★キルギスで反政府運動拡大、各地で政府庁舎占拠
【モスクワ=古川英治】中央アジアの旧ソ連キルギスで21日、野党勢力が
南部の中心都市の政府庁舎や空港など主要施設を占拠した。議会選挙の
不正を巡る抗議運動が各地でエスカレートし、アカエフ大統領の辞任を要求する
大規模な反政府運動に発展しつつある。大統領は同日、選挙の不正の調査を
命じたが、事態が収束に向かうかは不透明な情勢だ。
キルギス第2の都市で南部のオシでは21日朝、数千人の野党支持者が
州・市庁舎、空港、警察署などを相次ぎ占拠した。中央広場ではアカエフ
大統領の辞任を求める集会が開催され、女性指導者のローザ・オトゥンバエワ氏は
「南部地域の権力は人民の手に移った」と宣言した。オシに近いジャラルアバドでは
20日夜に警察署を占拠した際に警官隊と衝突し、インタファクス通信によると、
10人程度が死亡したもようだ。
日経新聞
ttp://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20050322AT2M2101721032005.html
ttp://www.beemanet.com/2002/turkmenistan/niyazov.html トルクメニスタンに存在する新聞の全ては、ニヤゾフ大統領によって設立され
たもの。新聞の一面は毎日大統領を賞賛する字句で溢れ、写真も必ず5枚以上
は掲載されている。その他、ニヤゾフブランドの牛乳、ウォッカ、チーズ、
ジーンズなど、生活必需品の多くが市場に並ぶ。また、神の啓示を受けて
書いたとされる「Ruhnama」を2002年に発行し、国民必読書とした。
この書物を置くことを拒否したスンナ派のモスクを閉鎖したこともある。
アシガバード市内の本屋では数種類の本しか売られていないが、この
「Ruhnama」がその本棚の3割を占めるほど並べられている。トルクメニスタン
で売られている本の最初のページには全て彼の写真が掲載されており、偉大な
る首領様がいかにその本の発行に尽力したかが述べられている。
首都アシガバードにはほぼ50mおきに大統領の肖像画または銅像が飾られている。
毎月一つは注目に値する大統領のためのモニュメントが作られており、太陽の
動きにあわせて回転する大統領の像はあまりにも有名である。
以前、2003年までにロシア軍は35から40万人を削減して80から85万人にまで削減すると
報道されていた。そのわりにはミリバラ、ここ数年の公式発表などでは95万や115万あたりの
数字であれはなんだったんだろうと思っていたが、どうも3軍種3独立兵科の要員のみの話なのかも。
宇宙軍が不明だがこれが80万人前後になるし、30万の中央機関要員、去年統合された7万前後の
鉄道部隊を足して120万ということなのかと思う
宇宙軍って格好良すぎ・・・
ttp://www.worldtimes.co.jp/ キルギス政権崩壊、アカエフ大統領の所在不明
【ビシケク 24日 ロイター】
アカエフ大統領の辞任などを要求して大規模デモを行っていたキルギスの
反政府勢力は24日、主要政府庁舎を占拠し、政権掌握を宣言した。アカエフ
大統領の所在については、国外に逃亡したとの情報が流れている。
キルギス政権が事実上崩壊したことを受け、議会は、野党幹部のイシンバイ・
カドゥイルベコフ氏を議会議長と大統領代行に任命した。また、野党勢力に
対し、25日午前10時(0500GMT)までに閣僚名簿を提出するよう
要請した。
デモ隊は当初、警備が厳重な大統領府突入を阻まれたが、2度目の突入を
試みた際、治安部隊が道をあけ、侵入を許した。
貧困や汚職問題が深刻化している同国では、先の議会選挙で「不正があった」
として、ここ数日間反政府デモが拡大していた。
大統領府を占拠した反政府デモ隊は、窓から旗を振り、地上にいる数千の群集
に書類をばら撒くなどして、気勢を上げた。
