【帝国海軍】阿川弘之とその文学【鎮魂歌】

自身も海軍予備学生出身である、阿川氏の小説は、涙なくして読めない。
「雲の墓標」「春の城」「暗い波涛」といった、予備学生の頃の経験を
もとにした鎮魂の作品、海軍三大将の伝記三部作「山本五十六」「井上成美」「米内光政」、
文字通り、軍艦の誕生から終焉を通じて日本海軍史を描いた「軍艦長門の生涯」・・・

阿川氏およびその文学を語ろう。

今考えれば、こうして海自に入隊したのは、阿川先生のお蔭だよな。「国を思うて何が悪い」で、国家観を形成し、「山本五十六」でネイビーファミリーに感化されて・・・
一番好きなのは、「軍艦長門の生涯」「暗い波濤」だな。

俺は娘しか知らん。

そろそろTVタックルに引っ張り出してこいや！

お父さんと呼ばせて下さい

前は好きだったんだけどね。
さすがにここ数年年齢を感じるようになってきたな。＞佐和子

阿川弘之の文体が好きだな。頑固に旧字体使ってるし。
ちょっとごつごつした感じに何とも言えない味があるんだよな。
食に関するエッセイも秀逸。軍板住人なら必ず読むべきだな。
タイトル失念したが…

息子も外交官でWポストに竹島問題書いたりしてがんばってるが、
親父も文芸春秋のエッセー快調だし、去年小説もだしたし、
まだ運転するらしいしｗ、元気だなー。

しかしいきなり書きこみ多いな…
やっぱ人気あるのか。

あと数年前に８０も越して読売文学賞とったし。

『雲の墓標』…
涙がとまりません　。゜（゜´Д｀゜）゜。

彼がタックルに出たほうがいいかもな

息子さんの尚之氏も海自関係でいろんなとこで文章かいてるよ。
特に「海の友情」は必読。現在の日米関係を読み解く好資料。

>>12
あれはなかなかおもしろい。
わしも阿川先生の息子に生まれたかったと思った人は挙手を願います。

>>12
あなたも海自の方ですか…幹部候補の方でしょうか、結構読書家も多いのでしょうね。
阿川氏がキッカケとはすばらしい。

息子さんのあの本には、アーミテージとかアワーとか、日本でも有名な論客が
たくさんでてきて面白かった。同じ中公新書で自衛隊系の本では、
最近出た増田弘「自衛隊の誕生」なんて本も面白く読みました。

>>13
ﾉｼ

「あなたも」って、私は自衛隊ではないですけどね(ｗ
応援しております。がんばってください。

氏のエッセーは秀逸だね。
佐和子さんとの嫁にいけバトルも可愛らしい。
もちろん海軍関係の書籍も好きだ。

所で先日映画・ローレライ見てきたんだが佐和子さん出てたな。
既出だったら悪いけど、親父さんの人柄と
佐和子さんの映画の中での役とを考え合わせてみて思わずニヤリ。

阿川作品3冊注文した

戦後統治の方向を具体的に形成する上で精神的な指導を果たした作品で、
戦後最も日本人に影響を与えた作家だと思うよ。

戦争を行ったのは全て陸軍の軍国主義、陸軍が悪いという一種の精神安定剤と、
戦後統治の中心をなした戦争を指導した旧政府官僚とそれに同盟関係にあった
旧海軍軍人ら統制経済派閥が政権に復帰する上での正当性を与える事に成功したんだから。

この人は作品の持つ影響力をきちんと計算した上で作品を発表している相当な知恵者。
むろん作品の方向性に関してバックに色々といるんだけど、それを理解し、
文章にして、その作品が多くの大衆に愛読されるのだから並大抵の作家では太刀打ちできない。

＞　戦争を行ったのは全て陸軍の軍国主義、陸軍が悪いという一種の精神安定剤と

なるほど、あえて海軍びいきになってる面も…

>>14
！ご、御明察恐れ入ります・・・。まぁ運が良かっただけですが。ご声援どうも有難う御座います。


>>20
結構、旧海軍に批判的なことも書いてますよ。「日本海軍に捧ぐ」に収録されてました。海自もコテンパン？ですw


「女王陛下の阿房船」も好きですね。ところどころ爆笑してました。

君、なんで海軍志望したのかね？

「ハッ！陸軍が嫌いだからであります！」

海上自衛隊では、頭も体力も無い奴が海自に来ると言われてたが。

軍艦長門の生涯が大好きな俺が来ましたよ
ラムネの描写が当時小学生の俺には憧れだったなあ
あと高松宮さまが田舎饅頭を大量に買い込むくだりなんかは今でも好き
良くも悪くもノンキだった戦前のネイビイ、その空気を忍ばせてくれるいい作品だよ

おお、阿川氏のスレがあるとは！
いつまでもお元気で長生きして欲しいと願う人の一人だ

「食味風々録」 新潮文庫

たしか読売文学賞取ったのはこれだとおもうが、実際読んでるだけでうまそうな
エッセーですが、どんな話をしてもあちこちに海軍や海の話がちりばめられているのが、
この人らしくて面白い。

阿川氏の「朝日三無主義」

朝日新聞を取らない・読まない・書かない
ホテルや飛行機で朝日が配られたら
交換させるほど徹底してるとか

軍ヲタに覚醒した瞬間だった>3部作
国を〜の大江健三郎とのﾊﾞﾄﾙは痛快ｗ(遠藤周作も登場する)

丹羽文雄って100歳だったんだ・・・

　　　　　　　　　　　　,,--―'''""`ヽ'　　　　　　　　￣`ヽ､
　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　ヾ　　/　　　　　　　~`ヽ
　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　ヽ;:　　／"""ヾ　　　ヽ
　　　　　　　 ／　　　　　　　　;:;;:::''''　　　l　/;:;;:::'''　 ＼　　　i
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　　　　　i　　　　　　　　　　/　　,,,,;;:::::::::::::::　　　　　　　__ ヽ　ヽ
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　　　　　　　　ヽ.　　　　　 　　:人　　　　　　`ー――''''' 　/　ヽ
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　　　　　　　　 　　,.-'"　　＼:　　　　　 ＼　　　　　 .,.-''"　　　　 |
　　　　　　　　　／.　　　　　＼　　　　　　　 ~＞､,.-''"　　　　　　|
　　　　,,..-‐'''""　　　　　　　　ヾ　　　　,.-''"| 　　　/――――､/

　　　　　　　　　　　　小説は戦史ではないと見抜ける人でないと
　　　　　　　　　　　　（阿川本を読むことは）難しい

「国を思うて何が悪い」はシンプルながら名言だったねえ

>>28
周作ちゃんのスタンスはどんな感じなの？

おめえびっくりするじゃねえかよ、ドラマ板から呼ばれたのかと思ったぜ、ええっ。

アメリカ留学するまでは、原爆で婚約者を失ったこともあり、凄い反米だった、
とのことだよね。留学して親米に。

末次信正のことを悪く書き過ぎているな＞米内、山本、井上の伝記
高木惣吉の回想録では、末次の評価は高いんだが。
条約派善玉・艦隊派悪玉論を世間に定着させるのに、大きく寄与した。

阿川さんならあの年でもイケる。
もちろん、娘の方ね。

>>36
ガキっぽいアイドルよりはいけてるね。

なんか娘がらみで茶化す奴は多いが、実際阿川弘之の知名度は低い。
いろんな本を読んで吸収しやすい10代で阿川弘之の名前を知っている人間はほとんどいないんではないだろうか。
一つでも今新しくて大きな話題があれば、さかのぼって昔の著作を読む奴も大量に出てくると思うのだが
このままだと10年後には古典の領域に入ってしまうな。
ロックミュージシャンじゃないんだから死んだ後で売れるなんて事はないし
半年くらいでもいいからメジャーな媒体で活動してもらいたいものだ。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-form/ref=s_b_rs/249-7631375-8313936

ほんとうは、年を考えれば新刊だけでもかなり出しまくってるんだけどねぇ…
せめてテレビなんかに出てほしいものだねぇ…
娘と一緒にタックルに…
(昭和天皇崩御のとき、娘と一緒にTV出演したら、親父は号泣状態で、ちり紙で涙を
ぬぐっては娘に渡すので佐和子が困惑したとか)

佐和子さん結婚マダ〜？

タックルは三宅、ハマコー、阿川のローテーションを組むべきだ。

サントリーに勤務している斉藤由香さんが幼少のころ友達のサワコちゃんの家に遊びに逝っとき
激しい尿意をもよおしたのでサワコちゃんの家の庭でオシッコをしたら着物を着て頭がボサボサなタラコクチビルの
ジジイが出てきて怒られたそうだ。泣いて帰ったら精神科医の由香さんのお父さんが「海軍くずれの分際で！」と
激怒してサワコちゃんのお父さんとブン殴りあいの大ゲンカをしたそうだ。

ちなみに斉藤由香さんはエッセイストである。サワコちゃんは阿川佐和子。タラコクチビルのオヤジが阿川弘之で、
そのオヤジとタイマン張った精神科医が北杜夫さんである。以上、斉藤由香さんのエッセイより。

>>42
いかにもありそうでﾜﾗﾀ

でも、北氏と阿川氏って無二の親友だったりする。
世の中狭い。

北、阿川、遠藤、安岡、吉行などなど、第三の新人の周辺ね、
交友関係も長い。

オヤジは文体と読ませ方がイマイチ、
娘は司会がイマイチだな

阿川と吉田俊雄どっちがガチ？

よしりんに叩かれそうなタイプだね。

阿川氏は鉄板の方でも有名だな。
「きかんしゃ　やえもん」とか。

たのむからセルーの翻訳本「古きパタゴニアの急行列車」の南米編出してくれ…orz

「きかんしゃ　やえもん」は岩波書店から出ているんだな。
ttp://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/11/7/1151220.html
「朝日三無主義」とかいうなら、こっちの版元も変えるか絶版にしろや。

>>48
微妙なところだね、根は通じそうだけど、阿川さんは絶対的親米派だからねぇ。

やえもんはヒロユキの作品だったのか・・・
子供の頃あれ読んであの顔が怖くて夜中に便所にいけんかった。

佐和子が溜め息をついただけで「なんだ、その溜め息は！」と鉄拳制裁だったそうなｗ

「小説・井上成美」で日本海軍最期の海軍大将、井上成美が「人間に貴賤はないよ、一等、二等と
言う奴が二等」という有名な台詞は阿川弘之の創作である。

>>54
>>30

つーか、大和ミュージアムの名誉艦長・・・じゃなくて館長になったんだよな。

文学者としては大岡昇平スレ並かそれ以上の伸びだな。

半分は娘のネタ。

>>56
ほんと？大和ミュージアムに行けば会えるの！？

>>59
イベントでもないとこないと思うが…
松本零士も入ってる。

ttp://www4.ocn.ne.jp/~kureship/050203-2/meiyo.htm

これね。

阿川弘之の「山本五十六」は小学校の読書感想文の課題図書だった。
あの本では山本夫人をぼろくそに書いていて（一方で愛人を褒め上げていた）、元帥の家族は相当不満だったらしい。

水深400m下の大和から何か引き上げて展示してもらえなかとですか？

>>63
無理。だれが金出すのよ？
戦時を生きた人達の大半はずっと旗艦は長門だと思ってたんだし、あんまり愛着無いだろ。
砲塔だけならやってもいいかとも思うが。

>>64
>砲塔だけならやってもいいかとも思うが。

それが一番無理だ。
何でよりによって一番重い部分を（ｗ

いや、大和ひきあげとなったら全体を引き上げるか砲塔をあげるかの２択しかないと思ってな。
全体を引き揚げるよりはずいぶんマシだろうと思った。

艦橋とかスクリューを引き揚げても集客力はゼロだが、４６cmという数字があれば
暇な奴は見に来るかもしれない。

と、書いてる俺はもちろんひきあげ否定派。

靴か何か拾ったはずなのでそれで我慢汁

一般書籍板に阿川スレ無いんですよね．
鉄道総合板にも・・・

最近は追悼文ばかり書いておられる印象ですね．
僕は旧海軍ヲタ＆鉄ヲタなので，宮脇先生への
追悼文には泣きました．

斎藤ブラザーズ（茂太＆杜夫）がお元気（特に兄）
なのには勇気づけられますね．

名誉ある日本＆世界に誇る鉄道の為に，いつまでも
ご活躍して欲しいと念じています．

＞最近は追悼文ばかり書いておられる印象ですね

長生きでつらいのはそこですねえ…

>>69
やはり海軍仕込みの鍛え方は違うのでしょうね．

だって大学生の頃の末の息子さんと取っ組み合いの喧嘩したそうだから。

因みに氏はこの時70過ぎてた筈。

そうそう、海軍の殴り方を見せてやらうかと言って、
左巻きノーベル作家を震い上がらせたそうだし。

大江とは犬猿の仲だなｗ

慎太郎は意外と大江と最近まで交流あったんだが。

やえもん って阿川弘之作品なのか！！？
初めて知った。へ〜

阿川氏には当掲示板の名誉管理人になっていただこう

>>45
偶然だが、その周辺って、身内が活躍してたり、何代かにわたって有名な人が多いね・・
北(茂吉、茂太)、阿川(尚之、佐和子)、吉行(エイスケ、和子、あぐり)はいうにおよばず、
安岡治子って東大のロシア語の先生だし、遠藤周作も奥さんときどき出てくるでしょう。

