【操縦系統】零戦は無敵じゃない八型【剛性低下】

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472名無し三等兵
>>466
あと零戦21型の3350kmは、燃料が機内満載+落下増槽での値なのに対し、
零戦32型の航続力が問題視された当時、上記の状態は規定外なのですよね。
戦鳥に載っていた情報ですが、具体的には下記のようになります。

昭和15年7月の「仮取扱説明書」より
>・正規全備状態 :翼内380
>・第一過荷重状態:翼内380+胴体138
>・第二過荷重状態:翼内380+胴体なし +増槽320
>・第三過荷重状態:上に同じで爆装
>・第四過荷重状態:翼内380+胴体138+増槽320
>・第五過荷重状態:上に同じで爆装

昭和19年10月の「集成取扱説明書」(一一型・二一型)より
>・正規状態  :翼内380+胴体62
>・過荷重
>・第一偵察状態:翼内380+胴体145
>・第二偵察状態:翼内380+胴体145+増槽330
>・爆撃状態  :翼内380+胴体145+爆装

これらから単純計算すると、「仮取扱説明書」での弟四過荷重状態での航続力は
・巡航(180knt)→約3170km
・巡航+全力30分→約2470km

「集成取扱説明書」での第二偵察状態での航続力は次の様になります。
・巡航(180knt)→約3230km
・巡航+全力30分→約2530km