ビシケシ市内の大学教授は、「これは人民革命だ。権力は人民の手にある」と
話した。
反政府デモ隊のアカエフ大統領支持派との衝突で、これまでに少なくとも
30人が負傷した。
旧ソ連邦国家としてはこの2年間で、「不正選挙」が原因となり、大衆抗議
行動がきっかけで政権が倒れるのはウクライナ、グルジアに次いで3番目に
なる。
野党幹部の1人でバキエフ元首相のスポークスマンは、「アカエフ大統領は
どこかに行ってしまい、タナエフ首相は辞任した」と述べた。
グアテマラ訪問中のラムズフェルド米国防長官は、アカエフ大統領の行方に
ついて、「報道機関や情報当局の情報をフォローしているが、特定できない」
と述べた。
ttp://www.tbs.co.jp/newsi_sp/eurasian/ 北朝鮮も暗躍、謎の「沿ドニエストル共和国」
共和国にはソ連の第14軍が駐留していたが、90年代に撤退。その際、貨車
3000両分、計4万トンの膨大な兵器が残された。スミルノフ大統領が兵器
の温存を強く求めたという。北部のコルバスナにある武器庫には、放射性物質
や携行型ミサイル、各種重火器・砲弾の存在が確認されている。ティラスポリ
北部の電機工場では、実際には自動小銃や短銃が製造され、これも密輸に
回されているようだ。
米紙ワシントン・ポストは2003年12月、放射性物質をまき散らす
「汚い爆弾」を搭載した小型ロケット弾アラザンが多数、同共和国で行方不明
になったと報じた。この兵器は国際テロ組織アルカイダが保有を望んでいたと
される。
132 :
名無し三等兵:2005/03/25(金) 12:16:03 ID:dz9gGXGf
キルギス介入戦争希望age
プーチンもブッシュも消極的な希ガス
>>131 小型ロケット弾アザラシって読んじゃった。
背中にロケット弾を一発ずつ背負って敵艦に向かって泳ぐアザラシの大群を想像してしまう……。
沿ドニエストル共和国の人口構成はモルドバ人40%、ロシア人20%、ウクライナ人
20%だが、多くのロシア系住民がロシア連邦の国内旅券を保持している。
すでに1万人以上がロシア旅券を持ち、ロシア国民になっているという。
これは、将来沿ドニエストル共和国がロシア連邦に編入される布石となる
可能性がある。
実は、グルジアからの分離独立を進めるアブハジア自治共和国や南オセチア
自治州の住民にも、ロシアは国内旅券を発給している。ロシアの新興財閥が
アブハジアの土地を買い漁っているとの情報もある。
ttp://www.asahi.com/international/update/0326/005.html 群衆が暴徒化、商店では略奪・放火も 混乱のキルギス
バキエフ大統領代行兼首相代行が率いる暫定政府が発足したキルギスの首都
ビシケクで25日午後、議会庁舎前に約1万5000人が集まり、一部が
暴徒化して敷地内になだれ込む騒ぎが起きた。商店では略奪も横行している
ほか、食料品の入手も困難となっており、平穏な市民生活の回復が政権の急務
となっている。
地元通信社などによると、議会庁舎前に集まった群衆は「野党は我々の力を
利用して政権についたのに、声を聞こうとしない」などと口々に叫んだ。
議会庁舎の敷地に入った一団は、まもなく治安部隊によって排除されたが、
指揮系統のないデモ隊の勢いで達成された「革命」の危うさを露呈した形だ。
ノーボスチ通信などによると、3月20日以降の一連の騒乱で、キルギス南部
で約10人が死亡、ビシケクで5人が死亡したという。ビシケクでは、400人
近いけが人も出ている。
ビシケクでは、24日以降、商店での略奪や放火が相次ぎ、焼けた建物や
自動車が点在している。ガソリンスタンドや銀行など、アカエフ政権との
つながりが疑われる商店が標的になるとの見方から、襲撃を避けるため
「我々は国民と共にある」と書いた看板を掲げた店もある。腕に赤やピンクの
腕章を巻いて、野党勢力への支持を表明する市民の姿も見られたが、これも