吉行理恵も入れとくべきか…

エリートの家系なんだろうな。
家内教育ってものがしっかりしてるんだろう。
ここらへんが成り上がり者との違いだな。

「雲の墓標」は名著だ

未だに雲の墓標は時々引っ張り出して読んでいる
戦争という狂気に引っ張られていくくだりがなんとも言えん

下手な反戦小説読むより雲の墓標の読んだ方がマシ

じわじわとだが100に到達しそうだな。

今までのひろゆきスレは大体途中で落ちてたのになw

個人的には暗い波濤が好きだな

夢は大きく一年かけても1000目指したいな。

軍事板の過去スレ。気合の入り方では今のスレのほうが勝ってる？
実戦の経験がないじゃねーか、とか、金持ちのボンボンだとか、まあ
結構辛辣な意見もあるが、このスレもそうだが割とみんなちゃんと読んでるし、
よく知ってるなというかんじ。

阿川弘之ってどうよ
http://yasai.2ch.net/army/kako/972/972844294.html
阿川弘之の作品
http://yasai.2ch.net/army/kako/1009/10098/1009886888.html

国を思うて〜は当初は国を愛して〜をﾀｲﾄﾙにしようとしたが過激すぎてﾎﾞﾂになったみたい

>>87
佐高信が「駄本」だとして息子の尚之ともども罵倒してたっけ。
佐高のことだからタイトルだけ中身は読んでないんだろうなw

佐高の「批評」は最初に結果ありきだからなあ。

おおかた阿川氏を貶したくて仕方なかったんだろう（ｗ

前の方にも出てるけど、本当にこの人の書く追悼文って泣かせるよな。
自分の気持ちをここまでうまく表現できるってのは凄い筆力と思う。
遠藤周作に対する追悼文を立ち読みしながら泣いてしまったよ。
大江なんて何書いてるか分からんもん。

僕は学生時代に読んだ「暗い波濤」が一番印象強いですね．
生まれるのが５０年早かったとして，彼らのような生き方，死
に方ができたかなって考えてしまいます．

「あヽ同期の桜」に寄せる（日本海軍に捧ぐ収録）を読むと今でも涙が出る。

>>92
アレはいいですね

あげ

＞大江なんて何書いてるか分からんもん。

確信犯だから・・・

昔は結構面白かつたぞ、飼育とか１７とかな。

>>95
まあな。

わけ分からん文章書いてれば、みんなありがたがって読んでくれるからね。

いよいよ次で100でございます。
さ、どうぞ踏んでくんなまし。

おそるおそる、踏ませて頂きます。
いま、「軍艦（戦艦としない所がなんとなく好き）長門の生涯」下巻を
読み始めました。
何回読んでも、良いですね。

100ゲットおめでとうございます。
ところで、｢雲の墓標｣の映画を観た人いますか？
ビデオを買おうかどうか迷っております。

あげ

阿川氏と豊田嬢氏とは何か交流があったのでしょうか。
同じ年に生まれてますよね。

>>103
ともに文人海軍の会のメンバーであり、友人でもあった模様。
豊田氏の再婚の披露宴で阿川氏が「連合艦隊司令長官訓辞」と題する
スピーチを読んだりしている。
今手元に見あたらないけど、随筆集のどれかに出てくる話。

>>104
『井上成美』で深田秀明達と長井を尋ねた時、酔って「海を行く唄」を歌ったというぐらいでしか
作中ではお目に掛かったことがなかったけど・・・やっぱ親交はあったんだね。
そこいくと海兵74期のO中尉とは・・・どうにも仲悪そうだなw

旧スレに
「一に海軍、二に海軍、三四が無くて五に志賀直哉」
というフレーズがあったけど，
「一に海軍、二に海軍、三が乗り物、四喰い物、やっと五に来て師志賀直哉」
かも．

ちなみに先生がボロボ（北先生曰く）を愛していらしたのは，
あちこちで書かれているけど，やはりドイツ車はお嫌いだっ
たのかしら？
「ぽんこつ」に出てくるのは，確かルノーでしたよね．

なんか鉄道板のほうにも勃ってたぞｗ

＞＞104
おお〜ありがとうございます！
随筆集探して読んでみます。

↓ここでご本人が降臨！！

ん？

orz

健三郎登場でこのスレは終わってしまうのか？

私は生粋のノーベル文学賞受賞者ですが、劇画的戦争場面のある私小説は
屋台骨が腐りきっていますねかんしゃくおこる！！１１！！！１！！

このまま健三郎のスレにしてたまるか！！
日本海軍、錨揚ゲ！

　う〜み〜、ゆ〜か〜ば〜♪

私は生粋のノーベル文学賞受賞者ですが、防大生は私の年代の恥辱ですねﾎﾙﾎﾙﾎﾙ....

　オー犬って、何でまたあんなに日本が嫌いになっちゃったんだろ(苦笑

ぼくは、防衛大学生をぼくらの世代の若い日本人の弱み、一つの恥辱だと思っている。
そして、ぼくは、防衛大学の志願者がすっかりなくなる方向へ働きかけたいと考えている。

『わがテレビ体験』（群像）より

結婚式をあげて深夜に戻つてきた、そしてテレビ装置をなにげなく気にとめた、
スウィッチをいれる、画像があらわれる。そして三十分後、ぼくは新婦をほう
っておいて、感動のあまりに涙を流していた。それは東山千栄子氏の主演する
北鮮送還のものがたりだった、ある日ふいに老いた美しい朝鮮の婦人が白い
朝鮮服にみをかためてしまう、そして息子の家族に自分だけ朝鮮にかえること
を申し出る……。
このときぼくは、ああ、なんと酷い話だ、と思ったり、自分には帰るべき朝鮮
がない、なぜなら日本人だから、というようなとりとめないことを考えるうち
に感情の平衡をうしなったのであった。

『厳粛な綱渡り』（文芸春秋社）

　北朝鮮に帰国した青年が金日成首相と握手している写真があ った。ぼくらは、
いわゆる共産圏の青年対策の宣伝性にたいし て小姑的な敏感さをもつが、それ
にしてもあの写真は感動的で あり、ぼくはそこに希望にみちて自分およぴ自分
の民族の未来 にかかわった生きかたを始めようとしている青年をはっきり見た。
　逆に、日本よりも徹底的に弱い条件で米軍駐留をよぎなくさ れている南朝鮮
の青年が熱情をこめてこの北朝鮮送還阻止のデモをおこなっている写真もあった。
ぼくはこの青年たちの内部における希望の屈折のしめっぽさについてまた深い
感慨をいだかずにはいられない。
　北朝鮮の青年の未来と希望の純一さを、 もっともうたがい、もっとも嘲笑す
るものらが、南朝鮮の希望にみちた青年たちだろう、ということはぼくに苦渋
の味をあじあわせる。
　日本の青年にとって現実は、南朝鮮の青年のそれのようには、うしろ向きに
閉ざされていない。しかし日本の青年にとって未来は、北朝鮮の青年のそれの
ようにまっすぐ前向きに方向づけられているのでない。

サヨだからしょうがないのよ

書き込みは増えたが、結局健三郎のスレになってしまっている…！！

私は生粋のノーベル文学賞受賞者ですが、やはり私のほうが人気があるようですね
かんしゃくおきますかﾎﾙﾎﾙﾎﾙ......

＞私は生粋のノーベル文学賞受賞者ですが
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
これを言いたくてしかたないのかｗ

お前の次の台詞は「私は生粋のノーベル文学賞受賞ですが」と言う！

私は阿川先生の御本はすらすら読めるが、大江の本は３頁しか読めなんだ。

血沸き肉踊る銃撃戦を期待して大江健三郎の連合赤軍小説読んだけど
この人、アクション描写はしょるね。

阿川提督のほうがやっぱ面白いや

>>125-126
私は生粋のノーベル文学賞受賞者ですが、お前らみんなウヨク！！１１！！

>>124
.......ハッ！

>>127
ｵﾗｵﾗｵﾗｵﾗｵﾗｵﾗｵﾗｵﾗ

>>128
私は生粋のノーベル文学賞受賞者ですがそれは承○郎ですジ○セフではありません
コレでもくらいなさいかんしゃくおこる！１１！！

（　○Д○）ノ　ミ□
　　　　　　　　　　↑水の入ったグラス

まだ大江スレかよ

結局、ウヨサヨ判定でしか語れないのなｗ

　これは、何とかならんもんか喃

日露戦争終結の舞台閉鎖？波紋呼ぶ米軍基地統廃合
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050514-00000105-yom-int

> 米国防総省が１３日に発表した米国内の軍事基地閉鎖リストに、日露戦争の講和条約の舞台であるポーツマス海軍造船所が
> 含まれ、日米の関係者の間で波紋を呼んでいる。
(snip)
> 　折しも今年９月でポーツマス条約締結からちょうど１世紀となる。条約１００周年記念委員会の広報担当ステファニー・
> シーコードさんは、「今夏、造船所でも記念行事を予定している。今後、史跡保存への関心が高まればいいのだが」と存廃に
> 気をもんでいる。

南蛮阿房列車

３日前のニュース

★三浦朱門氏ら１７人内定　自民新憲法の諮問会議

阿川先生がこんな委員引き受けはしないだろうが，
何らかのコメントは出すかな？　赤門堂への辛辣な
意見も出るかな？

>>134
コメントはまだしもプライベートで顔合わせたら意見ぐらいは言うだろうなぁ。
しかし、あと存命なのは万峯楼の若旦那と赤門堂だけか。
町田の大家さんも上野毛の隠居も・・・

>>135
鉄板で書いてきたんだが，「きかんしゃやえもん」
の絵を描いた岡部冬彦さんが亡くなったんだよ．
（ご子息が岡部いさく氏なんだね，知らなかった）
本当に淋しいだろうなあ．

万峯楼のお兄さん，モタさんがお元気なのが何よりです．

大和ミュージアムの名誉館長に就任されているわけだが、もう足を運ばれたのだろうか?

>>136
やえもんと言えば俺の小学校低学年の時のマイフェイバリットだったよ・・・
岡部さんのご冥福を祈りつつ、美しが丘の提督にはもっと頑張ってもらいたいなぁ。

ようやく大江が駆逐されたか。

>>139
ﾎﾙﾎﾙﾎﾙ....

