>>899 生産性なら工業なら労働時間当りだが、農業は耕地当りが普通じゃなかったか?
それに元々日本の農家は国土と可耕作地が狭いから、労働力と資本を投入して生産量を上げていた。
規制云々どころの話じゃないよ。
それこそ北海道や大干拓地でもない限り、アメリカのような労働時間当りを高率にするのは難しいと思われ。
アメリカの場合は、大農場での大量生産だからこそ労働当りが高率なんだし。
同じ事を日本で求めるのは難しいと思われ。
それこそ水耕栽培での食料工場みたいなものでないと。
大規模化できるところ以外は自然に帰す、でいいだろう。
902 :
少尉:2005/04/12(火) 22:58:26 ID:G8UWn1Hm
>>765
何故飢餓になるのか理解できないジャガイモ農家だったら一日一個ジャガイモをパクれば
バレないし、餓死しないはずだが
>>899-900 農村は過剰人口を抱え込んでいるので、労働時間での効率を高めると、いらない中の人で大変な
ことになるような。
機械化などしたら、囲い込みと同義ではなかろうか。
>>901 流民で大変なことに。
>>902 収穫後、ジャガイモはもっていかれてしまうのでパクれません!
>>899 レス番はきちんとしてください。ちょっとビビリました
>>891確かチャーチル賞与でゲットしたビール
を熱燗にして飲む奴が割と居た気がするが?
あとビン入り香水を酒と勘違いして腹壊すのとかも
文脈読めない低学歴が沸きました
908 :
名無し三等兵:2005/04/13(水) 17:24:00 ID:FiWXUavK
戦後一時期はタバコの栽培で潤った農家もあったような
うちなんかそうですよ>タバコで儲かった農家
米を作れば作るほど、米を食えなくなる、なんてうちのじっちゃんは言ってましたね。
>904
今なら流民は発生しないくらいに農業人口は少ない(兼業多い)し、
戦前なら北海道・樺太の開発でもやらせればいいだろう。
>戦前なら北海道・樺太の開発でもやらせればいいだろう。
まさに棄民
>836
>朝鮮はともかく満州には地下資源と安い労働力があるし
ハイその認識は×です。
朝鮮の労働者の賃金は日本のそれの1/2.5です。
朝鮮に進出した企業はその安い労働力を求めてのことです。
913 :
名無し三等兵:2005/04/14(木) 13:56:51 ID:wVhOfyBd
満州に進出した目的のひとつとして、大豆がある。
油として極めて有用なうえに滓が肥料として極めて有用だった。
そのうえ、積み出しのときにクーリーという安い労働力がつかえた。
914 :
少佐:2005/04/14(木) 14:33:28 ID:0r7bofF3
戦前の新聞や雑誌は良い悪いは抜きにして面白いものが多い。
朝日新聞にも「ヒトラーかく語りき」なんて記事が載ってたんだから。
映画、音楽、ラジオ番組でも当時にも面白いものはあった。
もちろん歌舞伎、落語、演劇だってあったし、スポーツも盛んだった。
そして薬局に行けば「ヒロポン」が買える。
「拳銃」や「日本刀」もはるかに入手しやすかったし、賭博も今より
はるかに自由だった。
コカコーラ、サイダー、キリン麦酒、ウィスキーもちゃんとあった。
国産ハーレーの陸王や国産軽自動車なんかも一応あった。
当時には当時のそれなりの豊かさがあったと考えるべきだ。
それなりに...そこそこ...まあ食うことは出来た....これじゃあダメだろ。
小金があっても満足できない企業家は安い労働力と市場を求めて大陸を目指す
金や!もっと金をもうけるんや! 関東軍の将校さんともっと仲良くせにゃあなあ!!
916 :
少佐:2005/04/14(木) 14:49:24 ID:0r7bofF3
>>915 シャブが安くてそこらへんで買え、売春も安くてそこらへんにあり、
賭博もそこらへんでやってる。
酒も低級品は安かっただろう。
いわゆる低俗な庶民にとってはパラダイスだったんじゃないか?
917 :
少佐:2005/04/14(木) 14:51:23 ID:0r7bofF3
洗濯機やテレビが普及したり、医学なんかが進歩した点では現代のほうが
豊かな面もあるが、当時のほうが豊かで便利だった面があるのも事実だろう。
918 :
少佐:2005/04/14(木) 14:53:31 ID:0r7bofF3
もう何度も言い続けてさすがに疲れるが、当時のニッポンはあくまで当時の
世界で見たら先進国の生活だよ。
三越も伊勢丹も高島屋も戦前からあるのだよ。
東宝東映の映画もね。
>>916 マジレスするとヒロポンはいわゆるシャブじゃない、
本来は躁鬱病の症状緩和などの薬剤。
>>899 生産性なんて、所詮は生産物の価格と利益で決まるいい加減な概念。
同じ労力でタイ米5トンと、魚沼産コシヒカリ1トンを生産したら、後者の方が生産性が高い。
価格は原則として需給で決まるから、供給が多くなれば価格が下がり、生産性が下がることになる。
同じ物作ってる農家同士なら、生産性の比較にも意味があるけど、
「製造業に比べて農業は生産性が低い」と言われると疑問が。
まあ文脈にも依存するけど。
戦前の農家の生産性の低さは、
朝鮮併合で朝鮮米を大増産しちゃったのが問題だったんじゃないの?
