津橋から、久留米市一帯の敵警戒部隊
   を駆逐、高良山〜御井町〜上津の線まで、彼我の接触線を推進する。
    この際、1Kを豆津橋以西における警戒任ずる部隊とする。
  イ 1iB基幹の掩護下に、2iB基幹の部隊をみやき町一帯に集結させて、
   じ後の攻撃準備を実施する。
  ウ 1FBを笹島東側、IA、VAを安楽寺町に陣地占領させて、
   警戒部隊を駆逐する1iBの攻撃に協力させる。
  エ 師団の前進経路の対空掩護に任じたAAを師団砲兵及び筑後川の橋梁に対する
   対空掩護態勢を確立する。
1204610:2005/09/14(水) 23:20:11 ID:???
7月1日0800における第1師団長の決心A

(3) 師団の攻撃構想決定に関する事項
  ア 師団としての攻撃目標は決定:高良台一帯
  イ 攻撃方向は、まだ決定できず。(師団として最も望んでいるのは
   高良山〜内野〜高良台)
  ウ 攻撃開始時期は、7月3日払暁を予定
  
1214610:2005/09/14(水) 23:42:22 ID:???
>愉しみ殿 質問です。
 第1問の師団長の決心は、久留米一帯の攻撃に伴う
部隊運用も回答の範囲ですか。
 
122名無しの愉しみ:2005/09/15(木) 18:55:29 ID:???
本来は攻撃開始に持って行くまでの部隊運用を計画してますが、程々で良いです。
そこまで要求してしまうと、他の人が引いてしまい回答を頂けない可能性が…(笑
自分ならこうかな?くらいで出来る所まで回答して下さい。
ちょっと気になったんですが、
現在の状況だと、あと二時間足らずで師団の攻撃配置が完了できます。
それから二日後の払暁に攻撃開始を決めたのは、何の準備時間を見積もったものでしょうか?
それから、古今の地図の違いになりますが問題にて
>荒木川(久留米市南方4km)以南鉄道線以西地区の水流、水壕は障碍相当大なるものあり
と記してある理由は、現在は圃場整備で区画整理されてますが、
問題作成当時は水はけが悪く、水路が数ある平地で、湿地帯に近い事を意味します。
その上、現在は7月の田植え時期にあたり、水田には水が張ってありますので、
我が軍は、田んぼの中から攻撃に掛かりますけど、それで宜しゅうございますか???

設問の漢字間違いです
九州に上陸した赤国軍を撃譲→撃攘(尊王攘夷のジョウです)
1234610:2005/09/15(木) 20:51:09 ID:???
○ 本州第1軍が現在小倉付近に上陸中であり、その先遣である
 第1師団も上陸してからそれほどの時間がなく、各種情報を
 それほど獲得できていないと判断。
○ 上記の理由から、小倉における師団の作戦会議も、かなり白紙的
 なものを基礎として実施しており、現時点においてやっと具体的な情報が
 明らかになった状況。
○ 上記の理由から、小倉における攻撃構想をさらに具体化するための
 見積及び攻撃計画の修正、各級部隊レベルにおける命令の作成・下達
 及び 統制調整等を考慮すると下記の通り。
1244610:2005/09/15(木) 21:19:22 ID:???
◎ 7月1日0800における第1師団司令部の業務予定の概要
 ◆1日
0900 師団長戦闘指揮所に到着
1200 師団第1回作戦会議(最新の情報見積)
1500 師団第1回幕僚会議(攻撃構想案決定)
1800 師団第2回作戦会議(攻撃構想決定)
     じ後作戦計画策定
 ◆2日
0000 師団攻撃計画師団長決裁
     攻撃命令策定
0600 久留米地区における攻撃に関する第1師団行動命令下達
     じ後、各部隊毎に命令下達
1200 <司令部、各部隊本部>
     行動に関する統制調整、部隊訪問・指導、
     <中隊以下>
     統制調整、図上研究、戦闘予行等
1800 戦闘展開開始
 ◆3日
0400 戦闘展開完了
     攻撃準備射撃開始
0530 攻撃開始  
1254610:2005/09/15(木) 21:43:04 ID:???
 湿田に対する考慮。。。ですか。
 田んぼの中で攻撃準備の負担が比較的少ないのは、豆津橋方向からの攻撃ですかね。
ただし、攻撃開始以降の部隊の機動が大変ですよね。
 久留米市西側から南西川に攻撃を指向して、高良台西側に迫る案を採用したら、東側の
山地に敵部隊がバンキョする可能性があり、じ後の軍主力の作戦に影響を及ぼすことも
危惧されます。
 ヒントを下さい。愉しみ殿。
126名無し整備兵:2005/09/15(木) 22:29:14 ID:???
「移動状態からの無停止攻撃」などと勝手にガクガクブルブルしてみる(笑)

しかし、師団司令部の業務予定書いちゃって大丈夫なんでしょうか・・・
(しかし、0530日出ですから0400での攻撃準備射撃はちょっと早すぎません?)

とりあえず、早いところ制高点を確保したいですね。
4610さんの走った地を(笑)
1274610:2005/09/15(木) 23:05:35 ID:???
0400の攻撃準備射撃は確かに早すぎですね。
128名無しの愉しみ:2005/09/16(金) 19:47:51 ID:???
いや、田んぼの件は言ってみただけですから気にしないで下さい。(謎)

渉場が筑後川の上流に限られてることとか、
この場合の渡河が「敵に遠く渡れと」いう原則が通用するものなのかとか
自衛隊地は昔も軍の練兵所として開けていたとか
鹿児島本線は田より高い場所に施設されていて、人工の塹壕みたいだとか
言っちゃうと面白くないかも…。

>>126
ふふふ…(謎)
1294610:2005/09/16(金) 22:25:15 ID:???
>愉しみ 殿
 「図上演習をやりましょう。」
 http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1120185185/
で問題を出して頂けませんか。
130名無しの愉しみ:2005/09/17(土) 12:23:09 ID:???
うーん、どんなもんですかねぇ…。
今までこっちでも3人位しか回答いただけない状況だから
そちらに変えると不安な気もしますけど。
1314610:2005/09/17(土) 21:33:05 ID:???
 そうですね・・。みなさんがドン引きしないように意見するよう努力します。 

>整備兵 殿
  田んぼ障害を克服するのも、兵士の体力・気力の充実。
  どうぞ、私のあとに付いてきてください!
 
 自衛隊地の練兵場、鹿児島本線の活用ですかぁ?
 うーん、さっきから考えてるけど、どういう意味か・・ 
132名無し整備兵:2005/09/18(日) 02:02:39 ID:???
4特や幹候が当時から練兵場として整備されていた、という意味でしょうかね。
鹿児島本線の活用としては、我が豆津橋〜上荒木方向から巻いていくときに
敵が障害として活用できる、くらいしか思いつきませんが・・・。

ここは渡渉可能な筑後川上流から渡河し、高良山〜朔星山方向に逐次制高点を
獲得していくべきかな、と思ったんですが。
高田から久留米市街方向への攻撃は、錯雑した市街地により時間がかかるかな、
というところと、低地から高良台への攻撃となり鹿児島本線の障害と相まって困難が
伴いかねない、という危惧があります。
障害が構成されていないということなので、敵も進出して間が無く防御準備が
不十分ではないか、ということも考えられますが、油断は禁物。

とにかく、早いところ敵を撃破して六つ門で飲みたいですね。
133銭湯統制官:2005/09/18(日) 14:49:49 ID:HD4IHJzm
ひょっとして前回、北ふう赤軍VS旧軍激突編も
暗黙の了解で現代ってことですか?
なんかイメージギャップとして、

1:旧軍の歩兵部隊の能力が現普通科のようになってる
2:上級指揮官の一般的能力
3:戦闘支援の能力や機械的信頼性の前提が現陸自みたいになってる

ような気はしました・・・
今回九州編は、現代ってことですかね?
134銭湯統制官:2005/09/18(日) 15:10:58 ID:???
ずぼらなんでおおざっぱな理解です。

敵は1個旅団(6、7大隊基幹)程度。
能力は謎ですが、未来の中国軍程度。(半島軍なら小倉が上陸拠点のはず)
ここまで来てるからには、航空、海の状況も現在より苦難な未来と
言ったところで。航空優勢は同等程度か?(反攻に転じてる)

久留米の街を盾にして南方斜面に布陣。
なかなか手強そうです。防御側中国軍歩兵だし。

ただ、前回(俺が勝手に北編)と違うところ。
こちらの歩兵の能力が段違いです。
小部隊浸透戦術を他兵科で援護する戦法が使えるわけです。
実際にはそこまで行くと、昔の時代と違い、ちょっとわかりきらないところ
(イメージしきれないところ)
もあります。

気が付きましたが、悪いけど、騎兵は偵察科大隊(将来型編成で大隊)
と訳させてもらいます。悪いけど、そおいうことにしか見えないw

(まったりと続く
135銭湯統制官:2005/09/18(日) 15:23:09 ID:???
ううー、兵科及び部隊規模表記はNATO式じゃ無いとぜんぜんアタマに入らない・・・

めんどくさいので(すいません・・・)

偵察および歩兵前衛
右攻撃隊
左攻撃隊

くらいのイメージでやらせてもらいます。少し編成も勝手にやります。
この場合は現代ですので、当然、戦車大隊は甘木(だっけ?反撃発起拠点)で拘置です。
それでいいです。
前衛は、偵察車およびもしあったらかき集められるだけの89式歩兵戦闘車を
そこに配備します。
言われるように田んぼですからキャタピラーであることを重視です。
最終的には、火力支援された歩兵での小部隊での「歩いての」攻撃を予定しています。
右攻撃隊と左攻撃隊の主力攻撃のハナシです。

築堤(南北を縦断する鉄道とハイウェー)については、ちょっと知らないですが、
確保したうえで、予備戦車大隊等が前進した時の盾として使うことを予定です。
全体に良い観測点が敵側にあり、それを回避しながらの展開と攻撃はプロの仕事です。
(俺にはわかりきりません

(まったりと続く
136銭湯統制官:2005/09/18(日) 15:44:45 ID:???
全般的な戦術構想としては、地味で何もない、
サーチ&デストロイ
を基本にしたいと思います。
つっついては、
火点、(できうれば間接砲撃観測点、または砲兵自身)
をあぶり出し、たんねんにつぶしていく、と言うことです。
(こちら側の砲兵等で)
その際の交換レートを上げるため、こちらは小部隊浸透戦術、
と言うことです。
これは現陸自と敵側との優勢点の違いを考慮に入れています。

地勢的に右攻撃隊(海、河側)が進出しやすい状況も考えうると思います。
その場合、ある程度進出して築堤を確保してもいいと思います。
戦車大隊を進出させるタイミングはむつかしいところです。
これは前問とは違いまったくの虎の子で、
消耗は避けたいですが、もっとも良いタイミングは、
たぶん(うまく行ったとして)久留米が陥落しきる前に
西側から敵側面を直接射界におさめる、
と言うチャンスでやってくるかな?とは期待しています。
いずれにせよ、あせった投入はダメです。
故障、破損車は1輌たりとも敵手に渡してはいけません。(敵の反撃の結果)
先を考えると、それは優先されますが、
リスクを犯すべき時、もしくは目標は、
久留米市街地自体よりも、その南方の
http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=33.18.59.381&el=130.30.38.684&la=1&sc=7&CE.x=303&CE.y=454
小栗峠丘陵地の奪取
です。
そのチャンスを見込みよく追求できる場合のみ、
損害は許容されます。
137銭湯統制官:2005/09/18(日) 15:46:34 ID:???
そうなった場合、(小栗峠を奪取し、接近する敵を間接砲撃等の火線化におく)
敵側の本格再攻勢時には(熊本集結中)
多大の困難が敵側にあるでしょう。

その意味では砲兵の質的能力は、こちらが各段に上です。

状況から言うと、熊本集結中の敵の早期投入はそれほど無いかもしれません。
強行した場合、色々な隠れたマイナスが敵側に生じます。
敵の布陣から敵も上記のポイントはわかっているとは考えるべきです。
いざ丘陵地の奪取を実行した場合、思わぬリアクションがあるかもしれません。
航空攻撃かな?
あと小規模で状況の良い機甲部隊の投入か?

こちらもその辺のピークでは、なにがしかの支援、新手の投入を
上級司令部に具申することを今から用意構想してもいいかもしれません。
コトの成否は、敵の本格再攻勢の行く末を分けると思います。
138銭湯統制官:2005/09/18(日) 16:01:26 ID:???
地図を見ていると、なかなか重要な前哨戦かもしれません。

敵手の立場に立つと、違いが明白です。
久留米を確保していれば、
大宰府あたりの防御攻撃上の最要地は確保されているとは言え、
こちら側の縦深が浅い
敵側の展開時の危険が少ない

だけで無く、敵の攻勢が頓挫した場合の我が方反撃の脅威が
段違いですね。
熊本から、小栗峠丘陵に向かって攻勢発起した場合、
反撃に対しては非常にぜい弱な可能性があります。
(丘陵に取り付くのでそこに重点が移りやすい。そこで頓挫すると。

一方、久留米からだと、攻勢準備展開する時、地形は困難でも反撃に対して強く、
またその地形の困難さも、中国徒歩歩兵のカバーとなるかもしれず、
また、最初の戦闘重点を任意に作り出しやすい。

小栗峠の場合は、開けた海側側面を進んでも、横射(もしくは観測誘導)
されるだけであり、なかなか山側後方は険しく、
そこを奪取する以外に敵の選択肢は無いでしょう。
開けたところで立体的に叩くことが多いに期待できます。
今回は敵我ともに指揮官は優秀そうで、あなどったり疑ってはいけません。w
139250:2005/09/18(日) 17:48:54 ID:???
脳味噌の劣化が続き、ただでさえ少ない判断力も失われつつある250ですこんにちわ。

ようするに
1.豆津橋方向から高地へ向かっての攻撃は、水濠他水障害により困難。
2.久留米市街は市街地であるが錯綜しており、攻撃の進行が鈍りがち。
3.宮陣村から高良山方向では、砲兵を含む手厚い防御がなされていると思うべき。

である、と。

おいらごときが、整備兵氏の案に反対するのはアレなのですが、
高良山を最初の目標に、主攻撃を展開するのは、高良山自体が観測高地でもありますし、
損害が大きい上に、効果が小さいのでは、と愚考してみたり。

ここは、突端陣地を先に攻略汁、のほうを重視して久留米市街に主攻をおいては、と言ってみたりして。
状況はあくまで偵察情報とみなすのがマナーでしょうけれど、久留米市街に敵部隊が少なく、
後背の高地にそれが多いのは、敵が久留米市街での防御を放棄したように思えます。

また久留米市街の西側面は、地形によって敵の展開を妨げているとも思えます。

で、

1.宮陣村→工兵営方向を助攻、1個連隊に、砲兵配属で。
2.主攻は、2個連隊、久留米市街を突破、偕行社〜歩兵営方向に…

とか言ってみるテスツ。
ただしこの案では、整備兵氏の重視している制高点の制圧を軽視していますが。


ええ、また話題を外しているのはわかっていますよ…
1404610:2005/09/18(日) 21:38:19 ID:???
 愉しみ 殿
 
 敵主陣地に対する攻撃に話題がうつっていますが、
それでOKですよ・・ね。
 
 六ツ門で飲みたい?飲みたいですねーー。
 
1414610:2005/09/18(日) 22:32:56 ID:???
第1師団攻撃構想の基本的考え方

1 攻撃機動の方式
(1) 湿田の影響もあり、久留米市一帯の迅速な機動の発揮は困難と見て、
 高良台南側(広川)を攻撃目標として、包囲する案はメンタルチェック。
(2) 高良台一帯の敵の任務達成の核心を攻撃目標として、突破を
せざるを得ない状況であると判断

2 攻撃方向
(1) 攻撃方向方向の案は、250殿の記述に同
(2) 私の最良案は、高良山〜内野方向の逐次に制高点を制する案。
(3) 理由:逐次に制高点を利用して砲兵火力でちまちまといく戦い方が
最良。砲兵火力の優越を発揮するプラス思考もあるが、豆津、久留米市
方向からの攻撃は、平地であるがゆえの機動の発揮が期待できない。

3 備考(本州第1軍に寄与できる地域)
 軍主力の攻勢がどこで計画されているかは分かりませんが
できるだけ南方のほうがいいに越したことはありませんが、我の能力を
考えると、高良台南側の広川の確保がせいぜいと思われますが。  
1424610:2005/09/18(日) 22:43:17 ID:???
 銭湯統制官 殿

 私戦車大隊は、戦果拡張に使おうと思っています。
 この際、その機動路に鹿児島本線の土手を使おうと
思っているのは同意です。
143戦闘統制官:2005/09/19(月) 05:29:29 ID:zLJsciJc
リソースの配分、編成、
戦術の方針、
こうなってしまった状況の背景、大きな視点と小さな視点、

等々考えていて、非常に重大な問題に突き当たった。
かつて名無し土方が提議していた問題のうち、
具体的戦術について思いついた。

確かに具体的戦術となると、重大問題で、対抗手段が弱い。
致命的混乱になる可能性を秘める。
ここで言うのもはばかれる。
抽象的に処理したい。

中国歩兵カバーA
H混合攻撃B
H持続戦術C

歩兵中心の渡洋軍、しかも死地であり、(背水と言うより死地だろう)
当然の対抗戦術だな。
彼らの教育の意味でも。
その時のための教育じゃ無きゃいいんだが・・・

ただ、もっとも問題の多いH混合攻撃Bについては、
たぶん熊本攻防戦の時に用いられており、
今回は敵は防御側である。
が、当然、重大な脅威と持続する負担であり、
丘陵地の奪取など、重大な局面では実行してくるかもしれない。
それに絶好な地形でもある・・・全師団の心理的混乱も起こりかねない。
144戦闘統制官:2005/09/19(月) 05:35:16 ID:zLJsciJc
それを強烈に意識した指揮段列、編成、戦闘団指揮官選定としたい。
また、戦闘のピークでのすばやさも求められるかもしれない。
全体に敵歩兵の排除はカバーAによりものすごく困難であることも判明した。
その見積もりを大巾に変え、拘置して後方要地奪取、
孤立させた敵歩兵を掃討していくような作戦も考慮することにする。

それは、全体的な大きな意味での作戦の見通しについても修正が必要となったからだ。
現在の攻勢発起点から敵が攻勢に出た場合、
Cの後に来るB戦術の全般的実施により、
非常に危険である可能性が高くなってきた。
無理しても(多少の危険と、比較的大きな損害を許容しても)
今回の作戦を成功させる必要が出てきた。
しかし、困難さは増している。
本当に掃討できるものかどうか・・・

カバーAについては実施は無いのかもしれない。
あった場合、心理的に俺でさえ、まったくの奇襲となるような形で
実施される公算が高い。そのように抽象的に処理しておこう。
Cはあるのは決定。
後方で銃声その他の音なども鳴り響いており、前衛が好戦的パニックに
陥るのは覚悟し、その予防と対処を今からすることとする。
実際には前進するのもむつかしいかもしれない。
必要なのは強烈な統率力だな。人選と編成には乞うご期待。
(してねーって?w
145戦闘統制官:2005/09/19(月) 05:39:39 ID:???
俺が中国側指揮官だった場合、俺じゃ悪きゃ名無し土方だな。
俺はB段列担当でもかまわん。
問題無く勝てると思う。(本当はブレが大きくなってるだけだが、
こお言わないと問題の本質が見えてこない)
カバーだけでなくピーク時の反撃手段としても俺は用意する。
もちろん何事もタダでできることは無く、
中国軍リソースの10%は消費することになろう。
だが、残念ながら、俺も土方も過酷で、
具体的実行はそれぞれ用意して待つことになる。
A、B、Cそれぞれの戦術について、この地勢、状況において、
具体的実行のビジュアル的イメージがある。
米軍とか遠めから無差別爆撃しかできない理由などもだんだん見えてくる。
また、国内で戦わない理由も。
沖縄戦より事態は深刻だし、A、B、Cの実行は効果的進化系で出来てしまう。
また、中国軍にはその能力がある。

この場合、中国旅団は熊本攻略戦を経験済み、
こちらの師団は新参、そお考えていいだろう。
この場合、なかなか重大な要素になる。
わかっていても奇襲を食らう。
化学兵器よりもたぶん深刻。

まあ幼稚園生(こちら)には抽象的に問題を整理して与えるべきなんだろうが、
それではシミュレーションの意味は無いし、な。

(まったりと続く

(旧軍などの沖縄戦での残虐行為もいちがいに批判できないことがだんだん見えて来る。
今回は沖縄的戦い。戦略的支援的にはずっといいけど、心理的問題はさらに深刻。
ただ、練度と言うのはやはりそんなことでさえモノを言うと思う。
そおいう状況に誘導し(指揮し)それを証明したいと思う。なんちってw
146名無しの愉しみ:2005/09/20(火) 19:16:15 ID:???
みなさんお疲れ様です。模範解答です。
決心
師団は速やかに久留米付近筑後川左岸の警戒陣地を駆逐し、高良台付近の敵主陣地の状況を捜索。

右縦隊前衛及び左縦隊は筑後川右岸に展開し、速やかに久留米及び高良山付近を占領中の一部の敵を駆逐し、津福(久留米西南側)、兵器支廠(久留米東南側)、東野中(兵器支廠東方1km)御井町、高良山の線に進出し、敵主陣地の状況を捜索。
両翼隊の戦闘及び捜索地境は五郎丸(筑後川右岸)枝光、国分、高良台各西端を連ぬる線とする。
騎兵隊をして鹿児島本線以西の地区より敵主陣地の状況捜索。
本隊砲兵をして速やかに藤ノ木(田代南方2km)付近に陣地を占領し、一部を以って両縦隊の戦闘に協力、主力を持って久留米東方地区よりする敵の攻勢に応じるじ準備にあたる。
気球中隊をして酒井西付近に昇騰し、敵状の監視および砲兵の戦闘に協力。飛行中隊同様。
其の他師団主力は一参謀をして区慮せしめ、両縦隊の戦闘進捗に伴い、高田及び宮陣村付近に集結。
戦車中隊は松崎(下岩田東北)を経て小郡付近に集結。
高射砲隊をして主力開進地の上空を援護、輜重及び大行李は田代以北に停止、田代南側に弾薬を集積せしむ。
概ね10時を以って攻撃を開始。

147名無しの愉しみ:2005/09/20(火) 19:20:09 ID:???
何か時間を指定した回答を寄せて頂けたのは4610さんだけなんですけど…。

敵の主陣地は高良台にあり、久留米市及び御井町付近の敵陣地は警戒陣地、前進陣地と判断できます。(高良山も前進陣地と見ます。)
当面の敵は、熊本に集中中の敵主力の久留米平地進出を容易ならしめるため、高良台を占領し持久の様相にありますが、
状況により久留米市あるいは御井町付近を拠点とし決戦の挙に出るとも限りません。ゆえに猪突猛進は戒めるべきですが、
重度の慎重策も日時を遷延し敵主力の来著に先ちこれを撃滅し得ざる場合は苦境に立つことになります。
故に師団長は右縦隊前衛及び左縦隊を統一し、速やかに久留米付近筑後川左岸の敵を駆逐し、
なるべく速く主陣地攻撃に着手する必要にせまられます。
久留米、御井町付近の敵陣地は障害物が認められず、敵主陣地より相当離隔し、
今後敵主陣地への捜索要点となるを以って速やかに奪取し、これを利用する事が肝要です。
それからこのテキストでは熊本―久留米への行軍時間は約1.5日で見積もっています。
つまり、1日午後に敵援軍が出発したとすると、2日夕刻には久留米に到着する事になります。

1484610:2005/09/20(火) 20:40:53 ID:nstAJE+v
 敵前方部隊駆逐に2時間・・、(1週間準備の敵?)
 次いで、2時間後に師団主力の攻撃開始ですか・・・・(遭遇戦!?)
 また、私の認識では、Dの掩護部隊の敵警戒部隊駆逐間に師団主力の
攻撃準備を実施という固定観念があったのですが(旧日本軍はやはり精強!)
1494610:2005/09/20(火) 20:45:24 ID:nstAJE+v
 気球中隊!?びっくり
 敵陣地の前縁の誤認、周到準備のための攻撃開始時期、熊本からの
増援部隊に対する認識の甘さ・・・勉強になります。
1504610:2005/09/20(火) 21:01:48 ID:nstAJE+v
 とすると、師団はかなり急ぐ攻撃。
 そして、当面の敵の縦深の浅さ、敵は、当面の敵を応急的に
防御に任じて、久留米一帯において決戦を企図していると判断。
 我が本州第1軍は、熊本に終結した敵主力と決戦するのを、
高良台より南側地域において計画しているものと判断。
 シュールな見積を実施する戦闘統制官殿の意見提出通りですね。
 焦点ではありませぬが(ごめん)
1514610:2005/09/20(火) 21:31:12 ID:nstAJE+v
 戦略的な要素については思考外でしたが、小栗峠〜南関一帯は、
我が本州第1軍の同地南側への進出掩護を容易にする地域としての
価値は同意。
 南関〜三加和一帯は我の戦闘力発揮が容易で、かつ、敵の戦闘力発揮
を制限する地域ですね。
152名無しの愉しみ:2005/09/20(火) 22:06:53 ID:???
>敵前方部隊駆逐に2時間・・、(1週間準備の敵?)
ではなくて、警戒陣地攻略を開始する時間が10時からという意味です。
約10時より砲撃とともに筑後川渡渉が行われると考えてください。
1534610:2005/09/21(水) 19:57:00 ID:ibkpe4yD
 楽しみ殿。
 次の出題はいつですか。
154名無しの愉しみ:2005/09/21(水) 23:22:07 ID:???
では状況だけ…
http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1127310765419.jpg

右縦隊前衛及び左縦隊は午前10時に攻撃を開始。
敵砲兵は我の渡河に乗じ猛射を浴びせるも、我が砲兵は巧みにこれを制圧し
両縦隊の機動包囲により敵部隊の駆逐を行う。
右縦隊前方面においては、主力を以って敵陣地の要点である宮陣橋付近を攻撃しましたが
敵の強硬な抵抗に加え、篠山城址方向より敵側防火力により攻撃梢々頓挫しましたが
正午過ぎより筑後川右岸に沿い下野(篠山神社対岸)瀬下方面から迂回した我が一部隊及び騎兵の活躍により
暫時攻撃有利に進展し、午後2時頃には予定進出線である津福、兵器支廠、東野中南端の線に進出しました。
左縦隊は高良山の要点を速やかに奪取するため、一部を以って御井町北端を占領中の敵を攻撃し
主力を以ってその東方追分付近より南方に迂回し巧みに御井町西方よりする敵砲火の損害を避け
概ね午前1時頃敵陣地へ突入しましたが、敵の執拗な逆襲と砲火支援とにより爾後の攻撃遅々として進捗せず、
高良神社及び高良山付近を占領する敵は、頑強にして遂にこれを撃退し得ず、
又右翼においては午後2時練兵場西側高地を奪取しましたが、敵主陣地より火力の集中を受け
52.4高地の北斜面に停止やむなきに至りました。
騎兵隊は右縦隊前衛の一部と協力し、逐次敵騎を圧迫し午後2時30分安武木村(久留米西南役2km)
に進出、宮本付近の敵歩騎兵と相対。
この間、本隊は敵の出撃を顧慮し開進地を筑後川左岸地区に移動。
と同時に兵力不詳の敵縦隊が熊本を出発、植木付近を急進中との連絡を受けました。(笑)
155250:2005/09/22(木) 00:34:45 ID:???
右翼隊を、高良台-藤田浦線まで押しこむ…とか言ってみる。
156名無しの愉しみ:2005/09/22(木) 01:05:06 ID:???
250さんも、一度師団の指揮杖を手にした以上
軍を最後まで見捨てず敢闘してくださいね。(笑)
1574610:2005/09/22(木) 10:40:06 ID:???
<今日は久しぶりにお休みをもらいました。>ヤタ-

愉しみ殿。質問です。

高田一帯に集結しているA主力というのは、本州第1軍の主力ですかね。

 250殿、共に九州に侵攻した敵をやっつけましょう。
1584610:2005/09/22(木) 12:22:01 ID:???
 それともう一つ質問です。
 高良山は、前進陣地だと言うことですが、我の掩護部隊が
奪取しきれないぐらいのモノと言うことでしょうか
159名無しの愉しみ:2005/09/22(木) 16:04:17 ID:???
このAは野砲兵のAです。

高良山の前進陣地は奪取しきれない鉄壁ではないです。
6時近くの攻撃で落ちる予定です。(という言い方もアレだなぁ)
おそらく早期攻略目標とした模範回答に無理があったと言う訳ではなくて
教官が、攻略できなかった場合を想定して進行させたものだと思いますよ。
160名無しの愉しみ:2005/09/22(木) 16:19:51 ID:???
と言う所で問題2です。
午後3時現在の決心を述べてください。

午後3時という時間帯。このまま決戦を強要するのか、夜間行動、払暁行動の如何。
重点を何処に指向するか、できれば攻撃における軍隊区分なども…。

ちなみに、敵増援の時間的余裕から、今回がメインの総攻撃になります。
でないと増援の到着により相当苦戦が予想されます。
そして我には未だ無傷の右縦隊主力が残ってますので、これをどこにぶっつけるのかを考えて見てください。
模範回答は1週間を見てくださいね。
161海の人 ◆STEELmK8LQ :2005/09/22(木) 17:25:06 ID:??? BE:19498234-#
 カシミールで近辺の地形を見てたんですが、やはり略図では判らない
橋とか幹線とか、実地を知ってないとわかんないところが沢山ありますね〜

 「久留米にくるめー」で有名で、この板のコテの数多な人士が、かつて
学生だった陸の幹候は、左翼の敵側にちょっと入ったところですね。

 地図中の「瀬宮」がどこだか判らなくて目を皿のようにして2万5千分の1
を眺めてたんですが、よく考えたら「宮瀬」ですね・・・_| ̄|○
 まぁほら、あれです、海の上に地名はありませんから。
1624610:2005/09/22(木) 18:25:56 ID:???
愉しみ 殿
貴官が使われているアップロ-ダを教えて頂けませぬか。
1634610:2005/09/22(木) 19:50:42 ID:???
 質問ばかりで申し訳ありませんが、旅団の編成に関する質問です。
 旅団は、何個連隊なのでしょうか。今現在の私の理解では、2コ連隊編成
として、右縦隊主力は、第1旅団第1連隊、左縦隊の主力は、第1旅団第3連隊。
 つまり、師団予備として残っている有力な歩兵戦力は、第1旅団第2連隊、
第2旅団の第4連隊のみ、
 と考えていいのでしょうか。
164名無しの愉しみ:2005/09/22(木) 20:32:01 ID:???
私はここのアップローダを使わせて貰ってます。レスがついちゃうと少々心苦しいですけど。
http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/index.html

編成ですが、その通りですよ。
久留米東の2i及び、合川村付近の4iがそれです。
1654610:2005/09/22(木) 21:06:31 ID:???
 師団の攻撃は突破に決定。
1 攻撃目標は高良台一帯
2 攻撃方向は次の2つ。
(1) 高良山〜鑓水〜高良台
  ◎ 砲兵火力の効果的な発揮を重視
  ◎ 荒木川への敵の圧倒撃滅
  △ 慎重案で、攻撃速度やや遅し。
  要図:http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1127389975279.jpg
(2) 久留米市〜上津〜高良台
  ○ 敵の核心に一気に緊迫、撃破(機動の発揮は湿田にやられますが)
  ○ 敵を明星山南側の山地に圧倒撃滅。(できるかな・・・?)
  △ 砲兵火力の観測点に乏しい。
  要図:http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1127390647753.jpg

※アプロダ情報ありがとうございます。
1664610:2005/09/22(木) 21:14:43 ID:???
>165 訂正案です。
(2) 久留米市〜上津〜高良台の要図
   http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1127391197468.jpg
1674610:2005/09/22(木) 22:06:43 ID:???
>165 さらに訂正案、作業にミスが多いです。
(1) 高良山〜鑓水〜高良台の要図
   http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1127394350767.jpg
1684610:2005/09/23(金) 00:13:41 ID:???
○1日午後2時半における彼我の態勢を図示してみました。
 http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1127399900829.jpg

○師団主力の攻撃構想をなかなかなかなか決め切れません。
1 師団主力の攻撃開始に伴う彼我の接触線の推進
  我の掩護部隊が高良山が奪取できない状況に対する対策
 (このまま、左梯隊にやらせるのか、 新たな部隊を投入するのか。
 新たな部隊を使ったら、師団主力の攻撃の際の 部隊がいなくなるし、
 このままの状態では、高良山は取れない。)
2 師団の攻撃方向
  攻撃方向は2つだが、迷っています。敵の右翼方向か、左翼方向か。
  本状況は、敵の後続部隊が接近する時間がない状況。
  上級部隊の任務が、九州に上陸した敵の撃ジョウにあることを考えれば、
 当面の敵の撃滅を期さなければならない。
  しかしながら、敵右翼に対する攻撃は、高良台に達するまで、時間がかかりそうだし、
 敵左翼に対する攻撃は、攻撃速度が特に早いとも言えず(湿田)、高良台を奪取した後、
 山地に敵を完全に圧倒撃滅することにも不安が残ります。
3 攻撃開始時期
  できるだけ早いに越したことはありませんが、本日中に攻撃を開始した場合、師団主力の
 攻撃は夜間になります。夜間の攻撃でどれほどの攻撃進展が得られるのかも不明であるので、
 夜間攻撃のリスクを冒してまで、実行すべきかどうか。
  また2日払暁に攻撃開始した場合は、熊本の敵主力がくる前までに、敵部隊を撃破、若しくは
 撃滅できるか。また、敵主力に対する有利な体勢をとるまでの時間的余裕があるのか、といった
 不安が残ります。

 難しいですのぅ。 
169名無しの愉しみ:2005/09/23(金) 00:15:19 ID:???
うわぁー、すっげー!
1704610:2005/09/23(金) 00:34:09 ID:???
攻撃時期、攻撃方向決定に際してのヒントが
頂けたら・・・。
171名無し三等兵:2005/09/23(金) 00:37:31 ID:???
4610さんはどういうソフト使って画像を加工しているの?

自分、画像加工とかしたことなくて。
1724610:2005/09/23(金) 01:10:15 ID:???
 画像仮構と言うほどのモノではありません。
 この手の画像は、マイクロソフトのパワーポイントでやります。
 愉しみ氏の画像をJpegで保存して、パワーポイントに貼り付けます。
そして、パワ−ポイントに付いている図形描画機能を使って書きたい
ことを書いて、保存をするときにJpeg形式で保存します。
 
173海の人 ◆STEELmK8LQ :2005/09/23(金) 06:08:19 ID:??? BE:58493849-#
 やっぱ漏れ非国民、NATO記号みて、ようやく戦状が理解できた(笑)
1744610:2005/09/23(金) 09:50:18 ID:???
 (また、ドン引きさせてしまったか・・・)

 みなさん、一緒に考えませう!

 というわけで私本意の状況の特質の考察です。

 状況の特質その1:http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1127435305638.jpg
 状況の特質その2:http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1127435397314.jpg
 状況の特質その3:http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1127435436233.jpg

 やはり、彼我の接触線の推進は、現在接触中の第1旅団第1連隊、第2旅団第3連隊に任せます。
本来なら、掩護部隊長の自主積極性を期待しますが、今回は、師団司令部作戦部長からの戦闘
指導と言うことで(結構うるさい部長とします)、師団の攻撃開始直前までの部隊運用を考察したい
思いまするがドデショ。

1754610:2005/09/23(金) 11:31:45 ID:???
 彼我の状況を地図の上にのせてみました。
 細かい地形も分かります。
 http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1127442524180.jpg

Q:またもや愉しみ殿に質問です。
 師団主力の攻撃開始に当たり、本州第1軍の作戦構想が必用です。
 特に、本州第1軍の攻勢開始時期・場所。
176250:2005/09/23(金) 13:28:09 ID:???
うわ…4610氏乙〜
すごいね。

>>168
戦闘はすでに始まっているとき、戦力の接触しているところを警戒で表記するのかなあ…とか重箱の隅をつついてみるテスツ。


ところで、いまだに
どんな戦闘で、どれだけの消耗率があるのかとか(ダニガンには統計数字がありますが)、どんな行動にどれだけ時間がかかるのかとかいった、幕僚なら当然把握しているようなことを、いまだに把握していないのですが、
さらに、それがわからないから、敵に打撃を与える方法がよくわからず…

今回の場合

たとえば、右翼隊主攻案をとると、久留米市街を後背に、右側面を偵湿地に依託しつつ、
平野の敵を駆逐したとしても、左翼高台の敵を残してしまう。
このとき、敵の増援に直面すると危険そう。

たとえば、左翼主攻案をとって、左翼高地の制高点を奪取しつつ、とすると
高地の敵を駆逐しても、敵の増援がやってくれば、攻守所を変えるだけじゃないか、とか。
177250:2005/09/23(金) 13:36:28 ID:???
右翼の攻撃が順調に進む見込みがあるのなら、
右翼正面の上下貫木あたりまで進出した上、高地陣地の後背に圧力をかけて撤退を強制できるでしょうか?
高地はもとより陣地化されているので、孤立してもしばらくは持久できてしまうかもしれません。

左翼攻撃が順調に進む見込みがあるのなら、
高地陣地を撃破、駆逐して、制高点を奪取、久留米市街と渡河点の安全を確保できるでしょう。
すでに制高点の一部を確保していますし…

やはり左翼主攻のほうが、現状ではローリスクでしょうか?

178250:2005/09/23(金) 13:41:20 ID:???
で、とりあえず左翼主攻として、すでに戦闘が行われています。
敵は陣地にあり、すでに火力については調整と統制を終えているでしょう。
夜襲が効果的とは思えません。
また、味方砲兵の観測と統制を考えれば、日の残っているうちに攻撃を続行すべきだと思います。


…軍隊区分は…それを提示するほどの知識と言葉が今ないのです…(;--)
1794610:2005/09/23(金) 13:47:20 ID:???
高良山一帯に対する第2旅団の攻撃要領です。

1 方針
(1) 第1師団:引き続き第2旅団をもって攻撃する。
(2) 第2旅団:引き続き第3連隊をもって攻撃する。
(3) 第3連隊:2コ中隊を並列して攻撃開始、御井町〜神社方向
  に攻撃して、高良山一帯を奪取する。この際、1コ中隊を高良山
  北側から攻撃させて、離脱を図る敵部隊の撃滅する。
2 指導要領
  要図:http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1127450517483.jpg

みなさーん。ご意見くださーーーい。
1804610:2005/09/23(金) 13:55:16 ID:???
 それともう一つ。高良山は6時までには取れるでしょう、愉しみ殿(笑)

 2ちゃんばかりやってるので、カミサンの頭から角が生えてきました。
 カミサンの買い物支援に出かけまする。

 250殿、警戒の線の表現は私も迷いましたが、こうしちゃいました。
 正しい記述はどうすれば良いんだろう。(勉強!勉強!)
 
>たとえば、右翼隊主攻案をとると、久留米市街を後背に、右側面を偵湿地に依託しつつ、
 平野の敵を駆逐したとしても、左翼高台の敵を残してしまう。
 このとき、敵の増援に直面すると危険そう。

 たとえば、左翼主攻案をとって、左翼高地の制高点を奪取しつつ、とすると
 高地の敵を駆逐しても、敵の増援がやってくれば、攻守所を変えるだけじゃないか、とか。

 私も主攻撃をどうしようか困ってます。師団主力が第1旅団の地域内にいるのが、気になります。 
181トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/09/23(金) 15:06:32 ID:???
>>173

NATO記号が普及したのは伊達ではありま千円(w
182第1師団作戦部4610大尉:2005/09/23(金) 16:09:45 ID:???
 第1師団作戦部幕僚補佐 トルエン大尉殿、師団の主攻撃はどちらが
良いと考えまするか。
 銭湯統制官殿、本州第1軍のじ後の作戦はどうなると見積もられますか。
183トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/09/23(金) 17:39:54 ID:???
>>182

ここは中央突破でいきましょう(w

右翼隊前衛、左翼隊前衛共に敵1線まで押して置き、夜間に戦区の境界に2i、4iを移動。
払暁を期して高良台に向け総攻撃。

高良台突破後、2iはを藤田浦、黒土を攻撃し一部をもって左翼隊と残敵を掃討。高地24.5を攻撃。
4iは一部をもって湯納楚を攻撃し、残りは左翼隊と残敵を掃討。

狙いは敵砲兵の排除にあります。

1844610:2005/09/23(金) 18:37:09 ID:???
 トルエン大尉殿。敵陣地の中央は、敵の火力が最も集中している所だと思うところ
ですが、貴官が中央突破を選んだ理由をお聞かせ願いませぬか。

 ところで、師団司令部情報部から、高良台一帯の敵陣地配備に関する資料を
もらいました。

 敵陣地配備図:http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1127467575962.jpg

 やはり、相互支援の容易な翼側から攻撃したほうが良いのでは・・・。
1854610:2005/09/23(金) 20:12:54 ID:???
250殿
>176
>どんな戦闘で、どれだけの消耗率があるのかとか(ダニガンには統計数字がありますが)、どんな行動にどれだけ時間がかかるのかとかいった、幕僚なら当然把握しているようなことを、いまだに把握していないのですが、
 さらに、それがわからないから、敵に打撃を与える方法がよくわからず…

 我が部隊の消耗については、愉しみ殿の状況付与から私本意で判断してます。
 ちなみに、
 右梯隊の第1旅団第1連隊についてはほとんど損耗なし。
 左梯隊の第2旅団第3連隊については、高良山前進陣地の攻撃に伴う損耗
→1コ大隊のうち、1コ中隊が損耗。

 と勝手に解釈しています。
 なお、攻撃行動に要する具体的時間尺度は私もありませんので、ほとんど推測で
考えています。(歩兵本職の方、ぜひ教えてください。)
186250:2005/09/23(金) 20:16:02 ID:???
>>185
ダニガンの戦争のテクノロジーによると、陣地攻撃で攻撃側に11%、防御側に7%の損害が出うる、というか期待されるのだそうです。
1874610:2005/09/23(金) 20:18:23 ID:???
 すみません、ダニガンって何ですか。
188250:2005/09/23(金) 20:35:03 ID:???
「戦争のテクノロジー」という良書の著者で、戦史家で、シミュレーション・ボードゲーム・デザイナーです。
1894610:2005/09/23(金) 20:40:37 ID:???
>250殿
 ダニカンという方(人の名前ですよね。)の統計論に基づく数字でしょうか。
 攻撃側11%、防御側7%の損害ということですか・・。
 どのような前提条件で、考察されたモノなのか知りたいです。
 というのは、攻撃は敵をやっつけるモノですが、この際、敵の撃滅(皆殺し)を
追求するはずです。
 攻撃側の方が、損害の比率が高いとすれば、攻撃のねらいの達成は難しい
ということでしょうか。
 確かに、過去の戦例を見ますと、上級部隊が有利な体勢を占めるがための地域
確保という役割が多いですが、この数字は非常に意外です。
 
190名無し三等兵:2005/09/23(金) 21:00:07 ID:???
>>189
下手に引用すると、誤解を受けるだけなのですが…

ダニガンは、戦場という不潔で混乱した状況下で、
たとえ戦闘していなくても、全人員の6%近くが、戦場を離れざるを得なくなる、と統計の結果から論じています。
引用した数字はWW2での米野戦大隊、戦闘部隊の損耗だそうです。

非常に良書です。絶版ですが、入手できるなら、お勧めします。
運が良ければ、図書館などでも閲覧できるでしょう。

出来れば後から出版された改訂版を。
191トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/09/23(金) 21:11:28 ID:???
>>184

まず戦場で勝利するためには敵砲兵を排除しなければおぼつかないです。
敵砲兵が健在なまま力押しすれば1iと3iは壊滅的損害を受けるでしょう。
敵砲兵を排除するには敵の2線を突破しなくてはなりません。
しかしご指摘のとうりここは敵が砲兵火力を集中できる場所です。
それを分散させねばなりません。
そこで損害覚悟で右翼、左翼の前衛を押し出します。
そして夜間の間に2iと4iを移動させ攻撃位置に付けて払暁を期して攻撃を開始します。

さらにいえば敵の布陣中央部が2線になっていません。
1924610:2005/09/23(金) 21:12:41 ID:???
 250殿、190殿、非常に妥当性ある情報を頂きました。機会あれば是非目を通して
見たく感じとりまする。人事・兵站所用は、見積の段階では、現実の数値が解らないが
ゆえに、設想を設けるのが定説です。その設想の基礎となる一要因として、ダニガン殿の
尺度があれば、より至当な考察ができるのではないかと推察します。
 
193名無し三等兵:2005/09/23(金) 21:17:13 ID:???
ダニガンのWebサイトがあるんだけど アドレス忘れたよ。
そこに いろいろと文章があったんだけど。
誰か 知らない?
1944610:2005/09/23(金) 21:26:59 ID:???
 トルエン大尉殿。私は、戦史に疎いので、貴官が言われているような戦例を知りませんが、
近接戦闘部隊が、砲兵陣地をやっつけるための部隊運用をしたことがあるのでしょうか。
 私の理解では、敵砲兵を撃破するためには、第1線部隊による制高点の獲得、又は、
隠密の部隊の観測により、我の砲兵でやっつける、あるいは、航空攻撃でやっつける、
またあるいは、特殊部隊による潜入により直接攻撃をさせる等と認識していますが、
どおでしょうか・・・。
195名無し三等兵:2005/09/23(金) 21:29:24 ID:???
>>189
>敵の撃滅(皆殺し)を追求するはずです。
陣地は要地の守備か、敵部隊を拘束して運動戦に持ち込ませないようにするためのもの。
後者の陣地に対する攻撃の狙いは皆殺しを追及ってよりも通路を打開して運動戦に持ち込むこと。
殲滅に時間かけるよりも後方まで一気に突っ込んで大きく包囲するなり敵後方部隊に打撃を
与えるようにした方がより大きな戦果を挙げられる。
196名無しの愉しみ:2005/09/23(金) 21:32:29 ID:???
Q:またもや愉しみ殿に質問です。
 師団主力の攻撃開始に当たり、本州第1軍の作戦構想が必用です。
 特に、本州第1軍の攻勢開始時期・場所。

これは、テキストに記述なしです。
敵本隊が熊本にいる状況から推測ぐらいは出来そうですが
これは問題の主旨に合致するものではないので止めときますね(笑

大尉さん。
中央突破。としたら戦車はどうしましょうか?
1974610:2005/09/23(金) 21:39:32 ID:???
 195殿、では貴官は、包囲を実施した方が良いと言われるのですな。
 攻撃目標、攻撃方向は、如何?
 包囲環を形成する場所は?
 包囲した相手の撃破の要領は、特に、いつまでに当面の敵を撃破できるのですか?

 実は、当方も、当初、平地を利用した包囲を追求していましたが、敵後続部隊の
状況(明日には来る)、当面の撃破→撃滅の可能性、湿田による機動の発揮の制限等
を勘案した結果、突破にしざるをえないと判断したのです。
1984610:2005/09/23(金) 21:58:41 ID:???
 愉しみ殿。久留米一帯の敵を、熊本に集結中の増援部隊がやってくるまでに
撃破、撃滅すればよいということですね。その後の、本州第1軍の作戦のための
地域の確保は、思考外としますがよろしいですかね?(つまり、あと2日の夕には、
敵増援部隊が到着するので、2日中に当面の敵の撃破・撃滅を図る)

 ちょっと気になっていることがあります。

>128
  鹿児島本線は田より高い場所に施設されていて、人工の塹壕みたいだとか
 言っちゃうと面白くないかも…。

 これは、何かのヒントになっているような感じはするのですが、どのように考えたら
良いのか・・・・。

 東側からの瞰制が効かないので、これに乗じて高良台一帯にいきなり攻撃するのか・・。
199名無し整備兵:2005/09/23(金) 22:00:09 ID:???
接触中の状況を表すなら、LCで示した方がより分かりやすいかと・・・

また、ダニガンが示しているパーセンテージは「陣地攻撃第1日目〜第○日目」
までの平均値と考えるべきかと思われます。防御側の人員損耗のほとんどは
戦果拡張〜追撃の段階で発生しますので。

>近接戦闘部隊による対砲兵戦

バラクラバ・・・とか言ってみるテスツ
200トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/09/23(金) 22:10:33 ID:???
>>194

WW2におけるドイツ装甲部隊は敵後方に浸透して敵砲兵陣地を蹂躙していますね。

しかし当時の日本軍のドクトリンに合致するかどうかはオイラも分かりません(苦笑
201トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/09/23(金) 22:16:05 ID:???
>>196

じつはそこが一番判断に苦しんでいるんですよ。
どうにも戦車が使いずらい地勢ですねぇ・・・

右翼隊の全般支援にするべきか・・・

それとも上荒井を攻撃するべきか・・・

よし!2iの後方を前進し突破後2iを超越前進、黒土に向かわせましょう!(くるしい
202名無しの愉しみ:2005/09/23(金) 22:16:36 ID:???
>>198
そのような主旨で問題は組まれています。
ただ、この問第2が最終問題でなくて、更につづくんですよねぇ…。

>128
の件は言ってしまうと面白くないような…。
というか、そのまんまなので皆さんの自由な発想を阻害してしまいす。
問題出しといて何ですが、皆さんの発想に教えられる事が多くて、
私も勉強させてもらってるものです。
203トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/09/23(金) 22:22:12 ID:???
>>128

あー(w

そういうことですか?!

つまり、2iで夜間に田んぼを移動して、側面から上荒木を攻撃し、呼応して戦車部隊を投入かぁ(クソッ
2044610:2005/09/23(金) 22:31:17 ID:???
 うーーっ!敵の企図を知りたい。
 敵は阻止任務か、熊本の増援部隊の攻勢を支援するのか。
 師団にあたえられた時間は、あと1日。なんとか、状況判断する上での
決定的要素はないのだろうか。
2054610:2005/09/23(金) 22:44:59 ID:???
 我には、甘木の戦車があるので、トルエン大尉が言われるとおり、上荒木から一気に
高良台一帯の敵を蹂躙するのもひとつの手ですが、飛岳、明星山一帯の敵はどうしまする。
機甲戦力は使えないので、砲兵火力と歩兵の地道な攻撃になるはず。2日昼間に明星山
まで行けるかな・・。下手をすれば、明星山〜飛岳一帯の敵はとぐろをまくともかぎらない。
 だから、どうするんだと尋ねられた場合、私はまだ決めていませんというばかり・・・。
206トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/09/23(金) 23:04:21 ID:???
>>205

>明星山〜飛岳一帯の敵はとぐろをまくともかぎらない。

それもさせないための中央突破案だったのですが、鉄道土手の話を聞いてしまうとねぇ(w

まぁとぐろをまいたとしても砲兵戦力を失っているので積極的抵抗はできないでしょう。
むしろ陣地から出てきたら、こちらのもの。
 
2074610:2005/09/23(金) 23:32:46 ID:???
 高良山系にとぐろを巻いた場合は、やっかいですよ。
 当面の敵は、ここを腹切り場としているのですから、何をしてくるのか解りません。
 機甲戦力を発揮して、高良台一帯の戦闘陣地及び砲兵を撃破したとしても、明星山
一帯の1コ連隊はまるまる残るでしょう(もしかしたら、離脱するかもしれませんが)。
 で、熊本方面からの敵増援部隊と高良台南側で戦闘するに際して、明星山のとぐろを
まいた敵と、増援部隊の2正面対処になります。師団の歩兵連隊は、4コ。敵警戒部隊
駆逐で2コを投入し、高良台攻撃で何個連隊使用するのでしょうか。
 つまり、攻撃後の戦闘では、敵増援部隊になんとか対処する戦力を捻出するのが
やっとのこと。明星山を警戒しつつ、敵の増援部隊に対処するのは至難の業。
 
208トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/09/24(土) 00:00:00 ID:???
>>207
陣地を急速に撤収した部隊が弾薬食料をどれほど持っていけるかは疑問です。
歩兵のみでの攻撃が失敗しているのが戦史では大半です。
しかしながら、側面に敵を抱えるのは気持ちよくはないです。

おそらく、正解にはならないでしょうが、4iで中央突破して左翼の掃討。
2iで田んぼ迂回ではどうでしょうか?
2094610:2005/09/24(土) 00:52:10 ID:???
 了解しました。後退行動又は、バンキョした敵にとって、兵站は重要ですよね。
特に飯、そして弾薬ですかね。
 
 私は、、高良内〜鑓水の慎重案に決しました。
 いかに早く高良台へ迫るかがポイントです。
 (今夜と明日の昼までできるのか・・・)
2104610:2005/09/24(土) 01:20:50 ID:???
 師団の攻撃方向を決めました。
 要図の通りです。
 http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1127492241040.jpg
2114610:2005/09/24(土) 08:07:17 ID:???
 後は、攻撃開始時期と今夜の行動ですな。
2124610:2005/09/24(土) 18:17:30 ID:???
 まずは、当面の敵部隊撃滅のために必用な時間を見積もってみましょ。

H    攻撃開始
H+4h  第1線陣地奪取完了(攻撃速度は1qで2時間位と見積もる)
H+3h 敵の核心を奪取完了(第1線を突破した後は、それほどの抵抗がないと予測)
H+4h 敵撃滅までの進出線に到達(敵の掃討には、第1線陣地突破と同等のエネルギー
     が必用と判断)

 昼間の攻撃と仮定していますので、師団として必用な時間は白紙的に11時間。

 本状況は、明星山〜高良台一帯にうすく陣地占領した敵に対する攻撃。

 この見積を適用すると、今晩に情報収集のための部隊を投入して敵陣地の状況をできる限り
事細かに解明。これらに基づき、部隊レベルでの綿密な統制調整。明日の払暁攻撃を実施したとしても
十分時間があるものと判断。
 ただ心配なのは、敵増援部隊に対する師団としての準備。(本状況では焦点にはならないかもしれませんが、
敵を高良台一帯から追い出して皆殺しにした後、防御準備をしなければならない。さてどうしたモノか。
2134610:2005/09/24(土) 18:40:06 ID:???
 ここで現時点での敵情認識について考察。

1 高良台一帯の当面の敵
(1) 高良台一帯を核心として、高良内〜上津〜藤光の線で陣地防御
(2) 上級部隊に寄与するため進出掩護を企図
2 敵主力の行動
(1) 明日夕には、高良台一帯に到着予定
(2) 企図は、第1師団の撃滅し、本州第1軍との有利な展開を期する
(3) 敵主力部隊の予想行動
  ア 夕に到着し、高良台一帯の敵と合流。戦場の認識統一。
  イ 地形の把握、彼我の状況把握のための偵察
  ウ 計画の修正、命令の作成・下達
  エ 第1線部隊の命令下達、統制・調整、戦闘予行等
  オ 戦闘準備完了に伴い、我に対する攻勢行動を実施する公算大

 →2日夕に到着しても直ぐに戦闘加入する可能性は低いと判断。もし、
  実施したととしても、状況不明のままの敵部隊は有効な戦闘が実施できない

 →つまり、1日昼間に敵の撃破・撃滅を完了。1日夜間をもって、広川一帯に応急防御
  準備を実施して、敵増援部隊に対処。

  御指導お願いしま−−−−す。
2144610:2005/09/24(土) 20:18:47 ID:???
● これまでの討論についての中間まとめ。

1 トルエン大尉殿
  師団は、第2連隊及び第4連隊を上津荒木〜高良台方向に指向し、敵中央部を突破、じ後、敵砲兵
 陣地を蹂躙して砲兵火力を無効化したるのち、高良台一帯を奪取。
2 250殿
  迷っておられるものの、高良山〜高良台(我の左翼隊方向)からの攻撃がローリスク
3 4610
  師団は、2コ旅団を並列して2日払暁攻撃開始、明星山〜飛岳方向に攻撃して、高良台一帯を奪取する。
 じ後、戦果を拡張して、荒木川に敵を圧倒撃滅する。

 海の人、270式、緑装薬、整備兵、銭湯統制官、その他スレを見ている方々、みなさんの意見を
ぱーっとやっちゃいましょ。
2154610:2005/09/24(土) 22:05:02 ID:???
 Once and Foevere・・。良い指揮官ばかりだ。
 ただ、率先垂範を実践しすぎて、早々にやられてしまうのは如何。
216195ですが:2005/09/25(日) 00:46:02 ID:???
夜襲がどうしてもやりたくなります。
夜間浸透→払暁攻撃のコンボを。
攻撃正面はできるだけ広くとりたい。
鉄道土手を利用して穿貫突破しようとする指揮官もいるかもしれませんが、
攻撃前の訓示で利用できるかもしれないことを匂わせて後は独断専行に任せます。

払暁までに第一線陣地を抜ければそれだけ時間的に前倒しできます。
そのぶん敵増援部隊に対する準備ができますし。
投機的ですが旧軍的には夜襲は外せませんね(笑)。
「今や師団総攻撃に当たり、大隊は全滅するも高良台に突進し、全般のため犠牲となり、師団主力の攻撃を成功せしめんとす」
沖縄戦の総反撃前の伊東大隊長の訓示の改変ですが。

主力部隊は払暁とともに攻撃開始と。
戦車は中央突破を狙いましょう。
>>197
一般論ですから。
217名無し整備兵:2005/09/25(日) 00:50:06 ID:???
薄暮〜夜間攻撃をもって高良山の敵を駆逐し、LC推進した上で・・・

左翼を主攻として飛岳方向に逐次制高点を得つつ攻撃し、高良台の敵を荒木川
方向に圧迫、DObj奪取前後に1TKをもって久留米市街〜上荒木方向に戦果拡張
するとともに、主力は高良台南方において防御準備、とします。

最悪の場合でも、筑後川左岸の制高点となる高良山や飛岳は獲得できそうですし。
問題点としては、敵の後方連絡線方向への圧迫になるため、離脱される公算は
やや高くなりそうです。それを防ぐためにもTKの投入時期は重要となりますね。
218海の人 ◆STEELmK8LQ :2005/09/25(日) 05:21:33 ID:??? BE:40620555-#
>214
 あ、漏れは中央突破で砲兵を黙らせること優先にて。

 山の上の神社にこもってる連中は心配ではありますけど、連中が脅威
なのは、あくまで砲兵と連携している、という文脈と理解してますです。
 こんなのにかかずらってたら、ナイメーヘンの英第30軍になりかね
ませんし。