ヨメが春の城を読み始めました．
そのうち軍艦長門の生涯を通読させたいです．

>141

すばらしい奥方をお持ちのようでうらやましい限り。
我が家の場合、軍艦長門の生涯がかみさんの魔手により
いつブックオフに持ち込まれてもおかしくない状況です。

「春の城」はまだ明るい雰囲気もありますしね。
しかし「雲の墓標」になるともう涙が・・・

小説のネタ探しに最近読み始めたんだけど、面白過ぎですね＞軍艦長門の生涯
もっと早く読んでおけばよかったよ。

北杜夫大好きなのに、何故か長年、阿川弘之、敬遠していた。
「山本五十六」と食い物談義本読んだら、面白いね〜。

「長門の生涯」今度読む予定

>144

まったくもって手荒く面白すぎです

元気で長生きしてくれそうな気がする。

ついさっき三笠見学から帰ってきた。
式典の中で、論文の選考に関わった赤門堂が壇上に登場したけど
我らが提督ひろゆき大尉は今日三笠に来てたのかね？

Lieutenant Admiral Agawa は東郷さんに否定的な書き方もしているからね．
いずれにせよ海軍記念日，ご自宅かバーで　酒保開ケ！　でしょうな．

今日は兵予2期のクラス会・慰霊祭があったはず

息子尚之氏も慶応にもどってきましたね

そいえば、娘さン、最近見ないね
一時期、だいぶレコード買いこんだものだけど。
ジャズは流行らないのかね

阿川泰子も弘之の娘になったのかｗｗ

きっとフィリピンで発見された同胞の件で、
家で涙していると思われ。

「山本五十六」「米内光政」「井上成美」の三部作 VS
角田房子の「阿南惟幾」「今村均」「甘粕大尉」の三部作

どっちが好きかと言われると、なかなか難しいところだ・・

　どっちも深い味わいがある、でいいんでないの?(笑)
　阿川さんは「海軍贔屓」だの「海軍善玉論の主犯」とそしられようと、かつて自分が所属した人間集団に対するloyaltyと
自らの矜恃のために海軍を語っているｵｻｰﾝだから、そういうカウンターパートを陸軍に得られないのは、ちとものたりない
気分なのかも。

雲の墓標を読んだが涙がこぼれなかったぞ・・・

城山三郎、「東京裁判」の広田弘毅と阿川弘之の「山本五十六、井上成美、米内大臣」。当時の軍と官僚政財界の中に、先見性を持っていた人たちがいて救われたよ。暗黒の無し崩しの中でみる暁光だ。

>>156
コメント有難うございました。文章は角田房子の方が読みやすい
かなとも思うのですが、確かに作者自身のスタンスの違いか
読後感は海軍ものの方が良いかも・・ですね。

p.s
ふと気付けば、某スレで一昨日降格されかけた海の人さんですね（笑）
奇しくも小官は某スレの >>128 です
今後ともご指導ご鞭撻の程？、どうぞ宜しくお願い申し上げますm(_ _)m

只今読了。良い本だった……こんなに目頭が熱くなったのは久し振りだ。
意表を突いたラストにも泣けた。

「……実験の全期間を通じて、川竹大久保両兵曹の碑だけはここに立っていた。
碑は、その後度々の原水爆実験にもこはされずに、今もビキニの島に残っている」

>>154
それ、何かどうもネタっぽくなってきたよなぁ・・・
まるで火葬戦記の『第七の空（PAM!

>>157
そうかｗ

>>161
マジでガセネタっぽくなってきた…
どーすんだ産経なんか気合入った社説まで書いちゃったよｗ

ガセネタかどうかはともかく、モロ族と聞いて「暗い波濤」のポーポー爺さんやアラバニー爺さんを思いだしたよ。

「軍艦長門の生涯」の連載が始まったころ、
作者に編集者が雑誌の広告を若い人が、
「ぐんかんちょう　もんのしょうがい」と読んで
軍艦の物語でなく、艦長の物語だと思われているとの
報告には笑った( ^ω^)

笑えん・・・どんなジジイになってることやら

阿川先生もがっくりきて、園遊会の時に昭和天皇に、
陛下もお乗りになられた長門を知らないものがおりますと、
泣きつこうかというオチになってましたね。

その手の話なら・・・

叔母（伯母だったかな？）さんに，
あんた「身の上整理」の本出したんだってねぇ．そんな歳になったとね．

って言われたそうですね．

>>160
ちなみに碑文は現地に実際に行って見てきたそうだ。
山本機を見に行ったり、ビキニ環礁まで行ったり、実に馬力のある人だ。

アッツ島にも行かれてましたね。
あの行動力をほんとに見習いたい。

直接軍事とは関係ないですが、
「志賀直哉」も、文学方面にとどまらず時代とのかかわりを描いていて、
戦中戦後のところなんかはとくに面白いと思います。

>>169
海軍軍人なんだからせめて「行き脚がある」にしといてやろうよw

【日韓】大江健三郎氏、韓国で「腐ったトマトは小泉首相が来るまで投げずに我慢せよ」
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1117958862/l50

大江氏は漢陽大を訪問して学生たちに講演をする中で、「私の娘は心配性で、敏感な時期に
韓国を訪問するのを心配して、日本人は印象が良くないから腐ったトマトを投げつけられるかも
しれないと言っていた。腐ったトマトは私に投げずに、小泉首相が来るまで我慢しなさい」と言って
学生たちの笑いを催した。横にいた小説家の黄ソギョン氏は大江氏のこの言葉に対して「大江
先生には花を投げなければならない」と肯定的に回答した。

論語知らずの論語読み・・・お陰で孔子と孟子が家にあるです。

論語孟子を呼んでは見たが、酒を飲むなと書いてない

論語孟子を呼んでは見たが、朝日を読めとは書いてない

朝日の馬鹿っプリを教えていただきました、朝日新聞を叩き潰す掲示板では
陸オタにカラまれてしょうがなかった、2.26の青年将校を尊敬する神経がわからん
のですが、ここには居らんでしょうね。

高校生の時、図書館で。阿川先生の本を借り出し廊下で読んでいたら。
先生がよってきた。「何の本だ」「阿川さんの海軍の本です」「そうか」
「面白いです」「そうか面白いか」この先生、海軍兵学校に在学され。
上級生であつた。ちなみ阿川先生の本を図書館にいれた図書主任の先生は、
陸軍軍曹であった。

>>174
結局何が言いたいのだ？

阿川弘之全集全30巻、新潮社より８月刊行予定

>>173
　　　　　　　　　　　　 ,,. -‐''"´￣´"''ｰ- 、
　　　　　　　　　　 ,. '´ -‐‐-､　　　 　 　　＼　　　
　　 　 　 　 　 　 /'"　　　　　　　　　　ヽ、　ヽ、
　　　　 　 　 　／ ／　　 ,:::::.. .....,　　　　 ＼ 　ﾞ､
　　　　　　　 〃　　 / ／￣￣￣ヽ　　　　 ヾ 　} 　　
　　　　　　 　{! 　 　ｉ　{　　 　,.　 ノｲ　j|　　　i　,'　
─────ｫ!　　 |! |ﾄ=-> ヾｰ=∠.ｨ'ｿ　ノ以/､_
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大江関係でしかageらないスレになってしまった・・・

>>175
阿川弘之は兵学校行ってた訳ではないんで、その人の後輩にあたると言えるかどうか…
まぁ、兵学校やめて一高行った人という可能性もなくはないが。
ってそういう人の話もどこかの作品に出てたな…

海軍・乗り物・食べ物の他に、忘れちゃいけない警察モノ
「いるかの学校」
「こんぺいとう」
特に「いるかの学校」は面白かった。

175です、この先生、阿川さんの予備学生同期の方が海兵で教官をやっていた
時の生徒であつたそうです。

>>182
するとその先生は、「暗い波濤」の田崎教官のモデルになった人の授業を受けたわけですね。
そう思うと感慨深いです。

>>180
警察ものじゃないけど「カレーライスの唄」もよろしく！

>>184
「ありがとう」のカレーを再現しようとして失敗した経験がある…orz

ほそぼそとでもいいから1000目指したい。

志賀直哉の門下生だけに文章がうまいね。

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/news/20050610ddm012040033000c.html
息子の尚之君が読売・吉野作造賞受賞しましたね。
この人も文章は上手です。

おめでとうございます

全集いくら？

今、「井上成美」読んでるんだけど、妙に情けない描写とかが・・

５０近い少将時代に、夜の相手に呼んだ芸者に「エスエーがないならやらない」
とか言って、前金だけ払ってそれっきり・・の逸話とか、あと他にもちらほら

「生真面目な人のたまの失敗話くらいそっとしておいてあげればいいじゃん！！」
と思ってしまいましたでつ・・いや、ものすごく面白くはあるんだけど・・

>>190
ブックオフで一冊50円

>>125
それが宮脇俊三中公編集部員（後，中央公論・婦人公論編集長）
を落とした点でしょうね．

>>187
本当に、内容は簡単なエッセイのようなものでも何というか
「無駄をそぎ落とした美しい文章」という感じかする、やはり本格派小説家ならでは
読んでいて気持ちがいい

井上成美、大河ドラマでやってくれないかな・・・・・

大河ドラマなら、加藤剛主演とかで「米内光政」の方がいいんでないかい？

大河ドラマ「米内光政」
米内・加藤剛
56・渡哲也
成美たん・村上秀明
豊田副武・西田敏行
↓以下修正or追加求む

　加藤剛じゃいい男過ぎ。　もっと茫洋とした雰囲気がないとまずいでしょう。

ちょっとマイナーですが、岸部　一徳はにてるかなと。

二反田三郎：永島敏行

>>198
芸者とかにもよくもててるいい男だよ！！
茫洋というのは良い表現だと思うけど

つ【とりあえず写真おいときまつ】
ttp://www.ndl.go.jp/portrait/datas/218.html?c=0

近衛・榎木孝明(ゾルゲで似てたから)

東条英機　：　加藤茶

大川周明　：　志村けん

>197
　シゲﾀﾝの村上弘明はナイス。

　保科善四郎は前田吟がいいなぁ。

>>197 >>205 村上弘明似てる？？

ttp://www2b.biglobe.ne.jp/~yorozu/sub5-7.html

>>206なんとなく浮かんだから(名前間違えた)
豊田貞・陣内孝則

豊田副武：高木ブー

　永野修身は大地康夫かな。

>206
　いあ、似てるというより長身の美丈夫と言われて真っ先におもいついたのが青江又八郎だったから。

松岡洋右・松尾スズキ

良スレﾊｹｰﾝ
ＱＥ２だったかかな？船長が英国の予備士官だという話は
阿川氏の本で知りました。
紀行文しか読んだことないので、今度は小説の方も借りて
みたいと思います。
近所の図書館には娘の本ばかりなので、取り寄せてもらう
しかないけど・・・。

>>211
女王陛下の阿房船ですね．
遠藤狐狸庵先生と大連に行く話は，しみじみさせられます．

柳原良平さんが日本郵船だったか商船三井だったか，
名誉船長に補せられたときのコメントは，ウィットとかアイロニー
とか通り越して，悔しさで満ちていましたね．

>>211
主要なものは新潮文庫で手軽に手に入りますので、そちらもどうぞ。
でも新潮文庫のＨＰで検索すると、「暗い波濤」「軍艦長門」あたりは
絶版状態みたいですね…
古本で安く出回ってはいますが。

この流れなならちょうどいいかと・・・
『海にかける虹・山本五十六』の主要キャストが分かるサイトってないかなぁ？
あれ12時間ドラマの中でも未だに（確か権利関係で揉めてたと思った）ビデオ化
されてないし・・・
ひろゆき本人も出演してたけれど、あの当時さほど熱心じゃなかったのが今さら
ながら悔やまれてならん。

井上成美なら、中井貴一と小林桂樹の二人一役で二時間ドラマになったことがあったっけ。
しず（←何故か変換できない）子が有森也美、富士子が倍賞智恵子だった。
でも原作は宮野澄・・・

>214
以下のサイトで役名から配役リストを自分で作成するしか方法は無い。
『配役宝典』第六版

米内光政=渡辺文雄
GF戦務参謀渡辺安次=川地民夫
淵田美津雄=伊吹吾郎
そのサイトではこんな感じになっていた。上の2人は違和感が無いけど。

ドラマ関係は　http://www.qzc.co.jp/DRAMA/index.html　で検索するのが便利です。
ただ配役まではここではわからないんだよね。

出演者はこんな感じらしい。
古谷　一行、檀　　ふみ、池上季実子、樋口可南子、岡本　信人、
川村　一代（新人）、渡辺　文雄、新　　克利、木村　四郎、河内　桃子、
月丘　千秋、山田　吾一、岩井　友見、藤巻　　潤、
阿川　弘之（ゲスト出演）、芦田　伸介、阿川佐和子（ゲスト）、
杉田かおる、高橋　昌也、金子　信雄、仲谷　　昇、滝田　裕介、
穂積　隆信、村井　国夫、小林　稔侍、井川　大輔、
汐路　　章（潮路　　章）、中田　博久、中井　啓輔、浜田　寅彦、
入江　正徳、山本　昌平、青木　　卓（青木　卓司）、石田　信之、
佐藤　京一、須賀　　良、花　かおる、花柳喜久次、平野　　稔、
大島宇三郎、小野　圭子、今井　和子、佐々木梨里、進藤　　幸、
武知杜代子、木下　俊夫、荘司　　肇、（ナレーター・高橋　昌也）　

