>>229 日本の原油の主な輸入元とその国が成立させた中立法の内容しってますか?。
それでも外国籍タンカーがまったく使えない訳ではないですけど、基本的には日本が開戦に向けて燃料備蓄に奔走している時に使ったのは民間タンカー+海軍の油槽船ですが。
>>230 言ってる事、理解できてないんですか?
開戦直前の日本の商船保有量は必要最低量の二倍以上なんですが。
軍需に転用されないなら、その大部分を民需用として使えますよ。
それを上回る以上に商船を建造する具体的な理由なんて見当たらないですけど。
史実通りに戦争に突入するとしても、建造は間に合いませんし。
さらに配給制や物資統制が始まったのはいつの事ですか?
>>231 自分で紹介した記事くらいちゃんと読もうよ。
300万tなのは「日本」の開戦前の段階での民需用船舶量。
1,500万tというのは、「大東亜共栄圏」の将来に於ける軍需・民需を合わせた保有量の予測。
根本的に比較すべき数字じゃない。
>>232 中立法の内容は交戦国に対する軍需物資の供給の禁止を目的としており、
日本がどの程度この枠におさまっているかは微妙です(石油や屑鉄の
輸出は続いているわけですからね)。
また確かに「備蓄」燃料は海軍の油槽船などを動かして確保していますが、
一般の消費分はまた別であるはずです。
>配給制や物資統制が始まったのはいつの事ですか?
ttp://www.city.suwa.nagano.jp/scm/kikaku/war2000/ww2_03.htm どの物資がどの程度の制約を受けたのかはまちまちですが、
上記URLを見ると1940年4月には米・みそ・マッチなどに切符制が
導入されていますね。
>開戦直前の日本の商船保有量は必要最低量の二倍以上なんですが。
>軍需に転用されないなら、その大部分を民需用として使えますよ。
企画院が出した、600万トンの日本の保有船量のうちの300万トンが
あれば国民経済は維持できるという数字ですよね。元々その300万トンは
軍需に転用されないという条件付です(実際には開戦初期には軍需に
必要ということで一時的に枠を借り、後でその枠を返す形にしていますが。
しかもこの約束も事実上反故になっていますが)ので軍需転換はしないという
前提ではありますが。
とは言え、前述の通り、会議の開催期間は7月から始まっていて、東南アジアの
占領もまだ進んでいない段階での会議ですから、この1500万トンという数字が
本当に東南アジアまで含んだ必要船腹量かどうかは確証が持てません。
と言うか新聞記事を丹念に追いかけるとこの1500万トンは日本本土・朝鮮半島・
台湾・トラック等委任統治領の維持にかかる数字ではないかと思えてきます。
その根拠は後述します。
なんかスレの趣旨と違うところで発火しとるな。
>コテハンの人
ま、茶々入れしか能がない「ですが」厨に負けずに頑張ってくれたまえ。
以上のように新聞記事を丹念に追跡していくと、そもそも600万トンでは
平時の民間需要すら本来は賄えないのではないかという実像が浮かび上がって
きます。企画院は300万トンで十分という数字を出していますが、
言ってしまえばお役所の報告で民間の現場に触れているわけでは
ないでしょうし、あるいは国策への協力を強く求められて妥協して出した数字、
すなわち戦争ができないような数字を出すと役人の首が飛んでしまうので
帳尻合わせで出してきた数字ではないかとも疑うことができるくらいです。
そして船腹を増やしたくてもなかなか補助が出ない、補助が出ても鋼材が
確保できない、そして工員不足に乗組員不足……軍需に民需が食われているのでは
ないかと疑うに十分ではないでしょうか。
しかしこんなに丹念にソースを調べて2chにカキコしたなんて初めてだ。w
しかもスレ違い(苦笑)。
247 :
名無し三等兵:2005/08/13(土) 23:57:35 ID:WUg3Gqtf
いずれにしろ船舶の数は少ないことは確かだろう。
日本の国家総動員、戦時体制は欧州のそれと比べるとぬるいからのう
249 :
名無し三等兵:2005/08/14(日) 17:33:23 ID:+4i+CxRM
そうかな
ドイツと日本相手にしながら生活水準上がるような国に戦争挑むのが間違いだった
しかもそれだけ国力に差があるのが
わかってたのにってのがな。
252 :
名無し三等兵:2005/08/14(日) 23:29:38 ID:kE15kJv/
正論だね
要するに当時の日米戦って今の平和ボケ日本と独裁軍事国家北朝鮮の戦争みたいなものかね?