 あとは、こういう戦術を帝国陸軍・陸自ともにとるのかどうか判りませんが
こちらの砲兵支援については、幸い平地で見通しが利きますし、味方の
いない敵両翼に対し適宜グリッドで降らせるということを基本としますです。
 戦況に応じて、いくらか抽出して前線と直協させても良いですが、それは
出たとこ勝負ということで基本は敵の遅滞ということですね。

 ただ敵増援の到着時期が問題になってくると思うんですが、あんまり
早すぎると突破後の左右両翼の包囲殲滅が間に合いませんし、場合に
よっては、山に追い上げた敵を包囲してるつもりが逆包囲されるのも
ヤなかんじなので、とにかく平野部の敵の潰走を最優先にて、あとは
戦況次第ということでいかがでやんしょ。
2194610:2005/09/25(日) 14:09:12 ID:???
たくさんの方が参加されていますね。
 私は、高良山〜明星山方向に攻撃して、高良台一帯を奪取します。
 戦闘開始に伴い、彼我の状況図をアップデートしました。
http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1127624838546.jpg
2204610:2005/09/25(日) 15:35:46 ID:???
>219の要図は、部隊名に間違いあり、あと、頼みの戦車も記述し忘れてました。
1 高良山〜明星山方向から高良台を奪取する案(敵右翼からの翼側突破)
  http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1127629715994.jpg
2 上津荒木〜高良台方向攻撃する案(敵中央部からの中央突破)
  http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1127629784007.jpg

 なお、中央突破案は、本来指揮下部隊に任せるべき大隊目標まで書いてしまいましたが、
勉強のためとして、あえて書き込みました。(ドン引き・・・・?)
2214610:2005/09/25(日) 17:01:48 ID:???
 敵左翼からの攻撃です。
 http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1127635057994.jpg

 >220及び上記の設想を基にして、 別スレ:図上戦術をやりましょ。
 http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1120185185/
 でワーゲームしませんか。

 
2224610:2005/09/25(日) 18:12:07 ID:???
 195殿。夜間攻撃、確かに今晩何とかしたいところですね。
 どのように実施すればよいとお考えですか。
2234610:2005/09/25(日) 21:34:37 ID:???
 部隊符号にミスあり。全て2コ旅団並列(実質2コ連隊並列)ですが、
西から第1旅団第2連隊、第2旅団第4連隊を並列です。(ミス多し!)
 これは、あくまで師団の攻撃構想決定に当たっての運用モデルですから、
これが絶対とは言えませんし、攻撃開始後の予備隊投入についても、具体
化していません。
 
 それと本モデルを作成しながら思ったのですが、

1 逐次に制高点を得る案は、最もリスクが小さいと判断されるが、攻撃機動
 距離がながく、1日で師団目標に達するかどうかはやはり心配。また、高良山
 南側の山逆を利用して戦闘展開し、高良内〜水車台から攻撃開始することに
 なるが、展開地積にかなりの制限をうける。また、明星山の死角となる水車台から、
 第2旅団第4連隊の主攻撃大隊を投入しているが、、攻撃開始の後に、明星山
 北側の峻険な地形を克服することが要求されている(道がない)。もし、高良内
 方向から明星山に迫った場合、高良内一帯に準備された火力ポイントを通過する
 ことになり、非常に危険。 
2 中央突破案は、上津一帯の火力集中ポイントを力押しするのに大丈夫か。
 ここは、寄るべき地形がなく、ねらい打ちにならないか。また、この方法案出の
 発端は、平地を利用した機動の発揮。しかしながら、久留米市街地及び湿田により
 攻撃速度の発揮はそこまで期待できないし、主に道路沿いを利用した戦車部隊の
 攻撃前進も、敵の火力発揮により頓挫する可能性がある。
3 敵左翼からの翼側突破案は、一見一番強そうに見えるが(勝手な解釈か)、
 これもやはり寄るべき地形がなくかなりの損害を被りそう。また、湿田により、
 機動の発揮を制限されるため、平地の利点がうまく利用できない。ただ、愉しみ
 氏のヒント(?)となる鉄道線の土手をうまく使えればということで、第1旅団第2
 連隊の主攻撃大隊を鹿児島線沿いに当初指向している。

 と少し、後ろ向きな考察をしてみましたがどうでしょうか。
224トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/09/25(日) 23:46:25 ID:???
>>223
>少し、後ろ向きな考察

軍隊においては危険思想(w)とされますが、参謀が分析することは重要です。
安全で確実な作戦などありませんので。
戦場の霧、摩擦が作戦には付きまとうからです。

1においては自軍損害が少ない分時間を失い敵増援が間にあう可能性が、
他の作戦より高くなります。
2においては自分損害は他の作戦より高くなりますが、時間は節約できます。
3は自軍の損害は1より高く2よりは低く、時間は1、2より節約できますが、
湿地での機動、鉄道土手の狭さの影響があります。

因みに2のねらい打ちにならないかについてですが、
敵が一点買いをしていなければ、チャンスは高いと思います。
敵はどこから攻めるかは知らないのです(戦場の霧)
2254610:2005/09/26(月) 19:45:49 ID:???
 コメントありがとうございまする。
 私も貴官に同意ですが、一点。敵の防御正面における濃密な火力を本当に突破できるでしょうか。

 ところで、この時期に考察されていた赤軍は、どこの国の軍隊を想定しているのでしょうか。
中国?ロシア?敵の編成装備の観点(たとえば、対戦車火器の数、射程等、歩兵小隊に何が
、何個あるとか、歩兵が持っているであろう迫撃砲とか、機関銃とか、小銃とか)。
 また、旧日本軍はどうか。(戦車、砲迫、機関銃、小銃等)。知っている方教えてくださいませ−−。
 (各行動方針の実行の可能性を推し量る要素になりそうです。)
2264610:2005/09/27(火) 00:10:58 ID:???
 敵の第一線陣地の予想配備図と戦況推移予測を戦闘レベルで考察しました。
 (気に入らない方はスルーしてください。)

○ 本見積の前提(特に、敵の編成装備について)
 ・ 明星山からの山地方向からの攻撃、上津からの平地方向からの攻撃を考察してみました。
  敵左翼からの攻撃は、上津方向からの攻撃が準用できると見て、この2本に絞りました。
 ・ 敵歩兵中隊は、3コ小隊としました。
 ・ 敵1コ小隊は、3コ分隊編成で、それぞれに1丁ずつ機関銃があります。(陣地によって
  重点配備をしている所があり、多くなったり、少なくなったりしています。)
 ・ 歩兵中隊には、1コ迫撃砲小隊(3門)を保有します。
 ・ 野添東南側の部隊は、対戦車部隊と判断。
 ・ 歩兵小隊の配置は、日本軍の突撃に直接火力を発揮して陣地をまもれること、
  そして、機関銃陣地を守るように配置されています。
2274610:2005/09/27(火) 00:11:31 ID:???
○ 上津荒木方面からの中央突破
 ・ 敵の中央だけあってやっぱり火網が濃密です。
 ・ 対戦車火器もあります。(当時の対戦車砲の射程が分からない、やや長いかもしれません。)
 ・ 水田と、市街地が邪魔をして、日本軍の機動路が限定されます。(敵は狙いを定められます。)
 ・ 暴露地形なので、日本軍の動きが丸見えです。(敵はねらいを定められます。)
 ・ 敵側は、高良台の地形を利用して結構丈夫な陣地をつくっています。(観測点に乏しい日本軍は、
  砲兵火力を有効に発揮できないと思われます。)
 ・ 要図:http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1127743474613.jpg
2284610:2005/09/27(火) 00:13:35 ID:???
○ 明星山方向からの敵左翼の突破
 ・ 地形が錯雑しており、彼我の機動を制限します。
 ・ 針葉樹林により彼我共に良好な視射界は得られません。これは、防御側にとっては、不意急襲
  火力の発揮、攻撃側にとっては、企図の秘匿に有利です。
    これに付随して
    水車台一帯の河川敷への砲兵火力発揮はできますが、一度山に入ってしまったら、
   ◇ 攻撃側の動きを捕捉することは困難です。これは、もちろん防御側にとっての利点としても活用
    できそうです。
   ◇ 敵陣地の一番最右翼は1コ中隊です。この中隊は、明星山北側の崖を有効に活用した防御戦闘
     ができるものの、もし、こちらから日本軍の主攻撃が施行された場合(2〜3倍の先端戦力+
   ◇ 縦深戦闘力)には、、やはり厳しいでしょう。攻撃側の日本軍としては、どれだけ、制限された地積の
     中で有効に部隊を攻撃前進させるかによるようです。
   ◇ 明星山一帯を奪取した後の日本軍の攻撃も厳しそうです。峻険な地形と、稜線沿いの細長い
     道をちまちまと前進しなければならないようです。やはり時間がかかりそうです。
  ・ 高良内正面に対しては、敵が良好な視射界をうまく発揮できそうです。本正面の日本軍は相当
    心してかからない限り山の上には上れないでしょう。
 ・ 要図:http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1127743628610.jpg
2294610:2005/09/27(火) 00:55:48 ID:???
○ つけたし
 ・ 本考察は、愉しみ氏のが出題された状況図から、私本意で見積もりしたモノであり、決定的な根拠が
  あるモノではありません(出題元の敵陣地を示す赤線は、一般状況から考察し、歩兵中隊として見積)。
   これは、敵第一線陣地に対する攻撃の前後のみを考察するモノで、これ以降の攻撃進展は
  見積もっておりません。ただ、敵陣地の前縁は、最も敵の戦力が充実しているとの観点から、
  師団の攻撃方向決定に当たっての一要素として考慮したい事項だと思っています。
 ・ もし、敵にRPGの様な対戦車火器があった場合は、中央突破はさらに難しいモノになると思います。
 ・ 明星山一帯の陣地に敵歩兵中隊の迫撃砲陣地を書くのを忘れました。もちろん敵は準備していることでしょう。

◎ 結 論
 ・ やはり高良山方向からの攻撃が良いのではないでしょうか。攻撃スピードに制限がありますが、
  敵増援が来る前までにやっつけられるのですから、危険な平地方向からの攻撃はどうかなと思います。
  また、平地における機動の発揮(スピードも)、市街地及び湿田に影響を受けて十分に発揮できるとは
  言い難い状況です。
 ・ 日本軍の高良山方向からの攻撃が、明日中に完了しないのであれば、行動方針にもあがりま
  せんが、敵の熊本からの増援部隊増援が到着して、有効に戦力を発揮するまでに、高良台一帯の敵
  を確実にやっつけた後、新たな敵に向かう方がよいと思われます。
230名無し三等兵:2005/09/27(火) 21:46:04 ID:???0
翼即からの攻撃は、有利なのは分かった。
だけど、その戦力比はどれだけか。
展開地積がないんだから、敵の思うつぼだろ。
敵も馬鹿じゃないんだから、それだけの準備をしているはずだ。

231トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/09/28(水) 16:45:08 ID:???
>>220>>228

ところでその左翼攻撃案では主攻軸がまるわかりで敵右翼、予備の投入が容易になってしまいます。
右翼前衛は敵右翼を拘束するための攻撃を行わないといけませんね。
232トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/09/28(水) 16:47:49 ID:???
>>229

もう結論がでてしまったのですか。
まだ左翼攻撃+中央突破や右翼攻撃+中央突破等バリエーションもあると思うのですが。
233海の人 ◆STEELmK8LQ :2005/09/28(水) 17:18:32 ID:??? BE:6499722-#
 「山を攻めに行く」ってコンセプト的にどうなんでしょね。

 漏れは海の方の人間なので過大に感じているのかもしれないのですが、
高良山を攻撃するというのは、敵だけではなくて山という地形まで敵に回る
わけで、正確な時期はともかくとして、敵の増援が接近しつつある状況下
では「間に合うんかな」と。

 また左右どちらでもですが、翼側攻撃の場合、右を突破すれば左が
左を突破すれば右が、それぞれバックアップに回って、実質第2線を
構成することを考えると、やはり

  左右両翼を同時に戦闘に巻き込み、なおかつ無力化する

という仕掛けが必要になるのではないかと思うのですが・・・。
234トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/09/28(水) 18:28:01 ID:???
>>233
>「山を攻めに行く」

山を攻めるのは高制点を取る事によるメリットがどれくらいあるかによりますね。
この場合、青軍砲兵を敵2線、予備兵力に向けて指向できるメリットがあります。
デメリットはおっしゃるとうり、戦線が膠着に陥りやすいことです。
しかも失敗した場合、兵力の移動が他2案に比べ遅くなります。

>左右両翼を同時に戦闘に巻き込み、なおかつ無力化するという仕掛

これを達成するためには「戦場の霧」を利用する必要がありますね。
中央突破を牽制として敵予備兵力を誘引し、右翼突破を図るとか。
2354610:2005/09/28(水) 20:26:00 ID:???
○ まず、攻撃方向と敵防御陣地との一般的モデルです。
  つまり、よほど中央突破を行うに当たっての旨み成分がないかぎり、敵の火力にやられ
 安いと言うことを表しています。
  1つの陣地から4つの火力が指向されていたとして、中央部と翼側部では火力の差が約
 2倍です。
  http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1127906524393.jpg
2364610:2005/09/28(水) 21:20:16 ID:???
 山を攻めに行くメリットは、あくまで目標を確実に、できるだけ早く奪取するためです。
 山を取る事自体が目的ではなく、師団の攻撃目標である高良山一帯の敵を撃破・撃滅
する過程として、また、手段として必要性があるモノです。

 http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1127909811285.jpg
237名無しの愉しみ:2005/09/28(水) 21:32:28 ID:???
みなさん今回考証がすごいですね。模範回答になります。
http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1127910483071.jpg

おそらく予想済みと思いますが。
決心
師団は敵後続兵団来著に先立ち明2日払暁より主力を以って鉄道線路に沿う地区より敵主陣地を一挙に攻略、
本夜暗を利用し主力を久留米南方地区に移動し、明2日払暁重点を坂ノ上高地付近に指向し、敵を南方山地帯に圧迫撃滅する。

軍隊区分
右翼隊 1iB 1TK K一分 VA(−9) 2P
左翼隊 2iB (‐4i)K二分 9A 1Pノ1小
迂回隊 I/4i RiA半部 K一分
砲兵隊 1A(−V) ISA 1FB
予備隊 4i(−I.RiA半部)
238名無しの愉しみ:2005/09/28(水) 21:34:02 ID:???
日没迄
両翼隊は日没までに特科隊及び高良山付近の敵部隊を駆逐し、敵主陣地を捜索し
一部の交代を行う。奪取しえざる時は夜襲にてこの要点を落とし、捜索の拠点を前方に移す。
砲兵隊は日没時を利用し、一部を久留米南側に陣地変換。
工兵隊をして、戦車渡河の設備及び砲兵の陣地占領の援助、飛行隊は敵主陣地の写真撮影を実施
迂回隊は速やかに高良山東方を迂回し、明星山南方平地に進出し敵の側背を脅威す。
夜間兵力移動
2i、1TKは日没後久留米東北地区において旅団長の隷下に入る。
4i主力は久留米市東端五穀神社付近に至り、兵力移動に加わらない部隊は現在の第一線を堅固に守備し主力の移動を援護
戦車は努めて第一線に近く、しかし音響を聴衆されない距離として敵より1500m離隔
攻撃準備
右翼隊は午前1時行動を開始し、午前3時までに白口(あらき駅西北5百m)特科隊西南側、特科隊兵営の線に進出し攻撃準備
左翼隊は午前1時行動を開始、午後3時までに右翼隊と連携、八軒屋、国分南端歩兵営内野北側高地明星山麓に進出し攻撃準備
砲兵隊は第一線の前進に伴い主力を以って津福、津福今、鞍内間の地区に、一部を以って国分北側及び御井町南側地区に陣地を変換し、午前4時30分までに準備完了
予備隊は午前3時に津福に位置
高射砲隊は午前3時までに津福北端および東野中東端付近に陣地占領、師団主力の上空を援護
攻撃実施
攻撃開始は午前7時を予定
到達線は敵陣地後方4km広川付近より清楽にいたる台地線
砲兵隊は天明後効力射撃準備、爾後射撃に移転し1時間攻撃準備射撃、第一線の前進に伴い2大隊を以って右翼隊、1大隊を以って左翼隊に直協
右翼隊は攻撃の重点を坂ノ上高地に指向し敵主陣地奪取後速やかに広川東西の線に進出
左翼隊は攻撃の重点を日渡南方高地に志向し、敵主陣地奪取後速やかに清楽西方高地へ進出
騎兵隊は払暁当面の敵を攻撃し、荒川南方地区に進出して敵の背後を霍乱、一部を以って敵後続部隊の状況を捜索
軍司令官に具申して午前5時30分より2時間、飛行隊を以って師団主力攻撃方向の制空
239名無しの愉しみ:2005/09/28(水) 21:37:00 ID:???
と言うわけで、今後は右翼隊の行動が問題になった行きます。
すみません。忙しいもので続きはまた。

2404610:2005/09/28(水) 22:00:40 ID:???
 やっぱり鹿児島本線は大ヒントだったんですねーー。やられました。
 問題は当分なしですか・・・・・
 帰宅後の愉しみにしていたのですが・・・・
241トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/09/28(水) 22:03:28 ID:???
>>235

そのモデルは軍事的には間違っています。
部隊の間の接合部は抵抗組織の弱点と見なされてます。

>>236

砲兵射撃だけでは敵を撃滅することは不可能です。
砲撃はあくまで突撃を有利にするための手段です。
242名無しの愉しみ:2005/09/28(水) 22:30:37 ID:???
すみません、国勢調査が忙しくて…
1週間後くらいには再開しますんで。
2434610:2005/09/28(水) 23:33:55 ID:???
>そのモデルは軍事的には間違っています。
 部隊の間の接合部は抵抗組織の弱点と見なされてます。

 →境界線の火力調整がうまくいかないのは、貴官が言われているとおりでしょう。
 しかしながら、これは、敵が防御における相互支援は、各陣地のみでなく、全般についても
 考えているということをかんがえるなら、日本軍の主攻撃方向決定に資する本モデルにおいては
 それほど重大な影響があると思えません。結局、敵陣地の中央部は火力が集中
していることは間違いありませんよね。
  http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1127906524393.jpg
  このモデルに無理があるのは、敵は2コ連隊という前提に立っているので
 日本軍の攻撃方向が3つあるのに、敵の部隊単位が2つであるという点。本来なら、
 日本軍の接近経路に対して1コ戦闘単位を当てるのが原則でしょう。しかしながら
 本状況ではできない。真ん中の経路を部隊の境界線にしないなら、、どちらか片方の
 部隊の正面幅を広げて、そして、狭めて配置しないといけません。しかしながら、両翼共に
防御側としての弱点を有する。そのため、このような敵陣地配備モデルになったのでする。
 ちなみに、上記事項の補足説明要図:http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1127917929012.jpg
244トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/09/28(水) 23:45:54 ID:???
>>243

火力調整がうまくいかない場合、火力が集中しているとは言えない。
つまり一定の単位、この場合中隊がそれに当たると思いますが、
その中隊に対して火力を集中できるなら、火力の集中と言えますが、
別々の中隊を射撃している場合は火力が集中しているとは言えません。
2454610:2005/09/28(水) 23:53:27 ID:???
 > 砲兵射撃だけでは敵を撃滅することは不可能です。
   砲撃はあくまで突撃を有利にするための手段です。

 >4610:山を攻めに行くメリットは、あくまで目標を確実に、できるだけ早く奪取するためです。
   山を取る事自体が目的ではなく、師団の攻撃目標である高良山一帯の敵を撃破・撃滅
  する過程として、また、手段として必要性があるモノです。

  →砲兵だけで敵を撃滅することは不可能なのは貴官が言われるとおりです。RMAといいながら、
  歩兵が最終的に目標に前進するのは、イラク戦争でも変わっていないようです。
   砲撃、つまり、砲兵火力は、FOが敵が見える位置にいて、ココに撃てとかいうんですよね。
   これは、突撃を助けるための突撃支援射撃だけでなく、攻撃開始前は、攻撃準備射撃、
  攻撃開始後は、第一線部隊のニーズに応じた敵陣地への指向、そして、対砲迫戦、敵の
  逆襲対処のための砲兵支援、所命の目標奪取前後の砲兵火力発揮等、その時々に応じて
  FOという目を通じて、近接戦闘部隊では簡単に発揮できないような、攻撃効果の大きい
  曲射火力を発揮するんですよね。
   このことに鑑みると、攻撃側の日本軍としては、FOが目標を確認できる有利な地形を取ること、
  そして、敵の砲兵観測に有利な地形を奪うことが大事ですよね。
246トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/09/29(木) 00:13:52 ID:???
>>245

この場合、敵2線と予備、砲兵を攻撃するために行われるわけですが、
味方には航空機があるので、高制点確保はそれほどウェイトが高くないと思います。
2474610:2005/09/29(木) 00:17:19 ID:???
>火力調整がうまくいかない場合、火力が集中しているとは言えない。
 つまり一定の単位、この場合中隊がそれに当たると思いますが、
 その中隊に対して火力を集中できるなら、火力の集中と言えますが、
 別々の中隊を射撃している場合は火力が集中しているとは言えません。

>>243の火力調整がうまくいかないと言ってしまったのは私の言い方の間違いです。申し訳ありません。
 しかしながら、中央突破は前述http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1127906524393.jpg
 のとおり、火力が物理的に集中できてしまうのは、この通りです。
  敵の境界線だから、ここは弱点というのは、主攻撃方向が決定した後の話でしょう。だって、翼側の方が防御のための
 火力に制限があるのは間違いないのですから。
  一定の単位に対して火力の集中をしないと体をなさないという話ですが、私の勝手なシミュレーションで
 2コ大隊並列→実質4コ中隊並列としました。具体的な攻撃要領までは考察していませんが、攻撃側主攻撃
 4コ中隊に対して、防御側3コ中隊+地形の利用+準備です。我のどの中隊に、どのような防御火力があると
 詳細に見積をする勝ちがありますか。攻撃3倍の原則を満たさないどころか、この兵力差では、陣地防御対陣地攻撃
 が成り立つかどうかにも疑問があります。
  もしかしたら、貴官の質問に応えていないかもしれないきらいがありますから、良ければ、私の意見に対する批判を
 下さい。

 PS 次の問題が出るまで遅滞行動をしなければならないようです。
2484610:2005/09/29(木) 00:32:33 ID:???
>この場合、敵2線と予備、砲兵を攻撃するために行われるわけですが、
 味方には航空機があるので、高制点確保はそれほどウェイトが高くないと思います。

 航空攻撃は確かに効果が大きいです。あるイラク戦争のデータによると48分間の
900発の砲兵射撃と、航空機4機による10分間の攻撃はほぼ同等だそうです。
 ここで考えなければいけないのは、砲兵はリクエストすれば直ぐに弾が出るが、
航空攻撃はそうではないと言うことです。
 航空部隊も暇ではありませんので、対航空戦、航空阻止、その他空中における
掩護等沢山の任務を持っている中で、陸軍に対して計画された時間に、充当できる
規模を持って支援するのでしょう。
 ということは、第1師団のニーズを全て受け入れてくれるわけではないのでしょう。
航空攻撃の瞬間的な威力は凄いのでしょうが、これはあくまで計画的なモノ。臨機に
できることもあるのでしょうが、陸上戦闘部隊として、これにたよるのはどうでしょうか。
249195ですが:2005/09/29(木) 00:34:25 ID:???
>>248
トルエン大尉殿は航空機からの弾着観測のことを言っているのでは?
航空優勢が確実なら気球も上げられるし。
250トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/09/29(木) 00:45:31 ID:???
>>247
>攻撃3倍の原則を満たさないどころか、この兵力差では、陣地防御対陣地攻撃
>が成り立つかどうかにも疑問があります。

 
     拘束翼                  主攻撃         拘束翼

                        2iの3B   4iの3B

     予備 1iの3B(3個中隊)   2iの2B   4iの2B     予備 3iの3B

1線     1iの1B    1iの2B   2iの1B  4iの1B   3iの1B  3iの2B
          ↓       ↓      ↓      ↓      ↓     ↓
敵1線    2個中隊   2個中隊  2個中隊  2個中隊   2個中隊 2個中隊
          
2線      中隊      中隊    中隊              中隊   中隊

予備              大隊                        大隊

「主攻撃」においては3倍以上確保できます。
251トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/09/29(木) 00:50:32 ID:???
>>248

敵の後方に2線、予備、砲兵がいるのは確実です。前の晩に支援を要請しておきましょう。
払暁を期して攻撃するようにできます。目的は破壊ではなく砲撃、移動を妨害することです。

>>249

観測も含みます(w
2524610:2005/09/29(木) 01:08:52 ID:???
>拘束翼                  主攻撃         拘束翼

                        2iの3B   4iの3B

     予備 1iの3B(3個中隊)   2iの2B   4iの2B     予備 3iの3B

1線     1iの1B    1iの2B   2iの1B  4iの1B   3iの1B  3iの2B
          ↓       ↓      ↓      ↓      ↓     ↓
敵1線    2個中隊   2個中隊  2個中隊  2個中隊   2個中隊 2個中隊
          
2線      中隊      中隊    中隊              中隊   中隊

予備              大隊                        大隊

「主攻撃」においては3倍以上確保できます

 →貴官の図を見るに、日本軍の主攻撃は、第2及び4連隊の2コ連隊で、この主攻撃に対する敵の正面戦力は
  2コ中隊+2コ中隊ということでいいんですかね。
2534610:2005/09/29(木) 01:14:38 ID:???
 これを討議する上で、日本軍の攻撃正面幅と実際に戦闘する部隊規模
(2コ連隊並列→4コ大隊並列→8コ中隊並列という計算なら、これらの部隊が
戦闘行動を取る上で、窮屈すぎないかとかそういうことです。)と、敵の防御正面
幅(日本軍の正面戦力に実際ぶつかる敵戦力の割合)が妥当かどうか考えなければ
ならないと思いますが、貴官の意見を基に、こちらで地図に当てはめてよろしいですかね。
<いよいよ戦術談義らしくなってきた!>
2544610:2005/09/29(木) 20:05:22 ID:???
 トルエン大尉殿。貴官の部隊運用モデルを白私的に展開しました。
  http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1127991205466.jpg

 貴官が3倍以上の戦力を確保したというのは、縦深戦闘力も含めた所でのもの
ではないでしょうか。もちろん、攻撃衝力の持続という観点では、縦深戦闘力、つまり、
予備隊の戦力確保は大事でしょう。
 しかしながら、攻撃開始時点における接触線での戦闘力比はいかがでしょう。単純に
主攻撃第2連隊の攻撃正面に存在する敵は2コ中隊。そして、日本軍の攻撃に使用できるのは
3コ中隊(大隊の能力限界を考え、3コ中隊と判断しました)。攻撃開始時点における時点での
彼我の戦力比は日本軍:敵軍=2:3で我が優勢ですが、3倍の原則は成り立っていません。
敵主陣地の前縁は、敵が最も強くしている固いところです。
 http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1127991205466.jpg
255海の人 ◆STEELmK8LQ :2005/09/29(木) 21:05:58 ID:??? BE:29246663-#
 実際の部隊運用についての知識も、あるいは陸戦に関する深い造詣も
ないのに、こんなことを断言してしまうのは大変恐縮なのですが、この
戦場でのこちらとあちらの「立場」のようなものを考えた場合、それぞれに
目的が表裏一体だと思うのです。

 それは

  青 → 敵増援到着前の効果的な打撃による各個撃破
  橙 → 増援到着後の攻勢のための効果的な事前打撃

であり、双方ともに

  橙の増援到着を「潮目」にした攻勢

という点で共通しているのではないかと。

 そう考えた場合、アップダウンに「さぁこい」と待ち受けている橙部隊を
わざわざ青が攻めに行くのは、相手の遅滞戦術(援軍到着までの)に
見事にはまりにいくようなものなのではないかと。

 敵は増援で兵力が増える予定はあるのに、こちらは兵力そのままで
戦闘せねばならないわけですから、なんとしてでも敵の増援が到着する
までの間に橙を壊滅はできないまでも錯乱させて部隊として統一した
行動がとれないような状態にしておかねばならないのではないの
でしょうか。

256トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/09/29(木) 23:26:07 ID:???
>>237>>238

愉しみ氏乙です(w
オ−トスクロールにしていので、解答を見逃してしまいました。
257トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/09/29(木) 23:44:06 ID:???
>>254

恐らく、支援砲撃無しでは3倍以上でも玉砕でしょう。砲撃をうまく活用すれば接触部隊は3倍も必要ではありません。

そして敵増援ですが、航空機はそれを阻止するのに絶好の兵器です。

因みに「攻者3倍の原則」ってのはデマです。そんな原則を採用している軍隊は無いです(w
258トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/09/30(金) 00:12:26 ID:???
>>254

それと白紙モデルは戦術の研究には適してませんので地形を考慮したモデルを重要なところだけ書いてみました。


                      
|                 
|鉄
|道                                      中隊
|                      中隊 中隊      中隊 中隊
|                        中隊           (藤山町)  
|               中隊    (陸上自衛隊高良台演習地) 
|             中隊 中隊   
|                 (自衛隊演習地)    
|         中隊 
|      中隊 中隊
|         (荒木町藤田)


陸上自衛隊高良台演習が突出している形になっているのがわかります。
陸上自衛隊高良台演習の前縁、藤光町から上津町までの円弧線では2000m近くなり2個大隊は展開可能です。
259トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/09/30(金) 00:31:11 ID:???
>>255
さすがですねぇ(w

我の目的はできるだけ速く敵を撃破し、味方到着までこの隘路を守ることです(現実的には)。

>相手の遅滞戦術(援軍到着までの)に見事にはまりにいく

防御の原則、地形の利用、を自ら適用しにいく訳です(w

さらに悪いのは予備計画が立てられず、柔軟性を失ってしまうことです。
中央突破、右翼突破は二股をかけられるのに左翼に兵力を集中すると、
中央、右翼に兵力を転換するには時間が掛かりすぎるのです。
それがオイラが左翼突破を1おしにしない理由です。
2604610:2005/09/30(金) 18:56:03 ID:???
>さらに悪いのは予備計画が立てられず、柔軟性を失ってしまうことです。
 中央突破、右翼突破は二股をかけられるのに左翼に兵力を集中すると、
 中央、右翼に兵力を転換するには時間が掛かりすぎるのです。
 それがオイラが左翼突破を1おしにしない理由です。

 攻撃の良いところは主動性です。自分が決めた時期と場所から敵をやっつけられる
ことに最大の利点があります。
 そこで、中央から攻撃したら、左右への融通性があるというのはいかがなモノでしょう。
 正面突破が師団にとって最も有利、そして、おまけとして左右への柔軟性があるというなら
話は解りますが、柔軟性があるから正面からというのは主動性を生かし切れていないような。
防御と違って攻撃はココというところを決め撃ちにしてやるもの。主攻撃変換に際しての移動
距離という尺度で真ん中ではないはずです。(敵の配備がよく分からない場合には、重要な
考慮事項としてあがってくるはずですが・・)

※ 貴官を論破することが目的ではありません。あくまで本スレの趣旨にのっかって、頭の
トレーニングをすることですので・・、気に障りましたら申し訳ありません。
2614610:2005/09/30(金) 19:23:58 ID:???
 攻撃3倍の原則。たしかにそのようにオーソライズされた言葉はないかもしれません。

 ただし3倍の話しは、多分経験則から誰かが導いたモノでしょう。
 推測にしか過ぎませんが、この原則から万国共通の部隊編成が共通しているのでは
ないでしょうか。というのは、
 1コ師団=3〜4コ連隊 1コ連・大隊=3〜4コ中隊 1コ中隊=3〜4コ小隊 1コ小隊=3〜4コ分隊・班
つまり、正面戦力で使うのが2〜3コ単位、予備とするのが1〜2コ単位。
 つまり、彼我の接触正面で2〜3倍の戦闘力を発揮できる運用を考慮しての所ではないでしょうか。

 もっと、つっこんで考えると、ある戦力がある場合の戦闘力の発揮には、左右と正面合計3カ所があるのでは
ないでしょうか。 

     ○
   ○ ↓ ○
   ↓   ↓
     ○   
   ○   ○
 
 つまり、3コの敵をやっつけるためには、3方向からの力が必用。ただし、防御側は事前準備と地形の利があるので、
1コ単位に対して1コ単位の戦力ではまけてしまう。そこで敵を1コづつ敵をやっつけるために、敵が事前に準備した
1コ単位に対する攻撃を完全に成し遂げるために3コ単位ではないのでしょうか。(これはあくまで私の憶測です。)
出所は確かではありませんが、冷戦時代のソ連陸軍は攻撃正面で7倍というのを聞いたことがあります。
2624610:2005/09/30(金) 20:34:49 ID:???
 3倍の話しに関しての補則です。

>恐らく、支援砲撃無しでは3倍以上でも玉砕でしょう。砲撃をうまく活用すれば接触部隊は3倍も必要ではありません。
 そして敵増援ですが、航空機はそれを阻止するのに絶好の兵器です。

 砲兵火力は重要です。曲射弾道で見えないところからやっつけられるのですから。
 いいたいことは2つあります。
 1つは、この当時の彼我の砲兵運用に劇的な差があったのかということです。
 今回の前提条件で、彼我の砲兵比は門数比で約3倍。日本軍が勝っていますので、敵の防御陣地及び対砲迫
戦においても負けることはないでしょう。
 ただ、歩兵戦力3倍の話しをくつがえす能力があったのでしょうか。
 現代戦においては、あらゆる手段を使って、敵の情報を獲得して、そして、精密な座標をとることができる。
また、コンピュータによって情報を共有することもできるし、弾薬を打ち出す火砲の精度もかなり良好。
 技術的観点から見て、当時は現代戦のような精密射撃をすることが困難であろうと思います。
つまり、火力発揮に際しての誤差を勘案しての砲兵火力の発揮ですので、地形や敵陣地の細かな配置に
対する第一線の火力ニーズに対する効果はある程度妥協が伴うモノであったのではないでしょうか。
 また、運用的観点からの考察にしても、現代のようなスピードはなかったと思われます。
砲兵部隊も大隊なり、中隊なり、上下級部隊の指揮統制関係で成り立っていると思われますが、第一線の
推進に伴う砲兵戦力の推進、部隊を動かすための統制調整等は、現場指揮官同士が顔をつきあわせてやる
場面が多かったのではないでしょうか。必用な情報(地形、敵、我)をリアルタイムで得られて、その新しい情報
に対する精度の高い装備品で、次から次にスピーディに敵をやっつけられる能力があれば、3倍の原則どころか
歩兵はいらないのかもしれませんね。
 
2634610:2005/09/30(金) 22:19:18 ID:???
  >陸上自衛隊高良台演習が突出している形になっているのがわかります。
  陸上自衛隊高良台演習の前縁、藤光町から上津町までの円弧線では2000m近くなり2個大隊は展開
可能です。

 貴官が想定された敵の防御配置を前提に考えていきましょう。
 http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1128084334275.jpg

 確かに大隊の展開は可能でしょう。というか、歩兵戦力主体の攻撃展開であるので、どれだけ狭くても可能かもしれません。
当時の部隊の攻撃正面幅の基準は、人間の一歩(75p)を基準にしているらしいです。そして、歩兵が保有する火器の能力
に基づき各歩兵間の距離が決まり、分隊の距離が決まり、小隊、中隊、それ以上となっていくのでしょう。
 ここで考えられるのは、当時の部隊現状から察するに、部隊が展開するための地積の限界はないと言うことです。
 たとえば、貴官が見積もった2000mを主攻撃正面とした場合を考えます。歩兵同士の間隔が1m位としたら、2000人
が並べることになります。2000人と言えば、1コ中隊が約200人(よく分かりませんが憶測)10コ中隊ですよね。
機動の発揮を制限しないように、適正な戦力配分とはいうものの、この時代は、歩兵主体の戦闘なので、できるだけ部隊を
詰め込むのがよいかもしれません。
 ここで考えたいのは、主攻撃に徹底的に戦闘力を集中した上で、助攻撃はどうするのかと言うこと。
 助攻撃は、主攻撃の攻撃進展に最大限寄与するもの。正面からの攻撃での助攻撃は2つ必用。
翼側からの攻撃であれば、助攻撃は1つで良いはず。助攻撃がひとつで言い分、主攻撃の戦力を充実できるし、
予備隊の数を増やして、縦深戦闘力の強化を図れます。つまり、正面突破は、よほど旨み成分がない限り
採用しないという結論になります。
2644610:2005/09/30(金) 22:40:50 ID:???
>敵は増援で兵力が増える予定はあるのに、こちらは兵力そのままで
戦闘せねばならないわけですから、なんとしてでも敵の増援が到着する
までの間に橙を壊滅はできないまでも錯乱させて部隊として統一した
行動がとれないような状態にしておかねばならないのではないの
でしょうか。

 戦略的レベルの話です。いま師団が何のために来てるかという意義を問うモノですよね。
赤の事前打撃というのは副次的な効果ではあると思いますが、上級部隊の有利な地形を
確保する上ための戦いと言えそうです。
265名無し整備兵:2005/09/30(金) 22:53:53 ID:???
ちょっと気になったところだけ。

>241
「白紙的モデル」と言うとるやん(笑)
陣地の間隙は確かに調整が必要で弱点になる可能性のあるところですが、
そこを上手く計画し、「2コ大隊それぞれの陣地」ではなく「1コ連隊の陣地」に
化けさせるのが防御部隊指揮官の腕の見せ所です。

>246
航空機の在空時間を考えてみてください。天候のこともお忘れなく。
高地を押さえておけば、1週間でも2週間でもFO(潜伏OS含む。)は活動します。

なお、「攻者3倍」はあくまで目安程度で、原則とはなっていません。
ロシア軍では攻撃側は防者の5倍以上の戦力が必要であり、、7倍以上の戦力
集中が理想的とされているとのことです。

>263
「中央突破には両翼に助攻」というのは、某組織の常識かもしれませんが、恐らく
ここには理解できない方々もおられるのでは・・・。
266名無し整備兵:2005/09/30(金) 23:29:07 ID:???
おそらく海の人の中の人は、「固定化した戦線」というものをご存知ないから
そのような意見になるのでしょうが・・・

一般的に、固定的な戦闘は防御側に有利、流動的な戦闘は攻撃側に有利と
いえます。
赤先遣部隊が部隊として統一的な戦闘を行えず、各所の孤立した陣地で拠点
防御をしている状態にするのは攻撃側の青としては理想的ですが、その状態で
赤の増援が来てしまうと、我は固定的な陣地も編成できずそのまま撃破される
恐れがあります。
したがってワタシは「たとえ攻撃途中で赤の増援が到着してしまっても、何とか
応急防御に移行できるよう、高良山〜明星山沿いに緊要地形を抑えつつ、戦線を
着実に前進させることが出来る敵右翼突破案を推しました。

なお、高良大社の敵が温存されてしまうと、筑後川を渡河する我が後方部隊に
敵の砲迫が指向されてしまい、我が兵站部隊及び軍主力に脅威が及ぶ可能性が
あります。もちろん久留米市街以西に後方連絡線を保持すれば脅威は低く
なりますが、使用できる橋梁に制限を受けます。敵が堅固に保持する島嶼を
「蛙飛び」すればいい海軍とは、地理的規模が全く違うわけです。
267名無し文官:2005/10/01(土) 00:04:09 ID:???
みなさんのお話、勉強になりますね。

>>266
図上戦術的にはいろいろ選択肢があると思いますが、
(陸士等での)連続想定の講義の際、あんまり消極的だと怒られませんかね(笑
「溌剌たる機動」がモットーの日本軍ですから、模範解答のような答えが
喜ばれるのでしょうか。

で焦点だった高良山の敵は
>両翼隊は日没までに特科隊及び高良山付近の敵部隊を駆逐し、敵主陣地を捜索し
日没までに駆逐ですか…onz
268トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/01(土) 00:09:17 ID:???
>>260
>主動性を生かし切れていないような。

主攻軸を変更できるんですよ?!

>主攻撃変換に際しての移動距離という尺度で真ん中

と書いたことは無いです。山岳地形からの移動に負荷が掛かるといっているのです。
269195ですが:2005/10/01(土) 00:14:36 ID:???
>>263
歩兵操典を見て下さい。
ttp://www.warbirds.jp/sudo/infantry/i4_21.htm
ttp://www.warbirds.jp/sudo/infantry/i4_23.htm
ttp://www.warbirds.jp/sudo/infantry/i4_25.htm

歩兵同士の横の間隔は6歩です。4.5mですね。

>この時代は、歩兵主体の戦闘なので、できるだけ部隊を詰め込むのがよいかもしれません。
それインパールで英軍がやって失敗した手ですよ。
火力に対して脆弱な歩兵を過剰に密集させたところでリスクが増すだけです。
むしろ兵力があるなら攻撃正面を広げた方が良い気がします。

>>265
赤軍では1大隊に砲兵1大隊+戦車1大隊もしくは砲兵2大隊で攻撃正面は600mで、砲兵
及び戦車の支援がさらに有力であるなら1000mが標準とされています。
270トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/01(土) 00:22:22 ID:???
>>262
>次から次にスピーディに敵をやっつけられる能力

米軍のTOT射撃

>3倍の原則どころか歩兵はいらないのかもしれませんね。

すこし落ち着きたまい。攻撃側にとっては歩兵の前進のための、
防御側にとっては阻止のための砲撃なのですよ。
歩兵のためにやるんですよ。
 


271名無し整備兵:2005/10/01(土) 00:27:43 ID:???
>「溌剌たる機動」
そうですね。戦車等の機械化部隊がもう少し多めにあるなら、平地沿いの攻撃を
主軸にするべきだと思います。
しかし、敵から瞰制されている状態で徒歩兵が平地を攻撃前進となると、火力の
威力を認識している現代人にとっては、どうも不安を覚えます。ノモンハン等の
戦例もあることですし。
272名無し整備兵:2005/10/01(土) 00:36:19 ID:???
「主攻軸を変換」となると、第一線の歩兵部隊の配置変更だけでなく、砲兵陣地や火集点、
予備隊の集結位置、兵站部隊・施設の位置、司令部の位置その他が全部変更になる
ばかりでなく、その変更に伴う有線通信の撤収・再構成、機動路の再構築、後方連絡線の
変更とそれに伴う軍兵站部隊・施設との連絡要領の変更その他によりかなりの時間を
食いますが・・・。そのような準備事項を整えた上で、さらに命令下達と下級部隊への徹底、
出来れば予行の実施ですね。

・・・主攻軸変更している間に赤の親部隊が来ちゃいますよ。
273トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/01(土) 00:43:59 ID:???
>>263
>できるだけ部隊を詰め込むのがよいかもしれません。

そんなことは書いてません。接触部隊の展開幅の話になったので。ソ連軍だと大隊の攻撃正面が1000m程度なので、
2000mなら2個大隊は可能だと考えて、書きました。


それと助攻撃ですが兵力的に可能なら2つ以上でもいいのでは?
攻撃側の兵力が3個連隊程度なら左翼重点も有力だと思います。

>よほど旨み成分がない限り

それは書きました。
 
274トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/01(土) 00:50:12 ID:???
>>265
>2コ大隊それぞれの陣地」ではなく「1コ連隊の陣地」に
>化けさせるのが防御部隊指揮官の腕の見せ所です。

うむ、さすがです。しかしそれを分断しないと攻撃は成功しません。

>航空機の在空時間を考えてみてください。天候のこともお忘れなく。
>高地を押さえておけば、1週間でも2週間でもFO(潜伏OS含む。)は活動します。

WW2のドイツ軍も米軍も結構阻止任務はやってますよね?

275トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/01(土) 00:59:48 ID:???
>>269
>1000m基準
あひゃ!元ネタがばれた(w
276名無し整備兵:2005/10/01(土) 01:13:30 ID:???
>分断しないと攻撃は成功しない
防御組織の破砕には、必ずしも真正面から突っ込んでいく必要はないのですが・・・
つまり、敵の側面から後方に進出し、敵の各陣地が拠点での円陣防御に移行する
ために陣地の再編成を行う=正面戦力が弱まるところを、後続部隊が攻撃するのが
いわゆる「電撃戦」での戦い方ですよね。もちろん後方に進出した部隊が背面攻撃を
行ってもいいわけですが。

>阻止任務
まず、航空優勢獲得のために割くべき航空機、航空偵察に割くべき航空機、航空阻止に
割くべき航空機、戦場航空阻止に割くべき航空機、近接航空支援に割くべき航空機、射撃の
観測に割くべき航空機、予備機の配分を考え、さらに可動率を勘案して、本作戦にどれだけ
航空機があれば戦場に何時間在空できるか考えて見ましょう。
航空機の出番というのはかなりピンポイントであり、「強力な通り雨」でしかないことが
分かると思います。
割くべき航空機の数、
277トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/01(土) 01:34:54 ID:???
>>276
>防御組織の破砕には、必ずしも真正面から突っ込んでいく必要

そんなことは一言もいってないのに、なぜだろう?
ただ単に問題の布陣の中央部が2線になっておらず、
防衛組織の弱点といわれている部隊間の隣接部があり、
その隣接部の間隔が他の陣地より空いているから、中央突破では?
と主張しているのにそれにはふれず、地形も考慮されず・・・
どうも戦術から離れていっているような気がします。

実際、この兵力差なら右翼突破、中央突破、左翼突破すら可能だと思うのですが?

>まず、航空優勢獲得のために割くべき航空機、航空偵察に割くべき航空機、航空阻止に
>割くべき航空機、戦場航空阻止に割くべき航空機、近接航空支援に割くべき航空機、射撃の
>観測に割くべき航空機、予備機の配分を考え、さらに可動率を勘案して、本作戦にどれだけ
>航空機があれば戦場に何時間在空できるか考えて見ましょう。

とは言うものの敵の戦線後方を攻撃できる、戦力なのであてにせずにはおれません(苦笑

2784610:2005/10/01(土) 16:25:01 ID:???

>この時代は、歩兵主体の戦闘なので、できるだけ部隊を詰め込むのがよいかもしれません。

>それインパールで英軍がやって失敗した手ですよ。
 火力に対して脆弱な歩兵を過剰に密集させたところでリスクが増すだけです。
 むしろ兵力があるなら攻撃正面を広げた方が良い気がします。

 集中と経済の原則。
 大事な時期と場所に戦力を集中して決勝において勝ちを得る。
 ただ集中していない面も集中した戦力をかばうように最低限の戦力をあてる。
 当時の歩兵主体のやり方を考えれば、まず戦闘力の集中は歩兵を基準にしているのではないで
しょうか。貴官がいわれるとおり、歩兵戦力だけではなく、機甲戦力、砲兵火力等も重要正面への
集中、そして集中した戦闘力を壊さないように経済の原則をあてはめる。
 また、集中とはある意味危険です。集中と蝟集は関連性があります。これは戦闘力の一要素である
防護力を考えたうえの話です。防護に重きを置くと、
 集中→蝟集→一発でやられる。やばい。という考え方によって、
 一発でやられない→分散→戦闘力の分散→重要正面における戦闘力の減少
 となります。機動力によって有利な位置をしめ、火力によってやっつける。この際、できるだけやられないよう
にする。 歩兵のみやたらと集めることを意味していません。これに連携したその他の戦闘力の構成要素も
集中するのです。そして経済性も考慮するのです。

>>265
>歩兵同士の横の間隔は6歩です。4.5mですね。

>赤軍では1大隊に砲兵1大隊+戦車1大隊もしくは砲兵2大隊で攻撃正面は600mで、砲兵
 及び戦車の支援がさらに有力であるなら1000mが標準とされています。

 出所はどこでしょうか。もしそれが信頼性のあるモノだとしても、基準です。基準で全てが解決するものでは
ありません。そして、上記2つの基準は、最低限勝ちを得るために必用な数字ではないでしょうか。この基準より
小さいモノでは勝てない、大きいモノであれば状況によりもっと効果が得られるのでは。
2794610:2005/10/01(土) 17:00:44 ID:???
>次から次にスピーディに敵をやっつけられる能力
→米軍のTOT射撃

 TOT射撃は目標に対する砲兵火力の集中。次から次にスピーディにやっつけられる
能力とは、できる限り精密な目標の情報、そして素早い伝達と共有、精度の高い火力
の指向、効果の確認とその伝達、状況に応じた陣地変換、それを裏付ける人事・兵站、
通信等です。RMA軍隊は、無線機はもちろんコンピュータによる卓越した通信技術や
精度の高い射撃をするための高性能な器材、そして、火力効果が極めて高い弾薬を
使えますが、当時はそのようなことができたのか、といっているのです。

>3倍の原則どころか歩兵はいらないのかもしれませんね。

→すこし落ち着きたまい。攻撃側にとっては歩兵の前進のための、
 防御側にとっては阻止のための砲撃なのですよ。
 歩兵のためにやるんですよ。

 歩兵がいらない時代が来るかもしれません、という軽いジョークです。
 まず、なぜ戦闘をしているかということを考えます。我々の領地に敵がいるからです。
敵をやっつけるために戦闘をします。このため、歩兵や砲兵、戦車等を使って敵を排除
できれば皆殺しにして、脅威を除去しようとするわけです。古来から争いを繰り返しているのは
歴史が物語っていますが、昔は刀や槍といった身をさらけ出してやっつける方式だったのが、
火薬の発達によって、彼我の戦闘距離は少しづつ遠くなって来ています。つまり、できるだけ
効率的に敵をやっつけたいがためでしょう。この場合の効率的とは、できるだけやられずに、できるだけ
敵を多く、短時間でやっつける、ということではないでしょうか。
 上記の通り、火力発揮は正確かつ迅速な情報伝達、装備品の精度向上によって、正しい位置に大きな
火力を指向できるようになってきました。つまり、遠くからの火力発揮によって敵を亡き者にできたらこんな
にいいことはありません。(でも、完全に敵を排除するには歩兵は不可欠であるという点を否定するモノでは
ありません。)。
 

2804610:2005/10/01(土) 19:07:22 ID:???
>主動性を生かし切れていないような。
→主攻軸を変更できるんですよ?!
 
 ここぞと言うところに集中させてるのに、失敗を前提にしている?
 攻撃開始前にリアルな敵情が明らかになってそれで変えるのか、攻撃開始後、攻撃進展が頓挫
したときに変えるのか等、貴官が考えている範囲は広いと思いますが。いかがでしょ。もし、
攻撃開始後に頓挫したのなら、問題点を発見して処置対策のレベルで何とかやり方を変えずに
いこうと努力するはず。そこに致命的な欠陥があったとしたら、実行に至るまでの考え方で
重要な要素が抜けていたはず。つまり、攻撃方向の変換に大きく期待するのは、事前の計画
段階において十分に検討されていないところが問題なのではないかと。

>「主攻軸を変換」となると、第一線の歩兵部隊の配置変更だけでなく、砲兵陣地や火集点、
 予備隊の集結位置、兵站部隊・施設の位置、司令部の位置その他が全部変更になる
 ばかりでなく、その変更に伴う有線通信の撤収・再構成、機動路の再構築、後方連絡線の
 変更とそれに伴う軍兵站部隊・施設との連絡要領の変更その他によりかなりの時間を
 食いますが・・・。そのような準備事項を整えた上で、さらに命令下達と下級部隊への徹底、
 出来れば予行の実施ですね。

 ・・・主攻軸変更している間に赤の親部隊が来ちゃいますよ。
 
 上記で言われるとおり、攻撃方向の変換には相当の犠牲が伴います。

>>よほど旨み成分がない限り

  →それは書きました。

 つまり、攻撃方向の変換という利点があると言うことですか?

 上記をまとめるに、中央突破案は、他の案と比べて、攻撃開始後に主攻撃方向を
変えやすいというメリットを最大限に利用できるので最良です、となるのですね。
281名無し三等兵:2005/10/01(土) 19:37:42 ID:f+L5iHIM
トルエンさんの大胆な発想は結構好きです。なんだかんだと理屈をつけている人よりもよっぽど軍人らしいと思う。
2824610:2005/10/01(土) 19:40:04 ID:???
 じゃあ、中央突破案というのはいつでも不利かということになってしまうのか
と考えてみたところ、そうではない場面も存在するのかなと思い、下記のような
一例を考えてみました。
 http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1128163074073.jpg
 
注:こんな地形はないよとかいわないでね・・・。あくまで想像の話です。
283トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/01(土) 21:17:09 ID:???
>>280

>つまり、攻撃方向の変換という利点があると言うことですか?

師団以下ならそれ可能なのではないか?という可能性を提示しただけです。

以前にも何度もかきましたが、

1.敵本隊が1,2日中に到着する公算が高いので1日で決着をつけたい。
2.中央部の一部が2線になっていない。
3.中央部が部隊の隣接部分である。
4.中央部の間隔がほかの陣地に比べて広い(500mくらいはありそう)
5.師団目標までの距離が短い。

以上です。


 
284トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/01(土) 21:21:33 ID:???
>>281

うーん、戦術の話になっていないんですよね・・・もっと本質的な話にしたいのだが・・・
たとえば大隊の展開距離の話がでてきたり、どういう順番でどの砲兵がどう砲撃するとか・・・

突破できるとかできないとかは末節な話で、あるいみ本質ではなんですよ。
実際の戦闘でもうまくいったりいかなかったりするんですから(w
285トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/01(土) 21:23:02 ID:???
>>281
訂正

うーん、戦術の話になっていないんですよね・・・もっと本質的な話にしたいのだが・・・
たとえば大隊の展開距離の話がでてきたり、どういう順番でどの砲兵がどう砲撃するとか・・・
そいういう話がメインであるべきだとおもうんですよ。
2864610:2005/10/01(土) 21:46:18 ID:???
>うーん、戦術の話になっていないんですよね・・・もっと本質的な話にしたいのだが・・・

 貴官が言う本質的な話とはどういうことでしょうか。例示していただきたいのでするが。

 本状況において、私の愚案で考えるところですが、陣地攻撃における基本的事項を現実に
適用することだと思われます。つまり、攻撃のねらい、攻撃の特性、攻撃機動の方式(どんなときに、どんな
要領で考えるのか、迂回、包囲、突破等)。 そして、行動方針の分析、若しくは、戦闘指導の場面でどうこう
っていうのが流れだと思います。
 ただ、この手の話は具体性に欠けるところがありますので、貴官が言われていることも理解できます。
確かに、もっと具体的な話をしたいですね。
287海の人 ◆STEELmK8LQ :2005/10/01(土) 21:58:33 ID:??? BE:29246292-#
>282
 この地形で戦術的に考えれば、狭隘路の出口で待ち受けるべきものを
無理矢理戦場を「作る」のはいかがなものかと。

 こんな無理な場合しか中央突破は必要ない、とおっしゃりたいのは
何となく判りますが、感情的なもつれは無いようにと気を配っておられた
のにも関わらず、こういう迂遠なことはよしましょうよ。

2884610:2005/10/01(土) 22:15:31 ID:???
>この地形で戦術的に考えれば、狭隘路の出口で待ち受けるべきものを
 無理矢理戦場を「作る」のはいかがなものかと。
  こんな無理な場合しか中央突破は必要ない、とおっしゃりたいのは
 何となく判りますが、感情的なもつれは無いようにと気を配っておられた
 のにも関わらず、こういう迂遠なことはよしましょうよ。

 申し訳ありません。
 いやみでやったつもりはありません。私が言っていることを
具体的例を出して、解って欲しかったということです。(自分でも頭を整理したかった
ということです。)隘路における部隊の狙いとか、いままでの討議の中で出なかった
機甲部隊の運用とか、この図でイチャモンをつけて話が発展したらよいかなという、
期待をこめてうpしたのですが・・。
 ただ、お互いの勉強のために忌憚のない討論を続けるのはよいと信じます。 


289海の人 ◆STEELmK8LQ :2005/10/01(土) 22:17:08 ID:??? BE:9749423-#
>266
 なるほど〜確かに陣地はすぐに作れませんもんね(^_^;

 その場合に問題になってくるのが、

  山地地形の敵を、こちらの思ったように駆逐できるのか?
  平野部の反撃はどうなるのか?
  温存された敵砲兵から降り注ぎ続ける砲火はどうなるのか?

という疑問点でありますです。

 というのも、わたしが過大に山地での戦闘の様相を捉えているだけかも
知れませんが、おっしゃるような山地沿いの緊要地形を抑えつつ進もうにも
敵は山地に引っ込めば良いだけの話なのではないかと思われるからです。

 このような戦い方をされた場合、青は橙の山地部隊に「釣られ」て、果てしなく
山の中をかけずり回り、いざ「地形を抑えた」つもりになっても、結局腹背に敵を
受け続けることになってしまうのではないかと。

 また敵砲兵は全く無傷で温存されますので、絶えず接触を受け続ける
山地への侵攻部隊は途切れなく頭から効力射を受け続けることになるのでは
ないかという危惧もあります。

 高良大社の橙部隊なのですが、まさに、その理由から、これらの部隊の
価値は砲兵との連携にあり、その橙砲兵を撃滅することで遊兵化し分断
された弱兵とすることができるのではないかと思うのですが。
290海の人 ◆STEELmK8LQ :2005/10/01(土) 22:36:47 ID:??? BE:19498043-#
 もちろん、当然のことながら、

  橙の右翼に主攻軸を定める

ということについて、他の戦闘域において守勢になるとか、ましてや
助攻の可能性を考えないなどという誤解をしているわけではないの
で念のため(^_^;
2914610:2005/10/01(土) 22:48:15 ID:???
 (失礼な文面がありましたら申し訳ありません。趣旨については前述の通りです。)

>というのも、わたしが過大に山地での戦闘の様相を捉えているだけかも
 知れませんが、おっしゃるような山地沿いの緊要地形を抑えつつ進もうにも
 敵は山地に引っ込めば良いだけの話なのではないかと思われるからです。

 いつか書きましたが、防御側は敵の可能行動を決めて、敵がどこから来る決められない
恐怖に戦々恐々としつつつも、一番大事なところに火力を向けたり、穴を掘って殻をかけたり、
触り方を間違えたら手を切ってしまいそうな鉄条網を広げたり、地雷をつくったりと
いろいろ大変です。
 それで、引っ込んで有効な戦力を発揮しようとするところまで、考えられるかと
言えばそうではないはずです。
 1週間の時間があるのだからやればできないことはないのかもしれませんが、
防御に任じられた戦闘部隊はそこを腹切り場としてるはずです。つまり、死んでも
そこを守るという信念です。それで、いざ負けた時のための周到な準備をしておくと
言うのは部隊の士気を大きく下げると思われます。
 それでも、負けたとしても腹切り場としての意志があるので敵は抵抗し続けるの
かもしれません。周到な準備をしていなくてもやはりそれは脅威です。何とかしなければ
ならないのは間違いないです。
292海の人 ◆STEELmK8LQ :2005/10/01(土) 23:26:39 ID:??? BE:25997928-#
>291
 あ、いあいあ、>287はクラウゼウィッツ言うところの「僅かなうまみを
薄めてしまう」ようなことになりそうなのが気になっただけですので、
そんなに気になさらずに(^_^;

 これはほんとに、ものすごく素人臭い考え方なんで、むしろ恐縮なんですが
橙の立場に立って考えた場合、当然青が反攻してくることは考えているとは
思うのですが、そもそも

  橙は防御側なんだろか?