佐和子も出てたのか

>>216
米内って河原崎長一郎だとずっと思い込んでたよ・・・

>>217
仲谷昇が井上で、金子信夫が南雲か・・・
どうもピンと来ないなぁw

五十六は古谷、かみさんは、堀は新。ただ、同時原作で海軍飯炊きものがたり
があったため、普通の水兵で岡本。

スレ違いぽいんだがずっと疑問だったので
だいぶ昔、中村雅俊が総理役(近衛？)終戦記念ドラマがあったが(当時リア厨だったかな？)
覚えている人いないかな？

385 ：海兵七十五期 ：03/11/20 08:15
みなさまおはようございます。
井上中将でしたら七十期氏のおっしゃられるとうり、我々の方が詳しいと思います。
こういう言い方は何ですが、中将本人がおっしゃられていたとうり
「海軍兵学校最後の『まともな』校長」であったと思います。
入学初期の頃は、きわめてリベラルな雰囲気を持たれ
戦闘教本や精神教本を完全否定され、
独自の戦略論を持たれる反骨精神の方と言う印象が強かったのですが
はっきりと偉大なる人物と認識するようになったのは、
在任中最後の2ヶ月間であります。
というのも井上中将は我々の入校から約半年のお付き合いでしたが
昭和19年8月をもって、次官へ転任されております。
19年8月という時期は、6月にサイパンが陥落して事実上の敗北が決定した直後で
その前後から、井上中将は今までの海軍兵学校校長がまず行わなかった様な事を
なされてから、転任なされていかれました。
何かと言いますと、宿舎で枕を並べて夜が明けるまで生徒と話されたり
（当然、その分隊には翌日寝坊したものが続出しましたが、特段処罰はされませんでした）
昼食時に食堂で、生徒とおなじ席に座り食事時間をはるかに延長して
ひたすら生徒の身の上話や猥談などや、またかと思えば
「万が一帝國に敗北が訪れるならどのような形か？また如何に復興するか？」などの話を
などといった海兵の本分を明らかに逸脱したお話を夕食の時間になるまで
ひたすら議論するようになられました。

386 ：海兵七十五期 ：03/11/20 08:15
今思えばマリアナ失陥以降は明らかに「海軍軍人」ではなく、「政治家」や「実業家」を
養成される様な教育をなされるようになり、驚嘆し今更ながらに尊敬いたしております。
井上中将の在任中最後の2ヶ月間の海兵は明らかに戦後空間を醸し出しており
自分は亡き後の海兵が、どのような校長に率いられようともやがて必ず訪れる、
終戦（敗戦）時に精神までも玉砕精神に染まって、軽挙妄道に走らないように
先手を打たれていたように思います。
生徒の中には敗北主義と議論を吹っかける者もおりましたが、大本営が
隠匿する資料までも閲覧させてもらえましたので、一定期間後には
ほとんどの生徒が最早勝利の見込み一分もなしという現実を理解しておったと思います。
（中にはそのせいで精神衰弱に陥る者もおりました。通例から言うと、海兵ではそういった
『学習続行を行うに不適格なる状況に陥りし者』は情け容赦なく対向にするのですが
井上中将は「殺し合いをするなら退校だが、再建者なら少々軟弱者でも問題ないと」と結局退校には
なされませんでした。）

体験者に聞く太平洋戦争(第二次世界大戦）
http://2ch.dumper.jp/0000080686

「あひる飛びなさい」、「ぽんこつ」読了。

>>106
>やはりドイツ車はお嫌いだったのかしら？
フォルクス・ワーゲンに乗っていた時期もあったかと。亀ﾚｽですが。

>>184
>「カレーライスの唄」もよろしく！
ああいった感じの、大らかでふっくらとした小説が読みたいのですが、いい作品ありませんかね。

久しぶりに「春風落月」
52篇中もっとも印象深かったのは「桜の下の平家琵琶」。
満開の桜の下で平家琵琶の弾き語りを聴き、海軍や沖縄目指して特攻戦死した学徒士官を思い出して泣いたという話が出て来ます。
読解力、繊細さ共に乏しい私には阿川氏の胸中を忖度する事はできないけれど、氏や戦争を経験した人達の心中の一端を垣間見たような気がしました。

どなたか全集、単行本、文庫本のリストアップ手伝ってくれないかな。
今私の手持ちは二十冊くらいです。部屋の掃除中なんで、どこにあるか分らないから
時間かかりますが・・・

とりあえず一冊

「舷燈」　講談社文芸文庫　1988年


・・・と思ったらこの文庫の巻末に著書目録があったあなうれし

文芸文庫は初期短編など三冊出しているのだが、多分今は2冊が品切れかな

>>226
「カレーライスの唄」は、厨房時代に読んだあと引っ越しで紛失してしまったが、
先日古本屋でﾊｹｰﾝ。久々に読んだ。ﾖｶｰﾀ
嫁さんにも読ませたら、非常に面白かったそうだ。
今度は「軍艦長門の生涯」を読ませよう。ｗ


ところで、長井の井上邸が去年取り壊されたらしいです。
玄関部は残ってて、井上資料館にするらしい。。。

>>222
「昭和１６年夏の敗戦」ではないかと・・
ttp://www.cc.rim.or.jp/~chaki/list/drama/44.html

取り壊し！？ショックだ。ところで料亭「小松」に行って見たいのですが、予算
はいくらくらい必要でしょうか？何がおいしいでしょうか？

>>231
料亭「小松」については、こちらをご覧あれ。
ttp://www5f.biglobe.ne.jp/~ryoutei-komatsu/
昼5000円〜、夜8000円〜の模様。

井上邸については、こちらのｻｲﾄ。
ttp://www1.odn.ne.jp/~cad79480/inoue.html
著者がちょっとﾃﾞﾑﾊﾟ入ってるようだけど、
阿川氏の『井上成美』に書いてあった「古鷹商事社長（海兵73）」氏と
井上提督の不可解な関係、ちょっと分かった希ガス。

なお、先月某日「井上別荘」に行きましたが、
案の定取り壊され、跡地の住宅には、
上記サイトの通り、「Ｆ田」さんご家族が入っている模様でした。

なお、「小松」の二代目女将は以下のように語っています。

>「最後の海軍大将」と呼ばれた井上成美との縁も深かった。
>井上は敗戦後も小松をしばしば訪れ、
>昭和50年12月に89歳で死去するまで直枝さんとの交流が続いた。
>井上のついのすみかとなった横須賀・長井について、
>「私の目の黒いうちに保存のめどをつけた」と語り､
>それが直枝さんの最大の願いだったが、かなわなかった。
ttp://www.d5.dion.ne.jp/~ikeyoko/M-KOMATU.htm

>>232
へぇ〜、パインのHPなんてあったんだぁ・・・

>232
> １０．火星はNASAの写真が画像操作されていますが、人類が移住できる。
> １１．アメリカと一部の人は地球が破滅することを知っており、火星への移住計画を考えています。

　・・・え〜と(^_^;

>234
一瞬誤爆かとｵﾓﾀﾖ
>227
図書館で借りてきた自選作品集第3巻を読んでいるので、協力しましょう>全集のリストアップ

阿川弘之自選作品（新潮社　全10巻　昭和52年〜53年）
１　雲の墓標・春の城
＿「年年歳歳」「霊三題」「巣立ち」「修介」「修介の年末」
２　魔の遺産・夜の波音
＿「八月六日」「蝙蝠」「光の湖」「こけし」「千日酒」「野藤」「南蛮菓子」
３　カリフォルニヤ・坂の多い町
＿「ローマの雨」「友を選ばば」「冷蔵庫」「クレヨンの絵」「黄ばむ」他
４　舷燈・青葉の翳り
＿「童女」「空港風景」「軍艦ポルカ」「歪んだ自画像」「水の上の会話」他
５　山本五十六
６　暗い波濤（上）
７　暗い波濤（下）
８　軍艦長門の生涯（上）
９　軍艦長門の生涯（下）
10　紀行・随筆

232さん、どうもありがとうございます。ちょっと高いですが、一度いってみ
ます。それにしてもホームページがあるとは・・・・。意外でした。

あー、井上邸むっこわされたのかー
なんどか行ってみようと思い、その都度
「でもなぁ、個人崇拝みたいで井上提督に悪いよなー」
と思い行かなかったんだけどやっぱり残念だ

井上邸のホームページ見ました。事実とすれば不愉快です。しかしこのページ
は信用できるのかな？なんか異様なかんじでしたが。阿川さんはご存知なのだ
ろうか。

「犬と麻ちゃん」読了

阿川弘之全集（全20巻）
第1回配本8月25日（第1巻）、以降平成19年3月まで巻数順に毎月刊行の予定。

>>240
ソースｷﾎﾞﾝ

>>241
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/news/20050621dde014040022000c.html

>>242
おお、めでたいことだ。楽しみだ(・∀・)

『食味風々録』に出ていた「なみちゃん冷や麦」を作ってみた。

>>242
うっはｗｗｗｗｗｗｗすげえ嬉しいｗｗｗｗ
初期の作品とか、文庫にもなってないの多いだろうし、エッセー色々ありそうですね。

>>244
お酒の話と、奥本大三郎につれられて食べに行った…鰻だっけ？？の話が
なぜか頭に残っている。読んだ直後色々食べてみたい、作ってみたいと思ったものは
あるんだけど、また読み返したいと思います。

それで、冷や麦どうでした？

俺もあれ読んで鰻と蕎麦が無性に食いたくなった。
今地元の蕎麦屋をまわっている。

>>245
>冷や麦どうでした？
病みつきになりましたｗ

へぇぇ･･･そうですか、私も作ってみよう

「軍艦長門の生涯」で別府の海軍保養所「稙田屋」ってのが出てくるけど。

読んだとき衝撃受けたね。父方の祖父の実家なんだよ。
じいちゃんは大きな旅館の大金持ちの長男でぬくぬくと
育ったんだが、曾祖父(じいちゃんの父)が友人の借金の
保証人になって、その友人がトンズラ、で借金のカタに
稙田屋取られて没落。既に結婚していたじいちゃんは仕方なしに満州へ。

俺の父は満州生まれの引き揚げ者。
小さいときから稙田屋の話と「借金の保証人にだけはなるな」という
家訓を散々聞かされてきた。

じいちゃんも長門が別府に来たときに乗りに行ったらしくて、
「長門の40�p砲は70km向こうまで届く」とかよく話してた。
(射程距離が本当に70kmなのかどうかは？）

なんで「稙田」屋かというと、曾祖父は大分の稙田村(現大分市稙田)
の出身者なので、そう名付けたらしい。

父・祖父の話の中だけで知っていた稙田屋の話が、大好きな作家の
本の中に出てきて、初めて読んだときには本当にガツンと来た。

遠藤周作の兄貴も学徒出身の海軍主計士官だったっけ。
周作ﾀｿの「おバカさん」（中央公論新社、さっさと再版汁!!）でも
海軍ネタが出てくるからな〜
それとひろゆき先生の作品読んでる香具師は
Ｃ・Ｗ・ニコルの帝國海軍三部作も同時に読むべし!!!!

ども！ひろゆきです。
国を思うて何が悪い。んじゃ！

>>239
次は「末の末っ子」か？

>>252
野村先生シリーズも面白いよな。

>>252
そっちを先に読んでしまいました。加代子可愛いのぉｗ
そういえば「犬と麻ちゃん」にも「なみちゃん冷や麦」出てましたね。

>>253
野村先生シリーズは「犬と麻ちゃん」「末の末っ子」の2作だけですかね？

>>254
えーと、『青葉の翳り』だったか『舷燈』だったか・・・今、この２作収録の講談社の文庫版が
手元にないんでうろおぼえだけど（表題は『青葉の〜』）、どっちかが野村先生だった。
まだまだ読み足りないんだなぁ俺・・・

こんどの朝生は凄いな。本当は阿川さんに出てほしいんだが
http://www.tv-asahi.co.jp/asanama/video/Curr/program.html

やはりひろゆき大尉、大勲位、瀬島たんがでないと

>>255
レスありがとうございます。
「青葉の翳り」は手元にないのですが、読み返してみようと思います。

ところで「亭主素描」読んだことありますか？
阿川さんが奥さんの立場から阿川さん自身を描いた短編なのですが、
吹き出しそうになりました。全集に載って欲しいと思います。

文藝春秋8月臨時増刊号「昭和と私」
阿川さん・半藤一利さん・養老孟司さんによる鼎談が載っています。

>256
>257
もう亡くなられたけど大井篤大佐に出演して欲しかった希ガス

>>258
お笑い路線なら「論語読みの論語知らず」「あくび指南書」でしょう。
「上野毛の隠居」「万峯楼の若旦那」「町田の大家さん」ら第三の新人同士で繰り広げられる
バトルは絶品です。