税制改革しましょう。
株主配当を増やすより、設備投資した方が節税になるような税制にしましょう。
……だめですね。財閥の中の人に一ひねりで潰されそうw
>戦前の農家の生産性の低さは、
>朝鮮併合で朝鮮米を大増産しちゃったのが問題だったんじゃないの?
朝鮮での米のプランテーションは元来、不作時の時に発生した米騒動(これは政治的な大問題となった)を供給面から予防するためのもの。
内地農家の生産性が高ければそもそも朝鮮米の移入は不要なものだ。
さらに朝鮮米の評価は内地米よりも低く、朝鮮米の購入層は低所得者。
したがって、両者は共存が可能だった。
高所得者は内地米を低所得者は朝鮮米を食すという住み分けをするということ。
問題なのは日帝は中産階級を育てなかった事だ。
労働者は低賃金重労働を強いられダンピングして工業製品を輸出し外貨を得ていたという構造的問題がある。
まあ、技術力もブランド力もなければ労働集約的産業に活路を見出すしかなく
勢い労働者への負担が非常に重かったのだ。
米の消費者である労働者の財布が軽ければ、味は二の次となるのは必定。
そのため味は劣るが安価な朝鮮米が売れるのは自然な流れだ。
労働者に給料を多く払えるようにしたければ、技術提携を更に行って民生品の製造・開発力を向上したり
生産性を向上すべくインフラ投資が必要となり、
はっきり言って軍隊に金を使う余裕なんぞない。
結局のところ内地農家の生活が圧迫された最大の原因は
日帝は自国労働者を軽視していた事だと言わざるを得ない。
そしてそれが日帝の滅亡につながったのは必然にして皮肉な成り行きといえる。
923 :
名無し三等兵:2005/04/14(木) 17:26:54 ID:TmCogsXi
>>921 財閥・軍部・地主という社会制度・そうした人たちの既得権によって、
資源配分や自由な経済活動が阻害されていたということなんでしょうかねぇ。
(時代背景から考えて仕方がないとは言え)
戦争に負けてそれらが吹き飛んだけど。
[( ゚∀゚)<1939年に会社利益配当及資金融通令が出たのは無視ですか、そうですか。
>>924 時期が遅過ぎですよorz
企業のマインドを「設備投資拡大による生産性の向上」へ導くものじゃないみたいだし
……いや、専用工作機の大量導入が始まったのもこの時期だったっけ?
これのおかげで戦中の勤労学徒の動員もそれなりにスムーズにいったんだし
けどやっぱし、同時期成立の源泉徴収なんかといっしょで
「とにかく国家財政基盤を強化する」のが主目的であって、
「設備投資を奨励する」方向の改正ではなかったんじゃないか、って思う。
やっぱり元をたどると政治システム自体の欠陥にたどり着くわけか。
今の日本にあってる政治ってなんだろうな。
[( ゚∀゚)<と言うか、企業は利潤ではなく、生産性を第一とすべしというのが、戦前、戦中の
大まかな動きな訳ですが(所謂、経済新体制確立要綱ですな。)。まあ、これが40年体制
と言うわけで、サイプライサイドの権力集中を生み、現在、問題になっているわけですが
(所謂、会社本位主義。)。
まあ、’戦前’とやらの定義しだいですが(今回、小官は30年代でつっかてます。)。
たぶん、江戸幕府。
>>928
[( ゚∀゚)<実は、応仁の乱の前の可能性もあり。
いっそ白村江の戦いあたりまでさかのぼって見ましょうか
931 :
俄将軍:2005/04/14(木) 19:14:53 ID:???
>>926 大恐慌後のブロック経済による囲い込みを考えると、第二の鎖国が、不可能で
あるのであれば、ということに。
政治になると、第二の鎖国政策下にあるわけでもないのに、第二の幕藩体制に
よる統治を行おうとしても、機能していないというのが、冷戦崩壊後の日本
の混迷に現れているということになるのか。
>>930 では、白村江の海戦で、勝利を収めていれば、などと。
>>930
シャブが安くてそこらへんで買え、売春も安くてそこらへんにあり、
賭博もそこらへんでやってる。
酒も低級品は安かっただろう。
いわゆる低俗な庶民にとってはパラダイスだったんじゃないか?