という気がするのでありますです。
 もちろん野球のイニングじゃないんで、どっちが防御、こっちが攻め手なんて
峻別できるもんじゃないことは百も承知なんですが、橙の状況から考えて
いちばん「おいしい」のは

  青を山間地に誘い込んで、火力発揮もできない白兵戦地獄にひきづり
 込んだ上で、増援と一緒に左翼から川の両岸を回り込んで、市街ごと
 青を包囲殲滅

と言うことになるのではないかと。
 「森は兵力を飲む」という警句と同様の効果を、この山地に見るような
気がしてならないのでありました。
293トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/01(土) 23:49:03 ID:???
>>289
>わたしが過大に山地での戦闘の様相を捉えているだけかも知れませんが、

飛岳周辺の等高線の密度をみると、それは杞憂ではありま千円(w
2944610:2005/10/01(土) 23:56:04 ID:???
>このような戦い方をされた場合、青は橙の山地部隊に「釣られ」て、果てしなく
 山の中をかけずり回り、いざ「地形を抑えた」つもりになっても、結局腹背に敵を
 受け続けることになってしまうのではないかと

 山側の戦闘部隊単位の指揮官、多分中隊長、小隊長レベルの話でしょうが、
上級部隊から命ぜられた地域の中に絶対敵を入れないと思っているはず。
 つまり、中隊なり、小隊なり自分の担当正面に対してここがやられたら、ここで
カバーするとか考えるはずです。その火力編成は綿密でしょう(これは、山側に
限ったことではありませんが)。攻撃側からすれば現場での奇襲的火力によって
停滞したり、前進したりを繰り返すのでしょう。で、攻撃していった後のことですが、
地形を押さえたつもりになってすが、敵に腹を見せるかとそうでないはずです。
敵は劣勢な戦力をもって最大限、日本軍の攻撃進展をやめさせようとするはずです。
つまり、防御を行う地域は敵が必ず攻撃しなければならないような地域に選定という
ことになるわけです。
 これを考えると、地域を奪取するためには、敵部隊をやっつけないことには前に
進めないわけで、日本軍が通った後には、脅威がないと言うことが前提になります。
だから、山側を支配した後には腹背に脅威はないし、山をかけずりまわりいざ地形を
押さえたつもりになっていることはないと言うことです。
 そして付言ですが、、山側に対して直接攻撃をしない限り貴官が言われている
脅威はそのまま残るかもしれないというリスクを背負わなければなりません。
我が平地から攻撃して、第1師団にとって運良く離脱してくれればいいですが、
いわゆるとぐろを巻かれた場合、山側の戦力がそのまま残ることになります。
2954610:2005/10/02(日) 00:11:04 ID:???
> また敵砲兵は全く無傷で温存されますので、絶えず接触を受け続ける
  山地への侵攻部隊は途切れなく頭から効力射を受け続けることになるのでは
 ないかという危惧もあります。

 敵砲兵が全く無傷とは近接戦闘部隊が直接攻撃しないからということでしょうか。
まず、彼我の砲兵戦力比は、戦闘開始前において約3倍。そして、攻撃準備射撃や
攻撃戦闘間の射撃において、対砲迫戦、航空攻撃によってそれなりの被害を受けるはず。
むしろ敵の有効な観測点を奪う山側の攻撃は、、我の観測点の確保と同時に、敵の
観測点を奪うことにもなるのでかなり有効かと。
2964610:2005/10/02(日) 00:25:16 ID:???
>高良大社の橙部隊なのですが、まさに、その理由から、これらの部隊の
 価値は砲兵との連携にあり、その橙砲兵を撃滅することで遊兵化し分断
 された弱兵とすることができるのではないかと思うのですが。

 高良大社の敵は前進陣地です。目的は、日本軍の攻撃の遲滞と主陣地の
欺騙。敵が周密に計画したモノですから、任務を終えて離脱するはずです。
そして、離脱に失敗した敵兵は我にやられるか、山中を漂うのでしょうが、
高良大社を取った後は、我に脅威を与えるほどの組織的抵抗力があると
思われません。
2974610:2005/10/02(日) 00:41:11 ID:???
>>わたしが過大に山地での戦闘の様相を捉えているだけかも知れませんが、
   飛岳周辺の等高線の密度をみると、それは杞憂ではありま千円(w

 直接攻撃するまでの間は労力を伴うかもしれませんが、わずかに細い道路が
走っていますので、部隊は機動出来るはずです。(道路上を敵にやられに来るように
縦隊で来るという意味ではありません。道があるということは、その両単を進むことが
できるはずです。)
 そして、飛に近づいたら敵の背面からの攻撃です圧勝です。もし、この方向に敵が事前に
待ちかまえていたり、予備陣地築いていたりしていても3倍の話です。
298名無し三等兵:2005/10/02(日) 01:57:15 ID:???
この地図、等高線が大雑把すぎるな。

現地に逝くと、高良山、飛岳、明星山って、けっこうな山で、
大きな部隊が防御陣地作れるようなところじゃないよ?
観測点として、小部隊が保持しているだけだろ。

方針を決める為の、焦点にはならない。
299名無し三等兵:2005/10/02(日) 02:20:49 ID:???
師団の攻撃目標が、湯納楚として、

1 藤田浦方向から攻撃(O−1)
2 高良台方向から攻撃(O−2) の2拓だろ?

(O−1の戦闘様相)
藤田浦、高良台を火制しつつ、藤光北側の地雷原を処理し、
主攻撃部隊は、藤田浦に突入、助攻部隊は、高良台からの側射を牽制。

(O−2の戦闘様相)
地雷処理はO−1に同じ。
主攻部隊は、国分の直射火器の支援を受けつつ、高良台に突入。
助攻部隊は、藤光一帯を攻撃し、藤田浦からの側射を牽制。

結論:O−2
理由:O−2では、国分からの支援により、攻撃前進・突撃間の
   火力発揮が容易。
   O−1では、藤光北側を前進する際、火力支援が薄い状態で
   隠掩蔽の乏しい地形を機動するのが辛い。
300名無し三等兵:2005/10/02(日) 02:34:27 ID:???
高良山って、昔、南朝方の城があったんだってね。
懐良親王の拠点だったとか。

夜景は綺麗なんだけど、山頂の神社を除いては、切りとおしと
崖だけで、部隊の展開余積が乏しい。南北朝時代の城跡って、
鉄砲伝来以降は、戦術の焦点にならないところが多いな。
千早城、赤坂城しかり。

福岡県 久留米市 高良山:
http://www2m.biglobe.ne.jp/~telesco/fukuoka/kurume/cora.htm
高良山からの夜景:
http://view.adam.ne.jp/setoy/pic/kyusyu/kurume.html
301トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/02(日) 11:34:48 ID:???
>>298

この問題が地勢の影響より敵部隊展開の不備を突くというところに重点を置いているので
問題の地図が大雑把に画かれていると思っています。

つまり

>方針を決める為の、焦点にはならない。

という論は主題者の意図を考えると正しいです。

>現地に逝くと、高良山、飛岳、明星山って、けっこうな山で、

国土地理院の閲覧サービスの地図でみてみると、そのとうりですね。
302海の人 ◆STEELmK8LQ :2005/10/02(日) 12:04:38 ID:??? BE:29246292-#
# すいません、ちょっと本論と関係ないちらしの裏です。

# 何でこんなに自分が山地・起伏地の敵への攻撃に対する
#トラウマがあるのか色々と考えてみたら、ようやく思い出しました。

# 出っ張り大作戦のエルゼンボルン丘陵でコテンパンにされた
#いまわしいできごとがっ!!

# 以上、ちらしの裏でした(笑)
303トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/02(日) 12:08:01 ID:???
>>302
大部隊の機動に適さないので攻撃側に不利であり、
モンテ・カシンーノの戦い、とか過去の戦闘ではうまくいかないケースが多いからでは?(w
3044610:2005/10/02(日) 18:23:09 ID:???
>266
 @山地地形の敵を、こちらの思ったように駆逐できるのか?
 A平野部の反撃はどうなるのか?
 B温存された敵砲兵から降り注ぎ続ける砲火はどうなるのか?

 貴官は、上記の理由により敵左翼突破案が最良と考えると理解しました。

 @山地地形の敵を駆逐できるのか→できる公算があるから師団のオプション
としてあがって来るのでしょう。ただ、スピードが遅いので一日でやれるか
心配が残るということです。最初から否定したのでは、行動方針にあがりません。

 Aこれは助攻を助攻を考えているのでしょうか。戦闘力の低い助攻は主攻に
寄与するモノ、山地方向からのじっくり案をうまく生かせるための助攻、敵右翼の
平地部からのスピーディな戦闘をうまく生かせるための助攻、平地部における
攻撃に心配があるにも関わらずそこに主攻を向ける。敵には対戦火器もあるか
もしれませんし、有効な観測点もない。いや、危険ですよ。

 B温存された敵砲兵と言われますが、まず、砲兵をやっつけるのは、砲兵を
もってやっつけるのがセオリーでしょう。制高点を取っていく案は、敵地上火力の
骨幹たる砲兵を見えないところからやっつけられます。また、左翼からの平地攻撃は
山側の敵をそのまま残してしまうのですよね。(山側の敵に致されないようにする、つまり
さわらない)彼我共に上級部隊の戦闘を有利にするためにここに来ていることを
考えるとどうでしょう。山側の観測点を敵にあたえたままにすることに妥協する。
 
3054610:2005/10/02(日) 18:49:58 ID:???
 ここでもう1回一番最初の一般状況にもどると、
「軍主力の作戦を容易なからしめるために先遣された第1師団」
 です。軍主力がどのような作戦構想を持っているのかは具体化されていませんが、
明日には敵増援が来る、そして、方面軍は不明。如何に当面の敵を撃破し、増援部隊
にも抗するか。いまからさらに大きな敵戦力が到着するのに、敵の半分位をやっつける
位でいいのでしょうか。攻撃の究極の狙いは皆殺しですよ。
3064610:2005/10/02(日) 19:07:56 ID:???
>現地に逝くと、高良山、飛岳、明星山って、けっこうな山で、
 大きな部隊が防御陣地作れるようなところじゃないよ?
 観測点として、小部隊が保持しているだけだろ。

 方針を決める為の、焦点にはならない。

 結構な山だから防御にとって最良じゃないですか。地形を複雑に組み合わせて
少ない戦力で大きな効果を期待することができる。地形強度に応じた戦闘力の
配分をするなら、格好の地です。

 じゃあ、攻撃側にとって不利だろうとなるでしょう。しかし、攻撃側にとっても
有利な点は我の動きを隠すことができると言うことです。1週間準備の敵です。
至当な妥当性に従って陣地編成をしているのでしょう。左翼側はどうですか。
鉄道を使用するといい、攻撃開始後は我の動きは丸見え。そして、湿田によって
機動路を制限されるのだからさらにねらい打ち。これは、高良山からの攻撃に
とっても条件は同じ。しかしながら、高良山方向から攻撃は有効な観測点を
逐次に得られる。これは、当面の敵をやっつけるためだけでなく、当面の敵を
撃破後の増援部隊に対する戦闘、軍主力の集結掩護、ひいては、広川南側
における戦闘にも寄与できるもの。やはり高良山方向からが良いと考えざるを
えません。
じ後の行動、
3074610:2005/10/02(日) 19:50:01 ID:???
 つまり
@機動の発揮に期待する敵左翼案は、そのねらいである機動をうまく発揮できない。。
A砲兵及び歩兵戦力を主体とした敵右翼攻撃案はねらいに合致している。
308名無し三等兵:2005/10/02(日) 20:21:10 ID:???
しかし、時間的余裕がないのでは?
敵右翼攻撃案では左翼攻撃案よりも厚い部分を縦断するんですから
敵を退路に圧迫するだけに留まり、包囲殲滅にはいたらないのでは?

>@機動の発揮に期待する敵左翼案は、そのねらいである機動をうまく発揮できない
戦車の使用が難しい山を行くよりは速いはず。決戦は速ければ速いほど良いと思う。
3094610:2005/10/02(日) 22:10:05 ID:???
>>308

 この3要素ですよね。

 @早くやっつけたい。
 A全てやっつけたい。
 B親部隊のためになりたい。

 この図を参考に(解答案を地図に展開)http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1128257439585.jpg

 まず@ですが、早くやっつけるための要素は、機動の発揮という点でしょう。ただ、この機動も
火力と連携してという話です。もし、乾田であれば、多少の犠牲を覚悟しつつ、横隊に展開して
利隊による機動力と戦車砲による火力、そして、戦車が横隊に攻めて来るという敵の精神的
不安を駆り立てるように攻め込むことは可能かもしれません。しかしながら、上記の地図に
示してあるとおり、坂の上一帯の敵を撃破するための機動路は多くありません。
またこの辺りは、筑紫平野の南端。筑紫平野は昔から灌漑のためのクリークが発達しており、
これだけ細かい地図にも現れないような小さな水路が発達しており、さらに機甲戦力の発揮を
制限します。このため、戦車の超堤能力を考察して、予想される戦車の機動路は防御側が
至当に見積もっているはず。つまり、限られた経路を使って縦隊になって敵に近接するという
ことは、防御側は射程圏内に入った戦車から順番に撃破することができる。各個撃破されるという
ことです。限られた戦力で大きな部隊を相手にした場合、小さな脅威が時系列に順番に目の前に
現れれば、これほど便利なことはありません。

  → つまり、敵左翼からの攻撃は時間的余裕を確保する決定的な要素にはならないと
   言うことです。
 
>戦車の使用が難しい山を行くよりは速いはず。決戦は速ければ速いほど良いと思う。

 戦車の使用が山地において制限されるのは貴官が言われる通りでしょう。しかしながら、
敵左翼からの攻撃案においても戦車の使用はそれほど適していないと言うことですよ。

3104610:2005/10/02(日) 22:34:14 ID:???
 ついでAの全てやっつけたい、です。

>敵右翼攻撃案では左翼攻撃案よりも厚い部分を縦断するんですから
 敵を退路に圧迫するだけに留まり、包囲殲滅にはいたらないのでは?

 前述しているとおり、敵左翼に対する攻撃は、平地を使って迅速に機動して
高良台一帯に迫り、敵の組織的抵抗を瓦解しようとするモノ。しかし、その後に
残された山側の敵戦力にどのように対応するのかといった疑問が残る。
 解答案によると、助攻撃も広川一帯まで敵を押し出して、山側に圧倒すると言っている
けれどもこれは如何。主攻撃でさえ、山側の地形を克服できないかもといっているのに
助攻撃でそれが成功するのですかね。つまり、敵の撃滅を期するには、戦果拡張と
なるのですが、これも平地から山への攻撃。高良山方向から攻撃すれば、高良台南側の
平地で敵を捕捉して広川に圧倒できますが、敵左翼から攻撃した場合はどうでしょう。
たとえ、敵左翼案にスピードがあるとしても、じ後の敵の撃滅は難しいのではないでしょうか。
 貴官が言われるとおり、敵右翼から攻撃しても敵の後方連絡線方向への攻撃ですので、
一部の敵は離脱を許すかもしれませんが、じ後の軍主力の戦闘に際しての戦闘において
不必要な脅威を完全に除去できます。

3114610:2005/10/02(日) 22:49:45 ID:???
 Bの親部隊のためということです。
 
 軍主力の企図は不明ですが、九州地区から敵を追い出すことを企図しているのは確か。
 そこで、今現在師団に何ができるかと考えると、
 1 集結掩護→軍主力が作戦準備をするに際して、断続的な敵の火力発揮を
  許さないようにすること。→つまり、敵の砲兵火力観測ポイントを奪うこと。
   →明星山〜飛岳がそうでしょう。
 2 進出掩護→軍主力の集結を可能にすること+軍主力の攻勢に際して支援できること。
  →明星山〜飛岳の観測点を保持し、さらに、高良台一帯に我の阻止戦力をおくとともに、
  軍主力の攻撃に寄与できるように火力支援すること。
 3 攻勢の支とうとなる地域の確保→ちょっと無理そうなのでメンタルチェック

 つまり、敵左翼からの攻撃では、力ずくで高良台一帯を取ったとしても、敵増援部隊との
 戦闘になった場合、どうするのか。じゃあ、高良台一帯を取った後に攻め上るのか。

 PS 
 ○ちょっとあつくなりましたが、討論ということで
 ○実際の戦闘様相に関して討論を進めるために敵左翼の地図を準備させて頂きました。
  
 
3124610:2005/10/02(日) 22:59:25 ID:???
>304の訂正

 >266の海の人の記述に関するコメントです。スミマセン。
313名無し三等兵:2005/10/02(日) 23:08:07 ID:???
新部隊の為になりたい。
↑おそらくこれは主旨が違います。

ここで求められているのは、敵の援軍到着前に陣地を瓦解させることです。
攻撃途上で時間切れになる回答ではないです。

線距離でも考えてみてください
山からの攻撃は絶対に間に合いませんよ。
314名無し三等兵:2005/10/02(日) 23:23:40 ID:???
>高良山方向から攻撃すれば、高良台南側の平地で敵を捕捉して広川に圧倒できますが
本当にそうでしょうか?
助攻部隊が荒木を突破して背後に回り込むのであればそれも可能かと思います。
しかし、あくまで助攻が突破できればです。
助攻を押さえれられれば、退路を明渡す結果にならないですか?
315名無し整備兵:2005/10/02(日) 23:32:08 ID:???
>277
いずれにせよ、本来「どの結論でも成り立つ」んですよ。
成り立つから行動方針として上がってくるわけでしょう。
その中で、どれが我が目的達成の早道になるか、で議論しているわけで。

ところで、ソ連軍の中隊陣地の間隙は1〜1.5kmだったかと思いましたが。
500mの間隙は第一線中隊は考慮するとしても、師団の攻撃計画で考慮する
範囲ではないですね。

ところで、「本質的な戦術の話」ってなんでしょ。
316トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/02(日) 23:41:12 ID:???
>>315
>いずれにせよ、本来「どの結論でも成り立つ」んですよ。

前からさんざんそう書いているのですがね(苦笑

>その中で、どれが我が目的達成の早道になるか、で議論しているわけで。

議論になってないと思いますよ。

>500mの間隙は第一線中隊は考慮するとしても、師団の攻撃計画で考慮する
>範囲ではないですね。

そういう範囲を設定するならそれでいいのですが、基準がご都合でブレているので。

>ところで、「本質的な戦術の話」ってなんでしょ。

整備兵氏のしているような話です。必勝の信念どうとかじゃなくね。
317名無し三等兵:2005/10/02(日) 23:48:33 ID:???
高良山に大きな陣地作るって?
ちょっと藻前ら、防御陣地のイメージができていないな。

あの急斜面に、掩体・交通壕掘るの無茶苦茶大変だぞ?
山頂は野砲の弾巣になるから使え無い。
よしんば掘ったとして、射界の確保どうする?
あの「森」を切り開くのか?

1ヶ月準備くらいならともかくねぇ。
この作戦期間では、高良山に戦術価値は無いよ。
現地見れば納得するとオモタから、リンク付けたんだが。
318名無し三等兵:2005/10/02(日) 23:56:42 ID:???
4610氏の作戦計画ですが、
http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1127492241040.jpg
高良山から明星山や飛岳あたりまでの山地の森林密度は
3個歩兵連隊規模の大部隊の行動に適するもんなんでしょうか。
旧軍の原案だと精々1個大隊の迂回隊で「高良山東方を迂回し、
明星山南方平地に進出し敵の側背を脅威する」というものですが。
319名無し整備兵:2005/10/03(月) 00:02:41 ID:???
ちょっと水入り、皆さん熱くなってます。

今までの議論を整理すると以下のようになるかと思われます。補足お願いします。
O-1:敵右翼突破
利点:制高点を逐次に獲得するミニマム・リスクな攻撃で、また敵の弱点である
    翼側からの攻撃である。
欠点:攻撃前進に時間がかかり、また敵の退路方向への攻撃となるため戦場に
    捕捉出来ない可能性がある。
O-2:中央突破
利点:敵部隊の接合部への攻撃であり、防御組織を完全に分断し各個撃破が
    容易。また突破口形成以降は敵の防御組織も弱体
欠点:敵右翼からの観測下のため、火力が集中される恐れがある。また敵の
    機動打撃の方向が特定しにくい。
O-3:敵左翼突破
利点:道路が比較的多い平地部からの攻撃であり、特に戦車部隊投入時等の
    衝撃力の発揮が容易。また後方連絡線を分断するため敵が苦痛とする
    方向である。
欠点:観測点に乏しく、敵の瞰制下にある。また道路以外は湿田であり路外機動
    が困難。さらに敵が円陣防御に移行した場合、撃破が困難となる。
320名無し三等兵:2005/10/03(月) 00:04:31 ID:???
>>310
>高良山方向から攻撃すれば、高良台南側の平地で敵を捕捉して広川に
>圧倒できますが、敵左翼から攻撃した場合はどうでしょう

悪いけど、漏れも高良山の麓に住んでいたことがある。
高良山は、攻撃方向としても、範疇外だよ。

この山、陸自のOCSのマラソン・コースになっていて、
その筋の人間は、細くて急峻な坂道を嫌と言うほど登らされている。
陣地構築も、攻撃前進も命令拒否だなw。

ちなみに、歴代のコースレコード保有者は、かの東京オリンピックで
有名な円谷幸吉でつ。
321名無し三等兵:2005/10/03(月) 00:28:46 ID:???
まず、攻撃方向以前に、師団の突破の目標を固めた方が
良さそうだな。

突破成功のイメージとして、いずれかの方向からでも湯納楚付近を
とれば、敵の野砲陣地をすべて直射火器で制圧できるから、組織的
抵抗は瓦解する。あとは、戦果拡張に移行。
よって、漏れは、突破の目標は、湯納楚と見る。

山側の敵なんて、放置して、あとから山狩りをすればいいよ。
観測点を抑えても、肝心の野砲が蹂躙されれば、意味が無い。
322トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/03(月) 00:30:35 ID:???
>>319
ほぼ同意です。
ここで問題なのが、

>また道路以外は湿田であり路外機動が困難

というのは文字どうり困難なのか、それもと出来ないのか、
失敗の可能性のほうが高いのか、等を決めてもらわないと、
判断できないので、その辺お願いします。
323195ですが:2005/10/03(月) 00:31:16 ID:???
>>278
歩兵の間隔のソースは歩兵操典です。
http://www.warbirds.jp/sudo/infantry/souten_index.htm
赤軍のは1936年赤軍臨時野外教令です。
http://www.warbirds.jp/sudo/red_army/kyourei_index.htm
http://www.warbirds.jp/sudo/red_army/c7_1.htm
の第175

>確かに大隊の展開は可能でしょう。というか、歩兵戦力主体の攻撃展開であるので、どれだけ狭くても可能かもしれません。
>当時の部隊の攻撃正面幅の基準は、人間の一歩(75p)を基準にしているらしいです。そして、歩兵が保有する火器の能力
>に基づき各歩兵間の距離が決まり、分隊の距離が決まり、小隊、中隊、それ以上となっていくのでしょう。
http://www.warbirds.jp/sudo/infantry/i4_21.htm
歩兵操典の中隊教練の項を見ると火力よりも蝟集を避け、且つ部隊指揮、運動を考慮しての隊形ではないかとの印象を受けます。

http://ww1.m78.com/photo3/shanghai%20front1.JPG
http://ww1.m78.com/photo3/shanghai%20front2.JPG
第二次上海戦での分隊運動。これ有名なヤラセ写真ってことはないですよね?

>出所はどこでしょうか。もしそれが信頼性のあるモノだとしても、基準です。基準で全てが解決するものでは
>ありません。そして、上記2つの基準は、最低限勝ちを得るために必用な数字ではないでしょうか。この基準より
>小さいモノでは勝てない、大きいモノであれば状況によりもっと効果が得られるのでは。
攻撃に出るには最低砲兵1大隊と戦車1中隊又は砲兵2大隊が必要というのは最低限でしょう。
しかし、支援が充実するにつれ歩兵一コ大隊の戦闘正面が1000mまで広がるのは、1000mが歩兵一コ大隊が戦闘するのに
最適な戦闘正面だからではないでしょうか?
324名無し整備兵:2005/10/03(月) 00:56:00 ID:???
>「困難」の度合い
ワタシが決めるってのも・・・

とりあえず、当時の装輪車は機動不可能でしょうね。装軌車は機動可能ながら、
水田と畦との段差によっては超堤不能。
歩兵は、膝くらいまで泥に埋まると考えています。したがって歩行速度はかなり
遅くなります。ただ畦を利用しての遮蔽は可能。(匍匐は四つん這い)

森林に関してですが、徒歩兵主体の攻撃の場合、針葉樹林はそれほど障害度が
高くないと考えます。(針葉樹林は下生えが比較的少ない)
また陣地構築にもそれほど適する植生ではありません。
展開した部隊を掌握する統制手段を適切にすれば、実行の可能度はあります。
(原案では午後〜薄暮での攻撃で高良山を奪取してましたっけ)
325名無しの愉しみ:2005/10/03(月) 00:57:46 ID:???
何と言うか…読んでいて泥沼?なので、次の想定に進んで見ます。
何と結論なさろうと、敵左翼攻撃案。じゃないとテキストが進まない(W
http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1128268092805.jpg

右縦隊前衛は、前記師団命令の如く一部を以って特科隊の敵を駆逐し、午後5時頃左縦隊と一部の交代を開始しました。
また、左縦隊は薄暮れに至り高良神社及び高良山の敵駆逐に成功。
右縦隊新配属部隊たる2i 1TKは午後8時久留米東北地区にて右翼隊長の隷下に入る予定です。
午後6時、右翼隊長は砲兵指揮官と所要の協定を終え、前記地図のとおり払暁の攻撃命令を下達しました。
2i長は右翼隊長より攻撃計画の概要を金丸付近において受け、また左1i長より前面の敵情地形等の情報を受け、攻撃に関し所要の協定をなし、部隊を午後9時までに津福北側地区に集結させました。

払暁における砲兵の射撃計画及第2連隊の攻撃に関する2i長の決心を述べてみてください。

考え方は前回の砲兵問題と似たり寄ったりです。
(前みたいに、そんなに深くは記述されてませんけど。)
と言うわけですが、上記議論もすすめてもらって結構ですよ。
すみませんけど、仕事が進まないので、模範回答は1週間後くらいで…。
326トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/03(月) 00:58:41 ID:???
>>324

>ワタシが決めるってのも・・・

まことに申し訳なし、しかしながら誰かにその辺を決めてもらわないと議論にならないんですよ。
オイラが決めたらオーソラズできないし(苦笑

327名無しの愉しみ:2005/10/03(月) 01:03:27 ID:???
>また道路以外は湿田であり路外機動が困難
ですが、テキストでは困難だけど出来ない事はないくらいに見てるようですよ。
328195ですが:2005/10/03(月) 01:10:41 ID:???
>>324
コツさえ掴めば水田でも足首程度までしか埋まりません。
短時間でマスターできます。
基盤整備事業後の水田しか歩いたことはありませんが。
歩行型田植え機のスペックの作業速度も参考になるでしょう。
http://www.yanmar.co.jp/products/agri/nouki/intro/taueki/hokou/para.htm
329トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/03(月) 01:10:46 ID:???
>>327
愉しみ氏乙です。
オイラも漠然とですがそう考えていたので、イキナリ不可能と断定されてかなりびっくりしましたよ(w
330トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/03(月) 01:14:25 ID:???
>>328

ただ兵隊は装備を背負って銃をもってますから・・・
そしてもっと問題なのは匍匐前進ができないってことだと思うんですよ。
できれば夜のうちに敵陣前縁まで1線部隊を進めたいのですか、
あまり実例が無いので困っていたります(w
331名無し整備兵:2005/10/03(月) 01:19:06 ID:???
>328
ええ、しかし鋤床層の発達の度合いによって変わると考えています。
今回はテキストで「困難」とされていたはずなので、深めに考えました。
現在の水田農業は機械化が進んでいるので、鋤床層も比較的浅く硬めになって
いるため、水田での車両機動も戦前より容易かもしれません。
3324610:2005/10/03(月) 18:09:19 ID:???
 ちょっと嫌らしいかもしれませんが、下記の論点の流れ。

>突破できるとかできないとかは末節な話で、あるいみ本質ではなんですよ。
 実際の戦闘でもうまくいったりいかなかったりするんですから(w

>「困難」の度合い
 とりあえず、当時の装輪車は機動不可能でしょうね。装軌車は機動可能ながら、
 水田と畦との段差によっては超堤不能。
 歩兵は、膝くらいまで泥に埋まると考えています。したがって歩行速度はかなり
 遅くなります。ただ畦を利用しての遮蔽は可能。(匍匐は四つん這い)

>また道路以外は湿田であり路外機動が困難
 ですが、テキストでは困難だけど出来ない事はないくらいに見てるようですよ。
 
>オイラも漠然とですがそう考えていたので、イキナリ不可能と断定されてかなりびっくりしましたよ(w

 上記の論争は、敵左翼又は右翼からの攻撃の効率性(どちらも実行可能という前提で)
結果が出てから理由付けをするのはいかがなモノかと。(もうこれ以上は私この論点で話を進めませんので
最後に)
3334610:2005/10/03(月) 20:55:56 ID:???
334名無し三等兵:2005/10/03(月) 22:31:33 ID:EqIy9af+
中隊で仕切られているようだが、妥当性は大丈夫か。

3354610:2005/10/03(月) 22:48:24 ID:???
 2iの地域見積です。
 http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1128343981081.jpg

 いきなり作戦見積ですが、

1 包囲案
(1) 攻撃目標
   藤木町藤田(相川町南側)
(2) 攻撃方向
   鹿児島本線西側沿い

2 突破案
(1) 攻撃目標
   相川北側丘陵
(2) 攻撃方向
  ア 鹿児島本線東側沿い
  イ 野伏間〜

 現時点で最良の案は、包囲案の1。
3364610:2005/10/04(火) 19:15:22 ID:???
 あつく語り過ぎるきらいがありますが、どうかお許し下さいませ。
 えっと語りましょう・・・・ていうか、あつさにブレーキをかけるよう努力しますから・・。
337名無し整備兵:2005/10/04(火) 23:04:55 ID:???
>上記の論争は、敵左翼又は右翼からの攻撃の効率性(どちらも実行可能という前提で)
>結果が出てから理由付けをするのはいかがなモノかと。

ワタシはいずれも実行可能と考えてます。
もし4610さんが「実行不可能」とお考えでしたら、何故>165〜168で「行動方針」として
挙げたのでしょう?実行可能だから行動方針として考慮するはずですが?

ま、この話はここまでということで。4610さんもこれ以上お話はされないわけですし。
3384610:2005/10/04(火) 23:37:24 ID:???
 (>337 話はしないと言っておきながら補則です。)

>上記の論争は、敵左翼又は右翼からの攻撃の効率性(どちらも実行可能という前提で)
>結果が出てから理由付けをするのはいかがなモノかと。

→ワタシはいずれも実行可能と考えてます。
もし4610さんが「実行不可能」とお考えでしたら、何故>165〜168で「行動方針」として
挙げたのでしょう?実行可能だから行動方針として考慮するはずですが?

○多分誤解があります。
 
 今までの記述は、もちろん、実行可能なので行動方針としてあげているという前提です。

 もしや誤解を招いている原因が、私の>304の記述の件ではないかと思います。
 >304の記述の件ではないでしょうか。これは>266に対する記述ではなく、
>289の記述に対してです。安易なコピ&ペ−ストが原因です。
  適時性は大事ですが、完全性を怠るとこうなるのかもしれません。(反省・・・)
339名無し整備兵:2005/10/05(水) 00:14:52 ID:???
>338

>332で「上記の論争は、敵左翼又は右翼からの攻撃の効率性(どちらも実行可能という前提で)
と書いているので「あるいは4610さんは特定の行動方針を実行不可能と考えているのではないか」
と危惧しました。(カッコ内のなくもがなの記述の故に)

>329で「不可能と断定」と言われていますが、4610さんの記述自体ではそこまでは書いていない。
しかしそのように受け取られるような話の進め方だったかもしれない、とは考慮するべきところかも
知れません。
3404610:2005/10/05(水) 00:29:11 ID:???
 極論に走りすぎたかもしれません。(仲介ありがとうございます。)
341トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/05(水) 00:46:22 ID:???
>>339
整備兵殿。確かに「不可能」とは書いてありませんでした。
しかし、

>>306
>湿田によって機動路を制限されるのだからさらにねらい打ち。
>>307
>@機動の発揮に期待する敵左翼案は、そのねらいである機動をうまく発揮できない。。
>>309
>防御側は射程圏内に入った戦車から順番に撃破することができる。各個撃破されるという
>ことです。限られた戦力で大きな部隊を相手にした場合、小さな脅威が時系列に順番に目の前に
>現れれば、これほど便利なことはありません。

この前提で実行可能と判断できるでしょうか?
機動可能となりましたので、どうでもいいんですが(w
342名無し整備兵:2005/10/05(水) 01:48:27 ID:???
>341

それらは、「処置しなければならない事項」を(ちょっと極論かもしれませんが)
クローズアップして提示したものです。それらに「十分処置できる」と自信をもって
いえるなら、実行可能と判断して全く問題ないでしょう。

どこかの組織の何かの試験では、こんな感じで「我が意見を全否定されるのに近い」
問答があるそうです。4610さんは恐らくそのつもりで書いたのかもしれません。

というわけで、このお話はこれまで。師団の攻撃方向に関する議論を続けたいの
でしたら、これからは図上演習スレでやってみてはいかがでしょう?せっかく我々で
確保しているスレッドですし。
3434610:2005/10/05(水) 18:15:19 ID:???
>341

 わかりました。
 
 図上演習スレhttp://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1120185185/
 
3444610:2005/10/05(水) 21:28:21 ID:???
 第2連隊の攻撃計画骨子です。

1 構 想
(1) 方 針
   連隊は、2日07002コ大隊を並列、鹿児島本線沿いに攻撃して、相川南側高知を奪取してと、
  当面の敵を包囲する。 

   http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1128513909716.jpg
345名無し整備兵:2005/10/06(木) 01:03:31 ID:???
亀ながら、>289に関して

>山地地形の敵を、こちらの思ったように駆逐できるのか?
まあ、これは当然の疑問ではあるし、実際困難は伴うでしょう。

>平野部の反撃はどうなるのか?
敵が観測点を保持している以上、平野部における敵の攻撃はより有利になります。

>温存された敵砲兵から降り注ぎ続ける砲火はどうなるのか?
同上。敵の砲兵火力は、実は火力を発射するプラットフォームよりも、敵が目標を
発見できる観測点の有無の方に、より大きく支配されます。
(だから米軍は射撃単位よりも情報の獲得の方に力を入れているわけで)
また情報を獲得できる観測点を保持できているなら、その情報を元に砲兵火力の
指向ばかりではなく、航空火力の観測、我が主攻撃方向の偵知、我が軍主力の
進出状況の偵知にも使えるわけで、そのような観測を許ししかも自隊の火力(迫撃砲等)
による妨害までしかねない敵を放置するわけには行かないわけです。
だから主攻撃を敵左翼に指向する指導案でも、高良山の敵観測点は攻撃前に
奪取することになっていたわけです。

しかし、陸戦よりもさらにテンポが速く、情報の獲得が必要であろう海戦の専門家である
ところの海の人氏が、情報の獲得に関するこんな初歩的な疑問を抱くとは思っても
見ませんでした。
(帝国海軍で教育を受けた以上、情報軽視にならざるを得ない、というのは置いておいて)
3464610:2005/10/07(金) 15:57:50 ID:???
(2) 指導要領
  ア 西から1大隊、2大隊を並列、主攻1大隊
  イ 主攻撃1大隊及び2コ戦車中隊をもって、鹿児島本線西側沿いに攻撃を発揮して、
   当初、立小路一帯の敵陣地を打通する。じ後、速やかに相川町藤田を奪取して、敵の
   退路を遮断する。
  ウ 助攻的2大隊及び1コ戦車中隊をもって、鹿児島本線東側沿いに果敢なる攻撃を
   実施して、坂の上一帯の敵第一線陣地を奪取し、敵部隊の拘束に勤める。この際、敵
   の離脱の兆候を認めたならば、一気に荒木町藤田方向に攻撃を続行する。
  エ 主攻撃方向の欺騙のため、主攻と助攻に時間差を設ける。主攻開始H−2時間
   に助攻が攻撃を開始する。
  ウ 包囲態勢の確立の後、予備隊による敵部隊の撃滅を期する。
  
347名無しの愉しみ:2005/10/07(金) 19:43:49 ID:???
んー・・・やっぱり不人気ですね、砲兵問題。
何となく誰も答えていただけないような気がしてきましたので
砲兵の回答だけ書いときますね。、(プレッシャー負け)

重点方面における歩砲協同の緊密、台上における歩砲協同の困難をもって両翼隊に一部を配属。
特に1A主力は対戦車砲制圧、払暁攻撃の特質に鑑み、右翼隊直轄とします。
稜線後に潜在を予想する敵の側防砲および対戦車砲の制圧が主なる任務になります。

効力射準備射撃時
砲兵は天明とともに射撃開始。午前6時までには効力射準備射撃をを完了。
砲兵の多くは夜間陣地に進入するため、試射を要すべき点は多数ありますが、
効力射準備射撃に著しく時間を費やす事は有利とならず、
約1時間を費やせば各砲兵中隊は概ね3,4点、大隊にして合計12、13点の試射が可能ですので、
各方面に火力の集中を実施するに不足はないでしょう。
348名無しの愉しみ:2005/10/07(金) 19:47:38 ID:???
攻撃準備射撃
攻撃準備射撃は約1時間を計上します。
数線の陣地を一挙に攻略するため、砲兵大なる場合の他は第1線の鉄条網は主として歩工兵を以って破壊し、第2線の鉄条網は砲兵を以って破壊するを有利とします。
本状況において、野砲3000mの距離より鉄条網に幅10mの概成破壊口を設ける為には約100発(完全を期せば200発)の射撃を要します。
故に1中隊1分間の発射速度を16発とすれば、約7分間(完全を期せば13分間)を要します。
今野砲1大隊が第1線連隊2大隊のため9条(1小隊約1条)を開設するためには、砲兵1中隊は破壊口3を設ける必要があり、
このために約45分(7分に射向付興8分、計15分の3倍)を要し、更に第1線鉄条網の一部破壊及び予備時間等を計上するときは少なくとも1時間を必要と見積もります。(完全なれば約2時間)

歩兵攻撃前進時には砲兵の主力は直に歩兵直接協同することを要します。
敵砲兵の制圧はこれに先立ち短時間に、しかしながら猛烈に行う必要があります。
今、敵砲兵1中隊制圧のため約200発を必要とするならば、我が1大隊を以って行う集中射撃は1中隊約70発、1分間16発として約4分を要します。
しかし、この射撃には特別の時間を想定するのではなく、効力射準備射撃時間、試射完了に次いで所要の砲兵を以って制圧を行います。
飛行中隊は砲兵任務機として2機協力をします。
349名無しの愉しみ:2005/10/07(金) 19:54:49 ID:???
ところで素朴な疑問なんですが、
湿田に着弾した敵砲弾の信管って作動するのかしらん?

うちの町の出来事で、大戦時に田んぼの真中に建っていた村長の家に
米軍機が爆弾を投下したけれど、田んぼの中に潜ってしまって炸裂しなかったとか。
戦後に自衛隊が不発弾処理に来た時、立ち入り禁止の青いテープしか見つからなかったとか
その跡地に今はビニールハウスが建っているとか。
いつ爆発するかと思いながら近所のじーちゃんはお茶を飲んでるそうですが。
350トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/07(金) 22:19:57 ID:???
>>347
愉しみ氏。解答、もっと遅くなると思って油断していました・・・
明日できることを今日しない主義なので(w

>>349
作動はしますが、もちろん影響します。
ワーテルロー(古いかw)のときもフランスの砲撃の効果がいまいちだったのは、
泥も影響したようです。
まぁ曳火信管という手もありますが・・・
351トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/07(金) 23:06:02 ID:???
もう砲撃がはじまってしまった!
攻撃準備射撃開始とともに2i、TKも行動開始です。
線路を中心として2個大隊が左右に展開。1個大隊を予備とし右翼後方に配置。
右翼大隊は戦車2個中隊の支援を受け、荒木駅近くの軽機関銃座を制圧し、上荒木を攻略。
爾後1個中隊を広川対岸の敵に備え、予備大隊と戦車1個中隊ともに高良台の敵を攻撃。
2個中隊と戦車1個中隊をもって藤田浦付近に布陣している敵砲兵を攻撃。
左翼大隊は戦車1個中隊の支援をもって、野町の哨線を撃破し、坂上に向けて攻撃。

戦車2個中隊を右翼に配したのは荒木駅から上荒木まで2本道路が伸びているためです。
3524610:2005/10/08(土) 10:50:45 ID:???
○ 彼我の機甲及び対機甲戦力の考察
 
1 趣 旨
  本状況は、平地を活用した機動の発揮、特に機甲戦力の発揮が
 重要であり、彼我の機甲・対機甲戦力の前提を表す指標が必用

2 日本軍の戦車
  歩兵師団内の戦車大隊
  中戦車2コ中隊(36両)、軽戦車中隊中隊1コ(12両)
3534610:2005/10/08(土) 10:53:11 ID:???
3 赤軍の対戦車砲
 ○ 明確にされていないので、戦術的妥当性から推測。
 ○ 日本軍の戦車が36両として、その3分の1の対戦車戦力をもつ。
 ○ 戦車   の機動力・火力・防護力を1+1+1=3を基準とすると、
    対戦車砲の機動力・火力・防護力を0.1+1+0.1を1.2とする。
 ○ 上記から 
    戦車部隊の総合戦闘力=3×36=108
    対戦車砲部隊のの総合戦闘力=108×1.2/3=43.2
 ○ 赤部隊が装備すると推測される対戦車砲の総門数
    43.2/1.2=36門
 ○ 赤部隊の対戦車砲戦力の配分基準
   赤歩兵1コ大隊の対戦車砲の門数基準=36/8=4〜5門
   赤歩兵1コ中隊の対戦車砲の門数基準=4〜5/3〜4=1〜2門
 ○ 地形及び赤の戦い方に応ずる対戦車戦力の配分基準
   赤にとって地形的に脆弱、かつ、日本軍にとって機甲戦力発揮が
  容易な坂の上方面は対戦車戦力をやや集中
   → 赤1コ歩兵中隊に対して、2門(おしなべて)とする。
 ○ 戦車と対戦車砲の交戦回数の基準
  ・ 戦車   :10発/分
  ・ 対戦車砲:15発/分

 あくまでざくりとしたモノです。ネット上でぐぐって調べましたが、お詳しい方、御指導
お願いします。
 ただし、戦車が対戦車ほうより強いのは何となく推測できますが、ある程度の勝ち目を
赤部隊にもあたえないといけないと思うのは私だけ?
3544610:2005/10/08(土) 11:53:16 ID:???
(青部隊の声)
 「第1大隊本部作戦将校の、トルエン大尉殿はおられますか。」
 「お待ち下さい。」
 「もしもし。」
 「歩兵中隊長だが、この作戦計画の部隊の玉ころがしはわかったが、
大隊としての戦闘の基本的ポリシーがはっきりしないので、中隊は動け
ないぞ。特に戦車中隊長が、大隊としての戦車具体的運用がはっきりし
ないから困っているぞ。」
 
 青部隊を具体的に進めてください。大尉殿。
355トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/08(土) 21:38:39 ID:???
>>354

うむ、迷ったが・・・2i長の決心として編成と配属部隊の決定と進撃方向くらいでいいのかなと思って。

で戦車中隊。野伏間〜高良台間に例の水濠がある。
この水濠を超えるため道路を進撃し、水濠を超えてから戦闘隊形に展開。
敵陣の前縁での展開になるため、直協任務でありながらも歩兵のあとから超越前進ということになってしまう。

左翼大隊は敵1線を撃破して2線を圧迫するくらいでいいか。
敵2線、どうも、ため池を堀として使っているような気がする。
356195ですが:2005/10/09(日) 00:07:46 ID:???
>>353
参考までに、旧軍では一コ連隊あたりの速射砲(対戦車砲)は一コ中隊(4〜6門)が定数です。

あと、一週間準備してるんですから対戦車砲も掩体に入れたり、最低限砲身まで地面を掘り下げて
暴露面積を最小にした上で念入りな偽装を行っていると考えられるんで防護力が1/10というのは
対戦車砲に相当不利な想定だと思います。また、暴露面積が少なく偽装が成されているので
戦車からは撃たれるまで対戦車砲の場所がわからないことが多いです。

>ただし、戦車が対戦車ほうより強いのは何となく推測できますが、
「1門の対戦車砲の撃破は、2両の戦車の戦果に値する」
という言葉もありますよ。
3574610:2005/10/09(日) 02:29:36 ID:???
>356
 では、赤軍の対戦車砲は1コ中隊5門ということでよろしいですかね。
 防護力は、あくまで平地におけるモノと言うことで、このままでいこうと思いますが、
地形係数までは考えていません。
  すると、日本軍の戦車の攻撃はかなり厳しくなりますが。
3584610:2005/10/09(日) 16:55:03 ID:???
>365 

 2連隊長の決心の内容

 決心とは、状況判断によって最良の行動方針を導いた後に実施する指揮官意志の発動。
 つまり、連隊としての部隊運用を具体的に大隊以下に伝えないと。
 貴官の意見は近接戦闘部隊の運用の骨子のみ。戦況の推移に応ずる軍隊運用も決心の
範疇では。
(というか、今のままでは、討論が進みませんので、面白味に欠けます。貴官がいつか言わ
れていたどの部隊がどこをどの順番に攻撃するとか、そういうのがいいのでは。)
3594610:2005/10/09(日) 16:56:03 ID:???
>358の>356は訂正。>356です。
3604610:2005/10/09(日) 17:17:12 ID:???
ミスばかりです。>358は、355に対する意見です。(ゴメンさい)
>356
 速射砲(?)と言うんですか。本当はどのくらいの能力があるのでしょう。
いろいろな資料を見ましたが、2kmとか、5kmとか、ホントか?って感じの
データが出てきます。当時の戦車の一般的な防護力からすると、そんな
に遠くまで効果があるんかなと思ってしまいます。
 以上は余談ですが、195殿が言うとおり、1週間準備の敵は、築城して
偽装された対戦車砲陣地を築いているはずです。これをクリアするのは
日本軍の戦車にも多大な損害が伴うのでは。
 もう一つクリアできないのは、主要道路には対戦車崖が構築されている
と言うことです。当時の工兵部隊は、戦車を通すためにどのような事を
するのでしょうか。戦車の通過に耐えるような、鉄板を持ってくるとか
(交戦下でそんな思いモノをどうやって移動させて、設置するのか。
そうじゃなければ、戦闘の戦車を対戦車崖にわざとつっこませて、後続戦車
のため溝を埋めるのかとか・・。どうやってやってたんでしょうか。ぎもん・・・・?
361トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/09(日) 22:36:42 ID:???
>>358

それはおいおいやっていきましょう。
3624610:2005/10/09(日) 23:36:16 ID:???
 >361
 では、現在時における焦点は。
363トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/10(月) 01:37:57 ID:???
>>362
上荒木に布陣している敵の撃破。
3644610:2005/10/10(月) 01:45:05 ID:???
 どのように撃破されますか。
365トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/10(月) 02:28:31 ID:???
>>364
砲兵に鉄条網に穴をあけてもらい、その後前縁に弾幕砲撃。
鉄道付近に重心をおいて上荒木に接敵して攻撃。
戦車中隊は荒木駅付近から分岐する2本の道路を中隊ごと前進。
水濠を超えたところで戦闘隊形に展開。
歩兵を直協して前進。

鉄道付近から突破後、予備1個中隊を右方向へ旋回して残敵を撃破。
3664610:2005/10/10(月) 11:17:41 ID:???
>>365
★ これに対する赤軍の対応
 水壕の橋梁に設定した対機甲撃破地区に対して対戦車砲による
集中射撃を実施。各日本軍戦車1コ中隊の先頭車両4両を撃破。
日本軍戦車が動けなくなったところで、これに連携した砲迫を指向
して歩戦分離を企図。さらに赤軍の全般砲兵火力を持って、日本
軍砲兵に対する短切な対砲迫射撃を実施、じ後、梯次に予備陣地
への変換を実施して、砲迫の被害の極限を図る。(つまり、水壕から
こっちでの展開はまだデキマセンよ。)
 ※なんとか赤部隊を攻略してください。
 
367トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/10(月) 12:40:13 ID:???
>>366

>>347解答による青の砲兵射撃
>重点方面における歩砲協同の緊密、台上における歩砲協同の困難をもって両翼隊に一部を配属。
>特に1A主力は対戦車砲制圧、払暁攻撃の特質に鑑み、右翼隊直轄とします。
>稜線後に潜在を予想する敵の側防砲および対戦車砲の制圧が主なる任務になります。

>歩兵攻撃前進時には砲兵の主力は直に歩兵直接協同することを要します。
>敵砲兵の制圧はこれに先立ち短時間に、しかしながら猛烈に行う必要があります。
>今、敵砲兵1中隊制圧のため約200発を必要とするならば、我が1大隊を以って行う集中射撃は1中隊約70発、1分間16発として約4分を要し>ます。

>しかし、この射撃には特別の時間を想定するのではなく、効力射準備射撃時間、試射完了に次いで所要の砲兵を以って制圧を行います。
>飛行中隊は砲兵任務機として2機協力をします。

1AのうちTA、UA、7A、8A、ほか連隊砲もあるので敵火点、砲の活動はかなり制約をうけると判断できます。

砲兵隊の予備の場所は?自走砲ではないはずなので移動中は射撃不可では?



3684610:2005/10/10(月) 13:14:59 ID:???
>366
 どの部隊でどこを攻撃するかと言うことですよ。日本軍の方が圧倒的に戦闘力
が優越しているのは当然です。

 砲の活動は、かなり制約を受けという点。
我の砲兵観測点はかなり制約を受けますので、高良台南側に布陣した砲列は
見えないはず。この点で赤軍の砲兵戦力はいまだ健在することができます。
移動中の射撃はデキマセンので、梯次変換(一挙変換じゃない)によって射撃の
中断を防止するという意味です。赤軍の砲兵は30門前後と言うことですので、
2コ大隊36門という過程にしましょう。そして、1コ大隊が高良台南側の陣地に
積極的に協力、もう1コ大隊は全般支援とします。攻撃準備射撃によって
まあ3門づつやられて1コ大隊で30門になってるとしましょう。

 といってる間に、上荒木の対戦車砲5門中、3門によって射撃を実施。
水壕沿いの敵戦車をさらに4両破壊。じ後、予備陣地へ移動。予備陣地までの
移動所要時間、10分。まだ火力発揮していない2門の対戦車砲はいつでも
火力発揮可能。
3694610:2005/10/10(月) 13:17:09 ID:???
 赤軍の予備砲兵の場所?
 私は赤軍の立場に立ってます。何とかしてくだされ。
 (決して意地悪してるわけではありません。貴官が
妥当性ある処置をするなら、それに積極的に乗っていきます。)
3704610:2005/10/10(月) 13:24:00 ID:???
★ 赤軍の砲兵の対応
 高良台直接協力砲兵大隊の1コ中隊10門は第1予備陣地
に移動、移動所用10分、射撃準備15分)
 移動間、高良台直接協力1コ大隊をもって、荒木西側に展開した
日本軍に対して火力を継続指向。曳火射撃によって、歩兵にかなりの
ダメージあり。また、破壊された戦車により交通渋滞を引き起こし、
部隊は混乱中。
 予定通り、水壕に日本軍を捕捉した。航空攻撃の準備を実施する。
3714610:2005/10/10(月) 13:33:34 ID:???
<公示>
 ジャッジが必用です。どなたかニュートラルになれる方おられませんか。
3724610:2005/10/10(月) 13:41:04 ID:???
★ 赤軍の対応
  日本軍の航空攻撃に備える。対空砲1コ小隊づつで全般支援火力及び高良台直協砲
を対空掩護。敵の攻撃方向は広川方向。上荒木〜坂の上一帯の陣地からの情報により
確実に航空機を追っ払う。できれば撃墜する。
3734610:2005/10/10(月) 13:44:56 ID:???
★ 赤軍の対応
  現状から察するに、敵の主攻撃方向は、荒木駅方向の公算が大。
自衛隊演習場一帯の2コ中隊を荒木方面へ転用。各1コ中隊の対戦車砲の
陣地変換を努めて早く実施して、上津荒木が突破された以降の対戦車火力
をさらに縦深に配置して、日本軍の機甲戦力を吸収、撃破する。
374トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/10(月) 13:52:50 ID:???
>>368
>我の砲兵観測点はかなり制約を受けますので、高良台南側に布陣した砲列は
>見えないはず。

>>飛行中隊は砲兵任務機として2機協力をします。
とありますし、気球もある。

なにをもってしても見えない場合は音響測定、発砲煙から測定できますし、
最悪、擾乱射撃という手もあるので、青が砲撃不可ということはないでしょう。

>梯次変換
敵の砲撃から逃げるための変換なのに半分くらい残しておくのですか(w

>上荒木の対戦車砲5門中、3門によって射撃を実施。
>水壕沿いの敵戦車をさらに4両破壊。じ後、予備陣地へ移動。予備陣地までの
>移動所要時間、10分。

対戦車自走砲?
375トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/10(月) 13:58:50 ID:???
>>369
予備陣地のこと陣地が抜けた。
>>370

>移動所用10分、射撃準備15分)
>移動間、高良台直接協力1コ大隊をもって、荒木西側に展開した
>日本軍に対して火力を継続指向。曳火射撃によって、歩兵にかなりの >
>ダメージあり。

自走砲装備か。すげえな(w

>確実に航空機を追っ払う。できれば撃墜する。

青は航空優勢も失ったか(w

376トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/10(月) 14:02:22 ID:???
うむ、もうレスする意味はなくなった。

野砲108門が30門の敵に翻弄されなすすべなく、
敵対戦車自走砲は発砲後、即座に陣地転換され、反撃もできず。
航空優勢も失い。
歩兵は自走砲に撃ちまくられ、敵の砲弾はFCSにより短時間で集中砲撃可能・・・

どっから攻めても勝てません(w
3774610:2005/10/10(月) 14:03:03 ID:???
>369

 >>飛行中隊は砲兵任務機として2機協力をします。
   とありますし、気球もある。

 では、どこでどのように運用するか提示してくだされ。砲兵任務機ということですが、
どんな任務を与えますか。航空攻撃ですか、砲兵支援のための偵察任務ですか。
気球中隊ですか(私もその実態はわかりませんが、)どう運用します?