>>261
確かにアレは笑えるね。ご隠居と大家さんが亡くなったのは残念…

全集のパンフレットが書店に置いてあるという話を鉄道マニアの人がしていたんだが、見た人いる？

電脳惑星Dに、生活板からの引用で海軍こぼれ話の話が出ていたが、
本当に読んだのか？と言いたくなるくらい滅茶苦茶な内容なので萎えた。

>>263
下の方にメールフォームがある（メルアド不要）から指摘してやって

>>261
有難うございます。読んでみます。

近所の古本屋に文庫版「あひる飛びなさい」がおいてあったのですが、
表紙の阿川先生の似顔絵、髪が黒い…時は流れているのですね。

>>263
何だよ、ひろゆき兵学校入校って・・・

空襲指摘（してき）ますた．

保守がてら…
佐和子さんの料理本を買ってきた
今度つくってみよう

age

全集って旧かなですかね？

保守がてら。

『論語〜』や『海軍こぼれ』、『あくび〜』などを読むにつけ思う。
樹座の舞台見てみたかった・・・生まれた時代の悪さを呪うしかないと思うと
ちょっとブルーorz

>>250
>Ｃ・Ｗ・ニコルの帝國海軍三部作も同時に読むべし!!!!
それは未だ読んでいないのだが、「日本海軍地中海遠征記」（編：ニコル氏、序文：阿川提督）は読んだよ。
現在遠航中の海自練習艦隊は、この作品でおなじみのマルタに寄るらしい。
ブレストの次というから、そろそろ着くのだろうか。

娘が未だに独身なのは、やはり文士の仮装パーティーが問題だったのだろうか。

娘に告ぐ
一、味の判る男とｹｺｰﾝしてくれ、好きな男ができたら俺がﾃｽﾄしてやる。
一、学生運動やってる奴なんか皆死んじまえ。

>>173
ひろゆきが海軍中将、宮脇氏が国鉄の車掌、万峯楼が阪神のユニフォーム、
上野毛のご隠居が女衒・・・あれ？あと誰が何をやるってったっけ？

>>173×
>>273○

>>275
大家さんがカルメンのドン・ホセ。
ただ、文庫版「食味風々録」巻末の父娘対談によると、
常々>274のようなことを言われていたので、相手が見つからなかったとか。

うおっ
×ドン・ホセ
○エスカミーリョ

軍板住人が騎兵伍長と闘牛士を間違えてはいかん罠ｗ

まあ便秘体操までネタにされたら、売れ残りも止むなしか。

つうか、義理の父があの人になるんじゃ、躊躇するでしょ。

>>280
いや、俺鉄ヲタだしミリヲタだし美味いもの好きだし、話合わせる自信はある。
ただ、癇癪を我慢できるかどうかが問題だw

>>281
でもチハタン最強とか言ったらたたき出されるんじゃないか？
陸式大嫌いな人だし。

>>282
いや、俺もあんまり陸好きじゃないから問題ないw

艦隊派をヨイショしてみるとか…

佐和子は「パパンを超える男なんていない」って思ってるんだよ

>>285
そりゃ、あんな瞬間湯沸かし器、滅多にいるもんじゃありません。

いきなりすまんが、俺のなりたかった職業

三位　刀鍛冶
二位　地学の学者

一位　帝国海軍軍人

無理でした

海自も帝国海軍も似たようなもんじゃないか

国民からの憧れ度を考えると月とすっぽん

まあ地域差はあるだろうが。

憧れてほしくて海兵やるのかよ

>>288
俺、高３の夏に地連から「入りませんか？」って電話掛かってきたけど
「海自が機動部隊持ったら行きます」って断った

　そんな>291も、今年で40。
　都内の文房具販売大手の営業部で管理職の多忙な日々を過ごす今日この頃
ふと「あのとき海自に入ってたら、今頃CPOか」などと思って、部下の女の子の
怪訝な顔に、ふと我に返って>291の「書き込む」ボタンを押したのであった。

国民から認知されない自負、誇りは、いわばおなに

海自じゃなくて国民が悪いんだけどね。

私は視力と体力に自信がなくて防衛大学校の受験を諦めたわけだが…
大学在学中に大病を患ったので諦めて正解だったかなと。残念ではあるが。

ところで、全集第1巻の収録作品は「春の城」「年年歳歳」「修介の年末」他
ということのようですね。「阿川弘之全集」でググッたら、そんな感じですた。

>>海の人
ｺﾙｧ!俺まだ40まで行ってねえだw

阿川作品の文庫本は、新潮文庫が一番収録が多くて、
「年年歳歳」も「水の上の会話」の中に収録されていたんだけど、
さすがにもう、廃刊になっているね。

>>296
残念だね。「スパニエル幻想」が好きだったんだが。
このまえ本屋で文庫版「春の城」をめくってみたら、解説が猪瀬直樹さんに変わっていて吃驚したよ。

全集�@は600頁で5250円のようですなぁ。

むむぅ・・・
高松宮日記も宮脇俊三全集も，途中で断念した漏れ・・・

アゲ

井上成美で松田千秋氏を石頭の反米軍人扱いしたのはいただけない。

性根が社民党気質の人が軍人書いちゃだめだって。本人は保守きどってるけど。海自の人間で山本元帥を適正に評価してるのがせめてもの救いだ。

●明日木曜日、テレビ東京の午後のロードショーは、太平洋戦争の天王山！！日米空母群の決戦！！
『ミッドウェイ』
主演：チャールトン・へストン、三船敏郎、ヘンリー・フォンダ

◆日本空母《赤城、加賀、飛龍、蒼龍、》ＶＳ米空母《エンタープライズ、ホーネット、ヨークタウン、》の激戦！！
零戦ＶＳグラマンの空中戦！！
激しい弾幕の中を爆撃機が急降下！！
戦史に残る友永雷撃隊の死闘！！
戦闘場面に当時の記録フィルムを使用！！

保守

阿川氏は、尾道に大和のセットを見に行ったんだろうな。。

長渕なんかより娘の泰子と一緒にか。

夕べ「暗い波頭」初めて読んだけど、すごい面白かった。

>>306
つ、釣られるもんか！

>>254
超亀で申し訳ないありませんが、野村耕平シリーズには

「亭主素描」「スパニエル幻想」「無病息災」「軽井沢風景」「軍艦ポルカ」
「ひとり娘」「末っ子」（以上短編。発表年代順）

「犬と麻ちゃん」「末の末っ子」（以上長編・発表年代順）

があります。「野村耕平」は阿川先生がユーモア私小説を書く際に
ご自身の作中名として使う名前のようですね。
「末っ子」は「末の末っ子」とは別作品。「末っ子」は次男の知之氏を
題材にした作品。「末の末っ子」は三男の淳之氏を題材にした作品です。
また、「亭主素描」には野村耕平という名は出てきませんが、娘の名が
「加代子」（野村耕平シリーズにおける佐和子さんの作中名）となって
おりましたので、シリーズ中の一作と見なしました。

以上、私が所蔵している本の中からピックアップしただけですので、
この他にも同シリーズに属する作品があるかも知れません。
今月から全集の配本が開始されるので、確認してみるのも面白いですね。

>>104
またまた超亀で申し訳ありません。
豊田穣氏の結婚式祝辞「長官訓示」は随筆集「乗りもの紳士録」に
収録されています。旺文社文庫版が最新のものでしたが、残念ながら
すでに絶版となっています。
ただ、パロディとしても秀逸な内容ですので恐らく今回の全集に
収録されるのではないでしょうか。

※豊田穣先生の作品も大体持っていますよ。

さて、全集の第一回配本が来週25日に迫ってまいりました。
すでに全巻予約済み。阿川作品の集成となる全集ですので、
非常に楽しみにしております。

>>155
俺も亀レスだけど
三部作でくくるなら、角田さんの方、甘粕じゃなくて本間雅晴「いっさい夢にござ候」が
良いんじゃない。奥さんの証言のところは何回呼んでも泣ける。

>>308
レス有難うございます。
全集買って読んでいきたいと思いますが、20冊分の置き場をどうすりゃいいんだ…orz

「物が少なければ、それだけ家の普請代が浮くんだ」と提督に言われそうですね。

今からでも予約出来るかなぁ？

月月火火水木金！！
http://etc4.2ch.net/test/read.cgi/motenai/1125055482/

半藤たんとの「日本海軍錨揚ゲ」は結構面白いな

本屋で全集一巻発見．
でも割引の効く生協で注文することにしよう．

ここで南蛮阿房列車の話をするのはおｋなんか？

帝国ホテルの廊下を、真紅のドレスでさっそうと歩いていた美人。
いい女だナーと、全員（私だけだはない）でマジに注目。

結婚披露宴の楽しみは“新婦のお友達の品定めしか残っていない今日この頃”
新婦側のテーブル席にいるのではないか、さきほどの赤いドレスが！
目立ちすぎ、主賓を立てねバ、新婦を越えちゃーいかんゾー
友人代表として、スピーチしたかも知れないが、大昔なので記憶にさだかでない。

後日、友人宅へ呼ばれた際にも話題となり、奥さんが阿川氏のお嬢様と同級生であることを知りました。
友人は、どうもそれまで小説家阿川氏を知らなかったらしい。
二昔も三昔（すこし行き過ぎかな）の話ですみません。

面白けりゃ何世紀も前だってかまわないが

「米内光政」に第二次上海事変のことが書いてないのがちょっと惜しい。
あと、海軍の対米強行派についてもっと書いてほしかった。そっちの方が
多かったんだから。

「美味いのう、主計長。こりゃポパイのほうれん草だ」と
キャベツを貪り食う矢矧艦長萌え。

8月末から阿川作品を何冊か読み始めたけど、戦訓を取り入れて舷窓を廃止し締め切った部屋で
冷房をかけずに小説本を読むのは最高だな。トリップできるよ、いろんな意味で。

カナダのアガワ峡谷南蛮阿房列車は面白かったな。

良スレですな。

阿川家の子供たちの名前は皆同じ墓石から貰った、というエピソード
が好きだったな。
全員男が〜之という名前だったので丁度良いと思っていただいたら、
〜之墓の之だったというのが笑えたよ。

ホントかいな？

捕手

角川文庫「硫黄島」の解説に出てくる某作家は阿川のことかね。
解説にﾓﾆｮったので買うのやめてしまった。

保守

>>323
さすが地蔵に蹴りを入れた人の弟子だな。

アゲ

ねえねえ。阿川提督「山本五十六」て映画化されてたの？
出来はどう？

>>325
三好徹も批判するんならきちんと名を挙げたほうがいいと思う。
筒井康隆みたく「武士の情けで特に名は秘するが阿川弘之という…」とかみたいに書いてみたり。
解説で他人を褒めるのに、第三者を蔑むってやり方がどうも好きになれない。

･･･やっと「軍艦長門の生涯」下巻（新潮文庫版）入手したよ。
ついでに南蛮阿房列車も入手。
明日は弁当でもこさえて、本読むためだけに、どっかにピクニックにいくかな。
無論、魔法瓶には薩摩汁つめてさ

南蛮阿房列車だけにしといたほうが

このひとの弁当好きは異常

娘をどうにかしてくれ

誰か北杜夫と辻邦夫の801本こさえる腐女子はいないかね？
図にするとこんなものかしら

　北←（相思相愛）→辻
　↑
（片思い）
　阿川　　←開高健（オーパ編集部協賛）

アガワ峡谷をひたはしるカナダ・パシフィク鉄道を舞台に描かれる男たちの愛欲の図。
「阿川、おれの鮭の卵でお前の精巣をめちゃくちゃにしてやるぜ･･･」
「健･･･」

ほんと、後世に名を残すと恐ろしいにゃー

鮭の卵ってｗｗｗ

>>293
大正デモクラシーの時代でもそうだったらしいがw
極端なまでの薄給だっただけに今日よりも悲惨だろう。
もとより自由主義国家では官僚（文武とも）、お役人はバカにされるもの。
お役人が威張る社会は、阿川も好かない左右の権威主義国家。

>>319
同意。逆に今日、厨どもに突っ込まれる要因を作ってる不覚。
もっとドロドロした官僚間の暗闘小説仕立てにしても良かったかも。
阿川には無理か？　
大井の方がそう読めて面白。

全集買ってきたはいいけど本棚に場所をつくらんといかんなぁ・・・

>>337阿川氏が好きな帝國では軍人は尊敬されていましたが何か。

カレーライスの歌って面白いの？

尊敬される軍人と馬鹿にされる軍人、両方いただけだろ。

>>340
×歌　○唄　ね．
面白いよ．

あの，おっかない，瞬間湯沸かし器アガワ提督が，こんなに
あまずっぱい物語を醸すのか〜という点でも興味深いと思いますよ．

食べ物に関する蘊蓄は，さすが．

>>340
映画になってるけど、そっちも面白い。確か坂本九主演。

>>342
「だから、マッチをきょうから一つずつ……」
「上げるわ、上げるわ」

えぇ話やのぅ…。

>>343
映画になってるんですか？
それは知りませんでした。詳しく教えてください。

>>340
買うだけ　損だ　あんた

>>344

調べてみたら江原真二郎主演ですた。
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD20750/index.html