ぜんぜん違うと思われ
255 :
名無し三等兵:2005/08/15(月) 08:17:34 ID:kwwiwj4u
米国は別に平和ボケはしとらん。
>>256 えーと、つまり合計で1000万トン以上必要だということなのでしょうか?
船舶改善施設の旧型船解体と新造船の比率1対1を改めた上で国家予算を
新造船助成につぎ込めば良いという話で、旧型船の解体には触れられては
いないのでどうとも判断がつかないのは確かですけれども。
でも本文をよく読むと「もはや解体に適した船が無い」ということが明記されて
ますね。なるほど……。すると600万トンをほぼまるまる上積みできるわけですか。
ただ、民需用のみではないとする根拠はいささか薄弱であるようにも思えます。
変態輸入(便宜置籍船?)の問題、外国船輸入阻止の問題等、文面からは
需給が逼迫していてあの手この手で船腹数を増やそうとする民間業者の
実態が浮かび上がってきているところでもあり、1937年の運賃高騰問題が
控えていること、まだ日華事変が起きていないことを考え合わせると、
ほぼ民需だけでこの数字ということではないかと思います。
関東軍の暴走で始まり、初期は政府が事変拡大に反対していたと言われる日華事変に
逓信省として協力するような態度ですとか、あるいはそもそもそのような陰謀が
進行していたとしてその軍機に逓信省が触れるようなことはできないでしょう。
ほぼ民需のみと考えるのが妥当であるように思えます。
258 :
名無し三等兵:2005/08/15(月) 18:09:10 ID:nfHy2g8y
本日(15日)23:10〜
NHK テレビ BSドキュメンタリー
「真珠湾攻撃隊長・淵田美津雄の半生米国伝道へ」
真珠湾を攻撃した日本兵ほか
>>256まぁまぁガリバーに対抗するのは大変だってこと。
その数字でも当時は世界第3位だったんだから大した物です。
260 :
名無し三等兵:2005/08/16(火) 08:18:49 ID:/DOveE3/
日本にしては、持っていた方じゃないのかな
>>245 船腹の必要量については運行時間も考えるべきではないでしょうか?
世界を相手に運行する場合に、必要な船舶数と日本−東南アジア間
を維持すればいい場合の船舶数では必要な貨物運搬量が同じでも
運行時間分、船舶の回転率が違うわけですし
>>261 平時であるならば世界が相手でも他国の船を使うこともできますし、
また世界中との貿易とは言っても基本的には北米が中心です。
そう何倍も変わるとは思えません。それに当時はかなりの統制経済です。
もしも航路の工夫で船腹の不足を相当程度補えるのであるならば、
戦前からそうしていたはずです。しかし実際には1939年までの段階で
必要とされる量は1000万トンに達していました。
また300万トンという数字は企画院が出した数字で、この数字もどれだけ
アテになるか分かりません。お役所が立てる数字がいかにいい加減な
ものであるかは、現在においても高速道路や空港が作られる計画が持ち上がる
たびに華々しい利用者人数の予定が公表されるもののフタを開けてみれば
実態はお寒い限りということがしばしばあることからも推測できるように
思えます。先に政策があるならばデータはそれに迎合する形で上がってくるのが
お役所ですよ。政策を実行できないことを立証するデータを上げようものなら
かえって役人の首が飛びかねないというのが実態ですから。
それにそもそも話の発端は民間船舶をもっと増やすような体制は
作れなかったのか?というところであり、軍需が民需を食っていたのでは
ないのか?という話でもありまして、結局その疑問を否定するデータは
上がってきていないようです。
>>262 自己レス。何倍とは言っても2倍くらいにはなるか。
ただし移動距離が長くなっても港で荷揚げしている時間が結構馬鹿にならないので、
距離が2倍になったからと言って所要日数が2倍になるとは限らないみたいですけどね。
とは言え、移動距離を短くすれば300万トンで済むのであれば当時の日本なら
確実にそのような政策をとっていたであろうことは確かですけれども。実際に
商船需給はかなり逼迫していましたし。
>>237 >えーと、つまり合計で1000万トン以上必要だということなのでしょうか?