>なにをもってしても見えない場合は音響測定、発砲煙から測定できますし、
 最悪、擾乱射撃という手もあるので、青が砲撃不可ということはないでしょう。

 音響測定っていうのは、この時代にあったのでしょうか。ま、あるとして、音響を測定して、
その情報をおくって、計算して割り出すのはどの部隊?どのくらい時間がかかる?
 擾乱射撃は確かにできるでしょう。つまり、広い地域に、うすーく弾を落とすんですよね。
赤軍は1週間準備による利点がありますよ。効果がありますかね。


3784610:2005/10/10(月) 14:10:20 ID:???
>>上荒木の対戦車砲5門中、3門によって射撃を実施。
 >水壕沿いの敵戦車をさらに4両破壊。じ後、予備陣地へ移動。予備陣地までの
 >移動所要時間、10分。

  1週間準備しているんですよ。対戦車砲にも築城してあるでしょ。で、動きが容易なように
 侵入・進出路、牽引のための車両だってあるでしょ。そのために、対戦車砲班は何回も
 訓練してるはず。予備陣地ってそんなに遠いところに設けるだけじゃないですよね。

  対戦車自走砲砲ならもっと早いでしょ。

 >確実に航空機を追っ払う。できれば撃墜する。
   青は航空優勢も失ったか(w

  全般的優勢は日本軍の方がもってるでしょ。
  >軍司令官に具申して午前5時30分より2時間、飛行隊を以って師団主力攻撃方向の制空
  局地的優勢、つまり、壊されちゃいけないモノは対空掩護しますよ。

 >うむ、もうレスする意味はなくなった。

 >野砲108門が30門の敵に翻弄されなすすべなく、
  敵対戦車自走砲は発砲後、即座に陣地転換され、反撃もできず。
  航空優勢も失い。
  歩兵は自走砲に撃ちまくられ、敵の砲弾はFCSにより短時間で集中砲撃可能・・・

  どっから攻めても勝てません(w

  こっちから言うのも何ですが・・。煙弾使えば、水壕を渡ることはできるでしょ。
  投げやりにならないでください。


379トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/10(月) 14:23:13 ID:???
>>378
対戦車砲はとても重いよ。それを手で押すのか、トラックに牽引させるのか?
迅速な陣地転換なんて対戦車自走砲の戦術だよ。

>煙弾使えば、水壕を渡ることはできるでしょ。
ハァ?風でも吹いたらどうする?弾幕射撃の方が全然まし。
少なくとも敵にダメージはあたえられる。

>投げやりにならないでください。

むりだよ。WW1の軍隊と戦術で現代軍と戦うようなものだ。









3804610:2005/10/10(月) 14:25:41 ID:???
 トルエン殿。何度も言いますが、貴官を不快にさせることが目的では
ありません。このレスを通じて、戦術を勉強することに意義があるのでは?
このレスの本来の意義を思い出してください。
 こちらから一方的に戦闘様相を不用意に投げかけ、貴官を不愉快に
させたことは再度謝ります。
381トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/10(月) 14:27:39 ID:???
>>380

時代がめちゃくちゃではどうしようもないよ。
前提条件や当時の戦術も否定しているようだし。
3824610:2005/10/10(月) 14:40:13 ID:???
 レスありがとうございます。(私も大事な戦術談義相手を失いたくないモノで)

>対戦車砲はとても重いよ。それを手で押すのか、トラックに牽引させるのか?
  迅速な陣地転換なんて対戦車自走砲の戦術だよ。
 
  →迅速な陣地変換案は、当時の戦法ではないと言うことで、却下します。
   ただし、やってできないことではないと思いますが。(周到な準備) 

>煙弾使えば、水壕を渡ることはできるでしょ。
 ハァ?風でも吹いたらどうする?弾幕射撃の方が全然まし。
 少なくとも敵にダメージはあたえられる。

  →風向は東南の風ですよ。日本軍に有利です。風が強かったらという話ですが、
 これは、日本軍の108門の砲兵戦力を有効に使えばどうでしょうか。  

>投げやりにならないでください。

  →むりだよ。WW1の軍隊と戦術で現代軍と戦うようなものだ。

  現代戦で使用するようなFCS使用などは前提にしてません。防御は周到な
準備によりいろんなからくりを仕掛けることができるという点で、私ならこうする
っていう一案を投げたまでです。砲兵射撃は、測量と正確な目標情報を基に
いろんな準備ができます。防御側は1週間前からココにいて、頭を悩ませて、
日本軍の攻撃を待ちかまえてる訳です。

3834610:2005/10/10(月) 14:43:49 ID:???
再度 第2連隊長 陸軍大佐 トルエン殿

 >時代がめちゃくちゃではどうしようもないよ。
 >前提条件や当時の戦術も否定しているようだし。

  @時代がめちゃくちゃな点とはどこでしょうか。再考察させてください。
  A前提条件の否定とはどの部分でしょうか。
  B当時の戦術の否定とはどのような否定でしょうか。

  御指導下さい。

 今までの問答をやった目的は、第2連隊長の決心の中でも、特に重要な
軍隊運用をシミュレートして、処置すべき事項を明らかにするために実施した
モノです。

 
384195ですが:2005/10/10(月) 14:50:49 ID:???
>>377
http://www.warbirds.jp/sudo/artillery/artillery_2_1.htm#A1_5_4

音源標定隊の展開に要する時日は偵察の為半日乃至一日、各哨の開設及電線架設の為一日乃至二日にして合計少くも二日を
以て標準とすへく其時間の大部分は電線架設に要する時間にして又各哨位置の決定は最も精密なるを要するを以て之か決定に
は砲兵測地隊の援助を肝要とし若し状況上前掲の如き約二日の時日を使用し得さる場合に在りては聴音哨の開設を四個のみに
制限するときは約一日半を以て展開を完了し得へく状況によりては更に一部のみを簡易に使用して特種の目的に応せしむること
あり其撤収に要する時間は展開時間に比し約二分の一を以て足るものとす

標定可能の距離は気象、地形、受音哨位置の高低特に敵火砲の初速の大小に依り差あるも従来三八式及四五式火砲に対し実
験の成果を総合審査せる平均値は左の如し

野砲(十二榴)
七粁
十加(十五榴)
十粁
十五加(二十四榴)
十五粁

標定の精度は当時の天候及標定距離等に依りて差異あるも天候比較的良好なる場合に於ける統計に依れは
標定距離一〇、○○○米以内に於ては誤差五〇米以下にして一〇、○○○米乃至一五、○○○米に於ては
誤差一〇〇米以下とす
385トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/10(月) 14:59:18 ID:???
>>384

乙ですノシ
結構時間はかかりますねぇ・・・
3864610:2005/10/10(月) 15:04:38 ID:???
>384
 おもしろい資料が出てきましたね。
 音源標定をできるようにするには、偵察に1〜2日、施設設置に1〜2日、つまり最低2日が必用。
で、準備の大部分は、有線の設定、大変な労力を伴いますな。精度を保つためには、精密な
測量が必用、確かにそうでしょうね。時間がないときは、聴音のための施設を4コにとどめて、1日半に
短縮できる。撤収は、展開の半分の時間を要する。
 
 今回の状況に当てはめるなら、第1師団は、1日昼〜夕に到着、2日払暁に攻撃開始ですから、有線
の設置中と推測される。つまり、敵砲兵の位置を音源標定で対処できないということになってしまいますが、
どうですかね。
387トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/10(月) 15:09:20 ID:???
>>383

WW2でも牽引式の対戦車砲の迅速なる陣地転換はやってません。
人力でやらなきゃならないからです。

砲兵は馬匹牽引です。弾幕射撃や擾乱射撃のなか迅速に陣地転換できるんでしょうか。
馬で牽引するんですか?人力ですか?

観測のために2機投入するってことはこれが任務できない状態にはならないという前提では?

砲兵隊は敵砲兵を征圧しつつ、敵陣地前縁には弾幕射撃を行い、歩兵、戦車で近接し、
その後陣地への弾幕射撃を延伸するか、擾乱射撃や2線に攻撃を切り替える。
これか機能しないのであればどうしようもない。
3884610:2005/10/10(月) 15:22:59 ID:???
>387

>WW2でも牽引式の対戦車砲の迅速なる陣地転換はやってません。
 人力でやらなきゃならないからです。
 砲兵は馬匹牽引です。弾幕射撃や擾乱射撃のなか迅速に陣地転換できるんでしょうか。
 馬で牽引するんですか?人力ですか?

 →了解しました。その前提で行きましょう。

>観測のために2機投入するってことはこれが任務できない状態にはならないという前提では?
 
 → こちらの質問は、航空機2機に何を期待するかと言うことです。
    観測のためのであれば、航空機が観測して、その結果を航空部隊司令部からもらって、
   第1師団司令部で考察して、じ後の戦闘に生かすという流れになると思いますが、結果が
   現場の戦闘に反映できるまでに相当時間がかかりそうです。
    航空攻撃したらどうですか。ただし、敵にも対空火器がありますからね。どこを攻撃するのか
   また、どの方向から攻撃するのか、いつ攻撃するのかってところがポイントになりそうですね。

>砲兵隊は敵砲兵を征圧しつつ、敵陣地前縁には弾幕射撃を行い、歩兵、戦車で近接し、
 その後陣地への弾幕射撃を延伸するか、擾乱射撃や2線に攻撃を切り替える。
 これか機能しないのであればどうしようもない。

  →しつこいようですが、敵は1週間準備しているんですよ。1週間穴を掘ったらそりゃ強靱な穴が
 作れますよ。例の対戦車砲(陣地変換しない前提で行きますが)、機関銃、砲迫等。第一線は、
 敵が一番固くしている部分です。それを効力射のみで行こうって言うのは効率的じゃなくないですか。
389トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/10(月) 15:34:27 ID:???
>>388

>観測のためのであれば、航空機が観測して、その結果を航空部隊司令部からもらって、
>第1師団司令部で考察して、じ後の戦闘に生かすという流れになると思いますが、結果が
>現場の戦闘に反映できるまでに相当時間がかかりそうです。

そのあいだ砲兵は待っている必要はなく、擾乱射撃や爆煙から測定して、砲撃はできる。

>1週間穴を掘ったらそりゃ強靱な穴が作れますよ。

あのさ、1週間準備ってのは1週間穴を掘るんじゃなくて、
1週間敵の攻撃に対し持久するにたる「資材」と工事の程度をしめすんだ。
でそれをそれそのまま適用すると1週間は持久できることになるが?

それと1週間準備って問題にかいてあったかい?
 
>それを効力射のみで行こうって言うのは効率的じゃなくないですか。
火点は効力射がいいが散兵壕は弾幕射撃が必要では?


   
3904610:2005/10/10(月) 15:51:39 ID:???
トルエン大尉殿

>>観測のためのであれば、航空機が観測して、その結果を航空部隊司令部からもらって、
>第1師団司令部で考察して、じ後の戦闘に生かすという流れになると思いますが、結果が
>現場の戦闘に反映できるまでに相当時間がかかりそうです。

 →そのあいだ砲兵は待っている必要はなく、擾乱射撃や爆煙から測定して、砲撃はできる。

 砲兵の射撃を拘置させるということではありませんよ。第1師団に今日使えるのは2機。2機
しかいない重要な駒をどう使うのかってことです。航空偵察に使うのであればそれはそれでいい
でしょうが、その目的は、「敵の最新の陣地の解明」でしょ。その情報を得て、解読して、戦闘に
活用するにはそれなりの時間がかかるということです。そのリスクを認識した上で、航空偵察
にしたというのなら、わかります。ただ、今日中に赤部隊を撃破・撃滅せねばならないっていうのに、
いまさら航空偵察に使いますか?
3914610:2005/10/10(月) 16:00:00 ID:???
トルエン大尉殿

>1週間穴を掘ったらそりゃ強靱な穴が作れますよ。

 →あのさ、1週間準備ってのは1週間穴を掘るんじゃなくて、
  1週間敵の攻撃に対し持久するにたる「資材」と工事の程度をしめすんだ。
  でそれをそれそのまま適用すると1週間は持久できることになるが?

  了解しました。貴官が言いたいのは、準備期間を言っているのでなく、築城の
 強度のことを言っているんですね。

  >それと1週間準備って問題にかいてあったかい?

 愉しみ殿の最初の前提を見てください。
 「>109 1週間前より久留米付近に陣地占領中の敵・・」だそうですよ。
 貴官が言われるのは、防御すべき日数に応じた準備基準ということですが、
久留米の赤部隊はは本当に1週間準備できるんですよ。そして、明日には
増援部隊が来るらしいです・・・。 
392トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/10(月) 16:00:30 ID:???
>>390

>2機しかいない重要な駒をどう使うのかってことです。

初めて出た観点だね。つかえることになったのか(w
2線、砲兵陣地等やることはいくらもあるが。


>活用するにはそれなりの時間がかかる

どのくらい?問題で2機つかっていいってことは必要だからだろ?

で問題の想定をどの程度まで可能とするんだい?
いきなりできないと断定されてもどうしようもない。
3934610:2005/10/10(月) 16:01:47 ID:???
>389

 >それを効力射のみで行こうって言うのは効率的じゃなくないですか。
  火点は効力射がいいが散兵壕は弾幕射撃が必要では?

  ちょっと意味がわかりません。

3944610:2005/10/10(月) 16:08:33 ID:???
>392
 
 初めての観点じゃないでしょ。今までのレスを復習したらいかが。
>248:4610の意見:航空部隊も暇ではないので陸上戦力に使える航空戦力は貴重
>276:整備兵殿の意見:航空機が暇ではないという具体的事例

 つまり、稀少なんですよ。
395トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/10(月) 16:15:52 ID:???
>>393

敵は陣地を構築している訳だよね。歩兵は散兵壕を作り、恐らく予備陣地まで伝わっている交通壕も掘っていると思う。

で突撃発起線の300m前まで前進するまで、敵陣前縁に弾幕射撃をしてもらわないと、近接するまでの損害が多くなる。
それとは別に57mm戦車主砲、大隊、連隊所属の75mm山砲で機関銃、対戦車砲の火点を直射して破壊、もしくは制圧するんだ。
突撃が開始されれば弾幕射撃は延伸しその後方に火力を機動させていく。
これが当時の戦術だよ。
396トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/10(月) 16:20:57 ID:???
>>394
だから、この「問題」としてだろ。暇かどうかは関係ないだろ。
>飛行中隊は砲兵任務機として2機協力をします。
と言う解答が出てる訳だろ。つまり「問題」の「想定」として航空機による観測はできる訳だろ?

暇でないのでできないとかもう問題の想定からはずれている。
3974610:2005/10/10(月) 16:21:40 ID:???
>392の補則

 出題にもヒントがありますよ。
 >軍司令官に具申して午前5時30分より2時間、飛行隊を以って師団主力攻撃方向の制空

 つまり、日本軍には戦闘機の支援があるということですよ。

 ★赤はそういう具体的な記述はありませんが、
  一般状況>109
   敵主力は目下鹿児島より熊本付近に兵力を集中中、有力な空軍は既に同地に
  移動しつつあり}

  ということですので、同等の航空戦力と言いたいですが、戦闘機の掩護はないモノとして
 考えまする。ただ、航空攻撃が全くないということはないと言うことでどうでしょう。
398トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/10(月) 16:24:39 ID:???
>>397
>有力な空軍は既に同地に動しつつあり

今度は移動が完了していない航空部隊の投入か・・・

やはりレスは無意味だろ(w
3994610:2005/10/10(月) 16:25:11 ID:???
>>396

 だから、この「問題」としてだろ。暇かどうかは関係ないだろ。
 >飛行中隊は砲兵任務機として2機協力をします。
  と言う解答が出てる訳だろ。つまり「問題」の「想定」として航空機による観測はできる訳だろ?

  暇でないのでできないとかもう問題の想定からはずれている。

  →まあ落ち着きたまい。航空偵察もできますよ。この場合、2機しかない航空機を航空偵察に
  裂くほうが有利かと言うことですよ。
    貴官が航空偵察に使うのなら、全然構いません。ただし、その結果は敵増援部隊が到着してから
ですよ。そして、そこにうつっている写真も久留米一帯の当面の敵の写真です。

4004610:2005/10/10(月) 16:28:32 ID:???
>398
  
 主動性をもってください。私の前提を否定するのでなく、貴官の
「おれはこうするぞーーーーーーー!」
 ていう論が見えてこないんです。

 私の前提条件にけちをつけるのは簡単ですが、それだけじゃ前に進みません。

 じゃあ、赤部隊の航空支援はなしと考えましょうか。防勢にまわっている赤軍は
どうせ不利ですから。
4014610:2005/10/10(月) 16:34:29 ID:???
 トルエン殿

 私も妥当性がある話には納得しますよ。

>活用するにはそれなりの時間がかかる

  どのくらい?問題で2機つかっていいってことは必要だからだろ?

  で問題の想定をどの程度まで可能とするんだい? いきなりできな
  いと断定されてもどうしようもない。

 →妥当性を貴官で組み立ててくださいません。

 
402トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/10(月) 16:38:30 ID:???
>>400
戦場の想定が無軌道に変更されるのにどうするもこうするもないだろ!
WW1後の装備で現代戦術を実行しろ!といっている訳だし。
4034610:2005/10/10(月) 16:42:46 ID:???
>395

>敵は陣地を構築している訳だよね。歩兵は散兵壕を作り、恐らく予備陣地まで伝わっている
 交通壕も掘っていると思う。

 で突撃発起線の300m前まで前進するまで、敵陣前縁に弾幕射撃をしてもらわないと、近接
するまでの損害が多くなる。
 それとは別に57mm戦車主砲、大隊、連隊所属の75mm山砲で機関銃、対戦車砲の火点を
直射して破壊、もしくは制圧するんだ。
 突撃が開始されれば弾幕射撃は延伸しその後方に火力を機動させていく。
これが当時の戦術だよ。

 →今の近接戦闘部隊の戦術もよく分からないけど、貴官が言われているのとほぼ同じじゃないですかね。
 そこに至るまでに田んぼが邪魔してるんですよ。その処置をどうされるのか、と昼から中聞いてるんです。
4044610:2005/10/10(月) 16:47:44 ID:???
>402
  
 >戦場の想定が無軌道に変更されるのにどうするもこうするもないだろ!
  WW1後の装備で現代戦術を実行しろ!といっている訳だし。

  だから、どこが現代戦術だと>383で聞いているではありませぬか。
 前提条件とか、直せるところは直しましょう。確かに私は現代戦術のほんの
 一握りの部分しか知りませんが、戦いの原則的事項は共通項じゃありません?
405トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/10(月) 16:50:36 ID:???
>>403
田んぼは移動できるようになっただろ!またできないことにするのか?
田んぼは邪魔なんじゃなく、移動に時間が余計にかかるだけだ。
軌装車である戦車も進める。

>今の近接戦闘部隊の戦術もよく分からないけど、貴官が言われているのとほぼ同じじゃないですかね。

いまそんなことやったら死体の山だ。だから弾幕射撃じゃなく効力射に重点がおかれているんだ。
 
4064610:2005/10/10(月) 16:51:46 ID:???
>400の補則
 
 WWUの終戦末期、3式戦車とか適用しても、今のままでは、貴官の答えは
同じような・・・。
 もう一度>351に戻ってみては・・?対戦車砲の迅速な陣地変換はデキマセン。
そして、赤部隊の航空攻撃はないです。
407名無し三等兵:2005/10/10(月) 17:03:12 ID:???
>>390
航空偵察と空中観測を勘違いしてませんか?
砲兵任務機ですから、航空部隊司令部を経由せず、直接師団司令部か、砲兵部隊へ観測機から
直接情報を渡すのではないですか?でないと弾着の観測にはとても使えませんよ。
通信方法が通信筒か、無線電信か、無線電話かが問題ですが。
408トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/10(月) 17:03:21 ID:???
>>404

キミは観測点を確保して効力射でなければ砲撃は効果が無い、と主張している訳だろ。
ところが昔の大砲(野砲、山砲)の射程はかなり短くて、敵が砲側からみえることも普通だった(重砲は別)

観測班は無線機も無く有線電話を使っていた。
で敵の砲撃でケーブルが切れることもよくあった。
FDCなんかもないから中隊単位で砲撃の指揮がとられていた。

そんな状況で30門の砲を自由に集中できる訳だろ。

現代戦術じゃなければ魔法だよ。

>戦いの原則的事項は共通項じゃありません?

ナポレオン時代とその後ではまったくことなるし、
WW1とWW2では全然違うし、WW2は現代戦に近いが、テクノロジーがまったく違い。
そのまま適用することはできない。
4094610:2005/10/10(月) 17:03:45 ID:???
>>403
   田んぼは移動できるようになっただろ!またできないことにするのか?
   田んぼは邪魔なんじゃなく、移動に時間が余計にかかるだけだ。
   軌装車である戦車も進める。

  →このスレの流れを読もう。
   ○ 出題者のヒント>327  
     また道路以外は湿田であり路外機動が困難ですが、テキストでは困難
    だけど出来ない事はないくらいに見てるようですよ。
   ○ 貴官の意見>330
     ただ兵隊は装備を背負って銃をもってますから・・・
    そしてもっと問題なのは匍匐前進ができないってことだと思うんですよ。
    できれば夜のうちに敵陣前縁まで1線部隊を進めたいのですか、
    あまり実例が無いので困っていたります(w
   ○ 整備兵殿の意見>324
     とりあえず、当時の装輪車は機動不可能でしょうね。装軌車は機動可能ながら、
    水田と畦との段差によっては超堤不能。
    歩兵は、膝くらいまで泥に埋まると考えています。したがって歩行速度はかなり
    遅くなります。ただ畦を利用しての遮蔽は可能。(匍匐は四つん這い)

    →坂の上北側の戦場は比較的道路が走っているので、機動発揮がある程度
    できるが、路外機動は難しいという流れでしょ。
     細かい話しに入ってきて、機動できるんだろ!って、どうでしょう。
410トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/10(月) 17:09:27 ID:???
>>409

では田んぼが邪魔ってのはなんだよ(w
4114610:2005/10/10(月) 17:18:08 ID:???
>410

 貴官の論は堂々巡りですよ。>403において、湿田だけど機動出来なくはない
って言ってるのは、条件が伴うんですよ。それは、もう一度>304を熟読してくださいね。

 私は、機動出来ないことはないって認めてます。でも、路外機動は困難。
 だから、貴官の隷下部隊に工兵がいるじゃありませんか。そこから具体的な
対策はないのでしょうか。
4124610:2005/10/10(月) 17:19:36 ID:???
>411の訂正

 >それは、もう一度>304を熟読してくださいね。

 →403の間違いです。討論にならないなんて言わないでね。

4134610:2005/10/10(月) 17:24:11 ID:???
かなり議論が熱くなっています。仲介して頂ける方、おられませんか。
(整備兵殿、忙しいですかね。)
(愉しみ殿、国税調査のあんばいは。次の問題いつですか。)
414トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/10(月) 17:33:43 ID:???
>>411

だから歩兵の話なのか、戦車についてか?
戦車は水壕を渡るとき路上を進めばいいし、その間は敵陣前縁は弾幕射撃を受けているといっている。
で、工兵がなんだって?架橋工兵なのか?架橋装備をもっているのか?
4154610:2005/10/10(月) 17:46:57 ID:???
>407

>航空偵察と空中観測を勘違いしてませんか?
  砲兵任務機ですから、航空部隊司令部を経由せず、直接師団司令部か、砲兵部隊へ観測機から   
  直接情報を渡すのではないですか?でないと弾着の観測にはとても使えませんよ。
  通信方法が通信筒か、無線電信か、無線電話かが問題ですが。

 →了解しました。空中観測に使用できるとして、航空機の情報獲得から、司令部まで届く時間は
  どのくらいかかるのでしょうか。
   まず、空中観測の話です。
   それと、赤軍にも対空戦闘部隊がいますから、重要な所にぼやっと入り込んだら、高射砲の的です。
 と考えると、敵の重要な情報がどのくらい取れるのかと言った疑問がありますね。
   航空偵察。
   その結果を効果を及ぼすまでに時間がかかりますねぇ。
  
4164610:2005/10/10(月) 17:55:40 ID:???
>414

 君ね。今までのスレの流れを見てから話を進めなさいよ。
 何回も同じことを討論しても話が進まないので。

 君は今、坂の上一帯における日本軍の機動の発揮を強調した
案を具体化すべく私に食い付いて来てるんだよね。(まぁ、私を
論理的に攻めようという目標でも良いが。)
 
 弾幕とか言ってるが、もう1回言うぞ!
 砲兵射撃は、精密な目標情報がなければできないぞ。
 
 路上は対戦車砲が狙ってるんだよ。
 工兵がなんだってって、君が出す結論だろうよ。

 ※自分の意見には責任を持とう。間違っていたら、、ただそう
417トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/10(月) 18:12:36 ID:???
>>416

あのさ、だから無意味だっていっているんだ>

>坂の上一帯における日本軍の機動の発揮を強調した案を具体化

捏造はやめてくれ。上荒木からの迂回案だよ。

>弾幕とか言ってるが、もう1回言うぞ!
>砲兵射撃は、精密な目標情報がなければできないぞ。

ほう、敵陣地の前縁まで見えなくなったのか?

>路上は対戦車砲が狙ってるんだよ。

前縁が弾幕射撃で見えないのに撃てるのか?

>工兵がなんだってって、君が出す結論だろうよ。

当時の日本の師団属の工兵は戦車橋を装備していない。
で、工兵でなにするって?

>※自分の意見には責任を持とう。間違っていたら、、ただそう

何がどう間違っているって?(w



 
4184610:2005/10/10(月) 18:22:23 ID:???
>417
 
 トルエン殿、貴官はある程度の戦術原則がわかってる方だと思ってましたが・・・。
 幻滅・・・・
4194610:2005/10/10(月) 18:26:33 ID:???
よし、じゃあ、徹底討論の態勢で行きましょう。

○ 4610の討論の目的
   坂の上一帯に対する日本軍の攻撃に際しての処置事項を案出するもの。
4204610:2005/10/10(月) 18:33:23 ID:???
>417
  
>あのさ、だから無意味だっていっているんだ>
 坂の上一帯における日本軍の機動の発揮を強調した案を具体化
 →捏造はやめてくれ。上荒木からの迂回案だよ。

 捏造とは・・・。貴官のポリシーって本当にぐらついてますね。迂回案とは・・。
 迂回当攻撃機動の方式といっても貴官との討論の焦点にはならないだろうから、
やめとくけど(この論点でもいいです。どうぞ。)
 貴官の意見には具体性がないんですよ。いつか言われていた、戦術の本質の
話が聞ければなと思っていたのですが、やはり抽象論、そして、前提条件に対する
中傷、で、自分がどうしたいという主動性はまるでなし。挙げ句の果ては、工兵で何が
できるのですか・ていう、すり替え。いつまでたっても貴官の軍隊は赤軍を倒せませんよ。
(忌憚のない意見ですので。感情を押さえてね。)
4214610:2005/10/10(月) 18:40:24 ID:???
 さらに進めますよ。(対抗してくださいね。論点をずらさず。そして、貴官の意見をいう上での
立場を示してもらえれば、お互いの妥協点が見つかるかもしれません。)

 >弾幕とか言ってるが、もう1回言うぞ!
 >砲兵射撃は、精密な目標情報がなければできないぞ。

  →ほう、敵陣地の前縁まで見えなくなったのか?

  じゃあ、どの部隊でどういう風に攻撃するのか示したらどうなの。敵陣地の前縁は
見えるでしょ。だけど、どこにどんな火器があって、どういう風に向いているかというのは
わからないでしょ。ましてや、機動力発揮案の本行動方針ですから。(貴官が以前から
進めていた案ですよ。)さらに、貴官は、砲兵火力の重要性も解いておられましたよね。
で結局、貴官の軍隊指揮では水壕も超えられないんですよ。
  目標情報って言いましたが、敵陣地の前縁が見えても、防御側の正確な目標情報を
得るのは難しいですよ。
4224610:2005/10/10(月) 18:41:34 ID:???
トルエン殿・・・何とか反論してね
423トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/10(月) 18:43:05 ID:???
>>420

>線路を中心として2個大隊が左右に展開。1個大隊を予備とし右翼後方に配置。
>右翼大隊は戦車2個中隊の支援を受け、荒木駅近くの軽機関銃座を制圧し、上荒木を攻略。
>爾後1個中隊を広川対岸の敵に備え、予備大隊と戦車1個中隊ともに高良台の敵を攻撃。
>2個中隊と戦車1個中隊をもって藤田浦付近に布陣している敵砲兵を攻撃。
>左翼大隊は戦車1個中隊の支援をもって、野町の哨線を撃破し、坂上に向けて攻撃。

これが坂の上一帯における日本軍の機動の発揮を強調した案と読めるのか?
どうみても上荒木からのアプローチだろう。なにを言ってもかまわんが捏造はやめてくれ。



424トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/10(月) 18:45:53 ID:???
>>421

だから解答の砲撃問題でも攻撃準備射撃に入るまで十分観測に時間かけてるでしょ?
425名無しの愉しみ:2005/10/10(月) 18:47:10 ID:???
そろそろ模範回答を…
決心
連隊は速やかに津福付近に展開し、本夜白日、野伏の線に進出して明払暁の攻撃を準備。
攻撃の重点は坂ノ上に指向し、一挙敵陣地を突破、敵の退路に急迫する。

第1線両大隊を津福付近に展開し、なるべく速やかに捜索拠点を荒木村、野伏各南端の線に進め、破壊拠点を前方に設けて歩工兵を以って第1線鉄条網の破壊。
初め津福南側に展開する理由は、荒木村の敵陣地に過度に接近しないことと、包囲の企画を秘匿するためです。
第1線両大隊は午前1時出発午前3時までに攻撃準備位置につき、隣部隊と連携し工事を施し敵情捜査及び障碍物破壊に努めます。
戦例および平時演習の実験と総合すれば、敵の妨害を蒙らない暗夜の接敵運動に要する時間は
運動困難な地形で無い限り、1千m1時間とみて可なので、本状況では午前1時〜午前3時の運動とします。
両大隊は鉄道をはさんで並列。
戦車隊は午後9時津福北側に戦闘の準備を整えた後、主力を第1線両大隊に配属。
歩兵の攻撃前進と砲撃開始に大なる間隔を置かない場合、該当位置は思い切り敵に近接する事が肝要。
歩兵重火器は成るべく1千m内外において陣地を占領し、歩兵の前進を直に援助する。
戦車は連隊長直轄案と歩兵大隊長配属案を比較するに、右翼方面(鉄道西側)に戦車の機動の余地無く、
重点方面の迅速なる突破を第1要件とする本状況では、歩砲戦協同の元に敵翼側等よりの機動によって、
戦果の拡張をなすべきなので主力は第1線大隊に配属するを可とします。
1小隊の戦闘正面約200m(戦車間隔70m)とするときは、
重点方面大隊に戦車2小隊を配置しえるのみならず(通常は決戦正面の歩兵1大隊に戦車1中隊を配属らしいですが)、
状況が許すなら歩兵第1線各小隊の為1無いし2の破壊口を開設。(鉄条網を「の」の字運動で蹂躙するらしいです)
突撃時期にて、主攻撃第1線に砲兵の集中射撃3分間2回数。爾後後方陣地帯に射程延伸。一部を以って側防、対砲兵射撃。
戦車に協力及び障碍克服のため、工兵主力は第1線大隊に配属。
支援工兵は攻撃前進に伴い煙幕構成等を行う。

なんかケバケバしくなってきたんで、おわり。
426トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/10(月) 18:47:45 ID:???
>>422

>機動力発揮案の本行動方針

捏造はするな。
427トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/10(月) 18:55:12 ID:???
>>425
愉しみ氏乙です。

解答は坂上の重点指向でしたか。工兵で煙幕かぁ・・・それであんなカキコを(w。

>なんかケバケバしくなってきたんで、おわり

まぁこの辺にしときます。申し訳なし。
4284610:2005/10/10(月) 19:05:32 ID:???
>なんかケバケバしくなってきたんで、おわり

 愉しみ殿がそういわれる直接的原因をつくったのは私かなと思ってます。
 何とか、問題を続けて頂けませぬでしょうか。
429海の人 ◆STEELmK8LQ :2005/10/10(月) 19:38:54 ID:??? BE:19498234-#
>425
> (鉄条網を「の」の字運動で蹂躙するらしいです)

 細かい運用になっちゃいますけど、こんなことしたら番線噛み込んで
戦車擱座してしまうのでは(^_^;
430名無し三等兵:2005/10/10(月) 19:50:46 ID:???
ピアノ線〜
431名無しの愉しみ:2005/10/10(月) 21:30:29 ID:???
ではラスト1問ということで…。色々すっ飛ばしてこれでもう終わりにします。

師団は暗夜を利用して逐次敵に近接し、2日午前3時、概ね予定の線に到達して攻撃を準備。
敵の砲兵は隅々射撃を加え、一部においては敵の出撃を見、我が攻撃部隊の撹乱に努めたるも大なる損害を与えるに至らず。
南方坂ノ上及び高良台付近高地より時々探照灯の照射。白刃の如き閃光は闇に響く銃声と共に陰惨の気にみつ。
東天白む頃、我が飛行隊は爆音勇ましく上空に飛来。
次いで午前5時過ぎ突如彼我の砲戦は開始せられ、殷々たる砲声天地に響き渡り壮絶極まりなし。
午前7時頃攻撃準備射撃完了、我が第1線は攻撃前進の命を受け勇躍前進し敵に肉迫。
この間砲兵の適切な協同と、急襲する戦車の支援工兵の巧みな煙幕構成等により
午前10時頃歩兵は敵第1線を突破。続いて第2線に向かいつつあり。
騎兵隊は目下下荒木南方清道寺付に進出し、同地において戦闘中の模様。右翼隊の迂回は騎兵隊よりさらに南方に進出せるも状況不明。
両翼隊は次いで第2線陣地に進出せるも、意外に頑強に抵抗し度々逆襲にさえ出て、
彼我の損害相当大なり。加えて陣前の障害物は破壊不十分なものが多く、師団の攻撃は逐次困難に陥りつつあり。
午前11時30分我が右翼たる上荒木に向け南方より敵の出撃あり。当方一時危険になるも、
午後1時坂ノ上南方高地を奪取するに及び、同高地方面より支援戦車の活躍もあって、
遂にこれを撃退に成功しました。

http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1128947198009.jpg

それでは、午後2時30分における師団長の決心を述べてみてください。
なお、敵軍一部退却はいわゆる随意退却ではなく、敗退によるものです。
432名無しの愉しみ:2005/10/10(月) 21:35:54 ID:???
>>429
ドウなんですかねェ…教本では
そうすればいっきに破壊口が3口出来るみたいに書いてありますけど。
戦車の運用はテキストでも思考錯誤してるような感じで、
研究中とか記述も見られたりするんですけど。(因みにこの問題は昭和14年)
433トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/10(月) 22:21:50 ID:???
>>431
問題乙です。
追撃体制へ移行ですねぇ。
2iは左旋回して敵陣を包囲。
戦車は全部でもって追撃。
4iを投入、広川を渡河。戦果を拡大。

日本軍ならこれくらいはできるか(w
434名無し整備兵:2005/10/10(月) 23:53:34 ID:???
>413

ええっと・・・論争は終わったようなので、次の機会に(汗)
どうも以下のようなすれ違いがあるんではないかと

4610殿:どこかの組織の何かの試験官のように、戦術運用の豊富な知識を基に
      強烈に突っ込む。しかし当時の戦術の「尺度」について、やや不十分
トルエン殿:当時の戦闘・戦術について戦記等から十分なイメージはあるが、
      そのイメージを言葉で表しきれていない。また「戦闘」と「戦術」の区別が
      ついていないことがある。(つまり中隊長が考えるべきところを連隊長と
      して示してしまう、というようなときがある。)

というわけで、お互いに相手の長所・短所を勘案して、長所を認め合ってはいかが
でしょうか。短所を責め合っては収拾つかなくなりますし。
435トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/11(火) 00:08:45 ID:???
>>434
整備兵氏乙です。ですがもう結構です。
なんか以前整備兵の問題でからんでた人に空気が似ています。
436トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/11(火) 00:26:13 ID:???
>>434
>戦記等から

うーむ、さすがは整備兵氏、鋭すぎる。パウル・カレルの影響なんでいくぶんドイツ的、ロシア的なんですよ〜
437名無し三等兵:2005/10/11(火) 01:25:56 ID:???
指揮官同士の意見が合わなくてこんちゃく状態になった場合はどうするの?

昔は数十年すれば戦争があって、現実が判定してくれたかもしれないが
現代の軍隊の作戦指揮をやっている人たちはどうしてるの?
戦争が必ずしもおきず、回答が得られそうにない場合は?

米軍、ロシア軍なんかはゲリラ相手に 回答を得るための手段を試したりできるんだろうが。
他の国では どうするんだろ。
438名無し三等兵:2005/10/11(火) 01:28:33 ID:???
解答だった、この場合。訂正ね。
4394610:2005/10/11(火) 20:52:23 ID:WwCUztB8
反省。(サル以下、とほほ。)
440トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/13(木) 01:11:57 ID:???
これは独り言です。

弾幕射撃にしろ集中射撃にしろ、その目的は近接してく1線の歩兵の損害を「極力」減らすことにあります。
弾幕射撃は直接敵火点を破壊することはできませんが、防御側の射撃を妨害する効果があり、これは制圧と呼ばれます。
対して集中射撃は直接敵火点を破壊し歩兵の損害を「極力」減らすことを目的としています。
弾幕射撃は多量の砲弾を射耗する割に敵火点を破壊する効果は低いのですが、時間を節約できます。
が火点は残るので後に歩兵の負担になります。
集中射撃は弾幕射撃よりは多量の砲弾を射耗せずに敵火点を破壊し、歩兵の負担を減らすことができますが、
時間を失います。この得失を勘案するのが戦術なんでしょう。
441名無し三等兵:2005/10/13(木) 23:05:07 ID:iPf84rrr
勘案・・・。勘案ですね。どの案をとっても長所、短所がありますからね。
仲良くしましょう。(愉しみ殿の問題が出なくなるこのスレ危機です。)
442名無し整備兵:2005/10/14(金) 23:16:56 ID:???
>440のいわゆる「弾幕射撃」「集中射撃」がどこの国のどういうドクトリンに
よるものか、確認させてください。

それとも、それはトルエン大尉殿の独自の定義ですか?
443トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/14(金) 23:56:36 ID:???
>>442
質問の意図がよく分かりません。恐らく答えになっていないと思いますが・・・
 ttp://www.warbirds.jp/sudo/artillery/artillery_f_7.htm
普遍的戦術のようなのですが・・・
444名無し整備兵:2005/10/15(土) 01:32:22 ID:???
用語の定義に関してですので、紹介していただいたサイトにおける砲兵運用の説明とは
ちょっと違います。

攻撃における砲兵運用において、トルエン大尉が言うところの「弾幕射撃」はフランスの
固定弾幕射撃に近いものであって、フランス軍及び赤軍の移動弾幕射撃ではない。
なお米軍の「弾幕」は基本的に防御的運用。
(Joint Publication 1-02 "The DOD Dictionary of Military and Associated Terms")
移動弾幕射撃も米軍の弾幕も、基本的には敵陣地の破壊ではなく敵の近接戦闘部隊の
移動を阻止ないし妨害することを目的としています。固定弾幕射撃が敵の火力発揮の
妨害にあることは、これはトルエン大尉殿の書かれた通り。とはいえこれはフランスの独特な
砲兵運用とされているわけで、WW1の記憶から「砲兵万能!要塞最強!」となった
フランス軍のドクトリンから切り離しては考えられないのではないでしょうか。

「集中射撃」という用語は現在あまり使われておりません。というのは砲兵射撃は集中
するものだから。上記サイトにおける「甲法(緩慢な射撃の継続)」がほとんど使われなく
なったは、射撃の統制手段及び通信手段の発達と、牽引車等による火砲の機動力向上に
よるものでしょう。

このような用語の解釈のすれ違いにより、4610氏他との議論で無駄な部分が生じ、それが
感情的反発にまでなってしまう恐れがあります。何かすれ違いを感じたら、このように
その都度確認していくのが、面倒ながら確実なのでは?
445トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/15(土) 08:43:56 ID:???
>>444
整備兵の言うとうりであります。
しかしながら、オイラが彼に激しく抗議したのは、プロセス抜きの宇垣判定に対してであります。
彼は固定、移動に関わらず「敵火点の発見なし」にはできないと断言しております。
例えば「ドクトリンでは」とか「弾薬の問題」で提起されたなら、オイラも理解できますが・・・

4464610:2005/10/15(土) 15:42:54 ID:???
>445 
 勉強させてもらって有り難うございます。
 宇垣判定とは何ですか。不勉強なモノで。
 教えてください。
 (慇懃無礼な態度ではないので。誤解なきことを)
447名無しの愉しみ:2005/10/15(土) 15:43:22 ID:???
大尉さん、当時の陸軍がまとめた歩砲兵協同の参考資料です。
(さすがに面倒なので、書き写しはかんべんですが)
一般的にこんな感じで流れていきます。
http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1129357633432.jpg
つづき
http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1129357757193.jpg

ところで、どこかの組織のなんかの試験官て、何なのでしょうか?
448名無し三等兵:2005/10/15(土) 16:11:17 ID:tgNfpGnF
>446の補則
いや、討論抜きで。本当にわからないので。
ここから話は発展させませんので
言葉で気持ちを伝えるのは難しいなぁ。
449名無し三等兵:2005/10/15(土) 16:43:33 ID:???
>446 たしか第二次世界大戦中のミッドウェイ攻略作戦に先立ち
日本海軍が行った図上演習で、参謀長が裁定の結果を修正した話
だと思います。演習で様々な想定で作戦を最後まで進めて
問題を洗い出すという考えなら、別にことさらとりあげるまでもない話
だと常々疑問に思っていました。空母4隻を一挙に喪失した衝撃から
犯人探しの槍玉にあげられている気がします。
450名無し三等兵:2005/10/15(土) 17:27:50 ID:???
451名無し三等兵:2005/10/15(土) 17:56:16 ID:tgNfpGnF
>449
 宇垣判定
 → <修正した話>ということでしょうか。

 これで大尉殿との討論とか、そういう意味じゃありません。
 (しつこい?)

452名無し三等兵:2005/10/15(土) 18:52:14 ID:???
>451 当方も聞きかじりですが、宇垣 図上演習でぐぐってみたところ
かなり詳しい話が出ていました。が、その評価については様々あるようです。
453トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/16(日) 00:03:57 ID:???
>>449
三国同盟、反対、山本、賛成、宇垣、黒島、お気に入り、立場。かな(謎
454名無しの愉しみ:2005/10/17(月) 22:53:30 ID:???
では、ラスト問題の模範回答です。
決心
師団は当面の敵を急追し、矢部川以北の地区に捕捉撃滅。

敵が昼間企図を暴露し火力の損害を受けつつ我より離脱しようとする事は
敵の甚だしき弱点にして延ては全般の退却を惹起する状態であることは想像しえるところでしょう。
矢部川は、平地と山地の境界にあります。右岸の平地は交通容易ですが、
左岸の山地の山地に入るときは道路に乏しく追撃運動が困難になります。
よって、概ね現在の体制を以って当面の敵主力を東南方山地に圧迫する如く急追し、これを戦場に捕捉するを要します。重点を更に右方に動かすことはかえって追撃の時期を逸します。

4iは右追撃隊となり、清道寺南方より福島町南方に進出し敵の退路を遮断。
残りの戦車野砲兵第1大隊工兵1小隊伝令騎兵2を配属。
右翼隊は突破の戦果を拡大、福島町に向かい急追し、鉄道路方面の敵に対して一部を以って追撃。
左翼隊は吉田(福島北2千)東方地区に向かい追撃、野砲兵第3中隊を配属。
迂回隊は左追撃隊となり、速やかに兼松(福島南東3千)付近に進出し敵の退路を遮断。
師団長は右翼隊の進出に伴い相川を経て当条西側高地に向かい前進。

最期はちょっと簡単だったかな。
4554610:2005/10/21(金) 00:09:24 ID:???
愉しみ 殿が、最後といわれています。危機です。

みんなで何とかせねば。
456名無し三等兵:2005/10/21(金) 00:10:16 ID:CvZ8Tgqz
 トルエン殿、停戦協定を結びましょう。
 
457名無しの愉しみ:2005/10/21(金) 19:41:26 ID:???
別にもう顔を出さないと言ってる訳じゃ…。
458& ◆/p9zsLJK2M :2005/10/23(日) 03:38:46 ID:???
趣味でやってる事なんだし、続けたくなったらまた続きでいいんじゃないの?
>危機です。
>みんなで何とかせねば。
>停戦協定を結びましょう。
煽っても思い通りになる事ばかりじゃないし、まあまったりと待ちましょう。

>名無しの愉しみさん
勉強になりました。有り難う。
459名無し三等兵:2005/10/23(日) 11:53:00 ID:gXr3G0L8
>>437
> 指揮官同士の意見が合わなくてこんちゃく状態になった場合はどうするの?

指揮官は一人しかいないので「こうちゃく」しない
幕僚同士の意見が合わない場合は、指揮官が判断を下す。
ってゆうか、指揮官が決定した方針に基づいて幕僚は作戦を立てる。
460名無し三等兵:2005/10/23(日) 12:48:21 ID:???
>459 上の指揮官と下の指揮官とで戦況の判断が違い、それで
意見が食い違うときはあると思う。命令を下すのは簡単だろうけど
その中身についてお互い理解していないと別々の場所で別々の部隊を
見ながら全体として行動を一致させるってのは難しいんでない?

例えば、師団を3個持つ軍司令官が居るとすれば、師団長3人に軍司令官1人
がいる。この4人が互いのやることを理解し、それに基づいて自分のやる
ことを決められないと大変なことになると思う。
461名無し整備兵:2005/10/23(日) 13:18:00 ID:???
つ「訓令(Auftrag)戦術」
462名無し三等兵:2005/10/23(日) 13:26:46 ID:gXr3G0L8
>>460
食い違っていても、上級指揮官の命令には従わねばならない。

上級指揮官が状況認識を誤っているなら、部下は正確な状況を報告し意見具申する義務があるが、それを踏まえてどう行動するかの判断は上級指揮官に従わねばならない。

命令の意図は正確に伝達されねばならず、これは発令者の義務。
不明な場合は受令者が理解するまで確認する。
463トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/10/23(日) 16:10:13 ID:???
>>460
前スレにも書いたけど、その意思疎通ために戦術問題があるんでは?
4644610:2005/10/24(月) 23:01:55 ID:???
>463
 共通の認識を持つこと。そして、状況に応じた判断をするのが指揮官で、それを補佐するのが参謀。
 このスレは戦術・戦略能力を磨くスレですが、愉しみ殿のつぎの問題があるまで、貴官がいつか言
われていた本質を語るのは如何。
 私が思う戦勝の本質(教えてもらったのですが)は、
「緊要な時期と場所における相対的戦闘力の優越」
です。
非常に抽象的な理屈ですが、この考え方は如何。
4654610:2005/10/24(月) 23:07:41 ID:???
 ちなみに明日から戦場に赴きますので・・
4664610:2005/10/28(金) 20:58:35 ID:???
スレがとまっていますね・・・・。
467名無し三等兵:2005/10/29(土) 13:36:52 ID:???
>464 それだと、助攻に回ったり、ほかに予備がいっちゃった方面の人は
あんましありがたくないというか、我慢するための題目に思えます。
4684610:2005/10/29(土) 19:39:28 ID:???
>467
 主攻撃が主役とかんがえるならそうなるかもしれません。ただし、その主役となれる
人たちはごく一部。ほとんどの人が、そのバックにまわって、主攻撃が成功するように
いのる。(攻撃の場合)
469名無し三等兵:2005/10/29(土) 22:00:27 ID:a/2WAwIX
 だれでも主役になりたいですね確かに。
 私は歩兵ではありませんので、思うのは歩兵さんがうまくいくために、
特に主攻撃がうまくいくために、そして、その主攻撃を支援する大砲とか、
戦車とかのためになるように考えます。たぶん、現場の人たちはみんなそうか
んがえるはずです。整備をするのだって、壊れたモノがたくさんある中で、主役に
直結するモノを優先的に考えるはずです。いつか出た飛行機の運用だって、主役を
助けるためのモノでしょう。戦闘に参加して、戦火にさらされながら生き死にをかけてる
人だけじゃなく、人の補充をする人、物の供給をする人とかも同じ考え方をするんじゃ
ないでしょうか。浜田あゆみがテレビで華々しく活躍しているのも、その後にいる人たちの
努力というのが凄く大きいのでしょう。
 このためには、何が重要です、っていうところを上が示さなければ、下の者の信ずるところ
がぐらつく。方針て大事ですね−−・
470名無し三等兵:2005/10/31(月) 18:47:55 ID:???
ジョミニの言葉に
戦争はアートであってサイエンスではない。とあるけど、
現代戦でもこの言葉は当てはまるのかどうか疑問じゃないですか。
例えば続けて
世界中の戦争上手を集めて討論しても、戦術の究極な答えは出てこない
などは、数学者ゲーデルの不完全性定理で説明できそうだし。
昨今ではサイエンステクノロジーが戦争を変える時代になってるんじゃないかと。
ジョミニはこんな時代を想定してなかったはず。
471名無し三等兵:2005/10/31(月) 19:15:11 ID:2rdEt2Sz
>470 赴き深いですね。
 想像の中での妥当性について論理をつけたことは、実戦において
どのくらい思うようにいくのでしょうか。
 サイエンスを大きくくつがえすような要素は人間というアナログな
要素でしょうか。
472名無し三等兵:2005/10/31(月) 21:03:52 ID:???
ゲーデル風に言うならば、
戦勝という命題の無矛盾を証明する事は不可能である。
という結論が導き出されそう。
473名無し三等兵:2005/10/31(月) 21:11:52 ID:2rdEt2Sz
>472
 シュールすぎてわからないのですが。教えてください。
474名無し三等兵:2005/10/31(月) 21:25:20 ID:???
戦争には、物理法則のような必勝の法則があるものではない、程度でよいのでは?
475名無し整備兵:2005/10/31(月) 22:00:42 ID:???
戦争は、scienceやartというよりは、むしろ商取引に似ている・・・
476名無し三等兵:2005/10/31(月) 22:44:20 ID:2rdEt2Sz
商取引ですか。
477名無しの愉しみ:2005/10/31(月) 23:08:47 ID:???
ゲーデルを説明しようとして何か気付きました。
これって新しい概念?(笑
戦術を数学的な公理にあてはめるとすれば、
xに時間軸t
yに戦術量r(曖昧だけどこんな概念)を表した関数として置換えるとすれば、

戦術の状態を、特定のある環境下に置くと仮定した所から始めなければならないけど。
単純に戦術に影響を与える公理a,b,c…(例えば砲兵の戦術基礎のようなものとか)とした記号単位として考えた場合、
これを時間の連続関数として考え、

     戦術の合成値N(t)

 を考える。
この時の不正確さを持つ各兵科のデータを、如何に解析するかという問題は追及しない。
どんな要因がその戦術に影響を及ぼしているかを決定しなければならないが、問題の複雑化を避けるため、
ここではうまく情報管理された空間での観測という思考実験にとどめることとする。
このことを説明するために、微妙な初期条件から起こる結果を予測する確率変量を導入することをここではしない。
実験をうまく一致させうるのは、だいたい確率モデルであるのだが、あくまで決定論的モデルとする。
従って戦争の推移が、数学的モデルの予測と対応しないとしても、
数式事態の欠陥ではなく、ランダム性からくる結果であると考える。
なお、全てが相対的であるならば、戦術を一記号として定義しても何の問題もない。
それを相対として再構築することは可能なことである。
478名無しの愉しみ:2005/10/31(月) 23:09:30 ID:???
 仮想実験として、測定は時間間隔凾狽ナ行うとすると、戦術の変化率は

    凾m/凾煤≠m(t+凾煤j-N(t)/凾

となり、この時、(変な概念だけど)

     戦術の時間的成長率R(t)

は、時間間隔凾拍繧ナ時の単位時間あたりの成長率であるから、

    R(t)=N(t+凾煤j-N(t)/凾狽m(t)

である。戦術量の合成値は算出できる。

    N(t+凾煤j=N(t)+凾狽q(t)N(t)

である。このモデルの場合重要度は区別されていない。
従って、くだらない情報や指揮官の興味の区別はない。
変化する情報の重要度レベルは無視するとして、関数を考えると…

ああ…まとまらない。何だか微積分っぽいし…少し思索の時間が欲しいところ。(汗
それから470.472は私です。すいません。
479名無しの愉しみ:2005/10/31(月) 23:19:02 ID:???
失礼
N=1/n(a+b+c+d…n)
でお願いします。
480名無し三等兵:2005/11/01(火) 02:08:52 ID:???
戦術量って、大砲の数みたいなものなのですか?
481名無しの愉しみ:2005/11/01(火) 12:34:51 ID:???
いいえ。戦術量というより戦力値と言い換えた方が良いかも。
単純に言うと各兵科におけるその戦いで運用できる総合的な条件というか、質というか力というか…そんな感じ。
例えて言えばドラゴンボールのスカウター値?(笑
各兵科にも戦術的ピークは存在するはずですから、各a、b、c、d…と割り振った
(例えばaは歩兵bは砲兵Cは航空兵とすれば、歩兵の時間軸におけるa(t)関数が反比例曲線を辿るとか
b(t)は最初にピークを迎える2次関数で表せるとか)
場合、そんな関数の総合値によって戦力値N(t)を求めようと言う考え方です。
従ってt=0の場合が「大砲の数みたいな」初期条件としての純粋な戦力を表すみたいな感じかな。
これの比較が戦術に影響を及ぼす訳で

見方N(t)>敵N(t)の対比や

戦力集中がabc…でばらついたとか、集中の時間軸で
我が(t)の時、敵が(t+1)で集中した場合の効果とかを考えるわけです。
482名無し三等兵:2005/11/01(火) 19:45:29 ID:yQ1OV/MO
 有形無形の戦闘力に関する白紙的係数が必用ですね。

 有形の戦闘力を考察しようとするならば、

◆ 歩兵(歩兵職種ということでなく、純粋な歩兵)
 ○ 火力
   ・対人火力(小銃、機関銃、拳銃)※例えば小銃を1とする。
   ・対機甲火力(対戦車火器)
 ○ 機動力
   ・走力(各個人がもつ瞬発的走力、持続的走力)
   ・筋力(背筋力、握力、跳躍力等、諸々・・)
 ○ 防護力
   ・必用な係数要素が見つからないが・・・。
◆ 戦車
 ○ 火力 対人火力、対機甲火力・・・
◆ 砲兵 云々・・・。
   
483名無し三等兵:2005/11/01(火) 20:17:38 ID:yQ1OV/MO
 有形無形といいましたが、まず有形の戦闘力のみに焦点をあてないと
前に進みませんね。
 で、有形の戦闘力だけ考えてみましたが、やはり時間軸の法則性を
見つけることができません。(らんちぇすたーかな。)

 TとT+1の間の戦闘力の推移を関数化することは可能でしょうか。

 緊要な時期場所における相対的戦闘力なら、戦力集中をする
際のスピード(攻撃側は、決め撃ちで戦力を集中するので、これが基準に
なるのでしょうが、防御側は、配備変更等を実施して、主攻撃に負けないだけの、
戦闘力(地形・準備要素を含む)の移動を行うでしょうが)が時間軸に
伴う彼我の戦力推移になるのでしょう。

 さて、如何に法則づけますかね・・・。


484名無し三等兵:2005/11/01(火) 21:09:27 ID:???
>TとT+1の間の戦闘力の推移を関数化することは可能でしょうか。
波動関数(笑)にしたらどうだろう。こうなってくると勝算(存在)確立になってしまうな(笑)
それでいいかもね。
485名無しの愉しみ:2005/11/01(火) 22:52:18 ID:???
うーん…時間的な法則性…過去の戦例の類似性からなら妥当性を見つけられるだろうか?
その点はデータ不足でなんとも言えませんね(笑
基本的に「戦況は変化する、戦力値は成長する。」からモデルを考えたわけですけど。
そうですね、やっぱり攻撃と防御は分割して別の連続関数としたほうが良いかも。
>有形無形の戦闘力に関する白紙的係数が必用ですね。
確かに基礎になる公式みたいなものから掘り下げて肉づけしないと無理かも。
で、有形の戦闘力を考える場合に
>※例えば小銃を1とする。
私もこの考え方が良いと思います。リチャード・ドーキンスの著書「利己的な遺伝子」
で説明されている「加算合計計算の数理」が良いんじゃないでしょうかね(笑
最初の作業は、兵の装備を洗い出して条件づけですね(笑
これを時間軸に組み込ませるには…例えば生態系の微分方程式を代用?その辺はちょっと曖昧(と言うか思索の時間が欲しいです)
486名無し三等兵:2005/11/02(水) 19:21:51 ID:7ZmeEdcI
 まず、T時における戦闘力を構成する要素について考えてみたいと
思います。
 前提条件としては、歩兵小隊を基準にしたいと思います。
 歩兵中隊の編成
 ◎ 小隊長(小銃装備)※軍刀を加えてもいいかな・・
 ◎ 小隊本部
  ○ 小隊陸曹(小銃装備)
  ○ 通信手(小銃、通信機材装備)
 ◎ 小銃分隊×4
  ○ 分隊長
    ・ 歩兵×6(小銃装備)
    ・ 対戦車火器射手(個人対戦車火器装備)
    ・ 対戦車火器装填手(小銃装備)
    ・ 機関銃組長(小銃装備)
    ・ 機関銃射手(機関銃装備)
    ・ 機関銃装填手(小銃、機関銃弾薬装備)
 ※上記はあくまでモデルです。どこか特定の軍隊とか、時代とか
いろいろありますが、これを前提にします。
487名無しの愉しみ:2005/11/02(水) 20:19:29 ID:???
本気で戦術論開拓ですか?(笑
この前提は時間(t)=0という戦闘前の初期条件でいいんですよね?
だとしたら、
分隊が最小単位で良いと思う。(それ以下は分数として扱う)
で、戦力二乗の法則を当てはめて、
分隊1の時は1
分隊2の時は4…と言う様にこの場合の戦力値は『16』
これに小隊長他の要素を×α%で
16×α%(αは妥当と思う係数)が戦闘値と言う事でどうでしょう?
他の人の意見を聞かせてください。

それから
>TとT+1の間の戦闘力の推移を関数化することは可能でしょうか。
例えば、人の数え方は1.2.3…という整数でしか有り得ませんが
数学の場合1.5人という数え方が出来ます。
つまりはポイントになる数が数カ所解ればそれを線で結んだ関数として表せるというのじゃダメですか?
488名無し三等兵:2005/11/02(水) 20:49:56 ID:7ZmeEdcI
>本気で戦術論開拓ですか?(笑
 今まで考えたこともありませんが、この際いい機会だから考えてみようかなと。
 いま、小銃の火力を1とした場合の、機関銃の火力の係数比を思考中です。
 果たして・・答えはでるかな・・・
489名無し三等兵:2005/11/02(水) 20:54:21 ID:???
○ 有形戦闘力を構成する要素(歩兵小隊の場合)
 ○ 火力
   火力は、そのまま敵に対して直接威力を発揮する小銃、機関銃の破壊力を
  考えましょう。
  ◆ 小銃を1とします。
  ◆ 小銃を基準にし、機関銃の火力を考えます。
   ◇ 小銃の火力が1となる要素
    ・ 有効射程は〜400m程度と考えます。
    ・ 1コ弾倉は30発とします。
    ・ 敵が次から次へやってきて30発を消費する時間
      時速発射速度 10発(6秒に1発)基準で考えると、1コ弾倉を消費する
     時間は3分。
    ・ 白紙的戦闘力ですから、小銃手が百発百中の腕前と考えましょう。(後の
     無形戦闘力で、小銃の腕前とか、精神力とか考察しなければね。)
   

  ※ 持続発射速度:80発基準でいきましょうか。(WWU当時の機関銃データ)
 
490名無し三等兵:2005/11/02(水) 21:13:44 ID:7ZmeEdcI
>分隊が最小単位で良いと思う。(それ以下は分数として扱う)
  了解しました。

>この前提は時間(t)=0という戦闘前の初期条件でいいんですよね?
 まずは、有形戦闘力の要素のみ考えています。そして、装備の能力を
全て発揮しうる人間がいると言うことです。貴官が言われるとおり時間T=0です。

>これに小隊長他の要素を×α%で
 これがアナログでかつ、むずかしいんですよね−。そして、かなりの影響を
及ぼす。特に小部隊の戦闘では。

491講釈特価:2005/11/02(水) 21:40:43 ID:???
 ◆ 小銃を1とした場合の機関銃の火力係数
   ・ 有効射程は、800m基準としましょうか。(ある機関銃のデータ×0.8)
   ・ 持続発射速度は1200発/分(ある機関銃データそのまま)
     ※>489の記述は適切でないので訂正
   ・ この場合、小銃と機関銃の射程から換算して、機関銃は約2倍、
    一定地域における敵歩兵に対する墓以降かは射程の2乗と仮定して、
     小銃1=機関銃4
   ・ 持続発射速度の観点から、この場合、機関銃12倍、ざっくり10倍とすると
     小銃1=機関銃40
   ・ 機関銃は、連射が基準と考えて(連射は全て弾が当たるわけでなく)、
    1回引き金を引いたときに歩兵に命中する確率は・・・・?うっ、計数化
    できる根拠がない。誰か助けて・・・
492名無し三等兵:2005/11/03(木) 01:37:43 ID:sMG4HAHl
>>491
むしろ、弾種による死者、負傷者のデーターを集積して、火器の大きさによる
戦果を根拠にしたほうが良いのでは?
493名無し三等兵:2005/11/03(木) 20:12:35 ID:???
無益な議論だなw。

実際は、目的と予想される戦闘様相から逆算して編成を決めている。
個々の戦闘力を白紙的に積み重さねて作戦を計画しているとでも?
今までの白紙戦術から、そういう認識しか導けないのかねぇ?