>>346
何かあらすじ読むとけっこうく改変されてるようなｗ

>>344

「上げるわ、上げるわ」
泣いたねぇ．

買うだけ損だあんた，基い，川武サンタ・アンナの元ネタって，
山武ハネウェルのような気がしてならない機械屋です．

>>348
何をどう考えてもそれしかないでしょｗ

神保町行くと、つい「どの辺だろう？」と考えちまう俺。

「上げるわ、上げるわ」

>>350
ﾜﾛｽ

昨日の読売新聞にインタビューあったわな
「変に右翼的な発言」が幅を利かせているのが気になる、
「僕は靖国にはお参りするけど東條にはお参りしない」とかいうのは、
反米的な論調のことをいってるのかな。

>>352
海軍万歳、陸軍はダメ、ということなのではないか。

むしろ東条の戦争責任と、靖国に眠っている同胞を一緒にしないで
欲しいって感じじゃないのかなぁ？

基本的に親米保守的だから、「変に右翼的」というのは反米的な言論や、
大東亜戦争全面肯定論みたいなのをさしてるんでしょうね。
阿川さんの東京裁判論というのはあるだろうか。

なにかで「戦勝国が一方的に裁く裁判に正当性があるのか疑問」というような趣旨の文章を
書いていたような。

>>356
極東裁判の批判と東条への批判は別物のような希ガス。

最近東条のお孫さんが色々とやっている事への批判かも？

>>357
>>355で東京裁判論とあったから、うろ覚えの東京裁判に関する話を書いただけだが？

錨上げ

>>352
>「僕は靖国にはお参りするけど東條にはお参りしない」
「山本五十六」の中の山本五十六が言いそうだなと思う

>>361
山本は東條が嫌いかなあ。
子分の大西は海軍では例外的に東條シンパだが。
高木が怒っている。

大西は別に東條シンパじゃないよ。

>>363
高木惣吉日記によれば、
東條を倒したい高木と、東條を高く評価する大西の間で喧嘩になっているが。

大西は戦争の遂行に熱心なのであって、別に東條が好きなわけじゃない。
陸軍でいうと航空の遠藤三郎中将なんかとはかなり親しかった。
高木の大西評に関しては、矢次一夫が痛烈に批判してるね。

>>365
ただ、あの時期に、「即時断行主義、実行本意」と東條を擁護するのは大変なことですぞ。
ご指摘の遠藤三郎と大西は、航空総局長官と総務局長の関係ですね。
遠藤は東條と近い人物で、海軍航空に理解があり、東條の支持を得て辣腕を振るったのだと思います。

アゲ保守

この人のマイナーなユーモア小説とか、エッセイって、
けっこう面白いものがあるとおもうんだけど、
問題はそもそも寡作であることと、入手困難な点かなあ。

「いるかの学校」「あひるとびなさい」「犬と麻ちゃん」「末の末っ子」「乗り物風雲録」「こんぺいとう」etc

「マスト、マスト、どこまでも続くマスト」

>>369
それは今官一。

こいつ、大嫌い。『私の履歴書』読んで
嫌な奴だと思った。
海軍は、イギリス海軍の影響で士官と兵の待遇が
全く違う。阿川のように大卒で予備士官となった
ものも、士官ということで非常に恵まれた待遇
を受けていた。これが、インテリに海軍びいきが
多い大きな理由。阿川も、海軍で非常に恵まれた
待遇を受け、海軍びいきになって、「海軍善、
陸軍悪」という文章を書きまくった。
こいつは、海軍に入っても、通信関係で前線に
出ていないし、全く戦場での苦労をしていない。
『私の履歴書』読むと、後方にいて、海軍から
良い待遇を受けて、実際の戦闘にも参加せず、
「海軍は良かった。海軍大好き。」と言っている
軽薄な奴だということがよく分かる。

ついでに言うと、海軍の方が陸軍よりはるかに新兵いじめ
がひどかっったのは有名な話。海軍＝スマートで近代的と
いうのは、神話にしか過ぎない。

>>371-372
まあ確かに阿川は生まれも坊ちゃんだし、
嫌われる要素が多々あるのはほんとだと思うよ。
でも、

＞海軍の方が陸軍よりはるかに新兵いじめがひどかっったのは有名な話。

なんてこといっちゃうと、同じ穴の狢。
あなた、両方体験したのかね?

ひょっとして、中川八洋あたりにかぶれてない？

作家に贔屓があって当然だと思うんだが・・・
それが個性なわけで。
厳正中立なんて物書きでは食っていけないだろ。

　とりあえず、何の脈絡もなく上げて書くキ印は、ほぼ100%
釣りだから放置。

戦前、戦中から、少し事情に詳しい人の間では、海軍の新兵
いじめのひどさは常識だったのだよ。
　だから、陸奥の爆発・沈没でも、「いじめ原因」説
が当時から囁かれている訳だよ。
　

24 ：世界＠名無史さん ：2005/08/09(火) 15:36:14 0
海軍＝ネイビーはスマートネスを以て本分と為す

なんて士官にしか通用しない。
下士官兵は生き地獄。毎日毎晩「甲板整列」で
「海軍精神注入棒」で尻を血が出るまで殴られる。
往復ビンタその他も陸軍内務班と同じ。
渡辺清『海の城』（朝日選書）に詳しい。
無理やり同性愛の対象にされる少年兵もいた。
阿川弘之だけを読んで大卒でもない（予備士官にもなれない）一般人が
旧海軍に憧れるとえらいことになる。

35 ：世界＠名無史さん ：2005/08/09(火) 17:29:51 0
海軍のいじめはひどかった。
陸軍では、あまりやり過ぎると戦場で後ろから撃たれる恐れから
まだセーブされたが、艦隊勤務だとそのストッパーもないので、
どこまでも正に男としての尊厳を粉々に打ち砕くまで行われた。

しかも、イギリス海軍をモデルにした為に、その階級社会文化まで
（将校貴族と平民兵曹）変に取り入れてしまい、その影響から
将校達は、まさに兵曹身分の者を奴隷、家畜の如く扱っていた。

日本海軍には、いわゆる「謎の沈没」が多いが、それらのほとんどが
虐げられた兵士による復讐の産物である。海軍将校の白い軍服の内側には、
海の男の高潔な精神に全く程遠い、醜い性根が隠されてる事に
気付かねばならない。

＞いわゆる「謎の沈没」が多いが
そんなに多かったか？
他国と比較すればそれが嘘だとわかるんだが

陸奥の沈没は窃盗の犯人と目された兵曹が証拠隠滅と自殺を兼ねてやった説が
有力ではなかったかな。

まぁ海軍の爆発事故による沈没は吉村昭の「陸奥爆沈」に詳しく書いてあるけど。

＞阿川弘之だけを読んで大卒でもない（予備士官にもなれない）一般人が
＞旧海軍に憧れるとえらいことになる。

もし軍艦長門の生涯を読んでなおかつｶｷｺしてるなら、どうしようもねえな。

＞陸軍では、あまりやり過ぎると戦場で後ろから撃たれる恐れから
＞まだセーブされたが

海軍にも「夜間航海に気を付けろ」ってのはあったんだがな。
海軍善玉論の反動がどうも今さら出てきた感がｗｗ

正直「陸軍が嫌いだからであります」のエピソードはどうかと思う

　文藝春秋かなんかで、不肖・宮嶋センセを絶賛しててﾜﾛﾀ(笑)
　確かにあの二人気が合うかもしれん。

　というか、あのNIFTYや2ちゃんねるの厨房みたいな、わざとらしい
旧仮名遣いは何とかならないものなのだらうか(苦笑

本物の旧仮名を「わざとらしい」とは　('A`)・・・

保守age

３部作＋長門しか読んでない初心者だけど、阿川は海軍のエリートが好きみたいだね。
尋常小学校上がりの特務とか下士官兵をテーマにした話って短編とかである？

ルンガ沖夜戦
田中少将持ち上げすぎじゃないん？

>>386
東大卒のおっさんにそんなもん求めても無駄。

昨日男たちの大和のパンフを買ったら「大和を思ふ」という御大の文章が載ってた。
買ってよかった。

>>389
マジで？うぉーーーー今度の連休絶対観に行くぜーーー

>>390
クリスマスに？？








とイジワルな事を言ってみる。

>>391

阿川提督のお誕生日に観に行くと思えば、寧ろ好ましいかと。

>389

まじ？？
よし炒ってくる

阿川提督−不肖・宮嶋−宮脇俊三

奇妙なトライアングルですな．

鹿児島県出水市の『特攻公園』いってきた。
雲こそ我が墓標　落輝よ　碑銘をかざれ
この一文の入った石碑があったよ。

>384
　いあ、それがいかに正法であろうが、口語体と文語体を
使い分ける習慣というのは廃れた習慣なわけで、それを
ムリに使い続けることが「わざとらしい」というわけでさ。

　まぁあまのじゃくらしいといえばあまのじゃくらしいかも
しれないけれど。

蒸し返すなよ・・・
まあお前には硬骨の価値がわからないって事だな

「というか、あのNIFTYや2ちゃんねるの厨房みたいな、わざとらしい
旧仮名遣いは何とかならないものなのだらうか(苦笑」

氏の旧仮名をお前ここまで言ったんだからね。

「まぁあまのじゃくらしいといえばあまのじゃくらしいかも
しれないけれど。」

前言忘れて逃げようっても、そうはいかないよ

阿川大尉、明けましておめでとうございます！

あたらしい年。
休日をよい事に、この時間まで雲の墓標等を読む。
となりにて、愛しき女人の寝息を感じる。
深夜の友は、純米吟醸男たちの大和なり。
この年も、我が家と友に幸多からん事を。

>>386
米内は本人間違いなく好きだが、エリートっつってもいろいろあるわけで。
両豊田なんかエリートだろうけどさあどうだろうか。

世田谷文学館ニュース32号（2005.12.1.）に、阿川大尉と佐伯彰一館長との対談が掲載されていたよ。
近所の図書館で貰ってきた。

ぶっきらぼうなので補足。
阿川ファンにとって目新しい内容はなかったように思います。
対談当日は、自ら自動車を運転して世田谷文学館へやって来たとのことで、お元気そうです。
いなくなると寂しいから長生きしてくれ。

ポツダム進級AGEます!!!

ナチスは権力を握ってから８週間後に動物虐待を禁止したが、ユダヤ人から絞り出した油で石けんを作って使った」
（ティル・バスティアン著『Ｄｅｒ　Ｍｅｎｓｃｈ　Ｕｎｄ　Ｄｉｅ　Ａｎｄｅｒｅｎ　Ｔｉｅｒｅ』）。
記録に出る動物保護法は、およそ２２００年前、インドのアショーカ帝王時代に遡る。
動物を供え物にするのを禁じ、各所に動物病院まで設けた。
史上最悪の動物保護法は、１７世紀に日本で出てきた。
江戸幕府第５代将軍・徳川綱吉は、１６８５年に「生類憐みの令」を制定した。
最初は「重病にかかった生物を捨ててはならない」というくらいで、江戸城にのみ適用された。
２年後には、犬や馬・牛はもちろん、魚・へび・ネズミなどを殴ったり傷つければ、処罰するよう強化された。
それ以降、ニワトリ・貝・エビの料理を禁じ、６０回の布告令が加えられた後、やがては全ての生物を傷つける場合、
人間が処罰を受ける、というとんでもない法に発展した。


中略

>>401
佐伯彰一さんも元気ですな
阿川さんとほぼ同年代なのに。

吉川弘之の名を目にするたびにドキッとする俺がageる

今日徹子の部屋に御大がご出演やん！
しかも長女同伴☆
でも仕事で見られん…録画設定もしてない⊂⌒~⊃｡Д｡)⊃

うおおおお見てぇ！

見た見た。>>407ありがとう。
・いつものように、スーツ姿がぴしっと。
・中学時代の加代子さんの制服写真登場。息女の話になるとでれでれ。
・息女の『スープ・オペラ』に日本語チェック。びっしり附箋が。
・全集の話。息女の文章で、文末を「だった、だった」で結ぶのは安機関銃みたいで
やめなさいと注意したが、全集にいれるとき30代の文章を読み直すと自分もそうしてて
苦笑い。矍鑠とされていて安心した。

あぅあぅあぅ

だれかうｐしてくれませんか

再放送･･･は無いよね　orz

ううう・・・

てつこぉ！！！

>>411
BS朝日で31日の夜７時から放送するぞ。

>>413 ま、ま、ま、、、ジョー・ディマジオ？

ぐはっ　　BS・・・orz

４０７です。
職場でお偉いさんの部屋にあるＶＨＳデッキを勝手に持ち出して、
ばっちり録画できますた。
観られなかった人にお裾分け↓
ttp://strawberry.web-sv.com/A/cxz/gt0018.avi.html

