向こうに書くほどの材料を持ってないという人間もこっちで
向こうの話題を話せるというメリットもあったと思うんだが……。
>>421 ???
私はここに別宮スレがあること自体には反対してないですよ。
だからこそ私自身もこうして読んだり書いたりしているわけで。
先の主張は「内心の自由云々という論理はおかしいのでは?」ということです。
内心をいうなら掲示板で書くべきではない、そういうことです。
三木原のメイド革命理論を翁はどう思うだろうか。
425 :
ジジイ:2005/05/13(金) 11:45:33 ID:???
名無し三等兵先生こんばんわ。
今度のレポートはメイド革命理論をテーマにしたいと思います。どんな本を読んだらいいか教えてください。
皺しわのジジイより
ノモンハン戦に関する軍師のコメント。
『人的損失はほぼイーヴンであった。これは間違いないでしょう。しかしそれは、
「日本兵は技術の劣った兵器を駆使して敢闘してくれた」ことは意味しますけれ
ども、「いくさも引き分けだった」ことは意味しませんよね。「主張国境」を保持
したのは蘇蒙軍側で、日本軍側ではありませんでした。つまり戦略上、日本は敗
退しました。』
『数で勝つなら立派な戦略でしょ? 数で負けちゃうならそれは下手な戦争をしたわけでしょ?
そんなクソの役にも立たぬ負け惜しみを宣ってるから「バカウヨク」とか呼ばれちゃう
んじゃないですかねぇ。』
ノモンハン戦に関する翁のコメント。
『それと日本人がノモンハンについて書いているもので真実に近いのは
ノモンハン会(第23師団(小松原)関係者の会)関係者による記述だけ
だと思われます。とりわけマル歴が書いたものはその後のロシア流出史料
でことごとく否定されており元ソ連プロパガンダや抑留洗脳者の記述に
従うことがいかに危険かわかります。』
『ノモンハン会はノモンハン事件は日本の局地的大勝利であり、新編4個
師団が来着すればチタまで攻め込みシベリア鉄道の切断が可能だった。
スターリンが謝って来たので和を講じただけだという見方です。』
翁は「ノモンハン事件は日本の局地的大勝利であり」「新編4個師団
が来着すればチタまで攻め込みシベリア鉄道の切断が可能だった」
「スターリンが謝って来たので和を講じただけだという見方」が
「真実に近い」と思っている様子。こうして比べてみると、翁の
軍事オンチぶりが際立って見えるね。そもそも帰還兵と遺族が中心の
「ノモンハン会」なんて、マル歴以上に視点の偏りがあるわけだが。
こういう人が堂々とナンチャッテ史料批判してるつもりなのが笑える。
同感、というか寧ろ兵藤氏の評価が上がったw
最初は「奇・珍」の論考が多かった感じだったが、紹介された文章を改めて読むと
極めて常識的に物事を理解しようとしているのが見て取れた。
一方、翁は全く逆。最初は博識な常識人が物知りな在野研究者、
そして今や戦史好きなだけのオッチャン。
陸大を批判するのは勝手だけど、居ないはずの近衛軍団が存在して
居るはずの第23軍団が存在しないのはインボーだ!にはワラタよぅ。
あの人は戦況図、の意味が分からならしいw
このオッチャンの軍事に対する理解はこんなもんよ。
ちなみに、ガダルカナルスレはあれ以上突っ込まないでスルーなんでしょうかね?
翁は作戦さえよければガ島は落とせた、との主張のようですが。
是非その方策を開陳して欲しい。いやマジで。
ノモンハン会の会報とその関係者の著書以外は
全部「マル歴」だから信じない、という立場なのかな。
だとしたら不幸な人だよね。
つか「マル歴」「マル歴」って翁はよく使うけど
実証的に使ってるわけじゃなく、単にレッテル貼りで
使ってるだけなんだよね。秦や五味川、半藤、伊藤を
敬遠するのはまだ良いとしても、牛島や越智までも
「マル歴」呼ばわりするのは説得力がない。
結局、自説に合わない視点はすべて「マル歴」だからと
言えば無視してもいいと思っているんだろうか。
430 :
軟体金玉:2005/05/13(金) 13:23:58 ID:???
ノモンハンのフラッシュも作って翁を教育しますんで、ちょっと待ってね。
>>429 ロシアの流出資料も参考にしているらしいから
一概にそうとも言えないのでは?