個々の原子や分子の動きを、いくらシュミレーションしても、自然
界全体の推測はできないようにね。定性的な傾向くらいは掴めても。
494名無し三等兵:2005/11/03(木) 20:22:15 ID:???
例えばビルを建てるとする。
所要の人数や建設機械を算出しなきゃならん。

それには、作業工程を分解して、個々の作業の中身や使用環境を具体化
する。その具体化された環境の中で人や機械が動く姿を推定することに
よって、所要の人員や機材の数を算出する。

人や機材の白紙的なデータを場合分けにすることによって、建設力を
推定し、作業を計画できると考える・・・こういう香具師は馬鹿。
戦術も同じ。
495名無しの愉しみ:2005/11/03(木) 22:53:25 ID:???
まぁ遊びですから。(笑

経済の法則がある程度数式化、グラフ化されている様に
(とは言っても経済学者だって破産してるから、上手く機能してないのかも知れないけど)
軍事も力の流れをある程度関数化できないかと思っただけですよ。
初期条件とある程度の場を数値化できれば、チェスマシーンのような物ができるかもよ(笑
興味ある人が思索してくれれば良いだけの話です。
で、2種相互作用を及ぼすロトカーヴォルテラ方程式をアレンジした、
2種競合作用を考えた数式から突っついて見ようと思ったんですけどダメですか?

「数学者が誤りを犯すということは、その人が全く新しい手法を思いつく能力の
不可避的な結果だと思います。」―アラン・チューリング
496名無し整備兵:2005/11/03(木) 23:33:20 ID:???
結論:ダメです。

「戦争論」第1編第1章を穴があくまで読んできてください。
497ムーミンパパ:2005/11/03(木) 23:55:18 ID:???
みんないいたいことがあるだろうが 496 に言い返すと
おそらく荒れる方向になるから 相手にするなよ。
498名無しの愉しみ:2005/11/04(金) 12:20:36 ID:???
あら、ダメだしですか。
でも、久しぶりに考える喜びに浸れて楽しかったですよ。(笑)
499トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/11/04(金) 22:54:21 ID:???
>>498
整備兵氏と同意見です。
戦争論はむずかしいのでオイラはダニガンの「シミュレーションゲーム入門」をお勧めします(w
500名無し整備兵:2005/11/04(金) 23:09:04 ID:???
>497

おかげさまで全く荒れることなくスムーズに進んでいますが、
「むしろ第2編第3〜4章なのでわ?」とかいう突込みが無かったのが
おにーさんちょっと悲しい。

あるいは逆に「小林よしりんは(以下略)」とかいうボケとか。

しかしここで話されている数学理論やら荒らしに走らない理性を見ていると、
「軍事板の質の低下」というのはどこの世界の話かと疑いたくなります。

・・・他のスレさえ見なければ・・・
501トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/11/04(金) 23:13:09 ID:???
>>500

おにーさん?!(爆
502名無し整備兵:2005/11/04(金) 23:54:07 ID:???
>501

何故そこが問題に・・・

ワタシはジェントルなスマイルと腰の振りでお茶の間に旋風を引き起こす、レイザーラモ(以下略)
503講釈特価:2005/11/05(土) 00:26:59 ID:TZOCfPOu
数学的理屈での論はやはり立てられないのですか。

ところで>501の人はほんとに整備兵士の実弟のようなふるまいですね。
504トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/11/05(土) 00:33:31 ID:???
>>503
実弟なんてとんでもない!
270式神とその代弁者キリストが整備兵氏なのです!

アッラーアクバル!
505ムーミンパパ:2005/11/05(土) 00:35:22 ID:???
>名無し整備兵

いやあ、いくらでも数学理論は叩けるから。
あるていど 育つまで、という感じです。

「戦争論」なんて言葉がでるだけで みな 震えてしまいます。
506名無しの愉しみ:2005/11/05(土) 15:58:14 ID:???
戦争論ですかぁ…
何度となく読破に挑戦して何度と無く頓挫した経験が…。
507海の人 ◆STEELmK8LQ :2005/11/05(土) 17:39:29 ID:??? BE:19498043-#
>506
 第1編第1章読んだだけで、まるで戦争論の神髄を体得したかのような
顔をしてるわたしがやってきますたよ!

 戦争学としての議論であれば、嫁さんと本人の序文と方針、第1編だけ
読み込めば、あとは流し読みで充分なのでわ。
508トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/11/05(土) 20:56:27 ID:???
>>507
書評スレでの論評みましたよ。
ためになりました。
509名無しの愉しみ:2005/11/05(土) 22:21:39 ID:???
>>507
序文ってそんなに重要ポイントだったんですか?
てっきり嫁さんのヨタ話かと思って一度も読んだ事無いんですけど…

結局読破せずに結論は何だろな感じで、
ナツメ社の図解雑学〜に走ったへタレなんですけどね。私は。(笑
510名無し整備兵:2005/11/06(日) 00:57:29 ID:???
序文は重要です。本編の第5編や第6編で頭悩ますくらいなら、むしろ序文を
しっかり読んでおいた方がいいですね。ただし著者の覚書の年代については
議論が分かれるところですが。

それと、戦争論の理論が戦争学においてどの位置を占めるか、については
むしろ第2編や第4編を読んでおかないと大きく間違う可能性があります。
「戦争論のつまみ食い」が(作者の意図に反して)第1次大戦の「総力戦・消耗戦
ドクトリン」を正当化した過去を繰り返さないように、気をつけないと。
511名無し三等兵:2005/11/06(日) 10:25:12 ID:???
誰か識者が戦争論を輪読するスレとか主宰してくれんかのお
512 :2005/11/06(日) 16:10:25 ID:QoOQ4ktE
ダニガンのは、いっけん積算のように見えてそうではありませんよ。
アプローチするのに積算的に思えるだけで、
結局は経験則的な「部隊の数値的評価」です。
しかもその数値は8のが6より強い、ってものでは無く、
サイコロ振ったら8のが多少期待できる、と言ったものです。
ダニガンの数字は常に可変可能な出発点、程度の話しなのです。

具体的に言えば、積算的評価をすれば、多少の係数操作に関わらず、
陸自より韓国陸軍の方がかなり上だと評価されるでしょうが、
現実には、そうではありません。

両方防衛型(韓国は防衛&反撃型でしょうが渡洋攻撃までは対応できてません)
なので比較しづらいですが、
たとえば韓国軍と北朝鮮軍が激突した場合、韓国軍がおおいに押すでしょうが、
たとえば、自衛隊が北朝鮮側に立って介入した場合、
日本海側の戦線くらいは支えられると思います。

すなわち兵器積算的な評価は無理ですが、
経験則的な部隊評価は面白いと思いますよ。

最近知らないで残念なんですが、たとえば

第7機甲師団 攻撃力10防御力8作戦レベル維持費6
一般師団 攻撃力4防御力6作戦レベル維持費3

一般師団+第一特科団(砲兵旅団) 攻撃力7防御力9作戦レベル維持費6

実は砲兵旅団が隠れたキーポイントだった、とかね。

として、韓国の機甲師団の編成をどこかリンク教えてくれれば、
相対評価は出しますよ。
いいかげんですが、論理的積算より真実に肉薄してますよ。
513 :2005/11/06(日) 16:30:19 ID:QoOQ4ktE
なんて言いますか、ダニガン流とは、砲兵の着弾のばらつき、
しかも気象その他の条件を完全には把握できていない、
それを前提に考えるばらつきと期待値、それを積み重ねる、
そんな感じなのです。

ただ、たくさん重ねると期待値の集積は見えて来る、
優秀な砲兵指揮官なら、多様なパターンと前提条件にそって、
感覚的に把握するでしょう。
期待値を集積してから、修正をするでしょう。

ダニガン流の考え方はシミュレーション、図演では非常に有効です。
俺は、クラウゼビッツの思想なんかよりずいぶん有用だと思ってます。
米軍が強いのは、何も科学技術ばかりでは無いと思います。
その辺が非常に重要で、
そおいう意味で非常に致命的な錯誤評価を下す寸前に修正が効いた
話しなどは、暗に伝えられています。

極論すれば、シミュレーションゲームがただの遊びで無く、
軍事思想に影響を与えるレベル(アバロンヒルゲームで無くダニガンレベル)
になってから米軍が強いのは偶然で無いと見ます。
514 :2005/11/06(日) 16:31:42 ID:QoOQ4ktE
そうでは無い、(シミュレーション的概念が入らない)
特殊部隊の作戦などは、あいかわらず失敗の連続です。

俺は270の弟ぶんですが、(戦闘文化と言う意味では)
軍事思考技術的には、ダニガンの弟子です。

日本人で弟子と言えるのは、俺と佐藤大輔くらいだと思います。
あっちは、はったりがすごいですがw

それであえて言わせてもらうと、やはり図演シミュレーション検討について
ダニガン的感覚が非常に薄いです。陸自一般に。
RMAでしたっけ?なんでしたっけ?
そんなまやかしよりも、それ(シミュレーション的アプローチ)こそが
米軍の(隠された)チカラの源泉なのです。
大事なところは宣伝されずに隠されているのですよ。
偶然の処理を入れてこそ初めて、シミュレーションは実用レベルに達するのです!

すなわち、

祈りなさい!強く!禿げしく!

あっら〜、あっら〜、あっら〜!!!

(コロコロコロ←サイコロが転がる音
515トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/11/06(日) 16:49:53 ID:???
>>514
>大事なところは宣伝されずに隠されているのですよ。

いやー、久しぶりにいい話を聞かせてもらいました。

>日本人で弟子と言えるのは、俺と佐藤大輔くらいだと思います。
>あっちは、はったりがすごいですがw

きっ貴殿は何者ですか?!

>それであえて言わせてもらうと、やはり図演シミュレーション検討について
>ダニガン的感覚が非常に薄いです。陸自一般に。

なんででしょうねぇ?ボードSLGゲーマーが陸自にはいらないからでしょうか?(w

>祈りなさい!強く!禿げしく!

>あっら〜、あっら〜、あっら〜!!!

>(コロコロコロ←サイコロが転がる音

まっまた6が・・・シクシク

516名無しの愉しみ:2005/11/06(日) 17:26:34 ID:???
>>514
面白い話有難うございました。
RMA(Revolution in Military Affairs)
IT技術を活用した軍事革命の総称ですね。
戦争論ダイジェストだと(笑)非対称な現代戦の対処法を
「政治的叡智」で片付けられて煙に巻かれてしまっていたり。
517講釈特価:2005/11/07(月) 18:08:39 ID:???
「ここでは、一切の連関の多様性と定かでない境界とが、多数の量への考慮を促すが、こうした量のほとん
どは、確率法則によってのみ(nur nach Wahrscheinlichkeitsgesetzen)評価されうるのであるから、行動する
ものが、これらすべてを真理をいたるところで感得する精神によって瞬時に見抜くことがなければ、考察と思慮
との混乱が生まれ、そこから判断はもはや決して脱出はできないであろう。」(VK: 251/I-3.) 
「戦争で入手する情報の大部分は矛盾しているし、さらに多くの部分が虚偽であり、さらにほとんどが不確実
である。そこで将校に求められるのは、一定の識別力であり、それは事物と人間とについての知識や判断だけ
が与えうる。確率法則が彼を導かなければならない。」(VK: 258/I-6.)

 →結局人間的なアナログの部分は、積算的なものでは推し量りにくいと。
 
 では、経験則と言うことになるのでしょうか・・・。

 経験則とは言っても、彼我の部隊の任務、部隊規模(白紙的相対戦闘力)等ですかね・・・。
 
 法則性は導けないということですか。
518トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/11/07(月) 23:27:01 ID:???
ミクロは積算的だけどマクロは積算では導けない・・・
519名無しの愉しみ:2005/11/07(月) 23:31:16 ID:???
要するに
ニュートンの万有引力の説明で足りるものを
アインシュタインの相対論から重力を説明しても
実用と言う意味で適切では無い。と言う事ですね?(笑
520トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/11/07(月) 23:37:18 ID:???
例えると軽機関銃1丁と2名の銃手+2名の歩兵のトーチカを10数名の一個分隊で攻略することは可能だが、
そのトーチカ100個を100個分隊で全部攻略できるとは限らないし、また必要もないかもしれない。
これを積算することはできないと思う。
521トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/11/07(月) 23:51:40 ID:???
もちろんそれは歩兵戦闘や戦車戦闘であって砲兵や補給となると積算は必須(w
522Lans ◆EDLansNRRQ :2005/11/08(火) 00:37:48 ID:???
ここで一言

TNDM
(数値的戦術決定モデル)

Trevor Dupuy
(トレヴァー・デュピュイ)

トルエン大尉、上の2つ、調べると面白いかもよ。
523トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/11/08(火) 00:41:17 ID:???
>>522
ををを!Lans丼!超お久しぶりノシ。元気ですか?会社の砂糖で栄養とってますか?
パンターのキャタは?
524Lans ◆EDLansNRRQ :2005/11/08(火) 00:56:26 ID:???
>トルエン丼

あいかわらず半死半生が続いてますが…
この間、風邪をひいてますた。
バナナと栄養剤と風邪薬で復帰。

南方戦線の友、バナナは偉大なり。

ちなみに、パンターの履帯(ものほん)は、購入者キャンペーンの賞品になる事が決定。
さあ、君にもパンターの履帯を入手するチャンスが(w

まあ、そとらは置いておいて…
TNDMは戦闘のシミュレーション解析方法を考察するにおいて、一度深く調べておいた方が良いかもしれんですよ。
詳細の数値の具体例はなかなか出てこないとは思いますが、基本概念はトルエン丼の目指す方向性に近いかもしれんです。
過去データを分析し定量化判定により相対戦闘力(CEV)を導き出そうという試みのひとつです。
525Lans ◆EDLansNRRQ :2005/11/08(火) 01:42:01 ID:???
ちょい訂正

相対戦闘力を導き出すのは一過程です。
最終的には戦闘結果を導き出すのが目的。

その為に、過去データの分析から定量化判定法を導き出し、相対戦闘力を求め、最終的な戦闘シミュレーションを行うです。

また最終計算時には兵器的な数値だけではなく、環境的、人為的要素、奇襲的要素なども数値化し加味するそうです。
526海の人 ◆STEELmK8LQ :2005/11/08(火) 08:08:38 ID:??? BE:22747272-#
 門外漢のド素人の目から見ると、定量的な分析とか「行李の発見」もとい
「公理の発見」とかってのは、

  この世界を簡潔にかつ完璧に証明する真理がどこかにある

とかいうのとおなじで、一種の「思考遊技」に近いモノがあるんではないかと(笑)

 定量的なデータを全部ぶち込んで戦術支援する、というのは米軍が好きな
ガジェット・ギミック的に、ストライカーあたりにも取り入れられたモノですが
同時に、「分析」というのは、宿命的に

  garbage in, garbage out

なものであるわけで、なんというかストライカーを見たときにも感じたんですが

  指揮官の素養がない人間が、弱い敵と戦うときに戦術指南書のページを
 めくらなくても適切なページが開かれるようにする

だけの、いわば「自動ページめくり器」の高級版、という気がして成らないので
ありました。

ttp://store.yahoo.co.jp/sea-star/a5daa1bca5.html

 つまり、システムが担保してくれるのは、まぁまぁあてはまるかな?という
過去事例戦訓を表示してくれるだけであって、そこから先の応用は自分で
やってね、というか。
 そんな応用の素養がある人間には、そもそも必要のないシステムというか。
527トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/11/08(火) 09:15:55 ID:???
>>524

をーパンターキャタは賞品に!

>TNDM

情報ありがとでした(w
528講釈特価:2005/11/08(火) 21:53:20 ID:???
>大尉殿
  TNDMを勉強した上で、今回のテーマ
 「緊要な時期場所における相対的戦闘力の優越」
 という命題に対しての貴官の意見は?
 
529Lans ◆EDLansNRRQ :2005/11/09(水) 01:08:28 ID:???
>海の人さん

TNDMは戦術指南系のシステムではないっす。
あくまでもスーパーゴージャスウルトラハイパーなサイコロのいらない戦闘結果表ってとこです。

ttp://www.dupuyinstitute.org/tndm.htm

一応、湾岸戦争時に行われた多数の米軍のシミュレーションの中で、一番実際の結果に近い数字を出したのが売りのようです(w
まあ、米軍も複数のシミュレーション方法を研究してるようですが、その一種つーことです。
(他のシミュレーションでは米軍の高い死傷率を出したようですが、TNDMだけが唯一低い死傷率をたたき出したとか自慢してます)

特長としては、他多数のシミュレーションが兵器性能をベースとしたボトムアップであるのに対して
TNDMでは歴史上の戦闘結果を参考に摩擦などの相互作用を加味しながらトップダウンで計算していくそうです。
(ボトムアップ型では、兵器威力を過大に評価しがちなんだそうです)

あくまでも部隊の作戦機動や兵站などに関しては人間側が考察し状況設定を行い、戦闘結果をTNDMで出していき、
各戦闘結果を参考に作戦を展開していくという形式らしいですな。

まさしく本職をプレイヤーとするウルトラハイパーゴージャスなSLGっす。
530名無し整備兵:2005/11/12(土) 00:12:02 ID:???
ようやくハワード&パレット訳の戦争論がアマゾンから届いたわけですが・・・
数値的分析が有効かどうかについて、クラウゼヴィッチアンとしての見解を。

1 science of war
  もっとも基礎的な段階で、数値的判断が重要な役割を果たす。
  例:火砲の射程、装甲の強度、糧食の1日あたり所要量等
2 art of war
  白紙的な戦術運用であり、ある程度モデル化は可能。
  例:白紙戦術(ここでやっている戦術)、部隊への補給量の見積
3 interaction of war
  彼我の駆け引きであり、最近になってゲーム理論等によりモデル化開始
  例:実際の兵棋演習
4 real war
  上記の前段階の全てにおいて「摩擦」が入り込んでくるため、数値化は不可能

「経験値によるトップダウンのシミュレーション」は第4段階における「摩擦」をある
程度考慮できる唯一の手段といえないこともないでしょう。
とはいえあくまでも「シミュレーション」に過ぎないわけですが。例えば真珠湾での
米艦隊の損失は、それまでの経験値から引き出そうとしても引き出せない数値に
なるわけです。むしろバタフライ効果に近く、「某小隊にアパムがいたから作戦が
失敗した」ということになりかねないのが「戦争」という代物なわけで。
531講釈特価:2005/11/13(日) 14:14:57 ID:???
 告白します!4610は講釈特価に名前を変えましたので、
 どこかの何かの試験官・・・ではないですが、一応経験してきたって言う感じですかね。
 場を荒らさないようにしますので・・・・・
532講釈特価:2005/11/13(日) 14:22:15 ID:???
 で、小銃1からの積算論を定義したのは私です。
 このスレを読んでいて、勉強させてもらってますが・・。
 
 わからないのは必要性があって、目的だと思うんですが、
 これを与えられた自分の駒にふるって言うのがトップダウンですよね。

 部隊の戦闘力がこの集合体だととらえて、白紙的なものでやるっていうのは
やはり意味がないのでしょうか。

 ちなみに、私のやり方はオーソライズされたものではありませんが、小銃1×無形
係数のやり方は、結果をみると(実戦ではありませんが、それに近いもの)で7割の
成果が
533名無し三等兵:2005/11/13(日) 14:22:57 ID:8opk6P0y
あるのでするが・・・。(対抗方式)
534名無し三等兵:2005/11/13(日) 14:26:32 ID:8opk6P0y
 アナログの部分は、リーダシップだったり、体力だったり、その人達の性格だったり、
射撃の腕前(小銃、機関銃、atmとか・・。)。
 その係数要素の妥当性はわかりませんが、結論として、
 「戦闘をする前にその部隊が相対的に強いか」
 という指標にはなるのではないかと。
535名無し整備兵:2005/11/15(火) 00:03:41 ID:???
各部隊の戦闘力を白紙的に割り振って・・・が適当なのは、上記の第2段階
=白紙戦術の段階まででしょう。

それはあくまでも目安に過ぎず、実際の戦況推移には必ずしも反映されない
かもしれない、という限界を踏まえたうえで利用するなら、それなりの意味は
あると思いますよ。
(前の議論では、どうもその「限界を認識する」というのがあいまいだったので)
536講釈特価:2005/11/18(金) 18:56:30 ID:???
 実際運用してみたらどうなるかということはやってみなければならないでしょう。
 ただ、部隊を投入する際、その部隊は相対的に(友軍の中で)強いのか。
 また、白紙的な敵の戦闘力とぶつけてみた際に、勝てるのかといったひとつの
パラメータになると思うのです。
 各行動方針の分析において、ウォーゲームをしますが、よりリアルな検討が
できるのではないかということで考えています。
537名無し三等兵:2005/11/20(日) 23:11:02 ID:rKL0O3WM
割り込んですみませんが。

おはつです。昔ウォーゲームをやっていたとき、戦術とか作戦の勉強をどうやったらよいかわからず困りました。このスレも難しすぎてわかりません
どういう本を勉強したら良いのか教えてください。私が読んだ本といったら、ウォーゲーム誌Tacticsの戦術記事くらいでした。
ところで戦理入門という本があるらしいのですが、これは市販されてないのですか?

以上、宜しくお願いします。
538名無し三等兵:2005/11/20(日) 23:26:00 ID:???
まずは孫子から
539名無し三等兵:2005/11/20(日) 23:47:39 ID:???
>>537
この本がいいです。

戦術と指揮―命令の与え方・集団の動かし方 バトル・シミュレーション
松村 劭


目次

第1章 戦いに勝つための9の原則
第2章 基本演習―敵と味方をかんがえる21の質問
第3章 集団における命令の下し方
第4章 『Simulation1 中川盆地における戦闘』―問題解決の思考順序を学べ
第5章 『Simulation2 海に浮かぶ仮想島"Q島"』―少人数を率いる現場指揮官の決断
第6章 『Simulation3 Q島における三鷹戦闘団の戦い』―大組織を動かす指揮官の決断





>ところで戦理入門という本があるらしいのですが、これは市販されてないのですか?
一般人には売られていません。

>戦術とか作戦の勉強をどうやったらよいかわからず困りました。
このスレッドも結局のところ型を言っているにすぎません。
悪い意味で、先人の跡をなぞっているに過ぎません。
士官学校にいくしかないです。
540名無し三等兵:2005/11/21(月) 00:00:10 ID:rKL0O3WM
>539
レスありがとうございます。
この本まだ売っていますね。1575円ですね。買ってみようかな。

>士官学校にいくしかないです
要はここが士官学校の代わりなんですね。

このスレ難しいけど面白いところもあるので、何とか読んでみたいんですけどね。
やっぱ難しいです。

541名無し三等兵:2005/11/21(月) 00:04:53 ID:???
>要はここが士官学校の代わりなんですね。

いや そうではないんですよ。
ここでは型を小出しに教えてもらったり、知るだけであるので
それ以上にはいかないのですよ。

柔道の技の本を見ているようなものですかね。つまり上達はしませんね。

士官学校に行くと言ったのは 現実に訓練を受けないと駄目という意味です。
542名無し三等兵:2005/11/21(月) 00:10:34 ID:nipgBfRR
>>541
なるほどそりゃ実際に訓練を受けないとだめでしょうね。


でも私としては少しでも、作戦の考え方なんかがわかると嬉しいんですけどね。
ありがとうございました。
543名無し三等兵:2005/11/21(月) 06:45:40 ID:X17rQX79
誰か対潜水艦作戦の講義をやってくれるといいんだが。
544講釈特価:2005/11/21(月) 08:58:14 ID:???
>539
いやほんとうに煽る訳じゃなくて。

>>このスレッドも結局のところ型を言っているにすぎません。
  悪い意味で、先人の跡をなぞっているに過ぎません。

 →悪い意味で先人の後を追っているとは?
545名無し三等兵:2005/11/21(月) 20:54:45 ID:X17rQX79
このスレの用語や部隊の略語などが分からないのだがどうすればよいのか?
ボードウォーゲームやってたから、Nato方式なら分かるのだが。。。。
546名無し文官:2005/11/21(月) 22:10:04 ID:???
>>537
自分もゲーマーでした(今でもしますが…、偶に)が、
最初はなかなか難しいですよね>作戦や戦術

知り合いに現職さんがいれば、初歩の戦術の本を見せてもらえばよいのですが、
某宗教団体の事件以降、厳しいみたいで。
昔は教○でも野○令でも貰えたんですが(ダメだって…)。

特に時代にこだわらないのなら、旧軍の教本はどうでしょう?
古本屋を探せば、入手も難しくないですし。
547名無し三等兵:2005/11/21(月) 22:13:11 ID:???
>>545
丁度良いし、わからないところを質問してみては?
最近過疎スレ気味ですし
548名無し三等兵:2005/11/21(月) 22:26:52 ID:???
陸軍軍隊符号 がキーワード 戦史叢書に載ってる。図書館でコピーが安くつく。

略字に関して
F 敵軍
A 軍
C 軍団
D 師団
B 旅団
R 連隊
i  歩兵
K 騎兵
KK 騎兵集団
A 野砲兵
BA 山砲兵
SA 野戦重砲兵
Bst 中隊段列
Rst 連隊段列
P 工兵
MG 機関銃
MW 追撃砲
FS 電話隊
T 輜重隊
S 衛生隊
M 弾薬縦列
Pr 糧量
BK 架橋段列

これを組み合わせて
師団騎兵 D.K
鉄道旅団 E.B
野戦重砲旅団弾薬縦列 SA.B.M
549名無し三等兵:2005/11/21(月) 22:41:26 ID:???
数字の規定

編成上の番号を示すには連隊内の大隊のみに限りローマ数字を
そのほかの部隊にありては、よくアラビア数字を略字の先頭に付記する。

上級部隊の番号と併記するときには斜線を入れて書く。

歩兵第二連隊 第三、第四中隊
3.4/2i

小隊とかを示すときは中隊を単位とする分数を使う

歩兵第三連隊第九中隊の1小隊

(1/3 9) /3i (括弧は解りやすくするためにつけた、前の方に
           上がってる画像と見比べれば解ると思う)

騎兵第五連隊第二中隊の1分隊

(1/16 2) /5K

衛生隊半部
1/2 S

第一砲兵弾薬縦列の半縦列
1/2 1A.M

後は
3i (-7.10)
だと7と10がいないよってこと。
550名無し三等兵:2005/11/22(火) 08:55:27 ID:???
旧軍はドイツ語の略号みたいですね。ありがとうございます。
Sはschwerだったかなぁ。

んで、
(1/3 9) /3i
の場合、右側から読んでいき
第3歩兵、第39の第1 となり、3つ結節があるように思えてしまう
んですが。また、これだと最後まで規模が分からないままに思えます。
551名無し三等兵:2005/11/22(火) 15:31:34 ID:???
これは 「三分の一」 と「9」 と分けて。
先に(左に) 分数を持ってくる。
分隊を表すときは 分母に16がくる。

師団だと 「i.D」がくると思う。
先に書いたけど 大隊はローマ数字で表すから。

概ね、連隊と中隊で考えていくみたい。作戦上の上級部隊と下級部隊の
関係だから。中隊、連隊は管理自営部隊、弾薬などの補給機能を持っている。
大隊は違う。上級部隊から支援を受けないとだめ。
連隊、中隊で考えるのは、おそらくそういったことが理由だと思う。用兵ということだろう。

だから (1/3 9) /3i  は
「歩兵  第三連隊  第九中隊  の  1小隊」
552名無し三等兵:2005/11/22(火) 15:57:59 ID:???
(ローマ数字)大隊 / 連隊

(アラビア数字)中隊 / 連隊

連隊( - T U W ) 第一、二、四大隊 が欠で他はいる。

軍団 と 野砲兵 は同じAだけど 戦術問題で軍団というのはほとんどない。

戦史解説の 地図とかでは軍団のAを見るが、 戦術問題だとAは野砲兵。

後、砲兵だと数字と略字と軍隊符号がついてることが多いから。

軍隊符号(例えば 十字マークとか)
553かなり 内容はあやしいが:2005/11/22(火) 16:23:30 ID:???
地図をみて  前方に 2の凸があり 後方に一つ凸と楕円がある。
さらに後方にも部隊がいる。

前方 右の凸に 3i / (-V)   第三連隊 連隊主力 第三大隊欠

    左の凸に V(- 11,12 )  連隊から第三大隊を抽出して配置

後方の凸に 11,12 / 3i  第三連隊 第11、12中隊を予備

楕円には 1/4K、 1/4P、 1/3S、VA 1/3 Rst 

騎兵と衛生と工兵と砲兵の連隊段列(大隊は連隊から支援を受ける)

さらに後方に UA (砲兵第二大隊) 高地に配置

その後方に  予備の連隊とか段列とか。



上級部隊と下級部隊の関係だから 連隊主力から見ていくといいよ。
マイナス符号のついた部隊は 近くに 別に配置されていることが多いから。
砲兵とか段列は後方に主力?(固まって)がいる。
554講釈特価:2005/11/23(水) 13:16:16 ID:???
何とか令とか、何とか勤務とかそういうのは一般の方では手に入らないでしょうが、
米軍の教範だったら、ネットからとることはできますよ。
オペレーション、歩兵旅団くらいはいかがでしょうか。
米軍の考え方は日本のものとは多少違いますが、普遍的なことは学べるはずです。


555講釈特価:2005/11/23(水) 13:21:47 ID:???
>554の補則です。

米軍教範が見れますよ。http://www.globalsecurity.org/military/library/policy/army/fm/
5561J ◆KoxG3j4sWc :2005/11/23(水) 17:13:28 ID:???
確か、野外令は防衛庁に情報公開請求すればコピーが入手できるはず。
書評スレの過去ログに書いてあった気がする。
コピー代9000円ぐらいだったよーな。
557講釈特価:2005/11/23(水) 23:48:27 ID:???
>554からの続きFM-3 Operationについて
 http://www.globalsecurity.org/military/library/policy/army/fm/3-0/ch4.htm#par1

 まずおもしろいのは、米軍の考える戦闘力の要素。
 「火力」「機動」「防護」に加え、「リーダシップ」と「情報」を明言していること。
 有形無形の戦闘力とはいうものの、敵との戦闘において直接影響を及ぼす要素に加え、
これらを裏付ける指揮及び情報が加えてられている。いやはや。
558名無し三等兵:2005/11/24(木) 19:51:39 ID:+teH1D6X
 米軍のオペレーションでおもしろいこと、
 ひとーつ!
 「Protection」の中身が、敵の火力等から直接やられない用にすることだけをかんがえるのでなく、
「躾?(部隊規律かな?」とか、「安全管理」とか、「友軍相撃」等、
戦闘力を低下させる要素を並べているのがおもしろい。
 
559名無し三等兵:2005/11/24(木) 22:11:42 ID:???
躾ってば、ウィニーの入っているPCで取り扱い注意のデータを処理しない
ことだと思うんで、あっていると思う。
560講釈特価:2005/11/27(日) 17:00:40 ID:???
オペレーションにみる米軍の戦闘力に対する考え方

The ability of Army forces to fight and win underlies success in all operations, whether lethal force is used or not.
あらゆる作戦を戦い、勝利する陸軍の能力は、致死能力を有する部隊を運用できるかと言うことにかかっている。

Combat power is the ability to fight. It is the total means of destructive or disruptive force, or both, that a military unit or formation can apply against the adversary at a given time.
コンバットパワー(戦闘力)は、戦う能力である。つまり、与えられた時間において、我が部隊によって敵部隊を破壊若しくは妨害する総合的な手段である。

Commanders combine the elements of combat power? maneuver, firepower, leadership, protection, and information? to meet constantly changing requirements and defeat an enemy
指揮官は、機動、火力、リーダシップ、防護及び情報という戦闘力の要素を組み合わせて、
適宜に要求を変化させ、敵を撃破する。

Defeating an enemy requires increasing the disparity between friendly and enemy forces by reducing enemy combat power.
敵の撃破は、敵の戦闘力を減少させることによって、彼我の部隊の戦闘力のバランスを崩すことを要求する。

Commanders do this by synchronizing the elements of friendly force combat power to create overwhelming effects at the decisive time and place.
このように指揮官は、我の戦闘力の要素を連携させることによって、決定的な時期と場所において圧倒的な効果を創り出すのである。

Focused combat power ensures success and denies an enemy any chance to maintain coherent resistance.
集中された戦闘力は、敵の組織的抵抗を崩す。

Massed effects created by synchronizing the elements of combat power are the surest means of limiting friendly casualties and swiftly ending a campaign or operation.
十分に連携した戦闘力の要素を創り出すことによる集中された効果は、我の被害を局限し、また迅速に作戦を集結させる最も確実な方法となるものである。
561講釈特価:2005/11/27(日) 17:13:36 ID:???
>560の続き。

 で何が言いたいかというと、「敵に勝つ」ための戦闘力の集中ですよね。
 積算的なモノ、トップダウンのモノ等いろんな考え方がありますが(いや本当に勉強になりますが)やはり、戦闘力は「個」の積み重ねですよ。
 米軍曰く、戦闘力は「機動」「火力」「防護」「リーダーシップ」「情報」という個の要素であり、また、「機動」という概念も、「戦略機動」「戦術機動」「近接戦闘」という細部機能を考察している。
 戦場においては、予想できない各種の要素が働き、個の集合体である部隊の白紙的能力が全て予期の通りに進むことはないのでしょうが、部隊を投入する際、「個」のもつ能力を把握する努力を
することなく、戦闘に参加をすることはないでしょう。
 つまりは、白紙敵戦闘力×アナログ要素を考察しなければ、強い軍隊はできない。
実戦だけでなく、平素の訓練においても「個」の白紙的能力を基盤としなければならない。
562講釈特価:2005/11/27(日) 17:21:40 ID:???
>494
>>例えばビルを建てるとする。 所要の人数や建設機械を算出しなきゃならん。

  それには、作業工程を分解して、個々の作業の中身や使用環境を具体化
  する。その具体化された環境の中で人や機械が動く姿を推定することに
  よって、所要の人員や機材の数を算出する。

 →ビルを建てるという方針に基づいて、部隊運用を考察する際の一例でしょうか。
  まず任務があって部隊を組み立てるのは当然の流れですが、、
  人や機械の能力<つまり個がもつ能力>を把握できなければ、この理屈も成り立ちませんよね。
  白紙的能力を把握することなく作業を命じた際には、きつい作業員や、遊兵が現れます。
  もちろん、やってみなければわからないのでしょうが、作業を効果的・効率的におこなううえで、
  白紙的能力を考察せずしてできますか?(いわゆる諸元の組み合わせも積算的なモノですよ。)
563名無し三等兵:2005/11/27(日) 17:53:30 ID:1y8IGub1
>512、>513、>514 銭湯統制官殿久しぶりですね。

 戦闘力について考えているのですが、なかなか頭の中がまとまらなくて貴官の
ログを熟読したのですがやはりわかりません。

 積算にみえるが実はそうではないといわれていますが?
 経験則的な部隊の係数評価→部隊にもいろんなレベルがあるので、結局はそのダニガンの
数値を積算したうえで活用するのではないのでしょうか?

 また、第7機甲師団の攻撃力10とかありますが、この10とは相対的な数値ですよね。
 つまり、第7師団の戦車連隊、機械化連隊、砲兵連隊等・・・を個の集合体としてとらえ、
ひとつの数値がでる。これを、米軍の第3期甲師団、イラクの戦車師団等との比率を算出
して、相対的に10とするわけですよね。これは積算でなくなんなのでしょうか。

 あとサイコロの話ですが、貴官の文章を読むに、8と6の部隊が戦闘をした場合には、
やはり8の方が勝率が高いというのは言えそうですよね。とすると、8という数値を出す
にはやはり積算では?

 米軍がダニガンを活用しているのはやはり凄いと思いますが、それのRMAの一部ですよ。




 米軍のつよ



564講釈特価:2005/11/27(日) 23:53:03 ID:???
>563の補則
 要するに、ダニガンの考え方をどのように反映させるかという観点が理解できないのです。
 察するに、部隊としての白紙敵戦闘力、例えば第7師団の攻撃力が10であり、実際に
シミュレーションする上で摩擦という要素を経験則としてダニガンの数値を適用するということでしょ。
それでまだ理解できないのは、経験則といわれるモノがどの程度ミクロ〜マクロのレベルで適用できるか
ということです。具体的なたとえ話がないとシュールで終わってしまいますよん。

 PS TNDMは興味がありますね。
565名無し三等兵:2005/11/28(月) 03:37:36 ID:???
参考になるかわからんけど
ttp://www.warbirds.jp/sudo/index.htm
566名無し三等兵:2005/11/28(月) 22:18:29 ID:???
経済学なんかホモエコノミクスっていう人間を仮定しているんだよな。
極端な話常に士気は最高で、命令には絶対に反逆せず、技量に優れ、常に兵士としては
最適な判断を行う「戦闘人」を兵士として仮定して戦闘モデル構築した人っていたのかな?
567名無し三等兵:2005/11/28(月) 22:53:08 ID:???
そして摩擦
568トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/11/29(火) 00:22:50 ID:???
そして霧
569講釈特価:2005/11/29(火) 22:13:02 ID:???
摩擦とは戦闘が生起した際の彼我の損耗のことでしょうか。
霧とは情報不明確、錯誤等の状況でしょうか。
明日からまた戦場です。
570名無し整備兵:2005/11/30(水) 23:27:49 ID:???
>566

つ「牟田口廉也閣下」

>ダニガンがどーたら

ダニガン本人がその「歴史的実績を踏まえた数値的評価」をどの程度の部隊規模まで
作成しているのかワタシも分かりませんが、「摩擦」を計数的に考慮する一つの目安には
なるのではないでしょうか。

ある部隊の戦闘力を、人員数・砲迫火力・対機甲火力から白紙的に算出するのは、
ボクシングで対戦する選手の体重やリーチ、ボクシングスタイルと得意技といったような
データを収集するようなものでしょう。また歴史的評価からトップダウンで数値を出すのは
対戦するボクサーの過去の対戦成績やそのときの映像から、相手が繰り出してくるで
あろう戦い方と、その中で我が乗じうる弱点を見つけ出すようなものでしょう。

いずれにせよ、敵はその弱点を克服するか長所を伸ばしてカバーするように努め、
我もまた同じように自らの弱点の克服か長所の最大限の発揮に努めるわけです。
その結果としてリングで繰り広げられる戦いは、お互い思っても見なかったような
展開になっても決しておかしくはありません。何といっても対戦する彼我は、それぞれ
自由意志を持って相手の行動を妨害しあうという特性があるわけですから。

これがwarがartやscienceと違うところです。artにしろscienceにしろ、対象が「我に対抗
するという自由意志」を持つことはまずありませんから。(「自由意志」を持つものを対象と
することがありうることは否定できないものの、それがアプリオリに「我に対抗する」意思に
なるのは「戦い」に関すること以外にはまずない。)
571Lans ◆EDLansNRRQ :2005/12/01(木) 01:54:20 ID:???
・報告
TNDMに関し、日本語書籍発見

「いまから起こる10の戦争」
原題:FUTURE WARS
監修:江畑謙介
著:トレヴァー・デュピュイ
訳:東京大学現代戦研究会

早川書房
1993年9月30日 初版発行

序文とはじめに、TNDMの開発経緯と基本構想/概略が掲載
その後、各種想定によるシミュレーションを小説として掲載
各シミュレーションの戦闘結果はTNDMを使用したとの事

ただ、想定が湾岸直後の世界情勢をベースにしてるので、
まだロシアがCISだったりしてます(w

今、読み進めている最中なのですが、
まるで作戦級SLGの展開を小説化したような感じです。

多分、普通の小説的な描写を期待する一般的読者には
とてもじゃないが、なにがなんだか判らないかも(w

ブクOFFで探してみると良いかもです(w
572名無し三等兵:2005/12/01(木) 04:41:13 ID:???
「いまから起こる10の戦争」

この本の戦闘の展開は 過去と似た感じだけど 意図的にそうして
TNDMによる解析の結果を示している。
けれども、解析に使った数理的側面は書かれてないからなぁ。
そこらへんが知りたかったのに。

国防長官や研究所の教授が書いたような ウォー・シミュレーション
はどんなものがありますかね?

自分が知っているのは
米国の元国防長官のキャスパー・ワインバーガーが書いた
ネクスト・ウォー
政治的な流れと簡単な戦況図が書いてある。
国防長官がどういう風に仕事するか という感じかな。
573名無し三等兵:2005/12/02(金) 20:44:00 ID:???
デュピュイ研究所の東アジア代表である松村御大に直接聞きに行くというのは?
574講釈特価:2005/12/04(日) 17:58:36 ID:???
>570
>>これがwarがartやscienceと違うところです。artにしろscienceにしろ、対象が「我に対抗
するという自由意志」を持つことはまずありませんから。

 →その意志さえも計数化できないですかねー(やっぱ無理かな・・・・)
   現時点におけるRMAの能力限界?
575名無し三等兵:2005/12/05(月) 00:39:48 ID:???
株価の予測と似たような要素があるな。
ゲーム理論も心理学も万能じゃないからなぁ。
576講釈特価:2005/12/05(月) 18:12:07 ID:???
>475で言われた整備兵氏の話しに関連する意見がまた出ましたね。
577名無し三等兵:2005/12/05(月) 22:42:32 ID:???
>>576
ケインズの美人投票ですな。

昔小室直樹がこの問題をどうにかしようと心理学を経済学に応用しようとしたけど挫折しましたし。
578名無し三等兵:2005/12/05(月) 22:46:40 ID:???
>>577
つうか、その問題を理論化できたら、数十兆円単位で「確実に」儲けられるからね。

解なんてなかなか見つからないだろうし、みつかったところで公表されるかどうか…

#ま、そこで数十兆円儲けた人間なんて数十億人の不幸を背負って生きるんだろうけどね…
579講釈特価:2005/12/06(火) 22:22:44 ID:???
今の状況と焦点がずれるかもしれません。

銭湯統制官殿。当方、勉強不足でダニガンとクラウゼビッツの違いがわかりません。

クラウゼビッツの旨み成分がなくなる話をしてください。

ずっと前に、小部隊浸透とか言われてましが、よくその意味が理解できませんでした。

・・・・・・・ダニガンの弟子なら教えてくださいよ・・・。もったいぶらずに・・・・・
・・・・・・・そして大尉殿・・・・
さて、厨扱いされている私がアラシにきましたよ。

少なくとも私が把握している範囲での話ですが、
経済学が可能なのは「過去の分析と現状の分析」だけですね。
未来の予測はほぼ不可能に近いと言って良いかな?
「過去の分析と現状の分析」がしっかりと出来れば、そこから未来を予測することも出来る
けれども「完全な理論」によって未来を完全にあてるというのとは、違う話しだし。

さらに、各モデルは厳しい制約を与えられている。環境の違いに完全に適応できるモデル
は作成不能。個人の貯蓄・消費状況、傾向の違い、各個人に与えられた情報の違い、etc
などを導入すると、さらにモデルは複雑になり、制約は厳しくなる。
でも、これらを導入しないわけにも行かないのだが。

そんなわけで、
ある経済において、現状に即したモデルは何かについて、各経済学者間で意見が異なる。
その上、データの見方に関しても意見が異なったりするw

>578
その問題が解決した場合の話しだが、その理論が出来あがり世界に公表された場合「誰も
が、ある物の将来の価格を正確に理解することができる」ようになるんじゃないかな?
それは全ての人間が、完全な情報を得ることができる、という事を意味する。
そしたら、今のヘッジファンドがやっているように、情報の優位によって儲けることはできな
くなるんじゃないかな?
まぁ、経済学者にとっては摩擦が少なくなって良い世界なんですけどw
581講釈特価:2005/12/08(木) 22:56:06 ID:???
 私は、経済学のけの字も知りませんが、
 「過去の分析」+「現状の把握(掌握?)」をもって、将来を予想するんですよね。
 それも、


わけのわからないことばっか かんがえてるから じんせいたのしくないんだよー
582海の人 ◆STEELmK8LQ :2005/12/09(金) 07:30:13 ID:??? BE:22747272-#
 「経済学」って、「未来を予想する科学」ではないのでは。
 だいたい「政治経済学」と呼ばれるのが妥当なわけで、経済だけ
取り出しても、それはあたかも歩兵の下肢運動をもって戦争全体を
語るようなものだし。

 そもそも戦争学と同様

  発生した事象を、発生した後に、逐次分析する

ものであり、そこから得られるのは、

  将来の事象において、そのごく一部に適用できるような
 細分化・分断されたディテール = 金属粒

でしかないわけで。

 その証拠に、昨日のみずぽ"ダメダメ"証券の大規模発注テロなんて
その結果300円近い下げになったことも含めて、誰も予測もしてなかった
というのは、その証左なのでは。

 昨日の一件は、市場が全体的に上げ基調できていたこと、および
証券株以外への波及が最低限で抑えられたことで、いわば市場の柔軟性
のおかげで300円程度(それでも大事だけど)で済んだけど、これが
数年前までの状態で発生していたら、東証壊滅しかねないテロだった
わけで。
583講釈特価:2005/12/09(金) 08:43:48 ID:???
>582 じゃあ、、「経済学」の目的とは?

 過去の沢山のディテールから法則性を導き出して自己満足して喜ぶオナニー学問でしょうか。
 多分違うと思います。過去のデータから法則性を導き出して、見えない将来に対応して
幸せを得ることにゴールを持っていこうとしているのでは。
 つまり、戦闘力の計数化は、緊要な時期場所における相対的戦闘力の優越を得るため、
まず最初→ぶつかった後→敵に突っ込んだ後等々、どうなるかを戦う前に確認したいのです。
 いったい、個の集合体である白紙的戦闘力、過去のデータから見られる法則性から「勝てるかどうか」
を推察する上での方法はないモノでしょうか。
584名無し三等兵:2005/12/09(金) 09:16:21 ID:???
例えば社会科学はその理論や法則性が描き出す世界理解が不確実である
という前提のもとでそのリサーチ・デザインの構築を求められます。

導き出される「未来の諸相」が不確実であるからこそ、良心的な研究者は
自らの研究のバイアスを報告することで、その不確実性に対する誠実さが
求められます。

私は軍事的な諸問題には暗いですが、そうした問題を扱った『社会科学のリサーチ・デザイン
―定性的研究における科学的推論』という本などは定性的な問題をどう定量的に捉えるかと言った
ことのヒントになるような気がします。この本は統計的な手法がその基本にありますので、
クラウゼヴィッツ的な定性的な「戦争学」と統計的に得られる定量的な「白紙的戦闘力」
間の橋渡し的なエセンスがあるかなとふと思いました。

ちなみに全然役に立たないかもしれないし、どう橋渡しが出来るのかと聞かれても困ります。
そこは軍事的な素養のある人がエセンスを抽出しないとわかりませんwスレ汚しでした。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4326301503/503-4933567-9113511
585講釈特価:2005/12/09(金) 15:17:11 ID:???
>584 いや、私だけかなーこんなアフォなことを考えてるのはと思っていたら。
 安心しました。俺が変かなーって自己嫌悪に陥ってましたよ。有り難うござんす。
>582
>「経済学」って、「未来を予想する科学」
その通りだと思います。ですが、それでも充分有用だと思いますよ。
経済的に不可能なものは、不可能ですからね。確かに「経済政策」は政治に
よって決まるわけですけれどね。

>昨日のみずぽ"ダメダメ"証券の大規模発注テロ
個人のエラーがいつ出るかなんてシラネーヨヽ(`Д´)ノ
まぁ、悪くても数日間東証マヒですむと思いますけどね。
ミスした理由、ミスの起こった規模さえ分かれば、後はナンとでもなるという
もんです。

それはさて置き、経済学の限界という話をするならこんな感じですかね?
アジア通貨危機の前、東南アジア各国に対し幾人かの経済学者は、問題が
あるとして警告を発しておりました。とくにアイケングリーンなどは、アジア通貨
危機の発生とそのメカニズムを、正確に予測した人として有名でもあります。
そのファンダメンタルズに対しても幾つかの疑問が出されておりました。
こちら、クルーグマンが有名ですね。
しかし、経済学者は「何時アジア経済危機が発生するのか」予測することは
全く出来ませんでした(というかやる気が全くありませんでしたw)

こんな感じでしょうか。他に、ヨーロッパのECUからイギリスやスウェーデン
が脱退した例、20世紀の大恐慌前のケインズによる予測と批判なども上げ
られるでしょう。
結局、投機筋の動き方を予測することは不可能でしたし、予測する気も端か
らありませんでした。
587名無し三等兵:2005/12/09(金) 20:25:30 ID:???
まぁ、経済学について言い始めればみんないくらでも議論できるのだが…

経済学が役立たずの学問か?という質問に対しては、各国の中央銀行の中の人は実績をしめしながら、
そんなことはない!と言えると思うんだけどなぁ…

それだけでも、経済学は有意義だといえると思うんだけどなぁ… と思う経済専攻崩れのリーマンたわごと。
588講釈特価:2005/12/09(金) 20:50:14 ID:???
>586 
 
 あの、私経済学の素養無いんで、ほとんどあなたの言ってることはよくわかんないんですが。
 いろいろ知ってるらしいんだけど、よく分かるように書いてくれないと理解できないです。
 ま、2chなんで知識のひけらかしでもいいですが。
 結局君が言いたいのは、過去の経験則をふまえてやったことは未来の結果に完全に
反映させきれるものではないということでしょ。
 で何をいいたいの?
 最後の下りの予測する気も端からありませんでしたって言う記述にはちょっと興味を覚えますが。
どう予測すれば良かったのでしょうか。教えてください。
 このスレは戦術・戦略研究スレですよ。経済の話と戦いの話を結びつけられないなら、他に行けば?

