214 :
153:
>>207 帝国ホテルの故村上さんの
忘れられない料理と聞いたんですが
捕虜になった時に
料理人なのを必死に説明して包丁だけは返して貰ったんだそうな
シベリア送りにされて捕虜時代
衰弱した戦友に何が食べたい?と聞いたら(最後の晩餐なんだろうね)
「パイナップルが食いたい。」と言ったそうだ
事情を必死に説明したソ連兵から手に入ったのは林檎が2コだけ・・・
(昔のパイナップルといえば生ではなくて
シロップ漬けの缶詰で高級品だった)
悩みに悩んで
>>209の言うように
輪切りにして芯を抜き
そっくりな彫刻切りをしたものを
砂糖水(シロップ)で煮たらしい
それを食べさせたら
パイナップルだ・・ありがとう。
と言って亡くなったそうだ
216 :
名無し三等兵:2005/08/20(土) 15:25:35 ID:zSPJQrIH
>>214〜215
確かにパイナップルモドキを食べさせてもらった戦友は助かったみたいですね。
そしてその経験が村上氏を一流のシェフにするきっかけになったとも・・
−−−−−−−−−−−−−−−−−
〜リンゴで作ったパイナップル〜
昨日の「奇跡体験!アンビリバボー」の感動の話は泣けました。
今や帝国ホテルのトップに上り詰めた、村上料理長の戦時中の話だったんだけど、シベリア抑留時代、ロシアから敵兵であるロシア兵100人に料理を作れっていう命令があった時、
「俺が料理を作るのは、客のオーダーの時だけだ。敵に作る料理はない!」と言って、毅然としてその注文をつっぱねたりね。
その事で一目置かれたのか、「これは武器だ」として取り上げられた、愛用の包丁が再び彼に返された。そして「瀕死の重傷患者に好きな料理を作ってやってくれ」って言われて対面した、その瀕死の日本兵からの注文は 「パイナップルが腹一杯食いたい」…。
無理な注文だった。
そして彼に与えられた食材は、凍ったリンゴ2個。
でも彼はリンゴの皮をむき、輪切りにして芯を抜き、パイナップルの表面と同じように細かく線を入れ、パイナップルの外見にし、砂糖水で甘く煮てパイナップルを“作り”、彼の口に、一口一口運んで食べさせた。彼はそのリンゴのパイナップルを残さず全部食べたと言う。
その後、捕虜として別の作業所に向かう途中、彼は「村上!」と名前を呼ばれ、後ろを振り返ると、そこにいたのはあの瀕死の日本兵だった。
彼は死んではいなかったのだ。
「生きていたらこんな美味しい物が食べられる。
だから俺は生きたいと思った!
ありがとう、村上!…いや、ムッシュ村上!」
この言葉で村上さんは自分の進むべき道が決まったという。
村上さんのリンゴのパイナップルで、死にそうな人が死の淵から生還し、その彼からのお礼の言葉で村上さん自身の進路が決定した。
やっぱり生まれてくる前に、お互い助け合うことを約束してきているとは言え、これは紛れもない奇跡なんだなと思いました。
でも村上シェフって自分が満足しないときはキロ数万の牛テールを放り棄てたりして帝国ホテルと揉めたんだよね。
219 :
153:2005/08/21(日) 19:02:44 ID:???
聞いた話が間違っていたようです
申し訳ないorz
220 :
名無し三等兵:2005/08/22(月) 18:30:32 ID:Hz9R1hSu
米軍のカプチーノ。粉末インスタントとしてはずいぶんまとも。
>>214 >悩みに悩んで
>>209の言うように
まあ大体その通りなんだが、筋をつけたのは楊枝でだな。
222 :
名無し三等兵:2005/08/22(月) 19:17:11 ID:TuxJsRdP
NHKでの再現映像では黄色く着色してたっぽい。
>>222 パイナップルの缶詰がありふれていて
なんでもないものになった現代では、
味はともかく見た目で騙せない印象。
>>222(209)
硬めに煮てから筋をつけたって
>>209はいってるけど、本人のインタビューでは楊枝で筋をつけてから甘く煮たとのこと。