1 :
キャパ :
05/03/02 23:52:17 ID:N/7RGFzS 在りそうでなかった軍事面から見る戦場カメラマンのスレ。 写真板の方はどうもカメラ中心でなじめない人や、兵器としての カメラについて語りましょう!!
地雷を踏んだらサヨウナラ 2get
2!! をふんだのでサヨナラ
とおもったらしっぱいしたので寝ます
ベッドフォード作戦のポワチエ萌え
ラリー・バロウズは見た目がかっこいい。
7 :
キャパ :05/03/03 14:38:47 ID:cLjWdS1W
なんで戦場カメラマンはニコンが多いんだ?自分はキャノン
>>7 ニコンのほうが伝統的に頑丈だという「評判」があったから。(比較した訳ではないので
事実はしらん)。報道はほとんどニコンが多い。一方スポーツ写真はキャノンが
多い(レンズの性能はキヤノンのほうがいいといわれている)。
戦場カメラマンが使ってるカメラレンズでカールツァイスは多く使われてるほう?
>>8 そういやスポーツ会場では白レンズばっかりだな。
11 :
キャパ :05/03/04 00:08:03 ID:JP9mSyjr
>>9 名前忘れたけどカールツァイスのレンジファインダーでしょ?かっこいいよね。
>>10
解った!戦場で白は目立つからだ!でも、ニコンFはシルバーボデーで目立つ気が
する。それに比べてF-1はクロだし、ヤフオクでオリーブ色のF-1みたからな〜。
プロ用35mm一眼レフの分野では、キヤノンはニコンに10年遅れを取ってるから、 その間のFの活躍が伝説となって、シェアの面で超え難い壁を作った。
13 :
キャパ :05/03/04 01:50:11 ID:JP9mSyjr
↑納得!
戦場カメラマン映画として「アンダーファイア」は必見だ。
んだ。
16 :
キャパ :05/03/05 20:29:53 ID:uyqPT0AH
F-1は真鍮だけどFはステンレス。どちらの方がいいのだろう?
>>9 戦前からWW2にかけて、コンタックスが使われていた時代には、
カール・ツァイスのレンズも装着して使われていた。
キャパもWW2ではコンタックスご愛用。
・・・が、WW2後、コンタックスが製造されなくなると使われなくなった。
のちの京セラ・コンタックスが戦争報道に使われたことはない。
>>7 単純に、報道用に使いうるカメラを作りだしたのが、ニコンの方が早かったから。
早くから報道向けに、プロ・サービスを充実させていたこともある。
キャノンがニコンに対抗して報道向けにサービスを開始したのはF−1の発売以降で、
読売新聞の報道部をキャノン一色にすることには成功したが、
朝日、毎日、産経の報道部はニコンのままだった。
>>8 初期のニッコール・レンズはカラーで撮影した場合、レンズによって発色がまちまちだったが、
キャノンはFDレンズで発色を統一したため、
カラー撮影の多いスポーツ部門ではニコンを一歩リードしていた。
>>11 たしかに、戦場撮影で目立つシルバーボディを、特注で黒く塗ったことが、
ブラック・ボディの始まり。
ごく初期のライカはブラック・ボディだったが、のちにシルバーメッキになったものの、
ナチス・ドイツ軍向けに特注で黒く塗られたものが納入されており、
これが戦場で使われたブラック・ボディの、量産されたものとしては最初。
ちなみにニコンFにも、発売当初からブラック・ボディが存在する。
ただし、ライカほどではないにせよ、はげやすいものだった。
なお、オリーブドラブのF−1だが、あれは「OD・F−1」として、 キャノンが作った完全な”イロモノ”。 発売当時はさっぱり売れず、生産中止寸前には叩き売りだったのだが、 数が少ないため、現在では高値がついている。 米陸軍、グリンベレーに「カメラキット」として納入されたF−1や、 のちに米海軍が制式として採用したF−1も、普通のものと同じブラック・ボディ。
「丈夫さが定評」だったニコンだが、湾岸戦争報道では、 当時最新型のF4が故障続出だったため、 キャノンに乗り換えた報道カメラマンも多かった。 F4を擁護しておくと、特にフィルム交換やレンズ交換の折に、 砂漠地帯のあまりに細かな砂が入ることまでは想定していなかったため、 ある意味仕方がない。 のちのイラク侵攻作戦で、米軍に従軍した共同通信のカメラマンは、 デジタルのニコンD1を携行、フィルム交換の必要がないため、 大容量のメモリーカードを差し込み、ズームレンズを付けっ放しにしたあとは、 テープでカメラをぐるぐる巻きにし、砂の侵入を防いでいる。
>>14 カメラ4台ぶらさげてるニック・ノルティ萌え。
その昔、ニューヨーク・ライツ社、エルンスト・ライツ社の米現地法人が、 ライカ向けにアクセサリーとして出していたものに、 ワンタッチでぶら下げたカメラが外れる、ストラップがあった。 これももとはといえば戦場報道カメラマンからの要請で、 ヘルメットをかぶったままで簡単にカメラを外せるように作ったものがもとになっている。 これの復刻版が出ないものかと思っているのだが・・・。
映画「スパイゲーム」でブラピがダッシュしながら頭の上にかざしたキャメラで撮りまくるシーン、カッコよかったな。
ハイジャック機に突入した特殊部隊にレンズを向けると、弾丸を2発配ってもらえるよ
>>27 それどころか、海外で不用意に撮影するとエライことになる可能性もあり。
漏れの知る限りでは、台湾の国際空港でコンパクトカメラを滑走路に向けると、
たちどころに空港警察がスッ飛んできた他、
北京の「三里屯」在外公館の多い地区では、首からカメラをぶら下げていただけで、
そこいらじゅうで警備についている解放軍の兵士に、職務質問されたことがある。
ただ「おバカな日本人観光客」を演じると、笑って許してもらえることもあり、
さきほどの台湾空港警察の場合、最後はオマーリと肩を組んで記念写真を撮ってきたが。
なお、漏れではなく、友人がエライ目にあったという話なのだが、 ニコンをお持ちの方はストラップを見直して、 ニコンオリジナルの”For professional”と書いたストラップの場合、 別のものに付け替えるか、せめて入国審査の折にはカバンに隠すことをお勧めする。 ひと昔前の韓国に入国の時、また、よせばいいのにF4をぶら下げていたため、 観光客でなくジャーナリストと見られてモメたからだが・・・。
ロシアの駅とかで写真を撮りたいときは許可を取らないと 警官に注意される。 軍事施設近辺では特に気をつけないと怖いよw
31 :
キャパ :05/03/06 22:59:45 ID:ApCy0XzC
この間の北朝鮮でのサッカー試合は200mmまでのレンズしか持込が許可 されなかったそうな。200mmはきついよなぁ〜。コンバーターを使うの かな?
>31 被写体に肉薄しろや、ぼけ キャパのくせに
>>31 200mmでもF2・8あたりの明るいレンズに2倍コンバーターをつければ、
400mmF5・6相当で何とかなりそうな気はするが・・・。
「超望遠レンズを民間人が買えて、なおかつ海外に持っていこうとする国」の方が、
世界的に見ても少数派で、
日本のカメヲタが機材をどさどさ持ち込むのも、とりわけ発展途上国では、
ジャーナリストか諜報目的と勘ぐられても仕方がないらしい。
確かNASAはニコンとハッセルだよな
35 :
名無し三等兵 :05/03/07 00:06:27 ID:STcvqjcy
>>28 バックパッカーとしてビーパルに寄稿していた斎藤某が台湾へ行った際、
実に痛々しい紀行記事を書いておったなぁ
イランでいらんことすると拘束されるよ 糞害務の日本大使館はあてになりません
37 :
キャパ :05/03/07 19:46:33 ID:0oDX9vK6
イランだけではないのでは?他に東側もあぶないような・・・。
38 :
キャパ :05/03/08 23:29:28 ID:KP5ZWSgM
プロはミノルタやオリンパスは使わないのかなぁ?
報道関係は最近はみなデジカメに替わっているの? まだまだ銀塩カメラが主流? 戦争写真家がNYの自宅から9/11の現場に飛びだして行って本人死亡、カメラもボディが 歪んでフィルムが一部感光していたが、予備のデジカメのメモリーは損傷を受けず写真が 残っていたとTVの特集で見た覚えがある。 デジカメ絡みでハワイ沖で沈んだ実習船や昨年のインド洋大津波の犠牲者の遺留品のデジ カメのメモリーにも写真は残っていたとか。
>>39 新聞社のカメラは部署にかかわらず基本的に個人所有だが、
全てデジカメ推奨。ていうかメモリから読み出して制作部
に写真を送る体制になっているから全国紙は完全に移行
しているはず。
41 :
名無し三等兵 :05/03/08 23:52:00 ID:OvjoN29k
>>38 キャパと言えば、キャパはレンズの前玉をネクタイでキュッキュと磨いていたそうな。
漏れには怖くて出来ん行為だが、戦場カメラマンは流石だな。
不肖宮嶋がオリンパスのE-1をイラクで使用。
埃の仲でも無事に使えるデジタル一眼レフだそうな。
レンズを付けたまま、水道水で丸洗い。
ベトナム戦争のころだとペンタックスやミノルタ使ってたカメラマンもいたな
43 :
キャパ :05/03/08 23:54:46 ID:KP5ZWSgM
デジカメってマニュアル露出できるの?
>>43 マニュアルだけでなく、絞り優先もシャッター速度優先もあるよ。
45 :
キャパ :05/03/09 18:41:37 ID:Cp3DXny/
戦場カメラマンが使うフィルターってなんだろう? 普通のSKYフィルターとかPLとかかな?
>>45 戦前のモノクロ時代には、コントラストを上げる目的で、
黄色フィルターが使われることもあったが、
これは今に至る一般的なモノクロ撮影でも変わらない。
スカイライトや偏光フィルターが使われるようになったのは、
カラー撮影が一般的になった、戦後しばらくしてからのこと。
なお、ロバート・キャパはノルマンディ上陸作戦の撮影には、 コンタックスを使っていたが、 スペイン内戦の折には当時の最新型、ライカVを使っており、 有名な「倒れゆく瞬間の民兵」も、ライカVで撮影されたもの。
>>38 オリンパスOM−1は、小型軽量であることを買われて、
航空自衛隊の戦闘機に搭載され、スクランブルの時にお供して、
領空侵犯機の撮影用に使われていたことがある。
また、ミノルタはXEからXDの時代、篠山紀信氏のご愛用であった他、
ロシアの宇宙ステーション「ミール」ミッションには、
ボディを白くした特注のαー7000が使われており、
これに気をよくしたミノルタは、ほぼ同じものを「ミール記念モデル」として売り出したことがある。
今でもミール記念モデルは、稀に中古カメラ市場に出ることがある。
49 :
キャパ :05/03/09 19:35:25 ID:Cp3DXny/
やっぱりプロもオリンパスつかうんだ。 でも自分はF−1とFTbを使っている。ちなみにフィルムはトライX。 やっぱみんなトライXでしょ?
>>49 私もモノクロならトライ]の、硬めの味が好きですね。
最近は駐屯地祭や航空祭の撮影には、フジ・プロ400のネガカラーを使ってますが。
高感度が必要な条件では、コダック・ポートラ800もよいようです。
奇遇ですね、私も主に使っているのはF−1後期とnewF−1ですよ。
あと、F2フォトミックA、F3アイレベル、ライカM4を使ってます。
51 :
キャパ :05/03/09 20:16:19 ID:Cp3DXny/
F2フォトミック来たー!!エリア88という漫画でも出てくるよ。 六月剛という日本人戦場カメラマンがそれを使っている。フィルムはもちろん Kodak TX36枚撮り。Canon派の私としてはF−1を使って欲しかった。
>>51 「エリア88」あれは、作者の方がF2を持っておられますからね・・・。
F2は実にきっちりできた、よいカメラだと思いますが、
わたしの好みでいくと、ここ一番にはF−1を持って出ることが多いです。
まあ、新品で買って20年以上のつきあいで、全く故障したことがありませんから、
ニョーボのようなカメラですね(笑
53 :
キャパ :05/03/09 20:48:09 ID:Cp3DXny/
F−1いいな〜。見てて飽きないよ。レンズは35mmf2がお気に入り。 プロの好きな35mm、もってないから買いましたよ。35mmf2は名レンズ だから人気があって高いから黄色く変色したのを5000円でかったのだ。 別にモノクロしか撮らないから別に黄色でも気にしない。むしろコントラスト がきつくなって吉。
54 :
名無し三等兵 :05/03/09 20:54:55 ID:5VybofuT
>>48 OM-1がそんな使われ方したんだ。OM-1使いとしては嬉しいな。
55 :
キャパ :05/03/09 22:10:52 ID:Cp3DXny/
↑いいね〜OM−1友達が買おうとしてたけど店にイイのが無かったのでFTbにした けど・・・。M-1で28,50,200,70〜150ズーム付きで98000 があった。欲しかったけど高い!!!
56 :
キャパ :05/03/10 17:27:24 ID:JSkn3t4g
報道カメラマンは35mmと70〜200mmを多様すると言う。 でも、自分は70〜200mmを持ってないorz 単玉なら135mmと200mmしかない・・・。
57 :
名無し三等兵 :05/03/10 17:30:31 ID:mB+yuKRM
>1の願いとは裏腹に 写真板となんら変わらんレス内容だな。
>45 >戦場カメラマンが使うフィルターってなんだろう? 政治的思想的に偏向したフィルター(色眼鏡)の事と勘違いしたのは漏れだけ?
60 :
キャパ :05/03/11 12:21:49 ID:OV8HQlxR
>>58 するどい指摘!!!しかしながらここは軍事的な視点から語るのであってたまたま
写真板と似たような感じになっただけ。汗
これは前から感じていたけど、軍事ヲタで一眼レフ持ってる人は普通の人より
多いと思うし、またカメラヲタで鉄ヲタの人は多いと思う。
実際私は鉄ヲタでカメラヲタで軍事ヲタだから・・・。
これは要するにどうゆう事かと言うとヲタは一つのことだけに詳しいのではなく、
他の事ににも詳しいとゆうことだ。しかし、世の中には軍事の事しかしらない
「神」と呼ばれるようなものすごく精通した人もいる。
そうゆう人の意見を聞きたかったのだ。私は昔鉄ヲタで軍事ヲタの頃、カメラ
に全然興味が無かったが宮嶋茂樹氏の本は小学生の頃から読んでいたし、
かの宮嶋氏も鉄道と軍事について相当な知識を持っておられる。
ゆえにこの軍事板に「軍事ヲタの視点で戦場カメラマンを語れ!!」とゆう板を
立てさせてもらったしだいだ。
>>60 不肖って軍事知識あるか?
なんか厨くさい煽り文体見てるとちょっと疑問だが。
まあわざとかもしれんけどね。
62 :
キャパ :05/03/11 12:36:04 ID:OV8HQlxR
>>61 あるんじゃないかな?へたな自衛官より戦場にいってるし・・・。
>>62 でも不肖自体が「本当に危険なところには行ってないし、行かない」
って発言してるし軍事知識だけならカトケンとかのほうがあるんじゃない。
ロイターはやらせが多い。
65 :
キャパ :05/03/11 20:05:01 ID:OV8HQlxR
そうなの?
なお、F−1にピントを無限大に固定した100mmF2を組み合わせたものは、 米海軍の戦闘機に搭載された、領空侵犯機撮影用だった時代がありました。 のちにAE−1が発売されると、AEつきで撮影が簡単なため、 AE−1と交替していますが。
>>55 ひと昔前はM−1の中古が、OM−1と大差のない値段だったもので、
今のM−1の中古価格は不当に高いとしか、私には思えません。
実際に使うなら、程度のいいOM−1の方がずっといいかと。
>>56 FDの70−210mmは数が出ている分、中古でも値段がこなれており、
機会があれば持っていて損はないですよ。
ただ、バヨネット式のレンズフードが意外と見つからず、
あってもフード側のバヨネットマウントがチビているものが多いため、
実戦?で使うなら、バヨネットのところに輪ゴムを1本巻いて、
その上からちょっと強引にフードをつけると、脱落止めになってよいようです。
米軍のイラク侵攻作戦に従軍したカメラマンの中には、 ニコンF5を携行しながらも、いざという時に電池がなくても動く、 メカニカル・シャッターのFM2を1台、バッグに忍ばせていたひともいました。 意外なところでは、FM2のシルバーボディ+モータードライブが、 中国人民解放軍の従軍カメラマンによって使われていたことがあります。
日本陸軍の報道用カメラとしてゲルツアンゴーを挙げてみたり
>>71 実は、日本陸軍の戦況を捉えた報道写真の始まりは、民間人によるものでした。
神戸の大富豪に光村利藻という人がおり、
少年の頃から写真術に興味を持っていたといいますが、
長じては今でいう記録写真に莫大なお金を投資しており、
単騎シベリア横断で有名な福島中佐の凱旋や、神戸沖の海軍大演習を撮影したほかに、
日露戦争では「光村写真班」、民間人のカメラマンを組織して、
小西本店(現在のコニカミノルタ)に特製のカメラを作らせ、
戦況を記録したといいます。
なお、日本軍そのものが写真を軍事に使い始めたのは明治ヒトケタにさかのぼり、
くだんの小西本店が陸軍省、海軍省、陸地測量部、水路部、砲兵工廠などに、
写真材料の納入を始めていますが、
あくまで軍事目的の記録用や製版用に限られており、
写真が高価なこともあって、今でいうプレスリリースが目的の写真ではありませんでした。
73 :
54 :05/03/14 08:12:38 ID:???
漏れも軍オタ、カメオタ、鉄オタです。仲間ですね。 最近はカメ>軍>鉄ですが。 鉄オタを見ると来る列車よりもカメラとレンズを見てしまうw ちなみにこうなったのはしかもすべて父親譲り。 東京に住んでるんだけど大湊に護衛艦見に行くぞなんて 中学の冬休みにいきなり言われたことある。 正直凍え死にそうだったよ。 しかもなつかしのはくつる号で。 父親からはOM-10とZUIKOレンズを数本もらった。
74 :
キャパ :05/03/14 19:07:40 ID:2c3LtK51
やはり人のカメラがきになりますか・・・。私もです。自分がF-1で相手がデジ だとなんか優越感にひたれます。子供なんかは露骨に自分のと見比べますからね。 でも思うのですが、写真とはカメラやレンズや技術が大事なのではなく、いかに 人を感動させるかではないでしょうか。宮嶋氏の本を見ていると思うのですが いま氏のカメラはEOSのデジなので引き伸ばすと遠くは見れたものじゃないの ですがでも人は感動し何かを考えます。写真の本質はそこにあるのではないでしょうか? ロバート・キャパのDdayの上陸する兵士の写真でぶれたの(プライベート・ライアンに に出てきたやつ)は写真としては失敗ですが何か伝わるものがあります。 写真によって何かを伝えるとゆうことを忘れて機材や能書きにこだわってると それはただの「頭でっかち」になってしまうのではないかと最近思います。
>>74 「感動させる」まではいかなくとも「カメラは使ってナンボ」は言える。
撮影の上手下手は問わない、あえて言えば下手でも失敗から学び、
上手いひとの写真を見て、勉強すれば上手くなる。
ただ、それ以前に写真を撮らない「機材マニア」も数多く存在し、
現在のライカ社のように、コレクターが主な顧客と考えてるとしか思えんメーカーもある。
沢田教一氏や石川文洋氏がベトナムで使ったのも、
銀座のカメラ屋でろくすっぽフィルムを通さないオヤヂがいじくり回すのも、
同じ「ライカM2」なんだよナ。
カメラ趣味といっても 「写真(撮影)好き」と「カメラ(メカ、モノ)好き」があるからなんともいえない。 たいていは両方への関心を持ち合わせているが、人によってその比重が異なる。 撮影になど興味は無く、カメラ機材のコレクションや 写真、カメラ史の研究に情熱を傾ける人間もいるだろうし、 とにかく何かを撮るのが好きで、カメラなど何でもいいという人間もいるだろう。 カメラに限らず、メカニカルギアの絡む趣味はたいていそうだけど。
あと、おいらは20年以上、F−1後期型を使い、 10年以上、newF−1を使っているが、優越感どうこうは考えたことはないなあ。 何でF−1を買ったかというと「故障しにくいカメラが欲しかった」だけのことで、 その意味では大したカメラだ、オーバーホールさえすりゃ故障したことがないんだから。 その意味で、目の玉が飛び出るような価格のデジタル高級カメラが、 高いお金を出して買っても、多分、20年は使えないだろうなあ、と思うと、 淋しくて買う気にならない、というのはあるけどね。
つ 「HIOMIX」
79 :
名無し三等兵 :05/03/14 20:00:47 ID:tBJNgxRc
昔、戦場の男が好きと言う理由で戦場をわたり歩いてる女流カメラマン(日本人)の記事を どっかで見たことが。
>>79 少年好きでイラクでボランティアしてた地球市民兼腐女子なら
聞いたことがあるが。あと格闘家好きでタイに住み着いた女性
カメラマンならいる。
ヤフオク、ミリタリーカテゴリーで3千円でもちっとも売れなかったM2ヘルメットも カメラのとこでタイトルに「沢田教一着用」と付けたら壱万で売れた。 しかも外帽、内帽ともベトナム戦後製でちっとも沢田タイプじゃないw まあ、カメラヲタのおっさんにはわからんだろうからいいでしょ。 正確には一般用の外帽に空挺ライナー(空挺チンストラップなし)だけど。
>>81 カメラヲタを地でいくオヤヂでも、
軍用バルナックライカの出物、実はロシア製フェイクに引っかかる香具師がいる。
値段でいうとドイツ海軍もののバルナックがもし、あれば100万円近いが、
ロシアン・フェイクならせいぜいが3万円。
実話としては、ある筋金入りのライカヲタがイギリスのカメラ屋で、
本物のドイツ海軍ものを安く掘り出したことがある。
元の持ち主はイギリス海軍士官、
降伏したUボートから、公式に捕獲したことにせず個人的に失敬してきたため、
おおっぴらに売れる品物ではなく、適当な価格で処分してくれ、とカメラ屋に預けたものとか。
83 :
キャパ :05/03/14 23:07:22 ID:2c3LtK51
ライカは高いから興味ないな。もらえたら、むちゃくちゃうれしいけど。 F-1をガンガン使う私は昨日撮影に行ってきたので今日は現像。 二科会が近いので先週と昨日と来週とずっと撮影会なのだが、ライカを使って 撮影している人を見た事無いなぁ。やはりライカはコレクションアイテムなのか? ライカを欲しがる人はライカの良さをしって使っているのだろうか? 私はライカは触ったことが無いが、二眼のローライフレックスで撮影した事が あるがすばらしい表現力で自分の撮ったものかとおどろいたし、コンタックスレンズ とFDレンズを撮り比べた事があるがライカマニアはそんなことをやったこと があるのか?別に人の趣味を否定はしないが、壷や絵画は見て楽しむものだが カメラは道具であり使ってなんぼだと思う。その点「ちびまるこちゃん」の 玉ちゃんのパパは偉い。ライカをガンガン使っている。
しかし玉ちゃんのパパは娘を執拗に撮りまくり違う意味でやばい。
俺はニコンFです。親父譲りです。40年選手です。俺より年寄りです。
ファインダーはかなり昔にぶっ壊して、F2のフォトミックが乗ってます(刻印はFだけど)。
標準の50of2だと、カラーの発色はいまいちなので35〜70oか28〜85oを付けてます。
手に馴染んでしまったので、これ以外のカメラだと上手く撮れないという罠。
>>79 アフガンで死んだ人?
>>83 漏れはライカM4に35mmをつけて、ニコンやキャノンとかわりばんこに、
月に何本かフィルムを通しているクチだが、
たしかにライカを使っているのを見たことがないし、
あまりお近づきになりたくないノーガキジジイならライカ持ちには山ほどいる。
で、漏れなりにライカM4がどうかというと、1眼に比べて小型軽量、
小さなシャッター音、ミラーの上下がないのでブレにくい、
「35mmをつけてのスナップには最強、しかし、他のことには能がない」。
レンズは国産で安い「カラー・スコパー35mmF2・5PU」だが、
Aiニッコールの35mmF2あたりに似た、硬い感じの表現。
87 :
キャパ :05/03/15 11:38:47 ID:1358gKO9
ライカを使う貴方はえらい!!それでこそカメラだ。やはりライカを使う人も 中にはいるんだ。ライカの小型軽量は魅力的だと思う。まるでコンパクトカメラ のようだ。あぁ!!コンパクトカメラはレンジファインダーでライカもレンジ ファインダーとゆうことはみんなライカの真似しだー!!
どこの軍でも、理想の報道用カメラはライカだったね ドイツはもちろんアメリカやイギリスその他でも民間ライカを供出して使ってるし アメリカはそれでも足らず、軍用にカードンというコピー機を作ってる(間に合わなかったが) ソビエトは最初っから自前のコピー機が腐るほどあったし 日本でも海軍の依頼でニッポンという名のコピー機を作ってるし
89 :
キャパ :05/03/15 18:32:52 ID:1358gKO9
ソビエトの奴は双頭鷲まで一緒だったりするからなぁ。
90 :
86 :05/03/15 20:34:21 ID:???
今日もM4で1本撮ってきたよ。 フィルムはフジカラー・プロ400。 21世紀のモノサシで60年代のカメラをどうこう言うのは間違いだと思うが、 あえて言うならライカM4の場合、 M3やM2に比べて「クイックローディングシステム」で、 フィルム交換が簡単になったと言うノーガキなんだが、どこが簡単だか。 F−1やF2の2倍ぐらいの時間がかかるし、底ブタがガバッと外れるので、 下手なことをやって底ブタを落としたりしたら、と思うと、余計に慎重になる。 ベトナムの戦場でライカM2やM3、M4のフィルム交換をやっていた、 沢田教一氏や石川文洋氏はいったいどうやっていたのだろう、と思ってしまう。 単純にトレーニングの問題なのかな? あるいは誰だったか忘れたが、マグナム・フォトのカメラマンのように、 3台もライカをぶら下げて、フィルムがなくなったら次のカメラ、で、 フィルム交換は落ち着いたらじっくりと、だったのだろうか?
91 :
キャパ :05/03/15 21:01:12 ID:1358gKO9
>>90 撮影お疲れ様です。ライカもQLがあるのですね。自分の場合F-1とFTbを二台
首からぶら下げて撮ったりしてます。私にとったらFTbのQLすらめんどくさい
です。なにぶんカメラにフィルム入れたら勝手に装填してくれる世代の人間
なもので。銃にしろカメラにしろ玉が切れた時とゆうのは怖いもので大事
な時に限って上手く装填できない。やはり慣れですかね?
ニコンF、オーバーホールだけならまだしてくれるかもしれないとのこと。
93 :
86 :05/03/15 21:41:40 ID:???
ニコンFは、ニコンには部品はありませんが、 部品交換を伴わない点検やオーバーホールならやってくれます。 また、東京・西大井に、ニコンOBの方がやっておられるニコン専門の修理業者、 「キィートス」さんがあり、 古いニコンにも強いようですので、ご相談なさるとよいでしょう。 私もF2、F3、交換レンズでお世話になりました。
94 :
名無し三等兵 :05/03/15 21:52:25 ID:FTHVwPJt
95 :
86 :05/03/15 21:58:04 ID:???
>>91 慣れ、でしょうね。
わたしの場合、使い慣れまくったF−1後期やnewF−1なら、
結婚式の披露宴に呼ばれ、ヨッパラになっても確実にフィルム交換できてましたが、
(われながら苦笑)
F3を買った最初の頃、フィルム交換をミスって何にも写ってなかったり、
M4なんざ、いまだに不安で巻き戻しレバーをチョイチョイとやってみたり。
まして、戦場で極限のストレスがかかった中で、
正確にフィルム交換ができるというのは、これはプロとしか言いようがないと想像します。
陸上自衛隊某部隊の、広報のひとにお話を伺ったことがあります。
戦場ではなく演習場ですが、それでも「カメラをかまっていられない」状況があり、
「それでも壊れないニコンF5は大したモンですよ」だとか。
復刻版が出る予定のニコンSP(申し込みは2月末でおしまい)はサイレントニコンと 呼ばれていたようだが戦場カメラマンの利用実績はどうなのだろう。
ニコンが陸自だからニコノスは海自だというのは大嘘だ。 やっぱり海自もニコンらしい。
98 :
86 :05/03/15 22:12:09 ID:???
>>94 わたしも使ったことがないもので、聞きかじりの話になりますが、
海上保安庁巡視艇に同乗し、瀬戸内海で広報写真を撮ったプロカメラマン、
波が静かなはずの瀬戸内海でも、高速で走る巡視艇が蹴立てるしぶきは相当のもので、
持っていったニコンは「こりゃ壊すわ」ぐらいにしぶきをかぶるハメになり、
一番、役に立ったのはサブに持っていったニコノスだったとか。
ニコノスでもAFの「RS」だと、とてつもなく高価なのもさることながら、
軍事目的に転用される恐れがあるため、COCOM規制品目に指定されていたことがあり、
「一応は」海外持ち出しには申告が必要だったはずですが・・・。
99 :
86 :05/03/15 22:20:45 ID:???
>>96 実は、オリジナルのニコンSPをいじってみたことがある他、
今回の復刻SPも、ニコンが行った「体験フェア」に参加して操作してみましたが、
「ささやくようなシャッター音」は、わたしのM4とさほど変わらないものでした。
ニコンFが登場する少し前、新聞社の報道では相当数のSPが使われていたようですが、
不勉強の至りで、戦場で使われた例を知りません。
SPの何モデルか前の「ニコンS」なら、ロバート・キャパがその最期に、
手にしていたカメラですが。
100 :
86 :05/03/15 22:31:12 ID:???
>>97 最近、自衛艦の広報担当者が手にしているのは、
「クールピクス」から「D70」あたりまで、デジタルがほとんどのようです。
大型艦では艦内LANを使ったり、あるいは画像データ伝送のためでしょうか。
海自潜水艦を見学した折「日本光学」の銘板が潜望鏡についており、
カメラヲタとしては萌えたのもさることながら、
35mmカメラが内臓されていると聞き、さらに萌えてしまいました(笑
戦前型のローライフレックスオートマット愛用中 多分、完全な暗闇において、手探りでしかも絶対確実にフィルム装填が可能なカメラ
102 :
85 :05/03/16 03:10:26 ID:s1cZt6Kd
>>92 >>93 情報dクス。
そろそろオーバーホールしないと。ミラーアクションの切れが悪くなってきた。
10年位前にオーバーホールに出した時には、わざわざ部品を削りだし(!)してくれたけど、今はどうなんだろう。
>>100 旧海軍の光学機器の大部分は日本光学製だそうで。
戦後、沈没した潜水艦だかを引き揚げた時、一緒に沈んでた日本光学製の双眼鏡は問題なく使えたとか。
戦艦大和の15メートル大測距儀も日本光学製だったね
104 :
キャパ :05/03/16 21:05:14 ID:Ftl2L+SG
>>101 >>102 この時代のものは何時までも使えるからすごい。今のものが果たしてそこまで
使えるかどうか・・・。
105 :
86 :05/03/16 21:59:41 ID:???
>>102 戦時中に潜航訓練時の事故で沈んだ、伊33潜を戦後、引き揚げた時、
潜望鏡の対物レンズには海草もつかず、
浮上した折も、ぎらりと光っていたといいます。
詳細は吉村昭「総員起シ」をご一読頂きたいのですが、
伊33潜が沈没した折、最後に外界の状況を探るため、
潜望鏡が使われた記述があり、
引き揚げられた折の写真を見ると、潜望鏡が「全伸」の状態になっています。
脱出に成功した2名を残して、あと全員が海底に囚われた伊33潜の乗員の魂が、
せめて外界に通じる潜望鏡に、海草やフジツボを寄せ付けなかったと思うのは、
考えすぎでしょうか。
なお、伊33潜が解体されるにあたり、日本光学が資料として、
外された潜望鏡を持ち帰ったといいますが、その後の消息は定かではありません。
106 :
86 :05/03/16 22:29:45 ID:???
>>104 一昔前までのカメラは、オーバーホールさえすれば元の機能を取り戻すのを前提に、
多少は工程数がかかっても、分解できるよう、組み立て直せるよう、
作られていました。
カシメや接着をできるだけ少なくして、ユニット化=壊れたらユニット交換するしかない部品を廃し、
「生産合理化」の逆を行っていたワケです。
しかし、まず最初にAEがからみ、カメラの多機能化が言われるようになりますと、
そうとばかりも言えなくなって、現在に至ります。
オートフォーカスが登場した辺りから完璧に家電化したね 今じゃ当時のカメラの成れの果て 修理出す気にもなれない&出しても部品無しで修理不能な どうしようもなくなった一眼レフやコンパクトカメラが、ジャンク箱やゴミ捨て場にごろごろと
108 :
86 :05/03/17 20:12:44 ID:???
>>107 MFでも末期のキャノンFD50mmF1・8や、
プラ鏡胴のAiニッコール50mmF1・8だと、出来のチープさに泣けてきます。
「コスト戦線・戦時生産型」といった感じでしょうか。
30年もののニコマートELが、壊れれば修理はできないがちゃんと動いたり、
露出計の受光素子にカネをかけてあるため、
断線や電池のトラブルさえなければ今もきっちりと露出の計れる個体が圧倒的に多い、
キャノンF−1のことを考えてみると、
EOS−1でさえ初期のものは部品欠品で直せない箇所が出てきていたり、
入門機に関しては事実上、もう直らないAF初めの頃の機種は、
どうしたものかと思ってしまいます。
「作った限りはいつまでも直す」が売り物のライカでさえ、
電気仕掛けの部分に関しては「国産よりちょっとだけ長く使えるだけ」、
M5の露出計の受光素子が欠品とささやかれているのを見ると、
電気を使うカメラである以上、どうしようもないところがあるのかな、と、ため息です。
109 :
86 :05/03/17 20:21:56 ID:???
ここは軍事板なので、軍用カメラの話?もしておきましょう。 個人的な話で、以前どこかに書きましたが、 陸上自衛隊第301写真中隊を満期除隊した、元WACサンと、 お酒を飲んだことがあります。 華々しく自衛隊行事で撮影をするのは、それなりの特技教育を受けた陸曹に限られ、 任期制隊員のWACサンは、身分証明書の写真撮影ばかりで、 ちっとも面白くなかったそうですが、 ある時、使わせてもらえたのが、備品のニコンFM2。 これが気に入って、自腹で同じFM2を買い、 そこは教育を受けたので、まるっきりの素人じゃない、 除隊してから後も、今に至るまでご愛用とか。
戦場カメラマンとか軍のカメラマンは6x6判とかの中判カメラは使わないのかな。 NASAが宇宙で使ったカメラには中判カメラがあったようだが。 小型軽量であるていど堅牢がいいというならAPSカメラとか使わなかったのかな。
111 :
キャパ :05/03/18 12:10:11 ID:UBSLL2GG
>>110 スピグラがあるぞ!
APSは最近のフィルムだから少ないと思われ。
86さんいつも書き込みありがとう
>>105 の話ちょっと感動。
カメラも軍事もどんどん書き込んで下さい。
>せめて外界に通じる潜望鏡に、海草やフジツボを寄せ付けなかったと思うのは、 >考えすぎでしょうか。 考えすぎと言うより妄想だな。
>>110 朝鮮戦争の時の写真で、米軍のカメラマンが
マミヤ6とおぼしきスプリングカメラにフード付けてぶら下げてる写真があった
114 :
86 :05/03/18 19:51:48 ID:???
>>110 「軍事目的用」であって「軍で記録写真に使われていた」ものでなければ、
究極の大判カメラ「四六全判」のカメラが、
日本海軍水路部にて、海図の製版用に使われていたことがあります。
カメラというより、5メートル四方の暗箱を持つ、設備のようなものでしたが・・・。
従軍報道写真の歴史をたどれば、最初に戦場にカメラが持ち込まれたのは、
実にクリミア戦争の折にまでさかのぼります。
当時の写真は「湿板法」、感光材料をあらかじめ塗った板を、
組成は忘れましたが薬品にくぐらせ、濡れているうちに撮影するというもので、
撮影それ自体も大掛かりで面倒な上、板はガラスを使っていたため割れたら一巻の終わり、
本来ならばとてもではありませんが戦場で使うようなものではなく、
それでも、今に至るも数点の写真が残っているのですが、
先人のガッツにはただただ、敬服するのみです。
115 :
86 :05/03/18 20:01:31 ID:???
>>111 スピグラはWW2の米軍従軍報道員によって、相当数が使われており、
現在も稀に、米軍用のスピグラが中古カメラ市場に出回ることがあります。
私も東京都内の某中古カメラ店にて、米軍の銘板がついたものを一度だけ見たことがあります。
日本でも戦後、報道機関によって数多く使われており、
有名な「社会党浅沼書記長刺殺の瞬間」の写真も、スピグラで撮影されたものでした。
APSカメラが軍用や、報道用に使われた例は、残念ですが寡聞にして知りません。
今後、民間の方が偶然持っていて、決定的瞬間をキャッチするなどの可能性はないとは言えませんが。
116 :
86 :05/03/18 20:16:03 ID:???
米海兵隊の報道班員のエピソードを、ひとつご紹介させて頂きます。 ソースは古い「コンバット・マガジン別冊」ですが、記憶をたどって書きますので、 間違いがあったらご指摘下さい。 硫黄島上陸作戦に従軍した、ある米海兵隊の報道班員。 日本軍の砲撃にあわてて、とにかく身を隠そうと手近なくぼ地に飛び込むと、 そこはもともと、日本軍が物資の集積所に使っていたものを放棄したらしく、 何と、そこにあったのは大量のアサヒビール。 ポケットに押し込めるだけ押し込んで、手には持てるだけ持って前線に引き返し、 伏せ撃ちで小銃を撃っている海兵隊員に、 「ビールは要らないか?」「お前、頭がおかしいんじゃねえか?」「これ、これ」 ニタ〜リと笑った海兵隊員、器用に栓を歯で抜いて、 伏せたままビンを横ぐわえにして、グビグビ、ブハーッ、にっこり。 ・・・この調子で報道班員、分捕ったアサヒビールを「配給」して回ったとか。
117 :
キャパ :05/03/18 23:14:33 ID:UBSLL2GG
86さんは色々な事を知ってますね。やはりこのスレッドを軍事板に立てたのは 正解だと思います。やはり軍事に精通していてカメラにも詳しい人はいるのですね。 私は報道カメラマンご用達のFD70〜210mmマクロ付きを昨日買ったので さっそく今日使って見ましたがなかなかのレンズです。近ずきたくても近ずけず、 被写体が動く時にとても便利です。単焦点で200mmと135mmを持って いるのですがあるとすごくべんりです。ちなみに私の持っているレンズとカメラは FD24mmf2.8 FD28mmf2.8 FD35mmf2 FD50mmf1.8 FD135mmf2.5 FD200mmf4 NFD35〜70mmf3.5/4 NFD70〜210mmf4 F-1後期形 FTb後期形 A-1 後、100mmの短焦点が欲しいところですが・・・。
俺が仕事につかっていたのは28ー70、70ー300、20の3本だな。 望遠が多少暗いのが難点だが。
119 :
キャパ :05/03/18 23:48:59 ID:UBSLL2GG
20って単焦点広角のことですか?だとしたらすごいレンズもってますね。
>>118 ですが20ミリはニコンの広角です。
でもほとんど仕事には使わなかったんで
金の無駄遣いでしたがw
通常のカット写真なら28−70で十分ですし。
「置きピン」という技術が消えかかっている件について。 動体予測測距ってどこまで使えるようになったのですか? 店頭でF5とかいじってみたけど、よく判りません。
>>115 浅沼書記長暗殺の写真は、たしか当時珍しかったストロボを使用したおかげで撮れたんだよね
閃光電球を使用した他の新聞社は、とっさのことで電球交換が間に合わず失敗したり
何とか撮れててもブレたり、中に舞ってる原稿用紙がうまく写らなかったり
もちろん長尾靖カメラマンのいた位置が良かったおかげで、絶妙なアングルが得られたことも大きい
123 :
キャパ :05/03/20 00:18:46 ID:0o2FSIcf
>>121 私もAFで置きピンの仕方が分りませんが、(AFももってないがw)それは要するに
いまだに最新式のAFカメラでも人間にかなわない時があるということではない
でしょうか?こないだF6の店頭ディスプレイを見たのですが、暗い所で
暗い被写体に対してはAFよりMFの方がピントが合うのが早かったです。
他の被写体では絶対自分の方が遅いですが・・・。
これはカメラに限らず他の事にもいえるのではないでしょうか?
たとえばベトナム戦争の時、ミサイルだけの最新電子戦闘機のF105がべトコンの
ミグ17に撃墜されることがあったそうです。F105は重戦闘機ですが機銃を
搭載していませんでした。それによりミサイルが外れてしまえばなんの役にも
立たず、落とされなくてもせっかく運んできた爆弾や燃料を投棄してしまえば
それだけでベトナム側には効果がありました。それに対向するためにアメリカは
機銃ポッドを作ったのです。これが30年前に限らず今でも言えることで
機械は善くなっても最終的な判断は自分で下すとゆうことではないでしょうか?
124 :
86 :05/03/20 00:45:14 ID:???
>>122 閃光電球も現在は事実上、市場在庫のみになっており、
手に入らなくなる時も間もなくとか。
隔世の感がありますね・・・。
125 :
キャパ :05/03/20 00:57:24 ID:0o2FSIcf
86さんいらっしゃい! F-1はそれ付きますよね?でもあまり似合わない。やはり閃光電球はニコンF でないとね。
126 :
86 :05/03/20 01:18:13 ID:???
>>123 ピントを「合わせる」か「検出する」かで、大きな違いがあります。
よく言われる話ですが「白い壁の前の白いクルマ」、
コントラストのはっきりしないものに対しては、AFが弱いところです。
また、仮に検出できたとして、一部の中級機のようにサーボモーターの能力がイマイチであったり、
望遠レンズでカメラ側の電力負担が大きくなると、
「300mmでブルーインパルスを地上から撮ったとき、追いきれないAFカメラも多い」、
そうと知った上で使わないと、ということになります。
ただ、私の「写真のお師匠さま」は、スポーツ撮影のプロカメラマンなのですが、
「面倒を省いてくれて、シャッターチャンスに集中できるようになった」、
あるいは、切ない話ですが「目の解像力が衰えるトシになっても、プロとしてメシが食える寿命が伸びた」、
EOSが発売になった直後からAFに切り替えたメリットを語っております。
マニュアル・ミッションのクルマから4速ATができて、ロックアップATに進化し、
F1でもセミ・オートマチックが当り前になった一方で、
2輪の世界ではセミオート・シフトはあっても、基本はマニュアルのようなものでしょうか。
AF一眼レフでも必ずMFモードがあり、
ニコンF6で言えば交換フォーカシング・スクリーンにマイクロプリズム、
MFを前提としたスクリーンが用意されているのは、
「現在、機銃を搭載していない新鋭戦闘機はない」ように、
何もかも機械任せで目的を達成できるとは限らないから、カメラマンの判断の余地を残しておけ、と、
メーカーですら考えている表れのような気がするのですが、いかがでしょうか。
ざっとROMってみたが、やはり「現場監督」は人気無しか・・・まぁバカチョンなんだが。 現地調査に建設現場、山や海、豪雨豪雪の中、どこでも使えるタフなヤツ。 なんせ数年前にアラスカ旅行に行った時に、マイナス40度の環境下でも素っ裸で使えた代物。 ↑ツアーで同行したカナダ人が「スンゲー!」と感動していた。 このアラスカ旅行での面白いエピソードは、アンカレッジで乗り換え待ちの間に知り合った米陸軍大尉。 ベンチに座ったら、隣にいた大尉サンと目があって「ハーイ」「ヤァ」から始まって、お互い片言の日本語/英語で雑談モード。 向こうは在日米軍勤務で本土へ異動前の下見で移動の途中だとか。 栄転の筈なんだが、カミさんと娘さんが本土異動に猛反対で困ってる・・・はぁ、大変っすね。 ↑カミさんは「犯罪の多い本土に帰るのはイヤー!」娘さんは「CCさくらが見られなくなるからイヤー!」 大尉サン、自分が手に持ってた「現場監督」にカナリ興味津々で、スペックについて根ほり葉ほり聞かれた。 しまいには 「どこで売ってる?」 「アキハバラなら多分」 「うーん(化なり真剣)」 「買うんスか?」 「戦場で便利そうだから」 「・・・そっすね」 その後、9.11があり、イラク戦争があり、様々な戦場スナップを見たが、「現場監督」を首からぶら下げた陸軍士官の姿は無かった。 あの大尉(今は少佐か?)は、家庭の危機を乗り越え、そして「現場監督」をゲトしたのであろうか?
128 :
キャパ :05/03/20 01:31:37 ID:0o2FSIcf
86さんに言いたい事を全部言われていまった。それも的確にorz 自分は一昨日弟の卒業式だったが望遠ズームでも壇上に上る彼を追うので 精一杯だった。こうゆう時MFはつらいとおもった。何とか写真になったから よかったが。
129 :
86 :05/03/20 01:32:16 ID:???