違います。
「1000万トンあれば十分過ぎる」という事です。
必要な量はもっと少ない値です。
>>266 >これが、国民経済を維持するのに必要な船舶は少なくても良いということにはならないと思いますが。
それらの船舶が国民経済の維持に使われているならば、そうかもしれませんね。
なぜ、37年になって需要量が増大したのか、その理由が一体なぜなのかを誤解為さっているとしか思えません。
そして、開戦前に出された民需用300万tが何を維持する程度と見積もられているのかも。
>>267 >なぜ、37年になって需要量が増大したのか、その理由が一体なぜなのかを誤解為さっているとしか思えません。
日華事変のことでしょうか?
その点については私も軽く考えたのですが、あいにく、反論は二点あります。
まず需要の拡大自体は1936年から既にその兆候があること。
第二に、需要の拡大は日本のみならず世界全体の趨勢であることです。
ですのでおそらくその論は成立しない。需要の一部は軍事関係で使われていた
ことはおそらく事実(軍の動員の必要として価格統制をおこなっているのでは
ないかというふしがある)ですが、需要の増大分の理由のほとんどが日華事変だとは
考えられません。
>>268 大半が日華事変が原因です。
太平洋戦争開戦で突如、保有船舶の半数を徴用したわけではありませんよ?
それこそ、世界規模での需要拡大の原因すら軍拡競争に影響されたものですから。
>>269 明確な戦争ならともかく、ただの軍拡でそこまで物流は増えません。
そもそも艦艇の拡大ならともかく、陸軍についてはフランスやイギリス、アメリカも
それほど熱心では無かったように見られますが。海軍の艦艇を建造するだけの
競争で、300万トンの需要が1000万トンまで増えるはずがありません。700万トンもの
船腹を利用して何を運ぶと言うのですか?
>>270 思えませんではなくて、それこそ新聞記事で調べられたら如何ですか?
諸々理由があって日中両国共に当初は明確な戦争扱いしておりませんが、
日華事変によって日本は準戦時体制へ移行しています。
その準戦時体制で保有数の半分近い数を実際に徴用しているのです。
もちろん最初からすべて動員されているわけではありませんが、
39年の段階で中国大陸に展開している陸軍の兵力は100万以上(含む関東軍)。
それらを運ぶ為に必要な船舶と継続的に補給を行う為に必要な船舶量が、どれだけ必要か判りますか?
>700万トンもの 船腹を利用して何を運ぶと言うのですか?
何度目になるか知りませんが、民需用300万tの意味と目標1000万tとやらか何を目指したうえでの数字か、
そして業界の一部の要望ではなく政府の方針としての目標量がどの程度の物であったのかを無視して、
希望的数字を一人歩きさせても意味はありません。
273 :
名無し三等兵:2005/08/18(木) 08:21:21 ID:CO9mf6xZ
予測上では、船が足りると日本は計算していても、ミッドウェー海戦や
ソロモン沖海戦などで、石油燃料の需要は予想より大幅に上回ったから、
結局はたりないだろうがね。沈没される船舶の見こみをも上回ったしね。
>>274 世界の軍拡競争と新聞では煽っていますけれども、実際にはワシントン軍縮条約の
解除による軍艦の建造競争のみが進んでいて、航空機や戦車などの発達については
ドイツ以外ではおこなっていなかったのではありませんか?