お裾分けいただきました．ありがとうございます．
提督の弁舌，はっきりしていますなぁ．
予備学とはいえ，海軍流の号令を叩き込まれた
人は違うのかね．

407さまネ申！！！！

し、しかし、もうゲットできませんでした
もう一度お恵みを・・・

うｐ可能数が少なかったからすぐ流れちゃったのか…
どこかいいいうｐロダがあったら教えてください（・∀・）

おお！

大きさはどのくらいでしょうか？

容量書くの忘れてました。４０ＭＢ程度です。

レスありがとうございます。
774のプラスなんかいかがでしょうか。
ttp://www.774.cc:8000/upload-plus2/upload.html

一日くらいは持ちそうです。

>>422
教えていただいた場所に再うｐしました。
パスは前と同じです。
ファイル名　up5445.avi
ttp://www.774.cc:8000/upload-plus2/upload.html

フォーーーーーーーーー
407殿、パスのヒントを下さらぬか！！

>>424
目

407様ありがとう！！！

今なんだかつながらないので、暫くしたらまた頑張ってみます。

424さん、パスはたぶんあれですよ、メール欄。インディアン。

インディアン，渓谷だね．

ですです。
願います、か、いいですね！

しかし、パス入れていざダウンロードしようとすると
「サーバーが見つかりません」
になってしまう。

まあのんびり頑張ってみます。

407氏ありがとう。409でメモを書いたけれど、
保存できてありがたいありがたい。
>>427
「峡谷」ｼﾞｬﾏｲｶ
「渓谷」はスタインベックの翻訳談義で、
サリナス・バレーを実見して驚いた話であった気がする。

上げるわ

>430　千鶴子さんﾊｹｰﾝｗ

ところで…
向田邦子さんの対談集に収められている阿川大尉との対談を読んでいたら、
「パック詰めの削り節は美味くない」という阿川さんに対して、
「おいしいのがあるんです。後で教えて差し上げます」と、向田さん。

「食味風々録」を読むとニンベンの削り節が出てくるけど、
向田さんから教えてもらったのはこれなのだろうか？

板違い・ｽﾚ違い気味ｽﾏｿ

「暗い波濤」絶版になってしまったのか…どこの本屋にも無い。
昔買った文庫本どこかに逝ってしまったし｡｡｡
あの作品、好きだったナァ。

吉村　昭さんも宜しく。（「深海の使者」は良いぞ）

>>432
バカ高いが全集の5・6巻を買うよろし。

暗い波濤と言えば、
坊さんの艦爆乗りの話が面白かったな。

翁中尉のモデルになった、同期の高臣亮祥中尉が戦後故郷の町長になったけど、
たびたび選挙の応援演説に駆り出されたとか。

よくまあ、坊さん学校の龍谷大学から
海軍予備学生の試験に合格したもんだ。

手元に本が無いのでかなり曖昧なんだが…
物語の主人公と思っていた中攻乗りがあっけなく事故死（墜死）してしまったのはショックだった。
たしか許婚がいたんだよな。

映画で見たい気もするが、最近の俳優じゃ無理だね。

許嫁どころか新婚ほやほやで栗原中尉（飛行要務士）は殉職している。
しかも、嫁さんも後に空襲で亡くなっている…。

>>438 ああ、さうだった　さうだった！
残されたお嫁さん、東京大空襲で亡くなっちゃうんだっけ。

栗原中尉の従兄弟が神経症で入院。病院抜け出したのを東京駅まで捜しに
行った際、休暇で帰省する兵隊に協力頼んで取り押さえる（？）なんて
くだりもあったね。何だか急に思い出してきた…

俺は軍艦長門の生涯が好き。

「旗艦鳥海ヨリ電話ガ入リマシタ。参謀長ヨリ艦長ヘ。『高雄ノ艦長馬鹿』」

今日は志賀直哉をテーマにした阿川さんの講演がラジオで流れてた。

映画化するなら、ぜひ｢回天｣搭載潜水艦の話をやってほしい。
｢ローレライ｣を見ながら、しみじみ思った。

>>442 ありゃ最悪な映画だったな！
途中で何度も出ようかと思ったが、そこまでバカバカしいか最後まで見届けてみた。
…やめておけばよかった。だいたい南方へ向う潜水艦の艦長が革コート着るか？
話が脱線してしまった…

「回天」題材の映画って今年公開予定でなかったか？

>>440

たしかそれは昭和九年の艦隊の話で、参謀長は有地十五郎少将(海兵33)、
「馬鹿」と罵られた高雄艦長は、かの南雲忠一大佐(海兵36)のはず。

近藤太さんの本には、南雲大佐のことまで書いてあったんじゃないかな。

「只今艦長自ら操艦中」ってなんか好き。
あれ、榛名って設定だけど、ほんとうは比叡の予感

>>445
それが「津島中将」だったりして。

触発されて「暗い波濤」読んでるけど、本当にあっけないほど
みんな死んでゆくね。二千枚が短く感じる。横井さんもごくごくあっさり。

>>446
実際にそんな感じで戦友達が次々と消えていったのだろうな。
「おぉ！貴様、未だ生きとったか！」や「次は俺の番だ…皆待ってろよ」
などといった言葉が生々しく感じる…

初書き込みです。
もうすぐ３０の男だけど、阿川弘之の本は高校生のころから何回も読んだ。
「暗い波濤」「軍艦長門の生涯」「春の城」
学生時代に「暗い波濤」を読んで、同じ年代の人たちがあのように生きた
というのに熱くなった。
最近はPHPの雑誌で阿川先生と不肖・宮嶋氏が対談されてましたね。

まだあったか。
そんな対談があったのか？道理で文芸春秋の随筆で言及されるわけだ。

そう言えば阿川先生、芥川賞獲ってないのね。
友人の遠藤周作、三浦朱門、北杜夫、みんな受賞してるのに。
やっぱり文壇が真っ赤ッカの時代だったからなのかしらん。

北杜夫との対談集「起死回生か、酔生夢死か」読んでて
宮脇俊三氏と3人で「みんな死んじゃったなぁ、次死ぬのは（阿川先生と北氏の）どっちかなぁ」
みたいな話してたら宮脇俊三氏が1番先に亡くなったというところで感慨無量だったよ。

志賀直哉の門下だから左右はあんまり関係ないと思う。処女作だって岩波の雑誌に掲載されたんだし。
むしろ遅筆ゆえに、あまり純文学方面で作品数を残さなかったのがネックだったんじゃないかな。
もっと作品を発表してれば確率的にどれか引っ掛かったかもしれない。

純文学方面の作品では、鳴子温泉に行く話が好きだったなあ。

>>451
それでも文化勲章取ったんだからねぇ。。。

ただ、よくネタに使うのは、
「阿川弘之が文化勲章を取るにあたり最も評価された作品は？」













『きかんしゃやえもん』

俺的には南蛮阿房列車と言いたいところだが
…ちゃうやろなあ。

まぁ山本五十六あたりが妥当なんだろうけど…。

古本屋で墜落した山本機探索を書いた本ｹﾞﾄ

北杜夫ファンだけど、やっぱこのあたりの戦前のブルジョアの雰囲気って
のんびりしていて好きだな。

この人、暗い波濤に書かれているとおり、館山砲術学校、館山？の陸戦教練、
霞ヶ浦の飛行予科練（だっけ？）埼玉だかの通信学校の三択で、暗号畑に進んだけど、
五十六撃墜については、デビッド･カーン「暗号戦争」に準拠してNTF電解読説をとってるね

上戸彩
後藤真希
乳のサイズは同じくらい
た・・・たまらん
http://www.a1.i-friends.st/index.php?in=idolga

>>454

阿川大尉が参りました、てな本ですか？
私はオンデマンドで買ったので高かったですが、
中々良い本ですね

>>457
僕は古本屋で見付で即ゲトしました。
中国人のＤＱＮなカミさんと
立派な現地人との対照が面白かったですね。
キスカ島の話も良かったし、ハッタリかましたタイトルですが、
中身は濃い本でお買い得でした。

ちょっと話がそれますが・・・
ハッタリかました題名、で思い出しました。

もう一昔前の話ですが、佐高信（ｱﾋｬﾋｬ）の「タレント文化人１００人斬り」で、
阿川氏が斬られているんですよ。
んで、「山本元帥！阿川大尉が参りました」を、
なんという大げさな題だ、中身は読んでないがどうせ下らん。
とか書いてました。

ｻﾀｶあちゃーと思いましたね。ユーモアも解せないのかと。さらに、読んでもない物を（ｒｙ

しかも、戦後おそらく日本人で初めてであり、また困難な道程ゆえに
あながち大げさな題名ではないとも思いました。

>>459
ためにする批判ってそういうもんですよ。
昔、阿川さんも
「阿川の『山本五十六』、あれを伝記文学として認めますか？僕は読んで（ry）」
「僕も読んで（ry）認められないんじゃないでしょうか」という対談書評に
「何文学でも結構だが、アンタ千里眼なのかよ！！」と憤ってましたよね。

最近はいわゆる「海軍善玉論」を「相対化」しようとする文脈で批判されることが多いけど、
それはそれで尤もなんだろうけど、現代の言説空間との差異を踏まえずに一刀両断に批判し
去るのもどうかと思う。
阿川さん自身はそれをむしろそれを歓迎する姿勢を示しているのは流石だと思う。

現代の言説空間との差異、これは重要ですね。

御大が好きで好きでﾀﾏﾗﾝ・・・
先日暗い波涛を注文しました。楽しみ。

中公文庫の『山本元帥、阿川大尉が…』は、
後半におまけでくっついてる「私記キスカ…」が面白かった。
なんか、霧が多い北方海域のふいんきがよく分かる感じ。

それに比べると『軍艦長門の生涯』（これが一番好きなんだが）の
トラックやレイテの描写は若干落ちる感じがした。
阿川中尉は台湾にいたのにねぇ。。。

暗い波濤でブインとかラバウルでの自給自足生活のくだりが好きな俺は異端だろうか。

まぁ仙波少尉とジョージ・木村軍曹のあたりとか、伊53の話も好きだけど。

マイナーなところでは、占守島の断章もわすれがたい

>>459
その題目を（勝手に）決めたのは，宮脇俊三先生（当時中公編集部員）なわけだが・・・

>>462
「私記」の周辺については、「日本海軍に捧ぐ」の半藤一利の解説がいい。

…阿川「私記」の素晴らしさは、北方の作戦においては欠かすことの
できない気象の問題を正しく位置づけたことにある。それまでのキス
カ関係の本で、気象を主テーマとしたものは一書もない。作戦にいか
に気象、天気予報が重要な要素をしめるか、はじめて書かれた作品で
あったといえる。

実際、三か月で急遽書き上げたというのを知って驚いた。

今日、6時ごろのNHKラジオに「戦艦大和」日記の著者早坂氏が出ていた。
沖縄特攻前に呉停泊中の大和を入港中の客船から間近で見たというくだりで、
阿川氏からうらやましがられたという話をしていた。

まぁそれだけなんだけどｗ

関係ないが
市川房枝センセが石原莞爾のファンであることにふぁびょってたな＞サタカ

阿川さんだって武蔵生で見てるやんｗ

暗い波濤を読んで、
コロンバンのケーキが食べたくなりますたｗ

>>468
間接的には関係あり。
右翼と左翼は統制経済・弱者救済でほとんど繋がっているからね。
階級闘争か天皇中心かの差程度　
（石原以外にも陸軍大本営報道部にも、熱烈な世界連邦主義者がいたほど
地球市民w）
サタカはそこが分っていない。

これら左右に対したのが、
階級社会の受益者、戦前社会における英国流のエリートである
吉田茂、小泉教授あたり体制派（今で言うポチ）かな。
阿川センセはその代弁者、悪く言えば御用作家というところか。

石原という人は女子供兵隊には優しい人だったからねえ。
しかし石原を非難してるという点だけで、犬養の娘を持ち上げて
市川をけなしてるのには爆笑したよ。
あそこまで馬鹿だと、もうなんと言うか気の毒になるね＞佐高

流れぶった切って質問。全集買ってる人いる？

自選作品古本屋で買い集めてたけど、巻末の対談が読みたい…
（本屋ではﾋﾞﾆ本状態なんでね）

>>473
買ってる。まだ7巻（軍艦長門の生涯・上）は買っていないけど。

うらやましい。本棚映えするだろうな

例えて言えば、「水戸黄門漫遊記」だな。
史実では領国から出ず、水戸藩財政を破綻させた人物を偶像化したw
長谷川平蔵の屋敷を間違えている「鬼平犯科帳」ほどにさえ、
史実に忠実ってか、あるがままじゃない。
一歩間違えれば阿川が毛嫌いしたサヨ同様の
「帝国海軍・戦前自由主義層は”地上の楽園”」だなw