>>927 流れはたしかにそうですが、
会社利益配当及資金融通令は、食管法・借地法などと同根の思想も包含するものと捉えてます。
命令融資体制の確立と同時に、総動員体制下での所得不平等の緩和の両方を狙ったもんだと。
生産性向上に関しては、事業法・戦争直前の重要産業団体令などによる
企業カルテルの形成の方が、影響が大きかったと思いますが、どうでしょう?
生産性第一という方向性にしても、規模拡大・労働力の大量投入による生産量の拡大を重視し
生産効率の向上、という方向には向いていなかったように見受けられます。
(このへん勉強が足りないので良い資料などあれば教えてください)
……しかしどれも戦時体制じゃないと成立しそうにないモンばっかだなあw
事業法で経営の安定を約束された財閥側が、手打ちで命令融資体制・配当抑制を受け入れたんジャマイカ?
934 :
少佐:2005/04/14(木) 21:05:59 ID:0r7bofF3
当時の車は現代より性能が低かったとか、当時の医学は今より遅れていたとか
そんな当たり前すぎることを書いてもしょうがないだろう。
だったら当時のアメリカも非常に遅れた社会だったことになるぞ。
浅草で庶民がサイダー飲みながら、演芸を見て遊園地で遊べた社会は当時の
世界では豊かな部類なのだ。
935 :
少尉:2005/04/14(木) 21:26:00 ID:oTqF1gZ/
当時の少佐はもっと性能が低かったのだろうか?
それは高性能な辻〜んですね!
農業に関しては機械化などを推し進めて人手のかからない農業を推進しなかったのが原因だろう。
人間は都市に集め、商工業人口を拡大。
民間に大規模な工業を興させる方向で進めば高度経済成長が20年早く来ただろう。
>>910 やらせればよいというが、気乗りしないようなところに、どうやって送り込むつもりなのか……。
まさかとは思うが、冬を越せない絶滅開拓地という落ちでは。
>>939 労働者、失業者による共産革命がおきそうです。
>>939 機械は高いし、燃料費も維持費かかるし、たいてい一つの作業しかできないし。
人間は安いし、雑穀でも食べるし、いろんな作業をこなせる。
職のあてもないのに都市に人間あつめたらスラム街の拡大だけでしょ。
高度経済成長は工業の発展から人手不足で農村から人を集めたんであって。
民間に工業興させる?政府系の低金利融資でもする気か?
まだ貧しい段階の国内のどこに工業製品を買ってくれる市場があるんだ?
唯一の道は輸出だろうが、ブロック経済でそれもままならないとすれば、
後は軍事費削って公共事業で需要を支えるぐらいかなあ・・・
>>922 戦前の生産性が低かったのではなく、明治時代からの人口増大が異常すぎたんだよ。
江戸時代は米中心の経済だったから藩は限界まで増産体制をしいていたが、それでさえ焼け石に水になるほど。
それに輪をかけて農村の小作化で近代農法の確立も遅れたしでダブルパンチ。
日本政府が農村部への投資を疎かにしたのは流石に失策だが。
昭和で8000万人だからな・・・
226事件の前後かな。
内務省にも左派というべき官僚集団がおり、
農村での社会事業やインフラ整備などを様々に企画はしていたが、
その後の時勢に押し流され立ち消えになった、みたいな話は聞いたことがあるな。
そういうのが実現していたら、日本も大きく変わっていたかもしれん。
角栄は1960年代にではなく、1930年代にこそ必要だったかも。
貧農層をバックとして財界や軍部や宗教界(神道&日蓮勢力)のそれぞれ一部を味方につけた、日本版ペロン的政治家。
史実の日本に欠けていた、本物のファシスト政治家だな。
角栄と同じく若手秀才官僚を縦横無尽に使いこなし、金権とカリスマで政党最大派閥を支配し、さらに敵対政党にまで太いパイプを持つ。
満州や半島や軍備ではなく、東北地方に重点的に投資。
946 :
名無し三等兵:2005/04/15(金) 12:10:05 ID:KE5hdEJ9
明治期から何回も行われてきた、農村更生や復興なんかも失敗ばかりしていた。
自分が郷土史料を追ったかぎりでは、ある程度の近代化(石発の共同購入や、農会
の組織)を行っても米価の下げ止まりや、絹製品の輸出不振などで(調べた地域は
養蚕ではなく、桑栽培に力を入れていた)借金ばかりがかさみ、昭和10年ごろには
村内の半分前後の農地が銀行の所有になっていた。
>>945 戦前の政治家に絶対欲しかった人材だよな。
あのヒトラーも歴史の寵児になったのは時代に適合していたから。
田中は三十年遅れてきたのが惜しい。
田中登場の頃には既にケインズ政策は時代遅れになりつつあった時期だったしな。
彼は時期が悪かった。
もしかしたら日本のヒトラーになっていたかもしれない。
田中に大命降下するとは思えない。
オリジナル火葬スレで以前に「角栄が戦前に…」ってネタがあったな。