デモ隊からの攻撃を逃れる意味合いがあるようだ。
ビシケク市内では、デモ隊や暴徒の多くが南部などからやってきた「よそ者」
で、宿泊先を探しているとのうわさも広がり、多くの住民は自宅に引きこもって
いる。
治安を担当するクロフ元副大統領は24日、暫定政府を支持する警官らに
小銃などの武器を与えることを認めた。このため25日は前日に比べ、
市内で警官の姿が目立つようになった。銀行を襲った暴徒を、警官が威嚇発砲
で解散させる場面もあった。
商店や市場も多くが休業しており、食料品の入手も困難な状況が続いている。
市民の一人は「与党でも野党でも良い。治安を回復して欲しいというのが多く
の市民の願いだ」と述べた。
こうした事態に、ビシケク市当局などから、暫定政府に非常事態宣言を求める
声も上がり始めている。
ttp://www.yomiuri.co.jp/world/news/20050326id02.htm ベラルーシでも野党支持者ら抗議デモ
【モスクワ=五十嵐弘一】
インターファクス通信などによると、ベラルーシの首都ミンスクで25日、
野党支持者約400人が、警官隊と衝突し、約150人が拘束された。
野党支持者たちは、強権支配を続けるルカシェンコ政権により逮捕・拘束
されている野党指導者らの釈放を求めるデモを行おうとしていた。
3月25日は1918年、社会主義の活動家らが「ベラルーシ人民共和国」
の樹立を宣言した日で、野党デモが毎年のように行われる。
ttp://www.worldtimes.co.jp/ キルギス、新たな内戦への懸念高まる
【ビシケク 27日 ロイター】
キルギスタンで新議会を結成した議員は27日、政変後の分裂回避を模索したが、
依然緊張が高まっており、新たな内戦状態が発生することが懸念されている。
24日の旧政権崩壊後、同国では新旧の勢力がそれぞれ議会を開き、アカエフ
政権転覆の目的のみで結びついていた野党指導者の間には明らかな緊張が生じ
ている。
国民の間でも、延期されたもののビシケクに向けた抗議デモが計画されたり、
首都の略奪行為の悪化への不安が高まるなど混乱がみられ、新勢力の立場の
正当化を目指す新指導者らは困難に直面している。
野党の有力指導者であるクロフ治安組織担当相代行は、6月26日の選挙では、
バキエフ大統領代行の対立候補としては出馬しない意向を示唆した。
キルギスタン専用スレが出来てもイイくらいにならないカナ
ttp://blog.goo.ne.jp/turn_turn_turn/e/5dc16acadd3fd6ea8a9922edb871859e オシュ市の中心部の広場では、2回目の選挙後多くの野党支持者がテントを
張って、選挙結果は不正に操作されたと抗議行動を続けている。現地の
モニカ・ワイトロックBBC特派員は、キルギスタン南部の政府関係者が慎重に
対処しようとしているのは驚くにあたらない。この地域は、ウズベキスタン
国境に近く、非常にデリケートだと述べている。住民の多くはウズベク人で、
首都ビシュケクのキルギス人に対して疑念のまなざしを向けている。3年前の
選挙の際に、同じような抗議行動に対して警官隊が発砲し数名が死亡、1990年
には民族対立で数百人が死亡している。(BBCのサイトから)
今のところ、政府側は慎重な行動をしているが、民族問題が絡んでいると
なると簡単には済まないかもしれない…。
144 :
55:2005/04/06(水) 16:24:06 ID:???
五月頃エストニア逝く予定な55でやんす
軍隊訪問させろと旅行会社と相談中
何でも、元自衛隊の人(詳しく確認してない)が出版か何かのためにエストニアに行ったそーな
そのコネ使ってエストニア軍突撃可能かどうか聞いてくれるらしい
>>91のごちゃ混ぜ装備の実物見れるかも…
逝ってこい
後、エストニアの街の雰囲気もきぼん
146 :
55:2005/04/07(木) 00:50:25 ID:???