 P.S. 煽りではないです。
589講釈特価:2005/12/09(金) 20:52:15 ID:???
 といいつつ、経済の原則的事項と戦いの話はなんかつながっていそうで。
 興味があります。
590名無し三等兵:2005/12/09(金) 23:30:56 ID:???
東南アジアで思い出したが
スコットランドの人が書いた東南アジア史に
インドネシアの人口が5位であることの意味を考えたか?
ベトナムの人口はスペインやポーランドより上であり
東南アジアではそれは4カ国ある、このことについて考えたか?
ノルマンディー公以前のロンドンは小さかったがそのころアンコールワットでは
100万の人がそのシステムを支えていたことを考えたか?
アンコールワットに匹敵するミャンマーのパガン帝国の一台寺院の地政を考えたか?
なぜそれらが飛躍したか?その土地の戦略性、経済性を考えたか?
などと書いてあった。それはアジア通貨危機の欧米の視点を問い直していたんだけど。

そう問いが投げかけられていたので、自分は軍事について考えたんだけど
よく考えると最近の中国のミャンマーにおける基地などは国家の飛躍地なんだよね。
パガン帝国の飛躍地だった。
シンガポールだって過去マレー人海洋戦士の拠点であった。その後忘れられたが
イギリスがその飛躍地を押さえた。
591講釈特価:2005/12/09(金) 23:44:18 ID:???
>590

 戦略的観点からの見方ですね。ボーダレス社会とか、世界平和といっていても
国益のための争いは絶えることは無いと言うことですかね。
 経済=金、つまり領地を広げたい。コメントありがとうございました。
592講釈特価:2005/12/09(金) 23:55:52 ID:???
 整備兵氏の言わんとするところを理解しようと思い、クラウゼビッツの勉強をはじめました。
 とはいっても、原文から読むのはちょっと厳しいので、
 「面白いほどよく分かるクラウゼビッツの戦争論」
 などというゴシップ的な本を書店で発見し、買ってきて読んでます。
 590殿の話しにあるとおり、国家というものが存在する以上、トップはその国益を追求していき、
経済という間接的手段で他国を自分のものにしようとする欲が働いています。
 で、何かというと、クラウゼビッツの「防御が最良」という考え方に疑問を覚えます。
 国家というものが存在する以上、その国益を追求していけば、自国の富をさらに大きくするため
他国を攻めるという原始的な論理は未だ健在ではないかと。
 日本は、これまでの歴史経緯もあり、いわゆる専守防衛ということですが、現段階における陸戦という観点で、
戦術レベルの話をするならば、
 「日本は攻撃を主体とすべき」という結論に至ってしまったのですが。
 ※ 誤解を招いてはいけないので付言しますが、日本の領土に入ってきた悪者をやっつけるには攻撃だからです。
  朝鮮を攻めるとか、真珠湾を攻撃するとかそんなことじゃないですよ。


593講釈特価:2005/12/10(土) 00:08:18 ID:???
 >592がちょっと過激すぎるので付け加えます。
 専守防衛、つまりは他国を侵さないという約束があるので、他の国には攻めません。
 だから、自分の国に入ってきた日本人の敵の意志を挫き、そして排除する。
 敵の意志を挫くという観点なら防勢的行動です。ただ、この防勢的行動がどこまで通用するか。
どこか近くで、きな臭くなって難民が日本に漂流する。これにのっかってどこかの国が武装なんとかとか
出す。陸戦になる前に海上とか航空が戦闘をするのでしょうが、いざ本土において脅威があったら?
 まず脅威に耐え、そして排除。耐えるのは防勢、排除は攻撃。
 クラウゼビッツが防勢をよしとする考え方にも納得です。確かに防勢は効率的です。
 ただ、国家がその拡大を図ろうとする弱肉強食の傾向がある時代に、防勢が最良とは、
この時代から世界平和を目指すという崇高な考えからでしょうか?
 スミマセン、今日戦争論のスタートに立った人間が偉そうなことを言っています。
594講釈特価:2005/12/10(土) 03:14:21 ID:???
 現在戦果拡張が終わった。
 トルエン大尉殿。何か言ってくださいませ。
 君に対する戦果拡張ですよ。
 大尉。君が本職なのは話を聞いていてわかるよ。
 だけど、君は自○隊の幹部でも下の下の下だな。
 最低ランクだよ。
 偉そうなことを言うのはよせ。自○隊の格が落ちる。
 〜ですね−とか、適当なことをいうな。
 君が素人ならごめんだ。
 もう一度言う。
 自○隊の格を落とすな。
 もっと勉強しなさい。
 
 
595海の人 ◆STEELmK8LQ :2005/12/10(土) 07:48:12 ID:??? BE:25997928-#
>584
 いあいあ「社会科学」「社会工学」というのは、「戦争」というものが
人類の活動の一つである限り、普遍的な部分で充分通用すると思いますよ。

 人間は所詮社会的な生き物であり、自らの所属する社会の定見や常識に
縛られる生物である以上、「社会」というものに対する考察は、その社会に
所属する人間の判断や考え方に微妙に影を落としているものですし。

 「神は死んだ」と言う人は、そもそも「神が存在する」という認識のある社会の
成員であり、その本人はアンチテーゼを提示したつもりで、社会の成員として
忠実な思考経路を辿っている、というのも、そういうロジックでしょうし。

 ただ、戦術レベルであれば、そういう「定性性」(っていうんでしょうか、
わたし大学行ってないんで、このあたりの術語の選択が自由奔放
なんですが:-p)は、一つの「アンカー」として有用だと思うんですが
クラウゼウィッツ言うところの「個々の決闘」には、そういうものは全く通用せず
従って、あくまで「mass戦闘としてみた俯瞰図」レベルまでしか通用しない
ということはあると思います。

 軍隊の衝突は、ある社会とある社会の激突であり、社会の衝突という性質
だけを考えるのであれば、経済活動も同じ平野に立っているのではないかと。

 まぁハンチントンはデムパですけど:-p
596海の人 ◆STEELmK8LQ :2005/12/10(土) 07:54:42 ID:??? BE:38995283-#
>586
 さいです、「経済学」は巫女さんのためにあるものではなくて
昨日よりもよりよい明日を築くための経済活動を考えるための
錨泊地点として存在するものであり、そこから何かを引き出す
ための学問である、と思うのでありました。

 まぁ、こういう学問にはつきまとうことですが

  そいつが、ただ単に目立とうとしてエキセントリックなことを
 くっちゃべってるだけのDQNか、それとも凡人には予測もつかない
 ような未来図を、現在の延長として見いだした天才なのか

が、その事態が現実に出来するまで判らない、というのは
それに寄生する輩を大量発生させ、「学問としての経済学」に
対する「うさんくささ」「疑いの目」の温床となっているような
気もします。

 このあたりは、ステルスだの、RMAだのMDだのという
エキセントリックな戦術的クォンタム・リープが、いまのところ
海のものとも山のものともつかぬ、という状況と同じかも。
597海の人 ◆STEELmK8LQ :2005/12/10(土) 08:01:13 ID:??? BE:38996238-#
>587
 ウリは経済学どこか、そもそも大学すら出てない高卒兵隊上がりなんで
どうせ2ちゃんねるの井戸端会議と言うことで(笑)

 学問は全て普遍的に

  よりよい人間活動のため

という追求命題を与えられていると思うんですよね。

 例えばアラン・グリーンスパンは「神」と崇められる、経済政策の巨匠で
ありましたが、あれは「学問」なのか「芸術」なのかと言われれば、これはもう
疑いもなく

  芸術

なわけで。

 なぜなら、アラン・グリーンスパンそのもののエッセンスを、誰か別な人間に
伝える方法はないからです。
 グリーンスパンはグリーンスパンであり、それは他の誰でもありません。

 経済学に限らず「知識の拡散 = 思考の跳躍台の高性能化」という、学問の
究極命題を満たすものは、およそ有意義と見なしてよろしいのではないかと。
598海の人 ◆STEELmK8LQ :2005/12/10(土) 08:04:41 ID:??? BE:77991168-#
>590
 これってオセロと同じなんですよね。

 オセロの定石は角を取ることですけど、それなりの腕前の人間は
相手が角をとったあとでも、それを孤立化させ、最終的に外部と
リンクさせないことで「死に石」とさせることが可能なわけで。

 なにごとにつけ「ライバル」の存在は大きいのではないかな、と
思いますです。
599講釈特価:2005/12/10(土) 11:02:49 ID:???
 海の人殿。よく分かりました。
 
 で、エキセントリックな本命題のゴールを見つけましょう。
 私も努力します。面白いですね。
600名無し整備兵:2005/12/10(土) 22:48:42 ID:???
クラウゼヴィッツの「防御優勢」の考えですが、これにはいくつか考慮すべき点があります。

1 クラウゼヴィッツはむしろ戦略的意味における「防御優勢」を重点的に論じている。
 (バーナード・ブロディの解説による。)
2 ナポレオンのモスクワ遠征に対しロシア軍側に参戦した経験から、そうした戦略的な
 意味での「防御優勢」に強い印象を受けている。
3 クラウゼヴィッツが挙げている「(戦略・戦術双方での)防御の利点」には、防御に
 おける攻撃(逆襲又は機動打撃)を前提としたものである。

また、国家が常に拡大を目指すものかどうかは議論の余地があると思われます。
政治的に支配できる範囲を広げることは、現代において本当に「国益」になるもの
でしょうか?国家がその「国益」を追求することは確かだとしても、その「国益」とは
誰のどのような利益を指すのでしょう。しかもその追求に軍事力という予想される
結果がもっとも確かならざる手段を使う場合については、その得失をもっと慎重に
考慮する必要があるのではないでしょうか。
601講釈特価:2005/12/11(日) 00:08:08 ID:???
トルエン大尉、銭湯統制官
 >。600のスレですばらしい命題を頂けましたよ。
 この命題に簡単に答えられませんよね。トルエン殿、銭湯統制官殿。
 ですね−とか、わかったふりのレベルじゃないし、
 サイコロ あっらーとかいってる話じゃないですよ。
 まぁ、銭湯統制官は娑婆の人間としても。
 トルエン大尉。BOCを卒業して何年たったの?
 お宅チックなボードゲーム云々と言ってる状況じゃないでしょ。勉強しなさい。
 で、何か思ったのなら発言しなさい。講釈特価がつぶしてあげるから。
 一生懸命考えた上での発言ならそれでいいよ。君が言う、戦場の霧だったり、摩擦だったりするんだよね。
 必勝の信念とかは問題ないと言われていましたね。
 クラウゼビッツはその無形的要素、特に兵士のやる気が重要といっていたらしいですね。
 その通りですよ。アナログ要素は大事です。むちゃくちゃ大事でしょうね。
 
 君の意見も、僕の意見も含めて、間違ったことは整備兵氏が強制してくれるはずだから
 なんか言えよ。保身に走るな。軍人だろ。君の立場なんてどうでもいいんだよ。
 そう思わないと、国民が損をする。
 軍隊は保険だよ。クラウゼビッツの言うところでは、思考遊技の世界があるのかもしれん。
 なんだっけ、戦争のゲーム性か?ゴシップ的な本を今読んでるので、誤訳があるかもしれない。
 トルエン大尉。よく考えろ。このスレはなんていうスレだ?
 {戦術・戦略研究スレ」だ。
 
 
 
602講釈特価:2005/12/11(日) 00:48:39 ID:???
>600に対して、質問です。
 私が思うところでは、仲間がいたら勢力を拡大したいという要素が働くのは人間的な本能ですよね。
 以前にでた経済とか、社会学とか共通しています。結局、その人の人生は自己満足なので
いくら正論をかざしても、人間は欲にかなわない現実なのかもしれません。
 ということは、今現在の座標があって、これを大きくしたいという本能が働いてしまいますよね。
 そこで、クラウゼビッツの防勢最良の話です。
 いわゆる戦術とか、戦闘とか言われるレベルでは、小をもって大を制するとか、柔よく剛を制するとか、
いろいろあるのでしょうが。そして、防御は効率的という論は大きく納得です。
 ただ、国家同士という話の利害関係で戦いはじめるわけですから、防御が最良という話が出ると「?」と
思ってしまいます。

 国家の拡大→攻勢  侵略された国家→防勢、そして脅威を排除する上での攻勢。
603講釈特価:2005/12/11(日) 00:55:44 ID:???
 トルエン大尉。君は実弟というか、整備兵氏を尊敬してるんでしょ。
 私あたりが言う愚論に対しては、君が答えなきゃ。
 それを「補佐」という。
 −ですね−とかいってるってことは、君はその事態を認識してるわけだよね。
 していないという話なら、君は嘘を言ったことになる。やっぱり最低の将校だ。
 君は軍人として必要ない。飾りの戦闘力はいらない。
  
 
 
604講釈特価:2005/12/11(日) 01:02:19 ID:???
 整備兵殿。クラウゼビッツをみんなが理解できるようにすることを目的にして、
愚鈍な質問を続けます。
 まず、最初に思うのはクラウゼビッツの理屈が現在の日本国民を守れるかと言うことです。
 
605名無し整備兵:2005/12/11(日) 01:30:48 ID:???
>601

ひょっとして飲んでます?ワタシもへべれけですが(笑)
トルエン氏は明らかに民間の方ですから、あまりいじめない方がよろしいかと。
年明けの某試験に備えてねじり鉢巻しているわけではないんですから・・・

さて、攻撃と防御の弁証法です。「戦争は政治(policy)の手段」なので、その国の
政治的な目標が、戦略的攻勢を望むか防勢を望むかを左右します。
基本的に国際環境がその国にとって有益であれば現状維持=防勢を、国際環境が
否であれば現状変革=攻勢を選ぶであろうことは理解されると思います。
そして国際環境がその国にとって有益か無益かは、政府が合理的に判断する(べき)
ことですが、近代以降においては国民感情という非合理的なファクターが入りこんで
来る余地があります。
国民感情を振起する上では、「国家防衛」という名目が十分有効だと、スペインやロシアの
戦例から引き出したのでしょう。(特にロシアの例は、クラウゼヴィッツが自ら経験した例
なので、印象深かったのでしょう。)
このときナポレオン戦争に勝利して「有利な国際環境」を手に入れたプロイセンの立場が
念頭にあり、それゆえに防勢を強調した側面があるかもしれません。
現代においても戦略的には、国民感情の振起と国際世論へのアピールの意味から、
(特に日本のように現状の国際関係において利益を得ている国家としては)防御重視で
いるのは全く正しい態度だと思います。ただし戦略的防勢を達成する場合、作戦以下の
レベルで防御しかとれないわけではないでしょうが。
(防勢作戦においても、局所的攻撃は行う場合があるし、むしろ行うべき)
606名無し文官:2005/12/11(日) 07:47:40 ID:???
1月には陸大の試験があるんですね〜 受験の方は頑張ってください。
「白紙で答案を出すヤツがいる、けしからん」と偕行社記事に書いてありましたが、
そんな事もあるんですね。

「戦略」というと高尚なお話が続いて無知蒙昧なわたくしには辛いので、
次スレからは「戦術・作戦研究スレ」にして欲しいような(w
607講釈特価:2005/12/11(日) 07:51:43 ID:???
 飲んでました。反省です。
 捻りはちまきをした奴らのシュールな解答を想像すると怒りが収まりません。
 そのシュールな自己弁護のための点取り解答が、戦友の死につながるのを考えると
じゃあ、お前が死ねと言いたい気持ちを押さえきれなくて常に爆発の毎日。
 実態を伴わないロジック合戦に終始する人たちも多いし。
 指導者としての勉強もしなければ。でも六ツ門でのみたいですね。
 
 整備兵殿の記述をいまから塾考します。
608名無し三等兵:2005/12/11(日) 08:27:55 ID:???
>>607
講釈特価さんは青年将校でつか…(((( ;゚Д゚)))
609講釈特価:2005/12/11(日) 08:45:25 ID:???
>608 
 
 そうです。青年将校です。
 青年将校という響きから2.26とかのナショナリズム云々とか想像しないでね。
 非戦闘損耗は無駄の局地と思っておりますので。
610名無し三等兵:2005/12/11(日) 12:00:48 ID:???
創設以来、実戦経験皆無の机上戦術だけで半世紀も経ってれば
試験の「傾向と対策」のみに没頭した受験秀才が増えるのも
仕方ないような気もする。
611funwaka:2005/12/11(日) 14:19:44 ID:BV/XXmSR
7.22日午後MD法が成立した。

日本の国民と生命財産を守る為の切り札、MD法、何と国民を守る迎撃防衛システムの整備、こんな
当然中の当然の法案に民主党は反対に回ったのだ。
北朝鮮のノドンかテポドンか、ロケット爆弾はともかく、軍事覇権国家で21世紀の今も平気でジェノ
サイト(大量殺戮)をし続けているキチガイ国家中国はニッポンに原子爆弾100発を常時発射態勢を
取っているというのに、その為の防衛設備設置を反対するのか?やはりな、である。旧社会党や共産党
が反対なのは解る、彼らは戦後から現在に至るまで国賊反日を鮮明に行動してきているからだ。しかし
民主党は違うはずだ。民主党は責任政党として国政を預かるための党として結成されたはずだ、だから
こそ、反対の為の反対だけをする旧来の野党だと思わずに民主党をかなりの国民が応援したはずだ。な
のに、この国賊行為。 

どのような理由が有ろうとも、どのような法整不備が有ろうとも、それは二の次、三の次である。
国民の生命財産を守る為の行動をするのが国会議員の最大の責務ではないか。
それを真っ向から押しとどめようとする輩に国政を司る議員の資格など有るものか。
オヤジの会社スーパーマッケット(イオン)が中国に出店攻勢を賭けているから側面援護の一環なのか
、中国応援団かと見まがうほど中国べったり発言の目立つ岡田党首を置く民主党である。
所詮一皮剥けばこのような国賊議員連中だという事が露呈したに過ぎないのか。
しかし、何故にこうも国賊議員が日本には多いのか、その国賊共を応援する国民が多いのか。
日本国民は、自滅をひた走る、ブレーメンの笛吹きに踊らされる愚かな国民なのだろうか。
愚劣国会の寒々しい場面を見てしまい、暗澹たる思いである。
ttp://hw001.gate01.com/funwaka/ron.htm
612講釈特価:2005/12/11(日) 16:11:28 ID:???
 いや、クラウゼビッツの本読み終わりました。正直、金槌で頭をがーんと殴られたような気分ですよ。
 特に「防衛は攻撃よりも良い」という話。矛盾を何回も探しましたが、見あたりません。
 まさに、自分の頭がステレオタイプに席巻されていたなという自戒です。ホント勉強になります。
 防衛なのか、防勢なのか、防御なのか、さらに考察を進めますが、
先天的に守り側が持つメリットである、守りにおける主動性の中で最も重要な
「戦場選択の自由(戦場と限定すると語弊があるかもしれません。もっと広い考え方をすると
これは地域とかだけじゃないような)」という部分の延長戦だなと。
 ただ一つ足りないところがあるような気がします(この本に載っていないだけかもしれませんが)
 「我が何らかの失敗をして、我が支配したい地域において、敵に遅れを取った場合」のやり方です。
 つまり、赤1コ連隊が日本のどこかに陣地構築してしまっているという状況です。
 これに対し、我の師団に赤連隊の撃破してほしいという期待を持つことにします。すると、我の師団は、赤が選んだ
戦場付近に到着して、撃破しようとします。できれば敵が選んだ戦場の外で戦いを挑みたいので、迂回を
考えます。でも敵も手を打っているのでできない。クラウゼビッツに迂回の記述はあります。では、敵の弱いところから入り込んで
袋のネズミにした後にと屠殺する包囲、でも敵は手を打っているのでできない。クラウゼビッツに包囲の記述もあります。
 そして次です。「突破」をしなければなりません。固定的な防勢行動に出ている敵に対する我の突破です。
クラウゼビッツに突破の記述がありません。
 クラウゼビッツは、突破をするような状況に関して、自らの考えの発進点からないと思っているのか、この時代には
このような固定的な戦闘は生起しなかったのか(多分あったはずですよね)等は如何でしょうか。クラウゼビッツは、摩擦という
完全予測不可能な要素が、重大な影響を及ぼすかもしれないことを大変心配しています。つまり、錯誤は不可避ということです。
錯誤によって、敵に最初に陣地構築をさせたらクラウゼビッツはどう戦うのでしょうか。
 勉強2日目です。穴の開くほどまだ読んでいません。
 
613講釈特価:2005/12/11(日) 16:26:52 ID:???
>611
 クラウゼビッツの言うところの政治と軍事の一体化を考えると確かに大きく「?」ですね。
 まあ、政治家の方々は、我々の知らないところでもっと大きな問題を沢山抱えて、このMDは
その一部なんでくらいの発想かもしれないですし。
 ただ、現在、将来、そして未来にわたる日本という国家を真剣に考えてくれていて、
今現在こうすべきですって言う話なら、納得しなければね。
(オーストリア軍との当面の戦闘に勝利した宰相ビスマルクが、ウィーン占領を具申した
純粋軍人モルトケを制して、オーストリアからカードを受け取った例。ここは、戦術・戦略
研究スレですから、モルトケに習いましょう。)そして、本題に戻りましょう。
614講釈特価:2005/12/11(日) 18:10:43 ID:???
◇ 世間話

◇ >610
◇  今こんな偉そうなことを言っていても、当時は点取り虫君だったからなぁ。
◇  あまり偉そうに言えないなぁ。
615講釈特価:2005/12/11(日) 18:28:15 ID:???
 それで「クラウゼビッツの理論が今の日本を守れるか」ということですが。
 
 無理だと判断します。なぜなら、クラウゼビッツは防者のメリットである自分が
最初に決められる最良のポイント、つまり防衛(という単語を読んだ本は使っていましたが)
する上で「ここを取っておけば最低限勝てる」というロジックから逆行的に考えているからです。
そして、錯誤の必然性を説いています。防勢側の「ここを取っておけば勝てる」という理論は
ロジックです。実態としてできるかというところに疑問を覚えます。
 現在の日本に適用した場合はどうでしょうか。
 脅威があると判断したらまず、その行動を阻む行動をおこす。これは、敵の行動を先読みし、
ここをとったら最終的に勝ちというポイントを見つけるわけですよね。そして、そのポイントで脅威を
阻んで、反撃する。反撃とは概して攻撃行動と言っていいでしょう。
 昨今の日本を取り巻く情勢、何とか半島とか、なんとか諸島とか、そしてゲリコマとかいろいろ。
本当に状況を予見して、敵の脅威が来る前に阻む態勢を取ることができるでしょうか。
616講釈特価:2005/12/11(日) 19:06:55 ID:???
 「緊要な時期場所における相対的戦闘力の優越を実行するに際しての係数評価」
 という命題ですが。

 私がこれにこだわる理由は、ここにあります。

 「実際に戦う前に、その部隊は本当に勝てるのかという安心感を得たい」です。
 
 安心が得られなければ、また再考、そしてまたそのモデルを適用という具合に作業を
繰り返して、一番早く敵をやっつけられることができて、一番部隊がやられない方法で実行する。
どうもTMNDとかいうやつに興味を覚えるのですが。

 まず、白紙敵戦闘力の要素を使えないことはないっていうことと思います。
以前にでたホモエコノミクスでしたっけ、そういうことを前提にしてます。
 そして、その100%の係数に、基本的に人間は失敗するものであるということを前提にして
その能力がどの程度低下するかという基準になる係数を掛け合わせる。ここでダニガンの値を適用
できればいいと思います。
 で、ここで思います。「確実性と偶然が織りなすゲーム性」「戦争は打算をこととする知力の仕事」
そして、戦争の持つ「不確実さ」、また、「摩擦は机上の戦争と現実の戦争とを区別するただひとつのコンセプト」
こんなに複雑でも、現代社会における計算マシーン、コンピュータを使えば何かしらできるのではないかと、
根拠のない自身を持ちたいのです。(当方はコンピュータに詳しくはありませんが)
617トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/12/11(日) 23:40:16 ID:???
>>605
はい。民間人です(w
私費でコツコツと本を買って細々と知識の断片を入手し
その断片の過去と現在を繋ぎはぎしているのでして、それは周知の事実ですねー(w
618トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/12/12(月) 01:13:33 ID:???
>>603
オイラが整備兵氏を尊敬しているのは人間としてであって優秀な軍人だからではない。
人の話を良く聞いてくれてしかも洞察力もある。

なぜレスしなかったか?
なぜなら前回の醜態を自身の未熟ゆえに恥じているから、キミは恥じていないようだが。
恐らく直レスするのはこれが最後になるからハッキリ言っておく!飾りの戦闘力?
キミらは飾りだ!キミらに本当に戦争ができるのか?
オイラから言わせればキミのような人の話を全く聞いていない常識のない軍人のほうが要らない!
いずれ国政を壟断し亡国にいたらしめる!
619講釈特価:2005/12/12(月) 18:15:40 ID:???
>618

 全く大きな錯誤でした。てっきり、本職の中級幹部であろうと認識しておりました。
 実は、某組織で約1ヶ月後に重大な試験があるこの時期ということもあり、
2chを通じて、何かできればなということで不必要な発言ばかりしています。
 洞察力のない私ですが、貴官の軍事素養はたいしたものだと思います。それも
自らの研鑽によりコツコツと断片的な知識をつなげてよくぞここまでと思ってしまいます。
 私は自衛隊の中でもつまはじきのたいした奴ではありませんので、国防に関する心配
はなさらぬようにお願い致します。生来の性格の悪さから左遷されますので・・・。
 自衛隊は戦争屋です。みなさんを守ります。整備兵殿とか、おられるじゃないですか。
飾りではありません。本当にいろいろ真剣に考えているのです。
 ただ政治に文句を言ってはいけないと言うことは、クラウゼビッツから最近何となく
学びました。
 
620講釈特価:2005/12/12(月) 19:06:22 ID:???
>619の付け足しです。

 全回の醜態といわれている話です。私も正直恥ずかしいですが、
それは、単に自分の立場がわるくなるだけの問題なので気にしないこと
にしています。
 前回の論争で皆に迷惑をかけたと言うことに対する反省をしているので
あれば話は解りますが、どうせ2chですので。
 私は、自身のプライドより、ここで勉強させて貰い、そして、これを読んだ
人たちのためになれば、自分の恥なんて小さいと思います。
 大尉にこれを要求するモノではありません。ただ、私は、そう思うように
しているのです。
621名無し整備兵:2005/12/12(月) 23:18:06 ID:???
>612

「戦争論」第7編第10章では、「準備している陣地に正面から攻撃をかけるのは、
失敗する公算が大。ただし準備未完に乗じるならその限りではない。」とあります。
敵に陣地を構築されたら、攻者は迂回か包囲を追及、やむを得ない場合突破
するにしろ、翼側からの突破が望ましい、というのがクラウゼヴィッツの考えです。
その一方目標達成の価値と、そのために許容される犠牲の範囲を戦略的・政治的に
考慮することも必要ですが。

なお、「戦争論」には「どこを取っておけば勝てる」というようなことは全く書いて
ありません。もしそのような解説がなされているとすれば、そのような解説書は
さっさと投げ捨てて二度と参照しないことをお勧めします。

>お二方

幸いなことに、問題となった議論はこの2chの中で済んだことです。
いずれ実世界において似たような議論をすることがあるかもしれない。その時に
失敗しないような教訓を、このスレでの議論から学べることが出来れば幸いです。
お互いに、「どうせ2ch」であるとしても、常に向上を目指しましょう。
622トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/12/12(月) 23:42:42 ID:???
>>620

キミはやっていはいけないことをした。
ます人を誹謗するのに他人の名を持ち出したこと。
これは絶対やってはいけないことだ。

>どうせ2ch

さんざん人を誹謗しておいてそれはないんじゃないか?
他の住人にも迷惑をかけたんだよ?
623名無し三等兵:2005/12/13(火) 00:17:50 ID:???
彼の豊富な戦術知識は非常に勉強になる。
これほど出し惜しみせずざっくばらんに
戦術を語ってくれる本職さんもいなかった。
624名無し三等兵:2005/12/13(火) 12:29:08 ID:???
読み半端で放り投げた『戦争論』をもう一回読み直すかな。
ノート取りながら読まないとすぐ内容忘れるからなあ( ´Д`)
625講釈特価:2005/12/13(火) 13:36:47 ID:???
 トルエン殿。ともに向上しましょうよ。
 2chでかいた恥なんて、たいしたこと無いですよ。実社会でこんなことをすると
本当に迷惑を被る人がいますので。そうしないためにも、洞察力を磨きましょう。共に。
 たいしたことのない本職の1等陸尉が書いてます。
626名無しの愉しみ:2005/12/13(火) 19:59:43 ID:???
うーん、たかが2chでも、自衛隊員と名乗った以上、人への対応は気を付けた方が…
と行政側にいる者として思うん事ですけど。
どんな人が見てるか判らない以上、ちょっとした書込みが何処に影響するか知れません。

例えば私の場合、自治体と自衛隊は、自衛官募集とか、自衛隊広報活動とかで結構協力関係にありますが
自衛隊に良い印象を持ってない自治体職員がその担当者になってしまった場合
かなりその活動に支障をきたす事も考えられますから。
もしそんな立場に大尉さんがいたとしたら、しわ寄せは自衛隊の地域広報担当者になりかねませんので。

ちなみに、これは本当にあった話。
627名無し三等兵:2005/12/13(火) 23:50:21 ID:???
ttp://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1053592188/729

> デジャブですか。わざとらしいからやめましょう。
> 次に行きましょう。

>Q 情報通信が発展した時代において、インターネットを通じて軍事を語る際、
> 陸上自衛官として着意すべき事項を述べよ。

>1 はじめに
> 情報通信が発達した時代を情報化という観点からまずとらえる。ハイテク化社会は、
>等比級数的に拡大の一途をたどっている。情報は重要である。昨今のインタネットによる
>情報社会はメリットも大きいが、その分デメリットも大きい。情報はまず最初に何も
>ないところに、それがある、とか、ないとかいうことを我々に教えてくれるものである。
>これには、情報の共有、伝達の容易性等といったメリットもあるが、情報の拡散の悪影響、
>つまり、情報の精選の困難さ、保全の敷居の低下等といったマイナス要素も考慮しなけれ
>ばならない。ここで陸上自衛官として、早い戦場速度について行くための情報のメリットの
>活用を主に考えつつ、平時における有効な活用も考慮する必要がある。特に、国民に対す
>る自衛官としてのの発言はセンシティブにならざるを得ない。

>2 陸上自衛官のこころ
>3 情報の重要性
>4 情報通信の発達を活用した陸上自衛隊の強さの積みあげに対する努力
>5 国民が常時注目している中でのいましむべき態度
>6 おわりに 
> 湾岸戦争や、イラク戦争において米軍が行った情報戦の効果は知らないが、やはり
>それなりの成果をもたらしたものと推測する。情報の拡散化は沢山の情報を得られるが
>それを精選する人間の能力を超える場合がある。情報一つ一つには、その思いがあり、
>良い要素や悪い要素がある。クラウゼビッツが言う戦場の摩擦は、人間の錯誤が一つの
>要因であるといっている。
628Lans ◆EDLansNRRQ :2005/12/14(水) 01:24:18 ID:???
>トルエン丼
某組織の方は、相手が身内と判断すると、極端にたたき(にみえる)態度を取る場合があるようです。
これは、私も以前体験しましたが(w

つまり、軍隊とは褒めて育てる組織ではなく、叩いて育てる組織なんですよね。
で、詰問につぐ詰問で相手にプレッシャーをかけ、その中での即時回答をせまる。
これは戦場での高プレッシャー状態での即時判断の訓練という側面もあるようです。

従って、今回、特価殿がトルエン丼を本職と誤認して、そのような態度をとったのは
民間でありながら、そこまでの知識と素質をもったトルエン丼を認めてたということで
誇っても良いのでわないかと思うのですが…

今、改めて過去レスを読んでみると、実は特価殿のサインが見え隠れしてました。
レスでは叩いていながら( )で叩きではないと外部にアピール
これは、トルエン丼を本職と誤認した為、トルエン丼はこの特価殿の態度を暗黙の了解として
両者判ってやてるからね…という合図として書かれたものと推測します。

ただ…根本の誤認が全てをおかしくしてますが…
お互い、相手戦力と意図の誤認に注意しましょう(汗
629Lans ◆EDLansNRRQ :2005/12/14(水) 01:30:35 ID:???
>特価殿
TNDMに関しては、既出以上の情報は今のところ大したモノは見つかってません。
よって現状は「いまから起こる10の戦争」で概要を
それ以上を求める場合は、デュピュイ研究所に直接しかないのかも(w

あ、デュピュイ氏は某組織で何度か講演を行った事があるようなので、
某組織内であれば、なんらかの記録が残っている可能性があると思います。
630Lans ◆EDLansNRRQ :2005/12/14(水) 01:44:50 ID:???
>クラウゼウィッツ
私は芙蓉のレクラム版戦争論を積んでますが…
(読めって…)
今は、マハンの海軍戦略に手を出しています。
(普通、順番逆だろ…)

で、現在第3章なのですが、海軍戦略といっても海軍も陸軍も共通した原理があるとして
「中央の確保による、内線を活用した、戦力の集中」をことさらのように説いてます。
また「交通線」の重要性も…
ただし、これらは有利にする条件ではあるが絶対の要素でもないとして、
最終的には重点における「戦力の優位」を求める為の一要素としています。

さて、これらは一般に内線を利用する場合における防御側に有利に働きやすい条件であると思われますが、
逆にいえば、これらの集中を妨げる努力が攻撃側(突破側)には求められるということでしょう。

続く
631Lans ◆EDLansNRRQ :2005/12/14(水) 01:57:09 ID:???
ならば、攻撃(突破)においては、攻撃側の戦力を集中する努力に加え、
防御側の戦力の集中阻害を狙う訳で…

助攻の実施により、我主攻の位置を秘匿、隠蔽しつつ、
敵戦力を誘引、拘束し主攻方面への敵戦力の移動を妨害
(敵予備戦力の誘引ができれば、なお良し)

十分に敵の注意を引き付けた上で、主攻を発起し、
その部分において敵を圧倒し撃滅突破する。
という方式が一般的に有効だという事を逆説的に示してるのではないかと…

ただ、主攻発起のタイミングが
早すぎれば、敵予備戦力の主攻への対応を可能にしてしまい、
遅すぎれば、助攻が押し戻され、最悪の場合、助攻をしのいだ敵が、助攻方面より主攻方面へ移動
結果として主攻側面への機動打撃とされてしまう可能性もあり、
ここを的確に判断できる指揮官こそ真の指揮官であると…
632Lans ◆EDLansNRRQ :2005/12/14(水) 02:01:48 ID:???
さて、判りきった事を、今更ながら書いてみましたが、
クラウゼウィッツの次はマハンをお勧めと言う事で(w

あ、多少は2chで叩かれなれてはいますので、多少の叩きや煽りには耐性がありますが
念のため…私は生粋の民間です(w
お手柔らかに(逃
633講釈特価:2005/12/14(水) 09:09:34 ID:???
 ランズ様
 
 あなたのレスに非常に勇気が湧きました。そして、もっと頑張ろうと思います。
 遊びではじめた2chがここまで来るとは思いませんで(洞察力ないなぁ)、
本来の職務にこれを効果的に適用するため、そして、2chによって本来なすべきこと
に影響が及ぼすことを厳に戒めて、そして、民間の方々が多いこの環境で、みんなで
切磋琢磨して日本という国を本当にいいものにできたらいいですね。
 
 ランズ様、共に頑張りましょう。日本の未来のために。
634講釈特価:2005/12/14(水) 09:29:53 ID:???
 付け足しです。(こんな貴重なスレで、1000しかないレスで無駄使いするなですが。
でも、ランズ様のような方々がおられれば、戦術、戦略研究スレ3に発展するのでしょうか。)
現時点において、644ですね。この対話記録は軍事以外でもいろいろ役に立ちそうです。
これを読んでその重要性、そして、貴重な出来事を、記録した方がいいかもしれない。
ちなみに、私は、一太郎に全部移しました。何回も読むと味わい深いです。レスの最後で焦点に
なっている事象と、1レスで最初にあった事項とか、なれ合いでなあなあになってる事項とか、
激しい論争になってる事項とか、そして、その論争をとめてくれた人とか。全体として、何度も
読んでみると2回目、3回目と呼んでいくうちにさらに味が出てきますよ。言い過ぎるかも
しれないですが、自分に与えられた職務(と自衛官は言うのですが)、仕事かな。某組織の
2次試験の有用な材料になりそうです。

 これを読んでいる本職!見てるだけの奴はまさかいないよな。
おれは現職の1等陸尉といった。まあ、現場で嫌われて、左遷されるが。
で、2chで引きこもりみたいになってるところもあるかもしれんが。
これを見ている上司、そして、初級幹部、何か言え。
整備兵氏が言われた>626の記述。これを本当に、君たちも俺も熟読玩味してこれからの
職務に生かしてくれよ。1次試験では点取り主義で効率よくいけるが、2次試験では違うぞ。
おれはこう思いながら指導する(ま、たかが1等陸尉だが)、
「自己弁護」とか「与えられた任務だけしっかりやってます」とか。そして、その仕事の主格が
自分のためという気持ちが表れたら徹底的にそいつをつぶす。軍隊にいらない分子だからだ。
ただそれだけではない。そいつが「よく分かりませんけど限界まで頑張ってます」とかいう気持ちが
でたら、うーんどうしようかとなる。でも私はそういうバカな奴が好きだ。
635トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/12/14(水) 13:06:23 ID:???
>>628
Lans丼・・・
民間人であることは前にもハッキリ書きましたよさんざん(w
会話の流れでもわかるはず。
もう読解力と洞察力がどうなっているのかと(w

叩くのは結構なんですが、オイラは根拠をあげてましたが、
彼のは根拠なしの叩きですよね(w
おまけに主功軸を勘違いするわ(苦笑

それとプレWW2と現代戦との違いもかなり力説したんですがね(苦笑
砲の機動力も威力も現代では段違いなんですがね(苦笑

まっ人の話は聞かない人なようなので(w
636講釈特価:2005/12/14(水) 13:41:57 ID:???
ランズさん。トルエン殿を慰めてあげてください。
そして、前向きに考えられるようにしてくだい。
ランズ殿なら、頼める。
637名無し三等兵:2005/12/14(水) 17:47:00 ID:???
ヘリ200機の人とか、別に本職と間違われなかったが、禿しく怒られてたぞ。
638名無しの愉しみ:2005/12/14(水) 21:04:54 ID:???
大尉さん、もうそこらへんで許してあげましょうよ。
そしてまた、戦術問題でもやりましょう。

ちなみに今、ダニガン読んでます。
639海の人 ◆STEELmK8LQ :2005/12/14(水) 21:44:32 ID:??? BE:22748227-#
 え?!トルエンさんって千僧駐屯地の第3通大の中の人でしょ

 ちなみに、後列左端(このころは、まだ2尉)

ttp://www.3d.mae.jgsdf.go.jp/3sig/sigindex.htm
640名無し整備兵:2005/12/14(水) 22:36:00 ID:???
>マハン

マハンが今でも日本において高い評価を得ていることが、ほとんど理解不能です。
陸戦におけるジョミニの原則を海戦に適応しようとしたことの評価はさておくとしても、
「ラム戦時代の戦術と砲戦時代の戦術」「帆船の戦術と蒸気船の戦術」を同じ次元で
説いた彼の理論が、現代の英米では(歴史的価値以外は)全く無視されていることは
至当かと思われます。
一応海上自衛隊では「マハンとコルベットの比較」という課目があり、コルベットの
理論も教えられているはずではありますが・・・
(その割には大和特攻の映画とか作られちゃうんだよな・・・「水上部隊の栄光が何だ」)
641トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/12/14(水) 22:47:01 ID:???
>>638
愉しみ氏・・・
許すというか・・・

「どうせ2ちゃん」と方言するような御仁の書き込みはマユにつばして聞いたほうが(w
正直はオイラは彼は騙りだと思ってます。

実は、オイラも「マハン」を最近読み始めました。中央公論新社のヤツ。高い(w
陸コテのオイラはロンメルのアフリカ戦線をイメージしながら読んでます。
でもあまり進まない・・・ヒマも無い(泣

642名無し三等兵:2005/12/14(水) 23:46:31 ID:???
嘗ての対話の記録。まあ、あんまり変わってませんな、軍オタも中の人も(笑)

軍事学革命と日本の防衛 
http://yasai.2ch.net/army/kako/999/999179001.html
軍事革命と日本の防衛 2
http://yasai.2ch.net/army/kako/1013/10133/1013365064.html

編成について語るスレ
http://hobby.2ch.net/army/kako/1028/10284/1028476832.html
編成について語るスレ2
http://choco.2ch.net/army/kako/1032/10320/1032063255.html

大人のスレッド 日本の防衛 戦略と戦術
http://yasai.2ch.net/army/kako/985/985143816.html
日本の防衛 戦略と戦術U
http://yasai.2ch.net/army/kako/987/987659570.html
JSDF Strategic & Tactics
http://yasai.2ch.net/army/kako/987/987392698.html

このスレは古き良き陸戦スレの系譜を継ぐスレと思っております。来し方から
戦訓を抽出しつつ、議論を前に進めましょう。摩擦は何にでも付き物ですから。
『戦争論』といえば81式タンは元気ですかね?
643講釈特価:2005/12/14(水) 23:51:48 ID:???
 トルエン殿。
 洞察力のない馬鹿者なので、もう一度聞きますよ。
 君は本職ではないですよね。

 場合により、>635と、>642の記述によりさらに追撃をしますよ。
 追撃の狙いをよく調べてください。完全なる敵の撃滅です。
 トルエン殿を敵と思いたくありませんが、整備兵殿のようにすばらしい
人間ではありませんので、敢行しようか迷っているところです。
 直レスするのは最後だと言っていましたよね。そして、その後に
でた>635と>642ですよ。追撃の決心をする前になんとか考えて
下さいよ。そして、彼を助けることができる人、ランズさんカモしれません。
整備兵殿は成り行きを見守ってくださいますか。そしてやばい状況になったら
止めて頂けますが。
 言葉には気をつけようという整備兵殿の話し>434の話しでしたが、
トルエン殿は本当によく分かっていないね。取り合えずここまで。
次に続きますよ。謝れという意味ではありません。もっと前向きにとらえる
君の態度にまだ期待しています。
644講釈特価:2005/12/14(水) 23:58:12 ID:???
 そして>639の人。
 
 海の人か。君は自衛官だよね。海上自衛官。
 たれ込みか。その情報は本当だな?
 仲間を売るのか?冷やかしか。
 
 もう一度聞くぞ。君は自衛官だな。
 もしそうだとしたら民間人だとうそをつけ。
 なんでこんな写真を貼るんだ。

 少しは洞察力があり、理解力があると君を認識していた。
 
 だけど、>639の記述をみて、愕然とした。

 おまえ殺すぞ。
645トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/12/15(木) 00:00:26 ID:???
>>643
民間人です。何度も何度も何度も書いています!!!!!!


で敵と思ってもらっても結構です!!!!

貴殿の書き込みはまるっきり信用しませんので!!!!
646講釈特価:2005/12/15(木) 00:06:30 ID:???
 整備兵殿
 
 トルエン殿に追撃を敢行し、完全に立ち上がれないようにします。

 決済をお願いします。

 決済がでなければ、独断で行きます。
 
647トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/12/15(木) 00:06:51 ID:???
>>644

あーあ(w
貴殿はゼークトの言うところのまじめな無能だな(w

銃殺にすべきだ!
648名無し三等兵:2005/12/15(木) 00:08:01 ID:???
闇ルートで入手した野外令合本とか陸戦学会の各種戦術書とかと
照らし合わせてみても、特価氏が書いてる一連の戦術理論や戦術思考法などは
やや教条主義的だが自衛隊的特徴があって概ね正確。
一般人の騙りにしても、相当な資料読み込んでて勉強してると思われ。
つーか騙りならむしろそれはそれで凄い知識量だと思う。
649トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/12/15(木) 00:09:08 ID:???
>>646

そりゃ粉砕もされるよ。
大正時代の日本陸軍に99SPHの3発同時着弾なんてやられた日にゃ(w

で騙りといわれたとたんにファビョッたな(w
650講釈特価:2005/12/15(木) 00:10:36 ID:???
 ランズ殿
 
 トルエン大尉に対する追撃を敢行しようと思いますが、それでいいですか。

 なんとか彼を助けてあげてください。

 いまから徹底的にかれの矛盾点をあげますから。

 そして、彼はつぶれますが、これを読まれているみなさんの勉強には
なるとは思います。

 
651トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/12/15(木) 00:10:57 ID:???
>>648
正直、知識としては認めてる。
でも振る舞いがね(w

オイラも私的に1尉の人に知人(警務隊だ)がいるけどこんな振る舞いはしない。
652トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/12/15(木) 00:12:26 ID:???
>>650

そりゃつぶれるよ。宇垣判定を地でいくんだから(w

で騙りだろ(w
653講釈特価:2005/12/15(木) 00:13:56 ID:???
 いいか、このレスにある全ての君の記述をあらって
いまから君の思考過程がいかに間違っているかを教えるぞ。
(君が前向きな思考からあえてこういうアプローチを取っていると信じてる)
654トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/12/15(木) 00:15:21 ID:???
騙りといったら慌て始めたのは何故だろう?
本職なら慌てたりしなハズなんだけどねぇ(w
655トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/12/15(木) 00:17:38 ID:???
>>653
思考過程とかは必要ないんだよ(w
陸自のドクトリンや砲撃過程を示せばいいだけ。それだけ。
それだけでオイラは貴殿にひれ伏すよ。
656講釈特価:2005/12/15(木) 00:19:50 ID:???
おれはたいした軍人ではない。
だから君の言葉に直ぐ反応する。
おれのような奴は左遷組だからということを前提においてくれ。
陸上自衛隊にはおれのような鼻くそはほとんどいない。
もっと見識と常識を持った人が多い。
そして、話を聞かないのであればそれで言い。
徹底抗戦で行くか?じゃあ、今から提示する君の矛盾に確実に
答えてくださいよ。情け容赦しないからね。
657名無し三等兵:2005/12/15(木) 00:20:23 ID:???
最盛期のベンゼンと比較してもそん色ないな。

荒れるよ、これ。
658トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/12/15(木) 00:22:22 ID:???
>>656
だからそんな必要はないんだって(w
陸自のドクトリンや砲撃過程を示せばいいだけ。それだけ。
ほんとうにそれだけ。
ひれ伏すし、神とあがめるよ。
659講釈特価:2005/12/15(木) 00:22:49 ID:???
>655
 ドクトリンと砲撃課程ですね。
 これだけが君の焦点と考えていいですね。
 別にひれ伏すとか、そんなことは関係ないです。
 君は、いつか誰かが言われていたエキセントリックなDQNではないですね。
660名無し三等兵:2005/12/15(木) 00:23:20 ID:???
情報の保全には気を付けてくれよ。つうか、ぶっちゃけ厨佐だろ?
661名無し三等兵:2005/12/15(木) 00:24:59 ID:???
厨佐は戦術関連のスレッドで、後半に必ず登場していたな。
662トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/12/15(木) 00:26:06 ID:???
>>659
本当にそれだけですよ。
ドクトリンが分かればその軍隊の考えかたが分かるわけですし、
オイラの砲撃の概念はWW2くらいで止まってますんで、
その辺は解説頂ければものすごく有難いです。
自分の間違いがどの辺にあるかも分かりますしね。
663名無し三等兵:2005/12/15(木) 00:26:19 ID:???
2ch軍板としては彼の知識は惜しい。
664講釈特価:2005/12/15(木) 00:26:20 ID:???
つけたし。
違うな。きみを納得させるためのものだけではない。
それできみを納得させても君のためにならない。
いままで君がしてきた愚鈍な思考過程を洗って君自身のために
しなければならない。今でも民間人だと信じるぞ。
海の人のくそたれ込みは信用しないし、次の攻撃目標は
海の人だ。スレの最初から読んでいまから準備しておけよ。
665講釈特価:2005/12/15(木) 00:28:30 ID:???
房佐って誰です?本当にわかりません。
多分というか、違います。嘘はつきません。
言葉で伝えるのは難しいですが、私は1尉であり、佐ではありません。
666トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/12/15(木) 00:28:39 ID:???
>>664
いや、ぜひご教示願いたい。本当に。
本当に知りたいです。
自分の過ちも分かるし。
667名無し三等兵:2005/12/15(木) 00:29:55 ID:???
>>664
海の人のはネタだよ。軍板に常駐してればわかるが。まあ画像貼り付けはさすが
にやり過ぎだと俺も思うが。飲んでるならとりあえず水を飲んで落ち着いて。
668名無し三等兵:2005/12/15(木) 00:30:23 ID:???
大尉殿も煽りが上手くなったな。
669トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/12/15(木) 00:30:36 ID:???
>>667
まったく、海の人は(w
670トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/12/15(木) 00:31:47 ID:???
>>668

そんなに早く(w
貴殿は洞察力があるね(w
671名無し三等兵:2005/12/15(木) 00:32:29 ID:???
>>665
厨佐はあなたじゃありませんよ。
672講釈特価:2005/12/15(木) 00:33:47 ID:???
 トルエン殿 

ごめんなさい。貴官の質問。
○ ドクトリン
○ 砲撃
 の話ですが。デキマセン。お許しを。たいしたことない軍人もどきです。
 これで終わりです。

 次に何を話しましょうか。
673トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/12/15(木) 00:36:15 ID:???
ありゃりゃ(w
674講釈特価:2005/12/15(木) 00:36:54 ID:???
 整備兵殿ーーーー・またこんなになっちゃいました。
 お助けを。
 そして、他の方々なにか身になる提案を。
 それとももとの「相対戦闘力の優越」に話を戻しますか。
675講釈特価:2005/12/15(木) 00:39:23 ID:???
 トルエン殿

 ここは戦術戦略研究スレ。無駄に使うのはやめましょう。
 君の疑問に答える能力は私にありませんが、
 君の論理的思考を違うスレで書きますので。
 じ後の勉強にしてください。
676名無し文官:2005/12/15(木) 00:42:36 ID:???
もう荒れ荒れですね。
次の展開が読めそうです。

なんか読んでいるのが辛くなってきたので、
昔の雰囲気に戻してください…onz
677トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/12/15(木) 00:44:38 ID:???
>>675
ドクトリンや砲撃課程は戦術を考える上で欠かせない要素だと思うのですが?
ついでに言うとオイラの一連の書きこみはドイツ風と日本風のドクトリンのWW2の
混ぜ合わせ風味となっております。
よってドクトリンが分かればその国の軍隊の特性がわかるのです。
前スレで整備兵氏がその一端を匂わせています。防秘に触れないように。
678講釈特価:2005/12/15(木) 00:44:45 ID:???
 治しましょう。だれかいませんかね。
 矛盾点を探すのも結構疲れるので。その結果勉強になることは
あるのでしょうが、どうも後ろ向きな気がして。
 文官殿。何か前向きに考えられる要素はないですかね。
679講釈特価:2005/12/15(木) 00:47:07 ID:???
 トルエン殿。君に負けました。君の能力は凄い。
 断片的な知識を身につけて、洞察力のないたいしたことのない
現職の1等陸尉が間違えました。本当にそう思っています。
自信を持ってください。だけど、自己満足にとどめず、それを何かに
いかす努力をしてください。
680トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/12/15(木) 00:47:13 ID:???
>>678
オイラも人間です。矛盾はあるかもしれません。
だからそれを知るためには、ドクトリンと砲撃課程は必須です。
オイラはそれだけで分かりますので。
681名無し三等兵:2005/12/15(木) 00:48:03 ID:???
>>674
>>642を張ったのは私ですけど、一読することを勧めします。対話の試みがどのよう
な反応で迎えられたか。あとスルーすることも時には大事ですよ。
682トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/12/15(木) 00:48:46 ID:???
独り言。
正直、知りたかった。
自己満足?
軍ヲタは一生の修行。とはオイラがあちこちに書いています。
683講釈特価:2005/12/15(木) 00:49:06 ID:???
 じゃあ、ここで違う問題提起をしましょう。

 問題 防御をする際、主動性を獲得するために一番重要な要素はなにか。

684講釈特価:2005/12/15(木) 00:50:30 ID:???
>681 了解!ありがとうございます。読んでみます。
685名無し三等兵:2005/12/15(木) 00:52:04 ID:???
>>677
戦術考えるにおいて戦術的思考過程は重要だよ。
ドクトリンだけ知ってても実地に応用できないから。
686トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/12/15(木) 00:52:23 ID:???
>>683
防秘に触れない範囲で仄めかしてくれるだけでも結構なんです。
オイラは分かりますので(懇願
687名無し三等兵:2005/12/15(木) 00:52:41 ID:???
>>676
軍事板始まって以来かと。
今まで 荒れても一つのスレッドで200レス中には終わって次の日からは
リセットされてた。
罵倒はあったが、「殺す」とか「次はお前だ」とか軍事板では初めてだよ。
ベンゼン中尉は鼻につく騎士道風な態度が反感を買ったが、
今回はその都合よい話の反らし方だな。

一度荒れたら 関係者は一週間ぐらい謹慎はしていたろ。(謹慎中は名無しに戻るとか)
688トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/12/15(木) 00:54:09 ID:???
>>685
それは白紙戦術だよね。
でも実戦ではたいがい各国ドクトリンにしたがって行動しています。
戦史をみればあきらかです。
689Lans ◆EDLansNRRQ :2005/12/15(木) 00:54:27 ID:???
はぁ〜会社から帰ってきたら…もめてるなぁ…
確かに特価殿の態度は、コミュニケーションをとる上で非常に問題があると思いますが…

とりあえず、トルエン大尉の過去の書き込み時間(私とかが常駐するスレなど)を鑑みても、
民間人と判断しています。

また海の人の基本スタンスは2chにおいてコテが人物を特定されやすくなった場合、
たとえそれが他人であっても必ず欺瞞掩蔽工作を行う傾向があるように思われます。

これは本職にとっても民間にとっても2chとしての保全措置として、
また、彼自身の主義主張(2chにおいての特定は無意味であり2chの特性をさまたげるものである)の為
(のような事を以前から言ってた気がする…間違ってたらすまんです)
に行っているように思えます。

また、彼は以前から「元」と言っておりますので、書き込み頻度や時間から考えても
過去はともかく、今は民間との主張をある程度は裏ずけているように思えます。

さて特価殿は、思考方針、知識から察すると本職、もしくは元ではないかと推察
でこれ以上の混乱と煽りは、お互いの為、まったく無意味ではないかと…
690トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/12/15(木) 00:56:58 ID:???
>>689
でもLans丼。
Lans丼も本音は知りたいはず(w
691Lans ◆EDLansNRRQ :2005/12/15(木) 01:00:18 ID:???
ただ、特価殿の議論方向にも意識的な誘導の意思を感じるのですが…
まあ、このスレとかは普段は旧軍の戦術問題を論ずるなど、

お よ そ 民 間 人 が 出 入 り す る よ う な ス レ で は な い 

ので、お互いが

「あーは言ってるが、ホントは本職じゃないか?」

と疑心暗鬼になるのも、当然かもしれません。

と言う事で、本職かもしれない、民間かもしれない
常に上記を肝に銘じ、どちらであっても問題の起きない態度を取る事が肝要ではないかと思います。
692講釈特価:2005/12/15(木) 01:02:40 ID:???
トルエン殿

私が知っている限り、ドクトリン、つまり教義というものがありません。
野○令もドクトリンではないのです。
そして、砲撃、つまり特科部隊ですか。私は専門でないので、詳細な
ことを教える自信がありません。
 貴官の切れる頭で他に当たってください。
 でも、一つ方法があるのは、米軍教範です。これはインターネットで
公開されていますので、一つの尺度として勉強してもいいかもしれません。
いつか貴官が言われていた、歩兵を支援するための砲兵火力、そして、
戦況の推移に伴う砲兵陣地の推進。そして、効力射と、弾幕等といった
話はこれで勉強できるはずですよ。その時に貴官が言われていた
そんなことをやったら死体の山という話がありましたね。確かに、死体の
山ができるでしょう。イラク戦争とか見ていると徹底的な航空攻撃、そして、
トマホークとか、そして砲兵による銃弾爆撃、焼けこげになっているところに
歩兵が言って生き残りをつぶす。でも、市街地だから結構生き残っている。
ファルージャの戦闘とか。
 米軍教範とかいってもやっぱり英語ですので最初はよみずらい。私も
貴官が疑問に思っている砲兵運用について読んでみます。そして、ここに
少しづつ書いていきますので。でもいっぺんにできないので。少しづつ。
これで許してください。トルエン殿。私は貴官が好きです。
693Marderhund ◆yQrL5vI632 :2005/12/15(木) 01:04:13 ID:???
>>686
「具体的な内容なぞ貴方が知る必要が全くない。ということです。」
ってやつですな。
こう言うのもだめらしいんだけどね。

申し遅れましたが195です。

経済学の話しを出したのも私です。自由意志が絡むと思われるようなことを
どうやって社会科学では処理しているかについて考えてもらいたかったのですよ。
そしてその方法の限界を。
694トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/12/15(木) 01:05:42 ID:???
ホントに民間人ですよ。もっとも知人にはJ官は居ますが・・・
オイラの親父も自衛官(退役時曹長)ですし・・・
でも陸曹だから野外令はもってなかったなぁ(シクシク

でも本棚あさってたら「服務小六法」があって、見てみるといたるところに線がひいてあって、
親父も勉強していたんだなぁとプチ感動・・・
6951J ◆KoxG3j4sWc :2005/12/15(木) 01:06:11 ID:???
・・・・・・
まあ全裸キャラも此処をロムってるわけですがw

あれじゃ傍からみてると粗しにしか見えんとで・・・・・・
696講釈特価:2005/12/15(木) 01:07:58 ID:???
 トルエン殿!仲直りできましたかね。
 中学生のようなレベルですが。当方33歳。1等陸尉です。
697講釈特価:2005/12/15(木) 01:10:25 ID:???
 で、戦術戦略研究スレですから。

 当方が提示した問題

 防御における主動性で一番大事なものはなにか?に戻りましょう。
698Lans ◆EDLansNRRQ :2005/12/15(木) 01:11:24 ID:???
>マハン
さて、マハンですが、まだ第4章なり

衝角戦法や帆船時代のながれをそのまま現在に引きずっている部分にはまだ達していませんが、
米国の戦力2分策をナンセンスでくくってる所に違和感を感じます。
(とはいっても十分な戦力があれば、それは妥当となる…とかかれてはいます)

ただ、ここは当時の国際情勢と保有戦力が現在とは全く違っているので、
現在の感覚で判断してはいけないのでしょう。
(WW1以降、WW2までに2分に十分な戦力を整備しましたし、なにより欧州の海上戦力が自滅してますから…)
(スカパフロー…英国も戦後は削減著しいですしね…)

ただ、前半の陸戦原則を例にした分析部分は、それなりに評価してあげても良いのでわ?とも思います。
陸戦や海戦の思考方向の歴史的変遷、変化を学ぶのは、過去の上になりたつ現在を理解する上で重要と思うですよ。
(それが成功であれ、失敗であれ…)
699トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/12/15(木) 01:14:01 ID:???
>>692
>野○令もドクトリンではないのです。

うーん、なるほど!指針であるということですか。
70年代に統幕議長だった栗栖弘臣氏が書いていた、
「仮想敵国ソ連」には方針みたいなものが記述されてましたが、時代が違いますしね・・・

>米軍教範
やはりJ隊は米軍を規範にしてますからね・・・
英語、わかるんだけど、読むのに時間が・・・仕事が・・・LOTO6・・・2等でいいのに・・・
700名無し三等兵:2005/12/15(木) 01:15:38 ID:???
膿の人がふざけたお調子もので馬鹿ってことは軍板に長いこといれば良くわかる。
雑談スレでかなり叩かれていつのまにか消えた男だ。
相手にするだけ馬鹿らしい。
701トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/12/15(木) 01:19:30 ID:???
>>700
まったくです。今回ばかりはタチが悪い。
702名無し三等兵:2005/12/15(木) 01:34:48 ID:???
何か荒れたりするがこのスレには不思議と魅力が有るなw
703講釈特価:2005/12/15(木) 01:59:17 ID:???
>699
 忌憚のない意見を続けますよ。
 うーんなるほどとか、軽い口調に私は怒ってしまうのです。 
 貴官は結構軍事に詳しい民間人です。そんなに簡単にわからないはずです。
 ドクトリンがないということに関して、貴官は本当に君の問題点を解決できたのですか。
 それが君の一番きらいなところです。もう一度、攻撃をしますよ。
 攻撃の狙いということを以前に言いました。それをこのスレを最初から読み返してください。
 そして、J隊は米軍教範を規範にしているとか簡単に言いますが、そんなに簡単なもので
ない。君と本当に仲良くするためには、時間が必要だな。いずれ君をもう一度攻撃する。
それは遭遇線なのかもしれないし、停止して防御した陣地攻撃下もしれない。
 ただ、クラウゼビッツの考え方で言う防勢優勢という考え方を適用すれば、私はまず陣地防御
をする・ただし、君が攻撃しない限り戦闘は生起しないのでずっと待っていることになる。
 じゃあ。、どうしようかな・・・・・・
704名無し三等兵:2005/12/15(木) 02:38:17 ID:???
普通の会話において「攻撃する」とか「遭遇線」とか「陣地攻撃」などの
言葉を使わずに普通の単語でお願いします。
例えで使っていることは分かりますが 正確に意味が全然伝わらない。

パリの大学の教授は コミニュケーションの講座を受けてから生徒達に講義します。
いくら 専門の授業でも 時に使うのはよしとして 頻繁に日常使う語を専門用語に
組み変え会話しては 成り立たない。
連続で使っていくと 意味がわからなくなる。

書き込むことによって「自分自身に言い聞かせている」 ぐらいの印象しか
受けない。
軍事用語などを使って自分の思考や行動を表すときは特に。
705講釈特価:2005/12/15(木) 02:58:18 ID:???
>704 夜も遅いでの最後に。

 ここは戦術戦略研究スレです。
 戦術用語をつかってコミュニケーションする?いいじゃないですか。
 ココに来ている人たちは、戦術・戦略というものに対して、関心を持っていいる人たち。
 全ての人たちに国防の重要性とかを情報提供するものではない。
 もう一度言います。ここは、戦術戦略を勉強するスレです。
 パリの云々とか高尚なことを言っていますが、ここは違います。
 ブルジョワの話をしたければ他に言ってください。
 ここにいる人たちは、本当に「戦い」をいうものを真剣に考えているのですよ。
 「陣地攻撃」とかいろいろ言っていますが、これでいいんですよ。このスレでこの
「陣地攻撃」というものを勉強して、スレが704まで来ているんです。
 あと自分自身に聞かせている、という話ですか。そうですよ。いろいろなことを
考えていく上で、自問自答の発言が出てくるわけですよ。人間だから。そして、軍事は
やっぱり難しいから。
 いきなり入ってきて、「正確な意味がわからない」などと。本当にここに来ようと思ったら
勉強しなさい。又は勉強する気持ちを見せなさい。ブルジョワ階級のひと。
 ここはブルーカラーの城です。
706講釈特価:2005/12/15(木) 03:19:32 ID:???
 そういえば膿の人はどこに行った。
 彼は絶対に許せない。ロジックでつぶすとかそういう問題ではない。
 日本国民として確実に排除しなければならない奴だ。
 大尉に対する戦果拡張とは訳が違う。
 だれか、こんなくだらないやつはサイバー攻撃をかけて
彼のパソコンを無効にせよ。 

 模擬の採点をしている。くだらない論文ばっかりだ。
707名無し三等兵:2005/12/15(木) 03:38:26 ID:???
わっはっは 
あなただったら そう言ってくるんじゃないかと思っていたが そうだった。

(パリの例を出したのは) 専門の授業では むしろ専門用語をそれ以外の
用法で使ってはだめなんだよ。高尚ではなく 分かりやすい議論のやり方の話。
パリのブルジョワの得意になってる”人達に” 分かりやすい会話方を訓練しているという
話。幼稚で過激な言葉で会話するなと言うことです。

もう一度言います。ここは、戦術戦略を勉強するスレです。
用語は 紛らしく使うのではなく 正しく使うべき。
あなたにしか通じてないから。相手が勉強不足とか思い込まないで下さい。

>あと自分自身に聞かせている、という話ですか。そうですよ。
やんわりとした表現を使ったけど あなたの場合自分に暗示をかけているんじゃ
ないかと 思えますよ。意識せずに。
話を都合よく変えるとことか、勝手に終了宣言するとことか。
「終わりにしましょう」とか言いつつ あなたが突然思い返したように 話を蒸し返して
いるか、「戦術を考えるスレッドですよ」と言って また同じパターンで荒れる。
708名無し三等兵:2005/12/15(木) 03:39:13 ID:???
709名無し三等兵:2005/12/15(木) 03:39:53 ID:???
710海の人 ◆STEELmK8LQ :2005/12/15(木) 08:50:30 ID:??? BE:6499722-#
>644
 通報シマスタ
711名無し三等兵:2005/12/15(木) 10:37:35 ID:gC8zIB10
客観的に見ても殺意がにじみ出てる。
>>644はマジでヤバイんじゃないか?
712トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/12/15(木) 11:46:52 ID:???
>>703
>J隊は米軍教範を規範にしているとか簡単に言いますが、そんなに簡単なものでない。

その辺は熟知しているようですので解説をお願いますね。
日米の違いを比較しながら具体的にお願いします。
713名無し三等兵:2005/12/15(木) 12:59:22 ID:???
防御において主導を確保するために最大留意すべきことは
縦深の確保と利用、予備戦力を控えておくことと、逆襲の時機を見誤らないこと
じゃないだろうか。

米軍教範を見ると用語が全然分からないですね。seafとか言われても
あんまし意味が分からない。逆に突撃破砕射撃とかは相当する言葉がなかなか
見つからない。FPF(final protection fire)とかそういうのが出てくるけど
これは微妙に違う。
714講釈特価:2005/12/15(木) 13:10:31 ID:???
>707

 貴官の言っていることの目的がよく分かりません。
 (私への煽りですかね。)

 用語を正しく使用するという点では全くの同意です。
 ただ、幼稚で過激な言葉で会話をするなと言うのは、君が
このスレを読むに当たって不愉快だからと言うことでしょうか。
それは君自身の問題では?まあ他にもそういう人がいるかも
しれないので、発言には気をつけよう。
 自分自身への暗示の件はその通り、ただ、その私のマスター
ベーションでも、自分の勉強になり、これを読んでいる人たちの
勉強になると信じるのでこれからも続けます。
 「終わりにしよう」とか「話を急に蒸し返すとか」。うーん、その通りです。
私は人間です。しかし、話を都合良く変えるというところはどうでしょうか。
話の論点が飛ぶことはあると思いますが、その思考過程にブレはないと
信じています。ただ、前に言っていたことに対し、自分が間違っていたと
気づいたら訂正するときもあります。
これを都合のいいようにとしているのですということですか。

 この解答も、たぶんあなたの想定内でしょう。
 声高らかに笑ってやってください。
 で、戦術戦略を研究しましょう。
 
715講釈特価:2005/12/15(木) 14:53:07 ID:???
トルエン殿、まず米軍が考えるところの火力の意義から調べてみました。(やっぱむずかしいわ!)