>>125 最近のカメラはシンクロ接点ターミナルすらないものもありますからね。
専用ストロボでのTTL調光が当り前と考えてのことでしょうけど、
あれは納得できませんね・・・。
F−1も発売当時には閃光電球を使うフラッシュ・ガンがアクセサリーにあったようですが、
コレクターズ・アイテムとしてならともかく、今、フラッシュ・ガンは使わないでしょ(笑
私がF−1でストロボ撮影をする時には、ブラケット・ストロボを使っていますが、
積層電池が手に入りにくくなって、ちょっとヘコんでます。
130 :
名無し三等兵 :05/03/20 01:42:27 ID:HV+7M68t
キャパ> お前ほんとに軍板の住人か?? 「F105は重戦闘機ですが機銃を 搭載していませんでした。」って・・・
131 :
86 :05/03/20 01:49:45 ID:???
>>127 「タフで使える道具」これほど、軍用にうってつけのものはないでしょう。
かって、フジが「HDシリーズ」耐水・耐ショックカメラの先駆けを売り出したとき、
コンバット・マガジンの取材班が沖縄の米海兵隊訓練の取材に携行、
ある時、不注意で米海兵隊の下士官が演習場の泥の中に取材班のHDを落としてしまい、
「アイム・ソーリー!」てっきり壊したと思って平謝りに謝ったところ、
水で洗って取材を続行した様子に、驚いていたとか。
今ならカシオの「Gブロス」Gショックまがいのデジカメなど、
私も持っており、電池の持ちの悪さは何とかならないものかと思いますが、
喜んで頂けるのではないかと(笑
>>130 湾岸戦争時のEOS1伝説の話もでてこないよ。
133 :
キャパ :05/03/20 02:06:21 ID:0o2FSIcf
わたしの要塞は
>>60 写真板の人間です。
>>130 ニコノスは防水ではぴか一では?ゴム?が張ってあってショックにも強そうだし。
134 :
86 :05/03/20 02:09:28 ID:???
>>130 まあまあまあ。
私から申し上げるのも失礼かと思いますが「初期のF4」とお間違いだったのではないかと。
航空自衛隊の九州某基地にて、広報担当の2尉にお話を伺ったことがありますが、
バルカンの「当たるF4」「当たらないF4」があるそうで、
これは整備員の方がいかにお力を尽くされようと、個体差でどうしようもなく、
「戦技競技会」では、無論のこと「当たるF4」を選んで整備し「出場」するんだそうです。
カメラ、とりわけメカニカルカメラには当たり外れがありますが、
ハイテクの固まりのような戦闘機にもそれがあるのかと、興味深くお話を伺ったものです。
余談ですが広報担当の2尉、広報行事では撮影も担当するそうですが、
「性能から言えば断然、F15の方が上なのはわかっていますが、
写真映えというか、強そうに写るのはF4なんですよ」と、言っておられました。
ファントムにバルカン搭載したのってCだったけ?
136 :
86 :05/03/20 02:18:59 ID:???
>>133 当時はまだ、AEのニコノスが出ていなかった頃ですから、
露出計なし、ピント目測のカリプソ・ニコノスは慣れないと使いにくかったでしょうね。
沢田教一氏がベトナム戦争報道に、初期のニコノスを下げていた写真があったと記憶しますが・・・。
137 :
86 :05/03/20 02:20:20 ID:???
>>135 完全に機体内に搭載したのはEからではなかったでしょうか?
138 :
キャパ :05/03/20 02:20:49 ID:0o2FSIcf
86さん助けてくれてありがとう。ファントム無頼はあっても、イーグル無頼 は無いもんな。
139 :
名無し三等兵 :05/03/20 02:27:54 ID:dyHnbsK/
機銃とMFの話だけどさ 機銃もMFも運用する側からの要求じゃなかった?
142 :
86 :05/03/20 02:30:41 ID:???
>>138 私の知り合いに元・F4の機付長がおりますが、
あのマンガが連載されていた当時、航空祭で説明係になったとき、
「ダンダラ模様の入った”680”はいないんですか?」と、かなり多くのひとに質問され、
頭を抱えたことがあったそうです。
仕方がないから、機体番号はどうにもなりませんが、
インテーク・ベーンに新撰組まがいのダンダラを書き入れたF4が登場したこともありました・・・。
143 :
キャパ :05/03/20 02:36:34 ID:0o2FSIcf
86さんの情報の多さには感心いたします。交友が広いようで。カメラやって ると友達が増えますね。共通の趣味はさることながら、今まで繋がりが無かった 人ともめぐり合えますね。実際自分も写真を始めて友達が増えました。
144 :
127 :05/03/20 02:49:09 ID:???
86氏、レスどうも。 自分は未だに主力機は「現場監督」ですよ。 現地調査中に足を滑らせて滝壺に落っこちて、お互い無事だった一件以来の戦友です。 一眼はF3Tとオート110(アハハ)持ってます。 F3は天体写真撮影用に活躍中。アラスカでオーロラ撮ったのもコイツ。 でも110サイズのフィルムなんてもう・・・ねぇ。 ファントム無頼絡みで、RF−4部隊の標語 「見敵必撮」
145 :
86 :05/03/20 02:54:08 ID:???
>>143 恐れ入ります、「どういうワケだか」ってやつでして。
私の場合はカメラの他に「酒飲み友達」も多いのですが・・・。
146 :
86 :05/03/20 03:10:28 ID:???
>>144 そ、それは大変なご体験をなさいましたね。
お身体の方は大丈夫だったのでしょうか?
カメラは修理でも買い替えでもできますが、身体はそうはいきますまい。
ご自愛なさいませ。
110フィルムももうかなり、手に入れにくくなっていますね。
ミノックス判などでは、35mmからフィルムカッターで切り出し、
カートリッジに詰める猛者もおられるようですが、
完全なカセットフィルムではそうばかりもいかないでしょうし。
「リロードの効くフィルムカートリッジ」が出ないものでしょうか。
私のF3は初期のアイレベルですが、MD−4をくっつけて、
「ヒコーキ撮りから宴会の記録まで」万能選手に使っております。
147 :
127 :05/03/20 04:10:24 ID:???
>>146 滝のすぐ脇を修験僧が使う鎖を頼りに登攀中、ズルッと。
オロナミンCのように都合良く相棒の手が出てくるはずもなく、「あら?」と思った時には自由落下中。
「○○ー!」と自分の名を呼ぶ同僚の声を聞くか聞かないかの内に、ドボン!
その後はプライベートライアン・オマハビーチ状態でゴボガボゴェ・・・
どうやって岸辺に這い上がったのか、全く記憶に無いです。
↑同僚は、測量機材を背負ったまま自分が這い上がってきたんで仰天したそうです。
擦り傷、打ち身、濡れ鼠で済んで幸いでした。ライフジャケット、着てて良かった。
自分は宴会も「現場監督」です。タガが外れるとビール砲撃を喰らう事があるんで・・・
スレ違いの話ばっか提供して、ここら辺でROMに戻ります。
148 :
キャパ :05/03/21 00:08:35 ID:FlN15OY9
明日は撮影会で神戸に行ってきます。二科会が近いから頑張らねば。 明日のためにイメージトレーニングしていたのですがA-1は鉄砲をイメージ しているといわれますが、バームグリップと70〜210mmをつけると まるで突撃銃みたいです。カメラを銃にたとえるとF-1+モードラ+サンニッパは 機関銃で、OM-1は拳銃のような感じで・・・。 銃とカメラは類似点が多く、たとえば左利きの人は使いにくいとかスコープ(ファインダー)を 覗いて撃つあたりとか・・・。
FM3Aってメカニカルでも1/4000で動くのか。
150 :
キャパ :2005/03/22(火) 11:36:17 ID:GuVD3oZL
撮影会で行ってきましたが、神戸って撮るとこあまりないですね。山地のため
後ろに下がれず超広角レンズか望遠しか使わなかったorz
おまけに友達はスナップを撮って怒られてたし・・・。
あまりおもろくない撮影会だった。
>>149 動くらしいよ。どんだけ早いねん!
軍ヲタは基本的に日付の考証に五月蝿いと思うので出しときます。 ベトナム戦争の頃までの報道写真はモノクロが多かった。 酷使に耐えるキャノンカメラのF-1は1971年発売ですよね? Nikon レンジファインダー 1950 ニコンM 1951 ニコンS 1954 ニコンS2 1957 ニコンSP 1958 ニコンS3 SLR 1959 ニコンF 1965 ニコマートFT 1967 ニコマートFTn 1971 ニコンF2 1980 ニコンF3 ニコノス 1963 ニコノス1 1968 ニコノス2 1975 ニコノス3 前の方に出ていたニコンSPやニコノスはベトナム戦争でも使われています。 主な日本人ベトナムカメラマン 沢田教一、嶋本啓三郎、峰弘道、若林弘夫、赤塚俊介、一之瀬泰造、 井手昭、小川卓、岡本俊郎、酒井淑夫、安田俊一、屋代輝彦、 石川文洋 沢田氏(70.10)、嶋本氏(71.2)、峰氏(68.3) 若林氏(73.3)一之瀬氏(73.11)は取材行動中に死亡。 ピュリツア賞カメラマンの酒井氏は何年か前に他界されたとのことです。
前の方に出ていたニコンSPやニコノスはベトナム戦争でも使われています。 主な日本人ベトナムカメラマン 沢田教一、嶋本啓三郎、峰弘道、若林弘夫、赤塚俊介、一之瀬泰造、 井手昭、小川卓、岡本俊郎、酒井淑夫、安田俊一、屋代輝彦、 石川文洋 沢田氏(70.10)、嶋本氏(71.2)、峰氏(68.3) 若林氏(73.3)一之瀬氏(73.11)は取材行動中に死亡。 ピュリツア賞カメラマンの酒井氏は何年か前に他界されたとのことです。
作者は誰か忘れたけど「戦場写真カメラマン」と言う本が面白かったです。
154 :
86 :2005/03/22(火) 19:18:36 ID:???
>>153 「戦場カメラマン」石川文洋氏の著書ではないかと。
155 :
86 :2005/03/22(火) 19:36:02 ID:???
>>148 (レス前後して申し訳ありません)
日本人ガンマンの先駆者で、現在トイガン・メーカーを経営しておられる、
国本圭一氏が昔、月刊「カメラマン」誌にコラムを寄稿したことがあり、
「カメラの上手いひとは必ず、ガンも上手いものと信じている」とか。
フォト・シュートとガン・シュートに、共通のものがあるのでしょう。
光学機器と軍事は切っても切れない関係ではあり、
「カメラと戦争」なる本に、面白いエピソードが載っております。
F−1+モータードライブMF+長タマは、
機関銃でもキャリバー50のM2のように、とにかくゴツいやつでしょうか。
>>155 ×日本人ガンマンの先駆者
○半島人ガンマンの先駆者
157 :
キャパ :2005/03/23(水) 00:02:55 ID:GuVD3oZL
>>152 やっぱりニコノスは強いカメラなんだ。水が入らないというとは、砂も入らない
のでしょう。水洗いも出来てある意味最強かも。
>>155 ゆえに宮嶋氏も射撃をたしなむのでしょう。500mmレフレックスは散弾銃
今日、前にA-1を買った店でストロボを買ったらなぜか発光しない。他のカメラ
なら付くのに・・・。そのA-1はあまり使った事がないので綺麗なのですが、
ストロボ接点だけ死んでいるようでした。(TvもAvもPも使えるのですが・・・。)
まんの悪い事にストロボで撮影する仕事があったので困っていると、店の
おじさんが私にAE-1Pを貸してくれました。おじさんありがとう。
158 :
86 :2005/03/23(水) 18:00:56 ID:???
>>157 「完全に接点が死んでいる」なら、逆に断線か何かの単純な故障と思います。
その場合は部品交換も必要なく、早く安く直るでしょう。
やっかいなのは症状が出たり出なかったり、「いくらか狂っている」ぐらいの場合で、
その方が結果として、ややこしい修理になることが多いようです。
キャパさんのA−1の場合、あとは全部生きているとのことですので、
ますます、単純な故障だとは思うのですが・・・。
キヤノン製品なら、過去レスにありました「ヒガサカメラサービス」さんで、
修理やオーバーホールの相談に乗ってもらえると思います。
159 :
86 :2005/03/23(水) 22:36:55 ID:???
「カメラの故障」について。 「ライカは故障しにくい」はある意味「カラシニコフは故障しにくい」のと同じで、 ライカだからというのではなく、メカが単純で必要最低限だからでしょう。 分解されたライカM2を見たことがありますが、 精密な調整が必要で故障しやすい、ファインダー・ブロックはユニット化されており、 トカレフ拳銃の撃発メカ部分や、89式小銃の3バースト・メカを思わせるものがあります。 最近のカメラで言うと、ニコンではFM2やFM3aがそうですが、 シャッターメカがユニット化されており、シャッター幕の曲がりやシンクロの深刻なトラブルなど、 「ユニットに致命的な故障があれば全取替え」なども、 かえってメンテナンスに有利なのかも知れません。
160 :
キャパ :2005/03/24(木) 12:38:24 ID:EOiJFqbJ
>>158 詳しく書くと、ストロボをソッケトに差し込む時になぜか発光する。でも、
シャッターを1/60以下にした時発光しないのです。そして抜く時も光る。
いきなり光るから眩しいてしゃーないのです。ヒガサカメラサービスは家の
近くにあるのでしょうか?関西在住。CanonのSSは近くにあって、オーバーホール
はできないけど、清掃分解はしてくれます。実質的にはOHです。それ以外にも
値段にあわせて色々なコースがあります。A-1の部品あるかしら?
161 :
86 :2005/03/24(木) 17:10:26 ID:???
162 :
キャパ :2005/03/24(木) 22:40:39 ID:EOiJFqbJ
>>161 上手くメールが送れませんでたorz
電話で問い合わして自分でいきます。
今日一人でFDマウントでなにが一番カッコイイか考えたのですが、
一位A-1 二位EF 三位FTbでしょうか?あの時代のカメラってどれもカッコイイ
ですな〜
163 :
86 :2005/03/25(金) 13:46:50 ID:???
>>162 大阪梅田のあたりといいますと、中古屋さん探索が楽しそうですね(笑
キャノンの中古の品揃えがよい店ですと、八百xさんあたりでしょうか・・・。
キャノンEFは、米軍広報で使われており、
板門店を北側から取材していた日本人カメラマンが、米軍の兵士に撮り返された!?ときの、
EFを構えた米兵の写真を見たことがあります。
FTbは米軍に、公式に使われていたかどうかはわからないのですが、
発売直後、爆発的に売れたため、
米兵の私物としてもかなりポピュラーだったと、聞いたことがあります。
164 :
キャパ :2005/03/25(金) 18:06:04 ID:jFT2LgHu
800TOMYと近所のカメラ屋しかあまり行かないなぁ。あと日本橋ぐらいかな? 梅田近辺でどこかいいとこないかいな? F・T・b・マンセー!!でも金ちゃんのお抱えカメラマンはニコンらしい。
165 :
86 :2005/03/25(金) 18:54:39 ID:???
>>164 梅田のあたりなら「カメラの大x」も有名ですね。
駅前ビルには委託販売の「カメラプラネッx」や、外モノのカメラ好きなら「OSカメラサーxス」、
あと、小さいですが「ウオxカメラ」などなどあって、一回りすると退屈しません(笑
中国の国営通信社「新華社」はニコンの最新・高性能デジタル1眼レフを、
(日本のカメラ雑誌が取材した時点ではD1X)
ドンケのカメラバッグに入れて取材と、
最近はなかなかアカヌケたスタイルで取材活動をやっているようです。
北朝鮮については情報が少ないのですが、
平壌での人民軍パレードを取材していた国営通信社のスタッフが、
16mmムービー・カメラと、機種不明ながらおそらく日本製の、
コンパクトデジタルカメラを併用している写真があります。
166 :
86 :2005/03/25(金) 22:13:49 ID:???
新華社通信ネタでひとつ。 文革時代、一説には江青女史の命令によるものと言われますが、 性能的にはライカM4をコピー、外観はM4とM5の合いの子のような、 レンジファインダーカメラ「紅旗20」が作られたことがあります。 中国共産党のプロパガンダ報道専用に200台程度が作られたといいますが、 ごく簡単に考えて、性能だけならオリジナルのライカや日本製カメラなど、 いくらでも優れたものがありましたし、 文革時代、中国共産党下部組織のカメラマンがソ連製のコンタックス・コピー「キエフ」で記録を残しており、 「西側製品がいやだ」というなら中ソ対立に目をつぶればソ連製も入っていたはず、 何のためにとてつもない開発費用をかけて、売らないカメラを200台も作ったのか、 今に至るも謎なのです・・・。 新華社通信の本社売店で、売られていたという記事が日本のカメラ雑誌にあった他、 90mmレンズとセットになった、50mm付きの「紅旗20」が、 大阪の某中古カメラ市にて、120万円で出品されていたことがあります。 ”上海照像機工廠”という文字が読み取れた「紅旗20」、 私が触らせて下さいとお願いしたところ、やんわり断られましたが・・・。
167 :
キャパ :2005/03/25(金) 23:37:54 ID:jFT2LgHu
>>166 彼らには彼らなりの誇りや愛国心があったのでしょう。ちゃちな技術ででも
列強に追いつけ追い越せ、と、頑張っているのでしょう。
二科会の締め切りが近い。プリントどうしようorz
戦場カメラマンや軍のカメラマンはズームレンズはよく使うのでしょうか。 それとも単焦点レンズ命かしら。報道一般はどうだろう。
169 :
86 :2005/03/26(土) 19:08:31 ID:???
>>168 現在の話であれば、一般的な報道ではズームレンズ+デジタル1眼がスタンダードのようです。
戦場報道であっても、例を挙げれば不肖・宮嶋氏がイラクで使った機材のように、
ボディはEOSのデジタルと銀塩を併用、
レンズはズームを何本か・・・で、機材を減らして身軽にしていた例もあります。
被写体によっては、例えばタイムリーな話なら春のセンバツ高校野球、
甲子園球場のスコアボード下に陣取って超望遠レンズを大型三脚に乗せ、
ピッチャーからバッターボックス、キャッチャーまでを一線に・・・なら、
単焦点で明るい望遠レンズの出番で、
「レンズはTPOで使い分ける」のが、実際のようですが。
ひと昔前、ズームレンズの画質がイマイチ単焦点に及ばなかった時代は、
ズームを毛嫌いするカメラマンがいたのも事実ですし、
ベトナム戦争報道で使われた時代のM型ライカのように、
そもそもズームレンズがないものもありましたが、
今はズームレンズの画質も、めきめきとよくなっていますから・・・。
170 :
86 :2005/03/26(土) 19:17:21 ID:???
レス前後して申し訳ありません。
>>167 季節柄、現像液の液温管理もやりやすい気温になりましたので、
頑張って下さい、としか申し上げられません・・・。
私がモノクロの現像をやり始めた頃、D76をシャカシャカと水に溶くのが面倒で、
濃縮現像液、HC110でトライXを現像していたことがあります。
キャップ1杯を然るべき量の水にポチャン、ウール用洗剤のノリで、何てお手軽!
・・・と、思っていましたら、
もともとは報道の現場用に作られたHC110、コチンコチンの調子のネガが出来上がり、
こればっかじゃなぁ・・・と、思ったモンです。
戦場カメラマンや軍のカメラマンはリバーサルは使わないのかなあ。 リバーサルフィルムは売り場で冷蔵庫に入っていたりするので 持っていくのは難しいかな。
そういやタミヤの社員は取材で失敗があっても取り返しが出来るように 滞在先で現像して出来をたしかめてまずいところがあったら 再撮影などしていたらしいです。
トライXの現像は学生の頃よくやっていたが 天体写真なので硬い調子のでる現像液 を使っていたような気がする。増感用だったかしら。 遙か昔なのでもう現像液の名前覚えてないよ。
174 :
キャパ :2005/03/27(日) 18:59:09 ID:4KEQ4aoB
>>168-173 自分はカメラ二台に28mmと70−210mmをつけてトライXです。
単焦点をもってあえてズームを持つのがいいかと。
リバーサルどころかカラー写真をまず撮らない・・・。サービスプリントが
なつかしい。最近プラモ作ってないな。1/48のシャーマン戦車買ったのに。
175 :
86 :2005/03/28(月) 18:40:01 ID:???
>>171 東京三越で開催されました「キャパ・イン・カラー」写真展、
ロバート・キャパが撮影した、WW2時のカラー写真も、
コダクロームで撮影されたものでした。
長期に渡ってストックするのでなく、取材期間中に撮り切ってしまうのであれば、
リバーサル・フィルムといえど常温保存で何の問題もなく、
記録としての画質だけ求めるなら、むしろ優れていると言えるでしょう。
問題になるのは「ラチチュード」の狭いリバーサル・フィルムは、
(適正露出から前後どれだけの幅まで、露出不足・オーバーでも”使えるか”の幅)
繊細な露出コントロールが要求され、AEの信用できなかった時代は使いにくかったこと、「
また、現像所が少なく、モノクロのように簡単な設備でできるものでもないため、
現像できるところにフィルムを持ち帰るまでが面倒、といった理由です。
176 :
86 :2005/03/28(月) 18:58:17 ID:???
>>172 余談ですが。
タミヤではありませんが、某プラモデルメーカーの採用面接では、
男子の入社希望者には必ず「エロ本見ますか?」という質問があり、
「ない」と答えれば即・不採用。
人並み外れた好奇心と探究心なしに、プラモデルの開発はできないんだそうで。
177 :
86 :2005/03/28(月) 19:04:12 ID:???
>>173 天体写真を本格的に撮ったことがない上に、暗室から離れた今となっては、
私も思い出せません、申し訳ありません。
硬い調子に仕上げる場合は、フィルムより印画紙、4号を使ったりしてました。
ぽこ太郎ハケーンw
179 :
キャパ :2005/03/28(月) 21:44:04 ID:4+xN6cWi
>>175 FTbで撮るよりA-1で撮る方がフィルムを見た時のばらつきが少ないのはなぜ?
ピント合わせは自分でしたいけど露出は機械まかせでいいや。ほんとは単体露出計が欲しいけど。
今日も二科会にむけての本番プリントをしました。四つ切の3号です。
手焼きの為スッポトが・・・。
>男子の入社希望者には必ず「エロ本見ますか?」という質問があり、 >「ない」と答えれば即・不採用。 >人並み外れた好奇心と探究心なしに、プラモデルの開発はできないんだそうで。 いかにも都市伝説だな(w
181 :
86 :2005/03/28(月) 23:47:27 ID:???
>>179 A−1のオートの精度がそれだけいいということでしょうか。
M4を使っていると単体露出計はどうしても必要になり、
セコニックの古いスタジオマスターから、今はミノルタのオートメーターVfを使っています。
ビューファインダー10をつけると、反射式のメーターとしても使えますが、
ビューファインダーのレティクルが、何やら銃の照準器みたいです(笑
・・・ただ、セコニックよりかさばりますが・・・。
182 :
86 :2005/03/28(月) 23:51:24 ID:???
>>180 いやいやホント。
このさいだから書いちゃうと、メーカーは今はなきエルエス社で、
(いろんな銃の1分の1プラモデルはよかった、ガバメントだけは出来が悪かったけど)、
話のソースは古い月刊「CARBOY」誌のコラムに寄稿していた、当時の開発担当者。
183 :
キャパ :2005/03/29(火) 00:02:39 ID:4+xN6cWi
LS・・・。なつかしい。たしか1/48の飛行機はアリイに金型ゆずったよね。 できは歳を考えればよく出来てた。パイロットの人形はいまいちだけど。 A-1があったら他のカメラはいらないかもしれない。スペックだけを見れば EF、AE-1、AV-1、AE-1pはいらない訳だから。それぞれ個性があって実際は どれも捨てがたい名器(謎器?)なのだが。
LS(アリイ)のエアコキAK-74、ガワだけでもいいから激しく欲しい。
185 :
86 :2005/03/29(火) 00:25:06 ID:???
>>183 「ディス・サイエンス・ファクト」、
スター・ウォーズのオープニングみたいな、A−1発売当時のCMを思い出します。
当時のキャノンの技術者へのインタビュー記事があるカメラ雑誌にありましたが、
「Aシリーズの中で、どれか1台を選ぶとしたら?」と聞かれ、
迷わず「A−1」と答えておられました。
186 :
86 :2005/03/29(火) 00:35:49 ID:???
>>184 LSのプラモ・ガンの中でガバメントだけが駄作だったのは、
マルゴーの金属ガバメントから採寸したフシがあり、
マルゴー・ガバメントの「これは指が入らんぞトリガーガード」がそのままだったからです。
どうせならMGCかCMCのガバメントをパクればよかったのにね・・・。
しかし、LSのプラモ・ガン、あとになればなるほどめきめきとよくなり、
AKMのプラモ、ありゃ傑作でしたね。
AK74はのちに外部エアタンクのガスガンにもなりましたが、
発射ユニットの出来はともかく、プラモそのままの材質だったため、
サバゲーに使うにはちとヤワな感じがして怖かった記憶があります。
私もマルイのAK47を持っていますが、
スモーキーズガンファクトリーのAK74外装キット、あれは高くて買えません・・・。
187 :
キャパ :2005/03/29(火) 00:37:45 ID:Nl62dobV
そりゃそうでしょう。A-1はAシリーズの中で最高のいちずけだもの。 実際このカメラがAvかTvのどちらが偉いかなどというくだらない論争に終止符を 打った訳だから。自分はAvしか使いませんが。そうゆう点ではAV−1は使いやすい かもしれない。触った事ないけど。
188 :
86 :2005/03/29(火) 01:05:14 ID:???
>>187 輸出向けにはAE−1からオートを省いた「AT−1」がありましたが、
Aシリーズでオートだけか、マニュアルだけ、となると、廉価版の扱いでした。
のちの「ニコンEM」もそうですが、
オートだけでマニュアルなし、となると、結局は欲求不満になっちゃいます。
当時、読売新聞の報道カメラマンはF−1を使っていました。
モータードライブMFの、連写・単写切り替えスイッチ、銃でいうセレクター・レバーが、
モゲたあとにガムテープを貼っていたのに呆れるやら、感心するやらでしたが、
サブにAE−1を使っており、こちらも傷だらけのハゲチョロケ。
それでもちゃんと動くAE−1、普通に考えられているよりずっとタフだったのでしょう。
A−1は私の「お師匠さま」スポーツ専門のプロカメラマンがF−1のサブに使っており、
同じく傷だらけになっていましたが、故障は1度もありませんでした。
私も「お手伝い」で、何度か使わせてもらったことがあります。
ニコンFG20復活して使おうかと思っているが露出計の針が一本だあ。 マニュアル露出ではあまりつかいよくなさそう。
190 :
86 :2005/03/29(火) 09:23:55 ID:???
>>189 私も短期間でしたが、FG−20を持っていました。
F2だのF3だのを使ってばかりいると、小型軽量が有難かったものです。
事情があって、手放してしまい、ちょっと後悔しています・・・。
「指針式のファインダー表示」直感的にわかりやすくて好きですね。
個人的には指針式表示の白眉は、newF−1のそれだと思っています。
あのころはデジタル表示の先駆けの時代で、
「どちらがよいか」の議論もありました。
さらに個人的にはですが、同時代のF3、液晶表示は見にくくて。
「ファインダー表示が見にくい」のと「AEの露出補正がやりにくい」のがF3の欠点だと思っていますが、
+1・5EV(だったかな?)の露出補正がワンタッチでできるFG−20は、
その点でF3より使いやすいカメラでした。
191 :
キャパ :2005/03/29(火) 22:51:04 ID:Nl62dobV
A-1もAE-1もみんなほんとは今のカメラより丈夫なんだよ。たぶんF-1とかが 強すぎただけだよ。
ちなみにFもFG20もGがつかない現行交換レンズはAFでも原則オッケーと いわれて20ミリMFにしようかでもAFのほうがやすいしなー。 シグマの28-135・28-200も絞り輪があるからオッケーそうだし。 Usが新品で今2万円かあ。 ところで戦場カメラマンは20ミリとか使うのかしらん。
193 :
キャパ :2005/03/30(水) 01:59:58 ID:oFEx9uVb
20mmは歪みが酷そう。でも広角35mmが標準レンズ扱いになってて、 おもに使うレンズが28mmと70〜210mmだから使わなくもないだろう。 それに宮嶋氏の写真で相当広角で撮った写真を見た事がある。たぶん17mmか それ以上。なので比較的よく使うと思う。
母親が28ミリじゃ嫌だ24ミリ以上のコンパクトカメラが欲しいといっていた。 さがしたらペンタックスに24-105ズームのコンパクトとフジに 24、24-50ズームのコンパクトがあった。さすがにリコーのGR21はなかった。 ほんとうはオーストラリアから通販で新品を買ったんだが運送中にDHLが なくして泣きの涙。そういやコンタックスT2を使っていた(サブだろうけど) 戦場カメラマンがユーゴで被弾したがT2のチタンボディで弾が止まって 無傷で済んだというのは有名な話なのだろうか。
AF一眼レフはスクリーンはマットだけというのが普通かあ。 マニュアルフォーカスはちょっとやりにくそうだなあ。 Fのスクリーンは斜めスプリットの回りにマイクロのわっかとうのにしてある。 戦場カメラマンというと望遠か標準というイメージだったがそうでもないのね。
AFレンズはフォーカスリングの可動範囲が狭いのと感触がざらざらしているので MFカメラでの常用はあまりお勧めできないとレンズメーカーに言われてしまった。
197 :
86 :2005/03/30(水) 11:40:50 ID:???
>>193 当時のカメラは可動部分や精密部分が今のAF機やデジに比べて格段に少なく、
故障しにくい作りであったと思います。
また、それ以上にカメラが「耐久消費財」であって「消耗品」扱いではなかった最後の時代、
長く使われることを考慮するのが、当然だったころの製品でもあります。
198 :
86 :2005/03/30(水) 11:46:19 ID:???
>>194 一之瀬泰造氏の「被弾したニコンF」を思い出しました。
ただ、カメラに命中したのは銃弾ではなく、砲弾の破片や跳弾かと思います。
ライフル弾の直撃などあろうものなら、カメラを何台か並べてでも貫通されてしまうでしょう。
いずれにせよ、命の危機をカメラが救ってくれたことに変わりありませんが・・・。
199 :
86 :2005/03/30(水) 11:52:20 ID:???
>>195 マニュアルでいう「全面マットスクリーン」と同じことで、
普通のスクリーンではプリズムがカゲる、超望遠レンズを常用でもしていないと使いませんから、
一般的なユーザーの方では慣れてない分、やりにくいと思います。
スクリーンゆうたらいんてんすくりーんに交換して使うが吉。
201 :
キャパ :2005/03/30(水) 23:39:42 ID:oFEx9uVb
自分はスクリーンのプリズムがきらいでマット面で合わせている。プリズムでは FTbが一番見にくいのではと。A-1は比較的見やすいがそれでもf値の暗いレンズ などではマットにしようかと迷う時がある。いまでもA-1のスクリーンはSSで 交換できるのかな?
202 :
86 :2005/03/30(水) 23:44:38 ID:???
>>200 使ってみたいです、けど値段を考えると小吉・・・。
203 :
86 :2005/03/30(水) 23:53:44 ID:???
>>201 多分、ですが、キャノンSSには純正部品の在庫がないと思います。
何せ、FD系に関しては薄情なキャノンですから、
どうしてもとおっしゃるなら、ヒガサさんあたりのストック・パーツに頼るしかないでしょう。
204 :
名無し三等兵 :2005/03/31(木) 00:22:29 ID:7qF7jVlu
>>14 なかなかいい演出していたよね。
テーブルに肘をついてM4-2を固定し、スローシャッターを切っていたり、
F2のフイルム交換や、巻き上げ音など、細かい部分を描写していた。
そういやクレジットに、ライツのマークが出ていたような記憶もあるなあ。
ライツミノルタブランドのカメラってあったよねえ。 ミノルタは戦場には似合わない、のかな。 戦場カメラマンの使う機材というとニコン、キヤノン、ライカというイメージがあるなあ。
206 :
86 :2005/03/31(木) 15:06:14 ID:???
>>205 一時期、ミノルタとエルンスト・ライツ社が提携していたことがあり、
ライツ社からは「ライカCL」、
ミノルタからは「ライツ・ミノルタCL」と、いう名前で、
全く同じライカMシリーズの廉価版が発売されたことがあります。
この他、ライツ社が自社ブランドで売り出した「ライカR3」も、
ミノルタXEの設計をもとに改良、70%の部品をミノルタが生産したものでした。
しかし、機能的に制限の大きいレンジファインダー機にこだわり、
1眼レフの開発に完全に出遅れたエルンスト・ライツ社は、
この頃から経営難となり、のちにミノルタと提携関係を解消、
スイスの顕微鏡メーカーの資本傘下に入ってしまいます。
「ミノルタの技術なしには冴えない1眼レフか、
自社オリジナルでさえかっての品質が見られない、手抜きのレンジファインダー機しか作れなかった」
左前の頃のエルンスト・ライツ社、改めライツ社には、
かってリチャード・ダンカンのMPをチューンしたりしたような「プロサービス」の余裕はなく、
また、かっての魅力を失い、とっくに日本製カメラにとって代わられた製品は、
報道機関やプロカメラマンからも見放されつつありました。
レンジファインダー・ライカが第一線報道に使われていたのは、製品でいうとM4の時代、
年代でいうなら70年代前半ぐらいまで、
「丈夫で使える報道用カメラを選んだ場合、ライカを選ばないわけにいかなかった」からでした。
その後は、カメラマン個人の好みであったり、あるいは報道ではなく芸術写真の分野で、
レンジファインダー・ライカは使われ続けていくのですが、
経営難から立ち直った現在の、ライツ社改めライカ社に至っても、
ニコンNPS、キャノンCPSのような「プロサービス部門」を開設しておらず、
メーカーとして「ライカは報道には使われない」という姿勢を打ち出しています。
207 :
86 :2005/03/31(木) 16:06:36 ID:???
ミノルタが報道に使われない理由として、 「メーカーの資本力と営業力、メインターゲットユーザーの差」・・・と、 言い切ると身もフタもありませんが、 あくまでカメラから見るならニコンF2、キャノンF−1のような、 「度外れて丈夫でシンプルなプロユースカメラを用意しなかった」ことでしょうか。 たしかに「プロ用」として、電気式シャッターの「X−1」「X−1モーター」が用意されており、 私も一時期、X−1を使っていたことがありますが電気系統に問題があり、 F−1やF2、あるいはのちのF3と同列で考えるには、 少し役不足の観があるカメラでした。
どうでもいいですが、戦場もカメラマンも脇に置いて カメラそのもについて語ってますなw いや、興味深く読ませてもらいましたが。
209 :
86 :2005/03/31(木) 19:10:49 ID:???
>>208 油汗・・・申し訳ない。
それでは究極の戦場カメラマン「現役軍人のカメラ好き」で一席。
「家一軒が買えるカメラ」というのが、戦前のライカやコンタックスでしたが、
(実は、現在のモノサシからは地価が安かったことを割り引く必要がありますが)
高給取りの高級軍人にとっては買って買えないものではなかったらしく、
日本にライカが輸入され始めた当時、有名なユーザーに石原莞爾がおりました。
また、航空機搭乗員には破格といっていい飛行手当てがついていたことと、
中国大陸の大連や香港といった、自由貿易都市では免税で安く買えたこともあり、
かの「加藤隼戦闘隊」加藤健夫中佐はコンタックスをご愛用だった他、
「大空のサムライ」坂井三郎中尉はライカの愛用者で、
坂井中尉の場合、戦後にも作品を残しておられます。
ただ、戦前は「ライカかコンタックスか」で論争が繰り広げられたこともありますが、
どちらかというと安いライカの方が、一段低く評価されていました。
・・・しかし、航空機搭乗員が買い求めたライカやコンタックスは、
終戦直後の食糧難の時代、生き残った搭乗員も生きるために手放さざるを得ず、
戦後、日本が豊かになるまで、持ち続けた搭乗員はいなかったといいます・・・。
ライカM2に35mm、ニコンF2に105mmが報道の定番だったと言ってみたり
211 :
86 :2005/03/31(木) 19:56:29 ID:???
>>210 ライカM2を愛用していたベトナム報道カメラマンの筆頭格が沢田教一氏で、
最初の1台は米軍三沢基地内の写真店で働いていた折に、
米軍将校から譲ってもらったものだったといいます。
同じくM2を愛用していたのが石川文洋氏、M3は岡村昭彦氏でした。
・・・もっとも、どの方もM2、M3、M4を使い分けておられたようですが、
35mmをつけて使いやすいというと、M2かM4になるでしょう。
沢田教一氏の場合は、M3にメガネつきズミクロン35mmをつけて従軍している、
写真も残っていますが・・・。
ニコンF2に105mmというと、ワタクシ(自爆
212 :
86 :2005/03/31(木) 20:01:14 ID:???
あ、私、報道関係者でもプロカメラマンでもなく、 ただのカメヲタですのであしからず。
ニコンFG20にはタムロンMF28-200とニッコールMF20を買うことにしよう。 ニコンUsにはどっかのAF28-135にしようかな。 ニコンFに105はだめでしょうか。
214 :
86 :2005/03/31(木) 20:12:21 ID:???
>>213 だめなんてとんでもない。
ニコンFでもフォトミックファインダーの場合は、
露出計連動用の「カニ爪」がついているレンズで「ガチャガチャ」が必要になりますが、
(中古レンズの場合、希にカニ爪を外しているものがあります)
105mmとのペア、カッコいい組み合わせだと思います。
216 :
86 :2005/03/31(木) 21:43:13 ID:???
>>215 ですから米軍も制式番号を与えて・・・すいません、冗談です。
ミノルタのサービスセンターで昔、聞いた話ですが、
あの時代のカメラは現在の目から見るとオーバー・クォリティと言えるほど、
外装パーツも肉厚に作ってあり、
初期のミノルタSRは、のちのSRT101などと比べても、
コンマ数ミリから1ミリ近く、軍艦部が厚いんだとか。
218 :
86 :2005/03/31(木) 22:21:37 ID:???
>>217 ニコンFのモータードライブつきが航空偵察カメラとして使われたのを皮切りに、
トプコンスーパーRE、キャノンF−1などに制式番号がついていますね。
ニコンやトプコンが、刻印や銘板のつかない、
市販カメラそのままだったのかはわかりませんが、
キャノンF−1の場合、”US NAVY”の刻印が入ったものを、
2回ほど東京の中古カメラ店で見たことがあります。
219 :
86 :2005/03/31(木) 23:18:45 ID:???
エイムック「ミリタリー・ライカ」なる本には、 KE−7A、こと、米軍軍用ライカM4のマニュアルが付録についていますが、 軍用カメラの「説明書」だけあって、 「敵に分捕られて使われないための破壊の方法」なる1章があります。 要約しますと、 1、ハンマー、斧、ツルハシ、バールなどを使って粉砕せよ 2、ケーブルレリーズ、速写ケースを切断せよ 3、ガソリン、灯油、火炎放射器、手榴弾を使って焼却せよ 4、必要ならば火器、手榴弾、火薬を使って爆破せよ 5、破壊したパーツは塹壕やタコツボに埋めるか、川に投げ込め 早い話が「あらゆる手段を使ってブッ壊せ」ということで、 カメラをあの世送りにする方法が説かれているとは、さすがに軍用カメラのマニュアルです。
220 :
キャパ :2005/03/31(木) 23:52:43 ID:0ZH9TYmd
>>219 カメラ壊すなんてやだよ〜。ハンマーや斧でレンズは割れても本体は壊れるのかな?
なかなかしんどそう。手榴弾でも置く位置がまずいと吹っ飛ばされても使えそう
な気が。「象が踏んでも壊れない写真機!!」
今日、縦に細長いストロボGN20を¥300で買った。安い、安すぎる。それで
光るから驚きだ。ところでストロボって望遠レンズで200mmぐらいだと
蹴られるのかな?又、24mmだと画角をカバーできなさそう。戦場では
フラッシュは目立つから使わないかもしれないが。
ライカの出荷検査も凄まじいものがあるわけが 一度は御参りに行ってみたいぞなー
222 :
86 :皇紀2665/04/01(金) 00:36:37 ID:???
>>220 戦場でストロボは目立つどころか、撃ってくれと言っているようなものでしょう。
不肖・宮嶋氏も、陸上自衛隊レンジャー訓練に同行した際、
夜間はストロボを使わないよう、厳命されたとか。
古くから言われるのは煙草の火、最近の陸上自衛隊ではGショックのバックライトさえ、
夜間戦闘では目標となるために禁じられています。
ストロボの能力を示すのは「ガイドナンバー」と「照射角」です。
「ガイドナンバー」を煎じ詰めてしまうと「光の強さ」で「どこまで届くか」です。
「照射角=どれだけ広い角度で光が当てられるか」です。
通常、35mmぐらいまでは「ワイドパネル」なしに、レンズの画角に照射角が対応でき、
「ワイドパネル」をつけて、28mmぐらいまでが、
レンズの画角の範囲にまんべんなく光を送り込める限度です。
24mmまで対応するのは、よほど強力なストロボです。
逆に望遠の場合は200mmであっても、近い被写体を撮るのであれば何ら問題はありません。
問題は望遠レンズを使った場合、遠くまで光が届かないことにあります。
あるいは無理にガイドナンバーの小さいストロボで望遠レンズを使った際、
絞りを開かざるを得ず、MFですとピンボケになりかねないことです。
ストロボをシャッター代わりに使う。
224 :
86 :皇紀2665/04/01(金) 00:54:31 ID:???
>>221 現在のライカ社、ドイツ・ソルムスの工場は、
流れ作業でゴロゴロと完成品が出てくる、例えばタイ・ニコンのD70の生産ラインのようなものではなく、
職人がコツコツと作業を分担して作っている、
良く言えばキャノンでいう「セル・システム」か、はたまたニコンの復刻SP生産チームか、
悪く言えば♪かあさんがよなべをしてライカ作ってくれた〜、
あまり効率重視とは言えない生産現場なんだそうです。
「徹底したマスプロダクションではなく、手工芸品的に作られているフシがある」のは、
軍事板的に言えば、豊和工業の自衛隊向け小銃生産ラインと似ています。
しかし、一度は見てみたいものではありますね。
225 :
86 :皇紀2665/04/01(金) 01:03:47 ID:???
>>223 実際のストロボ撮影は、スローシンクロをしない限りそうですね。
とりわけ報道の現場で、シンクロ速度が遅いニコンF3が嫌われ、
より高速でシンクロできるニューFM2が好まれたのは、
「日中シンクロがやりやすい=実際の光量はストロボで足りているところ、余計な光量を取り込まなくて済む」ことが、
大きな理由でしたが・・・。
ところで86氏がコテ使わないのはナゼ?
227 :
キャパ :皇紀2665/04/01(金) 20:45:39 ID:ZaP99Pqt
今日は甲子園で写真を撮ってきました。上手に撮れたかな〜♪ 報道カメラマン席がアルプススタンドにあるのだけれど、キャノンよりもニコン のレンズの方が多かった。しかしながらEF1200mmを使ってる人もいて 白く光るレンズの迫力は圧巻だった。一本¥9800000の特注レンズ。 いずれは自分も報道席でそんなレンズを使いたいものだ。
228 :
名無し三等兵 :皇紀2665/04/01(金) 22:47:36 ID:ExeaAsrl
ここは軍板なので亀板逝きなさい。
自衛隊のカメラマンが行事で使っていたカメラだがブラックボディが多かったような気がする。 戦場カメラマンはブラックボディがデフォルトなのでしょうか。だとすると白いレンズが結構ある キヤノンは不利ではないか。
戦場カメラマンは、大きく重い白レンズなんて使用しないと思う。
イラクで超望遠レンズでホテルから撮影中だったカメラマンが戦車に撃たれて 死亡した事故の時ニュース映像で映ったホテル内の他のカメラマンは結構大型のレンズを持ち歩いているのが 多かったような気がする。
そういやレフレックスレンズをフショーよくつかってなかったか。
233 :
86 :2005/04/02(土) 14:07:42 ID:???
>>226 コテハン使うほどのこと書いてませんし・・・。
234 :
86 :2005/04/02(土) 14:12:14 ID:???
>>227 MFレンズがニューFDになったあとでさえも、1200mmだけはFL、
開放測光のできないタイプでした。
その1200mmを使ったことがありますが、
一番問題になるのは三脚で、ヤワなやつでは話にもなりません。
1200mmのジュラケースに大型の三脚、モードラF−1にその他あれこれ、
かなりキツいものがあります。
235 :
86 :2005/04/02(土) 14:33:20 ID:???
>>229 野鳥を撮るカメラマンがキャノンの望遠、白胴のものに木目模様のシールを貼り、
一種の迷彩にしていたように、
その気になればカメラ、レンズの塗色などどうにでもなります。
とりわけプロの場合、撮れればどんな小汚いカメラでもいいわけで、
(中身はきちんとメンテナンスされてないと駄目ですが)
土門拳のニコンSPやブレッソンのライカM3のように、
ブラック・ボディのわずかに白いメーカー名などまで、黒く塗りつぶした例もあります。
戦場報道でキャノンが不利かというと、そんなことはありません。
むしろ、CPS(キャノン・プロフェッショナル・サービス)、会員制プロサービスで、
高価な機材のレンタルが受けられたり、修理や整備も一般客よりはるかに早かったりと、
ニコンと同じくプロに対するサポートがしっかりしており、
むしろ事実上、報道写真の分野ではニコンかキャノン以外に選択の余地がなくなっています。
昔はカメラといえば、黒塗りが当り前でした。
「カッコよく見える」のと「耐久性がある」のとで、シルバーメッキが登場しましたが、
現在はもっぱら”高級感”なる、ワケのわからん理由でブラック・ボディがウケています。
国産機ではミノルタXDぐらいしか例のない、ブラッククローム・メッキでもない限り、
長持ちするのは断然、メッキボディなのですが・・・。
236 :
86 :2005/04/02(土) 14:42:06 ID:???