こんなメールが旅行代理店から来ますた
>早速のご連絡、ありがとうございました。
>
>前回のご旅行では、どのあたりを周られたのでしょうか。
>
>軍隊については南の国ラトヴィアでも、同様の歴史を辿って
>おりますし、特にラトヴィアにはいまだに軍港として栄えて
>いた町が廃墟になってはおりますが、残っております。
>また、こちらは日露戦争時代のバルチック艦隊が停泊して
>おりました。
>前回のご旅行は観光旅行のような形になってしまわれたとの
>ことですので、もし軍隊視察目的で再度ご旅行されるということで
>あれば、エストニアは首都ではなく、Paldiskiの街、ラトヴィアは
>リーガではなく、Liepaja(リエパーヤ)を訪ねられてはいかがでしょう。
>そこには、軍隊にまつわる場所がたくさんありますので、
>内容の濃いご旅行になるかと存じます。
ラトヴィアに関心が無かった件
俺はラトヴィアも好きだ。
独立後、ロシア系住民との対立はあるようだけれども。
前にTVでラトヴィアの儀杖兵見たけど、旧ドイツ軍式の石炭バケツヘルメットかぶってて、正直引いた。
国軍の伝統だってのは判るけど、もちっと空気読んだほうが良くないかな…
149 :
名無し三等兵:2005/04/10(日) 18:21:22 ID:qHIvSmSZ
ttp://www.asahi.com/international/update/0409/006.html シェワルナゼ前大統領、不満爆発 冷遇され光熱費も滞納
「年金すら満足にもらっていない」。ソ連外相として冷戦終結に一役買った
グルジアのシェワルナゼ前大統領(77)が、選挙の不正に怒った民衆の抗議
行動「バラ革命」で退陣した後、久々にメディアに登場、「現政権の冷遇ぶり
はひどい」と不満を爆発させた。光熱費の支払いにも窮しているという。
ロシア紙イズベスチヤなどによると、シェワルナゼ氏は03年11月に辞任
した時、「前大統領にふさわしい年金」のほか、首都トビリシ郊外の政府別荘、
装甲つきベンツ、複数の秘書や護衛などを国家から提供されることになった。
だが、これらは豪華な半面で維持、管理に予想以上の金がかかった。辞任前には、
冷戦終結の功績で贈られた国際賞の賞金などで貯金が40万ドルあったものの、
「今は光熱費と水道代の滞納だけで5000ドル以上」という。
150 :
名無し三等兵:2005/04/10(日) 18:22:02 ID:qHIvSmSZ
同氏は自分の年金額を明かさなかったが、大統領当時の月給が200
ドルであることから、これに近いものと見られる。議会が最近、後任の
サアカシュビリ大統領の月給を前大統領時代の10倍に増やしたことも、
不満に拍車をかけたらしい。
もっとも、シェワルナゼ氏の義理の息子である携帯電話会社経営者が
昨年脱税容疑で逮捕された時に、氏一族は1500万ドルもの追徴金を
支払った。腐敗がまんえんした前政権の記憶は国民にまだ鮮やかなだけに、
どれだけ同情が集まるか、疑問視する向きも多い。
ホス
152 :
名無し三等兵:2005/04/16(土) 22:37:36 ID:9mPDCi2T
>>152 チェチェンならそれくらいの戦闘腐るほど起きてるからいちいちコピペしなくていいよ
11人死ぬ戦闘は久々だろ。
ttp://www.yomiuri.co.jp/world/news/20050423id01.htm グルジアなどが首脳会議、露軍に改めて撤退求める
【モスクワ=五十嵐弘一】旧ソ連のグルジア、ウクライナ、ウズベキスタン、
アゼルバイジャン、モルドバの5か国でつくる地域協力枠組み「GUUAM」
の首脳会議が22日、モルドバの首都キシニョフで開かれ、グルジアなどで
駐留を続けるロシア軍に改めて撤退を求めることで一致した。ウズベキスタン
は欠席した。
ユシチェンコ・ウクライナ大統領は、「我々の目標は、民主的改革と安定の
拠点となること」と述べ、欧州連合(EU)との協力強化の意向を表明、