「雲の墓標」のホンネ主義と、「井上成美」の対象への容赦ない批判は良いと思う。

>>476
>長谷川平蔵の屋敷を間違えている「鬼平犯科帳」
間違えてるんじゃなくて、作劇の効果上池波先生はわざとそういう設定にしたんだよ。

保守

>>436
マレー沖開戦の立役者、帆足予備少尉も龍谷大出身。

ここでトリビア

阿川弘之は未だに車を自分で運転しています。
鉄道以上にかーが

阿川弘之「雲の絨毯」という小説を探しているんですが絶版？

タクシー乗ると血圧上がる

>>480
某外車販売会社が取扱車種を変えた時、担当者が○○は壊れやすいでしょとか言って、
前の自社商品を貶すのにカっと来てる短文があったな。
「瞬間湯沸し器」のあだ名はだてじゃない。

だが、そこがいい。

>>483
正確には「電気系統が弱いでしょ」でつ。

重箱の隅つつきｽﾏｿ。
確か、ボルボじゃなかったかな？
当時、１ドル＝360円とかの時代ですた。

大きな図書館なら、たいてい全集は置いてあるような。

>>484
ヤナセ→帝人ボルボという流れだね

>>484
『論語』知らずの――だね。
あれで金やんが「巧言令色あざやかなり仁」と訓んでてﾜﾛﾀが、
渡辺昇一がかの国がらみで逆の訓みをしていて悲しゅうなった
隙はつくっちゃいかんよ

>>487
論語知らずっつーと、電車の中で読んでた時に大家さんのカルメンで
つい吹き出してヘンな目で見られたことがあったｗ

age

年年歳歳桜みてきました。ひっそりとしていい。

余談だけど、「雲の墓標」で主人公が訓練飛行で戦艦武蔵の上空を飛ぶ場面がある。
また、「軍艦長門の生涯」での大和と武蔵の扱いが、武蔵の方が描写に愛着が感じら
れるんで、何でかなと思っていた。
ところが，最近彼の海軍物のエッセイを読んで、彼は横須賀で山城の実習乗艦した時、
山本長官の遺骨を乗せてトラックから戻ってきた武蔵を目撃していたことが分かった。
それで、その時の思い出を「雲の墓標」の主人公に重ねたのかなと感じた次第です。
いわゆる「山本五十六」や「軍艦長門」に見られる「阿河節」という彼の文体は嫌い
じゃないけど，山本に対する姿勢はやや贔屓の引き倒しかなと思うよ。ミッドウエイ
の失敗の責任は南雲ではなく、山本のものだろう。

これも余談ですが、学研の「歴史群像・太平洋戦史シリーズ�ｂR０扶桑型戦艦」に予
備学生の山城実習風景の鮮明に写ったスナップがあるけど、阿川さんも写ってるかな。

雲の墓標に登場する外出のたびに仲間三人でいつもお邪魔していた水俣のお屋敷、
深井さんの美しい娘さんは、その後どうなったのだろうか?

雲の墓標で、フィリピンへ空輸中の飛行機200機が
グラマン4機編隊に全機撃墜されたという噂はホント?

「雲の墓標」つながりで諸兄にご教示願いたい。
玉砕寸前の孤島から「テイコクカイグンヲウラム」の電文が云々、
の描写がある御大の他の作品をご記憶ないでしょうか。

>>492-494
残念ながら…

阿川尚之氏の「マサチューセッツ通り2520番地」を買ってきた。
在米日本大使館公使だったときのことを綴った本。

浮き上がれ！

「暗い波濤」が好きだが、「春の城」も黎明期の作品としてなかなかよし。

井上成美邸って取り壊されたんだ･･･７年前行っておいてよかった。
郵便受けに、水道基本料の伝票が一枚だけ入ってたっけ。Ｆ鷹商事宛だった。

阿川尚之‘アメリカン・ロイヤーの出現’もいい。

親子そろって痛い海軍マニヤだなｗ

息子はまあともかく、
親父のほうは本当に海軍に籍があったんだから仕方なかろう。

海軍記念日錨アゲ

18 名前：名無し三等兵 投稿日：2006/05/10(水) 18:06:06 ???
中曽根も阿川も海軍軍人的には二流なわけだ
楽チン主計だった中曽根も、予備士官の阿川もね
阿川の息子なんて親父の影響か、読んでて恥ずかしくなるような
海自マンセー本を出してるYO

まあ、二流どころが全然支持してくれない軍隊もあったわけですから……

阿川さんは昭和天皇陛下万歳なのも特徴やね

正直、今上天皇への感情を聞きたい気もする。

>>506
漏れはどちらかというと、皇太子夫妻（次期天皇皇后予定者）について訊きたい。

旧軍実物コスしてるやつら、英霊を侮辱するのはいい加減にやめろよ。

お前等のような、へタレ民間人や学生は、
自分が軍服が着れる身分とでも思ってるのか？

國を護ったことも、護る気もないやつらが、かつて國に殉じ、命をかけて戦った
人達の軍服を着るなんて、勘違いもいいところ。貴様ら、何様のつもりだ？

お前等みんな将校の服を着てるが、将校としての教育を受けたこともないのに、
将校の服を着て違和感を感じないのか？　ほんとに笑止千万だよ。
だいたいお前等が、将校になれるとでも思っているのか？
お前等の身分じゃ、国民義勇軍がいいところなんだよ。

それにお前等は、やたら階級やら微章やら設定やらにこだわるが、
そんなことより中身にこだわろうとは思わないのか？
軍服着て、中身が民間人っていうのは、一番イタイ、考証の間違いだろ。
髪を切る度胸もない腰抜けのくせに、軍服なんか着るんじゃねぇ。
お前等が着て似合うのは、国民服だけだよ。

戦友会や遺族会がお前達に対して、どれほど頭にきているか知ってるか。
愛国的な一般国民も右翼も左翼もまた然り。ウザい、というかキモいと思っている。
旧軍コスやってる奴の中には、靖國に参拝してる奴もいるらしいが、不敬も甚だしい。
旧軍の服を遊びで着て英霊を侮辱している、不敬な國賊が、英霊を敬うだと!?
ふざけるな！

お前等は日本の歴史に泥を塗る、恥部だ。
考えを改めるか、この國から出ろ。
お前等がいるだけで、英霊が護ったこの日本が汚れるんだよ。

車掌のコスプレをしていた阿川にどないせいとｗ

先月、長井の井上成美旧宅に行って来ました。
車で熊野神社を過ぎ、住吉神社手前の荒崎バス停（バス折返し場になってる）
に行くと地域看板があります。井上成美旧宅と書いてあるので
地図通りに進んで下さい。
車１台がやっと通れる細道なので注意。
こんな所？？！！とびっくりする位、奥まった所です。

旧宅は取り壊されたわけではなく
１）半分はリフォームされ資料館になっていました。
　　写真にも残っている暖炉の部屋が残されています。
　　大将の使っていた本、在りし日の大将の写真、
　　年表までありました。
　　イタリアに任官する際、船で知り合った彫刻家が造ったという
　　胸像もありました。宮野澄さんの本にも出てくるものです。
　　コンクリートの門もそのままに、周囲の雑木も刈り込んで
　　きれいに管理されていました。
　　拝館料は無料です。
　　但し、資料館といっても米内大将のように軍服があるわけでもなく
　　英語塾に使ったギターがあるわけでもなく、期待し過ぎないように。

２）もう半分はＦ田氏次男夫婦が住んでおり、資料館を管理しています。
　　Ｆ田氏次男宅に声をかければ見せてもらえます。
　　私はチビ助（３才）とドライブがてら行ったのですが
　　奥様に良くしていただきました。有難うございました。

某サイトにはＦ田氏一族が私利私欲．．．のように書かれていますが
好き好んで横須賀の奥地には住まないと思います。
拝館料も取らず、いつやってくるか解らない拝館者の相手をするのは
大変だと思います。
Ｆ田氏一家の大将に対する敬意だけだと思います。

本当ですか。えらい話がちがうじゃないですか。
たしかにあそこは辺鄙で不便。隠居所としてもわざわざ住もうとは
なかなか思えない。どっちが本当なんでしょうか。
どちらにしても取り壊されてなくてよかった。

>510
行きたい！
貴重な情報ｻﾝｸｽ。

井上成美は海兵を２番で卒業した秀才だったそうですな

>>511
百聞は一見にしかず。
お勧めです。

>>510
日名子實三だな。
ちなみに、日本サッカー協会の八咫烏のエンブレムも氏のデザインだったり。

「犬と麻ちゃん」しか読んだことがない。それも、最後の方の麻雀やって
国士無双をあがるとこしか覚えてない。

それもまた極端な…

>>516
そこからどうやってこのスレで話を広げていくの

野村耕平シリーズは気楽に読めて好きだったなあ。

>>519
正しく私小説だもんね。
あのシリーズに出てくる加代子ちゃんって
よく考えたら今の阿川佐和子だもんなあ。

なんで予備学生のぺーぺー士官が偉そうに海軍語ってるの？

旧帝大文学部という学歴を大事にしてくれるのが海軍様。
それのご恩返しなんだな。

宇垣の副官の門司なんとかも、たしか東大卒の正金銀行役員ではなかったか。
開成高校〜東大とか、いやらしいけどあるんだよ、海軍にも。

兵卒から叩き上げで将校になった故坂井三郎は海軍の身分制度について、著書で批判していたことがあったが。

特務中尉は将校ではないのだが．

大卒資格はどうあれ階級については、公平さの点では陸軍の方がマシ。

>>525
まあ確かに海軍は特務士官の扱いがひどすぎたからねえ。

もっとも、陸大卒と陸大未卒との扱いの差とか、
幼年学校卒と中学校卒の扱いの差とか、
正直、目糞鼻糞の類だと思う。

大卒についても、予備士官学校への試験に白紙で書いても合格した、てな話があるくらいだから
多分に形式的で効率の悪いやり方をしていたわけで、
結局のところ、陸士＞大学(もうちょっと言えば陸軍＞文官エリート)
を示したかっただけではないのかと。

少候なんかも特務士官よりややましって程度だしなぁ。

娘の結婚披露宴を奮発して帝国ホテルで行う長門艦長とか、
まあ、「人生そのものが芸術」みたいなブルジョアたちのお話なのさ。

おれは吉村昭のネクロ・プロレタリア文学の方が好きだけど、
昔、NHKのラジオ深夜便で阿川提督の娘さんの朗読だったか、
志賀直哉の思い出みたいなの聞いたとき、こりゃ貧乏人はかなわんと思った。

鉄道モノ読んでから軍事小説に入ると調子が狂うな。
鉄道モノのネタキャラぶりが印象に残って…。
チュニジア大使に汽車に乗せろと真顔でケンカしたり、中国政府の案内係を閉口させるあたりは最高。

ようは元祖オタクだからな。

面白いページ見つけたよ！

http://www.venus.dti.ne.jp/~shigerui/siragi/siragi-txt.htm
> 生かされない失敗体験
> 　第二次世界大戦中、軍国少年たちは、日本海軍は世界一強いと教えられてきた。
>しかし、歴史的に見ると、海戦で勝ったのは一度か二度、対清と対ロ海戦くらいである。
>真珠湾では赫々たる戦果を上げたが、宣戦布告前の奇襲攻撃であったことを忘れてはなるまい。
>白村江の敗戦に始まり、壬辰倭乱でも李舜臣の水軍に敗れ、ミッドウエイ海戦では以後の制海権を失う打撃を受けた。
>日本海軍はもともと弱かった。造船技術も、明治以後は別として、それ以前は稚拙だった。
>成功体験はいつまでも記憶し、失敗はすぐ忘れる。
> 　成功体験が、航空機優位時代に巨艦を建造する愚策に向かわせ、
>戦艦大和は、一度も活躍することなく海の藻屑と消えた。
>バブルに浮かれた現代の企業人も大差ない

だってさ。

こういう解説、スッカリポピュラーになっちゃったね。

hosu

さて我らがひろゆき大尉は一連の昭和帝絡みのニュース聞いてどう思ってるかな？
陸式嫌いだし松岡も嫌いみたいだしで、結局全肯定しそうな悪寒。

むしろ、昭和帝が東條に好意的な件について
聞いてみたいもんだ。

>>534
裕仁くんは2・26事件の前から皇道派嫌い（≒統制派寄り）だから。

>>526
陸軍の方が規模が大きいから、将校の必要人数が違う。
急に太平洋戦争が始まって将校を養成し出した海軍よりは、
将校への登用の仕方が慣れていたのかもしれん。

で、御大はなんとおっしゃってるので？