>>230 >>231 キャノンが望遠レンズの白胴にこだわるのは、
黒胴だと直射日光の下でレンズを長時間使ったとき、微妙に金属部分が膨長し、
光軸線が狂う「可能性があるから」というのですが、
では黒胴だけのニコンにそんなトラブルが頻発したかというと・・・??です。
ただ、私にも経験がありますが、
真夏の炎天下では超望遠レンズがかなりの熱を持ち、白タオルをかけて日よけにするほどで、
「白胴のワケ」も、わからないではありません。
コジツケのような話ですが、キャノンの白胴はイラクでは有利だったかも知れません!?
237 :
86 :2005/04/02(土) 14:53:19 ID:???
>>232 ひと昔前は流行ったレフレックス・レンズですが、最近、とんと見かけなくなりましたね。
不肖・宮嶋氏は学生時代から、一貫してキャノンをお使いのようで、
カメラマンデビュー作!?のソ連娼婦取材もAE−1、
成田空港反対闘争を取材中、F−1を水浸しにされたり、
著書の表紙にはCPSストラップつきのEOS+長タマで登場されたりしておられます。
余談ですが、CPS会員向けに配られる「プロ・ストラップ」、
もともとは非売品、流出品は相当に高い値段で売られていますが、
「EOS−1v不肖・宮嶋バージョン」ぐらいにしか使い道が見当たりません。
あんなの、xマンエンで買って何をするんでしょうね・・・。
>>237 プロストを使ってみないとわからないでしょうが
市販の物より使いやすいですよ。
レンズメーカに問い合わせをしたらAFレンズもMFカメラで使えるはずだが 常用は進めない。フォーカスリングの可動範囲がMFレンズより大幅に狭い のと感触がざらざらした感じになるから。またニコンのAFカメラで MFレンズが露出計に連動するのはF100とF5・F6のみだって。 AF機とMF機でレンズの共用は考えない方がよさそうだなあ。 だとしたら今は持っていないAF機はニコンにこだわる必要もないなあ。 いっぺん崖から高級ニコン落としちゃってそれいらい 分不相応な高級カメラに目が向かなくなった。
なんでキヤノンのレンズはほかのに比べて異様に重いのが混じっているのだろうと カタログを見ていたら手ぶれ防止機構がはいっているモデルが重いのか。 しかし戦場カメラマンが手ぶれ防止機構オンで撮影するとキャパの ぶれで迫力が結果としてでたノルマンディ上陸作戦の写真のようなのは 生まれにくくなるかな。
241 :
86 :2005/04/02(土) 16:21:47 ID:???
>>238 実は私のF2、F3にも「市販4000円バージョン」のプロストがついてたり(激汗
イラク報道では、共同通信社のニコンD1が、
「ニコンプロスト・デジタルバージョン」ブルーのプロストがついたものだった他、
ニコン機を使ったカメラマンのほとんどが「銀塩バージョンの黒」ご愛用でした。
取材の前進基地となったクウェートで、ニコンのプロサービスが受けられたためですが・・・。
わしコンピュータ関係の仕事しているのだが 家の機材で一番高いのがディスプレイつぎがキーボード(ポインタ付きなのでマウスはなしね) で一番安いのが本体。人間の手と目に近いところに金をかけておる。 オーディオも本当に金をかけるべきなのはプレーヤーと スピーカーでアンプは二の次三の次が本当らしいが。 カメラは目と手と本体が一体なのでこんなアンバランスなことは ないでしょうけどね。
243 :
86 :2005/04/02(土) 18:15:05 ID:???
>>239 今、お手持ちなのが全てMFで、一からAFをお求めになるとしたら、
お言葉の通り、メーカーにこだわる必要はありません。
実機を触ってみて、御気に召したものをお求めになればよいかと思います。
わたしが同じ悩みを持っていたとしたなら、時にはMFレンズをつけて遊ぶとして、
ニコンAFですとF4、F5の中古が安くなっていますので、
気長に程度がいいものを探しますが、いかがなものでしょうか。
244 :
86 :2005/04/02(土) 18:21:52 ID:???
>>240 戦場写真は基本的に「報道」ですからブレ・ピンボケは困りものです。
ブレ・ピンボケで後世に残った戦場写真は、キャパのスペイン内戦時代の作品まででしょう。
手ブレ防止機構がどの程度ものなのかは、使ったことがないので何とも言えませんが、
メカが複雑になり、重くなることと、手ブレが「なくなるわけではないが軽くはなる」ことと、
テンビンに掛けた場合、どうでしょうか・・・。
245 :
86 :2005/04/02(土) 18:29:40 ID:???
>>242 「写真」でなく「銀塩カメラ」に話を限定しますと、
最もお金をかけるべきなのは「レンズ」と「フィルム」なのです。
一定レベルの精度さえ出ておれば、ボディはただのハコに過ぎません。
ハコの性能で、写真は何も変わりませんが、
レンズとフィルムは写真を左右します。
「デジタル」の場合は「フィルム」が「受光素子」に変わるだけで、同じことです。
大きな画素数マンセーに、賛同するものではありませんが・・・。
しかしなんかタイトルと内容がずれまくりだなあ。 カメラマニアの視点で戦場報道を語れになっている。
そういやデジタルカメラって感度はISO100とか200程度なんだよねえ。 増刊が必要な場合どうしているだろ。 高級一眼は感度の高いモードとかあるのかな。 フジが最近なナチュラブランドで素人向け高感度機材(フィルムとコンパクトカメラ) を展開しているがデジタルでもISO1600相当を売りにしたモデルを出して 売り込んでいるねえ。コンパクトカメラでもISO1600のフィルムを 入れれば夜間室内フラッシュなし撮影は簡単だが デジタルコンパクトはそうはいかない。 戦場カメラマンのデジタル機材は夜間室内フラッシュなし撮影は どうしているんだろう。
248 :
86 :2005/04/02(土) 18:51:44 ID:???
>>246 私が話題をズラした主犯で、まことに申し訳ありません。
このあたりで消えます。
ああ、高級デジタル一眼は感度切り替え方式なのか。 ISO1600とかもできるのか。
ま、カメラ素人が締めにやわら軍事カメラネタをふるおれもタイトルと違うことやっているかもしれん。
251 :
キャパ :2005/04/02(土) 21:26:43 ID:C5vSIdmJ
86さんいかないでー!! 別にずれてないよ。このスレがここまで伸びたのも86さんのおかげです。 これからもこのスレに有力な情報を提供して下さい。
そもそも軍事オタかつカメラマニアというのがかなり存在が難しそう。 「カメラマニアの視点で戦場報道を語れ」でいこうや。 カメラ素人より。
そういやマグナム(白水社)という本を読んだこととがあるなあ。 ついでにうとマグナム設立50周年記念というCD(DNPアーカイブズ)も持っているなあ。
254 :
名無し三等兵 :2005/04/02(土) 21:47:40 ID:6aIrKZCF
キャパはA-1スレへ。
同時多発テロ発生時マグナムの総会がたまたまニューヨークで開かれいて テロ発生直後からマグナムのメンバーは取材に走り回ったという話だ。 NHK特集かなんかでやっていたようだが見損ねた。
>>240 実はあれは、現像ミスだったりする罠。
フィルム現像のとき液温を間違えたんじゃなかったかな。
DPEのマニュアル本によく取り沙汰されている気がス。<キャパの話
やっぱりフリーの戦場カメラマンてマグナムのメンバーが多かったりするのかなあ。
>>256 ちょっと自己訂正
現像ミス(液温が高すぎた)で大部分のネガが失われた。
実際に手が震えていたかどうかは不明、と書くべきだった。
スペイン戦争のキャパの写真はシャープだし。実際どうだったのだろう?
>>247 D2HやEOS1Dmk2は普通にISO3200くらいまであるぞ。
つかD2Hなんか下は200ぐらいまでしかない。
常用は1Dmk2で1600、D2Hは640(泣)。
それ以上感度上げるとノイズがひどくて使い物にならん。
現時点では切り落とし(ノーフラ撮影)に関しては1Dmk2の圧勝。
D2Xでも常用ISO800だよなぁ。
1600ではCCDのD1Hのほうが良い。
その代わりトリミングは無しで(厳)
星明かりで分かるように写すにはどれくらいの感度がいるんだろうか。 雑誌の隠し撮りなんかは粒子が粗いから増感なんだろうが。 それとも増感あたっちめんととかあるのかな。 スターライトスコープみたいにレンズの前につけてつかうとか。
261 :
キャパ :2005/04/03(日) 07:50:50 ID:jVuiJH/y
>>260 赤外線フィルムを使えば?暗い所でも良く写る。内容は赤外線暗視スコープと
同じ原理らしい。でも、レンズの前に専用の赤いフィルターがいるそうな。
また、フラッシュにも同様の物を付ければ被写体にきずかれずに点灯が可能とか。
自分も良く知らないので知ってる人教えて。
そういやニコンFのレンズ(50ミリF2)には赤外線合焦マークついているなあ。 今売っているMFレンズにもまだ付いているかなあ。戦場カメラマンって 赤外フィルム使うのかな。デジカメあるのかなあ。 そういや一部の赤外モードのあるビデオカメラが服を素通しで裸が映るとか言って 回収騒ぎとかあったような気がする。デジタルカメラって赤外モードのあるやつあるのかな。
263 :
キャパ :2005/04/03(日) 08:09:14 ID:jVuiJH/y
>>262 ニコンに限らずCanonのFDレンズにも付いている。EFレンズは手元に無いから
知らないけど、MFのレンズはみな付いているのでは?
朝日新聞で赤外線で撮ったイラクの夜の行軍中の写真を見たことある。
コニカミノルタは赤外フィルムの生産をもうしていないようだ。 あとはコダックの赤外カラーリバーサルだけか。
あ、コダックの赤外モノクロもある。
266 :
キャパ :2005/04/03(日) 08:32:39 ID:jVuiJH/y
>>257 レス上下してすみません。マグナムはカメラマンの最高のエリートで人数は
少ないらしい。まず入会のために推薦してもらうだけで大変らしく推薦されても
見習いとしか扱ってもらえず、審査会で議論されてやっと入れるらしい。
なので今までで日本人は二人しかいず、一人は早稲田大学政経学部。
ちなみに不肖宮嶋氏は日本大学芸術学部写真学科。設備では日本一の大学。
そういやキャパのスペイン内戦を扱った倒れる兵士は 捏造ではないかとの疑いを一時もたれたようだが その兵士の親族が見つかって名前もわかったとかなんとか。
日本のデジタルコンパクトカメラ市場は去年飽和しちゃって 各社苦しいらしいね。富士フイルムは高感度モデルで一点突破か。 そういや富士フイルムは35ミリでも時々面白いのを出すよね。 24ミリコンパクト、24-50ズームコンパクト、35ミリレンジファインダーパノラマとか。 学生の頃レンズが左右に振れるパノラマカメラを使っている 報道カメラマンがいたけどあのカメラどこのだったかなあ。
「マグナム」の話ならぽこ太を呼ぶといいのに。
>>269 86氏=ぽこ山ぽこ太氏
当人は気を使ってコテ使わずにいたのに
ちゃちゃ入れるから消えた・・・
赤外線フィルムは注文して取り寄せなのかねえ。 アグファやイルフォードのフィルムをおいてある ところにもなかったぞ。
こんにちは。はじめまして。
難民板から誘導されてきました。
よろしくお願いいたします。
| |
| |∧_∧
|_|´・ω・`) あの…
>>86 氏は私じゃないです
|写| o【◎】 私より遥かにいろいろとお詳しいですし……。
| ̄|―u'
""""""""""
赤外線フィルムの現像はプロショップですら受け付けて貰えず 自家現像しかないという話は本当なのかねえ。 だとしたらデジタル全盛でも報道カメラマンを抱える会社は 暗室廃止に出来ないね。
274 :
86 :2005/04/04(月) 19:11:18 ID:???
しばらくこのスレから離れておりましたところ、
>>251 にてお呼びかけを頂き、恥ずかしながら帰って参りました。
できるだけ軍事板に沿ったネタでいきますので、よろしければお付き合い下さい(一礼
「マグナム・フォト」
マグナム・フォト東京支社HP
ttp://www.magnumphotos.co.jp/index.html 簡単に言いますと、写真家の表現の自由や著作権の保護を目的とした団体で、
戦場報道やフォトジャーナリズムに特化した団体ではありません。
>>257 に対するお答えとしては、マグナムとは関係のないフリーカメラマンが圧倒的に多く、
>>266 でご紹介されておりますように、入会は難関中の難関です。
275 :
86 :2005/04/04(月) 19:15:40 ID:???
>>258 ロバート・キャパ「ちょっとピンぼけ」には、
フィルムの乾燥をミスした暗室マンに大部分のコマを台無しにされ、
残った8コマも熱でボケたネガになってしまった記述があります。
「その時、キャパの手はふるえていた」なるライフ誌のキャプションは、いわばその言い訳で、
そうとは書いていませんが、キャパ氏、相当にキレたのではないかと・・・。
276 :
86 :2005/04/04(月) 19:19:16 ID:???
補足しておきますと、スペイン内乱での初期のキャパ作品は、 ライカV、当時最新型のカメラで撮影されたものですが、 フィルムが低感度であったこともあり、こちらは被写体ブレやピンボケ、 文字通り「キャパの手はふるえていた」ものも散見されます。
277 :
86 :2005/04/04(月) 19:31:10 ID:???
>>261 赤外線フィルムと赤外線暗視スコープは、
フィルムと光増幅管の役目が同じという点で似ています。
赤外線ストロボを使用した場合は、アクティブ方式の赤外線暗視スコープ、
ひと昔前のソ連戦車、T55やT62の砲塔に、主砲と連動した赤外線投光機が据えられ、
その光で目標を照らし、照準するものと同じでしょうか。
レンズの前には赤外線フィルター、入手しやすいものとしてはケンコーの「R1」、
またはゼラチン・フィルターの「R88」を取り付けることが必要になります。
また、赤外線ストロボは既製品もありますが、
ゼラチン・フィルターをカットしてストロボの発光部に取り付け、
光漏れのないよう、テープで遮光することで自作できます。
278 :
86 :2005/04/04(月) 19:41:25 ID:???
>>262 >>265 赤外線フィルムがあまり使われないのは、簡単に言って「メンドクサイ」からです。
コダック・ハイスピード・インフラレッド、モノクロフィルムを例に取りますと、
フィルムの装填は完全な暗室(フィルム用のセーフライトがあってもダメ〜!)、
またはダークバッグか何かを使ってでないとカメラに詰められず、
同じく、取り出すときもパトローネに完全に巻き込んででさえ、明るいところでは無理で、
完全に暗いところで、現像タンクに巻いてしまわないとなりません。
また、撮影に当たっても、露出の決定は普通の露出計は役に立たず、
フィルムパッケージに書いてあるデータを参考に、カンピューターで決めるしかありません。
「滅多に使われないものだからピント補正マークはなくてもいいでしょ」とばかり、
省略されているレンズも最近は多いのですが、
カメラボディから「フィルム位置マーク」が消えたのと同じで、何か釈然としません。
279 :
86 :2005/04/04(月) 19:50:30 ID:???
報道目的で、機材に不自由しないのならパッシブ方式の赤外線暗視スコープ、 あるいは「スターライト・スコープ」のような可視光増幅式のものも使われています。 パッシブ方式の赤外線スコープで最も高度なもののひとつを、実際に見たことがあります。 海上自衛隊対潜ヘリ、地上基地型SH−60Jの体験飛行で、 私がTACCO(戦術航空士)席に着席したところ、本物のTACCO氏が、 機体下のIRセンサーを操作して見せてくれたことがあります。 高度200mから眼下を走る貨物船をロックオン、画面上でアップすると、 肉眼で見るのと変わらないぐらい精密な画像が得られていました。
280 :
キャパ :2005/04/04(月) 19:53:44 ID:QypEbhm5
やったー!!86さんが帰ってきた。お帰りなさいませ。 ぽこ山ぽこ太さん、いらっしゃいませ。ごゆっくりどうぞ。 私は室内で70−210mmの望遠側ASA1600、f4、シャッター60で ぎりぎり手ぶれしないぐらいかな。まだまだ修行がたりん!! T72についている赤外線投光機はかっこいい!!前にプラモで作った。
281 :
86 :2005/04/04(月) 19:56:35 ID:???
余談ですが、ゴーグル・タイプの「スターライト・スコープ」は、 米軍払い下げのものも売られていますが、 NECが民生用に「写真現像時の暗室作業向け」という「タテマエ」で、 「一応は」40万円程度で売り出しています。 「タテマエ」「一応は」というのは、全く同じものが特殊作戦用に、 自衛隊や警察、とりわけ警察ではSAT用に納品されているため、 仮想敵国の手に渡ることは望ましくなく、あまり大っぴらに売られていないからですが・・・。
282 :
86 :2005/04/04(月) 20:00:26 ID:???
>>268 おそらくは「ワイドラックス」かと思います。
35mmフィルムを使い、回転するスリット式のシャッターで露光するもので、
私も一度、中古カメラ店にて見かけたことがあります。
283 :
86 :2005/04/04(月) 20:07:57 ID:???
>>271 >>273 赤外線フィルムは、現状では取り寄せになると思います。
また、前述の通り、カメラに詰め、取り出すのも面倒なフィルムのため、
現像処理それ自体は通常のモノクロフィルムと同じ、D76現像液で処理できますが、
暗室を持っている写真屋さんと打ち合わせの上でないと、現像は難しいかも知れません。
自動現像機にかけてでしか処理できないDPE屋さんが圧倒的に多く、
量販カメラ屋さんになると「増感現像」という言葉を知らない「店長」さんにがっかりしたこともあり、
デジタルが盛んな一方で、銀塩を取り巻く環境は確実に「退化」しつつあります。
284 :
86 :2005/04/04(月) 20:28:28 ID:???
>>210 ISO1600で開放、60分の1というとステージ写真か何かでしょうか?
私がやったなら、イマイチ自信がありません、
狙撃銃のバイポッドよろしく、三脚か1脚を使うか、何か支えるものを見つけて撮るか・・・。
有名な話では、三脚メーカーの「ジッツォ」社は機関銃のトライポッドを作っているメーカーで、
実際、ジッツォの製品を手に取るとやたらと重くて堅牢、
こりゃ軍用品に近い、と思ったものです。
>>284 ジッツオって機関銃の銃架作ってたんか・・・
似たような道具だけど、スゲー
286 :
キャパ :2005/04/04(月) 20:54:33 ID:QypEbhm5
>>284 卒業式です。撮影場所も限られ、人も多くて撮るの大変だった。三脚は持って
来てたのだけど、手元になくて取りに行こうとしたけど、せっかく確保した
撮影場所を逃したくなかったので1600を使いました。
機種はお気に入りのストロボの使えないA-1。Avモードも使えて軽いからできる技。
F-1ではこうはいかない。やっぱA-1最高!!
287 :
キャパ :2005/04/04(月) 21:04:56 ID:QypEbhm5
三脚で思い出したけど、甲子園でEF1200mmf5.6は三脚まででかかった。 ありゃ大砲だな。カメラが蓋に見えた。自分も悔しかったので(何に?)手持ちの 200mmf4に3倍と2倍のテレコンバータ使って1200mmf22の お馬鹿レンズで頑張ったが画面暗すぎ。でも迫力があって楽しい。
288 :
86 :2005/04/04(月) 21:15:11 ID:???
>>287 某カメラ雑誌にて、EF1200mmの発売当時、
テストレポートが掲載されていましたが、
どういうワケだかテスト場所は横須賀、ヴェルニー公園にカメラを据えて、
対岸の海上自衛隊横須賀基地の護衛艦を撮影、
「自衛艦旗が画面いっぱいになる」ぐらいの倍率でした。
289 :
キャパ :2005/04/04(月) 21:22:26 ID:QypEbhm5
私の場合、バッターが画面いっぱいでした。Canonミュージアムの説明では バックネットからバッターが・・・。という説明でしたがあの言葉に嘘は 無かった。自衛艦旗の大きさは存じませんが、そんなに大きなものでは ないと思います。やっぱりすごいレンズですね。
290 :
86 :2005/04/04(月) 21:56:55 ID:???
>>289 現在までで最大の焦点距離を持つ望遠レンズといいますと、
ニコンが作った5000mmF25、地上偵察用のもので、これはギネスブックにも掲載されています。
また、WW2後、東独側に残ったカール・ツァイス・イエナ社では、
もともと光学技術ではトップメーカーだったのと、軍事目的で開発費に糸目をつけなかったこともあり、
2000mm級の望遠レンズが国境監視用などの目的で、ゴロゴロ作られていました。
受注生産でレフレックスニッコール2000ミリというのが以前あったような気がするが 今のカタログには1000ミリしか載っていませんね。あのころは子供で親のFを借りて 写真を撮ってました。自分のカメラが欲しかったのですが欲しいのがF2だったので 子供には高くて手が出ませんでした。いまそのFは形見の品として手許にあります。 オーバーホールに出したら受け付けて貰えました。まだもどってきてませんが ペンタのメッキの劣化は部品なしで現状のままとなりましたがシャッターの調整と レンズのグリス交換はしてもらえることになりました。ちなみに修理費用はU2ボディが 買えるほどでした。同時にオーバーホールに出したFG20もオーバーホールは 受け付けて貰えました。こちらは1万円もかからず。 今持っているレンズは50ミリF2とシグマの55-200ミリズームだけなので (28ミリと135ミリも実家にあったはずだが離れているうちに行方不明) タムロンの28-105ミリズームとニッコール20ミリを追加します。 苦労せずに40年前のカメラ用レンズの新品が手にはいるのは ありがたいことです。FG20にしても20年前のカメラだからなあ。 AF用レンズはフォーカスリングの使い勝手がよくないから MFカメラに使うことは勧めないとレンズメーカのひとにいわれました。
292 :
86 :2005/04/04(月) 22:59:45 ID:???
>>291 読売新聞社がF−1、毎日新聞社がF2の時代、
朝日新聞社はF2に混じって、信頼できることこの上ないFを使っていました。
私もある機会に朝日新聞社のF、モータードライブ付きを見たことがありますが、
使い込まれたFはカメラというより銃器のような、ゾッとする迫力がありました。
石川文洋氏がベトナムで使っていたFは今、立命館大学で展示されており、
一之瀬泰造氏もFとニコマートで、ベトナムの戦場を撮影しておられました。
また、米軍も航空偵察カメラとしてFを制式化した他、
NASAが使った「スペース・ニコン」の元祖はFでした。
材質といい作りといい、一生ものだ、とFをベタほめする修理業者さんもいます。
ニコンには部品がありませんが、部品のストックを持っている修理業者さんもあります。
親御様の形見のF、どうか末永く大事にしてあげて下さい。
たしかに、AFレンズをMFに装着した場合、使い勝手がいいとは思えません。
私のF2、F3にAFニッコールを借りて着けてみましたが、
ピントリングが軽いというだけで、やっぱりMFにはMF、と思ったことがあります。
MFしか知らない40代の考えでしょうか・・・。
293 :
キャパ :2005/04/05(火) 00:03:58 ID:QypEbhm5
昨日、地域の撮影会にいってきたが、MF一眼どころか二眼を若かりし頃使って たような世代がデジタル一眼と携帯電話をいじくってた。シュールだ。 ご老体が328や大口径ズームレンズを振り回してた。年寄りが望遠が好きなのは 本当だと思った。ニコ爺とはよく言ったものでニコン>ミノルタ>オリンパス=キャノンだった。 ニコンが多いのは分るがミノルタの多さにビックリ!!デジ三対銀塩七ぐらい。 年寄りがデジなんて、と思ったが、案外80年代に余裕が出来てAEカメラから 始めた人ならAE、初期AF、AF、デジの順なら科学の進歩についていけたのかも。 ちなみに会場でMFは自分だけ。それも少数のキャノン。カメラは「若者のカメラ」 F! T! b!とF-1だった。おまけに最年少。目立つ事この上なし。 なんなんだよ「青春の日」って!FTbは100万台以上売れたんじゃないのか!! 自分なんて生まれた時からAFなのにorz 今時のジジイはなっとらん! と思う若人(自称)だった。
294 :
名無し三等兵 :2005/04/05(火) 00:14:57 ID:osAit55V
爺はお年で手が震えるから安置死ェイクじゃないとブレちゃうの。
295 :
キャパ :2005/04/05(火) 00:18:52 ID:IMBONVTD
なるへそ
私、人民解放軍の軍服(中田商店で購入)と中国製海鴎2眼レフと鳳凰50ミリ付を持っています。 この装備で解放軍のカメラマンコスプレができますでしょうか。
なんか、このスレ読むとペンタックスユーザーの漏れが悲しくなってくる……
298 :
名無し三等兵 :2005/04/05(火) 00:34:57 ID:osAit55V
ペンタックスSPはその安さと入手しやすいという理由でヴェトナム戦争でも 結構使われたという記事をどこかで読んだ事があるが。
299 :
キャパ :2005/04/05(火) 01:11:56 ID:IMBONVTD
>>296 軍隊のカメラマンって階級はどれくらいなんだ?兵じゃなんか嫌だし、下士官?
尉官?佐官までいくとそれもへんだし。あまり参考にならないが偵察機だったら
カメラかかえてみんな乗ってる訳だし。
>>297 自分の師匠はペンッタクスSPを始めて使ってプロになったよ。
自衛隊のカメラマンは本職は偵察だったりするのだろうか。
301 :
86 :2005/04/05(火) 08:15:37 ID:???
>>296 現在の中国人民解放軍従軍カメラマンは、
女性従軍カメラマンの手記「戦場からニイハオ!」を読む限り、
ニコンFM2にモータードライブ、大判ではマミヤRB67など、
日本製のカメラを装備しているようです。
現在の軍服ではなく、人民服ならば海鴎2眼レフと組み合わせて、
文革から四人組逮捕までの時期のコスプレができますが(笑
302 :
86 :2005/04/05(火) 08:40:28 ID:???
>>297 そんなことはありません。
「アサヒペンタックスA型」がなければ、そも、この世に1眼レフが出回るのが、
もっともっと後だったことでしょう。
「Mシリーズ」で小型軽量を成し遂げた技術力と、
ばけぺん、こと、6x7に代表される大判カメラ作りは、もっと評価されていいと思います。
現在でも、デジタルはいくらでも修正が可能ということで裁判の証拠にはならないため、
警察の鑑識写真は銀塩ですが、
ペンタックスは警察で使われることが多かったようです。
出動の度に使われるため、結構、酷使されるのですがそれにも耐えていました。
Kシリーズ、KMやK1000などが多く見られます。
私、密かに探しているペンタックスがあります。
スクリューマウントSシリーズ1眼レフの中に、軍艦部上の機種名の前に「B」と、
打たれたものが存在します。
SPであれば「BSP」という具合です。
自衛隊PXで売られたもので「B」は防衛庁のbということですが、
別段、特別な仕様になっているわけではありません。
一説には流通ルートが通常の製品と違ったため、というのですが、
自衛隊員が手放しでもしない限り中古市場に出ることはなく、
プレミアがついているわけではないため、他のSシリーズをかき分けて探すしかないので、
目下、探し当ててはおりません・・・。
303 :
86 :2005/04/05(火) 08:53:21 ID:???
>>299 自衛隊の各部隊広報「にわかカメラマン」程度であれば、定まった階級はありません。
陸上自衛隊第301写真中隊には、任期制隊員から幹部までが在籍しますが、
自衛隊広報行事や公式式典の撮影に当たるのは、特技教育を受けた陸曹です。
ベトナム戦争当時、戦場報道カメラマンは「佐官待遇とせよ」とされていました。
輸送機の搭乗順番や、いざとなれば一般兵に守られる順位が高かったということです。
また、別段命令されなくとも「ジャーナリストを守る」意識が一般兵に高く、
これはあまりよい印象を持たれていない、ベトナムでの米兵のイメージとは裏腹に、
軍人意識の水準や、教育程度の高さを物語るものでした。
ただし「何もかも見せた、好きな放題に書かれた撮られた」ことに対して、
苦々しく思っていた職業軍人がいたのも確かで、
当時、ベトナム戦争に若き大尉として従軍していたシュワルツコフは、
後の湾岸戦争では「御用報道」以外のジャーナリストをシャットアウトしています。
304 :
86 :2005/04/05(火) 09:01:26 ID:???
>>300 陸上自衛隊第301写真中隊に限れば「それが本職」ということになります。
「自衛隊遊モア辞典」では、ちとばかりオチョクられていましたが(笑
各部隊の広報班、広報行事で「写真」や「広報」の腕章をつけている隊員ならば、
部隊広報”知って下さいわが部隊、ご理解下さい自衛隊”の全般が仕事になり、
部隊HPの更新からにわかカメラマン、あるいは記念行事で来賓の接待、などなど、
「諸事全般何でもござれ」になります。
305 :
キャパ :2005/04/05(火) 21:30:58 ID:IMBONVTD
みんなニコンとキャノンを崇拝しすぎなんだよ。F一桁やF−1などの超最高級機が なかったけど、それ以外にはペンタックスやオリンパス、ミノルタ、リコーも なかなか面白いカメラを作ってると思う。OMシリーズなんか現在に通じる物が 有ると思う。リコーのカメラを使った事もあるけどなかなか便利だった。 オートフォーカスはミノルタの独断場だった時代もあったわけだし。 でも自分はゲテモノ、鬼っ子と言われるT−80とCanon、FD時代のEFが好き。 持ってる人いますか?
>>303 報道カメラマンを佐官待遇にしてる理由が違う
佐官クラスでないと出入りできない所があるから佐官待遇なの
>>305 ボディーはライカ、レンズはツアイス信者ですけど何か?
そういやオリンパスペンFてハーフサイズ一眼だったよなあ。 サムライもハーフサイズ一眼だっけ。
とんがったカメラは量がでないんだよなー。 プリンタ内蔵デジタルカメラを持っている。 自分はそれなりに重宝しているがあまり売れなかったらしい。
24ミリパノラマ専用というのももっているなあ。 でもパノラマ自体あまりとらなくなってもう使っていない。
そういやアメリカってカメラメーカないんだろうか。
>>312 イーストマン・コダックを知らないのか?
314 :
86 :2005/04/05(火) 22:05:44 ID:???
>>305 「どこのメーカーがよい」ではなく、あくまで「どの機種がよい」を基準にしないと、
視野が狭くなってしまうと思います。
近年のものを私の主観で書くのは支障がありすぎ、また、傲慢な物言いになりますので、
古いもので例をとりますと、
ライカにすら、ライカB型、通称「コンパー・ライカ」のように、
「なんじゃこら」の駄作があるのですから・・・。
315 :
86 :2005/04/05(火) 22:08:39 ID:???
>>306 情報ありがとうございます。
なるほど、言われてみればそうですね。
勉強になりました。
316 :
86 :2005/04/05(火) 22:10:38 ID:???
>>307 私もサブカメラに「Gブロス」を持っています。
兵器は単能でトップクラスの能力をもつものがよいとされる。 万能型はどこをとっても能力がトップレベルに比べると 不足するので実は使い勝手がよくないのだそうだ。 カメラについてはどうだろうか。
318 :
86 :2005/04/05(火) 22:16:36 ID:???
>>308 おおっ!同志!私も自分のM4に、コシナツァイスのビオゴン35mmF2を、
早くつけたくてたまりません。
日本にあるカール・ツァイス製品で、一番古いものといいますと、
記念艦三笠所蔵の、東郷平八郎元帥が使った双眼鏡ではないでしょうか。
この双眼鏡、ある経緯から日本で分解・修理されたことがあり、
修理を担当した工員のイニシャルが、ごく小さく打たれています。
>>314 メーカーでも機種でもないでしょう
好みの問題はあるとしても
必要条件に応じて手になじみ扱いやすいカメラを選ぶのが妥当じゃないの?
320 :
86 :2005/04/05(火) 22:21:10 ID:???
>>309 昔は「コニカ・オートレックス」1眼レフのように、
切り替えレバーでフルサイズとハーフサイズが撮り分けられるものもありました。
オリンパスペンFは、メカニズムから見てもすこぶるユニークなもので、
今もなお、愛用する好事家は少なくありません。
321 :
キャパ :2005/04/05(火) 22:26:55 ID:IMBONVTD
>>317 Canonで恐縮だがnF−1は自分の好みでカメラを組み立てられる。
使用者の好みでファインダーを選べたりする。ワインダーや豊富なアクセサリー
が有る。その点FTbは自由度がない。そうゆう観点から行くとnF−1は
全てにおいて最強で有り、万能である。と、ゆう事になる。
322 :
86 :2005/04/05(火) 22:27:20 ID:???
>>312 >>313 氏ご指摘のイーストマン・コダック社の他、有名どころでも数社あります。
「カードン」のように、米軍納入を目指してライカをコピーし、
ただのコピーではならじとぜいたくに作った結果、
機能的にはライカをしのいだ例もあります。
323 :
キャパ :2005/04/05(火) 22:33:22 ID:IMBONVTD
ハネウェルがあるよ。
>>322 イーストマン・コダック社について語れ。
325 :
86 :2005/04/05(火) 22:35:06 ID:???
>>317 お言葉の通りです。
「これ1台あれば何を撮っても最高の能力を発揮する」カメラは存在しません。
1眼レフのシステム化にしたところで「守備範囲が広がった」だけのことです。
また、あれもこれもと盛り込んだカメラは結果として複雑になり、故障が増え、
「ここ一番に写真が確実に撮れる」最も必要とされる機能を満たさないことになります。
326 :
86 :2005/04/05(火) 22:38:13 ID:???
>>319 卓見恐れ入ります、お言葉の通りです。
何を撮るかに合わせて、自分が好みとするカメラを選ぶべきなのです。
ズームレンズなど邪道だ。単焦点レンズこそ命よ。 というひとはもういないだろうなあ。 実はAFカメラとしてキヤノンキッスライトを選んだ。 比較対象はコニカミノルタスイート、ペンタックスMZ60、 ニコンUs。昨日の単純さと使い方の単純さを基準に選びました。
328 :
名無し三等兵 :2005/04/05(火) 22:41:13 ID:IMBONVTD
フィルムでお世話になってる。TーMAXが50周年記念で安くなってる。 買いだめしなくては。今はだいぶ追いついたが昔はポジフィルムは コダックの独断場でフジはスライドで見るためのもので全然お話にならなかったらし。 赤色の発色がフジとコダックは違うらしくてフジは黄色人種相手に商売するので 肌の色が黄色くならない様にしてあるとか。
329 :
キャパ :2005/04/05(火) 22:44:23 ID:IMBONVTD
名無しになってた。 単焦点命ですが? 仕事ではズーム使いますが作品作りでは使いません。
330 :
86 :2005/04/05(火) 22:48:28 ID:???
>>321 F−1は「丈夫で使い道の広い1眼レフという範囲では強い」とは言えます。
戦場カメラマンを語る、というスレタイに沿っていけば、
戦場報道で使われたカメラがある程度決まっていたのは、何よりも「壊れにくい」ことが優先されたからでした。
沢田教一氏がライカを愛用し、日本製カメラをケチョンケチョンにけなしていたのも、
「ライカは壊れにくい」と、経験から信奉していたからでした。
ライカを使っている私でさえ、この点では沢田氏に大いに異議を唱えるところですが・・・。
331 :
キャパ :2005/04/05(火) 22:56:50 ID:IMBONVTD
ライカでも壊れるらしいですね。カビが生えるより使い込んで壊れるほうが カメラも本望だろうがコレクションとしては価値が下がる。 F−1を壊れるまで使い込むのと自分が逝くのどちらが早いだろう。
ソニータイマーと言う言葉が有名だが 放送機材でのソニーのシェアは高い。 ソニータイマーはプロ用機材にはついていないのだろう。
333 :
キャパ :2005/04/05(火) 23:00:48 ID:IMBONVTD
プロ用機材は信用を落とすと意味ないからね。
カメラってプロ用をアマが買える数少ない商品かもね。 車もプロ用とアマ用は実は仕様がけっこう違うらしい。 調理用具もそうだし工具もそう。
335 :
キャパ :2005/04/05(火) 23:08:22 ID:IMBONVTD
ザクみたいなもんか? そうゆう点ではカメラは家電かもしれない。
336 :
86 :2005/04/05(火) 23:12:59 ID:???
>>324 現在でこそ、銀塩フィルムの世界的シェアをフジに奪われ、
デジタルに経営資源の集中を明言しているイーストマン・コダック社ですが、
(反面、銀塩写真材料の生産は止めないと、CEOが言っていますが)
「写真の大衆化」を社是とした、世界最大の写真総合企業であることに変わりはありません。
創業者、ジョージ・イーストマンは、紙を使ったフィルムを発明した人物でもありますが、
彼の卓見はフィルムと同時に、コダックと名付けたボックス・カメラを開発、
「誰でも簡便に写真が撮れる」ことをアピールしたことでした。
しばらくして発売した「コダック・ベストポケット」日本での通称「ベス単」は、
爆発的に売れ、世界に広がっていきました。
この成功が、ジョージ・イーストマンを「写真王」と言わしめ、
小西本店(のちのコニカ)との代理店契約のため、大正9年に来日もしています。
「コダック」の名前ですが、ジョージ・イーストマンの全くの造語です。
アルファベットのKという文字が好きで、Kで始まりKで終わる言葉をいくつか考え、
KODAKに落ち着いたといいます。
ジョージ・イーストマンは77歳で、突然の拳銃自殺を遂げてしまうのですが・・・。
337 :
キャパ :2005/04/05(火) 23:18:04 ID:IMBONVTD
ポケモンじゃないんだね。(当たり前) アメリカに限らず金持ちは変な死に方が多いですね。 「アビエーター」の主人公は気が変になってちり紙に精神を依存して死んだとか。
338 :
86 :2005/04/05(火) 23:22:00 ID:???
>>327 20年以上前の「カメラ入門本」では、著者によってはズームをけなす人もいましたが、
今やズームが当り前の時代、画質も単焦点に負けていません。
好みもありますが、最近のものをお求めになる限り、満足できる写真が撮れるでしょう。
あとは愛機になされたKissライト、ガンガン使ってあげて下さい。
341 :
86 :2005/04/05(火) 23:31:29 ID:???
>>328 フィルムの発色のお話ですが、その説はちょっと、私は首を傾げます。
最近の「フジ・ベルビア」のように、鮮やかな発色のものがもてはやされているのは確かですが・・・。
最も初期のポジカラー、コダックが戦前にリリースし始めたものは、
当時のASA感度でいうと8、晴天の日中にしか使えないものでした。
WW2の最中でも、ASA25ぐらいにまで改良されており、
これにさらに改良を加え続けていったものが「コダクローム25」です。
342 :
86 :2005/04/05(火) 23:40:23 ID:???
>>331 実は「使われているカメラほど結果的に稼動年数が長い」のです。
コレクション目的でしまいこまれているカメラは、ある意味、粗末にされていると言えます。
ライカにはそのような「カメ爺のオモチャ」にされているものが大多数を占めますが、
「お金を出して買ったカメラ、煮るなと焼くなと自分の勝手」と言われれば、ハイ、それまでヨ・・・。
ただし、さすがに「プロの酷使」はカメラの寿命を縮めることも事実で、
「プロが使っていたカメラ」を中古でお求めになるのは、やめた方が・・・。
中古はめがききそうにないので手を出せない。 ニコンF/FG20用の追加レンズも新品買いました。 キヤノンキッスライトだけじゃなくて。
344 :
86 :2005/04/05(火) 23:45:37 ID:???
>>334 素晴らしいご意見です。
プロとアマの間に、機材の差異は実際のところ、ありません。
「お金に物を言わせて高価な機材を買い漁る」のは、むしろアマチュアの方です。
345 :
86 :2005/04/05(火) 23:49:32 ID:???
>>339 実用上、全く支障がないと言えるのではないでしょうか。
ピントはレンズのみならず、ボディの精度、とりわけフランジバックの精度や、
極端にはフィルムの平面度にもよりますので、一概にレンズばかりに合焦精度を求められません。
346 :
86 :2005/04/05(火) 23:51:38 ID:???
>>343 「できれば新品」これはセオリーです。
私のように、お財布の中身の問題で中古を買ってばかりいると、時には・・・。
347 :
86 :2005/04/06(水) 00:01:57 ID:???
さて、軍事からますます脱線し、お叱りを受けそうなので、 先ほど話題になりました「コダックのフィルム」で一席。 日米開戦と同時に、日本陸軍が上海でアメリカ資産の接収にかかった折、 その中に大量のコダック・モノクロフィルムがありました。 とりわけ、当時最も感度の高かったXX(ダブルエックス)フィルム、 現在でいうSS、ASA/ISO100にあたるものは、 すぐに陸軍上海報道部で使われることとなり、 また、その一部は日本に運ばれ、大本営報道部の使うところとなりました。 つまり、日本本土でさえ、大本営の報道に敵国製のフィルムが使われていたことになります。 しかし、終戦間近の頃になると、さすがに有効期限が切れ、 カブリを生じたフィルムもあったといいますが、 それでも当時の国産フィルムより性能がよく、重宝されたといいます。
ズームレンズのズームの由来について
349 :
86 :2005/04/06(水) 00:20:37 ID:???
>>348 そりゃズームと迫るから(自爆
・・・いや、不勉強の至りでわかりません、どなたか博学な方のご教示を頂ければ幸いです。
そういや本当の軍用カメラ(偵察機とかが機体に積むやつ。 衛星につむやつも。人間が手に持って操作するやつじゃなくて)って どこがつくってんだろうか。やっぱりニコンとかキヤノンなのかな。それとも大田区辺りの町工場なのだろうか。
351 :
86 :2005/04/06(水) 00:24:42 ID:???
>>350 日本に話を限れば、社団法人・日本防衛装備工業会にニコンとフジが加入しており、
製造はそれらメーカーの手になるものと思います。
352 :
キャパ :2005/04/06(水) 00:33:20 ID:/E5lwYwd
>>347 絶対しからないし、しからさせません!!むしろずらしているのは私の方です。
貴方がいたからここまで大きくスレが成長したのです。役立つ情報ばっかだし。
ぽこ山さん、いらっしゃい!!
>>349 >そりゃズームと迫るから(自爆
半分は当たってるよ。
>>340 マグナム―報道写真半世紀の証言
これ出た直後に読んだよ。いやーいい本だよ。
ちなみにこの本読むまでマグナムもキャパもブロッソンも知りませんでした。
キャパの倒れる兵士の写真は見た覚えがあったが誰の写真かまでは
知りませんでした。
追伸
MAN
FAMILY
という世界を巡回する写真展も見たが感動した。
355 :
キャパ :2005/04/06(水) 23:22:44 ID:/E5lwYwd
86さんはいつも情報をどこから仕入れてるのですか? すごい情報量ですね。
(゚Д゚)ハァ?
357 :
86 :2005/04/07(木) 12:54:35 ID:???
>>355 カメヲタ歴が長いだけのことです・・・。
358 :
キャパ :2005/04/07(木) 20:12:18 ID:1u2FzqR5
今日、F5に17−35f2.8をつけている人がいた。カッコイイ!! それにしても明るいレンズやなあ。
359 :
86 :2005/04/07(木) 22:13:27 ID:???
>>358 ニッコールには200mmF2なんていうバケモノレンズもありますからね。
私もAiニッコールの85mmF1・4を持っていますが、
重くて太いことに目をつぶれば、使いでのあるレンズです。
昔の「キャノン7」用には、50mmF0・95、
人間の目がレンズに換算すると50mmF1・1ですから、それより明るいレンズもありましたが、
いかにもせんこのレンズ、後ろ玉をメカ上の理由で切り欠いてあるなど、
肝心の描写性能には??のつくレンズでした。
360 :
キャパ :2005/04/07(木) 22:38:01 ID:1u2FzqR5
人の目ってf1なんだよね。
垢鉢巻50mmf1.0
>>359 写真家S・Y曰く手持ちの限界レンズ
キャノンEFシリーズに200mmf1.8がありましたよね
363 :
86 :2005/04/07(木) 23:00:56 ID:???
>>361 ノクティルックス50mmF1・0、新品じゃ絶対買えません・・・。
364 :
86 :2005/04/07(木) 23:07:28 ID:???
>>362 85mmF1・4の開放ですら、紙のように薄い被写界深度なのに、
200mmバケモノダマのMFでどうせよと・・・舞台写真などで使われているようですが,
私のつたない腕では使えそうにありません。
>>363 生産終了してかれこれ?年で新品はないでしょう(w
366 :
86 :2005/04/07(木) 23:25:37 ID:???
では、レンズの話が出ましたので、光学ガラスの話で一席。 ここは軍事板ですので、戦前の日本陸軍・海軍の確執についてはご存知の方も多いと思いますが、 光学ガラスについても例外ではなく、 陸軍は明治末年、ドイツからサンプルを取り寄せて研究する一方で、 海軍はWW1時に、フランスからサンプルを取り寄せようとして、 ドイツ海軍の潜水艦の攻撃により、サンプルが海底に消えるという苦い経験をしています。 このことから、早く国産化しなくてはという気運が高まり、 海軍造兵廠にて国産光学ガラスの研究が進められましたが、 関東大震災で全ては灰になり、以降は日本光学工業、のちのニコンにノウハウを移し、 軍民一体で研究を進めるという体制に移行しています。 この研究が実り、外国製に負けない光学ガラスが完成したのは日中戦争の頃で、 国産各社のレンズは「もとをただせば皆同じ製造ノウハウ」でした。 終戦と同時にこの体制は一度崩れましたが、戦後、通産省の主導と補助金という形で復活し、 カメラメーカーがそれぞれ独自の道を歩むまで続いていました。
367 :
キャパ :2005/04/07(木) 23:27:52 ID:1u2FzqR5
86さんはいつも控えめな文章をお書きになりますね。壷では珍しいお人柄ですね。
>>364 ソフトフォーカスと思えば・・・。85mmf1.4は街撮りにピッタシと
いってた奴がいたなぁ。
368 :
86 :2005/04/07(木) 23:32:01 ID:???