親欧米色を鮮明にした。会議には、米国務省の代表団もオブザーバー参加した。
ttp://www.worldtimes.co.jp/ チェチェンのバサエフ野戦司令官殺害を宣言したラムザン・カディロフ
第一副首相
昨年五月九日、ロシア南部チェチェン共和国の首都グロズヌイでの対独戦勝
記念式典で起きた爆弾テロで殺害されたカディロフ・チェチェン大統領の息子。
次期大統領就任を欲したが、憲法に規定された年齢制限(大統領は三十一歳
以上)により断念。第一副首相に就任した。
しかし、前大統領の下で大統領親衛隊隊長を務め、強力な私兵組織を率いる。
カディロフ一族とその側近がチェチェン共和国政府の要職を握っており、
第一副首相といっても、事実上のチェチェンナンバーワンである。
父親を殺害したテロの首謀者をチェチェンのバサエフ野戦司令官と断定し、
命日である五月九日までの殺害を宣言した。
ラムザン氏の私兵組織による殺人や住民の誘拐など数々の人権侵害が報告され
ており、住民から恐れられている。また連邦政府の意向に従順というわけでも
なく、プーチン政権も扱いに手を焼いているとされる。
また暗殺の予感
ttp://www.worldtimes.co.jp/ ウズベキスタンの反政府暴動、軍が政府施設制圧か
ウズベキスタン東部アンディジャンで反政府集団が政府施設を占拠していた
事件で、政府軍は13日、政府施設に突入した。
政府筋によると、軍は政府施設を制圧したとしているが、第三者の報道はない。
ただ、ロシアのインタファクス通信は、現地目撃者の話として、掃討作戦は
終了し、多数の死者が出たと伝えた。死者には人質も含まれているという。
政府施設前の広場には、反政府集団を支援する市民数千人が集結していた。
反政府集団は警察署と兵舎を襲撃、警官10人を人質にとって政府施設を占拠
した。これを機に数千人が抗議デモを起こし、カリモフ大統領の辞任を要求
する者もいた。デモでは少なくとも10人が死亡した。
カリモフ大統領は、西側諸国から人権侵害で強く非難されている。人権団体に
よると、同国の宗教・政治犯は少なくとも6000人に上る。
160 :
名無し三等兵:2005/05/15(日) 09:57:19 ID:TmM4sM2K
ttp://blog.livedoor.jp/media_francophonie/archives/22016516.html Le "système Karimov" : un mélange de soviétisme et de clanisme au
service d'un pouvoir féroce
「カリモフ・システム」:残忍な政権の役に立つソヴィエト主義と部族主義の
折衷
1991年にウズベキスタンが独立宣言した当時、当地の共産党の第一書記であり、
最高議会によって大統領に選出されたイスラム・カリモフは、この国に新しい
アイデンティティ、新しいシンボルが必要だと決意した。マルクス、レーニン、
スターリンの古い銅像は撤去され、変わりにモンゴル人のリーダー、タメーラン
の銅像が据えられた。タメルラン(訳註:ティムール・ランとも)は1369年、
血腥い遠征によってバグダッド、デリー、ダマスカス、アンカラ、そして
イスファハンを支配下に置く帝国を手に入れた。美術館、銅像、絵葉書など、
タメルランはいたるところに登場し、その人物像はカリモフ大統領のそれと
混同されている。
確かに、頭蓋骨でミナレットを建造させたのは共産党の元エリート政治
局員カリモフではない。戦闘のあとで、土地の住民を恐れさせるために
頭蓋骨を積み上げてミナレットを作るのは、タメルランの習慣だった。
しかし、ウズベキスタンの警察署と、NGOによれば1万人の政治犯が
収容されているとされる監獄で用いられた拷問方法は、頭髪が逆立つ
ような恐ろしいものだ。ビニール袋を使って徐々に窒息させたる。
爪を剥ぐ。電気ショックを与える。火のついたタバコを押し付けて
火傷させる。強姦に逆さ吊り。数年前からは煮えたぎった湯の中に