  Firepower provides the destructive force essential to overcoming the enemy’s ability and will to fight.
  火力は、敵の能力又は戦う意志を挫くのに必要な破壊力を提供する。
  Firepower and maneuver complement each other. Firepower magnifies the effects of maneuver by destroying enemy forces
  火力及び機動は、相互で補い成り立つものである。火力は、敵部隊を撃破することによる機動の効果を促進させる。また、
and restricting his ability to counter friendly actions; maneuver creates the conditions for the effective use of firepower
友軍の行動を阻害する敵能力を制限する。機動は、火力の効果的な使用をのための環境を創ってくれる。.
  The threat of one in the presence of the other magnifies the impact of both. One without the other makes neither decisive.
  そこに実際に存在する敵は、火力と機動の両者が一体化した形で決定的なものになる。
  Combined, they make destroying larger enemy forces feasible and enhance protection of friendly forces.
  諸職種連合という概念は、されに大きな敵を撃破することを可能にし、そして友軍の防護をも強調するものだ。
.
  長いので2貝に分けてみます。それでも知りたいですか。
716講釈特価:2005/12/15(木) 14:54:37 ID:???
 続き。  

  Firepower is the amount of fires that a position, unit, or weapons system can deliver.
  火力は、それは、位置、部隊、兵器システムが提供する弾薬の量である。
  Fires are effects of lethal and nonlethal weapons.
  弾薬は、致死的、そいて非致死的な兵器である。
  Fires include fire support functions used separately from or in combination with maneuver.
  火力は、離隔して行動する部隊、あるいは、機動と連携した火力支援を含む。
  The extended range, capabilities, and accuracy of modern weapons systems (direct and indirect)
  近代における直射及び曲射の兵器システムの火力の延伸、能力、正確性及び目標捕捉はシステムは、
and target acquisition systems make fires more lethal than ever before.
以前にも増してさらに致死性を高めている。
  These capabilities also allow commanders to create effects throughout the area of operations (AO).
  これらの能力は、指揮官が作戦地域全において効果をもたらすものを許すものである。
  Commanders integrate and synchronize operational and tactical fires to accomplish their mission.
  指揮官は、戦略的火力と戦術的火力を一体化若しくは連携させて、任務を達成する

 これが米軍の言うところの火力の意義らしいです。英語知識の不足から自分でも十分理解できない箇所があります。
717講釈特価:2005/12/15(木) 15:04:46 ID:???
 貴官の言われる「砲撃過程」とは、どのような範疇のことでしょうか?

 例えば、ここまでの内容を私なりにまとめると。

 米軍の考える火力とは?

○ 火力は破壊力を提供するもの
○ 機動とよく連携してその効果を十分発揮するもの
○ その結果、われの防護性にも寄与するもの
○ コンバインドアームズによってさらにその効果がおおきくなるもの
○ 兵器の進歩は火力の効果を大きくしている。
○ 致死的かつ非致死的にしようできるもの
○ 遠くまで弾が飛ばせる便利なもの
○ 指揮官が使う上で、戦略的なもの、戦術的なもの

 という感じでしょうか。貴官の質問にどう答えようかと考えたとき、
◆ 「戦略的」「戦術的」で分けて考えなければならない。米軍教範をみると、砲兵の運用にも
 軍団レベル、師団レベル、旅団レベル、大隊レベルといろいろとあります。
◆ 砲撃とは、大砲のことだけではなさそう。(航空部隊:攻撃機、爆撃機、攻撃ヘリ等)
◆ 戦術行動によっても違いそうです。攻勢?防勢?その他?

 いや、貴官の質問に完全に答えるのは本当に時間がかかりそうです。
 (今日は代休なので、いろいろと考えようと思ったが、正直その思考範囲に
 ちょっとめげてます。)
718講釈特価:2005/12/15(木) 15:57:37 ID:???

(続き)

 ア Support Forces In Contact
   接触中における支援
   Commanders must provide responsive indirect fires to protect and ensure freedom of maneuver for forces involved in decisive, shaping, and sustaining operations.
   指揮官は、即応性ある曲射火力を発揮して、決定的な状況、戦闘環境を整える環境(?)、作戦を支える状況において、部隊の機動の自由を確保することに努力しなければならない。

   The process by which this support is provided in all phases of war is discussed in FM 6-20, FM 6-20-60, and FM 6-20-30.
   戦争の終始を通じて提供される火力支援による過程は、その他のFM 6-20, FM 6-20-60, and FM 6-20-30において記述する。

 もしかしたら、最後の記述がトルエン殿のニーズにそうものでしょうかね。


719講釈特価:2005/12/15(木) 15:58:04 ID:???
まあそれにしても、発散するのを覚悟して、いろいろ考えてみましょうか。

 FIELD ARTILLERY MISSION
 野戦砲兵の任務

 The mission of the FA is to provide responsive lethal and nonlethal fires and to integrate and synchronize the effects of fires to achieve the supported commander's intent.
 野戦砲兵の任務は、致死的及び非致死的な即応性ある火力を提供することである。そして、火力の効果を統合させ、そして連携させ、支援すべき部隊の指揮官の企図を成し遂げることに資する。
1 FIRE SUPPORT
  火力支援
(1) FS is the collective and coordinated use of land- and sea-based indirect fires, target acquisition (TA), armed aircraft, and other lethal and nonlethal systems against ground targets in support of the force commander’s concept of operations.
   火力支援は、統制調整されて地上及び海上をベースにした曲射火力、目標捕捉、武装した航空機及びその他の致死的及び非致死的なシステムであり、部隊指揮官の構想を支援するためにあたって、地上目標に対して発揮するものである。
   Lethal FS consists of indirect fire weapons and armed aircraft to include FA, mortars, naval surface fires, and air-delivered munitions from fixed-wing and rotary-wing aircraft.
   致死性のある火力支援は、曲射火力、武装した航空機、これには、野砲、迫撃砲、艦砲、固定翼機、あるいは、回転翼機による経空からの火力発揮を含むモノである。   
   Nonlethal means include electronic warfare (EW), psychological operations (PSYOP), offensive information operations (IO), and munitions such as illumination, smoke, and riot control agents.
   非致死性の手段については、電子戦、心理戦、攻勢的情報戦、(誤訳かも)、照明弾、煙弾、鎮圧効果のある物体といった弾薬を含む。
   FS is most effective when its effects are massed. The four basic FS tasks, equally applicable to the FA, are:
   火力支援は、その効果が集中されたときに最も効果を生む。4つの基本的な火力支援は任務は、以下のように適用することができる。
720講釈特価:2005/12/15(木) 15:59:20 ID:???
 スミマセン。スレの送信順序を間違えた。

 >719→>718の順序で読んでくださいませ。
721名無し三等兵:2005/12/15(木) 17:55:33 ID:???
>>713
FPFで合ってます。
「一応」ね
722講釈特価:2005/12/15(木) 18:12:05 ID:???
>713
 
 防御における主動性の中で一番大きいと当方が思うもの

 「戦場の決定権がある」である。

 防御は、敵が向かってこようという意志がある上で初めて成り立つものではあるが。
 で、敵が何らかの目的をもって自分の方にやってきている事実があり、
スタートをした地点(例えば上陸地点)があり、そして、目指しているゴール
(例えばどこかの都市)があり、その途中に山があったり、谷があったり、
細い、太い道があったり、切り通しがあったり、川があったり、海があったり、
町があったり、森があったり、草原があったり、いろいろするのでしょう。
で、敵がゴールにたどり着かないように蓋をしてくださいという必要性があり、上級部隊
がここで戦いたいからここで何とかしてくれないかと言ったくしがらみが全くないとする。
このような状況では、敵のスタート地点と、ゴール地点の間にあるいろんな場所の中でも、
自分が一番戦いたいところを自由に選べるのである。

 例えば、100人の侍に対して4人で戦わなければならないとする。でこの100人は、
邸宅にいる我が本当に尊敬している主君を殺そうとしているとする。で、どこで戦うか。
敵がかならず通らなければならない民家と民家の間で敵を待ち受けるとする。ここは、
どう考えても、敵の侍が一人でしかた戦うスペースがない。まず、この民家と民家の
間に1人の侍をおき、ここを主戦場とする方法か。もう一つ有利な場所がある。その民家と民家の
出口で2人くらいで待ち合わせをする方法である。敵の侍は、一人一人しか出てこれない。
しかし出口で待ち受ければ、2人、できれば、3人で待ち受けをできる。できればと言ったのは、
1人は、100人の敵にあえて近づき、自分たちが待ちかまえているところに誘導できるように
するのである。これは前方地域における戦闘となるのである。

 うすあまーい机上の、教条的な考え方ですが、みなさんのお役に立てれば。  
723名無しの愉しみ:2005/12/15(木) 18:37:45 ID:???
問題 防御をする際、主動性を獲得するために一番重要な要素はなにか。

解答
1.要旨
防御は受動に陥り、行動の自由を失い易いため、各級指揮官は堅固な意志をもって
勉めて主導的に企図を遂行し、乗ずるべき機を失せず利用し、必要であれば配備を変更し
既に築設した陣地を捨てる事に躊躇してはならない。

2.主導的戦闘指導
a索敵
第1線部隊は敵の兵力区分、到達地点、後続部隊等の有無及び状態、攻撃準備等の程度を適時報告し
上級指揮官の主導的戦闘指導に資することが緊要
b前進陣地・警戒陣地
前地の要点を占拠し、敵の攻撃遅滞等の目的のためなるべく長く要点を保持して
敵の索敵を妨害し、極力敵情を捜索し、敵の攻撃に関する意図を偵知するが
敵の小部隊、斥候等に対しては積極的にこれを排除する。
c砲兵
交通の要点に射撃を行う事で敵の行動を妨害し、かつ敵の準備が充分でない時期に乗じ
機先を制して敵の攻撃準備を妨害。
724講釈特価:2005/12/15(木) 18:41:24 ID:???
 トルエン殿

 日本と米軍の相違ということでしたが、日本の砲兵運用は専門ではないので、
わかる範囲で。そして保全に着意。

 日本の火力運用の概要

1 火力の意義
  敵に威力を直接与える要素を火力という。火力にも様々な火力がある。@対地火力
(歩兵火力、戦車火力、砲兵火力、ヘリ火力、航空火力、艦砲火力)、A対空火力、
B対海上火力。火力は、機動とよく連携することにより最大限の効果を発揮し勝てる。

2 地上火力の骨幹たる砲兵火力
(1) 特性:威力強大な長射程火力を随時随所に集中して、広範な地域をやっつけられる。
(2) 必要な時期に大量な火力を集中することに努力
(3) 不安定な状況である戦場環境において確実に目的を達するには統一運用が望ましい。
(4) 場合に応じて、砲兵部隊に対する期待度がことなる。
   @ある部隊に直接寄与できるようにする場合、A特定の役割を期待せず融通性を
  持たせる場合、B火力が足りないので足す場合、CAとBの両方を期待する場合

3 戦闘における砲兵の一般的な戦い方
(1) 第一線に対する協力だけでなく、その後にいるさまざまな敵の脅威
  (敵砲迫や対空部隊とか、予備隊とか)に対し、火力を常に上手に発揮して、常に
  我が優勢を得られるように頑張る。
(2) 第一線に対する協力するに際しては、そのニーズにいち早く答えるように頑張る。
  この際、その他に対する火力協力とのバランスを常に考える。
(3) 砲兵部隊に予備はない。休む間もなくズーと仕事をする。

 (続く)
725名無しの愉しみ:2005/12/15(木) 18:47:28 ID:???
d対戦車戦闘
敵戦闘車両においては、陣地前に破壊に勤める。
砲兵は、優勢な戦車群を発見すれば、その待機中,前進中に拘らず
状況の許す限り、火力を集中し速やかにこれを破壊する。
e逆襲
敵の攻撃が我の陣地前で頓挫した時や、敵兵が陣地に肉薄する状況に陥った場合
積極果敢に逆襲する。

3.緒言
防御の目的攻勢を企図する場合は、好機の発見とともにすかさず攻撃移転に移ることが肝要。
攻撃移転は防御戦闘における最も重要な部分であり、最も主導的に指導するべきことである。

帰ってきたら…もう荒れ荒れで、読んでて辛いです。
とりあえず、元に戻るまで離れます。
726名無し三等兵:2005/12/15(木) 19:46:27 ID:???
>>722
「戦場の決定権がある」といっても敵にその戦いたい場所を迂回されたら
途端に無価値になるんじゃない?
727講釈特価:2005/12/15(木) 20:06:50 ID:???
>722
 その通りです。ただ、もう一度「戦場の決定権」ということを考えると、
防御を行う地域は、「敵が必ず攻撃しなければならない地域」を選定する
ことになるわけです。ここで、防御側がミスをした場合、敵に迂回を許して
しまうことになるわけです。
 防御は受け身ですが、まず最初に主動性を発揮できるのは、戦場の決定。
ここは攻撃側が確実に通ることが間違いないということになれば、そこに蓋を
すればいいだけです。
 確かに言われるとおり、迂回なんかを許したら自分が決めた戦場を放棄して、
攻撃側が決めた戦場で戦うことになります。こうなったら身も蓋もありません。
728講釈特価:2005/12/15(木) 20:17:46 ID:???
 愉しみ殿。一般の方が書かれたものと考えると、すばらしいものであると思います。
記述体型とか、内容とか。ただ数点、私が個人的に思うところを書かせて頂いて
よろしいでしょうか。(私のいってることが間違っていたらさらに指導してください。)

 まず問題のとらえ方ですが、防御、受け身、主動性、一番大事なことです。

○ 要旨:防御は受け身だから主動的にやろうというポリシーは伝わります。
  ただ、築城した陣地を捨てることに躊躇するなということと主動性の関係に
  疑問を覚えます。
○ 主動的戦闘指導:戦闘指導ということですので、実際に戦闘を交える場面に
 なるのでしょうか。戦闘をする前に頭の中で考える、つまり計画をするはずです。
 この計画の段階で主動性を考える必要はないでしょうか。
○ 主動とは、敵に先んじること。俺がこうするから、敵をこうさせる、という風に
 私は考えています。ですので、我が敵をやっつけるということを基準にして、
 ここでこうやっつけたいから、情報を取るとか、機関銃をこう向けるとか、部隊を
 ここに沢山配置して、ここはうすくするとかいう、かきっぷりはいかがでしょうか。

 自分で問題を出しておきながら、正しい答えも出せないのに偉そうなことを
書いています。お許し下さい。
 というか、愉しみ殿の本レスのコントロールをいつまでも懇願してます。
729名無し三等兵:2005/12/15(木) 20:43:19 ID:???
>>727
「敵が必ず攻撃しなければならない地域」に戦場が限定されてしまうなら
「自分が一番戦いたいところを自由に選べる」わけではなく
「戦場の決定権がある」とは言えないのでは?
730講釈特価:2005/12/15(木) 20:53:46 ID:???
 まず、攻撃側からの観点で考えます

○ 例えばこんな時季はずれな前提。
  
 政治的摩擦から戦争状態になった→敵は部隊を前進させた。
 敵の大部隊がどこかに上陸→橋頭堡を築いて戦闘アセットを揚陸完了
→当面準備は整った、そして計画中、命令下達
→揚陸地点から約1000km離れたA市を占領するため近々前進予定  
731名無し三等兵:2005/12/15(木) 20:58:43 ID:2x/9cpjw
(続き)

(我の対応)
 とりあえず上級部隊を持たない1コ師団で何とかしようとする。
(かなり現実的でないが)
揚陸地点からA市までは、何本も経路があるが、その経路は、
a地域、b地域、c地域において集約している。この3点は敵は
必ず通る。この中で、自分が一番いいところを選んで、準備にかかる。
そして、予期の通り目の前に敵がきたらこれを拒む。

 ※これに空中機動という要素が入ったり、師団の上級部隊や、同列の
  部隊が存在するとさらに複雑になるのでここでは割愛。
732講釈特価:2005/12/15(木) 21:09:08 ID:???
 貴官の言いたいことも理解できます。
 が、戦闘は相手がいる以上、自分本位で決めてしまっても戦いにならない。
 戦場は防御が決定するが、攻撃側が攻撃しなければ戦闘は始まらない。
 攻撃側がとおらないところに陣地占領して頑張っても、A市に無血入城を
 許すことになる。何のために防御をするのかといった必要性がわからなくなる。

 それにしても別の観点から考えると一概にそうは言えないこともあるかもしれない。
 敵の企図が地域を獲得することになく、日本人を皆殺しにしようとしている場合。
 この場合は、防御側が一番戦いやすいところを選んだ方がよいのかもしれない。
 我が如何に防御しようと、敵は皆殺しにすることを目的とするので、防御を準備
しているところにやってくるでしょう。
 だけど、政治の延長である軍事という観点なら、日本のまわりにインディアン狩りを
するような国はありますかね。
733名無し三等兵:2005/12/15(木) 21:20:57 ID:???
>>729
「敵が必ず攻撃しなければならない地域」の中から「自分が一番戦いたいところを自由に選べる」
のだと思います。

防御の本質は「待ち受けの利」にあるので、
「敵の必ず攻撃しなければならない地域」において
地形を利用して配兵し、障害を工事し、補給を整え、射撃の準備を行えば
戦場に到着した敵が準備の整わない間に、
我に有利な戦闘を強要できるのではないでしょうか?



734講釈特価:2005/12/15(木) 21:49:31 ID:???
 激しく同意します。

 防御を行う上での最初の主動性は、戦場選択の自由(それにある程度制限はある。)

 でどうでしょうか。

735名無し文官:2005/12/15(木) 22:01:17 ID:???

>問題 防御をする際、主動性を獲得するために一番重要な要素はなにか。

前にCGSの問題で似たようなのは見たことがあるような?
「陣地防御において主導的な戦闘指導を行う為に着意すべき事項を述べよ」
といった感じでしたか。
愉しみさんの解答は、まさに上記の解答そのものですね。

>>728の講釈特価殿のレスを見ると
今回の問題は、もう少し大きい範囲での主動性を問うておられるのかな?

防御の構想というと、地域、防御方法、陣地、戦闘力、火力、築城、予備(逆襲)といった点が
浮かびますし、指揮官の戦闘指導の構想(逆襲や攻勢移転のタイミング)も大切でしょうし…

その中でも「一番重要な要素」というと、「防御地域の選定」であると思います。
(最初に決めることですし)
ただ、なかなかうまく文章に纏めることができません。
>733に書いたような、「我の利点が発揮できる地域」を選ぶ事なのですが。


736名無し文官:2005/12/15(木) 22:10:54 ID:???
>>734
あっ、もう答えが…(^^;
簡潔な説明で勉強になります。

講釈特価殿は良いところもあるのに…
失礼ながら、もう少し書き込みに落ち着きがあると、楽しくスレを読めるのですが……

737講釈特価:2005/12/15(木) 22:18:14 ID:???
>735
  「陣地防御において主動的な戦闘指導をする上での着意」
 という問いに対する解答という点はある程度そう思いますね。
  ただ、愉しみ殿の解答には陣地防御という用語を直接的に
 使っていないので、そこまで言及する意志はないのかも。
  でも、問われている範囲のメインたる部分が戦闘指導であるので、
 計画の部分を全く書かないというのは、いかがかナーと思います。
  あと、防御とは、陣地による阻止火力、機動打撃
     → 一般的に陣地防御、機動防御、そしてその組み合わせ
  そして、主動性を獲得する上で「一番大事なのは何」という
 問いに関する明確なポリシーが見えればさらによいのではないかと。
 私は、「戦場の決定」であると思うのですが(条件付きでというのは733どの
 から習いました)
  問題に対する重要事項を修飾するのに必要な事項が現れていれば、
  うわ、これ凄いナーとなるが、点取り虫君のとりあえずこれを書いておけば、
点につながるからといった部品だらけの文章をみると腹が立って点数を付けた
くなくなりますね。


 
738講釈特価:2005/12/15(木) 22:21:49 ID:???
>736
 いや、最近仕事がたまっていて、ちょっと荒れ気味な日々が続き・・
といういいわけ。それも、無味乾燥な戦術思考で机上のロジック合戦を
している輩が多くて。また、解答に、適時適切な、とか、適時にとか、
実態を伴わない言葉に点数を付けなければならない悔しさに、将来の
短期が幸いして迷惑をかけています。自制するように頑張ります(このレスで
何回言ったかな?サルだ。)ので、もう少し仲間に入れてください。
739名無し三等兵:2005/12/15(木) 23:00:44 ID:???
「地域」と「戦場」という言葉のイメージが曖昧
740講釈特価:2005/12/15(木) 23:09:42 ID:???
>739
 その通りですね。私が考えるところ、
 「防御戦闘を有利に行えるところを選定するに当たって自分に有利な
戦場となりうる地域を選定することが防御における最初の主動性」
でいかがでしょうか。
741名無し整備兵:2005/12/15(木) 23:34:28 ID:???
>海の人の書き込みについて
 嘘を嘘と見抜けない者は、2chに書き込む資格はないそうです(笑)

>ドクトリンについて
 野外令がドクトリン書かどうかは今でも議論のあるところです(「戦術入門」の時代から
いまだに議論は続いているようです・・・野外令自体変わっているというのに)
 ワタシ個人としては、野外令はドクトリン書だと考えていますが、そうでないという有力な
意見も非常に有力です。(まあ、ワタシは「原則書」というものの存在を信じていないという
こともありますが。全く同じ理由で、マハンの「陸戦原則を例にした分析」も評価しません。)

これは全く個人的な意見ですが、このスレの存在理由は「自衛隊に奉職したことがない
一般人が、自衛隊の戦術を理解し、それを根底とする日本の防衛戦略について考察する
資とする(そしてそれは投票行動等を通じ、政策に反映される可能性がある)」ところに
あると信じています。
それゆえ、用語は必ず一般人に理解できる言葉を用いるか、少なくとも質問された際には
定義を説明できる準備をしておく必要があると思います。

>講釈特価氏
 階級と所属(が推定される情報)を明らかにするのは、慎むべきではないかと・・・
742名無し三等兵:2005/12/16(金) 00:11:50 ID:???
陸上戦考察スレッド「戦略」「作戦」「戦術」

733 名前:講釈特価 投稿日:2005/12/15(木) 03:35:21 ID:???

(略)

まず言うが、今の自衛隊には机上論がはびこっている。
君が訂正した情報戦という単語だが実効性はあるのか。そうでなければ
ならない言葉か。

私は言葉の持つ意味は大事だと思っているが、私のかわいい受験生を
紛らわすことをして欲しくない。
明らかに違う概念ならそれでもいいし、なっとくする。
頼みます。受験生に?と思わせる無駄な言動は慎んでください。



>このスレの存在理由は「自衛隊に奉職したことがない
>一般人が、自衛隊の戦術を理解し、それを根底とする日本の防衛戦略について考察する
>資とする

もう 教授は活動をやってるみたいですよ、かわいい受験生達に。
「今の自衛隊には机上論がはびこっている」ようです。
次スレは分割しよう。自衛隊板と軍事板に立てよう。






743名無し三等兵:2005/12/16(金) 00:15:35 ID:???
>>741
>>整備兵殿の意見
全く同意します。
補足するなら、所謂「娑婆」の人間が自衛隊の「考え方」
の概略に触れる事で、国防の根幹の概略を理解する一助とする、と
言う部分もあるのではないでしょうか。

>>講釈特価殿
葛飾北斎は、世間の評価以上の天才ですが、「オレの書くものは世間
の人間は理解できなくて良い」等とは言いませんでしたよ。
防秘に触れずに相手に上手に意図するものを伝えるのは、敵に対して
企図を秘匿する行為の鏡のようなものでは。
744トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/12/16(金) 00:36:30 ID:???
>>724
講釈特価殿、突然ですが私はこのスレから立ち去ります。
他人の名前をダシにつかうなど、
貴殿が人の路を踏み外しているようなので忠告しにきたのですが、
無駄であることがわかりました。

貴殿の文章をよく読みましたが、貴殿の文章には精神疾患の傾向が見られます。
このままでは貴殿のためによくありません。
第二のネオ麦茶事件を起こさないためにも私は去ります。

2ちゃんねるは刺激が強いのでほどほどになさるよう。
ご自愛ください。
745トルエン大尉 ◆HLQcUQEQBs :2005/12/16(金) 00:42:12 ID:???
いたよいましたよ!
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1125165492/

のHN講釈特価。
陸自の1等陸尉とカミングアウト。しかも陸軍士官とか軍人だとか言う。
一見まともなんだけど完全なキチガイ。
オイラはキチガイと話したのは初めてなんでドキドキだ。
とにかくネオ麦茶みたいになったら大変なんで逃げてきた。
ここにしか書くところがないので書いてみた。
いやー怖かった。
746名無し三等兵:2005/12/16(金) 00:52:04 ID:???
酒飲んでいたとか、仕事がどうとか言っていたが もう 煽られた(暴言と言っていい)人達は
絶対に許さないだろうし、今回の一件を見て 彼にレスを返されるのが嫌で
書き込まない人達もでてくるだろう。
彼が自衛官であることが解ってしまっているので 回りは問題を起こすわけにはいかないので
みんな気兼ねしてるよ。

彼は明らかに 相手を見て口調を変えていた。

彼は このスレッドに常任するだろうから。
スレッドを分割して 住み分けることで 煽られた人達も納得しないだろうか?
747名無し三等兵:2005/12/16(金) 00:52:51 ID:???
旧軍の戦術問題であたったはずれた、とやってた頃が懐かしい。
748 名無し三等兵 :2005/12/16(金) 01:39:53 ID:???
自分から名乗る現職はめずらしい。
普通は隠すんだが。
749講釈特価:2005/12/16(金) 07:23:00 ID:???
 みなさん。ご忠告真剣にありがとうございます。
自分自身の身勝手な言動により相当な迷惑をかけているようです。

 自粛します。自粛しますが、何とかこのスレの仲間に入れて頂きたく。

 トルエン殿。誠に申し訳ありませんでした。あなたの言う驕りそのままの気持ちが
自分の中に確かにある。ここで、勉強をしてより仕事に行かせると正直思っていた。
申し訳ありませんでした。

 海の人。写真の件はどうしても許せませんでした。同胞を売った行為と誤認した
ことは厳に反省。

 整備兵殿。ご忠告ありがとうございます。嘘を嘘と見つけられない、不確かなことを
いうことを厳に慎みます。

 それにしても、ここは勉強になるのでいさせてください。個人誹謗はもう致しません。
今度このようなことをした場合は、本当にこの場を去ります。
まだ当分は講釈特価と名乗ります。ちなみに、はくたけは自分です。

これから書き込む私の意見にみなさんがスルーするのは覚悟です。
でも、ここでのみなさんの意見に対する討論は、みんなの
ためになると信じて疑わないモノです。

自衛隊では、講釈特価はつまはじきモノです。でも、要領は悪いですが、
一生懸命職務に邁進する自信は負けない気でいます。
他の人たちは凄い人ばかりです。
自衛隊は日本を守ります。
750海の人 ◆STEELmK8LQ :2005/12/16(金) 09:19:14 ID:??? BE:58492894-#
 つNGワード

 それから反戦自衛官みたいに、わざと「おれは自衛官」と喧伝して
DQNな行動を繰り返すことで世間の心証を悪くする工作活動の
可能性もあるので、やはり放置推奨。
 ブラウザで見てる人は、専用ブラウザに変える良い機会なのでは。
751講釈特価:2005/12/16(金) 18:04:35 ID:???
 今仕事から帰りました。このままだと本当の誤解を招きそうなので、
しばらく発言を控えることにします。
752名無し三等兵:2005/12/16(金) 22:41:08 ID:???
>>750
誰も脳内自衛官に対して現職自衛官なんて思っていないだろうw
アレはあんたの事を叩くためなら何でもいいんだよ。
753 名無し三等兵 :2005/12/16(金) 23:39:11 ID:???
>>751
陸上戦考察スレッドに緑装薬4が貴官にレスをつけている。
こっちは本物だから気をつけたほうがいいよ。
754名無し三等兵:2005/12/17(土) 00:05:43 ID:???
べるが暴れるとスレが腐る件について。
755名無し三等兵:2005/12/17(土) 00:29:56 ID:???
つ「お勉強も重要だが、それ以上に「空気を読む」ことが重要だという件について」


他人を共感させられない知識なんて無駄なんだよね。自分の考えが受け入れられないときは
受け入れられない理由を真面目に考えたほうがよいと思われ。

a) 自分の理論構成に抜けが多いのか。

b) 相手が馬鹿なのか。

c) 他人を説得できるだけの「モノ」を持ち合わせていないのか。



本当はcである人であればそういう人ほど、a や bだと考えるんだよね…
756名無し三等兵:2005/12/17(土) 01:15:20 ID:???
悪かったのが態度だったと感じる。
トルエン氏とやりあった後に暴言言い過ぎて、見かねたこのスレッドの住人達が
苦言を言ったら、ぽっと出の奴と勘違いして 「このスレッド始めから読んでこい」
とか「「勉強してこい」と言ってしまって、崩壊した。

いろいろ言ってくる人達を彼は、今まで会話していた住人と気づいてなかった様子。
口調が全然変わって、その態度の格差に驚き。時間帯によって態度が違った感じを受けた。
陸上戦考察スレッド「戦略」「作戦」「戦術」 でも相手が誰かと言うことを勘違いしてるし。
整備兵氏に「こいつらなんとかして下さい」という態度、総スカンって感じだった。



757名無し三等兵:2005/12/17(土) 02:18:57 ID:???
ベンやベルのような気違いに何を言っても無駄。
758名無し三等兵:2005/12/17(土) 05:11:51 ID:???
ルール作ったほうがいいんじゃない?

このスレッドはあくまで趣味の範囲で行うのであり
「本職に生かす」とか「共に頑張っていきましょう」とかそういうことは
やらない。

そして次に
戦術研究スレッドの醍醐味は戦術問題だけど、解答が出るまで
他者の解答に口をはさまない。
(前スレッドでは他者の解答に質問することはそこまで多くなかったように
思える。記憶曖昧だけど。)

絶対的な教官がいるのなら解答前の問答はいいと思うけど、ここじゃ
うまくいかないと思う。(ここは士官学校じゃない。)
絶対的な教官がいない想定というのは 解答が当たりかはずれかを
やるしかないのでは?批評はいいと思うけど。
絶対的な教官がいないなら
自衛隊板で本職の人を集めても水掛け論で終わることが多いと思う。
我が優勢か劣勢か同等かといろいろ混ざっていればいいけど
旧軍の問題は 劣勢が多いから、揉めやすいと思う。

後は方向性を変えて 戦史の戦術、作戦検証に移るとか。

まあ
予めルールを作っておくべきだったね。ルールを作ると言うことは
衝動で動かないように、予め自制を考えておくことのように感じる。
759 名無し三等兵 :2005/12/17(土) 11:02:01 ID:???
>>758

自制できない人間がルールを守れるのでしょうか?(苦笑
760名無し三等兵:2005/12/17(土) 11:09:53 ID:???
いい加減コテ叩きはスレ違い
761名無し三等兵:2005/12/17(土) 12:12:47 ID:???
>>757
確かに。
762名無し三等兵:2005/12/17(土) 12:30:33 ID:???
まあそうはいっても、キチガイがいなくなってよかったじゃないですか。
真、今回みたいなことを防ぐためにも、スレ立った初めの方に、ルールを
つくる方がいいですね。
それと自衛官と民間人の棲み分けということもありますが、自衛官の部屋は
あまりに高尚すぎて民間の人はついて行けないような。
763 名無し三等兵 :2005/12/17(土) 12:33:39 ID:???
ルール1
現役自衛官を名乗らないこと。
764名無し三等兵:2005/12/17(土) 14:23:45 ID:???
肝心要のところで「防秘です」とか「秘密保全のため答えられない」
とかもったいぶった言い方しやがると激しくウザいし。
765名無し三等兵:2005/12/18(日) 00:34:28 ID:???
情報戦の最前線
766Lans ◆EDLansNRRQ :2006/01/01(日) 00:02:49 ID:ur+FbKA5
    |iヽ /li
   〃 '⌒´`ヽ   あけましておめでとー
   Kiミ!|ノノ))))〉 
  ノ ヘ.|l. ゚ヮ゚ノ|  今年も、いやっほーぅ!戦車最高でがんばろるよ。
  ((( ⊂I!Liつ  
  )ノ fく/_|〉    ね、住人さん
  ´   し'ノ     にはは

767Lans ◆EDLansNRRQ :2006/01/01(日) 00:05:02 ID:???
す、すまん
新年そうそう誤爆です・・・

Lansちんで書いてるし・・・
しかも上げてるし・・・

コテハンスレに投下するはずでつた・・・orz
(これは飲みすぎだな・・・)

独房に逝ってきまつ・・・
768名無し三等兵:2006/01/01(日) 01:15:32 ID:???
笑った!
769名無し三等兵:2006/01/01(日) 12:07:02 ID:??? BE:106455825-
新年明けましておめでとうございます。
770名無し整備兵:2006/01/02(月) 00:00:05 ID:???
新年明けましておめでとうございます。

今年は故あって、しばらく書き込めない日々が続きます。
せっかくここまで続いたスレですし、皆さんがどう思うとしても他では聞けない戦術論が
満載されたスレですので、それなりの形で続けていただきたく思います。
(ワタシが戻ってきたときには、既に次のスレになっているのでしょうが・・・)

願わくば、日本で戦術・戦略研究が用語の使い方からもう少し精緻に進むとともに、
(政治思想よりも)国家戦略から見た政治と戦争の関係を、冷静に見つめなおして
いただきたい。特に中の人たちには、最近まで某部内誌で連載されていた
クラウゼヴィッツの読み方を、もう一度読み直していただければ・・・(長いけどさ)
771情報提供者:2006/01/07(土) 09:25:16 ID:t9WLktzJ
あげ
772名無し三等兵:2006/01/11(水) 13:02:01 ID:???
773名無し三等兵:2006/01/11(水) 13:02:46 ID:???
774名無し三等兵:2006/01/12(木) 17:39:32 ID:???
保守します。カカオ祭りが(汗。
775俄将軍:2006/01/15(日) 22:00:24 ID:???
陸上戦考察スレッド「戦略」「作戦」「戦術」
ttp://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1053592188/785-756

上記のスレッドとは、微妙に異なるようなので。
776名無し三等兵:2006/01/21(土) 16:43:59 ID:+yr9NAhX
age
777名無し三等兵:2006/01/21(土) 17:09:01 ID:???
777なら柏原芳恵とセックスできる。
778名無し三等兵:2006/01/23(月) 21:12:41 ID:???
お尋ねしたいのですが、ここまでのお題はすべて攻勢作戦についてのものでしたが、
我が方が防衛側にたっての作戦立案というのはそんなにマイナーな存在なのでしょうか?
旧軍ではとにかく自衛隊ではそっちがメインのような気がするのですが。
779名無し三等兵:2006/01/23(月) 23:18:39 ID:???
>>778
別にマイナーではないですが、
「守ってばかりじゃ戦争には勝てんよ」って事では?(w
780 名無し三等兵 :2006/01/23(月) 23:26:15 ID:???
>>778
現代戦では攻防一体で考えているようです。

1、防御はあくまで自軍集結の時間稼ぎ
2、防御火力による撃滅
3、重要な個所の防衛

になりますが、最終的には反撃して敵を殲滅する思考を取ってますね。
781名無し三等兵:2006/01/24(火) 00:14:53 ID:???
反撃するなら主力戦車は最低でも90式でないとな。
TK-Xや74式ではRPGすら致命的脅威で進めん。
782 名無し三等兵 :2006/01/24(火) 10:49:15 ID:???
>>781
その辺の話は小部隊戦術と呼ばれてますね。
783778:2006/01/24(火) 16:16:13 ID:???
 お答えありがとうございます。
 白将軍の本に「防衛とは逆襲の連続で達成できる」という信念で指揮を取ってきた
とありましたし、普通ただ漫然と反撃もせず守るだけの作戦を立てるとは思いませんが、
ただ、例えば前回のお題の攻守を入れ替えた案として、「赤軍を率いて熊本からの主力到着まで
久留米を防衛し、師団の進出を援護せよ。準備期間は1週間与えられている」というような
お題があっても良いのではないかと思ったものですから。
 あるいは「日本海から山陰一帯に上陸した有力な敵に対し、福知山に主力が抵抗線を築く間、
鳥取東部で遅滞戦闘を行え」とか「石狩湾に有力な敵が上陸した。本土からの増援が来るまで
千歳を死守せよ」とか。演習ということで実際の戦力とは違っていても良いですし。
 変わったところでは「東京湾一帯に数個中隊規模の敵コマンド部隊が上陸した。
増援が到着するまで重要施設を守備し、敵の活動を抑制させるような手段をとれ」とか

素人考えですが、実際はこんな命令ありえないのでしょうか?
784名無しの愉しみ:2006/01/24(火) 19:35:06 ID:???
ありますよ。
白紙戦術は攻撃の部、防御の部と巻を分けて著されてます。
大まかな策定方針としては、
まず防御方針→敵手攻方面想定・敵攻撃重点の予想→主陣地帯の決定・陣地配備
→隣接部隊との協定→前進・警戒陣地等必要な処置→観測所・弾薬計画
→陣地工事計画→攻撃移転計画の様に流れていきます。
その中で師団の主陣地帯の縦深、歩兵抵抗陣地・予備陣地等を計画します。
陣地防御の場合、その主たるものはほとんど計画です。
785名無しの愉しみ:2006/01/24(火) 19:54:28 ID:???
中には、津軽に上陸した赤軍に弘前まで捲くし立てられたりする想定もあります。
昭和20年に著された藍軍想定で、8月10日までに教育総監部に返納の後
焼却処分を義務付けられている演秘小冊子。北海道ではなくて津軽であるのが気になる。
(遮二無二ベルリンを目指した赤軍なれば、北海道は捨ててくると踏んでの想定なのだろうか?)
一般的な雰囲気は
九十九里沿岸に上陸した敵を掃討する任務を受け,背後連絡戦を東京に有する第3軍は
千葉、成田の線で触接しつつも戦局の進展はありません。。
最高統帥は5.6千トン級約80隻からなる新たな敵の船団が駿河湾に終結、上陸を開始
別に5.6千トン級50隻の船団が三宅島付近に停泊中を知り
第3軍を利根川以南の関東地方を確保し、東京を援護すべき任務を与えました。

さて、どの位を遅滞に回して、どこに陣を構築しますか?
って、こんな感じで結構難しい。というか、かなりの想像力が無ければこんなの出来ないですよ。(笑
786名無し三等兵:2006/01/24(火) 20:17:10 ID:???
>>785
本土決戦をネタにするのは憚られますが、
なかなか面白そうな設定ですね〜
787名無し三等兵:2006/01/24(火) 21:28:47 ID:???
駿河に上陸した敵に対する部隊投入について、大本営?関東方面軍?はどのように考えているのでしょうかね。
与えられた任務からすると、九十九里正面の敵への対応しか期待していないような。

あと、3軍に与えられた任務の、

@九十九里方面の敵の掃討(脅威の排除→撃破?撃滅?殱滅?)
A利根川以南の関東平野の確保(地域の確保?獲得?奪取?)
B東京の掩護(脅威の侵攻阻止)

という3点に対しての解釈に苦しみますね。それと、遅滞・・・ですか・・・・。
788名無し三等兵:2006/01/25(水) 09:51:54 ID:???
あくまで推測で見積。まず、状況の特質。

1 地域
(1) 第3軍主力の当面の行動地域である千葉県
  ア  全般的に平坦
  イ 西側地域は、市街地
  ウ 主要幹線は、16号等多数有り。
(2) 第3軍が考慮すべき駿河湾地域
  ア 敵の上陸に適する地域が点在
  イ 東京まで概して100km前後(遅滞行動に適する地線が数線あり。)
  ウ 主要道路は1号で、北は山地、南は海で回廊のよう。
2 敵
(1) 企図は不明だが、敵主力の作戦目標は東京の占領では?
(2) 編成装備不明。
(3) 九十九里方面と、駿河湾方面の2カ所から侵攻。九十九里の敵は上陸済み。
  駿河湾の敵は、2コ梯団で時間差を設けて着上陸する模様。
3 我
(1) 任務は、>787
(2) 第3軍の編成は、、3〜4コ師団ですかね。
(3) 第3軍主力は、九十九里方面の敵と対峙中だが、駿河湾の敵も考えないと。
789778:2006/01/25(水) 10:01:19 ID:???
 ちょっと考えるには情報が少ないかなと思えるのですが。
任務がこちら側の敵の掃討ではなく遅滞防衛ということで
敵は2個師団が富士か沼津に上陸、1個師団が海上待機中としたら、
駿河の敵が全力で東上するとは考えられないし、目的は東西交通の遮断でしょう。
海上の部隊は相模湾上陸を考えているんじゃないかなということで、
酒匂川に第一線、相模川に第二線、厚木・座間・横浜に最終防衛線という感じで
派遣部隊は1個師団から1個師団半ってことじゃだめでしょうか
790名無し三等兵:2006/01/25(水) 10:05:01 ID:???
とかんがえると、第3軍に期待された行動の概要は

○ まず第3軍主力(2コ師団投入、予備1コ師団)をもって、
 九十九里方面の敵に対する攻勢作戦となるのは如何。
○ 同時に、第3軍の一部(1コ師団)をもって、駿河湾
 方面〜東京、神奈川近郊まで敵の侵攻を遅滞(遅滞行動
 とは限らない)して、最終確保地域において、攻勢のための
 有利な体勢をとるのは如何。 
○ 九十九里方面の第3軍の主作戦は、1〜2コ師団をもって、
 敵主力を撃破、予備1コ師団をもって、戦果の拡張、九十九里
 正面へ敵を圧迫し完全撃滅とするのは如何。
○ 駿河湾方面から敵の侵攻を遅滞した1コ師団による進出掩護
 下に、第3軍予備又は、第3軍への支援兵力により、攻勢開始、
 敵を東京〜神奈川地域で撃破、撃滅というのは如何。

 敵の規模もわからんのに、勝手に作戦をつくってみました。
791787:2006/01/25(水) 10:51:44 ID:???
>789

>787、>788、>790の見積をしたのは私ですが、
>790とすると、第3軍の主作戦正面が、九十九里から駿河湾方面へ移ること
になるでしょうね。
 問題は、九十九里の敵掃討の任務を有する第3軍が、同地における戦局の
進展がない中で、駿河湾から新たな敵が現れどうする、っていう状況ですので、
第3軍の主努力の指向変換を問うているとは思います。
 しかし、第3軍の任務が敵の掃討→遅滞というのは、いかがでしょう。遅滞とは、
作戦目的を達成するための手段であり、敵の掃討という次元で直接連携する概念
ではないような。
 最高統裁からの敵の企図、規模及び第3軍への当面の行動に資する指針が
頂けたらなぁ。
 
792787:2006/01/25(水) 10:53:23 ID:???
>791の訂正

>789

>787、>788、>790の見積をしたのは私ですが、
>789(>790ではない)とすると、第3軍の主作戦正面が、九十九里から駿河湾方面へ移ること
になるでしょうね。
 問題は、九十九里の敵掃討の任務を有する第3軍が、同地における戦局の
進展がない中で、駿河湾から新たな敵が現れどうする、っていう状況ですので、
第3軍の主努力の指向変換を問うているとは思います。
 しかし、第3軍の任務が敵の掃討→遅滞というのは、いかがでしょう。遅滞とは、
作戦目的を達成するための手段であり、敵の掃討という次元で直接連携する概念
ではないような。
 最高統裁からの敵の企図、規模及び第3軍への当面の行動に資する指針が
頂けたらなぁ。
793名無しの愉しみ:2006/01/25(水) 12:31:28 ID:???
あ、いや、これは参考です〜。
陸士の問題ならそのまま出しても良いのですが
軍団規模は陸大の問題なので、かなり状況が煩雑なのです。
従って、問1に至るまでの状況(約50ページ)記述だけでスレを使い潰してしまいますんで。
というか、全問300ページ書き写しは私が死ぬ(笑
794名無し三等兵:2006/01/28(土) 08:08:18 ID:???
敵主力の作戦目標が東京の占領とすると。

東京を中心に後方連絡線を彼我の接触線から内方に保持し、
敵の戦力分離の弱点に乗じて数方向の敵を各個撃破しようとする内線作戦。
最も危険な敵に主力をもって対処して、そうでないものは、最低限の戦力をあて時間を稼ぐ。

敵主力の勝ち目は、九十九里方面の敵、駿河湾方面の敵の作戦を行うに際し、
第3軍の作戦の重要度に対する思考のための時間の余裕を与えることなく、
両正面共に一気に我を押し、敵の戦闘力を包囲、又は、分離させての各個撃破
を行おうとするものであろう。だから、既に上陸した九十九里方面の敵、駿河湾の
最初の梯団、洋上待機中の梯団がいわゆる戦力の逐次投入にならないように気を
つけなければならんだろうなぁ。
795 名無し三等兵 :2006/02/03(金) 16:33:05 ID:???
このスレ的に面白いムックを見つけました。

「戦国の堅城U」の記事、樋口隆晴氏の1、2次上田城攻防戦と
惣構についての戦術における解説がなかなか良い。

第一次上田城攻防戦においては上田城の普請が完全でなかったことを利用し、
徳川主力を城へ誘引しておいてから戸石城の機動予備兵力を投入しての機動打撃。

第二次上田城攻防戦においては上記戦術が使えないので、
前回より大きくなった城下町に徳川主力を誘引し、
拠点陣地化していた複数の寺社から逆襲して陣内撃破を実施。

そして惣構を現代戦の防御戦と比較しての戦術解説。

その他、戦術の知識が盛り込まれています。

ところでこの樋口氏は元防衛大学の教授かなんかだったような・・・
796 名無し三等兵 :2006/02/05(日) 14:58:01 ID:???
攻撃の原則(7つ篇)

1 敵部隊の撃滅
2 緊要地形の獲得
3 戦闘力の集中
4 機動の発揮
5 火力の優越
6 奇襲
7 警戒


797 名無し三等兵 :2006/02/05(日) 15:12:29 ID:???
攻撃

1 包囲
2 迂回
3 突破
798 名無し三等兵 :2006/02/05(日) 15:21:32 ID:???
包囲

1 奇襲
2 機動力の優越
3 正面の敵の拘束
4 戦闘力の優越
5 統制
799 名無し三等兵 :2006/02/05(日) 15:23:56 ID:???
包囲への対応

1 延翼
2 逆包囲
3 逆撃
4 遅滞
5 翼の後退
6 後退
800 名無し三等兵 :2006/02/05(日) 15:35:29 ID:???
突破攻撃

1 敵の戦闘力発揮が困難な地点
2 側翼
3 配備の間隙
4 錬度、士気が劣等な部隊
5 部隊の接合部
6 掩蔽接近が容易
7 突角部
8 敵の予測しない方向
801 名無し三等兵 :2006/02/05(日) 16:02:39 ID:???
防御の原則

1 地形の利用
2 警戒
3 陣地間の相互支援
4 全周の防御
5 縦深の防御
6 組織的な火力発揮
7 組織的な障害構築
8 柔軟性の保持
9 主導的な戦闘
802 名無し三等兵 :2006/02/08(水) 17:26:11 ID:???
保守age
803 名無し三等兵 :2006/02/09(木) 11:26:34 ID:???
1個分隊の防御線

   (2人用壕)
   
    ○=○← 20m →○=○ ○=○ ○=○ ○=○
    2m60

    ←              96m             →
804 名無し三等兵 :2006/02/09(木) 12:51:50 ID:???
1個中隊の防御線


    ( 小隊 )←200m→( 小隊 )←200m→( 小隊 )
     300m      

    ←             1300m             →     
805 名無し三等兵 :2006/02/09(木) 12:55:39 ID:???
1個大隊の防御線


     ( 中隊 )←800m→( 中隊 )←800m→( 中隊 )
     1200m
    
     ←            5200m             →
806 名無し三等兵 :2006/02/09(木) 15:41:38 ID:???
陣地防御   両翼を堅固な障害地形に委託している



   / ̄ ̄ ̄ ̄\                          / ̄ ̄ ̄ ̄\
  |        |================|        |
  |        |                        |        |
   \____/                          \____/
                      主戦線                         
  堅固な障害地形 
807 名無し三等兵 :2006/02/09(木) 16:32:30 ID:???
攻撃  障害地形は主功を投入せず翼を突破して包囲を計る。
            
      助功                              牽制攻撃           
       ↓     主功 助功      牽制攻撃         ↓
   / ̄ ̄ ̄ ̄\ ↓    ↓      ↓    ↓     / ̄ ̄ ̄ ̄\
  |        |================|        |
  |        |                        |        |
   \____/                          \____/
                      主戦線                         
  堅固な障害地形 

808 名無し三等兵 :2006/02/10(金) 11:40:33 ID:???
堅固な障害地形に主力をあてると攻略に時間がかかり敵が対応しやすくなる
敵が逆襲にでたり退却したりすれば包囲撃滅という目標を達成できない。


            
      主功                              牽制攻撃           
       ↓    助功         牽制攻撃         ↓
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ↓           ↓    ↓     / ̄ ̄ ̄ ̄
           |================|        
           | ↑        主戦線         |        
_______/ 逆襲                     \____
                                              
  堅固な障害地形 



809名無し三等兵:2006/02/10(金) 21:32:10 ID:???
牽制攻撃というのは、砲撃で代替できるんでしょうか。要はその敵を
釘付けにして主攻に対する防御の加勢に回られないようにすれば
いいわけですよね。
810 名無し三等兵 :2006/02/11(土) 21:01:06 ID:???
>>809
陣地を構築しているということは「交通壕」も備えているとみるべきでしょう。
そして全線で功勢に出ることは敵に主功軸を早期に悟らせないようにするためにも必要ですね。
プルシロフ功勢でも実証されています。
811名無し三等兵:2006/02/11(土) 21:11:01 ID:???
>>809
それに砲撃で代替というと、主攻が突破の為の攻撃を開始してから
包囲を完成するまでの間ずーっと射撃を続けることにならないか?

それはいくらなんでも弾薬の浪費に思えるが。
812名無し三等兵:2006/02/11(土) 23:23:12 ID:???
>>811
敵後方を砲撃し続けて後方との連絡を絶つ交通遮断射撃もある。
教科書的には1ヘクタールに毎時200発必要ってことになってる。
掩護されている人員に「敵をして 常に不安の念を懐かしめんとするとき」にも同じぐらい。
「近代戦」はとにかく弾薬を浪費するもの。でも一部部隊を動かして牽制攻撃できるんなら
砲兵に頼り切る理由はないな。

>>809
一部代替できるが、できない機能も有る。
813 名無し三等兵 :2006/02/14(火) 00:23:31 ID:???
牽制(助功)を砲撃のみで代替した場合、果実である追撃の効果が低くなるのは間違いなく、
これは戦闘の原則には逆らうことになる。


            
      助功                              牽制攻撃           
       ↓    主功         追撃   追撃        ↓
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ↓           ↓    ↓     / ̄ ̄ ̄ ̄
           |↓===============|        
           |突破 /============|        
_______/   /          後退する     \____
             /  翼を下げる                               
  堅固な障害地形 
814名無し三等兵:2006/02/19(日) 20:38:25 ID:uIwl9KV4
あのー>813でいくと、堅固な翼側が有ることが前提となっていますが。
確かに、陣地防御で翼即に堅固な地形があることが望ましいというか、ですが。
この論理で言うと、攻撃は成り立たないことになるような。
むしろ、翼から攻撃して、逆の翼周辺に展開している戦力を使わせないという手もありません?
敵が我慢できなくなって、陣地を放棄すれば、防護力を捨てた劣勢な防者としてこっちのしめたもの。
だから、堅固な地形でも翼を攻撃。火力が有ればつぶせる。確かに、時間がかかりそうなので、補足撃滅の機会は失いやすい。
だが、敵の防御地域選定の主動性を奪えるので、今後の戦闘は一般的に有利でないか?
815 名無し三等兵 :2006/02/19(日) 20:59:18 ID:???
>>814
まず、これは原則にしかすぎないと前置きしておきます。

>攻撃は成り立たないことになるような
いかような意味ででしょうか?翼しか攻撃できないという制限は原則にはありません。

>敵が我慢できなくなって、陣地を放棄すれば、防護力を捨てた劣勢な防者としてこっちのしめたもの

主力を障害地形に投入していれば追撃への転換が遅れます。
これは原則ではいましめられています。

そして防御の原則で翼を堅固な障害地形に委託するよう記しているのは何故なのか?

>敵の防御地域選定の主動性を奪えるので、今後の戦闘は一般的に有利でないか?

敵を退却に追い込むのは、包囲撃滅のできない時の次善の手であるとあるようですが?
最初から次善の手段を狙うのでしょうか?

816名無し三等兵:2006/02/20(月) 18:16:22 ID:OQ7Zf+3G
まず、防御の原則が全て正しいとするなら、攻撃は負ける。
まず、戦場決定が防者にあるから。防者はそこで確実に敵の攻撃を阻止できる
ということを前提にする。
追撃への転換が遅れる?主攻撃の進展が遅くなるからですか。まあそうなりますかね。
>障害地形への酒量投入の戒め、これを理解すれば、
攻撃の際には、常に機動発揮が容易な平坦地をとるべきとなってしまいます。
その時々で、行動方針決定に当たっての重視要因は違いませんか。
確かに、攻撃のねらいは戦場における包囲撃滅で、これを常に追求しますが。
攻防を繰り返す場合には、戦果拡張(戦果の拡張じゃないよ)も大事ですが。
敵の撃破→地域の確保→親部隊への寄与→親部隊の集結→親部隊の攻勢
という観点から、今後の戦闘の一般性をのべた。
なんだか、めちゃくちゃだが、とりあえず言ってみた。
817:2006/02/20(月) 18:24:05 ID:Q6NOtnRX
まあそもそも、相手の敵本陣とか、敵地自体を切って切って切り払いまくれば済むけどな。
一人で、合い対さなくちゃならんときも有るし。
818 名無し三等兵 :2006/02/21(火) 01:11:17 ID:???
>その時々で、行動方針決定に当たっての重視要因は違いませんか。

それは原則の域を越えていると思いますね。
障害地形に主力を投じるに値するなにか、もしくは理由が必要でしょう。
819名無し三等兵:2006/02/21(火) 21:31:50 ID:RrhqUT+P
>行動方針の重視要因選定が原則の域を超えていること

うーん。原則とは、誰が言っている、いつの時代を対象とした、どの原則なのか定かではないですが、
防御の際には、障害を活用して、物理的に敵のスピードを止めるように努めるのは
何となく意味がわかりますが。
攻撃の場合で言えば、これまでの論は、障害地形よりも平坦な地形のほうが
いいという論理展開。
平坦地は機動良好。障害地形、例えば山や丘を越えて攻撃する場合が有利なこともある。
近代戦は、機動と火力の連携といわれるとおり。原則的に言うなら、両方を状況により考慮かな。

私が知っている攻撃の原則は、総合戦闘力の発揮。機動と火力のバランス。

防御側が一般的に両翼を堅固な地形にはさまれたところでやるとして、
攻撃側は、地形障害を克服しないように平坦地を通るなら、相互支援された火力の真ん中を突っ切ることになるが。
攻撃側はやられ二行くようなものでは?
820名無し三等兵:2006/02/21(火) 23:14:49 ID:QnA57O5K
おっぱいロボ参上!!
821 名無し三等兵 :2006/02/22(水) 02:39:12 ID:???
>攻撃の場合で言えば、これまでの論は、障害地形よりも平坦な地形のほうが
>いいという論理展開。

一般的にはそういえましょう。
攻撃側は攻撃戦力を防御側より迅速に運用しなければなりませんし、
展開するための地積が必要になりますから。
もっとも平地での攻撃でも遮蔽となる地形を利用して敵に近づくように機動していますが。

もし障害地形が攻撃側にとって障害とならないなら、
何故、防御側は開豁地や道路に障害を構築するのでしょうか?

>例えば山や丘を越えて攻撃する場合が有利なこともある。

どういう風に有利なのでしょうか?戦例を出してみてください。
それと山と丘では障害の度合いが全く違いますね。

>防御側が一般的に両翼を堅固な地形にはさまれたところでやるとして、
>攻撃側は、地形障害を克服しないように平坦地を通るなら、相互支援された火力の真ん中を突っ切ることになるが。
>攻撃側はやられ二行くようなものでは?