私は今まで、ドイツ以外で極端な軍拡がおこなわれているという話を聞いたことが
ありませんけれども、当時、「世界的に」軍拡が進行していたという事情について
詳しく説明しているサイトがあればご教示頂ければ幸いです。
世界的に軍拡が進行していないのに「世界的に」軍拡が進行していると新聞に書いているので
あるならば新聞記事のその正当性が怪しいということになってしまいます。当時の日本の
軍拡を正当化するために世界的に軍拡が進んでいるのだと根拠のない煽り文句を入れて
いるのではないか、という疑いです。ですから世界的に、イギリスやフランスでも軍拡が
進んでいたという根拠を知りたいところです。
>民需300万tというのは国家統制・戦時体制下での話であって、
>完全な戦時体制に移行しておらず国家の統制を受けていない37年の段階では、
>300万tの船舶では平時の国民生活は維持出来ません。
と言うことは企画院の数字はかなり小さく見積もっている、国民がとりあえず
食糧にありつけさえすればそれで問題が無いと言う数字であると解釈すれば
良いのでしょうか? それであるならば私も同意ではあります。
>>274 ただ、そちらであがっている新聞記事は別の角度から検討すると興味深い気がします。
相当にうがった見方で論理展開は隙だらけということは自覚しているのですが。
おそらく軍需軍需と言っているのは軍部、特に陸軍の意見ではないかと思っているのですが
(この他に新聞記事で「軍需などのために民間商船が不足している」という記事には必ず
鉄道や陸上通信設備などが比較対照として表れていますので、ほぼ陸軍の意向ではないかと
思っているのですが)、その軍部はドイツの経済が復興したのはナチス型の軍需振興策に
よるものだと考えている。そして新聞にそういう書き方がされているということは、すなわち、
日本の経済復興策はドイツに倣うべきだと考えている勢力が存在したのではないか、とも
考えられるわけです。
するとここで「当時の日本はどのようにして不況を克服すべきと考えていたのか?」という視点で
当時の国策を眺めてみると興味深い流れが読めてくる気がします。すなわち、
・ドイツ型の軍需復興策
・旧時代型の植民地政策
・ソ連型の共産主義
ただし経済復興を成し遂げることができた正解は自由貿易政策にあるわけでして、日本が引いたクジは
ことごとく外れでしたが。
ただ、それぞれの勢力が主張する経済復興政策が派閥争いの側面も交えて手柄争いで暴走した末路が
太平洋戦争なのではないかという見方もできるような気がしてきます。そして1937年以後の好況にも関わらず
日本が進路を変えることができなかったのも経済政策に関する強烈な派閥が既に国内にできあがっていて、
新しい時代の流れを主張することが難しかったからではないか、とも。
ただどの勢力がどの経済復興策を主張していたのかですとか、そもそも誰がそんなことを言い出していたのかと
言うことは不明です。
ま、この考えは戯れ言の範囲です。かなり調べてみないと本当に正しいかどうか分からないと思いますし。
またもちろん1000万トンですとか1500万トンという数字につきましても、
その全てが民需用だったとは当然考えてはいません。実際に前線に
送る船以外にも、戦車や航空機を製造するための原料の輸送なども
当然民間商船が請け負っていたわけでして、この数字の中にはその
船腹も当然織り込まれていると思います。
ただ、1000万トン必要としている数字の内訳は700万トン軍需で300万トン民需だったと
言われるのであるならばそれは疑問だと思うわけです。
もちろん具体的にそれなら1000万トンの要求のうち軍需はどれだけで民需は
どれだけかという数字をもちろんきちんと出せるわけではありませんけれども、
一般に前線に兵士1人を送るためには銃後に6人の国民が必要だとも言われて
いまして、その内訳は兵士の資材を作るのに必要な生産力2名、その2名の
生産を支える民需製品の生産4名とも言われていますので、民需3分の2と計算すると
民需に必要な船舶は600万トン強となります。ただこれは最低基準の数値では
ありますでしょう。当時の1000万トンという意見具申をした段階で、どの程度の
総力戦を民間側が想定していたのかにもよりますし、国力のほぼ全てを軍事に
つぎ込むわけではないという想定だとすれば当然軍需の比率はもっと下がると
思います。
279 :
名無し三等兵:2005/08/19(金) 19:35:37 ID:QJvMO799
いつから船舶のスレになったんだ?
面白いからいいんじゃないか?