受刑者の体を沈めるということまで行われている。
ファティマ・ムハディロワの息子もこうして死んだ。ファティマ・
ムハディロワはウズベク人の商店経営者で、息子の死について当局に
説明を求めたために、2003年に6年間の強制労働収容所入りの判決を
受けた。ドナルド・ラムズフェルドのウズベキスタン訪問の前夜、
在タシケント英国大使クレイグ・マーリーの口ぞえによって釈放された
ファティマは、その同じマーリー大使の助力によって、若くして死んだ
息子の検視をグラスゴウ大学で行ってもらえることになった。
この検視で、若者が釜茹でになって死んだことが確証された。
ウズベキスタン当局にとって好ましからざる人物となったマーリー大使は、
召喚され、外交部によって監禁された。「現代のタメルラン」に逆らえば、
報復なしではいられないのだ。
162 :
名無し三等兵:2005/05/15(日) 09:58:11 ID:TmM4sM2K
頑固そうな決然とした顔つきで、目には表情がないウズベク人の暴君
カリモフは、手っ取り早い尋問方法への嗜好を隠してはいない。ある日、
カリモフは公の場でイスラム過激派についてこう語った。
「あいつらには、頭に一発弾を撃ち込んで殺すべきだ。あんたがたに
そうする勇気がないというのなら、私がこの手で殺してもいい」。
またカリモフは、2004年を「親切と同情の年」と宣言した直後に、
「我が共和国の平和を守るために、私は自ら200の首を落とす覚悟がある」
と発言した。
カリモフの唯一知られている弱点は、彼の娘たちだ。長女のグルナラは
40代で、ウズベキスタンで最も注目されている女性実業家だ。グルナラ
は各種工場、携帯電話、ナイトクラブ、旅行代理店…などなどを含む
巨大な金融帝国の支配者だ。一部の宮廷エリートが繁栄を謳歌している
一方で、その他の国民は惨苦にあえいでいる。グルナラという名前で
あるか、政権の恩寵を受けるグループのメンバーでない限り、すべての
命令権が「主人」の手に握られている国では商売はできない。豊かな
天然ガス、金鉱、綿花、そしてこれらに少し劣る石油という資源があり
ながら、ウズベキスタンは貧しい国であり、腐敗した行政機構と、
それ以上に腐敗した抑圧装置に押しつぶされた人々の生活はひどいものだ。
163 :
名無し三等兵:2005/05/15(日) 09:58:32 ID:TmM4sM2K
16年間の在任期間中、イスラム・カリモフはソヴィエト主義・部族主義
の折衷である自ら固有の権力システムを開発した。不正な国民投票と
選挙で、カリモフは2007年まで自分の任期を延長した。タシケント南部、
「シルク・ロード」上のオアシスの古都サマルカンド出身である
カリモフは、自分の気分に従って飴と鞭を使い分けつつ部族同士の対立
をもてあそぶ技術を知悉している。各部族間のバランスという他に、
基本的に「カリモフ・システム」は国内に張り巡らせた監視の上に
成り立っている。それぞれの街区は「白髭」によって統括されている。
「白髭」は各地区の責任者をつとめる名誉ある老人たちの職だ。
それぞれの街区は権力の中継地点で、また情報の宝庫でもある。
この悲惨な現状は、それでもイスラム・カリモフにとっては収支の合う
ものだった。特に2001年9月11日以来、ウズベキスタンは米国の無条件
の支援を受けている。米国はウズベキスタンにとって大口の軍事援助
提供国だ。アメリカ国務長官コンドリーザ・ライスは、「ヨーロッパ
最後の独裁者」アレクサンドル・ルカシェンコを酷評する機会は
逃がしたことがないが、ウズベキスタン大統領の批判にはあまり熱心で
はない。ワシントンは暴君の同盟者には事欠いていない。2004年、
国務省はウズベキスタンで自由が侵害されているという理由で同国への
1200万ドルの支援支払いを拒否したが、同時にペンタゴンは軍事支援は
倍増させると発表した。「対テロ戦争」だからしかたがないのだ…。
>>155 大手メディアに出るのは久々じゃないか?