よって攻撃側は助功を行う訳です。


822名無し三等兵:2006/02/22(水) 18:25:45 ID:orn0azZ1
攻撃にスピードが大事なのは同意です。
◎ 山や丘から攻撃する場合の一例。
1 どういう風に有利か。
  機動よりも火力を発揮する場合にゆうり。
2 機動と火力の実態
  戦闘力の要素はいろいろとありますが、わかりやすいのは機動と火力でないですか。
  機動はスピード、火力はパンチ。動いてパンチを繰り出す。パンチにもいろいろある。
  直接狙って撃つパンチ。これは、小銃や、戦車砲、対戦車ミサイル等でしょ。
3 火力、特に間接照準火力の価値
  間接的に狙って撃つパンチ。これは、野砲でしょ。野砲の弾は安いし、観測点があれば沢山の火力を一気に繰り出せる優れもの。
  現代戦では火力の優越の度合いが大きいですよね。そのために必要なのは、その火力を発揮させる地形があること。
 そんなことご存じでしょ。なぜかと言えば、高いところはよく見渡せるから。なぜ見渡せるのが
 いいかと言えば、砲兵火力を発揮するための目、観測点を取れることでしょ。
   丘なのか、山なのかといった具合に場合分けをすると、どこからが山で、どこからが丘で、どこからが平地で
 といった話になりませんか。いずれにせよ高いところを取る価値はよく見える場所がとれると言うことでしょ。
823名無し三等兵:2006/02/22(水) 18:32:54 ID:orn0azZ1
 例えばこんな例。
 敵の規模は1コ連隊、戦車30両。野砲30門。 / 我の規模は1コ師団、戦車74両。野砲100門。
 我の戦い方は、戦車中心がいいか、野砲中心がいいか。
 戦車では、2倍強。野砲では3倍強。
 平地からいった場合は、観測点に乏しいので戦車戦力主体の戦闘となる。
 防御の翼側がダイヤの様に固い地形に依託された陣地の真ん中を突っ切るわけです。よく見える観測点が
得られないので手前に見えている敵にしか火力を指向できない。戦闘力の発揮は、縦深に渡って行う
必要がある。手前の防御陣地を攻撃しつつ、逆襲部隊や、敵砲兵部隊、後続部隊にも火力を指向する。
そして、第一線部隊は、準備された陣地から相互支援の荒らし。ねらい打ちですね。でも、やればできるのでしょう。被害を覚悟ですね。
 じゃあ、多少の機動発揮を犠牲にしても、翼速の固い地形にいっそのこと戦闘力を集中する案はいかが?
確かに、このダイヤ翼側地形を取るのは大変でしょうが。それは、平地から行っても同じこと。
一度、山を取ってしまえばこっちのものです。下を見下してバンバンに野砲の弾を降らせばいいだけのこと。
じゃあ戦車戦力はどうするか。山で路外機動発揮できないのなら、逐次に推進させればいい。
ようするに、砲兵火力を使う方が有利な場合が山や丘が有利ってことです。 
824名無し三等兵:2006/02/22(水) 18:41:43 ID:orn0azZ1
>防御側が一般的に両翼を堅固な地形にはさまれたところでやるとして、
>攻撃側は、地形障害を克服しないように平坦地を通るなら、相互支援された火力の真ん中を突っ切ることになるが。
>攻撃側はやられ二行くようなものでは?

よって攻撃側は助功を行う訳です。

 じゃあ、助攻は常に、主攻撃の両翼を行かねばならぬ訳ですな。翼側を攻撃するメリットは、縦深戦闘力、
つまり、予備隊を保持できることにもある。あなたの言う攻撃の原則で言えば、攻撃部隊は常に、3コ単位が
必要になるよね。縦深戦闘力は重要ですよ。まずは、敵の一番固い主陣地前縁にぶつかって破る。突破行の形成。
助攻撃が突破口翼側の目標を奪取してこれを広げる。突破口の拡大。そして引き続き、又は、新たな部隊を投入して、
突破目標を奪取。
 敵の完全撃滅を追求するなら、予備隊を沢山持っているに越したことはない。最初に3コ単位を使ってしまったら、
その後はどうする?主攻撃部隊をもってそのまま最終目標に行かせるのか?3コ単位制の部隊なら、その時点で
予備無し。4コ単位ならかろうじて1コ単位の予備。でも、1コ単位を最終目標の奪取に使ったら、一度使った部隊の
二重使用。疲れているだろうな。二重使用の部隊は。
825名無し三等兵:2006/02/22(水) 18:57:33 ID:orn0azZ1
攻撃における予備の重要性についてさらに。
攻撃開始で2コ単位使用。敵の逆襲対処で1コ単位使用。最終目標奪取で1〜2コ単位必要。
ほぼ同時期か、ちょっと遅れて戦果拡張で1コ単位必要。
追撃で2コ単位必要(迂回部隊と直接圧迫)
いや、最初から3コ単位使うのを原則とするのはいかが。
原則的な防御陣地に対する攻撃なら敵は周到準備でしょう。なら、突破せざるを得ない状況でしょう。
突破はどうするのがいいのか。敵の組織的抵抗力を瓦解させること。敵のおなかにグーを突っ込んで
むちゃくちゃにするって言うのがイメージでしょう。
だから、当初から3コ単位もぶつけることを最初から考えるよりも、できるだけ狭い正面幅に部隊を詰め込んで
思い切りぶつけて敵の皮膚をやぶる。広い範囲にぶつけるのはある意味戦闘力の分散。
助攻撃は、主攻撃をまもるのは、あなたの言うとおり。その代わり必要最小限の戦力を当てるのよね−

826 名無し三等兵 :2006/02/22(水) 23:36:20 ID:???
>>822
>◎ 山や丘から攻撃する場合の一例。

問題になっているのは山への「主力部隊」による攻撃であって、山が既に確保されてからという状況にはありません。
山を攻撃している間に失われる時間を防御側が体制建て直しに使用できることが問題なのです。

>機動よりも火力を発揮する場合にゆうり。
障害地形を砲撃する方が効果が低くなるのは自明の理です。

>わかりやすいのは機動と火力
これが発揮しにくいのが森林なんですが。

>高いところはよく見渡せるから。

>どこからが山で、どこからが丘で、どこからが平地でといった話になりませんか。
なりません。山というからには車両の通過が不可能。丘は車両通過が可能であり、観測点となりうる。

827名無し三等兵:2006/02/22(水) 23:46:22 ID:???
原則の話がしたいのか、個々の事例の話なのかさっぱりわからん。

防御の原則を単純に図示している〜ってことで、特に問題があるとは思えんけど。
瞰制下だとか観測下だとか、…予備ですか。
え、攻撃の原則の話なんですか?

本職のヒトが陸大を受けるみたいな難しい話はおいておいて、
初学者に戦術のイロハを語るような感じで、話題を絞って欲しいですね、ハイ。
よしなに...
828 名無し三等兵 :2006/02/22(水) 23:47:40 ID:???
>>824
>助攻は常に、主攻撃の両翼を行かねばならぬ訳ですな。

原則はそうです。

>攻撃部隊は常に、3コ単位が必要になるよね。

必要なら4個単位に「編成」すればよろしい。
簡単に言えば部隊区分を左翼部隊、右翼部隊、予備になります。
突破後は突破に成功した翼が追撃をそのまま行い、予備をもって包囲行動に入るのが理想でしょう。

>敵の完全撃滅を追求するなら、予備隊を沢山持っているに越したことはない。
ずいぶんと出鱈目な見積もりですね。
原則は3分の1とされてます。
829 名無し三等兵 :2006/02/22(水) 23:49:30 ID:???
>>827
小生は基礎である原則を中心に語っています。
基本的に装備は兵器に左右されないレベルのものです。
830 名無し三等兵 :2006/02/22(水) 23:53:57 ID:???
>>825

>いや、最初から3コ単位使うのを原則とするのはいかが。

原則の域は越えてますね。編成の話になるでしょうから。

>その代わり必要最小限の戦力
小生もそのへんは悩ましく思っております。
防御側に対して歩兵戦力については同程度と踏んでいますが・・・
831827:2006/02/23(木) 00:03:02 ID:???
>>829
貴兄のご意見はわかったが、
防御の話じゃなかったんですか?最初は。
それとも、始めのほうは別の方でしょうか。

なんにせよ、誰が書いているか非常にわかりにくいので
(sageるとID出ないし)できれば識別符号をお願いします。
832 名無し三等兵 :2006/02/23(木) 00:16:29 ID:???
>>823
>平地からいった場合は、観測点に乏しいので

そんなことはありません。地図をみればいたるところに観測点として利用できる場所はあります。

攻撃側は3個連隊基幹と考え、以下のようにしました。
これはあくまで「区分」なので、各隊で予備を捻出します。


                 予備 1コ歩兵連隊

                  
       左翼                             右翼
← 1コ歩兵連隊  TK+1コ歩兵大隊  →←      2コ歩兵大隊   →
       ↓        
       
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\                        / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
← 1コ歩兵大隊|           →←         |1コ歩兵大隊        
           |===============|        
_______/                        \____
                                              
                   1コ歩兵大隊
                      TK
                     
833:2006/02/23(木) 00:21:40 ID:usYDr3B0
あ、、ちなみに書いているのはずっとσ(*^o^*)ですはい。
右翼の歩兵大隊の意味がわからん。敵左翼の防御戦力の吸引か?
戦闘力の分散だなー
834 名無し三等兵 :2006/02/23(木) 00:22:29 ID:???
>>831
>識別符号
それはできないのです。それがもとで荒れたので。

>始めのほうは別の方でしょうか。
それも小生であります。

>防御の話じゃなかったんですか?最初は。
方向としては攻撃の原則からはじめて防御の原則を述べて、
防御陣地の設営の地積の説明、そして陣地防御のしやすい場所における防御の布陣を書きました。
それからそれを攻撃する話になっております。
835:2006/02/23(木) 00:23:09 ID:usYDr3B0
欺騙を目的としてるなら、欺騙行動の後どのように運用するのか。
力を集中するのは、あくまで主攻正面でしょー
836 名無し三等兵 :2006/02/23(木) 00:23:32 ID:???
>>833

増強連隊ということです。
837名無し三等兵:2006/02/23(木) 00:29:11 ID:usYDr3B0
戦闘力の集中。
838名無し三等兵:2006/02/23(木) 01:07:26 ID:???
>>834
わーん、やっぱりそうだったんですね。
今回はうまくやってください。

でも、やっぱりわかりにくいので、私が捨てハンドルを差し上げましょう。
(*゚ー゚)つ>796
この話題が終わるまで796と名乗っていただけると有難いです(識別上)。

>方向としては攻撃の原則からはじめて防御の原則を述べて、
>(研究上略)
>それからそれを攻撃する話になっております。
原則の図を示し、いきなりそれを攻撃するのは…
次は攻撃の原則の話に行くか、
適当な状況を図示して、そこで話を進めるかにしないと、話が混乱するのでは?

たとえば>>832の観測点の話でも、防御の原則図に対して白紙的に平地から攻撃する話と
「地図をみればいたるところに観測点として利用できる場所はあります」では
なんか話が食い違っているように思うのです。

   .., -ー-、.
  <___,-=◎=〉
  i’ |-|*゚ー゚)| それでは、仲良く続きをよしなに〜。
  ゝ,|,.|()円,こllつ
  |^| ,∪ ==|
  y ゝ、__〉,_〉
    ∪ ∪
839 名無し三等兵 :2006/02/24(金) 00:53:08 ID:???
>>838
>原則の図を示し、いきなりそれを攻撃するのは…
>次は攻撃の原則の話に行くか、
>適当な状況を図示して、そこで話を進めるかにしないと、話が混乱するのでは?

ご指摘ありがとうございます。少し考えてみます。

>「地図をみればいたるところに観測点として利用できる場所はあります」

これは本物の地形図という意味でした。すみません。
ようするに実際の地形は戦闘の焦点の周りに
もっと高い山など観測点として使える場所はあるということです。
840 名無し三等兵 :2006/02/24(金) 13:12:51 ID:???
「戦力の集中、分散とは何か?」

戦力は集中されるべきである。
特に敵に対して劣勢であるならばなおさらである。
これは自明の理であろう。

戦力の分散とはなにか?
戦力を集中しようとすれば集中された部分以外は分散せざるを得ない。
これもまた自明のりである。

つまり、戦力を集中すれば分散せざるをも得ないのである。
そして防御側は戦闘初期の段階において分散を余儀なくされる。
くまなく穴のないように部隊を配置しなければならないからである。
よって攻撃側は劣勢でも任意に戦力を集中でき、
防御側はそれに対応するという後手に周らざるを得なくなる。

では戦力分散への戒めとはなにか?
これは分散への戒めではなく、各個投入し各個撃破されるべからずという戒めであって
分散にではないのである。これは用語の誤解から生じたものではないだろうか(類推

松村つとむ氏はその著書「戦術と指揮」においてこう記述している。
「敵の弱点に対し戦闘力を集中できる最初のチャンスは敵が分散することだ
 分散すれば当然守りの薄い部分がでてくる。
 この敵(防御側)の分散は自分(攻撃側)が分散することによって生ずる(中略)
 しばしば愚者は、敵の要点(強点)を攻撃したがる」

841:2006/02/27(月) 20:46:23 ID:4nlB/P1M
ちなみに、>814 >816 >819 >821 >822 >823 >824 >825 を記述しています。

エーと独り言ですが。

 原則(何を原則というのか知りませんが。)かどうか知りませんが、数少ない先人の遺業を読んだ上での自分なりの本質論。

 攻撃の企図→敵をこうすれば撃破できる。→どんな盾も突き通す矛。
 防御の企図→こうすれば敵の攻撃を無効にでき、後ろにあるものを守れる。→どんな矛も通さない盾。

 上記が出発点とすると、攻撃側の企図は達成されない。ある意味で攻撃は必ず負けることになる。
 なぜなら、防御側が最初に「我はここで戦う。なぜなら絶対に勝つからだ。そして、敵は必ずここを攻撃しなければならない」という思考の出発点があるからだ。
 攻撃側は、「敵がここで防御するから脅威を排除しなきゃいかん。」そして、「そのむこうがわにあるミカンを取らなければならない」と考える。(目的と目標かな。)
842:2006/02/27(月) 20:48:40 ID:???
 ここで白紙的に、どちらの企図も全く分かっていることになるならば、先手を取った方が先である。
防御側が先手でしょう。防御側がこうする、そして、それに対して攻撃側がじゃあこうせざるをえない、
となるわけでしょうから。すると、攻撃側がこうするなら防御側はこうする。じゃあ、こう攻撃せざるをえない、となる。
一般的に防御側は劣勢な戦力をもって敵の大きな戦力を防ごうとするわけですから、
最初にその権利がとれるのは非常に大きい。だけど、攻防両者が戦ったら、大きな戦力を持つ攻撃側が
必ず勝つじゃないかといいたくなる。
 ここで考えるのは、本当に防御側の戦闘力が劣勢かということ。
 防御側はその規模が小さいが故に、準備の余裕を利用して、地形を戦力化していろいろなからくりが
仕掛けられる。そして、再度前提だが、防御側は「何があっても敵の攻撃を防ぐことができる」であり、
攻撃側は「何があっても敵を撃破できる」ということが前提になるわけだから、両者でつぶし合いをした場合、
防御が攻撃側はこうせざるを得ないとしていくと、最終的には両者の戦力がゼロとなる。つまり、世界最強の
盾と世界最強の矛がぶつかったら、最終的には両方ともが砕け散ってそれぞれの役割を果たさなくなる。
ここで残っているのは何か。地形だけが残る。そして、攻撃側がほしかったミカンの木は守られる。いや、
これを原則というのか知りませんが、普通に考えたらこうなりました。

 上記は、あなたが言う原則を考えるということに乗っていますので、「絶対いえること」を前提としていますが、
実際は、こうはならない。摩擦だったり、錯誤だったりして、論理的にすべてうまくいくことはまずないだろう。
戦闘は連続長期にわたって行われるから、根負けした方、失敗した方が負ける。これは当たり前ですな。
優勝劣敗っていうのかな。だから、戦機を逃さずとか、先制とか、戦勢とか、主動性の奪回とか、決勝点での
戦勝とかいわれる。これは単に戦力組成だけでなく、戦略・戦術・戦法、練度、情報、兵站、リーダーシップ等
あらゆる面に関係するでしょう。
843:2006/02/27(月) 20:50:32 ID:???
 防御の立場で考えるのがよさそうですね。
 防御しようとして、両翼に堅い地形がある地域を見つけた。そして、3コ大隊の持ち駒があるんだけど、
どうやって防御する考えた。敵の企図は陣地攻撃だとした。そして、どこから攻撃するだろうか考えた。
敵は山から攻撃するのは疲れるので、平地をくるだろうとした。だけど、平地は敵の攻撃が早いので、
陣地を結構強く作った。2つの翼側地形は錯雑しているけど、部隊を置いておかないと敵がくるのでやばい
とも思った。真ん中はもちろん敵がくるので部隊を置くのは当たり前。では、合計3コ正面だな。3コ大隊ある
から、1コづつおいてしまおう!これでいいかな?
 
 ここで防御しようとした我の発想は、劣勢な戦力でも地形を使ってそれをアップできるからと考えたはず。
つまり、地形強度に応じて戦闘力を配分すると言うこと。真ん中は地形が弱いので、物質的に大きな部隊を
置かないといけないでしょう。そして、翼側地形は強くて攻撃側がこないとしているのであれば、もっと小さな
戦力1コ中隊位をおけば十分でしょう。

(本白紙地形での戦力配分モデル)これを以下、「モデル@」といいます
 右翼側:1コ中隊規模 左翼側:1コ中隊規模 中央部 :2コ大隊規模
 
 を一例とできるはずです。もう一度いいますが、防御側は劣勢な戦力を持って、必ず任務達成できる見通し
を持っているわけです。これで例えば、真ん中に1コ大隊をおいていれば必ず守れるとした場合は、防御側に
戦力が余っていることになり、劣勢な戦力、つまり原則ですから、最低限の戦力をもって大きな戦力を防ぐことの
原則にはなり得ません。防御は部隊規模が小さい分、時間を利用して、地形を利用することにミソがあるのですから。
 ここまでが正しいとすると、あなたのいうとおり、攻撃側は、我が防御陣地中央部を突破する案を最良とすることに
決定するでしょう。ただし、あなたの戦闘力配分では、確実に敵は中央部を突破するでしょう。なぜなら、この地形を
3コ大隊で守れるとしたときの、戦力配分検討がないからです。
 攻撃側は、戦術的妥当性からは、中央部に2コ大隊の戦力があるものとして考えます。それが、実際は、1コ大隊しかないとあれば、中央突破の力押しもいいかもとなるはずです。
844:2006/02/27(月) 20:54:31 ID:???
 そして、翼側の強固な地形に対する攻撃の妥当性です。モデル@でいえば、翼側の戦力は地形を
期待しているが故に小さいはずです。ただし、敵の攻撃には耐えられるとはしている。ここで、実際の
戦力規模と地形との関係をモデル化してみると

(戦力配分と地形強度モデル)・・・以下、モデルAとします。

(翼側堅固地形)    (中央平地地形)      (翼側堅固地形)
 中 隊 数    1            7               1
 地形戦力 8 2               8
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
合計戦力    9            9               9 

 と言うのが一例になるわけです。あくまで一例ですから。
 今度は、攻撃側が防御側の強点をどこと見るでしょうか。中央は部隊規模8コ単位で平地で築城がっちり。
翼側は、地形が錯雑しているものの部隊規模1個単位。この場合でも、敵は真ん中をきま
すか?できるだけやられないように攻撃しようとするはずです。そして目をつけるのは、翼側の部隊が1コ単位
である点です。でも、敵は準備している。そのために、翼側地域に情報収集努力を指向して我の防御配置を
周知しておき、攻撃開始前に陣地を弱化することに努め、攻撃開始に伴い主攻撃を翼側に集中して、順番に
翼側地形を取る。
 
 ここでさらに敵の攻撃を防ぐことを考えると、モデルAの中央平地地形にある中隊数7にある程度融通性
を持たせる。つまり、右にきた場合、左にきた場合を考えておく。敵主攻撃の判定に従い、さらに新たな縦深を
形成したり、予備として柔軟性を保持したりするのでしょう。
845:2006/02/27(月) 20:56:36 ID:???
 >844 のモデルAの数字が飛んだので訂正。 

(戦力配分と地形強度モデル)・・・以下、モデルAとします。

   (翼側堅固地形)    (中央平地地形)      (翼側堅固地形)
 中 隊 数    1              7              1
 地形戦力  8    2              8
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 合計戦力   9            9              9 
846名無し三等兵:2006/02/27(月) 21:05:05 ID:4nlB/P1M
 もう一度モデルA。数字が飛ぶ。なんでかなー
防御正面(右)(中)(左)
中隊の数(1)(7)(1)
地形戦力(8)(2)(8)
合計戦力はどの正面も9。ただし、いつでも行とは限らない。重視する防御正面があれば、すべて9とは限らないが。

 つまりは。
 あなたの言う<攻撃側が翼側を攻撃しないという「あなたの原則」に懐疑的なのです。>

 あと、観測点は諸処に存在するということですが、作戦地域の左右を堅い地形に依託できるところだとすれば、
一般的に、真ん中の地形は、河川によって地形が削られた平地のはずです。ここでいえるのは、良好な観測点は、
翼側側の方にたくさんあるといえませんか。平地は観測点が乏しいので、よく空中観測を使ったりする処置事項が
とられるのでしょう。
847 名無し三等兵 :2006/02/28(火) 11:32:24 ID:???
>攻防両者が戦ったら、大きな戦力を持つ攻撃側が必ず勝つじゃないかといいたくなる。

戦例では大きな戦力を持つ攻撃側が勝っていますね。

では攻撃とは?防御とは?
本来防御は劣勢だから行う戦術であるのは自明の理です。
優勢なら攻撃ことになるのですから。

陣地防御の狙いは

1 火力で功撃側を撃滅する
2 食い止めて遅滞する

であり、戦例では戦力劣勢のため「食い止めて遅滞する」ことが多くなります。

では遅滞とはなにか?「時間」を稼ぐことにあります。
何故、時間を稼ぐのか?それは味方の集結のためというのが一般的です。

では攻撃とはなにか?

1 包囲撃滅
2 現地点から後退させる

であり、戦例では包囲が困難で(防御側が退却する)「現地点から後退させる」が多い結果です。
何故、攻撃するのか?それは敵を集結させるより前に各個撃破を狙うためです。
攻撃にとって最大の敵は「時間」というわけです。

朝鮮戦争の初期がわかりやすいでしょう。
連合軍はの戦力集結のため、遅滞戦闘を行っていますが、負けています。
北朝鮮は連合軍の各個撃破を狙っている訳です。

つまり、攻撃の性格上、機動性の確保はより重要な要素であるのです。
848 名無し三等兵 :2006/02/28(火) 14:13:07 ID:???
>2つの翼側地形は錯雑しているけど、
>翼側地形は強くて攻撃側がこないとしているのであれば、もっと小さな
>戦力1コ中隊位をおけば十分でしょう。

錯雑地における2人掩体の間隔は5m程度に短くなる(開豁地では20m)ので
実は錯雑地こそ余計に兵力が必要。

>防御側は劣勢な戦力を持って、必ず任務達成できる見通し

防御側の任務は攻撃側の撃破?遅滞?

>攻撃側は、戦術的妥当性からは、中央部に2コ大隊の戦力があるものとして考えます。

どうも、攻撃する、ということの意味をよく理解しておられないようですな。

攻撃側が平地で発起されるのは、機動性を重視しているからです。
攻撃(浸透突破)を成功させるには1線が突破するだけでなく、
後続部隊もそれに続いて突破し、突破口を拡大しさらなる後続の投入を
可能にしなければならない故に平地にせざるを得ない訳です。

ましてや現代では戦車やIFVによる機甲部隊が編成されています。
これら部隊が機動できない場所に重点を形成できるのでしょうか?

849 名無し三等兵 :2006/02/28(火) 14:26:17 ID:???
>あなたの言う<攻撃側が翼側を攻撃しないという「あなたの原則」に懐疑的なのです。>

>>800において

 突破攻撃

1 敵の戦闘力発揮が困難な地点

2 側翼

3 配備の間隙
4 錬度、士気が劣等な部隊
5 部隊の接合部
6 掩蔽接近が容易
7 突角部
8 敵の予測しない方向

とかいてますね。

翼側とかいてなかったから悪かったのでしょうか?
1があって2がある。優先順位ってやつですな。
しかしながらその翼側は機動困難な錯雑地。
よって平地である中央に突破口を穿つ 「ざるを得ない」 訳です。

もう一度言いますが、
防御側は何故、平地や道路に地雷原を設置し、障害(特に対戦車障害)を構築するのでしょうか?

どうも、観測点という有利性に惑わされて、作戦が硬直しているようです。

では堅固な地形を山ではなく湿地帯にしてみればよくわかるはずです。
湿地帯に重点を指向するのでしょうか?
850 名無し三等兵 :2006/02/28(火) 14:31:11 ID:???
>平地は観測点が乏しいので、

本物の地形図を見てみましょうね。
山は連なっていますね。
攻撃側後方にも更に標高の高い山はありますね。普通は。
851:2006/02/28(火) 18:55:15 ID:???
>847 
あなたの戦術尺度と私の戦術尺度がかなり違うようなので、前提として。

 あなたが信奉しておられる原則とは、だれの、どの時代のものですかねー。
 それは、あなたの原則では?というところをふまえて。

 原則・・・・特別の場合の他は、どれにでも当てはまる決まり(小学館)

 とある。つまりは、ある事象について包括的に「これは言えます」というルールブックみたいなもんやな。
 ということは、原則とは、1+1=2的な要素がある。1+1=2これはただある意味正しいでしょう。
 ただし、解釈を間違えると、そのまま適用できないこともある。時代の変化とともに変わると言うことですよ。
 かつての戦力が 1単位+1単位=2単位であったのが、
 時代の流れで  1単位+1単位が訳わかんないくらい大きな単位に相当するようになります。
 つまり、一般的に想像しやすい戦力の変遷で考えれば、
 拳の喧嘩→+刃物→+弓→+鉄砲→+大砲→+戦車→+航空機→+誘導弾→+レーザー?+∞・・
 となるわけです。
 あなたのいう攻撃における機動の発揮は確かに重要です。
 機動はスピードですから。ただの移動と違うのは
 「敵に対して有利な態勢をとるための移動」であるところです。
852:2006/02/28(火) 19:04:20 ID:???
機動とともに考察しなければならない火力を考えます。
精度、威力、飛距離等の進歩により、大変重要であることはわかるでしょ。
そこで考えるのは、
「この戦いでは<機動が有利>なのか、<火力が有利>なのかを原則で決めきれるかと言うことです。
つまり、陣地攻撃の原則を考えるなら、ほぼ同等として考えなければいけないですか?ちゅうことだよ。
あなたは多分?でしょうが、堅固な地形に対する翼側攻撃がレアケースでないことにつながるんです。
853名無し三等兵:2006/02/28(火) 19:35:41 ID:4dYlyPcH
では一つ一つ行きましょうか。あくまで機動と火力というところを前提にしますからね。
(まさか、旧石器時代とか、刀で戦っていた時代のものをそのまま適用して原則とはしないでしょうな・・・)

戦例では大きな戦力を持つ攻撃側が勝っていますね。
→ハイわかりました。 それは、最初に企図した防御の主動性は、後から攻撃する側がよく考えればすぐに奪回できるからですなー。
 防御側が準備した総合戦闘力に攻撃側が勝った証ですなー

陣地防御の狙いは
1 火力で功撃側を撃滅する
→防御のねらいが撃滅?それは厳しすぎませんかね。劣勢な戦力でよく戦えといっても柔よく剛を制すの世界でしょう。
 撃滅とは、部隊そのものが持つ戦力を減らすと言うこと。せめて撃破とか、攻撃意志の破砕とかですなー
 つまり、防御(陣地防御に言及してますがもっと概念は広い)には撃滅という期待は持つべきでない。兵隊がかわいそー 
2 食い止めて遅滞する
→これはあるでしょう。おっしゃるとおり。
→そのほか、じ後の戦闘のための有利な条件を作為したり、特定の地域に対する侵入を阻止したりといろいろでしょう。

 あなたのねらいというのが何のねらいなのか(意義なのか、役割なのか等)はわかりませんが、
 陣地防御そのもののねらいは

 「陣地による阻止火力によって、敵の攻撃を破砕することにある」のではないですか。

 敵の攻撃を破砕とは、敵の攻撃をさせなくすること。あなたが言うとおり、部隊そのものを撃滅するという高い目標もよし、
妥当性ある陣地配置により、このままいったらやられるという攻撃側の意志を挫くのもよしですよ。
854:2006/02/28(火) 19:59:27 ID:???
では攻撃ですね。

では攻撃とはなにか?

 →敵に対して前方に戦力を推進する積極的な戦術行動とでもいいましょう。したにあるのはねらいですか。
  私が信ずるところは、「敵を戦場に捕捉して、撃滅すること」だと思いますが・・

1 包囲撃滅
 →包囲撃滅というよりも、敵の企図した戦場外で戦うことをまず追求。そして、包囲、突破。突破後も包囲を追求。
2 現地点から後退させる
 →実態として、戦場の捕捉撃滅の機会を逸する場面がおおいということはわかりますが、で、何をいいたいの?

であり、戦例では包囲が困難で(防御側が退却する)「現地点から後退させる」が多い結果です。
 → だから戦記を看破して、戦果拡張、追撃をやれとなりますよねー。(あなたの原則では助攻撃正面から追撃に
任ずる部隊を投入してましたが・・・(>813)・・それホントに原則?
何故、攻撃するのか?それは敵を集結させるより前に各個撃破を狙うためです。
 → 攻撃(多分陣地攻撃をさしておられますが)そのものは、「戦場における捕捉撃滅」をねらいとするでしょ。
   攻撃そのものを採用する場面はいろいろある。ある程度時間をつかって周到に準備する場合、時間をかけたら
   敵がどんどん強くなるので急ぐ場合等。これらを包括的にしたものが攻撃の原則であるべきじゃないですか。
   ただし、貴官の言である「攻撃はスピード」どいうのもわかります。もちろん時間は」大事ですが。
    スピードが大事だといって、敵が周到に準備しているところに飛び込むなんてことがないように・・・兵隊がかわいそう。

   機動発揮よりも、火力の優越を採用する場合だってあるんですよ。そして、原則ですよ。火力発揮重視はレアケースですか。



855:2006/02/28(火) 20:11:06 ID:???

朝鮮戦争の初期がわかりやすいでしょう。
連合軍はの戦力集結のため、遅滞戦闘を行っていますが、負けています。

→1Cav、24iのはなしでしょうか。負けているとは・・・・・ははは。あれは、遅滞行動でしょ。敵の勢いが激しいので、
地域を犠牲にして時間の余裕を獲得することをねらいとしている戦術行動。確かに、劣勢の時に採用することが多いようですが。
そして米軍のそのねらいがあたって、釜山で準備の時間ができ、 反撃に転じたではないの。
そして、それは、北朝鮮軍の補給線がのびたことも幸いしたよな。っていうか、今の論点にかんけいしてるのか?
あなたの言う攻撃とは、原則のレベルで言っているんだよな。陣地攻撃のレベルではなく、攻勢作戦全般のことを言っているのかな。
それとも、機動の発揮の重要性を述べているのかな。機動の発揮が重要なのは私も解しているつもりよん。
この話の教訓を見るならば、機動の発揮を急いで攻撃前進した北朝鮮は、連合軍の遅滞戦闘のねらいにむざむざと引っかかり、
最後には、攻勢を許してしまいました。機動の発揮を急いだために、兵站線が延びることも知らずにイケイケどんどん。っていうのは? 

北朝鮮は連合軍の各個撃破を狙っている訳です。
→・・・・・、そりゃ、各個撃破をねらうよねー。いっぺんにやったら我も被害を被るから。戦略レベル?戦術レベル?戦闘レベル?
つまり、攻撃の性格上、機動性の確保はより重要な要素であるのです。
→ああそういうことね。機動が発揮できれば、敵に対応のいとまを与えないということ。確かにそうでしょう。
 ただし、火力も重要なのよ。そして、火力と機動それぞれの発揮は、一般的に相反するものです。
856名無し三等兵:2006/02/28(火) 20:26:29 ID:FVBBA1r8
ベイビー、話を聞こうか?

☆高橋三曹のお悩み相談室☆
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/jsdf/1137498404/l50
857:2006/02/28(火) 20:27:50 ID:???
はい、つぎー。

>2つの翼側地形は錯雑しているけど、
>翼側地形は強くて攻撃側がこないとしているのであれば、もっと小さな
>戦力1コ中隊位をおけば十分でしょう。

錯雑地における2人掩体の間隔は5m程度に短くなる(開豁地では20m)ので
実は錯雑地こそ余計に兵力が必要。

→うわっ、防御部隊が勢力の劣勢を補うために、地形を利用できることを放棄・・・
  錯雑地ほど掩体間が狭い・・・ほんと?
  攻撃部隊の機動が制限されるので、攻撃する経路が予想できる。→予想ポイントに火力点を準備する。
  →やられないように錯雑地をつかって強い陣地をつくる→だから小さな部隊規模でも大きな戦力が得られる。

>防御側は劣勢な戦力を持って、必ず任務達成できる見通し

防御側の任務は攻撃側の撃破?遅滞?

→ 敵の攻撃の破砕。撃滅も一つの手段(多分無理ですが、追求する厳しい指揮官もおられるのかな。)
  任務付与をするなら、敵の攻撃を、〜以西において、〜日まで阻止って感じかな。

 ところで、ほんとうにこのまま討論続けて大丈夫?
858:2006/02/28(火) 20:37:39 ID:???
>攻撃側は、戦術的妥当性からは、中央部に2コ大隊の戦力があるものとして考えます。

どうも、攻撃する、ということの意味をよく理解しておられないようですな。 → あーどうも。

攻撃側が平地で発起されるのは、機動性を重視しているからです。
→ハイわかりました。その通りです。平地は攻撃しやすいです。
攻撃(浸透突破)を成功させるには1線が突破するだけでなく、
→浸透突破・・・また、摩訶不思議な用語ですね。
浸透を攻撃の一般原則で・・・・浸透って言うのは攻撃の一形態で遊撃や、特殊部隊や、情報収集する奴とかがやるやつだよな。ハイ第一線が・・
後続部隊もそれに続いて突破し、突破口を拡大しさらなる後続の投入を  
→ はいはい、縦深戦闘力の話しですね。イヤー重要ですね。おっしゃるとおり!
  それは、>824、>825の予備の話を理解してね。あなたがデタラメと考えた奴ですが・・。予備が大事→最初から攻撃正面3つが原則になる?
  なお、突破の一般的な推移については、私理解しておりまするよ。>824でかいとりますが!それでも説明してくれたの、ありがとう。

可能にしなければならない故に平地にせざるを得ない訳です。
→▲◇!?突破を成功させるには、平地にせざるを得ないとは・・・。
 (ある作戦会議で)「今回の攻撃ですが・・。原則では基本的に機動の発揮ですから、今回もこれで行きましょう。)
 砲兵の人:平地ばっかりじゃ、砲兵がかつやくできないよー。
 歩兵の人が聞いたらどうでしょう。いやうちの指揮官はスピード重視だからさ、平地があったらいつも走れーとしかいわんのだよ。
 戦車の人は?いつも僕たちの活躍の場面を頂けて嬉しいな。ただ、いつもこうだとな。損害が・・・。いや何でもない。

ましてや現代では戦車やIFVによる機甲部隊が編成されています。 これら部隊が機動できない場所に重点を形成できるのでしょうか?
→いあいあ、安心しましたね。戦車やIFVが出てきて。近代戦における火力の重要性はご存じよねー。
859:2006/02/28(火) 20:55:58 ID:???
突破攻撃 → どこの原則から引っ張ってきたんでしょ。J隊?米軍?それとも昔の奴?
          下記記述からすると、攻撃方向を決める際の考慮事項?

1 敵の戦闘力発揮が困難な地点 → 防御の弱点は白紙的にまず翼側でしょう。http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1127906524393.jpg
2 側翼 → 翼側は1に含みます。http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1127906524393.jpg
3 配備の間隙 → 1に含みます。賛成。
4 錬度、士気が劣等な部隊 → 1に含みます。賛成。攻撃に限ったことではないが。
5 部隊の接合部   → 1に含みます。賛成。ただし、攻撃側が正しくこのポイントがつかめるか。→ 原則としてあげる必要があるか。
6 掩蔽接近が容易  → 1に含めるか・・。っていうか、あなた!これじゃ、平地のみとは言い切れないじゃないの!
7 突角部  → 賛成。
8 敵の予測しない方向 → 大賛成。機動に問題があるからといって、堅固な地形をいつも攻撃しないとは限らない。

とかいてますね。→ はい。

翼側とかいてなかったから悪かったのでしょうか? → 悪くはないですがね。原則による攻撃方向は平地と言及してるところが懐疑的。
1があって2がある。優先順位ってやつですな。 → 1と2の優先順位とは?1は包括的。2以降は具体的。本当にこれ原則なの?
しかしながらその翼側は機動困難な錯雑地。 → まあ、防御側はそうどりょくしますわな。
よって平地である中央に突破口を穿つ 「ざるを得ない」 訳です。
→ あーあ。これじゃ、防御の最初の主動性の奪回が難しい原則ですね。
 防御側は、自分に裁量のところでやる。翼側が固い地形のところ。防御側は、だから、平地で待ち受ける。
 防御側の見積は、平地から来る公算が大として、攻撃側がきた!やっつけた。しかし攻撃側は、君の作った原則に従ったものだった。
 しかし、防御側は敵が来る公算が少ない翼側にそれぞれに1/3の戦力を配当した(832)。
 それは抑止であり、無駄ではなかった・・なんじゃそりゃー!
860:2006/02/28(火) 21:05:37 ID:???
もう一度言いますが、→ はい。
防御側は何故、平地や道路に地雷原を設置し、障害(特に対戦車障害)を構築するのでしょうか?
→ はい。平地は障害度が低いので、敵の機動の発揮を妨害するためです。加えて、戦闘陣地を強くするのは、やられないようにするためです。

どうも、観測点という有利性に惑わされて、作戦が硬直しているようです。
→ 機動性をのみに終始しておられるあなたの言とは思われませんな。機動と火力の発揮。バランスといっておりますが。>819

では堅固な地形を山ではなく湿地帯にしてみればよくわかるはずです。→ 山と湿地帯では攻撃側の地形価値が大きく異なる。防御側だけ考えてませんか。
湿地帯に重点を指向するのでしょうか?→ それは原則的には考えがたいですね。あなたの言うとおり。ただし、山とは違いますよ。
861:2006/02/28(火) 22:34:25 ID:???
この論争の始めからたどってみます。

あなた >806「防御は固い翼側を持たせる。」 >807、>808「攻撃側は、堅固な翼を攻撃しない。なぜなら障害だから。」
わたし >814「攻撃側は翼側を攻撃することはありませんか。」
あなた >815「翼側は障害ですので、敵の主攻撃にはなり得ません。なぜなら、時間がかかるからです。」
わたし >816「攻撃と一言で言ってもいろんなケースがありますので、その時々で、攻撃方針決定に当たっての重視要因は違いませんか。」
あなた >818「それは原則の域を超えています。地形障害に主戦力を投入するには理由が必要でしょう。」 >851 原則の意味参照
わたし >819「状況によって、機動と火力を勘案する必要性をとく。原則的に言うならば、両方を含めるべきだとする説明。」
あなた >821「攻撃側が火力というか、山や丘を利用する場合に対する疑問。堅固な地形をさけると正面攻撃になることに対する助攻撃の処置をとく。」
わたし>822、823「火力発揮を重視する意義。火力発揮を重視する一例。火力発揮と機動発揮を勘案する重要性をとく。」
 >824「正面攻撃した場合の部隊運用の問題点。予備隊の重要性についてとく。」
 >825「攻撃の縦深戦闘力と翼側攻撃の関係、突破の過程、正面攻撃と戦闘力の集中の関係についてとく。」
862:2006/02/28(火) 22:41:12 ID:???
続き。

あなた>826「攻撃側が、山を攻撃する場合の問題点(時間かかる、火力発揮不利)、山と丘はあきらかにちがう(きどうできる、できない)をとく。」    
 >827「原則なのか、個々の事例なのかわからなくなる。防御の話なのに、攻撃の話になった理由がわからない。ただ、防御の原則をただ単に例示したという。」
 >828「主攻撃の両翼には常に助攻が必要である。予備の重要性の話は、原則の話でなく編成の話し。4コ単位にすればよい。突破後の追撃方向については、突破に成功した翼からやり、予備を投入する。」
 できるだけ大きな予備の保持という観点はデタラメである。原則は1/3である。」
 >829「原則とは基礎であり、装備品、兵器に左右されないレベルのことを示唆している。」
 >832「平地からいった場合の観測点の乏しさを認識、しかし、ないことはないという一連の要図を提示。」
    「攻撃側:両翼側・中央への全正面攻撃。防御側:両翼側、中央部にほぼ同規模の部隊配置。」
わたし >833「主攻撃に直接寄与しないであろう部隊について質問。→戦闘力の分散でないか。欺騙としての効果を狙っているのかという疑問。」
あなた >「増強連隊という。」
わたし >「・・・・?」 
 以降、この話題が波及して、攻撃、防御の意義、ねらい、戦力発揮、地形に応ずる戦力配分等に発展するが、議論は余り進まず。 

 今後の戦闘の趨勢から考えると、戦略レベルでも、戦術レベルでも機動の発揮はますます重要になるしょう。
 米軍は、たくさんあった部隊のタイプを、ライト、ストライカー、ヘビーの3つにして、モジュール化して融通性を持たせると言うし。
 日本で言えば、ゲリコマとか、離島とか、いつ怒るともわからない事態で機動力を発揮すると言うし。
 ただし、機動を発揮する場面、火力を発揮する場面、といろいろあってこれには特性があること。そして、これらを組み合わせるための要素をもれなく考察することは大事ではない?
863名無し三等兵:2006/02/28(火) 23:03:56 ID:???
864827:2006/02/28(火) 23:58:20 ID:???
>>827=>>831=>>838です。
念のため。

あんまり詰問調にならず、仲良くいきましょうよ。
陸大の試験勉強してるんじゃないんだから。

よしなに
865:2006/03/01(水) 00:12:20 ID:???
>864 確かに。
 えっと、詰問調にしてきたニーズに対する回答要領ですよ。出発点は>815。
 こうやってはじまるんだなあ。
866827:2006/03/01(水) 00:49:21 ID:???
>>865
JUNETの頃から、高度な教育を受けていて、高い知性と教養を持っているはずの人が
他人の揚げ足を取りながら罵詈雑言を投げ合っていましたから
きっとネットワークというのはそういうもんなんでしょう(w
いや、人類の歴史は闘争の歴史。

うん、寝ましょう。
867 名無し三等兵 :2006/03/01(水) 01:22:34 ID:???
>あなたが信奉しておられる原則とは、だれの、どの時代のものですかねー。

書き込みの元ネタは某雑誌からですが、松村つとむ氏の「戦術と指揮」にものってますし
フラーのの戦略の原則や米国陸軍TR10−5等も似たような記述です。

確かに原則は法則ではないね。
 
>「敵に対して有利な態勢をとるための移動」
つまり射撃するために移動し、移動するため射撃する、と・・・前にも書いた気がするが。

>「この戦いでは<機動が有利>なのか、<火力が有利>なのかを原則で

機動中は射撃できないルールのゲームですかね(苦笑

>堅固な地形に対する翼側攻撃がレアケースでないことにつながるんです。

では戦例を述べてくださいね。
868 名無し三等兵 :2006/03/01(水) 01:31:10 ID:???
>(>813)・・それホントに原則?

もう一度かきます。日本語が読めるようになるまで>>800では 2 翼側 とかいてますよね。
しかしながら機動困難(実質機甲部隊は通過できない)を主功にすべきではない、ということですよ。

>機動発揮よりも、火力の優越を採用する場合だってあるんですよ。そして、原則ですよ。火力発揮重視はレアケースですか

火力発揮についてもかいてますね。そして火力を発揮するためには戦力の集中が必要で
火力発揮と機動発揮は一体といってもいいでしょう。


869名無し三等兵:2006/03/01(水) 01:35:37 ID:???
火力集中は準備の時間がなきゃ無理

強固な陣地への砲撃は効果が薄いです
それとも移動弾幕射撃するつもりか?
870 名無し三等兵 :2006/03/01(水) 01:38:34 ID:???
>負けているとは・・・・・ははは。
>反撃に転じたではないの。

遅滞戦闘に否定的な書き込みはしていませんが?
では勝ちということでいいのですね?

>兵站線が延びることも知らずにイケイケどんどん。っていうのは?

彼らには他に手段がありましたかね? 

>火力も重要なのよ。そして、火力と機動それぞれの発揮は、一般的に相反するものです。

そのため自隊が機動中は他隊に援護してもらうわけです。




871 名無し三等兵 :2006/03/01(水) 01:44:30 ID:???
>錯雑地ほど掩体間が狭い・・・ほんと?

これは「らしい」としか言いようが無い。
COMBAT BIBILEという雑誌に書いてあった。
元ネタは米軍マニュアルらしいが、これもらしいとしか言えない。
が常識的にはありうるとおもう。

それと森林と都市は兵をのむって言葉も有名なのだが・・・
  
>ところで、ほんとうにこのまま討論続けて大丈夫?

ところで、ほんとうに日本語大丈夫?
872 名無し三等兵 :2006/03/01(水) 01:54:50 ID:???
>できるだけ大きな予備の保持という観点はデタラメである。原則は1/3である。」

これについては謝罪しなければならない。原則ではなく目安だった>1/3
これは書き間違い。m(_ _)m
873 名無し三等兵 :2006/03/01(水) 01:59:16 ID:???
>浸透突破・・・また、摩訶不思議な用語ですね。

プルシロフ功勢とミヒャエル功勢とか、
べつに不可思議でもなんでもないです。
WW1関係では普通です。

とすると、電撃戦も縦深戦略理論も知らない?!
874 名無し三等兵 :2006/03/01(水) 02:01:35 ID:???
>→1Cav、24iのはなしでしょうか。

オサンの戦闘は成功したとは言えないでしょう。
まぁ北朝鮮も失敗してはいますが。
875名無し三等兵:2006/03/01(水) 02:04:47 ID:???
相手の陣地構築の具合によるでしょう
浸透の有効性

強固な陣地なら迂回なり浸透なりするほうが良いですが、貧弱な陣地なら火力殲滅が可能
876 名無し三等兵 :2006/03/01(水) 02:11:38 ID:???
>>865
小生の責任に転嫁しますか・・・
やわらかい言葉は攻撃したくなり、固い言葉でも攻撃したなくなるという訳ですな・・・

こりゃホントのXXXXだよ。
877 名無し三等兵 :2006/03/01(水) 02:14:59 ID:???
>>875
やっとまともな人が(泣

878:2006/03/01(水) 02:17:19 ID:???
あのー、今日はもう遅いので。作戦をする際には、市街地や森林は避けるっていうのは、確かにそうなのよ。
ただし、堅固な地形に翼側を依託って言うのは、森林や市街地や湿地帯があるとはかぎらないわけよ。
っていうことは、あなたの記述には沢山矛盾がある訳よ。主力投入方向しかり、助攻の話しかり、予備の話ししかり・・。
あなたの原則を成り立たせるために、いろいろとコテをつけても一緒な訳。
機動と火力の連携って>867を見ると、そういう思考はある訳ね。ただ、火力にはいろんなものがあって、>822の記述ね。
その中でも、砲兵火力って言うウェイトが高いわけ。理由は>822にあるでしょ。

まあいろいろとあるでしょうが
@攻防の両方を考えた上での原則的事項(片方が特別有利になるわけではない。)
A攻撃・防御の特性をとらえた上での原則的事項(動いて撃破・撃滅・止まって阻止)
B機動と火力を発揮する上での特性と行動方針への反映(動けるのは平地。遠くまでよく見えるのは高地)
C堅固な地形という概念と火力発揮の関係(錯雑地型と機動・防護)
D地形の特性に応ずる戦い方(森林とか、湿地帯とか、市街地とか)と戦術原則の関係(各戦術行動の原則を特殊地形に当てはまる)
についてもう少し整理してみたらいかがでしょうか。

あなたの日本語が理解できない私でした。
879 名無し三等兵 :2006/03/01(水) 02:32:10 ID:???
>>878
個人攻撃じゃ勝手だけど。でもかならず戦例をだしてね。

砲兵火力のウエイトが高いのは日露戦争の頃から定説です。

そして突破を前提としない攻撃は消耗戦となります。WW1と同じです。
880 名無し三等兵 :2006/03/01(水) 02:37:09 ID:???
>あなたの原則を成り立たせるために、いろいろとコテをつけても一緒な訳。

小生のではない。それは書いた。
そして成り立たせるのではなく、解説をしているのだよ。
どう思うかはROM人達の勝手。
881 名無し三等兵 :2006/03/01(水) 02:38:21 ID:???
>あなたの日本語が理解できない私でした。

うん、だから理解しようとしなくてもいいよ。

882名無し三等兵:2006/03/01(水) 02:46:47 ID:???
最終的な敵陣占領は歩兵突撃かもしれないけど、砲兵が耕しときゃより容易
が、限られた砲弾をどこに指向するかって問題があります
相手も限られた時間と兵力で広い正面を保持したいわけで、全戦線に十分な陣地構築と兵力配置ができない

無限に補給があるなら、ベトンで固めた永久陣地構築しますし、強固な陣地でも耕して火力殲滅できますがな
補給と時間が有限だってことを考えないと
883 名無し三等兵 :2006/03/01(水) 10:05:48 ID:???

>湿地帯に重点を指向するのでしょうか?→ それは原則的には考えがたいですね。あなたの言うとおり。

さて、答えが得られました。これが結論でしょう。

障害地形に主力は投入すべきではない。

突破と錯雑地形 これはあくまで戦術機動に関わるものとして、

失敗例

○アルディンヌ功勢              ドイツ装甲師団は十分な機動余地を与えられなかった。
マーケットガ−デンン作戦          英30軍団の進撃路は1本であったため、目標に達せられなかった。

○ヘンダーソン飛行場奪回の第二師団  密林山岳を迂回したが戦力の集中投入し失敗。各個撃破される。
                           日本軍は砲兵火力で著しく劣勢であったので、
                           錯雑地から主功をおこなったが、失敗した。

○インパール作戦の第31師団       これは助功部隊なので参考記録
                           コヒマを占領しインパールへの補給を遮断しようとしたが
                           密林山岳のため補給物資の輸送がままならず。
                           (物資自体が無いのだが(苦笑)

884 名無し三等兵 :2006/03/01(水) 10:07:17 ID:???
結論がだせない例

○嘉数高地における米105連隊の攻撃 嘉数高地は錯雑地形ではないが、渓谷により戦車は機動どころが
                          移動すらできなかった。
                          この攻撃は突破を意図している訳でもないので参考記録
 

成功例

○長篠の戦における鳶の巣山砦群攻略部隊   錯雑地形を利用して長篠城を囲む砦に近接、奇襲を行い長篠城の救援に成功
○田原坂戦いにおける政府軍の七本への攻撃  西郷軍の配兵ミスと錯雑地を利用して近接し突破に成功

いずれもまだ砲兵戦力が現代に比較して劣っており、当然機甲戦力は皆無。
「歩兵主体」の戦闘であった。

以上皆さんには常識であり、退屈な文ですが、書いてみました。
885名無し三等兵:2006/03/01(水) 13:47:25 ID:???
ドイツの対仏電撃戦ではアルデンヌの森林地帯に機甲部隊主力を投入して成功してるが。
886 名無し三等兵 :2006/03/01(水) 14:54:07 ID:???
>>885
いいこというねぇ。そういうの待ってた。そのとうり。
1940年には機甲部隊の障害にならなかったアルデンヌの森林地帯は
1944年には間違いなく障害になっている。
なぜだろう?
887名無し三等兵:2006/03/01(水) 17:40:47 ID:???
戦車の車体が大きくなったから?
随伴車両の規模がでかくなったから?
常に対空警戒をおこなっていた?

色々ありそだな。
888名無し三等兵:2006/03/01(水) 19:42:35 ID:+m2/3FUb
障害地形に主力を投入しないのが当たり前か・・・防御側は待ち受ける方向が決めうちできて大変都合のいい論理やのー
889名無し三等兵:2006/03/01(水) 20:03:37 ID:???
近接航空支援っつう空飛ぶ砲兵が居たからな<バルジ
制空権を握ってる状態で好天の昼だと、戦線を無視して任意の場所を攻撃できる

前線での戦闘に勝利しても、後方叩かれたら補給が逼迫して後退せざるを得ない
890 名無し三等兵 :2006/03/02(木) 01:30:40 ID:???
>>888
負け犬の遠吠え乙!>>884
障害地形に主力を投入した戦例も書いたはず。
891:2006/03/02(木) 20:41:18 ID:???
 いあー負けましたよ。あなたの性根のたくましさに寝負けですね。
 ここで戦勝の一原則が導けそうですね。
@ 論争の焦点を理解することなく、勝利宣言をしてしまい、あとは自己の論理を繰り広げる。→ 中国や北朝鮮みたい。くさいものには蓋かな。
A 上記論争を要素を説明する意志をなくさせる。 → これ強い。防御のねらいと似ているナー。

 機動の発揮を強調する案とも言い難い戦史例ありがとう。
 主力を障害に投入して成功した例もありがとう。
 火力の発揮を強調するとも言い難い戦史例もありがとう。
 歩兵主体で砲兵がヘボかった時代の紹介ありがとう。原則とは何かまた解らなくなってまいました。
 
 いあー、論争推進に寄与しないセンズリアキバオタクネタの提供ありがとう。
 みんなが知っている常識的な戦例紹介ありがとう。ありがとう。
892 名無し三等兵 :2006/03/03(金) 00:43:08 ID:???
>>891
>原則とは何かまた解らなくなってまいました。

調べたまえ。悪い頭が少しはよくなるぞ(w

>みんなが知っている常識的な戦例紹介

アンタは何ひとつ出せなかったよな?(w

>いあー、論争推進に寄与しないセンズリアキバオタクネタの提供ありがとう。
 
分析能力皆無なんでないの(w

まぁゼークトの言う「無能な働き者」という奴だな(w
893名無し三等兵:2006/03/03(金) 00:59:15 ID:???
障害地形に主力突っ込ませると、敵の反撃無くても移動速度落ちて対応時間を与えるっス
手間取ってるうちに、予備兵力を突っ込まれて終わり
助攻で予備兵力を払底させてるか、行動を隠蔽できるなら有効
894名無し三等兵:2006/03/03(金) 16:05:40 ID:6gm6iuHy
戦略、戦術、戦闘・・・

  日本が強かったのは戦闘      麻生太郎
895:2006/03/03(金) 23:07:20 ID:???
いやいや。これでどうかなー、これでわからんかなー。
とある「原則」を絵で表してみたら。→http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1141394313213.jpg
また違う「原則」を絵で表してみたら。→http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1141394344471.jpg
・・・・これが原則として成り立つかしら・・。おほほ
守るならこうじゃないの?→http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1141394380033.jpg
攻めるならこうじゃないの?→http://gazo03.chbox.jp/home/gazo03/data/gazo/army/src/1141394425239.jpg
・・・・えっと、現実に適用できない知識・・・、「できないのにやろう」とするのはどっち?
ま、できなくてもやろうとする奴は私は好きだが。知ったかぶりよりは好感が持てる。
896:2006/03/04(土) 00:12:27 ID:???
 ・・・・いやはや。戦いに勝つ手順で大事なもの。相手の行動を読むこと。

◎ 想定内の行動
 ○ いいわけ行動
    彼の言っているところに矛盾が見つからない。自分で思ったことを振り返ろう。
  ・ 火力の話はしていた。機動だけとはいっていない。
  ・ 錯雑地形活用しての機動の成功例も書いた。
   → 書いたはずなのになんで解らないのだろう?→ 読解力がない奴だ。 → 読み返して矛盾を探してついてやろう → 見つからず。
 ○ 戦場の変換
    彼は、戦例を一つも出してない。ここが欲する戦場だ。(原則的事項:我に有利で、敵に不利な戦場を強要)
  → じゃあ、火力発揮で勝った例を出してみたら?→ ほら出ないじゃないか。 → 勝利だ!
  → でも、歩兵主体で砲兵が弱かったんだからないよな → じゃあ、砲兵の成功例でも出してやるか → 砲兵火力の重要性発見
  → 機動と火力の発揮の重要性の証拠 → しまった!
 ○ 今回の論争に直接関係ないことで攻撃 
 ○ そのまま沈黙又は相手にしないといって別の話題に変換
◎ 想定外の行動
 ・ あっそうか、機動と火力の連携とはそういうことか。そうか、山地も湿地も障害地形だけど、戦術的な価値は全く違うんだ・・とか気づく。
  → 想定内の行動に出ると思われる。
 
 ま、いづれにせよ、先は見えてますな。(敵に意志を強要し、こうさせねばならぬと常に先手を打つ・・・主動性かな。)  
897:2006/03/04(土) 00:18:42 ID:???
 状況判断を狂わせるための心理戦の一例

>原則とは何かまた解らなくなってまいました。
 → 調べたまえ。悪い頭が少しはよくなるぞ(w
 →(調べたまえ、我が国は原則を知っているが、あなたの国はしらないねぇ。同志!)

>みんなが知っている常識的な戦例紹介
 →アンタは何ひとつ出せなかったよな?(w (従軍慰安婦も、南京大虐殺もいいネタだよなぁ。)
 →(こんなに証拠がたくさんあるのに。あなたの国はネタを出さないねぇ)

>いあー、論争推進に寄与しないセンズリアキバオタクネタの提供ありがとう。
  →分析能力皆無なんでないの(w 
  →(資本主義者の愚者たちは、人類の平和がわかってんのかね。)

 まぁゼークトの言う「無能な働き者」という奴だな(w
 (まさに彼は、資本主義者どもの愚者の楽園に住む無能だ。)

 そういえば、機動発揮って、、冷戦前のソ軍の戦法だったな・・・。 

  
898 名無し三等兵 :2006/03/04(土) 00:35:11 ID:???
>>895

アンタがデタラメな人間で自分の都合のよい情報操作をするのはよく分かった。
D山とE台の障害度は同じなのかね?
E台は台地だろ。戦車が通過できるじゃないか?
それで偉そうに言う訳か?

俺の前提は両翼が通過不能だろ。
良く読めよ。この文盲野郎(w

899 名無し三等兵 :2006/03/04(土) 00:37:02 ID:???
>>896

別に知らないことは恥じゃないよ。ウソで糊塗するのが恥ずかしいのだ。

900 名無し三等兵 :2006/03/04(土) 00:46:16 ID:???
>>897

で、アンタ戦例もだせない。つまり例がない訳だ。

とするとアンタの障害地形を歩兵主体の主功観測点を占領し、
防御側全線に砲撃を加えて防御線の瓦解を狙うとのことだが、
具体的はまったく触れてない。

1 3日準備の3個歩兵大隊 又は7日準備の3個歩兵大隊

を壊滅状態にするのに

1 何門の砲が
2 何時間
3 何発撃つのか
4 運用するのか

がまったく記されていない。

アンタの主張にはまったく根拠がないんだよ。
901 名無し三等兵
>>896
>山地も湿地も障害地形だけど、戦術的な価値は全く違うんだ・・とか気づく。

有力な主力部隊が機甲部隊である部隊が
通過できない地形である障害地形をどう機動させるんだ????