>>365 ズミクロンの50mmと混同しておりました、事実誤認申し訳なし。
369 :
86 :2005/04/07(木) 23:39:05 ID:???
>>367 恐れ入ります、私などよりはるかに博学の方が多いかと思いますので・・・。
370 :
キャパ :2005/04/07(木) 23:56:52 ID:1u2FzqR5
いやいや、なかなかの猛者と思われる。相当な努力をしてこられたのでしょう。 ところで86さんは二眼のローライフレックスをご存知ですか? 戦後間なしの頃世界中で爆発的にうれたそうですが。たしか名のある写真家 が使ってたような。自分も使ったことがあるのですが大変綺麗な写りが楽しめます。 86さんはライカをお使いになられるようですがやはり日本製のレンズより 明らかに優れている所とかあるのでしょうか?ライカ持ってても文鎮にしか 使ってない亀爺しかいないもので・・・。
>>352 ありがとうございます。ちょくちょく見学に参りますね。
一般売りはされていませんが、栃木ニコンが某天文誌を通じて販売している、
「300ミリF2(T2.2)」というお化けレンズがあるそうです。
最大径163ミリ、長さ330ミリ、重さ7キロ、8群11枚、EDガラス3枚使用。
マニュアルフォーカスで、もちろんニコンマウント。価格180万円。
もともとは放送・映画機器用として開発されたものなんだとか。
ナイフエッジテストによる精密なピント出しが必須ですが、
大口径による驚異的な明るさで、淡く暗い対象が多い天体撮影には、
素晴らしい威力を発揮するそうです。一度、使ってみたいものです。
>>354 ロバート・キャパ、デヴィッド・シーモア、
アンリ=カルティエ・ブレッソン、ジョージ・ロジャー。
この4人がつくりあげた「マグナム」のこれまでを、
良いところも悪いところも、すべて記録した名作ですよね。
正直、あんなに一流の写真家が揃っている名門エージェンシー内が、
あんなに内紛が絶えない状態だとは、思いもしませんでしたよ(w。
写真を離れて長かったので望遠レンズの被写界深度の浅さがすっぽり頭からぬけている。 室内のねこたん上からとりまくったら顔はいいけど足先ピンぼけ。
301写真中隊じゃなくて 偵察を主任務とする各地の地上部隊はどんなカメラを使うのであろうか。 コニカミノルタの現場監督シリーズだったりするのだろうか。
能書きはわかったからオマエらの写真見せろ
>>86 キャパ ぽこ太
ここは別に写真貼るスレじゃないし。 戦場にまつわるスレで関係ない写真べたべた貼られても。
能書き語るスレだからな 文字板だし
戦場にまつわるスレで関係ない話が多いことについて
能書き語るスレで 86の知識が間違いだらけなのは痛いな(w
デジタルカメラはシャッター音は出ないように出来るが一眼レフはデジタルといえどもミラーの動作音が 出るから隠密性は低そうだ。
能書き語るスレだから作例は欲しい。
そういうのも珍しくもないし(w
春休みだと当然のごとく沸いてくるなw
>>381 まてまて。戦場写真を語るスレで作例て(w。
ここは命懸けのインターネットですね?(w
386 :
86 :2005/04/08(金) 10:46:14 ID:???
>>370 「ローライフレックス」名前は知っていますし、現品を見たこともありますが、
使ったことはないのです・・・。
お使いになったとはうらやましい。
ローライフレックスを使った写真家といいますと数え切れませんし、
朝鮮戦争の頃までは戦争報道にも使われており、
ニコンS、ライカVb、スピグラなどと一緒に使われている写真が残っています。
また、西ドイツ国防軍が軍用としても使っていたことがあり、
普通のものと大きくは変わらないのですが、日本にも少数が入っています。
「ライカレンズの優秀さ」については、M4に「カラー・スコパー」、
国産レンズをつけている私には、実体験がありません。
”国産じゃ絶対出ないこの表現の味”といったような「ライカ伝説」については、
”リクツの上では”少なからず首を傾げてはいますが、
今後、ズミクロンやエルマーを購入してテストすれば、言うことが変わるかも知れません。
387 :
86 :2005/04/08(金) 10:50:01 ID:???
>>373 85mmF1・4開放で、至近距離で人物の横顔を撮った場合、
「メガネのツルにピントが合って鼻は大ピンボケ」、
ありゃ初めて現像が上がってきた時、コケましたね(笑
388 :
86 :2005/04/08(金) 10:51:48 ID:???
>>374 今度、どこかの駐屯地祭で偵察隊員に聞いてみます。
389 :
86 :2005/04/08(金) 10:54:49 ID:???
>>378 できるだけ軍事や戦争とネタをからめるように心がけてはおりますが、
脱線も度々、失礼をしております。
390 :
86 :2005/04/08(金) 10:59:25 ID:???
>>379 手元の資料と記憶、体験で書いておりますが、
何せ私のすることで、間違いもあろうかと思います。
その折にはご指摘、ご教示頂ければ幸いです。
391 :
86 :2005/04/08(金) 11:15:06 ID:???
>>380 確かにリターン・ミラーのある1眼は動作音が大きいですね。
「音」だけを考えれば、ミラーの上下音よりずっと大きいのが銀塩ではモータードライブの巻き上げ音、
音にうるさい舞台写真では、コンサートぐらいまでは「防音対策」で済みますが、
(私の知っているひとはキルティングの生地を買ってきて”防音カバー”を自作しています)
古典芸能やクラシックでさらに「音響管制」が厳しくなると、作動音の小さいレンジファインダー機を使うようです。
ただ、戦場報道になると「ドンパチが始まれば音も光もえらいこっちゃ」、
夜間でも戦闘になると照明弾に銃火砲火や爆発の閃光だらけ、
音も盛大なことは言うまでもなく、
ベトナム戦争のある戦闘の取材で、どうせ回りは音と光だらけだー!とばかりに、
ヤケクソでしょうか、ストロボを焚きまくったカメラマンがいたといいます。
>>386 ライカは判りませんが、親父のコンタックスG2(レンジファインダーのあれです)を借りたときの
ツァイスレンズの印象は「描写力に優れている」の一言でした。
特にニコンやキャノンのようなシャープな切れとかはあまり感じないのですが、コントラストの表現が素晴らしいです。
立体が、立体として見える、とでも言いましょうか、ポートレートには最高のレンズです。
これで最近の3次曲線を多用した航空機や車を撮ると、さぞかっこいいでしょうね。
393 :
キャパ :2005/04/08(金) 19:08:32 ID:2A4+tPeT
86氏が能書きたれで間違いだらけなら何所が間違いかを適切かつ紳士的に
書いて欲しいものです。
ローライのレンズの描写力を知ったら他のレンズが使えなくなります。使ってますが。
これで素焼きの壷を撮るとすごく細かい写りをします。引き伸ばしたら壷に付いていた
埃まで再現してえらい目に。
>>386 G欲しい。サンタさんにお願いしよう。あの性能で十万以下で買えたら安いと思う。
ぽこ山さん、300mmf5.6を使う私はいったい・・・。
395 :
86 :2005/04/08(金) 20:32:27 ID:???
>>392 コンタックスとくれば古くはU型、キャパ氏がノルマンディに持参した愛機ですね。
また、あまりよい話ではありませんが、
日本ではゾルゲ事件の折に、同じくU型が機密文書の複写用に使われ、
事件発覚時に、ライカVa、ロボットUなどと一緒に押収されています。
前に書きましたが、私もコシナツァイス・ビオゴン35mmZMが楽しみです。
すでに3月に発売はされていますが、軍資金が・・・。
東京・浅草のフォクトレンダーショールーム、こと「ハヤタ・カメララボ」では、
発売前からビオゴン35mmZMが展示されており、
M4を持参した私「つけてみてもいいですか?」と無理をお願いしたところ、
「構いませんが、試し撮りは室内でお願いします」とのことで、
1枚だけ撮ってみましたが、見事にブレてました・・・反省。
396 :
86 :2005/04/08(金) 20:49:21 ID:???
補足ですが、私もG2を使ってみたいと思っています。 今のところは、35mmフィルムを詰めるのも怪しい、メカ音痴の私の母が、 APSのコンタックスTiXを使っているぐらいしか、 身近にコンタックス機がないのですが、 APS+母の腕でさえ、ひと味違う描写に感心することがあります。
397 :
86 :2005/04/08(金) 20:53:11 ID:???
>>393 私のAiニッコール300mmもF4・5です。
航空祭ではいわゆる「サンニッパ」をお使いの方を多く見かけますね。
実はコンタックスT2を使っている。 甥っ子の結婚式のカメラマンをこれでこなした。 綺麗だと評判だった。コンパクトカメラはこれしか 使ったことがないので自分は実感がないのだが。
>>395-396 あの「一味違う」はどこから来るんでしょうね。
強いていうと「描写力」なんですけど、レンズに石英ガラスを使ってる、とかなんでしょうか。
長いこと写真をやってるけど、ツァイスレンズは永遠の謎です。
>>398 T2は最強のコンパクトカメラの一つでしょう。¥120kもするんですから。
今はT3に進化してますけど、T2の売りがサファイアをファインダーだか測距に使っていたような。
個人的にはTVSIIIの「飛び出しレンズ」が、レトロチックでいいかも。
400 :
86 :2005/04/08(金) 21:16:32 ID:???
>>398 「高級コンパクトカメラ」も、T3が製造中止になった今、
ミノルタTC−1しか現行製品がなく、淋しい思いがしています。
T2は私の知り合いのミュージシャンが「これで撮ってみて下さい」と、
愛機を貸してくれたことがあり、
ニコンと併用して野外ステージを撮ってあげたものですが、
確かにすこぶる美しい上がりであったことを覚えています。
有効基線長が長く、バヨネット式のレンズ・マウントをいち早く採用していたコンタックスは、
ライカがMシリーズを出すまでは、メカニカルな部分でライカをリードしていました。
ドイツが東西に分割された折、工作機械を持ち去ったソ連は、
コピー・コンタックスを「キエフ」の名前で生産していますが、
同じく持ち去ったオリジナル・パーツで組んだものは完全なソ連製より出来がよく、
軍事目的、とりわけNKVDの諜報目的や、国境警備隊の監視用に回されていました。
>>399 まずコーティングですね
そしてツァイスとゆう光学機器メーカーを考えてください。
402 :
86 :2005/04/08(金) 22:46:30 ID:???
>>401 総合光学機器メーカーという捉え方でよろしいでしょうか?
ヘッケラー・アンド・コック社の自動狙撃銃、PSG−1に、
純正で搭載されているのがカール・ツァイスのスコープと聞いています。
古い「GUN」誌では、レポーターのターク・タカノ氏が、
高価ながらそれに見合う高性能と、ツァイスのスコープを絶賛していました。
>>402 総合光学機器メーカーというより光学機器の原点つうこと
>高価ながらそれに見合う高性能と
カール・ツァイスはルーペ一つだって高価ですが値段分の価値はありますよ。
404 :
86 :2005/04/08(金) 22:56:29 ID:???
なお、手元の資料をひもといてみますと、 すでに明治26年には小西本店、のちのコニカが日本特約代理店となって、 ツァイス製品が輸入されていたようです。 ZEISSは当時、ザイスと呼ばれていたといいますが、 同時にイルフォードなどとも、代理店契約が結ばれています。
>>393 高感度フィルムの新製品が続々と登場し始めた頃には、
「口径比の暗い、軽くて小さくてとり回しの楽な望遠レンズが、
復権するんじゃないかな?」と、わくわくしたものです。
実際は逆に、新種レンズを使った大口径の明るい大型レンズが
どんどん登場していきましたが。
最近のISO400クラスのネガカラーフィルムなど、20年前のものとは、
比べ物にならないほど粒状性が優れていますものね。
406 :
86 :2005/04/08(金) 23:09:31 ID:???
>>403 過去レスに書きましたが、ツァイスの価値をおわかりだった日本人ユーザーの先駆けが、
日本海海戦の折もツァイスの双眼鏡を使った東郷平八郎元帥だったのではないかと。
当時、日本に輸入されたツァイスの双眼鏡は、
倍率によって接眼部を使い分ける「一見、接眼レンズが4つある」タイプのもので、
6倍・8倍兼用のものと、5倍・10倍兼用のものがありましたが、
東郷元帥ご愛用のものは、輸入された数も少ない、5倍・10倍兼用のタイプでした。
>>404 小西本店と言わないでつよ
簡単に言うと、
小西屋六兵衛商店→小西六写真工業(サクラカラー、U-BIX)→コニカ
>東郷元帥ご愛用のものは、輸入された数も少ない 外洋航海中に買い求めた物じゃなかった?
409 :
キャパ :2005/04/08(金) 23:31:38 ID:2A4+tPeT
>>399 ドイツの生み出したマイスター精神の結晶と教えられた。
ところでニコンF使いさんはF一桁の中でお勧めはなんですか?Fは形はカッコイイし
一眼の基礎だし、F2はそのFをより使いやすくしたものだし・・・。自分はCanon
でニコンについては良く知らないもので。
>>405 70−200f2.8とかって相当明るいレンズがありますもんね。
そのうち28−300f2.8とかゆうレンズができますよ。そしたら一眼
なのにレンズを換えないようになってきて・・・。いまも一応28−300
はありますがなにせ暗い。店屋で見たときはひっくりかえるぐらいビックリ
したMF単玉使いorz
410 :
86 :2005/04/08(金) 23:33:07 ID:???
>>407 ネタのソースは、
「写真とともに百年」小西六写真工業株式会社社史編纂室・昭和48年・・・です。
その記述に沿って書きましたが、社名の変遷で言うと、
小西本店→感光材料製造部門の「六桜社」を設立→合資会社小西六→株式会社小西六、
→株式会社小西六写真工業→コニカ・・・のようです。
株式会社小西六から「小西六写真工業」への社名変更は昭和18年ですが、
これには軍からの勧めがあったといい、
感光材料製造部門の「六桜社」を「淀橋工場」として、この時に経営統合したそうです。
ご参考になれば幸いです。
413 :
86 :2005/04/08(金) 23:46:12 ID:???
>>408 司馬遼太郎「坂の上の雲」には違う入手方法で書かれているが、
実はウチが売ったものである・・・と、
レス
>>410 の資料「写真とともに百年」には書かれています。
さらにはこの双眼鏡が日本海海戦で活躍したことに感じ入った当時の小西本店店主が、
東郷元帥に揮毫を乞うたところ「守徳」なる揮毫が贈られたとか、
(関東大震災で焼けてしまったそうですが)
双眼鏡には代金まで払った先約者がいたのに東郷元帥の手に渡ってしまい、
その先約者が悪いことに海軍中尉であったため、
順番を飛ばして入手できたのは元帥、元帥から取り戻して送れといきまいたのは中尉、
ふたりの軍人にはさまれた小西本店、結局は中尉に泣きついて矛を収めてもらったという、
ふたつのエピソードが紹介されています。
414 :
412 :2005/04/08(金) 23:49:38 ID:???
x残念ながらソースは違います ○残念ながら公式には違いますので つうか、あらためて見直してるけど八王子工場懐かしいなぁ・・・
415 :
86 :2005/04/08(金) 23:50:56 ID:???
>>412 ご紹介ありがとうございます。
そちらの方も参考にさせて頂きます。
私の方こそ、差し出がましいレスをつけ、
お気を悪くなさったのではないかと思っておりました。
>>413 司馬遼太郎をソースにするのはいかがなものかと
>>409 いつも使ってるのが「F」のフォトミックなんでなんとも言えませんけど、
なんというか、「F」シリーズはどれを手にとっても「同じように」使えるのが強いと感じます。
確かに代を重ねるごとに進化しているのですが、基本操作、ボタンの位置等がほとんど変わらないので、
すぐに順応できます。そういった継続性が一番かと思います。
その中で強いて挙げるとすれば「F3」のハイアイポイントでしょうか。
ファインダーが見やすく、フォーカシングもしやすく、構えやすいですね。
手振れもほとんど出ませんし。ストロボがTTL調光なのもいいです。
「F4」以降はAF、モードラ内臓なのでバッテリーの重量がネックでしょうか。
測距も早く、測光パターンも多種多様なのですが、そこまで必要ない、というのが本音です。
418 :
キャパ :2005/04/09(土) 23:31:25 ID:8raE58Rx
F3ですか。F3は一度貸してくれるように頼んでたけど遂に貸してもらえなかった。 今のF6とかと比べるとすごくコンパクトに見える。モードラが付いてないだけ ですが。
419 :
86 :2005/04/09(土) 23:56:22 ID:???
>>418 私もF3アイレベル+MD−4を持っていますが、丈夫で硬質な感じがいいですね。
newF−1と同じく、頼りにしています。
報道関係では「F3P」NPS、ニコン・プロサービスから売られていた特別仕様が存在し、
デジタルがほとんどになる前の報道現場では、かなり使われていたようです。
(新聞社が舞台の漫画「美味しんぼ」にF3が登場していたのはご愛嬌)
私が話を聞いた地方新聞のカメラマン氏は、
細かい仕様のことを言わず「ニコンのえふさん」と呼んでいましたが・・・。
軍事関係の作品を発表しておられるカメラマン、柴田三雄氏もエッセイの中で、
狭い護衛艦の通路の中であちこちにぶつけることがあったが、
故障知らずだったF3は本当に丈夫なカメラだ、と、ほめておられました。
420 :
キャパ :2005/04/10(日) 00:05:07 ID:y6sFmPcC
>>419 ニコンとキャノンはピントリング反対方向に回しますよね、混乱しませんか?
421 :
86 :2005/04/10(日) 00:17:08 ID:???
>>420 鋭いご指摘です。
今でこそかなり慣れてきましたが、実はキャノンを使っていた方がずっと長いもので、
いまだに安心して使えるのはキャノン+FDレンズです。
その上にライカときましたから、あれこれといじって手に覚えさせるしかありません(笑
422 :
キャパ :2005/04/10(日) 00:30:35 ID:y6sFmPcC
86さんが最初に使ったカメラはなんですか?私は本格的にカメラを始める きっかけになったのはnewF-1(たぶん)でした。それが私の不幸の始まりでしたorz
423 :
86 :2005/04/10(日) 01:15:35 ID:???
>>422 私事になりますが、フィルムを詰めて使ったのは「オリンパス・ペンEES−2」でした。
フィルムを詰めて、と申しますのは、
じいさまがライカVfを持っており、ややこしいライカが面倒になったじいさま、
ライカを使わなくなっていたため、私がいじって遊んでいたからです。
「ライカをオモチャにするガキンコ」神をも恐れぬバチアタリなガキですが、
今、じいさまの形見として手元で大切にしているので、大目に見てやって下さい・・・。
本格的なカメラとしては、中古で買ってもらったミノルタSRT101でした。
ミノルタはあと、XG−E、X−1と使いました。
そこでキャノンF−1に出会ったことが、私の不幸の始まりでしたorz
ニコンはデジタルになっても最高級機はF-○を貫いて欲しかったな なんかアルファベットのDは精悍さに欠ける
ニコンてレンズも丈夫なのかねえ。 双眼鏡はすくなくとも丈夫だが。
426 :
キャパ :2005/04/10(日) 22:57:24 ID:y6sFmPcC
>>423 今の君はピカピカひかって〜 ミノルタのX−7が店で売ってました。
ミノルタ最近は手ぶれ補正カメラのおかげで売り上げが伸びたとか。
>>424 DってFと同義語なんだ。ニコンはもってないもので。CanonもF−1は
絶滅したんだから諦めましょう。EOSってなんだよ!変な名前
>>425 うちの家にも40年前のがあるぞ!!当然今でも使える
>>425 手入れと保存場所を選べば持ちますよ。40年前の「F」が現役ですからねぇ。
後、土木測量関係の会社だと「F2」が意外と前線でがんばってるそうです。
丈夫さでいくと、家のFは車のルーフから転落してアスファルト直撃。
落ち方が悪くペンタ部は壊れてしまったそうだが、それ以外はまったく平気だったとのこと。
そしてフォトミックファインダーに乗せ変えたと言う訳らしいです。
鉄道にはまってた時、誤ってホームに落としたこともあったが、革のハードケースのおかげもあって、
傷こそついたものの、レンズもファインダーもファインダースクリーンも平気だった。
(ストラップが切れたんだよな、確か)
ちなみに似たような状況で、友人が自腹で買った中古のフジカ一眼レフ(スクリューマウントだったなぁ)
を落としたら、ボディがゆがんでフィルムに光が入るようになり、使い物にならなくなったとか。
428 :
キャパ :2005/04/11(月) 00:49:58 ID:BDYPdmIt
そりゃF一桁が戦争行くはずだな。自分のF-1はフラッシュカプラーFがすぐに 壊れた。借り物なのにーorz
newF-1をいじる機会があったのですが えらい華奢ですな、F3と比べての印象に過ぎませんが。 モードラ付けてバッテリーパック(っていうのか)付けると まるで金属製の鏡餅のようです。 聞くところによるとあれ、連写しているうちにネジが緩んでくるそうです。 厨房のころあこがれたんだけどなぁ。 そういえば フィルムをカメラに詰められない人 というのを最近の若者は想像できるのだろうか。 漏れの周りだけ多かったのかなあ、フィルム装填不能者。 偉大なりKONICA FS-1
430 :
86 :2005/04/11(月) 08:29:34 ID:???
>>428 石川文洋氏の回想によりますと、ベトナム戦争の報道で使われていたニコンFの場合、
105mmか200mmを装着して使うカメラマンが多かったそうです。
石川氏ご自身も、Fアイレベルのブラックボディに200mmをつけ、
ライカM2と併用しておられました。
431 :
86 :2005/04/11(月) 08:46:09 ID:???
>>429 ユーザーとしては残念なのですが、F−1、newF−1が震動に弱いという話は、
何人かのひとから聞いたことがあります。
しかし、圧倒的多数は「丈夫で故障知らず」と評価をするので、
個体差の問題かとも思います。
高価なカメラで「個体差」は、あってはならないことなのですが・・・。
フィルムを詰められず、カメラ屋さんに持っていって詰めてもらうひとも、
ひと昔前は結構、いましたね。
私も特急電車の車内で、見知らぬオバサンにフィルム詰めを頼まれたことがあります。
432 :
86 :2005/04/11(月) 08:56:10 ID:???
補足しておきますと、私の手元の2台、 また、地元のプロカメラマン氏のところで使われていたF−1、newF−1は、 全くの無故障でした。
433 :
86 :2005/04/11(月) 09:21:45 ID:???
レス前後して申し訳ありません。
>>427 某・地方新聞のカメラマン氏、私と飲んだときの会話で、
「えふにーやえふさん、全部は処分してないよ、まだ何台かは機材ロッカーに取ってあるよ。
ありゃいいカメラだねえ」と言っておられました。
陸上自衛隊某部隊の広報担当者で、Fシリーズにホレこんで部隊の実務ではF5を使いつつ、
趣味でFからF5までをコレクションしている方もおられます。
漫画「エリア88」にも、作者が実物を持っていてスケッチしたとしか思えない、
F2+MD−2のアップのコマがありましたが(笑
プロストラップがない時代!?
報道の現場でも皮ストラップがよく使われており、
私も当時、共同通信社のカメラマンの方が手作りで作っておられ、
希望者には実費でお分け頂けた、皮のダブル・ストラップを使っていたことがあります。
ベトナム戦争報道の写真を見ていますと、皮の細いストラップを使っているカメラマンが多いようですが、
高温多湿のベトナムで、悪くならなかったのでしょうか?
434 :
86 :2005/04/11(月) 09:34:34 ID:???
同じく補足です。 当時の私は報道関係者でも何でもなく、報道カメラマンに憧れる厨房でした。 月刊「カメラマン」の記事を見て、ダブルストラップを申し込んでみたものです。
ストラップが切れて崖からニコンF601がまっさかさま。
436 :
429 :2005/04/11(月) 13:31:38 ID:???
>>431 (86)
緩むネジというのはモードラとパワーパックを止めるヤツ。
調子こいてガチャンガチャンと連写してるとだんだんズレてくるのだそうです。
故障ではなく不具合というか本人のドジというか。
本体は精密な仕掛付き金属製暗箱といった感じで魅力的でした。
その辺が道具としては華奢かなという印象に繋がったのでしょう。
プロストラップも市販される前は結構高値で売られていたようでありますが
Nikonのはだいたい半年くらいでボロボロになります。
毎日持って出るわけではない素人さんには関係ないかもしれませんが
汗や雨、直射日光などで表の刺繍が縮むので見た目はかなり貧相となります。
ただ寡聞にして現場で切れたとか言うのは聞いたことがありません。
そのあたりがプロ用たるゆえんでしょうかね。
438 :
86 :2005/04/11(月) 19:25:52 ID:???
>>435 ご愁傷様です・・・。
どこかのHPで「崖からF3チタンを落として、外装部品は割れたが使えた」という、
ハナシがあったように思いますが・・・。
回収してサービスセンターに持ち込みましたが フレームが割れているので修理できません、でした。
440 :
86 :2005/04/11(月) 19:40:43 ID:???
>>436 プロか、または相当なハイアマチュアの方とお見受け致します。
お話、ありがとうございます。
私のニコンにくっつけているプロストラップも、買って1年半ぐらいですが、
早くも刺繍ほつれの前兆が出てきました。
まあ、お話のように、みすぼらしくなっても切れなければいいんですが。
newF−1対F3の論争は、今もカメラファンの間での百年戦争が続行中のようで、
どちらも中古価格が安くなり、買いやすくなるとなおさらのこと、
私如きがここで余分なことを言うなど、とてもとても(ブルブル
441 :
86 :2005/04/11(月) 20:04:20 ID:???
>>437 戦場報道では「カメラを首から吊って行動する」ものかと思っていましたら、
WW2〜朝鮮戦争あたりまでは、意外や意外、35mmにストラップをつけずに、
撮影している写真を見ます。
この点でライカM型について、疑問がひとつあります。
M5までのライカはストラップをつけるための金具、アイレットが真鍮製で、
アイレットに通すリングによっては、摩滅してアイレットの穴が大きくなり、
最悪の場合、アイレットが開いてしまい、カメラ本体が落下してしまいます。
裏からカシメて止めてあるため、交換も実にやっかい。
事実、中古ライカMシリーズには、ここの穴が広がっているものが相当にあり、
「穴が磨り減るのが怖けりゃストラップのつけられないM型ライカ」は、
ストラップで吊り、長時間携行するには向いていません。
ベトナム戦争で使われたライカは、例外なくストラップで吊って使われていましたが、
このあたりがどうだったのでしょうか。
リチャード・ダンカンぐらいになると、エルンスト・ライツ社が完全にサポートしていたようですし、
沢田教一の場合、賞品として贈られたものも入れると、相当な台数のライカ持ちでしたので、
かわりばんこに使えば消耗を遅くできたでしょうけれど、
ほとんどのカメラマンは1〜2台しか持っていなかったようですし・・・。
442 :
86 :2005/04/11(月) 20:13:56 ID:???
>>439 F−601のご冥福をお祈り致します。
フレーム交換を要するぐらいのダメージだと、だいたい「死亡宣告」になるようです。
フレームにヒビが入ったぐらいで、まだ動いているようなものでも、
その後の修理、メンテナンスは断られてしまうようです。
>>441 あのですね、いくら戦場カメラマンだといって24時間ストラップで吊っているわけじゃないでしょ
それにライカや昔のカメラならストラップ付きのカメラケースも使うでしょ
それから道具と資産を混同してない?
444 :
86 :2005/04/11(月) 21:15:02 ID:???
>>443 やはり考えすぎでしたか、赤面の至り。
「速写ケース」は、私も祖父の形見の、ライカVf用を持っています。
445 :
キャパ :2005/04/11(月) 23:12:06 ID:BDYPdmIt
>>435 自分は三角リングが月日が経って柔らかくなってしまいスルスルと滑り降りて
逝きそうになったがギリギリでキャッチ。その場にいる全員が凍りついた。
ちなみに機種はFTbで買った時についてきた奴をそのままにしてた。
それに懲りて知り合いで古い三角リングを使ってる奴は皆交換させといた。
多分FTbは地面に落ちても壊れないが自分の足にあたったら・・・。
ヨドバシで¥300前後で売ってるから皆さん気をつけましょう。
446 :
429 :2005/04/12(火) 00:35:58 ID:???
>>86 一応プロの末席を汚しております。
このスレタイについては大したネタも知識も持ち合わせませんが…。
社員カメラマンならプロサービスの定期巡回でチェックしてもらえるし
フリーランスもそこは商売道具、サービスセンターなりでメンテしていると思います。
大先輩から聞いた話ですが
昔はテメエに支給されたモンはオノレできっちり管理せんかいというのが掟だったそうで
(今でももちろんそうです)
酷い先輩となると
ス ピ ク ゙ ラ の 蛇 腹 に 針 で 穴 を 空 け る ヤツがおったとか…
装備の状態を確認するのが朝一番の仕事と心得よと教えられました。
…最近きっちりやってないのを思い出しました。明日からやります。(戒
皆さんも撮影行の前には機材点検をお忘れ無く。
そういやコニカミノルタのレフレックスレンズはオートフォーカスだったが レフレックスレンズのオートフォーカスってここだけなのか。
448 :
86 :2005/04/12(火) 18:37:15 ID:???
>>445 いろいろなリングがありますが、中には長い間に変形するものもあるようですね。
私も三角リングがゆがんできたため、早めに取り替えたことがあります。
落としただけなら助かることもありますが、下が海や川だったりするとまず、アウツです。
リチャード・ダンカン氏がのちに親友、三木淳氏に贈った愛用のライカ、
”ダンカン氏スペシャルM3の4号機”こと、M3D−4は、
ベトナム戦争取材中、米海兵隊の水陸両用APCから浅い海中に誤って落とされ、
最初は何とか動いたものの、無理やりに数コマ撮影した時点でオシャカになり、
この「何とか撮れた数コマ」が、ダンカン氏の写真集にも収録されているそうです。
回収されたM3D−4はエルンスト・ライツ社の手で完全に修理され、
今も新品並みかそれ以上に、チューニングされた状態を保っているといいます。
449 :
86 :2005/04/12(火) 19:03:54 ID:???
>>446 プロの方でいらっしゃいましたか、改めてお話をありがとうございます。
手元の資料から引用しますと、
1958年版の日本カメラ社「カメラ年鑑」によれば、
当時のスピグラは1台293ドル25セント「以上」の価格だったそうです。
これを当時のレートで単純に日本円に換算すると105570円ですが、
「以上」というのがクセモノで、
毎日新聞社の記録では、1台28万円もしたそうです。
公務員の初任給が9200円の時代ですから、凄まじく高価なカメラで、
同じく毎日新聞社の報道カメラマンの間では、まずは先輩カメラマンが使い、
何年もたたないと、後輩のカメラマンには回ってこなかったといいます。
私なら怖くて、そんな高価なカメラの蛇腹に穴を開けるなどできませんが、
そこは厳しく後輩を育てる、報道カメラマンの世界だったのでしょう。
「ボディ異常なし!レンズ・ファインダー清掃よし!フィルムよし!バッテリーよし!」
(煙草とライターよし・・・)とばかり、
声には出しませんが(出したら家族にウロンな目で見られるでしょう)、
私も撮影に出かける前には「装備点検」をやっています・・・が、
これからはもっと、厳重にやりたいと思います。
450 :
86 :2005/04/12(火) 19:08:56 ID:???
>>447 私もあまり詳しく知らないのですが、AFのレフレックスを他に聞いたことがありません。
珍しいと思います。
聞いた話では、ロシア製の激安レフレックスレンズ、EOSマウントのものが輸入されており、
意外にも!?なかなかの写りだとか。
451 :
86 :2005/04/12(火) 19:10:16 ID:???
あ、ロシア製のものは、もちろんMFです。
452 :
キャパ :2005/04/12(火) 20:57:48 ID:54GwkSkW
ロシヤで金ちゃんをどっかの駅前で撮った時に500mmのレフレックスを 使ってたな。多分MFだけど。 通販でケンコーの500mmf8を売ってた。誰が買うのだろう。
453 :
86 :2005/04/12(火) 21:15:36 ID:???
>>452 不肖・宮嶋氏もロシアで金正日を追っていましたね。
ケンコーの500mmも、意外とモトネタはロシアレンズかも知れません!?
詳細は未確認ですが、ソ連のTT33拳銃や自動小銃を設計したトカレフが、
「フォト・スナイパー」なる、望遠レンズを安定して使うための、
ライフル銃床型のアタッチメントを設計していたといいます。
(一説には国境警備隊で使うために開発が始まったといいます)
ZENITの1眼レフと組み合わせ、トリガーを引くと引き金が落ちるもので、
モータードライブ用のピストル・グリップならニコンにもありますが、
その元祖というべきでしょうか。
454 :
86 :2005/04/12(火) 21:18:15 ID:???
×トリガーを引くと引き金が落ちる ○トリガーを引くとシャッターが切れる
ああ、レフレックスレンズって絞り固定なのか。しらなんだ。 でも戦場カメラマンにはよくつかわれそうだなあ。 小型の割に焦点距離があるから。
モータードライブとピストル・グリップなどと聞くと ライカピストルやビットを連想する まぁ、グリップはないわけだが 一度は使ってみたいが入手困難なうえに値段がなぁ・・・
457 :
86 :2005/04/12(火) 23:00:59 ID:???
>>455 焦点距離の割に短くできるレフレックスレンズは、
戦場報道というより軍事目的そのものに使われていたと聞いたことがあります。
500mmぐらいのレフレックス・レンズだと「小型軽量」なのですが、
一度だけ見たことがある「ツァイス・ミロター1000mm」は、
なんじゃこりゃ、ぐらいの大きさがありました。
>>457 カタログが見つからないから詳細はわからんが
受注生産の化け物レンズ値段も化け物だったような記憶があるなぁ
まぁ、ミロターの500mmすら買えない私はMC RUBINAR 500f8で我慢したけど
459 :
86 :2005/04/12(火) 23:12:12 ID:???
>>456 ライカビットですか・・・。
私も東京の「レモン社」にて、売っているのを見たことがありますが、
目の玉が飛び出るような値段がついていました。
私のM4には着きませんし、そもそも高くて買えません・・・。
手元の資料「ライカ・ウアライカからR3まで」北野邦雄・現代カメラ新書、には、
不鮮明ですがライカピストルの写真が載っています。
これですか、と・・・何か、スチール・リボンで手を切りそうな・・・。
460 :
キャパ :2005/04/13(水) 00:38:17 ID:rwfiw1fB
いいなぁライカ・・・。自分ローライしか触ったことないし・・・。 ライカのデジがヨドバシで売ってるけど食指が動かない。これ買うぐらいなら コンタックスのGのほうがいいやみたいな・・・。 昔のなら欲しい。もって歩いて自慢する。
京セラのコンタックスはすでにフィルムカメラもデジタルカメラも近々製造中止販売は年内一杯でっせー。
462 :
86 :2005/04/13(水) 11:42:28 ID:???
>>460 現在のライカ社は「趣味の工芸品カメラメーカー」と化した観がありますが、
1970年代前半ぐらいまでは、
タフでメンテナンスも容易な報道用カメラを考えた場合、
ライカMシリーズを避けては通れませんでした。
ベトナム戦争報道の場合、ライカを使っていないカメラマンは一之瀬泰造氏ぐらいのもので、
これは戦場報道以外でも、変わるところはありませんでした。
時代は下って、湾岸戦争にライカM6、
パレスチナ・ガザ地区にライカMPを持ち込んだ戦場報道カメラマンはいましたが、
「ライカでなくちゃ」というものではなく、カメラマン個人の嗜好に過ぎません。
落ち目になった理由はあれこれありますが・・・。
「ライカ信者」が撮らずにライカを語り、何年か前の「ライカブーム」の時には、
軒並み中古ライカの値段が釣り上がるような、
”ライカ教”が信仰されているのは、日本ぐらいではないかと思います。
463 :
86 :2005/04/13(水) 11:50:29 ID:???
>>461 あれ、悲しいですよね。
修理やオーバーホールはどうなるんでしょうか。
京セラはちゃんと面倒を見てくれるのでしょうか。
過去にはカメラの世界では、
”売れないからヤ〜メタ!あと知〜らない!”と、ユーザーに屁をかまして逃げた、
「安原製作所」のような大馬鹿者もいましたが・・・。
安原と言えば国防挺身隊w
465 :
キャパ :2005/04/13(水) 23:48:49 ID:rwfiw1fB
アホな質問してどうもスイマセン。今日、プりクラを撮ったのですが、プリクらって ストロボをたくからシャッター固定だとは思いますがシャッタースピードいくら ぐらいでしょうか?それと感度は?写りのよさにビクーり!さしずめフィルムは フジか?¥400であの写りは安い!!!あ〜あ、どんどんスレタイからずれていく でも宮嶋氏は戦地に赴く時、色々なサイズの顔写真を持ってくそうな。
プリクラはデジカメだと思いますよ。
FG20とFが戻ってきたのでフィルムを詰める。 なかなかうまくつまらない。自動巻き込みばっかりしていたから こつを忘れている。巻き上げも時々忘れる。いかんいかん。
>>465 プリクラのみならず、証明写真もデジカメ。プリントアウトはバブルジェット(インクジェット)プリンター。
露出、シャッター速度は基本的に固定で、補正はすべてデジタル処理の模様です。
ついでに言うと、最近の流行の写真館というか、オーディション用の写真とか撮ってくれるところも
デジカメ&プリンターで一回、メイク付きで¥10,000くらい。銀幕もチョイスできるけど時間がかかる。
出版系だと速報性がないものは銀幕が主流。
ポスターなどの大判に伸ばすとジャギーが出るんだそうな。
>>467 コツはフィルムの端を5ミリほど折り曲げて巻き上げ側に入れて一回巻き上げ、パトローネをセット。
しかる後、パトローネ側も巻いてフィルムをピンと張るという手間。
今は全部自動ですからねー。使ってないと忘れますよ。
469 :
86 :2005/04/14(木) 22:21:39 ID:???
>>464 安原一式の中古をまれに見ることがありますが、
もともとが中国製の、作動が不安定なものにもってきて、事実上修理不可能となると・・・。
中国で「フェニックス」の1眼レフ、DC888kの50mmつきを買ったことがありますが、
展示されていたものは最初から露出計がイカれており、
2台目はちゃんと動いたものの、その安っぽさに後輩にあげてしまったことがあります。
現地でカメラ好きの人が持っているのはニコンやキャノンで、
フェニックスやシーガルは少数派のようです。
「反日デモに参加した中国人が日本製品不買運動を唱えつつ、デモの写真を日本製デジカメで撮る、
それを報道する新華社通信のカメラマンは最新のニコンデジタル1眼レフ」
・・・なんだかなあ・・・。
470 :
86 :2005/04/14(木) 22:30:36 ID:???
>>465 映画「キリング・フィールド」に、
カンボジアでアメリカ人ジャーナリストの助手をしていた現地スタッフを国外脱出させんものと、
身分証明用の顔写真を用意しようとしてできなかったがために果たせず、
ポル・ポト政権下のカンボジアに置いていかざるを得なかったシーンがありましたね。
不肖・宮嶋氏がフセイン政権時代最末期に、イラク情報省で取得したプレス・カードが、
「カメラスタイル」にて紹介されていましたし、
故・橋田信介氏の著書「戦場特派員」のカバーには、橋田氏のプレス・カード、
UNTACのものとUNPROFORのものがあしらわれています。
いずれにも顔写真が添付されていることでは共通しており、
「証明写真」は戦場報道カメラマン、ジャーナリストの必携品と言えそうです。
471 :
86 :2005/04/14(木) 22:52:19 ID:???
>>468 フィルムカウンターが0になるまで巻き上げないと、
自動的にシャッター・スピードが80分の1にセットされてしまうF3に、
慣れるまで「!?」だったことがあります。
F−1、newF−1はどういうワケだか順巻きなのですが、
ニコンでは「ウエムラスペシャルF2」が順巻きですがあとは逆巻き、
「ウエムラスペシャルF2」の場合は、寒冷地でフィルム切れを防ぐための特別改造でしたが、
キャノンがF−1とnewF−1だけ、順巻きにした理由は私が使う限り、わかりません。
「詰めやすさ」では「慣れればどっちも同じ」ですが・・・。
472 :
キャパ :2005/04/14(木) 23:22:23 ID:MHoZXHxt
>>468 自分はデジの「写るんです」に毛のはえたような機械に負けたのかorz
写りがすごく綺麗なんだよ。自分は眼鏡をかけているのだが影もできないし。
キャッチライトも入るし、サイコー!!
473 :
86 :2005/04/15(金) 00:04:23 ID:???
>>472 「写るンです」使い捨てカメラは、個人的には史上最強の!?カメラと思っています。
安価なことこの上なく、誰にでも失敗なく写り、どこででも手に入り・・・。
フジの開発チームが試作品を作り、担当重役に見せたとき、
「こんなもので写るのかね?」「はい、”写るんです”!」と開発者が断言した、
そのセリフがそのまんま商品名になったといいますが、
これはそのうち「プロジェクトX」に取り上げられそうな気がしますね(笑
「誰にでも失敗なく撮れます」は、スーザン・ソンタグ「写真論」にも、
ヤシカのコンパクトカメラのカタログから、として引用されていますが、
それを目指して、カメラは歩んできたのかも知れません。
474 :
キャパ :2005/04/15(金) 00:13:57 ID:ABoI9htY
最強のMFレンジファインダー「写るんです」ゆわれりゃそうね。これでフィルム の詰め替えと28−200mmぐらいのズームレンズが付いたらどうしよう 近い将来ありえそう。
475 :
86 :2005/04/15(金) 00:33:35 ID:???
>>474 「デジタル写るンです」をフジが開発中という話を、どこかで聞いたことがあります。
現在の「写るンです」ぐらいの価格で発売できれば、
冗談抜きで世界的に、写真マーケットの構造が変わるでしょう・・・。
今から20年ぐらい前は「銀塩」の名の通り、世界的に欠乏しつつある銀を使う写真が、
今後どうなるのか、という議論があり、
世界的企業であるコダックがある以上、あるいは軍事目的でも写真は欠かせない以上、
何らかの解決方法があるのではないか、と言われていましたが、
その最もアクティブな解決方法が、デジタルであったことになります。
476 :
86 :2005/04/15(金) 19:56:25 ID:???
さて、ここらで軍事ネタをご紹介させて頂きます。 数年前のカメラ雑誌に、航空カメラマン、徳永克彦氏のインタビューがありました。 ニコンをご愛用の徳永氏、とりわけ戦闘機に同乗しての撮影では、 バッテリーパックを外してコンパクトにした、ニコンF4を使っておられたとか。 F5ではボディが大きすぎて、酸素マスクを着けた状態ではマスクのホースが邪魔になり、 主に地上撮影に使っておられたそうです。 また、ニコン以外のカメラを使ったときには、 強力なレーダーや無線機の発する電磁波で、液晶表示がおかしくなるトラブルもあり、 これは原因が特定できないために対処が難しく、 徳永氏の経験で、その種の故障がなかったF4をますます信頼するようになったそうです。 戦闘機に同乗して空撮を行うときの徳永氏の機材は、ニコンF4を2台に、 16mm、20〜35mmズーム、50mm、85mmを用意。 これらをヘルメット・バッグに突っ込んで搭乗するのですが、 上下左右にマニューバを行い、Gもかかる戦闘機ではどうしても機材に負担がかかり、 ペンタプリズムを割ってしまったこともしばしばとか。 戦闘機のGは最大で6・5Gにも達し、 今までで数回ではあるものの、Gの下ではカメラの絞り羽根が動かなくなることもあったそうです。 航空自衛隊機の空撮も手がけておられる徳永氏、F4でF4を撮ることもあったのでしょうか(笑
477 :
キャパ :2005/04/15(金) 21:37:05 ID:ABoI9htY
ざぶとん一枚! こうゆう時は広角系のレンズでいくんですね。
Gでペンタプリズムが割れるとは…… >電磁波 Fシリーズは電磁波対策まで行き届いていたとは! 素直に驚きます。 メカニカル式を使っているので普段は意識しませんが、 電磁波は、最近のオールデジタル化の最大の敵、かつ、盲点かも知れません。 不測の事態に備えてFM2(今はFM3か?)をプロが携行する訳ですね。
20ミリ初めて使っているがズームと違って単焦点がこんなに明るいとは。
F3って中古屋で新品がまだ出回るんですね。
482 :
86 :2005/04/16(土) 13:51:33 ID:???
>>477 狭いコクピットの中で望遠レンズは振り回せないという事情もあるでしょうけれど、
基本的にはカメラマン個々の「絵作りのイメージ」なのでしょうね。
映画「トップガン」でトム・クルーズのスタントを務めたこともある、
米海軍ファイター・ウェポンズ・スクール”トップ・ガン”の教官パイロット、
コールサイン”ヒーター”こと、ヒートレイ中佐は、
F14にカメラを持ち込んで撮りためた写真を「カッティング・エッジ」というタイトルで、
写真集にまとめ、出版しています。
気が向いたら立ち寄る古本屋や洋書屋で、行ったときには探しています。
483 :
86 :2005/04/16(土) 14:01:41 ID:???
