【中】J10や87式や98式等の眷属について語る【国】

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679名無し三等兵
99G式戦車の爆発反応装甲の試験画像なるものが中国の軍事掲示板に
upされておりました
ttp://junshi.daqi.com/bbs/00/551526.html

最初の画像はこのERAの構造です
このERAは3層式になっており、
第1層には小型の成形炸薬(反撃弾)が複数並んでおり
第2層は水平に装薬が置かれており
第3層は第2層の爆発を伝える装薬とそれに接続されている
主装甲と水平になるように置かれている成形炸薬が配置されています

第2の画像は500mmの貫通力を持つHEATに対する反撃弾の効果ですが
画質が悪く判別が難しいです

第3の画像は、ERAがHEAT弾や運動エネルギー弾以外に反応しない
ことを証明する実験です
バーナーで切断したり、小銃射撃、燃焼しても爆発しないことが分かります

真偽は分からないが参考までにとして、このERAの性能を紹介しています

大口径穿甲弾(APFSDS)に対する局部防御係数は3.5
APFSDS弾の先端部の49%を損失させる

破甲弾(HEAT)の貫通力を560〜1200mm減少させる

このERAの大きさは 378×248×170mm(全長×幅×高さ)
40度の角度で装着される
680名無し三等兵:2006/06/20(火) 02:33:59 ID:???
>>679続き
第4、5、6の画像はAPFSDS弾命中時の反応です
第1層が吹き飛んでおり、APFSDS弾の尖端が欠損しているのが分かります

最後は試験結果の報告です
計算では、40度で装備したERAに100mm滑腔砲の合金製APFSDS弾を打ち込んだ
場合、ERAの爆発による効果は、弾丸の角度の変化は僅かだが、主装甲への貫
通力は48.9998%減少される。そしてERAの自己鍛造破片によりAPFSDS弾の主装甲
貫通深度は大幅に低下する。新型ERAは低角度で弾着するAPFSDS弾への防御を
実現することが出来た

同じく100mm滑腔砲のHEAT弾を使用した試験では、新型ERAの局部防御係数は3.514。
この数値はERAに32度の角度で爆発した際のものである。ERAの鋼板の厚さは1.2mm
、100mmHEAT弾の貫通力損失は30%になる。実際には新型ERAは設計上、40度で装着
された状況で、100mmHEAT弾に対する防御係数は3〜4になることが求められた
681名無し三等兵:2006/06/20(火) 02:45:50 ID:???
この対弾試験に使用された100mm滑腔砲はおそらく86式100mm対戦車砲だ
と思われます

86式100mm対戦車砲について
ttp://www.sinodefence.com/army/artillery/type86at_100mm.asp

99G式戦車に搭載されたERAはFY-4 ERAといわれておりますが、FY-4の大き
さの数値は330×200×85mm(全長×幅×高さ)なので、上の数値が正しけれ
ば、この試験に使用されたERAは現在の99G式戦車に搭載されているものとは
別物ということになります
FY-4は化学エネルギー弾に対して400mmの鋼板と同等の防御力を有し、運動
エネルギー弾に対しては距離2000mで300mmの防御力を有するとされています