日本海海戦の本、買って読まれた方おりますか。ざっと立ち読みはしたんですが
この人テクニカルな事柄にはあんまり詳しくないようなので、旅順本と違って
即購入って気にはなれなかったのですが、皆さんはどういった感想をもたれたの
でしょうか。
>>431 この人が参考にしてるのは「ロシアの流出史料」じゃなくて
「ロシアの流出史料からいいとこ取りしたノモンハン勝ち組の著書」だけと思われる
だって出典がそれしか出てこない
そもそも普段あれだけ史料批判を他人に説いている御仁が
「ロシアの流出史料」というだけで無批判に受け入れるのは矛盾する姿勢だよ
そのあたりのことはどう説明するつもりなんだろうか?
しかもロシア人を露助呼ばわりする右派の人ほど、なぜか「ノモンハンの真相」
に関してはロシア史料を錦の御旗のように誉めそやしているのは不思議だ
「ソ連/ロシアの統計資料は絶対鵜呑みにするな」というのは
批判的ソ連/ロシア研究者のイロハのイなんだがねw
政治的意図とは別に、日本やドイツのような厳密さに欠けるから
数字そのものを無批判に受け入れるのは危険きわまりない
>>432 野村實「日本海海戦の真実」(講談社現代新書 平成11年)の方がおすすめ。
丁字戦法の考案者が秋山ではなく山屋中佐である話とか、
「坂の上の雲」だけではわからない史実の実相が手際よくまとめられている。
値段もこっちの方が安いし、内容もきわめて論理的・実証的。
著者の野村氏は防衛大学校教授や防衛庁戦史編纂官を歴任したプロで
戦中は海軍将校だった人。趣味で戦史を調べてる人とはちがう。
>>434 まさかとは思うが、翁の日本海海戦本ってこの本のパクリ?
>>434 翁の本読んだ?翁はT字戦法は別に日本の独創ではなく、列強の海軍では
常識だったって書いてるが。。。
翁の言う「世界の常識でした」ほどアテにならんものはないw
日本海海戦以前でT字戦法が実戦で使われた先例ってあるの?
過去に先例があったのなら「トーゴーターン」なんて呼ばれないだろ。
列強の海軍の常識だったんなら「ああ、またやってるな」くらいで。
>>432 この人の海軍に関する知識は、はっきり言って思いこみのみで書いていて
無茶苦茶だからスルーしなされ。当時の装甲艦の発達史を無視して
「当時イギリスの戦艦設計能力は低い」だの、富士より若干設計開始が早い
上に艦内構造や防御配置が全く異なるマジェスティック級を「富士の設計を
参考にしたのではないか」とか書く段階で技術面については全く無知であることが
分かるし、戦術面も連携機雷を駆逐艦二隻が引っ張るとか堂々と書くなど
はっきりって無茶苦茶。
あれ買うなら半藤氏・戸高氏共著の「日本海海戦かく勝てり」を買った方が
未だ良いと思う。
因みに旅順の本だって、基本的に陸軍側の資料しか読まなかったんで、
ロシア海軍及び日本海軍側の資料や戦後の英海軍の調査記録にある
○ポビエダは補助砲の弾火薬庫爆発で大浸水して沈没
○ペレスヴェートは水平装甲を28cm砲弾で抜かれた
○ロシアの各戦艦の水線下には28cm砲弾を始めとする陸軍砲による
水中弾や至近弾による破口があり、 これが致命傷となって沈没した。
これらの艦は陸上からの砲撃が続いたため浮揚作業も出来なかった。
セヴァストポリは日本の駆逐隊の魚雷攻撃で沈没したが、砲撃を
受けない地点で着底していたため一回浮揚したものの、旅順陥落間近と
なったため艦長命令で水深50mの地点まで移動して自沈。
といった事実を無視して「旅順艦隊は自沈したのであって陸軍砲に
やられたわけではない」とか書いているなど、基本的に海軍関係の
記載は全く信用出来ない(日本陸軍資料のの旅順艦隊自沈云々の
記載は最終的に旅順陥落が迫った時期に生き残っていた艦が
自沈したことを書いたが、別宮翁は「当時の砲弾で戦艦の装甲は
貫徹出来ないから沈まない」という誤認から完璧に誤読・勘違い
したわけですな)。