̄)) ̄●カラシニコフおじいちゃんの人生● ̄)) ̄

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179名無し三等兵
↑ドイツ兵がMP43/StG-44を欲しがったのは、200m超で殺傷能力の無くなる9mmx19パラのSMGで、300mまで有効な7.62mmx25トカレフ弾のSMGを装備したソ連兵の突撃を防がねばならない状況にあったため、300m以上のアウトレンジから射撃可能な突撃銃に有効性が有ったため。
この7.62mmx25トカレフ弾(ドイツが製造していた7.63mmx25モーゼル弾と同じ物)が有する貫通性に長けた性能には、朝鮮戦争/初期インドシナ紛争で対した米軍が悩まされ続ける事になる。
カタログデータ上はトカレフ弾より有利なデータを示す、同口径の.30カービン弾が、ドイツ兵の冬服とコートの重ね着を貫通できなかった事と比べると対照的で、朝鮮戦争で使用された米軍のボディアーマーはトカレフ弾を防ぐ事が出来なかった。

尚、ドイツは1945年に降伏したので、1948年に配備され始めたAK47とMP43/StG-44が独ソ戦で直接対決したケースはない。
MP43/STG44はフランスが復帰した後のインドシナ警察用に使用されているので、誰も知らないような小規模戦闘でAK47と対決していた可能性はある。