>>478 イラク戦争に従軍した、名前は忘れましたがイタリア人カメラマンも、
メインにF5を2台使う一方で、
万一に備え、FM2のブラック・ボディをバッグに忍ばせていたそうです。
やはり、土壇場ではメカ機が頼りになるのでしょうか。
原文を読む限り、ぶつけてペンタが割れたのか、あるいはGでペシャンといったのか、
いまひとつ判然としないところがありますが、
不肖・宮嶋氏がF15DJに同乗取材したレポートの中に、
カメラをコクピットのどこかに固定しようとして、
「わずかなものでも凄まじい重さになる、Gを甘く見るな」と自衛隊側から怒られたくだりがあり、
高Gの世界では、どちらでも不思議はないのかも知れません。
484 :
86 :2005/04/16(土) 14:12:47 ID:???
>>479 原文では「飛行場」となっており、地上基地のことかと思いましたが、
まさか地上基地でカメラがイカれるような電磁波はないだろうと考え、
あまり軍事知識のないインタビュアーか編集者のミスと判断、
書き込みに転記する際、手を加えさせて頂きました。
原文の通り「飛行場で強烈な電磁波」があるならば、
航空ショーに詰め掛けるマニアのカメラの半分はイカレることになります!?
レーダーや無線送信アンテナの直下で撮りでもしない限りは、大丈夫と思います。
ただ、レーダーも無線送受信施設も運用される航空機も狭いところに固められた、
空母ならあり得ない話ではないでしょうね。
あるいは、同乗取材の折、戦闘機の機上での話とか・・・。
485 :
86 :2005/04/16(土) 14:18:27 ID:???
>>480 ズームはどうしても、暗くなってしまいますね。
大口径で明るいレンズとなると、単焦点の独壇場です。
余談ですが、倍率の大きなズームを搭載し、カタログ性能を誇る一方で、
F値は暗く、最大焦点距離は長く=低いシャッター速度で「手ブレ量産マシーン」になる、
一部のコンパクトカメラには、以前から首を傾げていました。
私もミノルタ・カピオスを持っていて、便利といえば便利ですが・・・。
>>484 空母のカタパルト関係だったと記憶してます
それから搭載レーダーの照射を受けたらカメラよりも人体のほうが危険にさらされますです
また無線機も出力次第で・・・
487 :
86 :2005/04/16(土) 14:32:14 ID:???
>>481 その気になって、お金に糸目をつけなければ、
F3どころかF2フォトミックA・AS、キャノンF−1、newF−1あたりはまだ甘い、
ライカM4、M5あたりまで「新品未使用品」が入手できます。
コレクターズ・アイテムの世界とは、オソロシイものです。
F3は2000年に生産打ち切りになったあとも、しばらくは市場在庫があった他、
名古屋の某カメラ店のオーダーでごく少数の「リミテッド」が再生産されたことがあり、
今もその店には新品がありますが、値段が・・・。
ただ、作られてからあまりにも時間のたったカメラは、油が回らないために抜けたり、固着したりで、
「眠れる森の美女」というより「即身仏」状態になっており、
いま一度使おうと思えば注油・整備が必要な場合もありますし、
実用なら同じ機種の中古を買って整備した方がはるかに「イキがよくて安い」ことになります。
488 :
86 :2005/04/16(土) 14:37:11 ID:???
>>486 私の知人でF4の整備をやっていたひとの話では、
地上で機首レーダーの試験中、誤ってF4の前に飛び出てしまい、
「冬なのに身体の中から暖かくなってきて」あわてて走って逃げたそうです。
早い話がバカでかくてオープンの、電子レンジですから・・・。
民間の航空レーダーはレスポンダーの存在を前提にして電波が弱かったりするのだろうか。
>>480 >>485 最近の単焦点は明るいですね。
ズームもかなり明るくなってますから(標準でf3位)一昔前では考えられないです。
短焦点といえば、私にとっては標準レンズです。50mmf2(後にf1.4)でバシバシ撮りまくりました。
これをやってると腕前が上がります。構図を作るのに脚を使いますから、その癖が付くのでお勧め。
ついでにいうと、ファインダーを覗いたとき、恐怖感が消えてしまう諸刃の剣。
ずんずん前に進んで行ってしまい仲間から腰のベルトを後ろに引かれる始末です。
戦場カメラマンは、その辺、どうだったのでしょうか?
>>483 ペンタ部より先にファインダースクリーンが割れてしまいそうなイメージがします。
想像を絶する世界なんでしょうね。
>>487 たまに「空回し」しないと特にメカニカルは機嫌が悪くなります。
>>488 Mig25スレで似たような話が……
返ってきたFとFG20にちょっと期限切れ気味のフィルム(ISO400)が10本くらい合ったので どんどん撮っています。モデルはねこたんにお願い。 FG20は軽くていいですね。でも老いたとはいえFのほうがシャッターの切れ はいいように思えます。Fのフォーカススクリーンは一般用を幾つかそろえており 十字線が入っていてスプリット(斜め)とマイクロとまっとの兼用型。 FG20はスプリットとマイクロとマット兼用固定。どちらも端でも合わせやすいですね。 次回の観艦式には一眼レフを持ち込んで撮影することにしよう。
492 :
86 :2005/04/16(土) 18:10:17 ID:???
>>489 軍民を問わず、用途によると思います。
民間では戦闘機のFCSレーダーのようなものが要らないことは確かですが・・・。
これ以上は「電波」とくれば、大昔にアマチュア無線の免許を取るときに、
生かじりしただけの私の知識を超えています。
どなたか、博学の士のご教示を頂ければ幸いです。
493 :
86 :2005/04/16(土) 18:28:35 ID:???
>>490 沢田教一氏の今に残るポートレートには、
ライカM3+メガネつきズミクロン35mmF2に外つけファインダー、
「寄って撮るライカ」を下げているものが多いのですが、
あまりに寄って撮る撮影スタイル、
従軍していても時にはポイント・マンの先回りさえやってのける行動に、
「やめろ、もっと望遠レンズを使え」と忠告されることたびたび、
その度に「アイム・オーケイ」”どっこい私は生きている”と、やり返したそうです。
沢田氏の代表作「安全への逃避」は135mmで撮影されたとデータが残っており、
全く望遠レンズを使わなかったワケではないようですが。
アフガニスタンで故・マスード師を追っていた長倉洋海氏は、
小型軽量で手になじんだニコンFE2ブラック・ボディに、
20mm、35mm、180mm、300mmを装着して長い間愛用していましたが、
突発的な事態にカメラ任せで対処できる、というのがきっかけで、EOS−1+ショートズームを併用し始めています。
「何がおこるかわからない、それは時にプロの手さえも止めてしまう」のが戦場なのでしょうか。
494 :
86 :2005/04/16(土) 18:32:30 ID:???
ミグ25のレーダーはジョン・バロン著「ミグ25ソ連脱出」の記述では、 小動物なら殺してしまうほど強力だったため、 地上でレーダーを作動させることは禁止されていた、といいます。
子供の頃はお金がなくてトライXはあまり頻繁には使えず ネオパン200/400が主力でした。今はネオパン1600とか3200も あるんだ。
496 :
86 :2005/04/16(土) 19:10:34 ID:???
>>491 動物写真家・岩井光昭氏の作品に感動した私、
ニャンコ撮影にチャレンジしたことがありますが、
テキは気まぐれで動きが素早く、なかなか難しいものがあります(笑
写真のいくぶんかの部分に「運」があるとしたなら、
観艦式も富士総合火力演習も抽選に外れてばかりの私、何と致しましょう・・・。
497 :
86 :2005/04/16(土) 19:17:12 ID:???
>>495 昔は「長巻きフィルム」をローダーにかけ、パトローネに巻き取って、
安いフィルムを作るという手がありました。
パトローネはコダックから詰め替え用のものも出ていましたが、
手っ取り早いのはラボに押しかけ、使用済みのものをもらってきて、
使えるものを選別することでした。
(この場合、カシメてフタを止めてあったコダックのパトローネは最初からダメ〜!)
大阪の某カメラ店では、お金のない私のようなカメラ好きのために、
長巻きから巻き取ったトライXを格安で売っていたものですが、
今、考えると、それでは箱入りのオリジナルが売れなくなるような・・・いい時代だったんですネ。
初めての観艦式で乗ったのはむらさめ。 次の観艦式で乗ったのは乗ったのはおおよど。 一番最近はしらね。 ただし本番ではなく予行演習ばかりですが。
>>495 プラス-X パンを愛用してました。
ISO125というのが使い易かったです。
>>495 パトローネは写真屋で一個10円とかで譲ってもらいました。
500 :
キャパ :2005/04/17(日) 00:19:15 ID:UasD234/
>>499 変わったフィルムですね。125ですか。最近ニコンF使いさんがよく書いてくれますね。
86さんのように有力な情報を書き込んでくださいませ。
このスレも500になっていよいよ後半戦です。最初はすぐ消えるか?と思いましたが
86さんのご出演により今日の「軍事ヲタの視点で戦場カメラマンを語れ!」
は面白いスレになったと思います。86さん、ニコンF使いさん、ぽこ山ぽこ太さん、
これからもこのスレの発展にお力添えをお願いいたします。
これだけカメラヲタが揃ってるなら 35mmフィルムの呼び名を変えて欲しいな。
もともと35ミリフィルムって映画用ですよね。日経に映画監督のコラムが連載されえいるのだが 映画レンズの105ミリだの50ミリだのの描写についての記述がなんとなく カメラレンズについて自分の持つ感覚と合っていてほーと思いました。
そういや映画用カメラのレンズってどこがつくってんだろ。
35ミリスチルカメラ用を流用したりしてるのかしらん。
505 :
86 :2005/04/18(月) 14:54:01 ID:???
>>498 聞いた話では、諸般の情勢から護衛艦の出動回数が増えており、
今年の艦艇広報には回せる艦が不足気味なんだとか。
予行演習でも充分ですから観艦式が見たい・・・。
506 :
86 :2005/04/18(月) 14:59:49 ID:???
>>502 その通りで、現在の35mmフィルムは、
ライカ開発者のオスカー・バルナックが、小型カメラ用に適当なフィルムを探し、
映画用35mmフィルムに行き当たったのが始まりです。
数年前、デジタルの高性能映画カメラをソニーが開発したとき、
ジョージ・ルーカスが熱いファンレター!?をソニーに送ったように、
映画の世界はスチール写真より早い勢いで、CG+デジタルになっているようです。
507 :
86 :2005/04/18(月) 15:04:07 ID:???
>>503 >>504 かなり初期のキャノン業務用ビデオカメラには、
当時のFDレンズが装着できたと聞いたことがありますが、詳細は私にはわかりません。
どなたかご存じの方がおられれば・・・。
フジノンシリーズ(富士写真フイルム)に業務用映画用レンズや 業務用ビデオカメラ用レンズがあるみたいですね。 ソニーの業務用ビデオカメラのレンズはツアイスみたいですね。
バルナックは、ウエツラー(Wezlar)のエルンスト・ライツ社(Ernst-Leitz Gmbh)に所属する映画機材の高級機械工だった。 仕事では、映画カメラの開発を行っていたが、趣味で静止写真撮影を行っていた。 バルナックは生まれついて小柄な体格と喘息の為に、 1900年代初頭頃に主流であった13×18cmの大型のフイールドカメラと、ガラス乾板フイルムを持って歩くのが苦痛で、 35ミリフイルム使用の静止画像カメラ開発を考えついたとしている。 これは「バルナック・カメラ」(Barnack-Kamera)または「ウァ・ライカ」(Ur-Leica)と呼ばれ、は1912〜13年頃にかけて2台製作され、1台が現存している。 特徴は、フイルムループ、鎖車(スプロケット)により断続フイルム送りを生み出すための歯車、そしてシャッターとフイルムの運動を連動させる機構である。 映画用35ミリフイルムを使用するが、画面規格は映画用の24×18ではなく、24×36ミリとした。 縦長24×18ミリではあまりに画面サイズが小さく、大きな引伸ばしに画質が耐えられないと考えられた為である。 これは後にライカ判と呼ばれ、35ミリ静止画像カメラの標準となった。 これによって、バルナックの製作した35ミリカメラは、縦長の映画カメラと違い、横長の形態となった
捕捉 ライカ版フィルムは映画用の24×18のフレーム2コマ分を横に使ったフィルムサイズで24×36サイズ
511 :
86 :2005/04/19(火) 23:06:39 ID:???
>>508 ご教示ありがとうございます。
現在は、ソニーの一般用デジカメ「サイバーショット」も、
カール・ツァイス・レンズがウリのようですが・・・。
(パナソニックがライカ・レンズなんですよネ・・・)
某TV局がサバイバル・ゲームの取材をした折、
BB弾が高価な業務用レンズに正面から命中、
取材は予備レンズで続行できたものの、修理代がえらく高くついたという話も聞いたことがあります。
512 :
86 :2005/04/19(火) 23:17:01 ID:???
>>509 発売当時のライカは「そんな小さな画面サイズでマトモに写るのか?」と、
どっちかと言えばイロモノ扱いだったといいます。
小型軽量を生かし、ロバート・キャパがトロツキーの演説を隠し撮りしたのは有名ですが、
報道と一体モノにならなければ、ライカ、引いては35mm「ライカ判」は、
今日のようにメジャーたり得なかったかも知れません。
513 :
86 :2005/04/19(火) 23:26:43 ID:???
ところで先日、陸上自衛隊某駐屯地の記念祭におきまして、 偵察隊員の方にお話を聞く機会がありました。 以前のレスに「偵察隊ではどのようなカメラを使っているのか?」というご質問がありましたが、 これに対して回答するなら「カメラは使いません」。 状況をつぶさに無線で報告を入れることが任務で、 「カメラで撮影したとして、その画像を持ち帰った時点で情報は古くなっています。 われわれが必要な情報は今の情報で、古い情報ではないのです」。 イラク戦争の米軍のように、リアルタイムで画像を即時、伝達するシステムがあれば、 あるいは変わってくるのかも知れませんが、 今の陸上自衛隊では「撮影してその画像を持ち帰る」ことはないようです。
>>429 >そういえば
>フィルムをカメラに詰められない人
>というのを最近の若者は想像できるのだろうか。
遅レスになってしまいますが今日見た読者投稿マンガで
新入社員に展示会か何かの写真を撮らせて
「フィルムあとどのくらい残っている?」と聞いたところ
「これだけ残ってます〜」と裏蓋開けて
フィルムを全部出された、と言う話がありました・・・。
恐るべきデジカメ世代・・・。
スレ違い失礼。
ライカ判で小ネタを一つ。 昭和初期、135mmフィルムは32×24(mm.)というニホン判というサイズがあった。 ニコン、ミノルタ、オリンパスなどが準拠。フィルム節約のためだった。 だがコダックの現像機は36×24だったため(おそらく)プリントの際、画面が切れるという問題が発生。 ニホン判は短命に終わりライカ判へ移行する。 ちなみにニコンは、その過渡期に34×24という珍妙な判を出している(通称ニコン判)。 「Nikon M」「Nikon S」が該当。
516 :
名無し三等兵 :2005/04/20(水) 15:28:56 ID:P0cKdH6z
>>514 確かに、モノを知らないとは!!
カメラ店にパトローネからフイルムを出したまま「写っていませんが?」と
持ち込む人が時々いるらしい、
ところで、ライカの初期のMシリーズはフイルムが入れにくい
特に私のように指の太い者はM3なんか相当に苦労する。
戦場でのフイルム交換のタイミングは特に難しそうだ、私なんか
写しすぎてしまいそう、肝心な時にフイルム切れとか。
もの本を読むと、おいどんのニコンFは最初期型だよ。 でも実家で借りていたときにペンタプリズムが破損していたので アイレベルファインダーは新品に交換してあるのでそこは中期型だよ。 あとFG20はメインスイッチというのはないんですね。自分のなのに 完全に操作わすれちゃってるよ。 シャッター半押しで動作開始。最近使っていたのがみんな メインスイッチのあるタイプだったのでかえって操作が新鮮だあ。
518 :
86 :2005/04/20(水) 23:10:21 ID:???
>>516 石川文洋氏がベトナムにて前線取材中、フィルム交換しようとして、
誤ってライカM2のスプールを泥の中に落としてしまい、それに構わず部隊は前進、
ほとほと困ってやみくもに泥の中に手を突っ込んで探したところ、
運良くスプールが見つかった・・・というエピソードがあります。
ライカでいえばM4以降の「クイックローディングシステム」、
チューリップ型に開いた固定スプールにフィルム先端を差し込む方式も、
フィルムの先の出し加減がうまくキマれば、
一見、スコン!とフィルムを放り込んだだけで装填ができますが、
私が慣れないせいでしょうか、一発でキマることがあまりなく、
スプールに差し込んで装填する方法の方が確実かな、と思うときがあります。
519 :
86 :2005/04/20(水) 23:17:45 ID:???
一之瀬泰造氏のベトナム戦場写真の中に、 同僚のカメラマンを撮ったものがありますが、 ニコンFのアイレベル・ブラックボディを3台下げ、 泥だらけのFなので判然としませんが1台にオートニッコール200mm、 あと2台には広角と、おそらくショートズーム(ヨンサンパーロク?)を装着しています。 フィルムとレンズ交換の手間を省くためでしょうか。
520 :
86 :2005/04/20(水) 23:37:25 ID:???
>>517 ニコンFとF2は現在、フォトミック・ファインダーつきよりアイレベルの方が、
中古で買うと高価なのです。
何せF2の最後のものでも1980年、程度の差こそあれ露出計の受光素子がボケており、
測光精度がアテにならなくなっている「ものもある」ため、
いっそ、露出計がなく、メカのメンテナンスさえしっかりしておれば長く使える、
アイレベルの方が長くつきあえるからですが・・・。
「ものもある」というのは、私のF2フォトミックAは、
ニコンで点検してもらったところ、露出計に異状がなく、
シャッターとフランジバックの簡単な調整をしただけで、全くの現役機だからです。
個体差の問題かと思えます。
521 :
86 :2005/04/21(木) 00:09:52 ID:???
露出計のないカメラを戦場で使う場合、露出はカンピューターで決めるのか、と、 思っていたところ、 沢田教一氏がライカM3を下げて従軍中の写真の中に、 外づけの「ライカメーター」露出計をつけているものがありました。 時代考証的に言って、おそらくセレン光電池式の「MC」かと思いますが、 同じく推測を重ねれば、ホットシューに差し込むだけのライカメーターは、 激しい動きをすれば落としてしまうことも考えられます。 木村伊兵衛氏ではありませんが、撮影にかかる最初にだけ露出を測っておき、 あとは経験値で修正していったのでしょうか。
露出計買わなきゃ。セコニックの反射式の一番安いやつかな。それとも入射式兼用で少し高いのにするかな。
523 :
429 :2005/04/21(木) 23:42:10 ID:???
セコのスタジオDX、通称スタデラがド定番。 コヤツで経験を重ねればだいたい露出の勘がつくそうです。(実は漏れは使ったことがない) 室内では「ゴロクのサンジュウ」(400でf5.6、1/30)ってなかんじで。 想像ですがザロモンとかアーウィットといったスナップの達人たちは 勘でやってたのではないでしょうか。 戦場とは離れますが現場ではストロボなんかも一発試しにすっ飛ばしてみて 「ん、効いてる」とかやってますし。(デジタルになってからはやってないな、すぐ画像確認できるから。) スレタイとは離れますが実戦的豆知識をひとつ ”魔法の露出1/8” 露出的にキビシイ、暗いシチュエーションで撮らなきゃなんないとき 目に見えるモノならばついているレンズの開放絞りで1/8を切ればギリギリ何とかなる まあ開放F2.8のレンズが多いので魔法でもなんでもないとは思いますが 広角系なら手持ちでも結構止まります(良く見りゃブレてますが) というか何コマか切れば使えるモノがあります。 手持ちで低速が切れれば表現が広がることは確かです、評価されるかは別として。
524 :
86 :2005/04/22(金) 00:55:22 ID:???
>>522 私が使っているのはミノルタのオートメーターVf、
反射光式として使う場合はビューファインダー10度をセットして使っています。
中古で買って、コニカミノルタのSSで点検してもらったものです。
新品を買うのにこしたことはありませんが、程度のいい中古を探して、
点検・調整してもらうのもアリということで・・・。
525 :
86 :2005/04/22(金) 01:10:25 ID:???
>>523 (429)
私もかっては、セコニック・スタジオデラックスの古い型を使っていました。
ただ、いかんせん古くなり、メーカーに問い合わせたところ、
メンテナンスをやってくれないと言われたもので、オートメーターに乗り換えましたが、
コンパクトでしっかりしたスタジオデラックス、実は新しい型が欲しいところなのです。
「手持ちで低速が切れる」これはひとつの「芸当」だと思います。
8分の1ですと、35mmで”う〜ん、上手いね”50mmで”よくやった!”でしょうか。
私の場合ですと、Aiニッコール35mmF1・4、開放、15分の1〜8分の1ぐらいで、
無理に知り合いのミュージシャンのライブを撮ったとき、
・・・ピンボケ+ブレの複合写真が出来てきて、頭を抱えたことがあります・・・。
526 :
429 :2005/04/22(金) 03:15:11 ID:???
低速シャッターネタで思い出した かなり昔の航空ファンで瀬尾央さんが 黄昏時に飛行するファントムの空撮をされておりましたが レポートの中で「こういった薄暮での撮影では36枚撮りフィルム1本中、使えるのが1,2枚」 と書いておられました。 EKR(ASA64!)で1/60か1/30、 空撮ですから自らも時速数百qでぶっ飛んでいたはずです。 その写真は茜色から紺青に移り変わる空を背景に飛ぶF-4EJがシルエットながら多少ディティールを 留めている大層美しいものでありました。
529 :
86 :2005/04/22(金) 20:15:01 ID:???
>>526 (429)
同様の状況でのF4空撮写真が、航空自衛隊の公式サイトにあったような。
また、同じく黄昏時にF15を空撮した写真をテレホンカードにしたものが、
某基地PXにて、お土産物に売られていました(笑
しかし、そんな低速シャッターでは被写体も高速、カメラプレーンにも震動があったら、など、
よくブレないものだと思ってしまいます。
使えるショットがあるだけでも、さすがは瀬尾氏の腕なのでしょう。
航空自衛隊の部内誌「翼」に、防衛庁技術研究本部の技官がF15DJに体験搭乗した記事がありました。
ACMを行う空域までの飛行は別段、どうということはなく、
技官氏も持参のカメラで外を撮る余裕があったようですが、
ACMの始まる直前、左コンソール後部のコンパートメントにカメラを置くよう、
パイロットから指示。
マイナスGをかけない飛行のため、カメラを固定する必要はなかったのですが、
技官の様子を見て「高Gをかけてもまだまだ元気」と判断したパイロット、
最大8Gまで目一杯、Gをかけたとか・・・。
そういや副座の戦闘機に素人さんが乗るときは事前に 低い気圧を実地に経験させるそうですね。 大体の人はへろへろ前後不覚になるそうです。 カメラは大丈夫かな。高空は実は荷電粒子の密度が高く 高密度の半導体素子は誤作動の可能性が高くなります。 デジタルカメラは大丈夫かな。人工衛星に搭載する チップは20年前くらいの低密度の半導体素子らしいですよ。 でもそういうチップの製造中止が相次いでNASAは 困っているらしいです。
531 :
86 :2005/04/22(金) 21:58:14 ID:???
>>530 航空自衛隊でいう「航空生理訓練」のことですね。
古くはF104に同乗した三島由紀夫氏も受けており、
航空生理訓練から実際に搭乗した時までを短編「F104」にまとめています。
お言葉の通り、大東亜戦争での航空機搭乗員が言っていた「七割頭」状態、
地上の気圧下では考えられないほど、頭の働きが鈍るそうです。
これに合格しないと、何人といえど航空自衛隊の戦闘機には同乗できないのですが、
同じ訓練を受けてもその印象は、三島由紀夫氏にかかると格調高い文学になり、
不肖・宮嶋氏にかかるとドタバタになるのは・・・。
航空生理訓練の合格証明はピンク色のカードですが、
今は閉鎖された、元・F4パイロット「SPOOK」氏のサイト、
「戦う翼・ジェット戦闘機」に、SPOOK氏のものがUPされていました。
532 :
86 :2005/04/22(金) 22:11:43 ID:???
航空自衛隊某基地にて、広報担当の2尉にお話を伺い、 基地の管理棟にて、サイダーをご馳走になったときの話です。 熱心な飛行機マニアの方から贈られたパネルや、航空雑誌のバックナンバー、 とりわけその基地の記事があるものが、所狭しと飾られていたのですが、 アサイン(搭乗割り当て)で、どの機体に乗るのかわからないパイロットより、 「俺のF4が載ってる」「俺のF15の写真だ」と喜ぶのは、 受け持ちの機体を整備する、列線整備員の方だそうです。 中にはマニアの方から贈られたパネルを、上官の許可を得て自宅に持ち帰り、 玄関に飾っている整備員の方もおられるとか。
533 :
キャパ :2005/04/22(金) 22:49:24 ID:SDABVM65
86さんは自衛隊員、あるいはOBと見た。すごく詳しいもの。階級は佐官ぐらいか?
そういやエベレスト仕様パソコンつーのがあるそうです。 低い気圧でも正常に動作するようハードディスクが特殊なのだとか。 ハードディスクはじつは1気圧で正常に動作するようになっているので 気圧があまりにも低いとヘッドと円盤が接触して壊れてしまうのだとか。 (ヘッドと円盤は空気の力で非接触なんです)
デジタルカメラでハードディスク型メモリを使う場合、 高空だと問題が出そうな気がする。
536 :
86 :2005/04/22(金) 23:01:17 ID:???
>>533 いいえ、残念ですが在隊経験はありません。
ただのマニアです。
航空自衛隊基地は、ひと昔前は電話で見学を申し込むと、平日に限り、
個人または数人の団体でも、広報担当官が多忙でない限り簡単な見学ができました。
ただし、航空祭のときよりはるかに撮影については制限がきつく、
資料館や展示してある航空機以外、ほとんど撮影は許可されませんでした。
今は多分、無理だと思います・・・。
537 :
キャパ :2005/04/22(金) 23:08:46 ID:SDABVM65
すごいマニアですね!!いったい何をすればそこまでの知識を得られるのですか? 私は勉強が足りませんorz
航空自衛隊の乗り物に乗ったことがあります。 陸自色の緑色で車輪が4つついており幌もありました。 登山で下山したときバスが出るまで4時間あり 訓練のため隊員をおろして帰るところだった トラックに便乗させて貰ったのです。 航空自衛隊といえども年に一回山中行軍訓練をするんだとか。
自衛隊は音楽隊や会計隊のように本来の仕事が戦闘とはなんの関係もない部隊であっても 射撃や山中行軍など戦闘の訓練は年に1回程度は必ずするそうです。 ただし隊長の裁量の幅が大きいのでそういう部隊の山中行軍もぴんきり。 登るときに出会った整備部隊は大きな天幕に大きな鍋に大きな釜に 大きなヤカン背負ってました。降りたときに出会った整備部隊は レトルトの食品をナップザックにつめこんでハイキング風。
540 :
86 :2005/04/23(土) 23:45:47 ID:???
>>539 陸上自衛隊では音楽隊は戦時には、警務隊の補助的な役割が割り当てられており、
交通統制、捕虜の監視・後送、指揮所警戒などが任務となっています。
会計隊は、師団会計隊までは戦時にも所属・任務は同じですが、
方面会計隊は必要に応じて一部が、地区補給処、兵站支援群などに拠出されます。
ある駐屯地では年に1回「武装走競技会」、完全武装での短距離マラソン大会があり、
一般公開もされるため、部隊広報班の他、地方連絡部からも「にわか広報カメラマン」が出ます。
出場選手は各部隊ごとに割り当てられた人数を、部隊内での「くじ引き」で出すため、
普通科連隊からレンジャー資格持ちの陸曹が出たりすると上位入賞確実な一方で、
音楽隊の女性自衛官や、会計隊で定年間近の陸曹がくじに当たると、悲惨なものがあります・・・。
541 :
キャパ :2005/04/23(土) 23:57:45 ID:EbXLl3iJ
お父さんかお爺さんは自衛隊ですか?まるで生き字引のよう。
542 :
86 :2005/04/23(土) 23:59:10 ID:???
レス前後して申し訳ありません。
>>537 私もあれこれと資料を読んだりしましたが、一番いいのは自衛隊や米軍のイベントに出かけることでした。
「百聞は一見に如かず」です。
当然ながら、カメラがお供していくことになります。
あとは、質問があれば自衛隊員の方に、質問してみることでしょうか。
しかし、本職の自衛隊員の方を相手に、生噛りの知識をトウトウとひけらかすマニアがいるのには、
私もマニアですが困ったものです。
謙虚にお話を聞き、お答え頂いたら必ずお礼を申し上げるのは「軍事研究」以前のマナーだと思いますが・・・。
543 :
86 :2005/04/24(日) 00:07:46 ID:???
カメラというより、光学機器ネタで小ネタを。 先日、陸上自衛隊某駐屯地の行事にて、84mm無反動砲「カール・グスタフ」が展示されており、 照準眼鏡を見てみると、 84mm無反動砲用直接照準眼鏡 1999年x月製 No,xxxx 株式会社ニコン ・・・の、銘板が貼ってあり、ニコン製か、と妙に感激。 ニコンは外国向けには、ライフル・スコープも生産、輸出しており、 高性能で好評だそうですから、当然といえば当然ですが・・・。
G13型トラクターにも付いているのだろうかニコン製照準鏡。
546 :
86 :2005/04/24(日) 00:23:10 ID:???
>>544 ゴルゴ氏は愛銃・アーマライトM16を、お金に糸目をつけずチューンしているでしょうから、
スコープも外国製最高級の、ツァイスやUSオプティカル、レオポルドあたりがついているかも(笑
547 :
86 :2005/04/24(日) 00:40:33 ID:???
>>545 そうかも知れませんね、オリジナルは弾道特性まで全て考慮してレティクルを入れてあったり、
砲とのフィットも最大限に考慮してあるでしょうから、
妙にアレンジしたりすると、合わないところが出てくるかも知れません。
「純正か、そのフルコピーが一番」といったところですか。
今のようにレンズ専業メーカーの製品が優秀でなかった20年以上前、
いやいや、その頃でも純正品に負けない品質であったとは思うのですが、
月刊「カメラマン」でQ&Aを担当しておられた故・安西秀行カメラマンのように、
「1眼レフにはメーカー純正レンズしか装着しない」方もおられました。
FとFG20を素人なりに撮り比べると ずっしりくる感じのFも 軽いFG20も 甲乙つけがたい。期せずして両方使うことになっているが ただ何もない状態でといわれると予算の関係で小型軽量(で安価、ここが一番きもだろうな)なFG20的な カメラを選ぶと思う。でも手に持ったときの信頼感はF的なカメラの方が上のような 気がする。戦場カメラマンとかもそうなるのだろうか。
FとFG20を並べるとどっちもカメラとしても顔つきはおおまかには 似ているが最近のエントリークラスの一眼レフの顔つきは F/FG20とはずいぶん違うんですね。レンズを買いに行ったとき カメラ売り場で眺めていて感じました。FM3AはF/FG20的な 面影がまだありますがFM10やU2とかはその面影がない。
サイゴンの博物館に石川文洋氏の撮影した写真と 氏自身の写真が飾られていた。ローマ字で "Bunyo Ishikawa"と紹介されていたのだが、何人が "ぶにょ・いしかわ"と間違えて認識したか気になる。
552 :
86 :2005/04/25(月) 14:56:37 ID:???
>>549 「戦場報道カメラ」の条件は「壊れない」ことに尽きると思います。
通信社や新聞社の場合は社の機材を使いますので選択はできませんが、
個人の場合でも大体は似たようなチョイスになるようです。
ニコンかキャノンのフラッグシップ機+サブに中級機というところでしょうか。
現行機種でないと、現地法人で修理や整備が難しい事情もありますし・・・。
ただ、ソ連占領時代のアフガニスタンにパキスタンから密入国した者のような、
写真の腕が立つカメラマンではないフリージャーナリストあたりになると、
使いやすいコンパクトカメラを使っている場合もあるようですが、
これはアクティブに選んだものではなく「たまたま」レベルでしょう。
553 :
86 :2005/04/25(月) 15:04:27 ID:???
>>550 ジュージアーロがF3をデザインした頃からニコン機のデザインは、
「質実剛健の機能美」ばかりでなく、
「カッコ良さ」が入ってきたように思います。
カメラを全く知らないひとに「カメラの絵をソラで描いて下さい」とお願いすると、
コンパクトカメラのような「長方形の真ん中にマル」か、
ちょっとだけ見たことがあるひとだとその長方形に「とんがり帽子」、
Fのペンタプリズムに似た三角形を書き足しますが、
さて、これからは、とりわけ子供たちは、どんな形のものが「カメラ」だと思うのでしょうか。
554 :
86 :2005/04/25(月) 15:18:37 ID:???
>>551 「モーゼルは ウチのことかと マウザー言い」
「ナイコンは ウチのことかと ニコン言い」
スペルが間違ってはいない=表記の誤りではないのですが、
お言葉にあるような危惧は、私にもあります。
555 :
キャパ :2005/04/25(月) 20:08:24 ID:cSeHKlnG
>>553 テレカサイズの小さな銀色の箱。裏側には画面がはめこんである。
或いは携帯電話かもしれないですね。F−1の裏蓋のメモホルダーがデジの
画面に見える現代っ子たち。銀塩に未来はあるのか?
兵庫の尼崎ですごい事が起こってますね。私関西ですがJRじゃないので関係なかったから良かった
ですが犠牲者の方にはご冥福をお祈りするとともにこの様な事が二度とない事を
切に願います。
コンパクトデジタルカメラって光学ファインダーがないものばかりになってきましたね。 なんか落ち着かないので私は光学ファインダー付きを選んでますが。
そういやツアイスイコンとニコンがまぎらわしいというクレームが付いて ドイツ向けのニコンFは一時ニッコールFという名称だったとか。
558 :
86 :2005/04/25(月) 21:39:24 ID:???
デジタルによる報道を加速させたのは、オリンピックでした。 ロスオリンピックで、日本の新聞社では読売と朝日が導入を始めたデジタル+写真電送は、 アトランタオリンピックで本格化し、 シドニーオリンピックではほぼ全てが、デジタルによるものでした。 競技の推移や結果がほぼリアルタイムで報道されることになったのです。 戦場報道ではイラク戦争の報道は、前代未聞の「実況中継」と、なりました。 衛星電話とデジタルカメラを組み合わせた報道カメラマンは、 衛星通信モデムとPCの電源さえ確保すれば、 (装甲車や戦車から電源をもらったカメラマンもいます) 衛星電話を米軍が多用していたため回線の混雑はあったものの、 以前では考えられないほどの短時間で、画像を本社に送ることができました。 これは同時に戦場報道の場合「検閲ができない」ことを意味します。 イラク戦争で米軍に従軍した報道機関の場合、 どこの部隊に従軍するかは米軍に決められたものの、 撮影した画像の伝送については検閲がない、というより、できませんでした。 CNNのテレビ・チームのように、攻撃目標のティクリットに米軍より早く到着し、 そのリアルタイムの映像を米軍が参考にして戦術を決定したという、 「それではあべこべではないか」という例さえ、発生しています。
559 :
86 :2005/04/25(月) 21:47:28 ID:???
>>555 銀塩がすぐになくなりはしないでしょう。
少し前の写真雑誌に、フジ、コニカミノルタ、コダックのCEOへのインタビュー記事があり、
口を揃えて「銀塩をなくすことはない」と、明言しています。
ただし、カメラメーカーの銀塩からの撤退、DPE業者の回復不可能な業績悪化などから、
「背に腹は替えられない」事態になるときも予測されますが・・・。
銀塩とデジタルの関係は「アナログレコードとCD、MD、DVD」のように、
趣味性や芸術性の強いものと、大半のユーザーが求める利便性に強いもの、
ふたつに分かれていく、と、個人的には考えています。
560 :
86 :2005/04/25(月) 21:51:05 ID:???
>>556 あくまで個人的な感想ですが、デジタル1眼レフの光学ファインダーにはなじめません。
何か、洞穴をのぞいているような機種が多いように思います。
構造上、仕方がないのでしょうか。
561 :
86 :2005/04/25(月) 21:57:15 ID:???
>>557 オリンパスOMー1が当初「M−1」と命名されていたところ、
Mシリーズを有するライツ社からクレームがつき、OM−1と改めたエピソードもあります。
余談ですが、M−1と刻印されて初期に流通したOM−1の中古は、
ひと昔前の相場からすると首を傾げるほど、高値がついています。
ニコンでは「ニコマート」が、アメリカに同名のスーパーマーケットが存在したため、
対米輸出向けに限り「ニッコールマート」と改名されたこともあります。
562 :
キャパ :2005/04/25(月) 22:41:32 ID:cSeHKlnG
M−1、28mm、35mm、50mm、70−150mm、200mm がついて¥98000也 どんなもんじゃろ?
563 :
86 :2005/04/25(月) 23:21:35 ID:???
>>562 程度がよければ、単品を買い集めるよりお買い得かも知れません。
程度がわからないので何とも言えませんが、
OM−1の場合、プリズムが腐食している個体が多く、
直そうと思えばオリンパスでは無理で、ストックパーツのある修理業者を当たるか、
再蒸着をやってくれる「日研テクノ」のような業者に依頼するしかありません。
564 :
キャパ :2005/04/25(月) 23:45:29 ID:cSeHKlnG
OM-1はそれよく言いますね。オリンパス銀塩撤退したからね。おまけに 結構古いカメラだからね。
565 :
86 :2005/04/26(火) 00:00:41 ID:???
>>564 かっては航空自衛隊ご愛用のOM−1、長く使いたいものですが・・・。
「NIKNON」という、双眼鏡とリコー・オートハーフを組み合わせたカメラがあります。
海上自衛隊で使われていたというものです。
先日、私がある中古カメラ屋さんで見かけたものは、
「NIKNON」と全く同じ構成ですが、リコーのブランドマークがついていました。
あくまでリコー・オートハーフを使った「社外品」であったのか、
リコーが自社製品として出したことがあるのか、判然としません。
どなたかご存知の方はおられないでしょうか。
リコー・オートハーフは東ドイツ国家安全警察の手で、
特製のカバーをつけ、諜報目的に使われていたことがあり、
ドイツ統一後は連邦政府の所有品として保管されています。
566 :
名無し三等兵 :2005/04/26(火) 01:16:08 ID:an7HlmAY
>>565 グリーンアロー出版社「軍用カメラ大図鑑」という本に
テレカ35という名前で発売されたとも聞く、と書いてありました。
ちなみに「ニクノン」は「NICNON」と書く様です。
ご参考になれば…
>テレカ35という名前で発売されたとも聞く、と書いてありました。 リコーから、という意味です。
568 :
86 :2005/04/26(火) 17:25:59 ID:???
>>566 >>567 ご回答ありがとうございます、勉強になりました。
そうですか、リコーからも売られたことがあったのですか。
スペル間違いの件、赤面です、お詫び申し上げます。
海上自衛隊の双眼鏡も、ほぼ完全にニコンからタスコ・ジャパンに置き換わったようです。
あの黒くて大きなニコンの双眼鏡が自衛艦の艦橋から消えていくのは、
ちょっと淋しい思いがします。
タスコ・ジャパンって ケンコー、トキナー、スリック などとあわせてケンコーグループか。 ケンコーは昔から双眼鏡はつくってましたね。
>>569 タスコ・ジャパンは陸上自衛隊にも双眼鏡や単眼鏡、
また、89式小銃用のダットサイトを納品していたと思います。
ケンコーの双眼鏡といいますと、少年雑誌の裏表紙、カラー広告を思い出す私はオジサン・・・。
571 :
86 :2005/04/26(火) 19:49:13 ID:???
最近のカメラはプラスチックを多用しているので 四角っぽくないのが増えているのですね。 小型軽量ながらFG20は金属製ボディでしたが エントリークラスはもう金属製は出ないんだろうなあ。
573 :
86 :2005/04/27(水) 21:51:53 ID:???
>>572 現行機種で言えば、
エントリークラスという捉え方ではなく「単純に安価」であれば、
中国製「フェニックス」の「DN60」ニコンマウントのMF1眼レフが金属ボディですし、
(使いモノになるかどうかは別問題として・・・)
金属にこだわる客層を対象とした、趣味性の強いレンジファインダー機なら、
「フォクトレンダー・ベッサ」の「R2」以降の機種は金属ボディですが、
近年のカメラは着々と、プラスチック化が進んでいますね。
軍事板的に言えば、銃器の世界でも「スタイアAUG自動小銃」や「グロック自動拳銃」のように、
金属に負けない強度を出せるものもあり、金型射出成形なのでどんな形でも作れる、
プラスチックのメリットを最大に生かした製品もある現在、
さらにコストまで考慮すれば、致し方のないことかも知れません。
これはあるカメラ店で聞いた話なので、事実かどうかはわかりませんが、
ニコンがS3を復刻する前、F2の復刻も企画に上がったそうです。
しかし、今、イチからF2を作ったとして、とてつもなく高価な生産コストがかかり、
売価では復刻S3どころの価格では収まらず、復刻を断念したそうです。
「やってできないことはないが高くつくことこの上ない」例としては、
他にライカM3のファインダー・ブロックがある他、
キャノンがF−1を出したときの公約「10年間モデルチェンジしません」を、
ピタリ10年守ったあと、newF−1にモデルチェンジしたひとつの理由が、
F−1が作れば作るほど赤字になる、お金のかかったカメラであったから、といいます。
今、中古で出回っている往年の金属カメラは、もはや作ろうと思っても作れないものなのです。
大事にしていくより他にありません。
574 :
86 :2005/04/27(水) 22:24:16 ID:???
では、戦場ネタをひとつ。 朝鮮戦争の時、中国人民解放軍が義勇軍として参戦、 この時、ある部隊の参謀長が北京にいる毛沢東に戦況報告に出向きました。 同席した人民解放軍総参謀長代理が、 「何か困っていることはないか」と質問したところ、 この参謀長、「カメラが欲しい」と答えました。 武器でも兵員でもなく「カメラが欲しい」と毛沢東の前で言ってのけたこの参謀長、 願いは叶えられ、ソ連製「キエフ」の1セットが与えられました。 キエフを手にした参謀長、すぐれた戦況写真を撮影した、というのですが・・・。 ところでこの「キエフ」、元を正せば朝鮮戦争にソ連が参戦するよう求めた毛沢東に対し、 すげなく参戦を断り、結果として凄まじい人的損害を中国に出させたスターリンが、 軍事援助の一環として中国に送り込んだカメラでした。 もっと元を正せば「キエフ」は、ドイツ・コンタックスの技術者と工作機械、パーツを、 ソ連がソ連領内に奪い去って作ったコピーですが、 コンタックスを下敷きに、ライカの設計も取り入れて作った合いの子が「ニコンS」、 こちらは国連軍に従軍したカメラマンによって使われ、 その性能を激賞されたエピソードが有名です。 「異母兄弟のカメラが敵と味方に別れて戦場報道に使われていた」歴史の妙と言うべきでしょうか。
20ミリで手ぶれ。ノルマンディーのキャパにはおれはなれんな。
ストロボなしでISO400で夜間室内照明あり手持ち撮影は修行を積まないことには20ミリといえども無茶だった。
577 :
キャパ :2005/04/27(水) 23:21:31 ID:bc2V9cVs
絞りはいくつですか?シャッター速分の焦点距離が同じ位が手ぶれの限界だとか。 20mmなら15分の1が目安かと。すぐに慣れますよ。
F2.8で15分の1でした。露出自身はよかったのですが...
579 :
86 :2005/04/28(木) 22:24:25 ID:???
>>575 ノルマンディでキャパ氏が撮った写真は暗室作業のミスで大部分がボツになりましたが、
写真集「泥まみれの死」にある、ベトナム戦争・ユエ王城攻防戦を撮った連続写真、
かなりの激戦ですが冷静に撮影されており、
沢田教一氏はやはりスゴいと思います。
580 :
86 :2005/04/28(木) 22:30:27 ID:???
>>577 私のつたない経験では「あと1速下」までは何とかなります。
銃の射撃と同じで、何でもいいから支えを見つけるか、
いっそ安いものでいいから1脚を持っておくとよい結果が得られます。
低照度下では高感度フィルム、とは、当り前の話ですが、
最近では個人的にコダック・ポートラ800が気に入っています。
置いていないカメラ屋さんが多いのが難点ですが・・・。
581 :
キャパ :2005/04/28(木) 23:29:44 ID:zTs6qdwR
プロで名前は忘れたけど一脚使用で200mm四分の一秒でぶれないそうな。 スゴイ世界ですね。
戦場カメラとかなんとかいう本を本屋で見かけたよ。隣に2もあった。 カメラマンではなくてカメラ。急いでいたので手には取らなかったが。
583 :
86 :2005/04/29(金) 17:16:26 ID:???
>>581 あり得ない話とは思いませんが、すごい技と思います。
多分、200mmでもニッコールのF2やFDのF2・8のように大口径のもので、
ステージか何かを撮っていたのではないかと想像します。
1脚もそれ相応に、がっちりしたものだったのでしょう。
ジッツォの1脚ぐらいのゴツさがあると、いざとなれば武器にも(油汗
584 :
86 :2005/04/29(金) 17:20:55 ID:???