>>275 >と言うことは企画院の数字はかなり小さく見積もっている、国民がとりあえず
>食糧にありつけさえすればそれで問題が無いと言う数字であると解釈すれば
>良いのでしょうか? それであるならば私も同意ではあります。
国家統制・戦時体制下、民需300万dでは国民の食が満たされるのがやっとだと
某国丸 ◆kRSHX/e2Ss さんは主張するわけですね。
すると、太平洋戦争に突入したら民需300万dは食料の輸送で精一杯。
南方からの物資輸送は皆無という事になりますね。
>>281 食糧を運送するのには鉄道などの燃料が必要ですし、日用品の類なども合わせれば
結局のところ食糧だけで済む問題ではなくなりますけれど。さらに電力を取るための石炭採掘には
ダイナマイトなどの爆薬が必要でこれも民需枠になると思われますし、そのような民需系工作機械の
補充部品の素材も民需枠と考えるべきでしょう(実際には工作機械の補充枠にはほとんど鋼鉄類は
まわってこなかったらしいですが)。
大戦末期、日本の船腹が100万トンを切る頃になると最重要輸送物資が塩・米に
なっていたのは事実です。100万トンのうち軍需がどれだけあったかは分からないですが、
沖縄戦以後はもはや大陸などの軍に支援を送ることも大して意味が無いこと、
「最重要」であるからには軍需船も食糧輸送に従事したのではないかと推測できることからすると、
100万トン程度では食糧枠の確保をするだけでも大変であるし、そうなると300万トンという数字で
どれだけの物が運べるのかと言うこともおのずと推測ができると言う物ではないでしょうか?
他にも航空機の材料を運送するトラックのガソリンを確保できなくて
(これは民需枠)、結局軍需枠から融通してもらった等の事例もあります。民間人は乗用車の運転を
禁じられていましたから(ガソリン不足のため)、これも民需の圧迫と見なすべきでしょう。
いずれにしましても民間が提言していた1000万トンですとか1500万トンという数字については
「継続的経済発展が可能な民需船腹枠」と見なすのが妥当であると考えられます。ですから経済的
発展を諦めるならば1000万トンも必要無いのは事実だと思います。
ただ、300万トンという数字を逆にどうお考えなのでしょうか? たとえば300万トン、仮に潜水艦などの
海上交通破壊が無く300万トンそのままきっちり揃った数字であるとして、これで経済成長を果たせるような
数字であるとお考えでしょうか? 実際の戦時中の経済活動を見ると、国内にあるストックを消耗していく
(消耗品なども交換せずとにかく機械が故障する確率が上がるのを忍んで使い続ける)ことを前提にして
かろうじて最低限の経済活動を果たすことができる数字が300万トンであるとするのが妥当であるように
思われます。当然このような経済活動が3年4年と続けば経済が停滞していくのは明白でしょう。
これをして「国民に最低限食わせる量が300万トン」という表現がそう的はずれなものだとは思えません。
>>282 >大戦末期、日本の船腹が100万トンを切る頃になると最重要輸送物資が塩・米に
>なっていたのは事実です。100万トンのうち軍需がどれだけあったかは分からないですが、
>沖縄戦以後はもはや大陸などの軍に支援を送ることも大して意味が無いこと、
>「最重要」であるからには軍需船も食糧輸送に従事したのではないかと推測できることからすると、
>100万トン程度では食糧枠の確保をするだけでも大変であるし、そうなると300万トンという数字で
>どれだけの物が運べるのかと言うこともおのずと推測ができると言う物ではないでしょうか?
なるほど。
某国丸 ◆kRSHX/e2Ss さんは、船を動かす燃料も乏しく、機雷で封鎖されて、
航空機や潜水艦の脅威にも晒された、戦争末期の恐ろしく悪い状況下を想定しているのですね。
しかし、戦争末期の状況を300万d云々に当てはめるのは無理がありすぎです。
戦前の日本の輸送船は貿易赤字を解消するための収入源
>>285 >機雷で沈没した
結局沈んでるじゃん。
>>287 大戦末期の商船運航事情を探るのに一番手っ取り早いのは触雷事故の報告なので
それを引用しただけです。沈んでいるということはその規模の輸送船も運航されていると
言うことですよ。
289 :
名無し三等兵:2005/08/21(日) 17:35:02 ID:6Uu9h/5r
船舶があっても、燃料がなきゃしょうがないからね。
290 :