ttp://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050515i101.htm ウズベク暴動、キルギス国境地帯へも拡大
ウズベキスタン東部アンジジャンで13日起きた反政府暴動で、中央アジア
情報専門のニュースサイト「フェルガナRu」は、アンジジャンの東方、
キルギスとの国境に位置する町カラスウでも14日、数千人の住民が集会を
開き、暴動に発展したと報じた。
ロシア通信によると、ウズベク軍部隊は14日夕までにカラスウを包囲。
同日中にも市内に突入する可能性があるという。
インターファクス通信によると、600人以上のウズベク国民がキルギス側の
スザクに越境。タス通信は、国境の別の地点にアンジジャン住民3000人
以上が越境を求め、集まっていると伝えた。
ウズベクのカリモフ大統領は14日、タシケントで記者会見し、アンジジャン
の反政府暴動について、中央アジアでのイスラム統一国家を目指す原理主義
組織「イスラム解放党」の分派「アクラミヤ」の犯行と語った。同国内務省が
アンジジャン制圧を発表した14日も、州庁舎内で戦闘が続いたとの情報も
ある。
カリモフ大統領は記者会見で、州庁舎を占拠した武装集団と交渉した際、
武装集団側は政治犯の釈放などを求めたが、拒否したことを明らかにした。
この後、武装集団と軍との戦闘が発生。大統領は、軍側の死者10人、負傷者
100人、武装集団側の負傷者は100人と発表。同集団の死者数は依然調査
中としている。大統領は「すべての人質は解放された」と語ったが、現地の
人権活動家はインターファクス通信に、軍は13日夜、市民に発砲し数百人が
死亡、14日早朝からトラックやバス計5台が遺体を次々に運び出したと
述べた。
168 :
名無し三等兵:2005/05/22(日) 14:22:53 ID:XavflXUq
エストニアに逝ったことある。国境警備の女性兵士が
金髪でビックリするほどの美人、西欧ならファッション
モデルとして採用されそう。
日本円で5万くらいあればヤレル?
>>169 余裕だろ。日本でさえ5万あれば足りるんだから、まして母なるロシアにおいてをや、だ。
プーチン“紅衛兵”6万人集め旗揚げ、野党勢力を敵視
ロシアで、プーチン大統領への忠誠を誓う官製青少年組織「ナーシ(友軍)」が
本格始動した。
厳格な規律を保ち、ほぼすべての左右野党勢力を敵視するこの組織を、
一部メディアは、文化大革命期の中国の大衆運動に例え、クレムリンの
“紅衛兵”と呼ぶ。
「ナーシ」は先月15日、全国30支部から、高校生ら約6万人のメンバーを
モスクワに集めて“旗揚げ興行”の街頭行動を決行、圧倒的な動員力を誇示した。
イズベスチヤ紙によると、さらに総帥ワシリー・ヤケメンコ連邦委員らは先月30日、
クレムリンでプーチン大統領との異例の接見を許され、大統領自身が後見人で
あることを示した。
「ファシズムからの祖国防衛」と不可解な目標を掲げ、極左「国民ボリシェビキ党」
から、民主派の日系女性政治家イリーナ・ハカマダ氏まで、ほぼすべての
反大統領勢力を敵視する。20歳以下の青少年が主体だが、総員数など詳細は不明。
一部で既に「クレムリンの紅衛兵」の呼び名を付けられた。だが、紅衛兵運動が
当時の毛沢東を崇拝する学生の間で自発的に広がったのに対し、こちらは、
ウラジスラフ・スルコフ大統領府副長官がひそかに作り上げた官製組織だ。
狙いの一つは、グルジアなど旧ソ連圏で民衆蜂起(ほうき)による体制交代が
相次いだ状況を踏まえ、ロシアで同様事態が起こった時に、「ナーシ」を
「政権側デモ隊」としてぶつけ、反政府蜂起をつぶす――点にある模様だ。
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050605i315.htm
173 :
名無し三等兵:2005/06/10(金) 22:37:07 ID:RMQsrhTk
キューバに学んだかな? 政権側デモ隊。
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□□□│ミ ζ゚ <世界を革命する力をっ!
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