>>582 グリーンアロー出版社「軍用カメラ大図鑑」ではないでしょうか。
書店の他、写真関係の本を置いているカメラ屋さんでも見かけます。
あれは面白い本ですね。
585 :
キャパ :2005/04/30(土) 00:23:01 ID:cwbCTYcq
今日、ストロボを買った。GN18で¥300でした。ちゃんと光るよ!! でも古いものなので光量は落ちているだろうから絞りは一段開けると良いそうなそうな。
フラッシュ子供の頃は使っていたよ。Fで。 もうあのたま製造してないんだってね。 やっぱりぷりんとごっこがすたれたのがきいたか。 最近のカメラはX接点しかないんですよね。
フラッシュ実家においてあったはずだけど もうどっかいっちゃったなあ。
588 :
86 :2005/04/30(土) 19:21:50 ID:???
>>585 積層バッテリーが手に入りにくくなったせいか、
積層バッテリーを使う大型ストロボも中古ではさっぱり人気がないようです。
私もナショナルのPE−480SGを、完全セット8000円で入手しました。
ナショナル機の場合は、いざとなれば単1電池を使うバッテリーパックも用意されていますので・・・。
F3+MD−4にこれをくっつけると、報道カメラのようなものものしさになり、
重いこと重いこと。
ただ、プロカメラマン氏に言わせますと、積層バッテリーが使われ始めた当時は、
「軽くなってよかった」と思ったんだそうです。
589 :
86 :2005/04/30(土) 19:32:42 ID:???
>>586 「閃光電球」も、もう市場在庫しかないと聞いています。
ポラロイドカメラ用の「フラッシュキューブ」も、見なくなって久しいですね。
軍事板的なネタでいきますと、
昔、今は倒産したJACなるメーカーが、エアソフトガンのよいものがなかった時代、
フラッシュキューブから取り出した小型の閃光電球をタマの弾頭部にセット、
6連発のリボルバー、S&W・M66を改造したものに装填して、
発射すると閃光電球が光り、その光がセンサーに当たると「命中」したことになる、
「スナイパーF1」なるものもありました。
X接点しかなく、FP接点がないカメラは時代の流れで致し方ないと思いますが、
X接点すらもない1眼レフ、ストロボは専用のものでTTL測光しか考えてないものも、
どうしたものかと考えてしまいます。
ライカのM6TTL用ストロボの一部のように、
えらく高価なクセしてシンクロターミナルのないストロボも同様に・・・。
590 :
86 :2005/04/30(土) 19:43:02 ID:???
あ、無論、M66はモデルガン(コクサイのプラだったかな?)ですのであしからず。 付け足しのネタですが、 ライカの世界ではカメラ評論家!?田中長徳氏のように、 「ライカはアベイラブルライトで撮るのが作法」、 つまり、自然光で撮るのが「作法」でストロボを使うのは「ヤボ」と、 ワケのわからんことを言い出すヒトもいるのです。 ではお問いするが、ライカに昔からX接点もFP接点もついていたのは何故かと小一時間・・・。
富士フイルムはナチュラブランドでストロボなし撮影機材(初級アマチュア向け)を展開していますね。 デジタルでも感度がISO1600相当のコンパクトタイプを出して夜間でも高速シャッターで他との差別化を図っていますね。
592 :
キャパ :2005/05/01(日) 11:55:14 ID:rPY2jQBn
私の場合ストロボがへぼくて点いたり点かなんだりでフィルムの無駄の為あまり 好きではありませんが暗い時は仕方がありませんね。でもライカはレンジファインダー だから相当遅いシャッターでも切れると思います。
ストロボがどっかにあったはずなのに、出てこないよー。 Fのフラッシュカプラは出てきたのに。
やった。出てきた。ケーブルがない製品だったが、Fのカプラは新しめのもので 接点がホットシューについているものなので大丈夫だった。ストロボって 最近のはみんなコードなしなのかしらん。
595 :
86 :2005/05/02(月) 21:31:06 ID:???
>>591 先日もナチュラ1600を使ってみましたが、薄暗い室内では好結果が得られました。
その昔「画質なんてどうでもいいからとにかく高感度」、
トライXの増感現像にヒッチャキになっていたことを思い出すと、隔世の感があります。
映画「Uボート」で、軍広報のウルマン少尉がバルナック・ライカを手に、
艦内のスナップを撮るシーンがありますが、フラッシュ・バルブなしにチャカチャカとやってます。
U96の艦内はそんなに明るかったのかと!?
(原作者のブーフハイム氏は若き海軍少尉としてUボートに乗艦し、
戦後は捕り貯めた写真を「写真集Uボート戦」として出版していますが・・・)
596 :
86 :2005/05/02(月) 21:48:07 ID:???
>>592 ライカが低速シャッターに強いのはリターン・ミラーがないからなのと、
レンジファインダー機のほとんど素通しで明るいファインダーが、
「理屈の上では」低照度下でもピントが合わせやすい「という」からで、
実際には距離計像は低照度下では見にくくなり、MF1眼と同じぐらい「ピントをつかむ」コツが要るように思います。
ただ、ライブの撮影などで助かっているのは事実ですが・・・。
距離計を全く省き、ファインダーすらない「ライカMD」に超広角レンズを組み合わせ、
全部目測で撮影する物好き・・・じゃなかった、ライカファンの方もおられますが、
もともとライカMDは顕微鏡などと併用しての特殊目的用で、
西ドイツ海軍ではソナーやレーダーの、オシロスコープ画面の記録用に使われていました。
597 :
86 :2005/05/02(月) 21:59:12 ID:???
>>594 JIS規格のホットシュー接点+各社独自のTTL制御接点で発光を制御するのが、
各機種専用ストロボの「キモ」なのですが、
他の機種に使うことを全く考えていない、シンクロコードターミナルのないストロボとなると、
なんだかなあ・・・と思ってしまいます。
ストロボも安い買い物ではないでしょうに・・・。
FからF3までは専用ストロボにこだわったニコンですが、
それ相当に不満の声が出たようで、一般向けにも汎用ストロボを使えるようなアタッチメントがある他、
報道用にはJIS規格のホットシューが使えるようなアダプターや、改造品が存在します。
安価なタイプなのでコードなしなのでしょうかね。 つーかカメラ側もニコンFG20もキヤノンキッスライトも シンクロコード接点ないぞー。
ISO3200のカラーネガフィルムがコニカから出ていたことがあったんですね。 ひょっとすると各国のスパイ御用達だったりしたのかな。
600 :
キャパ :2005/05/04(水) 17:26:19 ID:TRlT+7uQ
600ゲット!でも600mm持ってない!欲しい!自分の場合200mmf4に 3倍のテレコンを着けて頑張ってますが何か?宮嶋氏が滝つぼに落としたのも 600mmだったような?
500ミリはもっている。ただし天体望遠鏡だが...
602 :
キャパ :2005/05/04(水) 18:58:32 ID:TRlT+7uQ
300mmf4Lが欲しい。貧乏で328は買えないからf4Lで手を打とうかと。 それで二倍のテレコンで600mmf8に!三倍で900f11に! んでもってフィルムはT−maxプロの3600をA−1で増感で12800 晴天戸外なら1/1000でf11ぐらいで・・・。すげーこれで夏の甲子園を 撮りに行けるぞー!!
ファインダーが透過式スクリーンじゃないと苦しい、かな。
604 :
キャパ :2005/05/04(水) 19:41:22 ID:TRlT+7uQ
それは根性で補ってますが?
605 :
名無し三等兵 :2005/05/04(水) 20:16:57 ID:ghlgUCa5
ガンガレよキャパ…
606 :
429 :2005/05/05(木) 02:32:36 ID:???
甲子園のセンター適当データ 夏なら第3試合の中盤まで 800mmF5.6の1.4Xテレコンで1200弱 そのまま開放で1/500、フィルムはTX。 以後2倍増感、テレコン外し、1600、死ぬ気で1/250。 1イニング36EX1本見当で約20本、4試合で80本 で使うのはせいぜい1,2コマ ほとんどは現像もせずに自動現像機のテストフィルム用となってました。 高感度フィルムをなるべく避けるのは硬調過ぎて焼きにくいからです。 純白のユニホームに日焼けしまくりの甲子園児たち。 輝度差あり過ぎ。 この前、久々に選抜デジタルでやったら (送稿も含めて)えらく楽になってたので 若えやつらもっと苦労しやがれと思いました。
607 :
86 :2005/05/05(木) 20:14:28 ID:???
>>598 と、いうより、TTL測光やバウンス調光を専用ストロボ以外でやるとなると、
極端にはフラッシュ・メーター、安くても3〜4万円する露出計が必要になり、
しかも相当に撮影が面倒くさい、
「専用ストロボを使って下さい」という、メーカーの考えなのでしょう。
608 :
86 :2005/05/05(木) 20:22:59 ID:???
>>599 以前も書いたネタでしたら申し訳ありませんが、
かって世界の情報機関を驚かせたのが「ニコンFM2」でした。
4000/1のシャッタースピードは手ブレの心配が全くなく、
何よりも、巨額の予算を投じて軍事・諜報目的に開発したカメラより優れた性能のものが、
安価に、世界各国どこででも手に入る・・・。
民生機器の方が軍用として開発されたものより優れていた例は、枚挙に暇がありません。
609 :
86 :2005/05/05(木) 20:28:28 ID:???
>>602 かなりなガッツが必要な気がしますが・・・。
夏の甲子園、帽子と白タオルはお忘れなく。
610 :
86 :2005/05/05(木) 20:41:05 ID:???
>>606 貴重な撮影データのお話をありがとうございます。
高校写真部時代、私の「お師匠さま」がスポーツ撮影のプロカメラマンで、
甲子園には連れていってもらえませんでしたが、
地区予選では「お手伝い」をやっておりました。
お師匠さまがF−1のモードラつきを2台に、サブのA−1、
レンズはショートズームから1200mmまであれこれと持参、
私がF−1、キャノンは読売新聞社の地方支局がF−1とAE−1、
地元新聞社がF2、朝日新聞社の地方支局がF2に混じってモードラつきのF・・・の、時代です。
弟子の機材かつぎもさることながら(ひーこら、大汗!)
あらかじめ水筒に麦茶を入れて家の冷蔵庫で凍らせておき、タオルでくるんで球場に持参、
その美味かったことは今も忘れない、懐かしい思い出です。
ただイスラム国家と国境は接していないしイスラム教徒も国内に目立つほどはいない。
612 :
名無し三等兵 :2005/05/06(金) 01:02:25 ID:FEHpbAFC
>>609 ガッツと夢だけは売るほどあります。
夏に向けて頑張るぞ!
613 :
きゃぱ :2005/05/06(金) 21:02:58 ID:FEHpbAFC
612は自分です。F2に混じってFか〜。すごい時代ですね。 今はF4ですら使われて無いでしょうからね。
そうやミノックスってスパイ映画ではスパイカメラの定番でしたが 実際の現場ではどうだったんでしょうね。 いまでもミノックス版のミノックスって新品で普通に日本でも買えるんですよね。 でもフィルムフジとかコニカだしてんのかな。
615 :
86 :2005/05/06(金) 21:50:40 ID:???
>>613 先日、ある海上自衛隊基地にて、広報班の方が使っておられたのが、
2台のニコンD100でした。
米海軍の公表写真も、とりわけタイムリーなものはニコンのデジタルで撮影されたものが多いといいます。
報道現場はすでにほぼ100%デジタル化されていますが、
自衛隊や米軍の広報写真も、デジタル化が著しいようです。
産経新聞イラク取材班「武士道の国から来た自衛隊」には、
イラク第1次派遣隊・通信大隊写真班の1等陸曹へのインタビューが載っており、
ぜひ、御一読頂きたいのですが、
通常はデジタル1眼レフを使用し、事故現場など採証にだけポジフィルムを使ったそうです。
家庭用デジタルビデオカメラの液晶が、イラクのあまりの暑さに飛んでしまったなど、
すこぶる興味深い記述もあります。
616 :
86 :2005/05/06(金) 22:04:12 ID:???
>>614 ミノックス判のフィルムは、今もヨxバシカメラなどで売られており、
DPEを受け付けているお店もあります。
35mmのフィルムからフィルムカッターで切り出し、カートリッジに詰め直す、
猛者もおられるようです。
また、ミノックス自体も買うことができますが、
これも古いタイプをお好みの方は少なくありません。
ことがことだけに、スパイが使っていたカメラとなると詳細は判然としないのですが、
日本ではゾルゲ事件、欧州ではキケロ事件のように文献複写となると、解像度の問題で、
少なくとも通常の35mmでないと歯が立たなかったのではないでしょうか。
小型の35mmを情報機関向けにわざわざ開発したのは、
旧ソ連、中国に例がありますし、
日本でも旧陸軍登戸研究所で、諜報目的用の小型カメラが開発されていた他、
小西本店がスパイカメラを製作、軍に納入していた記録があります。
映画スパイゾルゲでゾルゲがドイツ大使館で機密書類の撮影に使っていたのは 35ミリカメラと思われるカメラでした。映画のこととはいえ考証はしているでしょうから 本当の話だったのかもしれませんね。007みたいな荒唐無稽なタイプのスパイ映画では ライターカメラとか出した方が映画としてのうけがよいでしょうからミノックスも実は映画の小道具としてだけ 使われて実際の現場では使われていなかったりするのもありかな。 そうやコダックのポケットカメラって今も売っているのかしらん。 フィルムは最近は見ないが。APSはさすがに見るぞ。
>>615 米軍HPにある飛行機・軍艦等の画像のExif見ると、結構デジ多いですね。D100とか。
620 :
86 :2005/05/06(金) 23:20:29 ID:???
>>617 1960年代、U2偵察機撃墜事件でソ連領内に捕われたパイロットのパワーズと交換で、
ベルリンから東側に釈放されたKGBのスパイ、
画家としてアメリカに潜入していたアベル大佐が逮捕されたそもそものきっかけが、
新聞売りの少年が売り上げのコインを落としてしまったところ、
売り上げのひとつのコインが二つに割れ、中からマイクロ・フィルムが出てきて、
それをもとに捜査が進み、アベル大佐のカバーが割れたことだった、といいます。
・・・個人的には内偵捜査の能力や内通者の有無ををごまかすネタだと思っていますが・・・。
しかし、元の被写体と、それを撮るのに使った機材やフィルムはともかく、
撮ったものを、加工したコインに入るほどのマイクロ・フィルムに写し替えていたということになり、
むしろ、撮ったあとの加工が問題になるということですが、
図書館の新聞縮刷版が早くからマイクロ・フィルム化されていたことを考えると、
マイクロ・フィルム化の技術だけ問えば、あり得る話ではあります。
撮影したフィルムを直接に送っていた時代から、少なくとも1960年代には、
スパイが安全に加工したフィルムを本国に送れる技術があったのではないでしょうか。
そうなると、取り立てて小型のカメラを使うよりは、
むしろ堂々と普通のカメラを使える、偽装身分の方が重要になります。
モサドのエリ・コーエンのように、シリア政府に深く食い込み、
ミサイル基地や前線陣地でも記念写真を撮れたスーパー・スパイもいますから・・・。
コダックの「ディスク・カメラ」のフィルムは、今はさすがに売られていませんが、
110判カセット・フィルムであれば、入手はできるようです。
621 :
86 :2005/05/06(金) 23:50:41 ID:???
>>618 情報ありがとうございます。
110カメラでも「ペンタックス・オート110」のように凝ったものもありましたね。
ベトナム戦争の記録写真を見ていますと、
M2ヘルメットのヘルメット・バンドに、コダック・インスタマチック・カメラを差していた兵も見かけます。
米陸軍に志願入隊、ベトナム戦争に従軍した日本人の手記、横内仁司氏「ドッグ・タッグ」には、
おそらくその種のカメラで撮影された、前線での記念写真が何点か収録されており、
写真好きなアメリカ人を思わせるものがあります。
また、日本人グリーンベレー隊員、三島瑞穂氏の著書「グリンベレーD446」には、
同じくベトナムの前線での記念写真が収められており、
「最前線では写真を撮る暇などなかった」元グリンベレー大尉とやらの言い分、眉に唾をつけさせるに充分ではあります!?
86さん ありましたね、110の一眼レフ「ペンタックス・オート110」。 確かミノルタでも「ミノルタ110ズーム」なんてありましたね。 余談ですが、私の祖父はコダックレチナ118を私物として 戦地に持っていきました。 今でも、ネガを自分で密着焼きしたプリント(35ミリなんで凄く小さい)が 残っております。 また、大戦末期になると写真どころでなくなってきて カメラは内地に郵送で『疎開』させたそうです。 そのカメラは現存しており、現在、私が譲り受けて使用中です。 私事の長文、済みません。
最近はカラーの35ミリフィルムの現像でもコンタクトプリントをサービスでつけてくれるようですね。 いや正確にはAPSのインデックスプリントみたいなものですが。
624 :
86 :2005/05/07(土) 21:35:07 ID:???
>>622 いえいえ、何をおっしゃいますやら。
貴重なお話をありがとうございます。
日本軍の高級将校にはカメラ好き、写真好きな方も多かったといいますが、
1934年に1型が発売されたレチナを早くからお求めになったご祖父様は、
なかなかのカメラ通でいらしたかとお見受け致します。
ドイツのカメラメーカーがコダックと提携して生み出したレチナは、
現在の日本でも少し前までレチナ専門の中古カメラ屋さん「レチナハウス」があったように、
根強いファンも多い、魅力満点のカメラだったのではないでしょうか。
私も不勉強の至りで、手に取ってみたことはないのですが、
中古カメラ店のウィンドー越しに、何度か見たことがあります。
大戦末期、輸送事情もままならない中、
無事に戦地から帰還したレチナが、今、貴殿の手の中にあるというお話。
まさしく歴史を語るカメラであると言えましょう。
ぜひとも、末永くお手元で大切にして頂ければと思います。
625 :
86 :2005/05/07(土) 21:40:17 ID:???
>>623 某全国チェーンのカメラ店に現像を頼みますと、
「インデックスプリントはいかがなさいますか〜」と、セールストークがあります。
あまり頼むことはないのですが、
ベタ焼き(これもデジタル時代には死語なんでしょうね・・・)を、せっせと焼いていた時代を思い出します。
うちが頼む大手チェーンカメラ店のDPEは頼まなくてもつきます。 カウンターの後ろにマシンがあって55分で出来ますというやつ。 同時プリントはたしかに55分なんだが焼き増しはそうはいかないのが どうも不思議だ。
627 :
86 :2005/05/07(土) 22:14:40 ID:???
>>626 自動現像機の場合、フィルムは長いままで現像され、
同じく長いままで、機械の中の流れ作業でプリントにかけられます。
DPE処理が終わった段階でフィルムはフィルムカバーに入るよう、6コマずつ手作業でカットしますが、
焼き増しの場合はすでにフィルムがカットされており、流れ作業でプリントできず、
手動セットになるため、時間がかかるようです。
以上は、早い時期にフジの自動現像機を入れた「お師匠さま」のカメラ店で、
自動現像機を見学(と、いうより、ダベってコーヒー飲んでた)した時の話ですので、
新しい機種の自動現像機や、お店の事情によっては異なるかもしれません。
コダックTMAX3200とかの現像を頼むとどうなるんだろう。 富士写真フイルムのマシンしかないDPE店の場合はコダックのラボに 流れたりして時間がかかったりするのであろうか。 反対に富士写真フイルムのフルサイズパノラマ(TX2?)とかは 富士写真フイルムの現像機は対応していたりして。
629 :
86 :2005/05/07(土) 22:50:50 ID:???
>>628 「CN−16」や「C−41」など、共通の現像処理ができるフィルムならば、
同じ現像機にかけて問題はないはずですが・・・。
パノラマの焼き付けに関しては正直、わかりません。
どなたかお詳しい方のご教示を頂ければ幸いです。
イルフォードのモノクロフィルムにカラーネガフィルムと現像工程が同じものがあるようです。 富士写真フイルムのはだめみたいです。プロラボに頼むか自家現像だそうです。 フルパノラマは自動焼き付けも自動現像も無理みたいですね。プロラボにたのむしかなさそうです。 (長尺指定で自動現像でもできるらしいですが) 昔の写真店は自家現像で白黒の現像や引き伸ばしをやっていましたが 今やっているところは少なそうですね。
普通のカラーネガと同じってのはXP2のことかな。 近所の55駅では工場送りにされますた。(フジかコダかどっちかのラボ行き)
あらあら自動焼き付け機って フィルムをスキャンしてデジタルデータに デジタルデータをレーザーで印画紙に焼き付け なのかあ。引き延ばし機なんてもう過去の遺物なのかなあ。
633 :
429 :2005/05/08(日) 00:40:41 ID:???
イルフォのC41処理のやつはカラー自動現像機が使えるのでやってくれるでしょう。 受付のアルバイトさんが知らん可能性がありますが。 で、コヤツはえらく軟調です。 というかネムい。黒のシマリがどうも…。 ベースの色もカブったような感じであんまり使いませんでした。 普通の白黒フィルムについては 最近のDPE屋さんではモノクロ自現機など置いていないと思われますので 東洋現像所、いまはイマジカとかいうのでしょうか、へ送り、1週間あがりではないでしょうか。 街中のスタジオ写真館なんかでは手処理でしてくれそうですが。 パナトミックXをマイクロドールXで20℃20分現像してた身としては手処理をお勧めします。 フィルム現像というのは、なんか原点というか基本というか…、単に俺が好きなだけか。 パノラマ焼付けは、自動引伸ばし機のプリズム(光源からの光を均質にするヤツ)を中版用に替えて ネガキャリアーをパノラマ用にすればいけるのとちがうかなぁ。 6X9が焼ける機種ならできるのではないでしょうか。キャリアーくらい自作できそうだし。 というか6X9か6X7のグラスキャリアーにマスクするだけ。 現像は「スリーブで出せ」というと36枚まるごとつながったまま出してくれたと思いますが 最近の自現機は自動的に6コマ切りネガが出てくるのでしょうか? 推測ばかりでスマヌスマヌ。最近DPEなんて出してないもので…。
そういやフィルムカメラの戦場カメラマンは現場で現像や引き伸ばしをするのであろうか。 それともパトローネのフィルムだけ後送かしら。
鳩に付けて返したのは、ノルマンディ戦の時の話しだったかな。そんな話しがあったよね。 上陸が一日延期されたので鳩が方向まちがえたとかいう。
636 :
86 :2005/05/08(日) 18:34:27 ID:???
>>634 基本的に後方で現像・焼き付けではないでしょうか。
前線では現像・定着の液温管理や、フィルムの取り扱いが難しそうですし。
ドイツ軍のPK(宣伝中隊)や、SSに設けられた独自の戦争報道中隊などの資料を見ても、
前線で現像処理をしたような記述、あるいは機材の紹介などがありません。
戦果確認・判定用の写真は前線司令部レベルで処理されていたと思いますが・・・。
民間報道機関から従軍取材に出るカメラマンの場合は、各社、あるいは時代により異なりますが、
基本的には撮影済みのフィルムを持ち帰り、後方の安全な支局などで現像したようです。
かの「歴史的フィルム現像の失敗」こと、ロバート・キャパがノルマンディで撮影したフィルムを、
全部台無しにしたのも、ニューヨークでのことでした。
637 :
86 :2005/05/08(日) 18:51:36 ID:???
>>635 失礼致しました、キャパの写真を現像したのは「ライフ」誌ロンドン支局でのことでした。
レス
>>636 を訂正申し上げます。
Dデイ翌日の午後9時ごろ、キャパが発送した小包という形で、
「ライフ」誌ロンドン支局に35mmフィルム4本、120フィルム12本が届けられています。
ノルマンディ上陸作戦の報道写真第1号はそれより早くロンドンに到着していましたが、
撮影したカメラマンのいた上陸地点ではドイツ軍が一時的に守備を放棄していたため、
その様子を上陸用舟艇から撮った、ある意味シマラナイ写真でした。
鳩を使ってフィルムをいち早く送る手段は、意外とのちまで使われていました。
日本の新聞社では昭和30年代までであったそうです。
鳩で運べるのは手札判程度のフィルム1枚か、
距離によっては35mmフィルム1コマを入れたアルミ筒が限界でしたが、
中には20枚撮りの35mmフィルム1本を無理に運ばされた鳩もいたといいます・・・。
638 :
86 :2005/05/08(日) 18:59:00 ID:???
レス前後して申し訳ありません。
>>632 中古カメラ店によっては引き伸ばし機の中古を置いてあるところがありますが、
ライツの「フォコマート」「バロイ」を除けば、
叩き売りのような価格で売られているのは、何とも淋しいものです。
>>637 そのロンドン支局にラリー・バローズがいて、キャパのネガを見てうち震えたとか。伝説ですねww
ベトナム戦争の写真は、バローズがパワーを感じて好きです。
引き伸ばし機のレンズのマウントはライカマウントが普通なんでしょうか。
642 :
86 :2005/05/09(月) 18:18:02 ID:???
>>639 「そのとき、キャパの手はふるえていた」という「ライフ」誌のキャプションに対し、
当のキャパ氏、「ちょっとピンぼけ」の中で「暗室作業の大失敗」のあとにそのキャプションを紹介、
オチ、というか、皮肉に取れなくもない書き方をしていますね。
私だったら大暴れするかも!?
643 :
86 :2005/05/09(月) 18:20:14 ID:???
>>640 ライカLのスクリューマウントかと思いますが、
全ての引き伸ばし機がそうかと言われますと、いまひとつ自信がありません。
どなたかご存知の方はおられないでしょうか・・・。
ニコンFのもともとのレンズは50ミリ/F2で全部金属製だ。 今のレンズはゴムやらプラスチックやらを多用するのが普通だが この50ミリほど長生きしてくれるかなあ。
645 :
86 :2005/05/10(火) 22:13:20 ID:???
>>642 興味深く読ませて頂きました、ありがとうございます。
軍用の伝書鳩は、国によっては80年代まで使われていたと、
どこかのスレで読んだことがあります。
大型の鳥の胸に固定し「空中撮影」を行うための小型のカメラを、
以前、何かの文献で読んだことがありますが、
何が撮れるかは鳥任せ風任せ・・・ユニークな発想ではありました。
646 :
86 :2005/05/10(火) 22:42:24 ID:???
>>644 然るべきメンテナンスが前提となっているのは、今も昔も変わらないでしょう。
レンズやガラスを貼り合わせるバルサムや、金型成形・機械加工の精度など、
昔とは段違いによくなっている部分もあります。
プラスチックレンズの多用も、一概にコストダウンのためばかりではありません。
ごく初期のライカ・アスフェリカルレンズのように、
高価な素材を手磨きで仕上げたため、バカバカしいほど高いレンズになるばかりが能ではありません。
ただ「作りこみ」という部分では、気にかかるところもあります。
私の体験でいいますと、某メーカーの35mmF1・4だけに多発する現象として、
レンズを鏡胴に固定する接着剤に問題があり、使っていくと気泡のようなものが発生、
同じレンズを何個か中古カメラ店で見ても、気泡?がないものの方が少ないありさま。
極端に出ない限り写りには問題ありませんが、
同じメーカーの35mmでもF2やF2・8、また、古いタイプのものでは聞いたことがなく、
「作りこみ」で、むしろ”後退”しているものが出ているのは、釈然としません。
長生きの「秘訣」は”いつまで面倒を見てくれるか”メーカーの良心なのですが、
メーカーが経営を続けるためには新しい製品が売れないと、となり、
「古いものを大切にするためには新しいものを買わないと」パラドックスになってしまいます・・・。
647 :
86 :2005/05/10(火) 22:50:03 ID:???
レス
>>645 のレスアンカーが間違っておりました。
レス
>>641 、ニコンF使いさんへのレスでした。
お詫びして訂正申し上げます。
キヤノンキッスライトに36枚撮りフィルムを装填したら30枚しか撮影できなかった。 後ろの方は真っ白。まだ一回だけだけど。ニコンFやFG20ではこんなことは 起きていない。自動巻き上げもしくじるのか。
649 :
86 :2005/05/10(火) 23:15:31 ID:???
>>648 う〜む、何とも言えないのですが・・・。
昔、長巻きのフィルムをパトローネにせっせと詰めていた後輩が、
パトローネに巻き取る際、フィルムの巻き始めをパトローネの軸に止めておくのが甘く、
これが手巻きだったら巻き上げの手応えでわかったかも知れませんが、
モードラで巻き上げているとフィルムが軸から外れてパトローネを飛び出してしまい、
「40枚を越しても無限にシャッターが切れる」ことに首を傾げて、
裏ブタを開けてしまい・・・南無・・・だったことがあります。
「バッカで〜!」と、さんざコケにした私・・・悪い先輩ですネ・・・。
650 :
86 :2005/05/10(火) 23:40:24 ID:???
「長尺フィルムネタ」で一席。 かってライカには、バルナック・ライカV型をベースとし、 250枚撮りの専用フィルム・マガジンを使う「250型」が存在しました。 のちに同様の機能を果たすアタッチメントが用意されたニコンF〜F3やキャノンF−1の、 言わば先駆けともいうべきカメラですが、 東京工芸大学には、黒塗りの250型が1台、保管されています。 各部の特長を見ると、単なる量産型ライカからの改造品とは考えられず、 特別に250型として作られたものなのですが、 この250型の底には”陸登研 二科”の刻印があります。 日本陸軍登戸研究所、正しくは「陸軍科学研究所第九技術研究所」が保有していたものと推定されますが、 仮に登戸研究所の創設当時に購入された機材とするならば、 登戸研究所の創設は1937年、 このライカ250型の製造は製造番号で推定すれば1936年で、 真新しいライカ250型が早速、高額の調達費用で以って登戸研究所に搬入されたことになります。 ライカ250型は1936年のベルリン・オリンピックで、 フィルム詰め替えの手間が少ない公式記録カメラとして使われていましたが、 登戸研究所で使われたライカ250型が何を撮ったのか、一本たりともネガは残されていません・・・。
来年の観艦式での自衛隊広報の撮影機材はニコンF6かな。 あれって競争入札なのかそれとも指名調達なのかな。
652 :
きゃぱ :2005/05/12(木) 20:00:42 ID:aoG8C6Ye
フィルムチェンバーってたまに店で見ますね。モードラにフィルムチェンバー
付けたNF−1がほしいよー!
>>651 機材はデジでは?でも気分的にはF6だよね〜
パトローネ型のフィルムカートリッジはまだ売っているのでしょうか。 現行機種用という意味で。利点は裏ぶたを閉じるとフイルム出口が 広くなって擦らないのでフィルムに傷が付きにくくまた 摩擦がないので巻き上げがパトローネよりスムーズ、だったかな。
654 :
86 :2005/05/13(金) 20:00:57 ID:???
>>651 詳細はわかりませんが、
「社団法人・日本防衛装備工業会」に加盟しているカメラメーカーが、
現在、ニコンだけであることを考えると・・・。
655 :
86 :2005/05/13(金) 20:05:51 ID:???
>>653 「使える」ということであれば、ライカM3の頃のカートリッジは、
パトローネ室の寸法が変わらないM6にまでは使えると思いますが、
これとてもパトローネから自動感度設定になっているM7には使えないでしょうし、
「現行製品として売っている」ものとなると、ないのではないかと・・・。
どなたかお詳しい方のご教示をお願い致します。
中古カメラ店でニコンF用とF2用を見かけたので 今もあるのかな、と思った次第で。 今日F6の見本ををカメラ店で手に持ってみたが 重い。自分には使えないと思いました。
657 :
86 :2005/05/13(金) 20:50:08 ID:???
>>654 に補足します。
感材メーカーも含めて、ならば、フジも加盟しており、
現在はカメラを作っていませんが、東京光学、こと、トプコンも加盟しています。
658 :
86 :2005/05/13(金) 21:01:43 ID:???
>>656 それでもF5よりはややコンパクトになりました。
私も実はF6が欲しいクチでして、店頭デモ機や新宿ニコンプラザの展示機を、
いじくってみたことも度々ですが、
F2フォトミックAやF3ほど「頼れるキカイ」という感じがしないのです。
個人的極まりない見方ですが、ここは軍事板です、
感じをわかって頂ける方がおられるかと思い、カメラを自動小銃に例えると、
F2がM14、F−1後期がAK47、F3がM16、newF−1がAK74に思えます。
659 :
622 :2005/05/13(金) 23:20:32 ID:???
86さん、亀レス失礼しますが・・・
>>624 私の祖父は将校でなく陸軍の軍曹(終戦時)でした。
ちょうど、兵長という階級が出来た頃に兵長になった事がありまして
「本当だったら、上等兵から伍長になれた筈だったのに・・・」という話を
聞いた事があります。
もともとカメラが好きだったようで
やはり当時、ライカVaが欲しかったとの事ですが
さすがに買えなかったのでレチナを購入したという話でした。
ベビーイコンタ等、ベスト判の機種でなく35ミリフィルム使用のレチナを
選んでくれたので、今でもフィルムに困らなく助かっております。
>>650 ライカ250型ですか。
一度現物を某カメラ店で見ましたが形状、価格共に圧倒されました。
でも発売当時は、DVがズマール付きで174ドル、250型ボデーは178.5ドルと
プレミアなど関係なかった価格ですね。(あたりまえ?)
他にも戦後にハーフサイズの72型や、戦前にはバルナックボデーを底ブタで
2台くっつけて縦吊りするアタッチメント(上手く説明できなくすみません。)が
あったとか。
やはりフィルム装填がやりにくいので、
沢山撮れる工夫の製品が出てきたのでしょうか?
>>658 私 個人的には、無骨、シンプルで頑丈、故障知らずなニコンFがAK47という
位置付けでした。(F-1がM16ですかね?)
ちなみにAK47っぽい二コンFが私は大好きです。
反論とかする気は全く御座いませんので、お気を悪くされましたら失礼しました。
AK47ですが出たての頃は故障が非常に多かったとか。 部品の製造工程を削り出しからプレスに変えてあえて 精度にこだわらないようにしたところ故障しないものが 量産できるようになったとか。AK47ですが私ならフィルム付きカメラに例えたい。 戦闘機に例えると ニコンFとF2はF4 (古くさく大きいけど丈夫で長持ち) ニコンF3はF15 (高性能で高価で丈夫で長持ち) でしょうか。 F4以降はなにがいいかな。
富士写真フイルムはレンズもカメラも作っています。 ひょっとすると偵察機のカメラとかは富士写真フイルム製かもしれませんよ。
まさかニコン羊羹が糧食用に自衛隊への納入品されたりしていないだろうな。 いや、ニコンF用とニコンFG20用のソフトシャッターレリーズをニコンの通販で買おうと 通販サイトをうろうろしていたらニコン羊羹とあったもんでついでに買ってしまったことは 秘密だ。
>>660 さん
AK47=フィルム付きカメラというのも面白いですね。
>>662 さん
帝国海軍の潜水艦などには食料として羊羹が搭載されていたとか。
しかも日本光学は海軍向けの光学兵器を専ら担当。
意外と自衛隊に納入されてるとかありえるかも知れないですね。
キヤノンキッスライトのお掃除をしていてカメラ側のレンズマウントがプラスチック製なのを発見してびっくり。 同じエントリー機種のニコンFG20のレンズマウントは金属なのに。 そういやプラスチック製の銃火器が実用化されているのだからカメラマウントぐらいで 驚いていちゃいけないか。 そのうちプラスチック製の戦車とか戦闘艦とかでかねんな。
665 :
86 :2005/05/14(土) 20:18:37 ID:???
>>659 622さん
貴重なお話をありがとうございます。
私の祖父は召集で陸軍に入り、終戦時は上等兵でしたが、
内地勤務であったため、早く復員することができました・・・が、
家は某市を襲ったB29の空襲で家財もろとも灰になってしまい、
祖母は幼い父と父の兄弟の手を引いて空襲から逃れ、疎開していました。
戦後、何とかライカVfを買えるぐらいに生活が安定はしたのですが、
「あんな高いカメラを買ったときは、私とモメたものよ」と、祖母は今も思い出し笑いしています。
祖父の形見として譲り受けたライカVfは、今は撮影はできませんが何とか動くぐらいの程度で、
祖母と家族をニコンF3で撮る一方、レストアできないものかと思っています。
ズマリット50mmF1・5のレストアまで考えると、目の玉が飛び出るような費用になるでしょうけれど・・・。
そのVfをいじってみての感想ですが、やはりフィルム装填は面倒なのと、
ライカではM3、M2にも言えますが巻き戻しがノブ式なのはもっと面倒です。
Mシリーズの場合は後付けクランクも用意されていますが、
最新のMPがノブ式に戻ったのは、なんだかなあ、と思います。
F2の精密感あふれる感じに比べて、F−1後期はどこか大雑把なところがあり、
そこが同じく大雑把な私に合ったのでしょうか、
製造番号66xxx6は、もう23年の付き合いになります・・・。
666 :
86 :2005/05/14(土) 20:22:23 ID:???
>>660 F6はさしづめスホーイSU27でしょうか。
戦闘機ファンの私、ミグ29とSU27の実機を見学するのが夢なのです。
レンズ側のレンズマウントがプラスチックというのはあるのでしょうか。 自分が今持っているレンズは新旧純正他社製一応全部金属みたいですが。
668 :
86 :2005/05/14(土) 20:27:18 ID:???
>>661 直接に製造はしていなくても、メンテナンスなどでは大いにあり得るでしょう。
いささか古い話ですが、
朝鮮戦争の頃、日本の有力カメラメーカーの工場には米軍航空カメラの整備工場に指定されたところがあり、
戦後の電力事情の中でも、航空カメラの整備部門には米軍の発電車までが持ち込まれ、
フル操業であったといいます。
669 :
86 :2005/05/14(土) 20:32:04 ID:???
>>662 ニコンようかんには普通のようかんの他「一口ようかん」や、
さらには「ニコンせんべい」まであります。
ニコンせんべいはいわゆる「瓦せんべい」なのですが、
私、ある所で入手し、友人の集まりに持っていったところ、
自分がろくに食べないうちに、たちどころになくなってしまいました(涙
670 :
86 :2005/05/14(土) 20:36:58 ID:???
>>664 プラスチックが使われる製品が実に多くなってきている時代ですから・・・。
昔、プラスチックボディのカメラの是非が、カメラ雑誌の読者投稿欄でも論争になったことがありました。
今や、全くプラスチックを使わない製品の方が珍しいでしょう。
671 :
86 :2005/05/14(土) 20:39:02 ID:???
>>667 レンズ側のマウントまでプラスチック化された例は、寡聞にして知りませんが、
いずれ登場するのではないでしょうか。
672 :
きゃぱ :2005/05/14(土) 21:24:13 ID:3lNkNVmL
そしてプラスチック機は数年後にヨドバシのジャンク籠で捨て値で売られる。 あれでは作った人もカメラも可哀想だよ。
所詮は写真機ですから。
674 :
86 :2005/05/14(土) 21:45:23 ID:???
>>672 捨てる神あれば拾う神ありで、中国人バイヤーやヤフオク・転売ヤーが使えるものを買って、
ジャンクの相当部分は簡単な修理で治るものですから、
どこか海外ででも、再生の道を・・・。
中国のデパートでは、日本のカメラ店に負けない品揃えのところもありましたが、
私が素早く値段をメモッて、ホテルに帰って電卓を叩いてみたところ、
日本での販売価格とそう変わりませんでしたから、所得水準からすると恐ろしく高価なカメラになり、
中古再生品のマーケットとしては、ある意味有望かも知れません!?
みんなEOS-1はどう思う?おれは結構いいと思うが
>>675 EOS−1、湾岸戦争で伝説一つ作って耐久性を証明した良いカメラ也。
677 :
86 :2005/05/14(土) 21:56:11 ID:???
>>673 「写真の大衆化」ジョージ・イーストマンが追い求め、
メイド・イン・ジャパンのカメラが世界を席巻したひとつの「夢」は、
反面、大量消費社会の中にカメラを組み込むことでもありましたから、
「所詮はキカイ、消耗品」に至っても、無理はないのかも知れません。
個人的な思いですが「1年たてば半値」のデジタルカメラに、淋しいものを感じます。
オヤジが若かりし頃、恋人だったかあちゃんを撮ったカメラで、
他人の手に任せたのは結婚披露宴の撮影だけ、ぐんぐん大きくなる子供を撮って、
その子供に譲ってやれるカメラ、を、現行機種で・・・となると、デジタルか銀塩かを問わず、ほぼ絶望です。
>>678 湾岸のEOS-1のその後は知らないけど
EOS-1をいまだに現役で使ってるひとはいるよ
私のは妹に譲ってしまったけどね
お子様にはポラロイドで十分、かなり安くなってるしうちの子も使ってる。
681 :
86 :2005/05/14(土) 22:04:37 ID:???
>>675 不肖・宮嶋氏の「戦友」でもあり、長倉洋海氏がアフガニスタンでご愛用だったEOS−1、
よいカメラだと思います。
私の「お師匠さま」も、EOSシステムが発売になってすぐの頃に試してみて、
かなり早い時期にMFからEOSシステムに乗り換えました。
682 :
86 :2005/05/14(土) 22:08:31 ID:???
>>680 私の知人に、せっかく買ったデジカメを中学生のお子様に巻き上げられ、
ご本人はお払い箱にするつもりだったアサペンSPを使っているひとがおります。
デジタル世代(+親バカ!?)恐るべし。
わてのニコンF、ヘビーな使い方はされていないはずだが 最初期型だけあって四十数年の年輪がいい具合に軽くすり切れ気味の 皮やら端が軽くめくれ気味のボディに刻まれている。 大事に「使う」ことにしよう。 露出計、スタジオデラックス2を買いました。 ニコンFG20でもキヤノンキッスライトでも模様に非常に黒の多いうちのねこ(黒猫ではない)を 測光すると露出オーバー気味になる。 入射光式露出計ではかった数値で撮ったニコンFの写真が露出は一番よい。
AFニッコールレンズのGシリーズにいくつかレンズマウントがプラスチック製のものがあるようです。 28-80 28-100 28-200 20-300 がレンズのマウント部がプラスチック製のようです。
685 :
きゃぱ :2005/05/14(土) 22:42:00 ID:3lNkNVmL
祖父から貰ったFTbは壊れたけれど、その内修理して将来自分の子供にでも 上げよう。
686 :
名無し三等兵 :2005/05/14(土) 22:44:24 ID:TqW+axuC
カメラに詳しくないのですが、キャノン、パワーショットG5を在庫処分品で 48800円で購入しました。 このデジカメの評判はどうなんもんでしょうか?
687 :
86 :2005/05/14(土) 22:51:31 ID:???
>>683 メカを撮影するときでも「黒の質感」は露出に悩みますね。
私が撮った中では「潜水艦」と「蒸気機関車」がそうでした。
まさか、海に飛び込んで艦に上がってとか、走る蒸気機関車の近くで入射光式露出計を当てるわけにもいかず・・・。
まして猫の撮影の場合は、私もやってみて身体の質感の表現が難しいと思いました。
「メカ」ではなく「命あるもの」なのですから・・・。
インコを撮ってみようとして、テキは好奇心満点、レンズに「突撃」され、前玉をつつかれたり、
犬を撮ったときはカメラを何か目玉のようなものと思ったらしく、向けると吠えられたりとか、
動物写真はモデルに同意頂くだけでも、なかなかオモシロシンドイものがあります!?
688 :
86 :2005/05/14(土) 22:59:41 ID:???
>>684 情報ありがとうございます。
やはり、プラスチックマウントのレンズがすでに発売になっていたのですね。
ニコンGシリーズといいますと「絞りリングのない」タイプでしょうか。
「カニ爪に露出計のピンを噛ませてガチャガチャ」も、古い時代の話です・・・。
もでるのねこたん、うちのねこたんでつきあいは毎日で10年以上。 その辺りのあうんの呼吸はばっちり、 とはいかないのが悩みの種。 なんか最近買いそろえたレンズケースとかブロアーとかがえらくお気に入りで すりすりぺろぺろ。あぶない。
690 :
86 :2005/05/14(土) 23:04:37 ID:???
>>685 メカの部分は、現在でもオーバーホールが可能かと思います。
また、露出計の受光素子も、巷間言われているほどのボケやトラブルは意外となく、
断線、とりわけ電池室の液漏れによるものが多いと聞いています。
これから数年過ぎればわかりませんが、現在なら修理可能ではないでしょうか。
691 :
きゃぱ :2005/05/14(土) 23:06:23 ID:3lNkNVmL
デジは詳しくないですが、カタログ値を見ると悪くなさそうですが? このスレが段々写真板出張場になってきた。別にいいけど。皆さんカメラで 解らない事があったらここで聞いて下さい!!親切な86さんが丁寧に解説 してくれますよ。 冗談です。86さんスミマセン!!私ができるかぎり答えますよ。
692 :
きゃぱ :2005/05/14(土) 23:10:39 ID:3lNkNVmL
693 :
686 :2005/05/14(土) 23:11:06 ID:TqW+axuC
外装が銀のやつはなんかカメラっぽく無いので、すでに新機種が出ていたのは しっていたのですが、カメラっぽい外観のパワーショットG5を衝動買いしてしまいました。 デジカメをUSBでpowerbookG4につないでモニター上で見てシャッターを押したいのですが、 大画面でリアルタイムにモニターで見られますかね?
694 :
86 :2005/05/14(土) 23:12:53 ID:???