日進 ◆pOzF4YxYNI :2005/08/23(火) 13:16:07 ID:Ev/x/UM6
>>某国丸
お前コピペとリンク張りすぎ
ウザイから消えてくれ
それから文章はもっと要約して書けよ。
長すぎ。
>>290 今まで容易に手に入る二次資料ではなかなか書かれていない部分を書いているので
どうしても文章は長く、リンクを貼りながらの説明になってしまいますよ。
根拠の無い電波ばかり飛ばすわけにはいきませんので。
で、あなたのために文章書いているわけでもないですから。
つーか日進の頭に合わせて文章書くと
3行ぐらいの罵倒レスぐらいしか書けなくなる訳だが
いいじゃないですか日進さん
某国丸も日進も同レベルだな。
295 :
日進 ◆Nfgs83v8Us :2005/09/13(火) 12:57:06 ID:qAjqyJS7
やはり日本海海戦の大勝利が痛かった。
あの大勝利が日本人から 正常な思考を奪ってしまった。
もしも当時から自分たちの国のおかれた状況を適切に判断できていたらなぁ。
現在の海上自衛隊のように対潜水艦を意識した
シーレーン確保型の海軍だったら勝てたかもな。
どこから日本までのシーレーンを確保すればどこに勝てるというのだ。
英蘭仏印に進駐して、シーレーンさえ確保すれば米英蘭との戦争に勝てるというのか。
そら、開戦前の東條の発想だ。
国務院だって船舶確保が可能といっただけで、確保すれば戦争に勝てるなんて予想はだしてないぞ
米国が我が帝国の輸送部隊を壊滅することが容易い以上、いくらGFがあがこうが負ける。
200席以上も潜水艦をばら撒かれたらなぁ・・・。
太平洋戦争は「帝国自存自衛のためと東亜新秩序(※)のため」
ともかく場当たり的に「今なら(たった一度の艦隊決戦に)勝てる。対米7割5分海軍だ」て
「シベリア鉄道複線化前の日露開戦」のノリで開戦したからな。
いやいや、まじで「どうすれば戦争が終結するのか目処がない開戦」だったからね。
(※ 植民地解放のお題目ではなく、ABCD包囲陣の苦境を破った後の新秩序だからね、意味は)
三国干渉引っ張り出してイタリアみたく一緒にドイツ袋叩きにしていればよかったものを
日本海海戦がほどほどの結果で大陸半島は失うが本土は固守という結果になっていたらどうか
301 :
名無し三等兵:2005/09/19(月) 23:51:28 ID:XaUBeniU
何で満州に固執したのかがわからん。
日本を守るなら朝鮮半島の割譲だけで十分。
302 :
名無し三等兵:2005/09/20(火) 02:27:10 ID:jUHdq2g7
日本を守る為に朝鮮があって、
日本を守る朝鮮を守る為に満州が必要だった。
わざわざ緩衝地帯守るために緩衝地帯作るほど躍起になってる割には
ノモンハンの教訓の一つも生かせないところを見るにあたり
「なんか適当に理由作って領土拡張すんべー」という気もしないではない
太平洋戦争中も、トラックを守るためのラバウルがあり、ラバウルを守るためのガダルカナルがありなんて
ことやっていたから、体質かも。
緩衝地帯だろうがなんだろうが占領してしまったら死守しなければならない既得権益とでも考えて
しまうのだろうね。
WW2までは「やればなんとかなってた」のも一因かもね、日本強運杉
対ロシアにしたって一度は負かした相手だから楽観視してたようにも思えるし
ドイツの快進撃とか、独ソ戦の楽観的希望見通しとか、「国際情勢の推移」をあてにして
「戦争はやってみなけりゃわからん」で開戦したからなぁ。
【大本営・戦争指導会議】
第一段作戦「蘭印資源地帯の確保」
第二段作戦「昭和18年以降に予測される英米蘭軍の総反抗に
蘭印資源を利用して、対抗するための恒久持久体制の設立」
【海軍軍令部】
「昭和16年7月を目処に対米7割5分海軍の出師準備」
「7割5分あれば、ただ一回の対米艦隊決戦にだけは勝てる」
「勝てば何とかなる」
【GF】
「ハワイ作戦で戦意を挫く。そのためには、前衛空母部隊6隻中3隻沈没もやむなし」
【参謀本部】
「英米根拠地のシンガポールとフィリピンは何とかするから、あとは海軍でうまくやれ」
307 :
日進 ◆dDWcD7sURw :2005/09/28(水) 01:49:21 ID:l1fhpZ4W
満州に手を出さなければ太平洋戦争にはならずにすんだな。
ノモンハンで無駄に戦死者を出すことも無かった。
問題は朝鮮半島に中国かソビエトが攻め込んで来るかどうかだが。
もし日本がアメリカに勝っていたら今度は世界制服を、とか考えていただろう
人間の欲望はキリがないね、怖いね