>>686 私はデジタルにはさっぱり詳しくない、超のつく初心者なのですが、
「パワーショットG5」は、仕事で使うデジカメをあれこれ探している際に実機を手に取り、
性能に感心したものの、予算の関係で買えなかった(涙)ことがあります。
すこぶる良いお買い物をなさったと言えるのではないでしょうか。
695 :
キャパ :2005/05/14(土) 23:21:17 ID:3lNkNVmL
86さんもキャパさんもデジは初心者でした。ちゃんちゃん 銀塩ならいけるんだけど。名前がいつのまにか平仮名できゃぱになってた。 本当はカタカナでキャパです。
696 :
686 :2005/05/14(土) 23:23:47 ID:TqW+axuC
ありがとうございます
>>86 プロの方が推奨する性能の良い物なのですね。
大事に使うようにします。
697 :
86 :2005/05/14(土) 23:29:05 ID:???
>>696 いえいえ、私は単なるアマチュアで、写真のプロではありません。
誠に申し訳ない次第です・・・。
最近フィルムカメラの使用を復活して感じたこと。 コンパクトタイプのデジタルカメラより コンパクトタイプのフィルムカメラのほうが写りがいい。 (うちのコンパクトカメラがコンタックスT2だからか) でもフィルムに形が縛られないためボディが小型軽量で薄いデジタルカメラの 携帯性は捨てがたい(コニカミノルタディマージュXg)。 むろんエントリークラスとはいえフィルム一眼レフカメラの写りのよさは 再認識しました。
699 :
429 :2005/05/15(日) 04:29:06 ID:???
>>683 >>86 基本的に黒いモノはライティング命です。
光の当たり具合がすべてを決めます。
レフ当てるかかストロボでカマすか
お天とうさんを待つか…
最近は手軽にバウンスや多灯ができますので
色々試してみるのも面白いかと。
スレの趣旨からいくと光りモノは御法度でしょうけれど
>>699 黒っぽい被写体を撮るときは、被写体近くの中間色のもので露出を決めるのがベターですね。
AEならシャッター半押しなどでAEロック。AF測距も同様の方法。
裏技で強烈な逆光にしてストロボを真正面からカマすとかもあります。
この場合は太陽光でデーライトシンクロ推奨。
オーソドックスなところでは側光でコントラストを際立たせるとか。
通常は絞り開放優先でシャッター速度で調整してます。AEだと露出補正(EV)を+1〜1.5に設定。
経験的に露出はオーバー気味の方が結果は良いですね。
いずれにせよ、黒や黒っぽいものを撮るのは難しいです。
>>700 に追記
前提に「黒の締まりが良いレンズ」というのがあります。
軍用装備やら兵器やらは見つかりにくいような色や模様をつけるそうですから 黒でなくても普通の露出では適正にならないかもしれませんね。
www.fujifilm.co.jp/corporate/aboutus/pdf/tech/ff_rd050_002.pdf デジタルに対するフィルムの利点をとくとくとのべ その利点を生かしてこなかったことを反省してます。 軍事マニアカメラマンよ、フィルムに帰れ。
条件が悪くてもネガフィルムなら結構写る条件の範囲がデジタルに比べて圧倒的に広いとか言う辺りがきもらしい。
705 :
キャパ :2005/05/15(日) 20:14:05 ID:cl3rXUQK
>>704 ラチュードの事ですかな?でもデジは撮ったその場で見れるから取り直しもし易いし・・・。
感度が低いのしか無いのが困り物ですが。フジからASA1600までいけるデジが
発売していますがフィルムでは大昔からあった技術だから目新しくも無いけど
今後のデジの発展を予感させる。そんな事言ってもデジは携帯のカメラしか
持ってないですが・・・。
ナチュラですが 1.F1.9の明るめのレンズと最低45分の1秒のシャッタースピードとすることで使い慣れない人でもぶれないようにする。 2.広角レンズとしては一番広い24ミリとすることでフレームから被写体が外れないようにする。 3.フレッシュを使わないことで目で見たままの映像が記録されるようする。 4.+2EVの露出補正を常にするようにすることでも見たままの映像が記録されるようする。 で失敗をできるだけさせないということらしいですね。
707 :
名無し三等兵 :2005/05/15(日) 21:34:12 ID:sfmSj9Qz
キャパ寒いよキャパ
708 :
86 :2005/05/15(日) 21:43:50 ID:???
>>698 「デジタルか銀塩か」は、基本的に使い分けの問題と考えています。
一長一短があり、用途によって使い分ければよいことで、
どちらか一方を無条件に賞賛し、どちらか一方をけなす見解には賛同できません。
その意味で、最近のカメラ雑誌は読む気がしないのです・・・。
コンタックスT2とは、素晴らしいカメラをお持ちですね。
私も借りて使ったことはありますが、自分では持っていないのです。
私の母の誕生日に、大奮発してコンタックスTixを贈ったものですが、
35mmフィルムを詰めるのも怪しい機械オンチの母が使える範囲で、
一番写りのよいカメラを、と考えてのことでした・・・。
709 :
キャパ :2005/05/15(日) 21:49:59 ID:cl3rXUQK
>>708 親孝行ですね。コンタックスのカメラ欲しい!!
710 :
86 :2005/05/15(日) 21:58:06 ID:???
>>699 (429)
アドバイスをありがとうございます、参考になります。
海上自衛隊某地方隊の展示訓練で潜水艦救難艦「ちはや」に乗艦したことがあり、
展示では「はるしお級」潜水艦の水上航行がありましたが、
展示訓練が終わって帰投中に、たまたま母港に帰投中だった「おやしお級」潜水艦と、
「ちはや」が反航するという、うれしいハプニングがありました。
幸いに光線も完全な順光、newF−1の部分測光で「おやしお級」の艦体を測り、
勘で+半絞り。
あのときは会心のショットが得られたものです。
それから後、横須賀などでの潜水艦撮りはなかなか上手くいっていません、我ながらヘタクソ加減に赤面。
711 :
86 :2005/05/15(日) 22:16:39 ID:???
>>700 ネガカラーを多用する私、「迷ったらわずかにオーバーにしておけ」と、
ヤケクソまがいの撮り方をしています。
とりわけ、露出計のないライカM4で、単体露出計で測ったときから急激に条件が変わったときには、
プラスマイナス1絞りで数を撮ることもしばしば。
こういうのを「下手な鉄砲ナントヤラ」というんですね・・・。
ニコンF3はAEロックがやりにくく、MD−4をつけると少しはマシになりますが、
ちと困ったもので、割り切ってマニュアルで使うことが多いです。
航空祭で展示機が基地に帰る夕方、「さよならのフライパス」を狙うときは、
夕方の微妙な光線状態のため、AE+カンピューター露出補正ですが・・・。
712 :
86 :2005/05/15(日) 22:26:03 ID:???
>>702 そう、そこなんです。
陸上自衛隊駐屯地祭で「観閲行進」や「展示訓練」を撮影する際には、
軍事マニアでなくとも「お子様の運動会の撮影」で同じ状態になったことがおありかと思いますが、
輝度の高いグラウンドの土の色をカメラの露出計が拾ってしまい、
肝心の被写体はアンダーになります。
いや、お子様の運動会より、相手は迷彩色でつや消しですからコトは深刻です。
私の場合はあらかじめ、カメラをあちこちに振って測光数値を頭に入れておき、
あとはカンピューターで決定しています。
陸上自衛隊駐屯地祭に限れば、大体の行事は午前中に終わってしまうため、
天候にもよりますが極端に光線状態が変わってしまうことは少ないですし。
フィルムカメラ業界が縮小に向かう中(特に大衆向け)、 富士写真フイルムがフィルムカメラの良さもなんとか大衆向けに アピールしようとする姿勢はプロジェクトXみたいな感じでいいかも。
そのナチュラの論文、ナチュラにISO1600を詰めたときは 常に+2EVでオーバーにしたほうがどっちかというと露出の 結果がいいというようなことが書いてありました。 今度ニコンFG20でやったろか。フィルム感度は自動じゃないし。
715 :
86 :2005/05/15(日) 22:55:09 ID:???
>>703 軍事板的なネタでいきますと、フィルムカメラを襲う恐るべき伏兵は「9・11」なのです。
テロ対策でX線検査が強化され、
ハンドチェックをお願いするなどしないと、せっかくの作品をみすみすカブらせてしまうとか。
「海外旅行にはデジタルに限る」となると、相当の銀塩マーケットが消えてなくなるのではないでしょうか。
私の体験でいきますと、中国の某空港で帰国便に搭乗の際には、
「ハンドチェック?うるせーよ、大丈夫だって!」強引にX線チェックにかけられ、
現像上がりに問題はなかったのでまあいいようなものですが、
今後、北京オリンピックなどの時には、さらに検査が強化されるでしょう。
何十本もフィルムを海外にお持ちになる、アマチュアカメラマンの方に「受難」がなければいいのですが。
716 :
86 :2005/05/15(日) 23:14:13 ID:???
>>713 世界の銀塩市場をほぼ制覇するに至ったフジにとって、
急速な銀塩市場の冷え込みは死活問題でしょうね。
「銀塩カメラから撤退するカメラメーカー」「業績の好転が見込めないDPE業者」
「デジタルマンセーの写真マスコミ」「海外マーケットでの急速なデジタル化」は、
軍事板的な表現をすれば「砲兵、機甲部隊の支援なしに突撃する歩兵」にも似ています。
しかし、根本的には断じて銀塩が消えてなくなることはないと考えます。
大判カメラを考えただけでも「時代はデジタル」は極論と思っていますが、いかがなものでしょうか。
富士写真フイルムはカメラもレンズもフィルムもラボ設備も展開する 総合メーカーですから。コダックがデジタル方面へはっきり傾斜する 中(うまくいっているようにはみえないけど)、がんぱってほしい。 追伸 中判デジタルカメラがでてくるのになんで一眼デジタルは 35ミリフルサイズがでずにAPSサイズなんだろう。
おっと、キヤノンにはフルサイズのがあったか。
719 :
86 :2005/05/15(日) 23:55:51 ID:???
レス前後して申し訳ありません。
>>709 キャパさん
ある機会があって「叩き売り」の価格で買えたもので(ナイショ
後に母と旅行に同行する機会がありましたが、
「あ、フィルム買うの忘れた!どこかで買えないかな?」
「そんなことだろうとは(かねて用意のAPSフィルムを取り出し)思っていたけど・・・」
京セラが銀塩カメラ製造から撤退を表明した今、
「京セラ・ヤシカマウント」と「京セラコンタックスGマウント」の行き先が気にかかります。
さ、真田さん!
721 :
86 :2005/05/16(月) 00:01:58 ID:???
>>717 数年前、コダックのCEOが「今後は全ての経営資源をデジタルに特化する」と、
言ってのけたことがありましたが、
現実のマーケットから見る限り、そうもいかないようですね(苦笑
722 :
86 :2005/05/16(月) 00:15:17 ID:???
>>720 「真田さん、さよならは言わないよ」
「古代・・・」
ヤマトの戦果をつぶさに記録し、地球に通信カプセルを送ったあたり、
ガミラスのプレス・カードを取ってガミラス宣伝省の報道管制そっちのけで取材する、
(ドメル将軍の戦果報道にはナチス・ドイツPKのような御用報道機関があったと思いますが)
不肖・宮嶋氏の末裔がヤマトには乗艦していたのでしょうか。
>>711 私もネガカラーを多用ですよ。
黒っぽいものに限らず「迷ったらわずかにオーバーにしておけ」で正解だと思います。
アンダーだと焼きでの修正が難しいですからね。膜なんかかぶってた日には手のつけようがありませんから。
>>716 コダックの愛用者なのでデジタルシフトは正直残念です。コダックの鮮やかな発色が好きなので。
フジは万人向けというか、全体のムラもなく綺麗なんですが、私にはちょっと物足りないというか、味気なく感じます。
スペリアなんかは自然な発色で使い勝手も悪くないんですけど……正直過ぎて。
デジカメを使っていて感じる最大の弱点は「逆光に弱い」ことですかね。
最近は補正も進歩してますけど、CCDが基本的に直射光に弱いのは直しようがないところですから。
人物を撮影するときは逆光にストロボシンクロが雰囲気があって良い画になるので、
人物撮影の機会が多い私にとってはデジタルは縁遠いですね。
ちなみにコンパクトデジカメはポラを引く代わり(試し撮りして「こんな感じです」と他の人に見せるあれです)に使っています。
日本特有の現象としてカメラ付き携帯が エントリークラスのコンパクトカメラ市場をデジタルフィルムとも 食ってしまったのもカメラメーカフィルムメーカにとって痛いみたい。 レンズ専業メーカなど部品メーカはカメラ付き携帯に 供給する部品で潤っているそうですが。 そういやカメラ付き携帯で救急隊が現場の写真を 医師とか病院とかに送って必要な措置の指示を 仰ぐ助けにして成功したとか言う話があったなあ。 自衛隊の偵察部隊にカメラ付き衛星携帯とか持たせたら 同じことが出来るかな。
725 :
86 :2005/05/16(月) 22:22:08 ID:???
>>724 世界各国の陸軍が研究を進めている「サイバー・ソルジャー」ですが、
予算や教育上の問題などから、米軍以外では停滞しているようですね。
今世紀中には「持てる国の軍隊と持たざる国の軍隊」で、優劣どころではない装備格差が生じると思いますが、
陸上自衛隊が現在の米軍並みのC3i能力を持つようになるのは、
ただでさえ保守的傾向の強い自衛隊のこと、いつになるのでしょうか。
また、軍事目的なら自前の衛星回線を持つことも必要になり、
民間でさえ、イラク戦争の報道ではフランス人ジャーナリストがフランス衛星を使った独自の通信回線を確保、
イラク戦争に対して明確に反対の立場を取っていたフランスの、自国の政策翼賛色が強い報道機関であっても、
米軍側に介入されない通信ルートで報道することに成功しています。
GPSもアメリカとは別に作るEUのガリレオ計画というのがありますね。
727 :
86 :2005/05/17(火) 23:38:35 ID:???
>>726 結局はイタチゴッコだとは思いますが、
ロシアが航空ショーなどで「GPSジャマー」を発表している現在、
「独自の衛星回線確保」は「独自の国防戦力の存立」の上で死活問題かも知れません。
一般的に言われているほど、偵察衛星のカメラは高解像力でも万能でもないのですが、
「見られている」と思わせることは新たな抑止戦力たり得るでしょうし、
介入・統制やジャミングの利かないGPSの開発は、同じく抑止力たり得ます。
私は個人的に、未来の戦場報道は衛星通信と組み合わせて、
動画データのリアルタイム送信と並行してGPSでカメラマンの位置通報も行い、
より精度の高い「実況中継」を実現、
さらにはカメラマンのライフ・モニター機能も持たせ、
万が一の事態になった場合には速やかに軍や各種機関に自動通報、生命の安全も確保する、
「サイバー・ソルジャー」に近いものになるのではないか、と思っています。
この場合は「結局は面倒見のいい側にお世話にならざるを得ない」、
報道の中立性を現在以上に保てなくなるとは思いますが・・・。
GPSの電波強度は非常に弱いので周波数帯さえ正確にわかれば 妨害は結構簡単だそうです。軍事用の周波数帯は非公開です。 軍隊が有効に戦う方法の基本はギリシャローマ時代の基本方式や孫子の兵法 が未だに有効であとからでてきた方法は一時的には有効でしたが息はあまり 長くありませんでした。軍が方法論について保守的な印象を 他に与えるとしたらそのあたりにも理由があるのかも。 見方に損害を出さないことを主眼においた 戦略爆撃や精密爆撃やらは新しい方法ですが 戦争学の立場からは有効性は低いとされています。
戦争は要するに勝ち負けが決まればいい。 ある戦争学のほんの締めくくりで 猫のけんかは目的と結果のバランスがすばらしい命のやりとりをせずに 大した損害が双方に出ないで勝ち負けが決まる 人間は猫以下ではないかというようなことが書いてありました。
>>729 戦争が激烈になるのは宗教や正義がからんだ時。
猫には宗教や正義が無い(w
731 :
86 :2005/05/19(木) 00:06:30 ID:???
>>728 場面にもよりますが「より手馴れた方法の方がよい」ことはあり得ます。
それを「保守的」と取るか「堅実」と取るかも、煮詰めればTPOの問題になります。
スレタイトルに沿っていけば、
デジタル1眼はおろか、銀塩AF1眼も使い慣れていない私に、
いきなりEOS−1DmarkUだの、F6だのを渡されても、
自前のF−1やF3ほどの撮影はたぶん、できません。
ただ、世界の情勢と整合できないほど古い兵器体系だと問題なのですが。
732 :
86 :2005/05/19(木) 00:12:52 ID:???
>>729 猫の世界には「報道機関」がありません。
「人生」には「社会とのネットワーク」がありますが「猫生!?」は自己完結です。
猫がニコンD2Hを使えるかというアホな話はともかく、
「それがどうしたオレはオレ」に対して、ある観点からはジャーナリズムは無力です。
でも集会はあるらしい。
最近のレンズメーカのレンズはマニュアルフォーカスといえども オートフォーカスと設計がある程度共通でフォーカスリングの可動範囲が 狭いことに気がついた。マニュアルフォーカス専用なのでリングの 作動感はいいのでなんとかなっているが。28-105ミリにしておいて よかった。28-200ミリだったら使いにくかったかもしれない。 FG-20用に55-200ミリを昔買ってあったのでそれ以上の レンズが必要でもなんとかなっているし。 ニッコールのMFズームも日本国内では3本になってしまったが マレーシアやヨーロッパなどではもう少し種類があるみたいだ。
735 :
86 :2005/05/19(木) 20:45:03 ID:???
>>734 「なめんなよ」なるステッカー、暴走族の猫も昔はいたようで(笑
736 :
86 :2005/05/19(木) 20:53:58 ID:???
前レスのレスアンカー、つけ間違えました。
>>733 が正しいレスアンカーです、訂正、陳謝。
>>734 かなり以前から、普及版のレンズが国外生産であったことと関係があるのではないでしょうか。
中国「フェニックス」のアサペンKマウント標準レンズも、
もともとはヤシカ・ヤシノンをOEM生産していたもののスピンアウトですし。
キャノンnewFDの50mmF1・8も国外生産でしたが、
あまりにチープな出来は、中古でもいいからF1・4やF1・2を探させるに充分でした。
私も格安で新品を買ったF1・8を持っていますが「つけたままで写せるボディキャップ」状態です。
そのうち、純粋なMFレンズはコシナが「スキモノ」向けに供給するものしかなくなるかも知れません。
コシナツァイスを作った技術力に、不満はないにせよ・・・。
737 :
キャパ :2005/05/19(木) 23:35:49 ID:udoLVWoz
ツァイスの今のレンズって実はコシナなんですよね?私の知り合いにアリアもって コシナ製のツァイスレンズ21mm持って「この広角レンズの写りを見たまえ! 君のちんけな日本製レンズのその中でも特に糞のキャノンFDじゃこの写りは 表現できないだような藁」とことん馬鹿にされたけど実はアンタの持ってんのも 日本製なんだよ。結局コンタックスはヤシカや京セラが無きゃやってけないじゃん。 日本人が日本製持って何が悪いんだ?別にコンタックスは嫌いじゃないむしろ 好きだよ。Gシリーズとか出してるけどカメラは飾るものじゃないんだよ。 写真を写すものなんだよ。糞みたいなFDだろうと天下のコンタックスだろうと ようは写す人間だよ。写真撮らなきゃ意味ないんだよ。みんな写真を撮ろう! カメラは写してなんぼなんだよ。KISSデジにコシナのズームでも写るんです でも何でも良いから撮らなきゃ駄目なんだよ。写真はその場に居た人間しか 写す事はできないんだよ。キャパの写真が何故世界中の人々の記憶に残ったか、 レンズの写りが素晴らしいのもあるかもしれないがそんなのは微々たるもので 結局は被写体への接近による迫力と心動かす感動なんだよ。みんなレンズについて四の五の 言う前にまず人に感動を与えられる写真を撮ろう。そして上手になって より上達を目指したくなった時初めてレンズの写りやフィルムの写りについて 語ろうではないか。 すれ違いの長文すまそ。でも最近のレンズのブランドだけで写真を語る奴に 嫌気が差してたんだ。
738 :
86 :2005/05/20(金) 00:14:24 ID:???
>>737 「結局は使うひと」であり「カメラそのものはお金を出せば買えるもの」、
ごく当たり前の結論に帰結するワケで、
「写真を楽しむ」ひともおり「カメラを愛でる」ひともいる、
腕前や知識、かけられるお金に差もあって当然、
「得手勝手な言い分でむやみにひとを見下したりしてはならない」人徳の問題に帰結します。
知と徳のないひとに、ムキになってもなるだけ損ですよ。
「天才アラーキーはキャノン・オートボーイでグラビアを撮り切ったことがある」とでも言っておやんなさい(笑
しかし、その昔、オートボーイの発売当時、
キャビネ判ぐらいにしか伸ばさない限り、上がりのよさに感心したことがあります。
・・・ああ、こんなこと書いてると、
「コンパクトカメラもいいなあ」某中古屋さんでニコン35Tiのいい出物があったことを思い出します。
>>737 コシナ製どうこうは一眼用のとごちゃまぜになってるな。
あと、「、」を適当に入れてくれ。読みづらい。
740 :
86 :2005/05/20(金) 00:42:30 ID:???
昭和18年、皇后陛下が多摩御陵参拝のあと、 戦時中のこと、食料増産に励む農民を激励されたことがあり、 このとき、皇后陛下を近くで撮影するなど恐れ多いということで、 田んぼのそばに立たれた皇后陛下を、田んぼの反対側からだけ撮影が許可されました。 報道各社が現在でいう標準レンズ相当の、短焦点レンズで撮影、 あとで大伸ばしにしてお茶を濁した中、 毎日新聞だけはライカVに望遠レンズ、テリート200mmに、 「テリートボックス」のちの”ビゾフレックス”と同じ、ライカ用の望遠レンズアタッチメントを組み合わせ、 見事、遠近感のある写真で1面を飾ることに成功しています。 「ビゾフレックス+望遠レンズ」なら、のちに沢田教一氏がベトナムで、 代表作「安全への逃避」を撮影した機材としても知られていますが、 昭和18年の毎日新聞社がどうやって「テリートボックス+テリート」を入手したのか、 今に至るもさだかではないのです。 ライカを使っていたというだけなら、2・26事件の直後から、 朝日新聞社がライカを数多く取り入れていましたが、 「テリートボックス」までは、使われていませんでした。 ここまではカメラ雑誌の記事で、ここから先は私の推測になりますが、 ドイツと日本を結んだ、日本海軍の潜水艦に相当数のライカが積まれ、 多くは日本海軍が軍用に使ったものの、一部が報道機関に回され、 さらにはごく一部が民間で売られたという、東京・銀座の老舗カメラ店の証言があります。 「テリートボックス」は潜水艦で運ばれたライカの付属品だったのではないかと思っています。 日本を出港、ドイツに入港して日本本土に無事帰った伊号潜水艦は伊8潜だけで、 あとのドイツ派遣潜水艦はことごとく日本本土にたどりつくことができなかったのですが、 何台のライカが伊8潜に積まれて陸揚げされたか、資料は全くないようです・・・。
およめさんのおとうさん愛用のカメラはうちからのお下がりの20年か30年物の キヤノンのコンパクトカメラ。ちょっと前に動かなくなったというので見てみたら 電池切れというだけで電池を入れ替えたらちゃんと動いた。 F-4ファントム戦闘機並みに長持ちだなあ。 うちの現役カメラはどうかというと ニコンFが45年物(形見として引き継いだもの、たぶんOH2回) ニコンFG20が20年物(OH1回) コンタックスT2が15年物(OH1回)
742 :
86 :2005/05/20(金) 22:42:27 ID:???
>>741 おっしゃる通り、カメラが動かなくなったからといって故障と決め付けるのは気が早いもので、
単純に電池切れや、電池室の接触不良など、
簡単に直る原因であることが少なくありません。
私の知る範囲ですと「ニコマートEL」のように、変わった電池の入れ方のカメラだと、
(ELの場合、リターン・ミラーの真下に電池ボックスがあります)
リサイクルショップなど、カメラの知識の少ない店で売られた場合、
ますます「故障」扱いされてしまうことがあるようです。
それにしてもニコンFはすごいですね。
このスレッドには「ニコンF使い」さんもおられますが、
いまだにニコンが部品交換なしならオーバーホールを受け付けていることもあり、
さらには部品を持っている修理業者さんがおられることもあって、
今なお現役、脱帽の思いです。
ニコンFには米海軍が使っていたものの他、
NASAが使っていたもの、あるいは米陸軍が戦果判定用?に、
モータードライブつきの周囲に簡単な防弾装甲を施したものが存在します。
また、21世紀に入っても、サッカーのワールドカップで、
アフリカ某国の国営新聞社が全くの現役機として、報道用に持ち込んだことがあり、
デジタル全盛の先進国報道機関をびっくりさせたものです!?
50ミリ/F1.4を買いました。5センチ/F2よりファインダーが大幅に明るい。 夜のノンフラッシュ室内撮影(モデルはねこたん)が楽しい。 単焦点の明るさの利点を改めて再認識。 F1.4のレンズを使ったのは初めてなのでほんと感激。
744 :
キャパ :2005/05/20(金) 23:24:19 ID:f9VbnrBT
Fが報道の世界で現役!?なら探せばnF-1ぐらいならいくらでも居そうだな! 改めてFはスゴイと思った!!
745 :
名無し三等兵 :2005/05/20(金) 23:27:31 ID:f9VbnrBT
>>743 私はわんたんを撮るのに50mm1.8を使ってます。夜のノンフラッシュは
さすがにズームなどでは辛いですからね。
746 :
キャパ :2005/05/20(金) 23:28:55 ID:f9VbnrBT
↑の名前が消えてる!!たまになるのだが。なんでだ?
ただいまのレンズ 20ミリ/F2.8 28-105ミリ/F3.5-4.8 50ミリ/F1.4 5センチ/F2 (45年物) 60-200ミリ/F4.8-5.6 (20年物) なんだか無駄の多い組み合わせだ。
告白する。50ミリ/F1.4は子供の頃あこがれだったんだよー。 親から借りて使っていたニコンFには5センチ/F2が すでについていたので子供にはもったいなくて 高いレンズは買えなかったんだよー。 あのころは50ミリ/F1.8が主流だったようだ。
>また、21世紀に入っても、サッカーのワールドカップで、 >アフリカ某国の国営新聞社が全くの現役機として、報道用に持ち込んだことがあり、 F使いの1人として涙が出るほど嬉しい話です。 私は50ミリF2(非Ai)付けてます。一番似合うかなーと思いまして。 たまにはFM3A用(?)の45ミリF2.8付けて軽快にお出かけかけを楽しみます。
訂正。 お出かけかけを→お出かけ 失礼しました。
あのパンケーキレンズちょっと心が動いたけどなぜ標準レンズを買うのか自答して 明るさのためだと納得しF1.4に。パンケーキレンズはCPU内蔵だから AF機全般やデジタル一眼にもつくのでしたっけ。
あしたのおでかけセットはFG-20+20ミリにしようかとおもっています。
753 :
キャパ :2005/05/21(土) 23:25:38 ID:OupuB01W
固定ハンドル、これにします。
ISO1600のフィルムを何種か買いました。 富士写真フイルムのナチュラ1600の24枚撮り3本パックを2個 コニカミノルタのセンチュリアスーパー1600を1本 富士写真フイルムのネオパン1600 感じたこと。えー、白黒フィルムってこんなに安かったっけ。 そういや子供の頃はカラーでの撮影なんてほとんどしなかったなーと思い出した。 黄色のフィルターをつけて撮影していたことも思い出した。
ニコンのサービスセンターに用があって東京に出たのでヨドバシカメラのフィルム売り場で買ったのですが、 生産本数が限定で5本パック5000円のフィルムがあって、ええー、とまた思った。
そういや戦場写真はモノクロがまだ多いのかな。 ニコンのサービスセンターに飾ってあった戦場写真集はデジタル撮影でカラーとなってましたが 週刊誌などで見るのはモノクロが多いような気がする。 モノクロで掲載する場合はやっぱりモノクロ撮影なのかな。 それともカラー撮影をモノクロに落としているのかな。
758 :
キャパ :2005/05/22(日) 17:27:46 ID:A64pQUAn
>>754 ねこたんこっちむいてさん、いらっしゃいませ!!
ASA1600は猫を撮るのですか?1600なら室内フラッシュ無しでも結構早い
シャッター切れますからね。
>>757 週刊誌の写真はカラーで撮ってそれから
白黒印刷するそうです。ASAは100が基本で暗いと思った場合は400を
使うそうです。また被写体の露出が安定していて尚且つ余裕の有る場合は
ポジフィルムも使うそうです。
押し入れから引っ張り出したニコンFG-20につけていたシグマのの60-200ミリズーム、 前のレンズと後ろのレンズの表面に薄いしみ。 アルコールと綿棒とレンズ専用清掃布でお手入れをしたらしみが とれて若返り。やっほぅ。
760 :
429 :2005/05/22(日) 21:36:18 ID:???
知っている範囲で 戦場写真という分類でくくれるのかどうかは疑問ですが APにせよ、ロイターにせよ日々のニュースとして送られてくるモノは きょうび全部カラーです。 新聞などで中面というか第三社会面というか、地域ニュースの欄で 「ちっと浅いなぁ」とか「ネムいなぁ」とか感じる写真は大概、カラー紙面の つもりでレタッチ処理したものをそのままモノクロに落としたものであります。 (全国紙に限る。地方紙・ブロック紙の場合は国際面あたりがこうなる。) PCで画像処理を始めた頃はなかなか適正の調子が出せず 「ええいプリントで出せプリントで」など叫ぶ声が飛んでました。
モノクロフィルムをプロの写真家が使うケースって減っているのですね。 写真展などではモノクロプリントの作品がよくありますがあれらもカラー撮影だったり するのでしょうか。
762 :
キャパ :2005/05/22(日) 22:54:59 ID:A64pQUAn
>>429 さん久しぶりです。全部カラーですか。カラーを白黒で印刷するとものすごい
違和感ありますね。何か変だ。やっぱり書き込む場合は名前が入ってるほうが
楽しいですね。名無し三等兵では面白みに欠けるし、相手への親近感が画面の
上の付き合いとはいえ沸いてきますからね。
763 :
キャパ :2005/05/23(月) 19:36:54 ID:Pmixi6uQ
>>761 私の場合は白黒で撮って自分でプリントですが、今はカラー現像の白黒フィルム
とかもあるし、人それぞれではないでしょうか?
764 :
86 :2005/05/23(月) 19:49:40 ID:???
>>749 F、F2には少し古めのレンズが似あいますね。
とりわけ標準レンズをつけると、えもいわれぬ迫力があります。
石川文洋氏がベトナム戦場報道で使っていたニコンF、白のアイレベルは、
現在、立命館大学の博物館に展示されていますが、
オートニッコールQの200mmと組み合わされており、
私もそれと同じオートニッコールをある中古カメラ屋さんで見かけましたが、
機銃の銃身にも似た精密感がありました。
格安だと思ったら見事にカビており、カビさえ無ければ・・・。
一応ミニラボ用の自動プリント機は焼き増しに関してはモノクロネガも仕様としてオッケーとなっているようです。 ただ印画紙がカラー用になるようなのでモノクロ印画紙に焼き付けた場合とは結果が違ってくるのかもしれませんが。 カラーフィルム用の現像でいける白黒フィルムはコダックも出していたのですね。
そういや三菱製紙が印画紙事業から撤退するという噂があるようですが真偽のほどは如何。
767 :
86 :2005/05/23(月) 19:59:16 ID:???
>>760 少し前、東京・三越デパートで「キャパ・イン・カラー」、
WW2の欧州戦線でロバート・キャパが撮影したポジカラーが発見され、
それを紹介する写真展があり、
デジタル処理の恩恵があったとは思いますが、
それを割り引いても見事な写真が残っていたことに感動しました。
輸送船団上でのスナップと、イギリスの米英軍爆撃機基地での写真がメインでしたが、
とりわけB17やブレニム爆撃機のカラー写真は、
モデラーの方の資料としても絶好のものと思います!?
768 :
86 :2005/05/23(月) 20:02:38 ID:???
>>766 私の推測ですが、あり得ない話ではないと思います。
やや硬い調子のモノクロ印画紙、懐かしく思い出すのですが・・・。
769 :
キャパ :2005/05/23(月) 20:11:19 ID:Pmixi6uQ
>>768 三菱ってマイナーだからね。やっぱ月光でしょ!
月光って三菱製紙のブランドみたいですが。
771 :
86 :2005/05/23(月) 21:48:10 ID:???
>>770 おっしゃる通りで三菱「月光」、青いパッケージに入っていました。
値段は「フジブロWP」と大差はありませんでしたが、
やはり、フジブロの方が入手しやすかったのを覚えています。
今や、少し地方になりますと、
暗室用品を置いているカメラ屋さん自体、見つけるのが大変です・・・。
子供の頃、天体写真やっていて 風呂場で怒られながら現像 学校の天文部の部室で引き伸ばし やってました。手かざしにしっぱいして手形のついた プリントよくやりました。
現像液はパンドールだったのを思い出した。 印画紙はなんだったかなあ。コントラストの強いのを よく使っていたような覚えがある。5号とかいうやつだったかな。 ブランドはもう覚えてないなあ。
774 :
キャパ :2005/05/23(月) 22:15:22 ID:Pmixi6uQ
>>770 じゃあ月光も消えるのか!!これからどうしよう? >>772 手かざしは難しいですからね。
三菱製紙の印画紙事業撤退は工業新聞の類に出ていた憶測記事。 ほんとかどうかはちょっとわからない。 三菱製紙は合併が直前になって取り消しになったり中国事業の不振やらで なにやらごたごたはしているらしい。
メーカーというのは求める人がある限り作り続けることも 社会的責任だと思うのだが、ぼろもうけ出来ない事業は 価値なし撤退という世界的な風潮は、なんかヤダ。
軍需産業もぼろもうけはできないので 撤退合併の嵐。
酢酸をクエン酸に替えると臭くない。
停止液の臭いはともかく、定着液の臭いが意外と残留する。服にも現像室(風呂場等)にも。 定着液は浸す時間が長いから……
780 :
キャパ :2005/05/24(火) 18:36:29 ID:xmUbxTgc
今現像終った。体中定着の香りがする。くさ〜
自衛隊にも暗室はあるのだろうか。使っているいないは別にして。 特におふね。
来年はたぶん観艦式の年だ。がんばって応募しよー。
783 :
キャパ :2005/05/25(水) 01:35:41 ID:gRld/9dq
>>781 旧軍の空母には暗室が在ります。偵察機からの写真を現像、引き伸ばしする為。
自衛艦は古い船なら在ったかもしれませんが今は解りません。でも、日光が
入らず、水道の使える部屋なら在るでしょうからそこを使えば暗室にも。
>>782 がんばって応募してくださ〜い!!
最近3回は観艦式乗ってます。
おっと本番ではなくて予行演習ですけど。
786 :
86 :2005/05/25(水) 17:51:36 ID:???
>>772 水の便が良くて、掃除もしやすい風呂場は暗室向きなんですよね。
ひと昔前のカメラ雑誌「自宅に暗室を作ろう」のような特集では必ず、
「風呂場」「押し入れ」が提案されていたものです。
私ですか?自分の部屋の一角を使ってやってましたが、
もとから暗室に作ってある学校の部室とは、天地の差もいいところでした。
787 :
86 :2005/05/25(水) 17:56:06 ID:???
>>773 2号で軟調、3号で普通、4号で硬調・・・ですから、
5号というと相当に硬めのやつだったのではないかと。
788 :
86 :2005/05/25(水) 18:09:04 ID:???
>>776 ただいま発売中の「アサヒカメラ」6月号、207ページから、
「コンタックスブランドはどうなる」というタイトルで、
京セラの事業部長にインタビューした記事がありますが、
言葉はともかく、煮詰めてみると「モウカラナイカラヤメタ」としか、私には読めません。
「モウカリソウダカラ『ヤシカ』ヲカッタ」時代に、現在の趨勢は読めなかったとはいえ、
極端な話「市場環境の変化」は、どんな企業でも言うことなのです。
ただし、企業には生存と拡大の義務があり、
「ボランティアでやってるんじゃねえ」と言われれば、それはそうではあります。
”儲ければその相当部分を社会や文化に還元した”江戸商人からの伝統が終わり、
高度経済成長時代に「公」や「徳」を全く説かなかった世代が生んだ奇形児の、
”儲かればなにをやってもよい”ホリエモンがヒーロー扱いされる時代ですから・・・。
789 :
86 :2005/05/25(水) 18:19:41 ID:???
>>777 基本的に「特注」で「開発コスト」はバカ高いわ、
納入価格は「入札制」だわ「部品の義務保有期限」は無限だわ、
「世間体」はよくないわ・・・となると、武器屋さんも大変です。
790 :
86 :2005/05/25(水) 19:03:40 ID:???
オウム真理教が都内でサリン事件を起こしたとき 関西の農薬メーカがサリンの解毒剤の在庫を 東京に送りました。工場在庫だけでなく新幹線で 沿線の流通在庫を集めながら。 その解毒剤は本来はリン系農薬の解毒剤なのですが 使い方の知識が浸透したため中毒者はもうほとんどでないため あまり売れまず当然もうからず 事業を中止しろという社内の声を毒になる物を 作る企業の社会的責任だとしてオーナーが中止の声を封じ込めて作り続けたものです。 最近は事業ごとに全部儲からないとだめだという風潮がなんかいや。 トータルで儲かっていればいいじゃん。なんのためのでかい図体なんだよー。
792 :
86 :2005/05/25(水) 21:55:19 ID:???
>>791 ライカもCEOが交替したようで、交替理由の大きなものが経営再建案であったといいます。
「会社を潰したら何にもならないじゃないか」アイレス、ペトリ、ミランダ、
「潰れる前に儲からない事業からは手を引くべきだ」トプコン、コーワ、
「あるいは企業合併してでも生き残るべきだ」コニカミノルタ、
企業経営のシビアな部分と「ロマン」「企業理念」「社会責任」の部分は、共存が難しいものではあります。
「男には自分の世界がある、例えるなら・・・」ルパン3世のテーマソングを歌うダンナ様と、
「あっ、そう、たまには特売のオージービーフ以外のお肉も食べたいわよね、このカイショナシ」オカミさんの言い分、
どちらにも「正しい」部分はあるのですが、
「端的に正しいだけが全てではない、ロマンか生存か、両極論は”貧すれば鈍す”に通じるのだ」、
理性的なバランスを取って頂きたいものかと・・・。
793 :
86 :2005/05/25(水) 22:23:43 ID:???
古書店でなかなか面白い本を入手しました。 「そのときぼくはへっぴり腰でシャッターを切った!」鍵和田良輔・第三書館 ベトナム戦争最末期、サイゴン陥落の折にサイゴンに留まり、 南ベトナム「解放」を撮った共同通信カメラマンの手記です。 のちに「サイゴンのいちばん長い日」を書いた、産経の近藤紘一氏も登場しますが、 「サイゴンのいちばん長い日」より、より詳細で臨場感があります。 サイゴンに突入したのは南ベトナム解放戦線ではなく北ベトナムの正規軍であったところに、 若干の落胆と疑問を呈しているところは、 NHK取材班「解放南ベトナム」より、同じ取材対象を同時期に取材していてもジャーナリスティックです。 機材オタク!?としては、著者や僚友カメラマンの機材に興味深々ですが、 「サイゴンの修理屋さんが、初めて見る最新鋭のニコンF2を、自分で部品を作ってでも完璧に直してしまった」、 感心するやら呆れるやらの一章もあります。 南ベトナム大統領官邸に突入した戦車をバックに撮った著者の記念写真には、 ブラックペイントのライカ、M2かM3かが写っているのですが、 ・・・まさか、ダンカン張りにMPではないだろうと思いつつ・・・。
相対的に最高級カメラといえども価格は安くなりましたから少量の生産では 採算がとれなくなったのかな。ニコンFの価格は登場当時は給料2ヶ月分では きかなかったとか。復刻ニコンS3や復刻ニコンSPくらいの値段くらいの感じだったのでしょうか。 オーダーメイドの靴だって昔は高級品で給料一ヶ月分くらいが普通だったそうですから。 今オーダーメイドの登山靴を履いていますが7万円くらいでした。 給料1ヶ月分はしないですね。
ということは、現在、仕事(自由業)で, あるプロジェクト専任にしたG2(親父のデッドストックを引っ張り出した)は大事にしなきゃ。 立体映えがやはり良いです、ツァイスレンズ。人物に最適です。
カメラ事業からの撤退だからオーバーホールも将来は受け付けてもらえません。 今のうちにいっちょどうですか。T2を最近オーバーホールしましたが けっこうあちこちがたがきていて3万円かかってしまいました。
797 :
86 :2005/05/26(木) 22:18:59 ID:???
>>794 発売当時の価格と当時の給与水準を突き合わせて、
「当時、給料何ヶ月分でSPが買えたか」を、現在にスライドさせて考えると、
「復刻SPの70万円は高いとはいえない」と言った方もおられました・・・けど、
ちょっと乱暴な計算ですよねえ(笑
もし、復刻されていなければ、あそこまできれいなブラックのSPに35mmF1・4がつけば、
70万円では買えなかったかも知れませんが・・・。
私、ニコンが開催した「復刻SP体験フェア」で、復刻SPをいじらせてもらいましたが、
新品だから当然とはいえ、馴染みがきていない作動部分は非常に固い動きで、
フォーカス・ギアなどはピント送りをすると確実に指が痛くなります。
2500台生産のうち、何台がオリジナルSPの中古のように、
アタリがついてスムーズに操作できるまで、使い込まれるのでしょうか・・・。
798 :
86 :2005/05/26(木) 22:26:40 ID:???
>>795 コシナツァイスの50mm、大阪某店の63000円が一番安かったな・・・なんて、
出張の折に時間を見つけてカメラ屋さんをのぞき、いじましいことを考えてます。
G2は地元のタウン雑誌編集者がお仕事用に持っており、
お店の紹介ページやインタビューのスナップをG2でこなしていました。
ちょっとだけ貸してもらったことがありますが、重厚な質感のあるカメラだと思います。
799 :
86 :2005/05/26(木) 22:32:19 ID:???
>>796 キヤノンnewF−1の部品義務保有期限が今年一杯なのですが、
某市キヤノンSSに言わせますと、
「義務保有期限というだけのことで、それ以降も部品は持ちますし、整備させて頂きますよ」。
・・・ただし、本体はOKとしても、モードラなどはキツいようですが・・・。
京セラがどこまで面倒を見てくれるかわからない状況でもあり、
お言葉の通り、早めのオーバーホールはお勧めかも知れません・・・。
800 :
キャパ :2005/05/26(木) 22:36:54 ID:rGSoLUfZ
800げっと!! おいらのA−1もOHしなければ。考えたらF−1の時代は長かったな〜。 やっとその歴史に幕を下ろしたのか。いやはやかれこれ30年以上ですか。
子供の頃、ニコンFを借りて使う前は距離計カメラと露出計を親から借りて使ってました。 どこのだったかなあ。真鍮の削り出しのボディでつまみをぐるぐるまわして巻き上げを していたような記憶がある。レンズは固定だった。
真鍮削り出しがアルミ鋳造になり今はプラスチック。 銃だっていまはプラスチックのがある。
803 :
86 :2005/05/27(金) 17:05:34 ID:???
>>800 F−1の何がすごいかと言えば「10年間モデルチェンジしません」という公約を、
まがりなりにも守り、作り続けたところにあると思います。
米軍制式名称「KS−99C」はF−1のことですが、
「KS−99」の末尾のアルファベットはA=ニコンF、B=トプコンスーパーRE、
「KS−99シリーズのいずれのタイプを使っても差し支えなし」の、扱いでした。
KE−7A、ライカM4のマニュアルに比べると、
KS−99Cではより民間の取り扱い説明書に近い内容のマニュアルになり、
「敵に取られそうになったらブッ壊す方法」の一章も削除されています。
別に銃や爆薬を使わなくてもカメラの息の根をとめるぐらいワケはないからなのか、
(やったことはありませんが、例えばシャッター幕を指で突き破ればオダブツ・・・)
または、米軍が敵にカメラを捕獲される状況を、想像しにくくなったからでしょうか。
804 :
86 :2005/05/27(金) 17:13:58 ID:???
>>801 固定レンズで巻き上げがノブ式、といいますと、戦前から始まって、
戦後、巻き上げレバーが一般的になるまでの間、実に数多くの機種がありました。
コニカUやVかなあ、いや、国産とは限らない、レチナかも・・・と、あれこれ想像しております。
実は、古い機種の面倒見がいちばんいいのは合併前のコニカで、
昭和20年代の機種でもSSで直してくれたという話を、聞いたことがあります。
コニカミノルタになって、どうなったのかは聞き及んでおりませんが・・・。
805 :
86 :2005/05/27(金) 17:33:42 ID:???
>>802 銃器の世界でも削り出し加工がプレスになったものにAK47→AKMがあり、
AR15=M16のレシーバー、アルミ合金のキャスティングは、
確かに、技術がモノになっている国なら量産向きですが、
そこまで技術力のない発展途上国、例えば国産化を目論んだ70年代の韓国などでは扱いにてこずり、
より技術的ハードルが低い、プレスで作れるAR18が開発されるなど、
「向き不向き」や「コスト」によって手法があれこれと選ばれますね。
「ズッコケ・リバースエンジニアリング」またの名を「パクリ」の次元になりますと、
「ミノルタSR−1」のパクリで「珠江」、「コシナCT−1」パクッて「LOMO」、
「ハッセルブラッド」パクッて「キエフ88」のように、
材質や加工方法にこれ以上ないお手本があっても、なかなかドンピシャリとはいかないようで・・・。
>>804 その話で思い出しました。
最初、小学生の時分に与えられたカメラがお古のセレン光露出計レンジファインダーの小型フジカでした(スペック等忘却)。
ハーフではありませんでしたが昔のコンパクトカメラの代表的な構成ですよね。ボディは真鍮製だったと思います。
中学生になってヤシカエレクトロ35(レンジファインダー固定レンズ。45mm.だったかな?)を与えられ撮りまくりました。
セコニックの入射露出計(スタジオDX、今も現役)と併せて貸してくれて、かなり勉強しました。
最後は銀電池が切れて使用不可能に。銀電池廃止の流れで電池が生産中止で入手できなくなったのです。
後にボタン電池で代用できるアダプタが発売されましたけど。
中学時代に親父がF3を購入。高校になってF(フォトミックファインダー)を「貸して」くれ以後メイン機に。
指針式の露出計内臓のありがたみを実感したりしました。
(ヤシカはランプの色でアンダーかオーバーを知らせるタイプだったのでかなり苦労しました)
そして今でも貸与状態のままだったりします(笑)。
そういえば巻上げノブがボディの底にあったカメラがありましたよね。
キャノンかミノルタの普及モデルだったかな?
そういや子供の間自動カメラは一切使った経験がないぞ。 距離計カメラは全手動、ニコンFは当然全手動、露出計頼み。 友達がみんな自動露出のカメラだったのにうらやましくなかったのは 借り物で全手動とはいえ一眼レフだったせいかな。 オートを含めて露出計内蔵カメラを持ったのは家を出て独立してからだ。
記憶があやふやですがネットの写真を眺めているとコニカ2みたいです。 巻き上げだけではシャッターがセットされなかったような記憶がある
809 :
622 :2005/05/27(金) 21:12:27 ID:???
>>806 巻上げがボディの底にあったカメラといいますと
初代キヤノネットでしょうか?
(距離計連動でレンズ周りにセレン受光部のあるタイプ)
ミノルタでもミノルタメモなど底に巻き上げがついてましたけど
あれはちょっと古過ぎですかねぇ・・・
86さん、「パクリ」の次元になりますと
キエフ35AなんてミノックスGTみたいな渋いものをパクったのもありましたね。
(本家以上に故障多発。)
810 :
86 :2005/05/27(金) 22:43:43 ID:???
>>806 お言葉にありますフジカ、「フジカミニ」だったっけ、でもあれはハーフ判だし・・・と、
乏しい知識をひねっております。
とんぼの目玉の拡大写真みたいなセレン光電池式の受光部、
私も「オリンパスペン・EES−2」を懐かしく思い出すのですが、
最近は使っているカメラもほとんどないですね。
オリンパスXA2あたりが最後でしょうか。
月刊「写真工業」誌の本年5月号、表紙をイオス・キスデジと並んで「ヤシカ・エレクトロ35」が飾っております。
「大口径レンズシャッターカメラの魅力」という特集で登場しており、
紹介記事も懐かしい内容です。
たしか「カメラGET!」の昔のもので、エレクトロ35を修理する記事がありました。
爆発的ヒットだったカメラですから、今もお手持ちの方が多くおられますでしょう、
ちょっとした故障なら修理にチャレンジされる方もおいでなのでしょうか。
発売当時「スペース・ニコン」のCMを横目で見ながらF−1を使っていた私、
今はF3アイレベル+MD−4を愛用しています。
NASAはF3以前にもFを使っていた他、
ミノルタ・ハイマチックやハッセルブラッド500CMなどを「スペース・カメラ」にしていますが、
のちのスペースシャトル・ミッションの船内に限っては、ごく普通のF4が使われていたと聞いたことがあります。
私のオヤジどのは母と並んでまるっきりの機械オンチで、
「何でこのふたりからややこしいカメラを使える息子が出来たんだ?」と・・・知りませんよねえ(笑
811 :
86 :2005/05/27(金) 22:55:15 ID:???
>>807 ご幼少の頃から磨いた露出感覚があっての、今の腕前なのでは?うらやましい限りです。
私の場合、オリンパスペンEES−2、
「暗いところで、ファインダーの下の方から”あっかんべー”と赤いベロが出ると暗くて撮れないんだよナ」、
じいさまのライカVfは「ややこしくて使えん!」で、
ミノルタSRT101で初めて「露出とは」を、勉強し始めました。
ミノルタはのちに”センサー1眼”こと、XG−Eを、貯金をはたいて買い、
標準レンズはSRT101から外したMCロッコールをつけましたが、
後輩が持っていたミノルタXD、しかもブラック・ボディに、ちょっとヤケましたね・・・。
812 :
86 :2005/05/27(金) 23:08:40 ID:???
>>808 現在では「高級コンパクトカメラ」のカテゴリーになるかと思いますが、
きっちりとしたレンズを搭載し、露出もカメラ任せばかりではなく自分で決定できる、
”教えることは教えてくれる”レンズシャッターカメラは、もう新機種では出ないのでしょうか。
「ラピタ」に載っていましたが、
不肖・宮嶋氏がミノルタTC−1を常に手元に置き、使っておられるとのこと、
これは私も・・・と、思って、軍資金が(涙
813 :
86 :2005/05/27(金) 23:26:01 ID:???
>>809 初代キャノネット、懐かしいですね。
やたらと太いシャッターボタン、意外に明るいファインダー、
私も大昔、借りて使ったことがありますが、
電車を撮るのに使って、何せ距離計連動を使い慣れておらず、
迫り来る電車にピントを送れなくて、まごまごしていた思い出があります。
ライカがあれば日本では戦前の「ニッポン」戦後の「ニッカ」「レオタックス」などなど、
アメリカでも「カードン」、
コンタックスのコピー+ライカ風味+アルファに挑戦したのがニコンSシリーズ、
コピーであっても”料理法”がよければそれはそれでいいのですが、
「シチューを作ってボルシチになっちゃった」例もあれこれありますようで・・・。
露出補正ダイアルくらいはコンパクトといえども欲しい、ですね。 富士写真フイルムのナチュラは露出補正ダイアルなしですが ブラックホディだけは露出補正ダイアルあり。
そういや、自動露出のコンパクトデジタルカメラって暗い露出決定要素として シャッター速度 絞り 受光素子の感度 の組み合わせでやるものがあるみたいですね。暗いところのノンフラッシュでシャッタースピードが手ぶれ圏に入りそうだと 受光素子の感度を自動であげてシャッタースピードを上げてしまうという方法です。 時代は変わった。
816 :
86 :2005/05/28(土) 00:21:54 ID:???
>>814 何やら「オリンパスOM10」の「マニュアルアダプター」のような、
”つけられるんなら最初から標準装備にしてもいいじゃん”ですね。
いざとなればフィルムの感度設定をいじれば同じこととはいえ、
ユーザー・フレンドリーではないような気がします。
817 :
86 :2005/05/28(土) 00:37:44 ID:???
>>815 撮影するコマによって感度を変える芸当は、銀塩には逆立ちしてもできませんしね。
どうしてもというなら、フィルムの詰め替えしかありませんが・・・。
フィルムの詰め替えが要らないデジタルの利点が、最大に役立ったのがイラク戦争の報道でした。
「カメラスタイル」からのネタですが、
共同通信社の関根孝則カメラマンがイラクに携行したニコンD1Hでは、
新聞紙上に発表するには支障のないノーマル・モードで256MBのコンパクトフラッシュを使うと、
350枚が撮影可能だったのでコンパクトフラッシュ1枚で充分、
その分、砂漠の細かい砂がカメラに侵入しないよう、
メンディングテープでカメラをこれでもかとばかり、目張りしながら従軍を続けたそうです。
関根カメラマンのD1H、あるいは同じくイラクで撮影にあたった不肖・宮嶋氏のEOS−1D、
その後のデジタル1眼レフの開発に”実戦データ”を提供したのではないでしょうか!?
アグファ倒産。
イルフォードも倒産していたのか。しらんかった。
そういや日本が衛星を発注していたヒューズは倒産して契約外の割増代金払わないと 引き渡さないぞという話になって一時もめていたなあ。
砂漠での撮影、重くなるけど水中ハウジングとか使うと良さそう。
822 :
名無し三等兵 :2005/05/28(土) 20:55:34 ID:iKUbl+DM
スレタイを見て「最前線君」を思い出した。
そういやニコノスに水中一眼レフってあったような。あれ、どれくらい自動だったんだろう。 露出だけだったのかな。それともオートフォーカス?
824 :
86 :2005/05/30(月) 19:34:39 ID:???
>>818 >>819 私には「巨星、墜つ」の思いがし、思わず遠い目になりました。
「それ見たことか、時代はデジタルで、乗り遅れたやつは負け組だ」のような暴論が、
これで勢い付かないことを祈ります。
実際、デジタル移行を急激に推し進めたコダックは経営状態が悪化していますし。
825 :
86 :2005/05/30(月) 19:40:28 ID:???
>>820 イスラエルがフランスに発注したミサイル艇も、
代金の支払いが終わっていたにも関わらず、フランス政府の武器禁輸政策で輸出が禁じられ、
結局、イスラエルが非合法スレスレの、国家信義には反する方法で”奪還”しています。
「面倒なことをヌカすなら手段を選ばない」イスラエルのやり方よりは、
「もめるということは、ある意味で話し合いの変形」日本の方が紳士的!?
826 :
86 :2005/05/30(月) 19:44:44 ID:???
>>821 ベトナム戦争報道で、当時の「カリプソ・ニコノス」が使われていた例があり、
いわゆるヘビー・デューティーな機種は、むしろ南方系に向いていないでしょうか。
派手なレスキュー・カラーは、黒く塗りつぶして・・・。
827 :
86 :2005/05/30(月) 19:48:54 ID:???
>>822 戦場報道カメラマンが登場するマンガといいますと、
カッコいい方では「エリア88」、実録物では「不肖・宮嶋モノ」でしょうか。
ノンフィクションなら「ライカでグッドバイ」あたりは押さえておきたいところで。
まかり間違えても林真理子の「戦場特派員」などお読みにならぬよう・・・。
829 :
86 :2005/05/30(月) 19:57:47 ID:???
>>823 ニコノスRSのことでしょうか。
AF・AEの完全フルオートはおろか、専用ストロボではTTL水中自動調光もOK、
水上で見ると大きな図体で、価格もとんでもないものでしたが、
生産が打ち切られた現在も、中古では人気があります。
私も何度か店頭で見たことがありますが、どれも何日かすると売れていきました。
世界的に類例のない、超高性能水中AE・AF1眼であったため、
軍事目的=水中での作戦行動に転用すれば恐るべき光学兵器となる可能性があり、
COCOM規制対象品となり、海外持ち出しには相当の条件がついていました。
830 :
86 :2005/05/30(月) 20:00:13 ID:???
あ、「ライカでグッドバイ」はマンガではなく小説です、あしからず。
>>830 秋元治さんが戦場カメラマンの話書いてませんでした?
他にも単発読みきりで書いてた人がいた記憶はあるんだけど思い出せない・・・
832 :
86 :2005/05/30(月) 21:04:08 ID:???
>>831 うう〜む、秋元治さんは私もファンなのですが、思い出せません、申し訳なし。
戦場カメラマンのマンガとしては「ライカの帰還」など面白いマンガですね。
一等自営業氏の作品にも、時折ドイツ軍PKが登場するのですが、
ここはひとつ、PKものをお描き頂けないものでしょうか。
一等自営業氏とはうさぎの漫画を書く人でしか。
834 :
86 :2005/05/30(月) 21:46:00 ID:???
>>833 タイガー・ストライプのジャングルファティーグにXM177E2を持ったうさぎの(笑
一等自営業氏のベトナム戦もの作品、「コンフリクト」だったと思いますが、
沢田教一氏がリアルな似顔絵!?で登場したのにはびっくり。
沢田教一氏の写真集から、絵に起こしたカットも数点、ありましたね。
うさぎときたら戦場亀らマン。に、にげろー。
836 :
86 :2005/05/30(月) 22:10:08 ID:???
>>835 「ペンは剣よりも強し、そのペンよりカメラは強し、オリンパスペンは名機」ではありますが、
剣や銃器と異なり、直接の殺傷能力はありませんので・・・。
”戦場カメラマンが自らの身を守るために銃を取るべきか”は、非常に難しい問題です。
「ライカでグッドバイ」では、沢田教一氏が最期まで銃を取らなかったことに触れつつ、
自分の身は自分で守るという発想のあるアメリカ人ジャーナリストが、
機関銃を撃ちまくっていたことにも、一定の理解を示しています。
もっとも、銃を取ったことが敵にバレれば、捕虜になってもジャーナリストとしては扱われませんし、
そもそも国際交戦規定に違反するのですが、
ソ連軍占領下のアフガニスタンにパキスタンから密入国しようとしてバレた、
当時は「コンバットマガジン」ライター、現在は小説家の東郷隆氏も、
著書「戦場はぼくらのオモチャ箱」の中で、銃器密造の町・パキスタンのダッラで密造拳銃を購入した体験を踏まえ、
考察を加えておられます。
不肖・宮嶋氏も、カンボジアPKO取材の折、マカロフ自動拳銃を入手しておられるようで、
「嗚呼、堂々の自衛隊」では、拳銃一丁といえど”抑止戦力”たり得ることを書いていますが・・・。
ハーフサイズカメラってはやったようなはやらなかったような。 一眼レフはオリンパスペンFだけだったんでしたっけ。
838 :
86 :2005/05/31(火) 22:55:07 ID:???
>>837 「コニカ・オートレックス」、フルサイズとハーフ判を切り替えられる1眼レフもありました。
・・・頻繁に切り替えて撮ったら、ラボの人は焼き付けに悩んだかも知れませんが(笑
ハーフ判が流行らなかった理由のひとつに、
「2倍の枚数が撮れても結局は撮りきれない」ことがあったと聞いています。
36枚撮りを入れたとして72コマ、一般家庭で記念写真を撮るぐらいの使用頻度なら、
下手をすれば「お正月の記念写真とお盆の帰省の写真が同じフィルムに写っている」、
かといってヒッチャキになって撮れば、結局はプリント代が高くついて、
それなら写りのいいフルサイズに、と・・・。
オリンパスペンF、メカが実にユニークなカメラですね。
12枚撮り、もうないんですね。子供の頃お金が足りないときお世話になりました。 そういや20枚撮りだったのがいつのまにか4枚お得での競争で24枚撮りが普通に なったんだっけ。あれは一体いつ頃だったんだろう。 ニコンFの装填中フィルム枚数表示は20/36切り替えだからニコンFが現行機種だった頃は フィルムの品揃えは12/20/36だったと思われる。
840 :
86 :2005/06/01(水) 19:36:06 ID:???
>>839 「4枚増えても値段は同じ、ドーンと撮ってみよう!」
萩本欽一氏のCMを思い出す私、トシがバレますね。
ググってみますと1976年、テレビ番組「欽ちゃんのどこまでやるの!」の頃だそうです。
ニコンでいいますとF2に、Aiレンズ対応の「フォトミックA、AS」が搭載された頃でしょうか。
テレビネタで言いますと「おれたちひょうきん族」で、
明石家さんま氏の扮する”ブラックデビル”の「人気回復作戦」、
本物のアラーキー氏がブラックデビルのグラビアを(例によってコンパクトカメラで)撮影、
コピーを糸井重里氏が考えるなど「オトナの広告業界ノリ」に抱腹絶倒した思い出があります。
>>840 戦後、フジの暗躍に対抗したコニカの逆襲ですね
CMは井上淳のほうが先だった記憶があるけど間違ってたかな?
>>839 そうですね。
確かに巻き上げノブの装填フィルムの枚数表示は20/36です。
カウンターも20と36に赤線が入ってますよね。
>>840 それをはじめたのフジでしたっけ? サクラでしたっけ?
843 :
86 :2005/06/01(水) 20:55:32 ID:???
>>841 井上淳さんは「ジャスピンコニカ」ことコニカC35AF、
これぞ世界初、AFコンパクトカメラのCMに登場していたかと。
キヤノンが早速、赤外線AFの「オートボーイ」で追撃した時代ですね。
少しあとのオリンパス「ピカソ」では、CMにあのねのねが登場していた記憶があります。
あのころのコンパクトカメラ、ネーミングにもシャレッ気がありましたね。
844 :
86 :2005/06/01(水) 21:05:11 ID:???
>>842 商品名でいうと「サクラカラー24」、ASA(当時)100の製品であったと思います。
すぐにフジカラーも24枚撮りになり、
さらには「フジカラー400」で高感度フィルムをアピール、
CMではユル・ブリンナー氏の「明るいだろ」なる台詞が流行りましたね。
当時書かれた、小林信彦のドタバタ小説「唐獅子株式会社」では、
(のちに横山やすし主演で映画化されました)
登場する関西のヤクザが「コマーシャルで”明るいだろ”いう、西洋の蛸坊主」だの、
「あの頭見れば明るいのはわかるがな」だの、さんざコケにしておりましたが・・・不謹慎。
じつは家族共用のキヤノンキッスライトがあるんですが このまえ36枚撮り入れたら30枚で巻き戻してくれました。 カメラだから笑って済ませばいいけどハイテク化の進む 兵器でまだ弾が残っているのに撃てなかったら 笑い事じゃないな。
846 :
429 :2005/06/01(水) 21:41:21 ID:???
順ちゃんこと井上”順”さんでは。
ピッカリコニカから引き続きだったはず。
「高いところからどーもすいません」
懐かしCMなら時折「画像BOX」に上がってます。
ttp://gazo05.chbox.jp/ 「今の君はピカピカに光って」とか
「君が大人になるころ、僕はプロになっているかもしれない」とか
……なんか泣けてきました。
847 :
86 :2005/06/01(水) 21:54:59 ID:???
>>845 私の体験談で言いますと、ロサンゼルスの射撃場でS&W・M439自動拳銃を撃った折、
わかりやすく排莢不良か何かならまだいいのですが、
1〜2発を発射した時点で、カチン!と撃鉄が降りても発射されなかったことがあり、
全くの不発なのか、遅発なのか判然とせず、
レンジマスターを呼んだ上で、しばらくターゲットに銃を向け続け、
レンジマスターの指示で不発と判断、銃から不発弾を出して射撃を続行したことがあります。
・・・モデルガンやエアガンの知識があったので、無事で済みましたが、
これが「実は遅発で、弾が出ないからと銃口をのぞき込んでいた」となると、
今ごろ書き込みはできなかったでしょう・・・。
これぞスーパーショット!というときに、カメラが故障していては泣くに泣けませんね。
848 :
キャパ :2005/06/01(水) 21:57:19 ID:vYguyPgE
昔のCMはいいですね〜 淡い恋心をくすぐる様な感じが好きです。 俺は「今の君はピカピカに光って」みたいな写真がとりたいんじゃー!!とか 叫んでしまう今日この頃。やっぱ写真はこういった情熱が無きゃね。 最近スナップで女性に声をかけるのが慣れてきました。傍からみれば変な人ですが。
849 :
86 :2005/06/01(水) 22:14:52 ID:???
>>846 「ピッカリコニカ」こと、コニカC35、
いまだにご愛用のアマチュアカメラマンがおられると聞いております。
井上「順」さんでありましたか、失礼致しました。
「今の君はピカピカに光って」おお、何と懐かしい。
宮崎美子さんの登場した「ミノルタX−7」のCMでしたね。
のちにX−700のときは森川美穂さん、CMソングも「姫様ズーム・イン」だったかと。
「久美子ちゃん、君が好きだという代わりにぼくはシャッターを切った」は、
オリンパスOM−10だったでしょうか。
対してキヤノンとニコンは、ハード路線で攻めたCMだったと覚えています。
”this science fact”モータードライブの連写音をからめて、
「スター・ウォーズのテーマ」をバックに迫るキヤノンA−1、
過去レスにも書きましたが「スペース・ニコン」ニコンF3・・・。
いや、私も懐かしさのあまり、泣けてくる思いです・・・。
850 :
キャパ :2005/06/01(水) 22:25:58 ID:vYguyPgE
このスレは2ちゃんに珍しく平均年齢高いですね。 ミノルタX−7は店屋で売ってました。店の親父とあの歌を口ずさんで居りました。 絞り優先ですか。ある意味絞り優先だけのカメラって今ありますか? ないですよね〜?今時絞りリングすら無いですもんね。
軍板の平均年齢が高いからさ。
852 :
キャパ :2005/06/01(水) 22:34:59 ID:vYguyPgE
年取って2ちゃん・・・。でも楽しいからいいや!!
854 :
キャパ :2005/06/01(水) 23:00:39 ID:vYguyPgE
>>853 あっ! 一時期本気で買おうかと悩んだけどニコンのレンズなかったし、 キャノンの方が好きなのでキャノンですが。でもデジタル、AF、AEが 当たり前の時代にMFカメラを新発売するニコンは偉いね。
>>850 M7,HEXAR RF,ベッサR3A/R2A
フジTX2、もかな。
ニコンのMFレンズはほとんどのAFカメラでまともに使えない。 最上位機種のみ普通に使える。でもAFカメラのフォーカシングスクリーンは 全面マットみたいだからAFカメラでマニュアルフォーカスだけをすること自体 無理があるかも。
そういや偵察機の搭載カメラはフィルムなんでしょうかデジタルなんでしょうか。 哨戒機のカメラはデジタルらしいですが。
>>837 ずいぶん遅れて京セラのSamuraiがありました。
フィルム縦送りで、ハーフサイズなのにフレームは横長。
まさに、シネサイズ?
861 :
86 :2005/06/03(金) 22:03:26 ID:???
>>850 ニコンEMも絞り優先のみでしたね。
「シンプルニコン」のネーミングのように、恐ろしく簡単な操作系でした。
シャッター優先AEの場合、キヤノンFDの「A」モードや、
ミノルタMDロッコールの最小絞りのように、
レンズ側に何らかの「仕掛け」をしたものでないとうまく機能しませんが、
絞り優先の場合は「ボディに仕掛け」だけで済みます。
オリンパスOMの設計者、米谷氏が著書で触れておられますが、
オリンパスOM−2を設計するにあたって絞り優先AEを採用したのは、
一般的なレンズのみならず、天体望遠鏡や顕微鏡、果ては医学用の内視鏡などなど、
絞りのない光学機器=絞りがないから”仕掛け”ができない機器にまで、
装着を想定したOM−2では、必然的に絞り優先とならざるを得なかったから、だそうです。
862 :
86 :2005/06/03(金) 22:09:36 ID:???
>>851 ううっ!痛いところですね。
私の手元のライカM4は、あるライカ好きの方によりますと、
私が幼稚園に通っていた頃、西ドイツ・ウェッツラーの工場を出荷されたロット番号だそうです。
ニコンで言えばFとF2の製造番号は、上2ケタが製造年の下2ケタで、
私の使っているF2フォトミックAは”77”ですから、1977年製です。
21世紀に入って私のところに来るまでに、何を撮ってきたカメラなのでしょうか・・・。
863 :
86 :2005/06/03(金) 22:11:40 ID:???
>>852 カメラ板の方には、書き込みから想像する限り相当にお年を召した方もおられるようですよ。
864 :
86 :2005/06/03(金) 22:15:52 ID:???
>>853 FM3aのチタンが出たら、爆発的に売れるでしょうね。
実は私も、欲しい1台なのです。
FM2は陸上自衛隊第301写真中隊でも使われていたようですが、
現在はAFに、あるいはデジタルに置き換わってしまったのでしょうか。
865 :
86 :2005/06/03(金) 22:22:57 ID:???
>>854 F3の義務部品保有期限が2010年、
ニコンのことですし、かなりの台数が出たF3ですからそれからあと数年は部品があるとして、
FM3aがいつまで作られるかにもよりますが、製造中止後5年は義務部品保有期限があり、
ちと辛めに見て201x年までは、ニコンもMFの面倒を見てくれると思います。
866 :
86 :2005/06/03(金) 22:26:21 ID:???
>>855 「ベッサR2のOD」は、軍オタをくすぐるカメラではありますね(笑
867 :
86 :2005/06/03(金) 22:30:10 ID:???
>>856 その昔「フジST801」など、フジの出す入門機にお世話になった方は少なくないでしょう。
現在でもTIARAなどは、もっと評価されてもいいと思うんですが・・・。
868 :
86 :2005/06/03(金) 22:35:13 ID:???
>>857 F4がMFとAFの「あいのこ」といいますが、借り物でやってみて、
MFだけを追求して作ったF3には及ばない、と思ったことがあります。
やってみたことはありませんが、おそらく、F6でやっても同じでしょう。
個人的な感想ではありますが・・・。
869 :
86 :2005/06/03(金) 22:44:30 ID:???
>>858 航空自衛隊第501飛行隊、RF−4E・EJを運用する飛行隊を、
少し前、航空雑誌で密着取材していましたが、
銀塩の航空大判カメラを搭載したRF−4E、
持ち帰ったフィルムを素早く現像、写真判定に供する中隊まで紹介されておりました。
今後はデジタル化はおろか、データリンク・システムと連動し、
リアルタイムで戦術情報画像を送信、各個指揮官と共有するような、
いわゆるIT化によるRMA(軍事革命)の部分まで踏み込んでいくと思いますが・・・。
テクニカルパン水素増感のスペシャリストとかいたりして。 そういや航空写真用のフィルムってなにをつかっているんでしょうね。 やっぱり解像度とコントラスト優先で 文書複写用とか流用しているのかな。
そういや偵察衛星もフィルムの入ったカプセルを地上に投下するタイプもあったよなあ。
872 :
86 :2005/06/03(金) 23:24:08 ID:???
>>870 市販されている航空写真用フィルムは、コダックの場合、
70mm幅と9・5インチ幅のものがあるそうです。
写真雑誌に紹介されていたのは「コダック・ダブルX・アエログラフィックフィルム2405」、
9・5インチ幅で250フィート巻きという、
黒いケースだけでちょっとした植木鉢ぐらいはありそうな巨大なフィルムです。
これを共同購入してフィルムカッターにかければ、今は売られていないクラシックカメラ用のフィルムでも、
どんなものでも作れる、というのが雑誌の記事の主旨でしたが、
そもそも、使い切れるのでしょうか・・・。
873 :
86 :2005/06/03(金) 23:27:49 ID:???
>>871 地上に投下したあと、パラシュートでふらふらと落ちてくるフィルムカプセルを、
特製のキャッチネットがついたC130がキャッチ!
・・・うまくいったケースばかりとは限らないと思うのですが・・・。
>>857 >>868 F2とF4を併用してますが、個人的にはAF機でMFレンズを使うのはさほど不便を感じません。
むしろフォーカスエイドが効くので目のかなり悪い自分には助かるところです。
(D70あたりでもフォーカスエイドだよりでAiレンズけっこう使えますけどね)
ちょっと暗めのマクロレンズなどは、明るいF4のファインダーの方が使いやすいです。
(Ai55/3.5愛用してますが、ホントはF2で使いたいレンズなのに、もっぱらF4とD70で使ってます)
操作も昨今のコマンドダイアル機に比べればMF機との併用もしやすく、
「MFレンズを使うことが多いけど、AFもそこそこ使う」という私のような使用状況と、
素のF4ならばモードラ付けたMF機よりはあまり軽くはないけど小さいですし、
静音巻き上げとデータバック仕様でポジでのオートブラケットできるあたりが愛用してる
ポイントでしょうか。
ゴツイのとテカテカになる(プラのモデルガンみたい)外装もイロイロ言われますが
まあそれも味の内と思って。
といいながら使い心地含め撮ってて気持ち良いのはF2ですけどね。一生ものだし。
(短いシャッタータイムラグと金属カメラのまさに武器のようなシャッキリカッチリ感)
長レス失礼。
お金が足りないのと腕に見合わないのでニコンの最上位機種シリーズはもったいなくって。 Fは形見で引き継いだものなので腕に見合わないにもかかわらず持っていて使っていますが 進んで最上位機種を自分が買うことはたぶんないでしょう。 サービスセンターに最近購入したMFレンズの爪取りを依頼しに言ったのですが 修理の順番待ちをしている人のカメラを横で見ていると アマチュアって結構フィルムもデジタルも最上位機種を持っていて使っているのですね。 日本の自衛隊の装備は仮想敵を設けていないため装備がとにかく最上位機種に偏りがちだそうです。 F15戦闘機とかイージス艦などアメリカを除けば持っていない国ばかりの贅沢装備。 世界最高性能の早期警戒管制機E767に至ってはアメリカも持っていません。
F4をウエストレベルファインダーに換装して広角レンズつけて街へ出撃しました。 AFのウエストレベル撮影って結構楽しいです。 そう言えば、上から覗き込むのって爆撃機の照準器みたいですよね。 F6からはF1桁にもかかわらずプリズム固定っていうのは寂しいです。
>>876 私も早朝からぶらりと撮影してきました(D70にAi50/1.2付けてですが)。
ウエストレベル、MF機だとピント合わせが実質ルーペ使わないと無理ですが
(広角なら目測でも十分ですが)、F4ならAFとスポット測光で少し楽ですね。
でも即縦構図で撮りたい時難儀しますが…。
F6からファインダー交換出来なくなったのは寂しい事ですが、
すでに銀塩135版がプロ用フラッグシップではない事もあり、必要以上にコストを
かけられないのもあるのでしょうね。
なんかカメ板の雑談じゃないんで軍事に関する話に絡めたいがネタが思いつかない…
あ、以前観閲式でみた自衛隊の広報のカメラマン、長い白レンズでの構え、さすが
射撃で鍛えた故か、なかなかキマッってました。
射撃の呼吸法は手ブレ防止に応用できそうですね。
高校の頃弓道やってたのでそれを思い出しながら撮影してます(鍛練がいまだ足りませんが)
またまた長文失礼。(カメラ板よりマッタリいてて良い感じなんでつい)
>>877 >射撃の呼吸法は手ブレ防止に応用できそうですね
銃口の跳ね上がり阻止する癖がでて...(´・ω・`)ショボーン
不倫地したんじゃねえ…
>>880 よく聞かれるけど、ちゃうよ。
ついでに言うと公的機関に所属したことは一度もないよ。
882 :
86 :2005/06/04(土) 18:21:17 ID:???
>>875 アマチュアカメラマンの場合は、私もそうですが「カメラそのものを愛でる」部分があり、
「カメラは道具」の、プロの方とはスタンスが違うところがあるでしょう。
私もニコンではF2、F3を使っていますが、
安く買ったものをオーバーホールして使っており「コレクション用」ほどはお金がかかっていません。
実用向けなので、それでOKと思っています。
883 :
86 :2005/06/04(土) 18:27:02 ID:???
>>876 ロバート・キャパ「ちょっとピンぼけ」にあった話で、
キャパがB17を撮影したとき、そうとは知らずに機密兵器、ノルデン爆撃照準機を写してしまい、
軍属扱いで軍法会議にかけられたエピソードを思い出しました。
旧日本軍の「九八式射爆照準機」、カメラでいうフォーカシング・スクリーンを、
十字レティクルのものにすると射撃照準機、方眼のものにすると急降下爆撃照準機として使えたものの、
主メーカーが「千代田光学」のちのミノルタでした。
884 :
86 :2005/06/04(土) 18:38:16 ID:???
レス前後して申し訳ありません。
>>874 なるほど、実際にご愛用の方のご意見、ありがとうございます。
私も借り物で1度、試しただけで書いてしまいました、赤面。
映画「ジュラシック・パーク」に登場したこともあるF4、
ご愛用の方も多いと聞いております。
・・・使い込んだF4の色を、お言葉にありますプラのモデルガンにあえて例えますと、
若干、素材が柔らかい感じがしたMGCのガンよりは、硬い感じのコクサイのプラに似ているような。
・・・ハイ、私、MGキャップ1発で快調にブローバックするのにシビれた世代です・・・。
撮らないカメラを買う人の考えてることが理解できないなぁ・・・
886 :
86 :2005/06/04(土) 18:46:34 ID:???
>>877 私は射撃といえば、海外で何回かライフルと拳銃を撃った程度なのですが、
ユーリエフ著「ターゲット・シューティング」を読み、
姿勢を安定させて集中力を高め、呼吸を合わせ・・・”射撃準備”は射撃選手でも8秒しか続かず、
射撃機会を得られなければもう一度、集中をやり直せ・・・などなど、
写真撮影、とりわけ望遠レンズでの撮影と共通点があるのに、感銘を受けたことがあります。
うろ覚えの上、それで腕が上がったか、といいますと、お恥ずかしい限りですが・・・。
887 :
86 :2005/06/04(土) 18:56:30 ID:???
>>885 かってライカがブームになった時代、
「フィルムを詰めないライカを首から下げてカメラ店に出かけ、同好の方と見せっこする」、
もっとわからない人たちもいたようですし、
私のキヤノンF−1後期は買って23年、ボコボコズルムケなのですが、
譲ってくれと言われたことがあり、その理由が「使い込んだカメラを下げているとベテランに見えるから」、
呆れかえったことがあります。
・・・もちろん、そんな見栄のために「戦友」を譲るはずがありません、絶対に。
そのF−1後期、ただいまオーバーホール中です、来週には元気になって帰ってきます。
888 :
86 :2005/06/04(土) 21:11:58 ID:???
F−1後期をオーバーホールに出したとき、気になることを修理業者の方に伺いましたので、 ご報告させて頂きます。 newF−1に関する話です。 ”確かに部品の義務保有期限は今年一杯ですが、全ての部品が充分にあるとは限りません”。 1、シャッター幕は現在、キヤノンに「全世界で数十枚」ぐらいの在庫しかなく、 少し前まではオーバーホールで「シャッター幕シワ」なら新品と交換していたのですが、 現在、破れてでもいない限り、シワぐらいでは交換しない(できない)そうです。 2、エイムック「マニュアルキヤノンのすべて」をお持ちの方は、21ページを御覧あれ。 newF−1のシャッター部品「スプリングドラムユニット」が掲載されております。 ・・・F−1前期・後期の場合、このユニットの軸受けが金属部品のため、 ”いまだかってここがやられているのを見たことがない”そうですが、 newF−1の場合は軸受けにプラスチック部品が使われており、かなり硬質のプラスチックとはいえ、 磨耗してガタがきているものがあり、このユニットの部品も残り少ないそうです。 newF−1をお持ちの方は、オーバーホールはお早めに、と、なります。 私のnewF−1も、F−1後期が戻り次第、オーバーホールに出そうかと思っております。
86氏
>>884 >若干、素材が柔らかい感じがしたMGCのガンよりは、硬い感じのコクサイのプラに似ているような。
そんな感じの質感ですね。私自身もプラモデルガン世代故プラ外装に抵抗ないのかも。
比較的綺麗な中古だったのですが、ツンツルテンになるまで使い倒すつもりです。
>>886 正直な話、射撃に関しては昔雑誌で読みかじった程度の知識なので不勉強なのですが、
弓道の呼吸法と、構えてから「会」「離れ」「残心(身)」に至るまでの動作、基本の部分は
射撃や撮影に共通する部分が多いと思います。
しかし弓にしても20年以上前にほんの数年やっただけなんで、体得したとはとても言えない私が
語るのはこれまた恥ずかしい話で恐縮ですが。(弓は機会があればまたやりたいです)
写真も手ブレピンボケ今だ量産中です…
そういや不祥宮嶋氏も射撃やってますね。撮影と射撃は共通するような事を語ってた気が。
話は飛びますが‘ブラケティング’って軍事用語でしたね。夾叉射撃。
無人月探査機はフィルムで撮影した後それを機内で現像後 走査電送する形式の物もあったそうです。 主流はあくまでの撮像管やCCDですが。 偵察機で機上現像システム内蔵とかあったりしたのかな。
撮った写真をうpして見せて欲しいんだが無理かな?
×撮った写真をうpして見せて欲しいんだが無理かな? ○このスレの住人が撮った写真をうpして見せて欲しいんだが無理かな?
入門機として企画した一眼レフカメラ(フィルムでもデジタルでもいいけど)は大概絞り込みボタンを 省略しているがこれは腕を磨くために欲しいなあ。
894 :
キャパ :2005/06/07(火) 22:11:12 ID:hHoA9Im5
へ〜!へ〜!へ〜!今時のカメラはややこい機能てんこ盛りやから絞込みボタン ぐらい有ると思ってた。絞りとシャッター速で何とでもなりそうな 「スポーツモード」や「ポートレートモード」はあるのに。 そんなん入門機ちゃうやん!
D70は絞込みボタンあった記憶があるのですが?
ニコンD50はないみたいです。(D70は価格的に入門機とは言い難い、かな) ニコンU2もないみたいです。 キャノンキッスライトはありませんでした。 FM10はあります。
D100をF15とするとD70はF16D50はF5、でしょうか。
いや、F15はD1だろうか。うーむむつかしい。
そういやコニカミノルタが赤外線フィルムをやめてしまったから 赤外線フィルムはコダックだけになってしまったようだ。 軍用を含め赤外線フィルムは一定の需要はあるようなので (いやまじめな用途よ。学術用ね)、なくなると困る人も いるだろうなあ。お金があれば赤外をカットしない特注の冷却CCDカメラとか で代用できるそうですが。
どーしてもデジカメに慣れない! 困った! ポラを引く(ポラロイドで試し撮りして他者に見せるアレ)代わりにコンパクトデジカメが便利で使ってるんです。 今後のことも考えるとデジカメ移行は避けられなので使いこなそうと努力しているんですけどね。 妙に平板な画になってしまいます。CCD特有のものなのかな? 同じ条件(露出、シャッター速度、感度)で銀塩だとばっちりなんだけど。 プリントしたのを比べるとデジカメの方が質感に乏しい。 借りた一眼のデジカメ(オリンパスだったかな?)でも同じ結果だったし…… 出力するプリンターの問題でもなさそうだし、ソフトで修正しても限界があるし…… コンパクトデジカメの所為もあるんだろうけど、目下、画面の奥行きを作るのに苦労してます。
902 :
86 :2005/06/08(水) 21:29:19 ID:???
>>889 故・安西秀行カメラマンも、ハワイで22口径の自動拳銃を射撃した経験から、
撮影と射撃の共通点を語っておられたことがあります。
わたしの経験でいきますと、自動小銃や散弾銃、とりわけ7・62mmや12番の、
反動の大きいものの射撃感覚は、400mm以上の望遠レンズを使うときに似ており、
中でも「いい加減な構えと射撃姿勢では、タマがどこに当たるかわからない」、
シューターに心構えと技術を要求するところは、そっくりでした。
このデンでいきますと、22口径の自動拳銃はスナップ向けの、
35mmレンズつきレンジファインダー機といったところでしょうか。
中国で実射した、マルゴーリンMZUの中国コピー・ターゲットピストル、
けっして仕上げがよいとは言えなかった22LR弾使用の自動拳銃は、
さしずめ安原1式・・・。
903 :
86 :2005/06/08(水) 21:33:52 ID:???
>>890 私は寡聞にして、機上で現像する偵察航空カメラを聞いたことがないのですが、
もしかするとあったのでしょうか・・・。
原因がなんとなく判ってきました<デジカメ デジカメだと被写体の奥のピンが外れているのにも関わらず、露出が合っています。 銀塩だと、露出が合うのはピンが来ているところだけ。 ところがCCDだと全部の露出が合ってしまいます。 それで画が平板に見えるんじゃないかと…… これ、どうにか改善できないもんでしょうか?
補正してしまうからでしょうかね。ダイナミックレンジの広いCCDを使ったコンパクトが 三洋とフジからでているそうなのでそちらを試用してみてよかったら使ってはどうでしょうか。
少し古い電子手帳を今も使っている。 外装は表示部を除きすべてアルミ。 すれていい味。プラ製では出ない。 戦場のカメラに似合うのは金属の外装だ。
907 :
キャパ :2005/06/10(金) 21:12:52 ID:NVXqSYbj
A−1がキャノンのSSから帰って来ました!!¥15225なり。 ピッヵピッヵになって嬉しいです。ファンダーも超綺麗! 休日にどっか行って試し撮りしてきます!!
908 :
86 :2005/06/11(土) 10:51:23 ID:???
>>906 中国北部の都市では「プラスチック外装で機械式のカメラ」が好まれると聞いたことがあります。
冬の最低気温はマイナス20度以下にもなる都市では、金属外装のカメラを屋外で使う場合、
素手で触ったり、顔につけたりすると張り付くこともあるそうで、
電気式シャッターのカメラでは、電池の電圧が下がって動かなくなることも多いそうです。
お国柄が変われば・・・といったところでしょうか。
戦場カメラマンといえど人の子で、機材は軽いにこしたことはなく、
かってOM−1が発売されたころ、その小型軽量を生かして活用したのがドン・マッカランで、
のちにオリンパスが開催したパーティにて設計者の米谷氏に、
よくぞ小型軽量の、カメラマンの機動力を増すカメラを作ってくれた、と、お礼を言ったといいます。
話が外れますが、最近、程度のいいOM−1を安く買えましたので使ってみて、
売り物の小型軽量よりも、シャッターショックの小ささに感心しています。
小型軽量というだけなら、実はライカと寸法が酷似しており、
M4と並べてみるとM4の高さがOMー1のペンタのてっぺんの高さで、
「めったやたらと小さい」のではなく「合理的な小ささ」なのですが、
他社小型軽量機には軽い上にシャッターショックが大きく、ブレやすいものもある一方で、
これなら低速シャッターも安心して切れる、と、屋内撮影用に使っています。
・・・で、OM−1が真鍮外装というのを、最近まで知りませんでした・・・不勉強。
909 :
86 :2005/06/11(土) 10:59:41 ID:???
>>907 喜ばしい限りです、ぜひ、以後もA−1をご愛用、ご活用して頂ければ、と思います。
私のF−1後期は私が急遽、出張に出ましたので、
今週末の発送を延期してもらい、来週の戻りになりました。
ただ出張に出ただけではなく、程度のいいニューFDの300mmF4を見つけ、
買って帰りました・・・。
910 :
キャパ :2005/06/11(土) 11:33:26 ID:FEmEYTHb
86さん、MFD300f4を買ったんですか!!そのレンズ欲しい!! 実はそれを本気で買おうと思ってたんですよ。いや〜奇遇だな〜 値段とか色々教えて下さいよ!!!
911 :
86 :2005/06/11(土) 13:01:46 ID:???
>>910 ニューFD300mmF4は、意外と中古屋さんで見かけます。
あれこれと見比べて買うつもりでおりましたが、
東京の「フジxカメラ」で、程度ABとかできれい、15750円、これだ!エイヤッ!と。
「フxヤカメラ」さん、品揃えが多くて安いのでお勧めです。
普通、お値段は程度のいいもので2万円台半ばぐらいのご予算が要るようです。
東京の「三xカメラ」にあったもののように、
17800円と安いことは安かったのですが、
フードを固定するためにフードを回すと、前半分の鏡胴も一緒に回った・・・ような、
安かろう悪かろうを絵に描いたようなこともありました。
懐が温かければ、4〜5万円台になりますが「F4L」もよいのでは・・・。
それにしても、買う立場からは安くてよいものが買えるので悪くはないのですが、
いかにEOSに使えないとはいえ、FDレンズの中古は”不当に”安い気がします。
912 :
キャパ :2005/06/11(土) 16:26:53 ID:FEmEYTHb
懐はとても寒いです・・・Orz 大阪800富の単なるf4¥20000ぐらいを狙ってます。つけた事は ないけど並品かな?と、思ってますが他のカメラ店で探しても5・6は 見つかりますがf4はないですね〜東京と大阪では流通量が違うのかもしれませんね。 関西でNFD300f4置いてる店が在ったら情報下さい。
913 :
86 :2005/06/11(土) 18:35:56 ID:???
>>912 八百xさんの他、梅田なら「カメラの大林」さんや、
ミナミの「トキワカメラ」さんで見たことがありますよ。
余談ですが「トキワカメラ」さんには、
OM−1、2用の純正フォーカシング・スクリーンがまだ少しあり、
私のOM−1、スクリーンを新品に交換してずいぶんと見やすくなりました。
914 :
86 :2005/06/14(火) 03:48:35 ID:???
「マンガにマジレスカコワルイ、間違ってればもっとカコワルイ」。 先日のコミック・モーニング誌、漫画「ジパング」で、 米軍に従軍している報道カメラマンが、ライカVcを持っているコマがありました。 おそらく、作者は実物をスケッチしたものと思います、 沈胴の標準レンズに”Elmar”の文字まであります。 ハテ、ライカVcは1940年発売のカメラ、 どうやって米軍の従軍カメラマンの手に渡ったのやら・・・と、ニヤニヤしていると、 資料をパラパラやっていて、 確かにライカVcは1940年の発売で、この時点でドイツからアメリカへの、 正規の輸出ルートは閉ざされていましたが、 スウェーデンなど中立国を経由して輸出されたものがあり、 あろうことか、中立国経由でイギリスに入ったものは、英海軍の軍用カメラとして採用さえされています。 同時期にドイツ海軍は「マリーネ・ライカ」として、軍用にライカVcを採用しており、 全く同じ生産ラインで作られたものが、敵味方に分かれて戦果を撮影し合っていたことになります。 余談ですが、これだけでは英軍の軍用ライカは全く不足しており、 民間からの徴発さえ行われています。 海軍所属部隊ナンバーを打刻した上で軍用に供された民間ライカは、戦後、持ち主に返還されていますが、 防諜目的なのでしょうか、所属部隊ナンバーは削り取られて返還されました。 つまり、軍に近いなど特殊な入手ルートか、それ相当のお金持ちであれば!? 1940年以降の戦時中でも、米軍カメラマンがライカVcを入手することは不可能ではなく、 その意味で「ジパング」の描写は、まるっきりの間違いとは言えないのです。 かわぐちかいじさん、ツッコミごめんなさい・・・。
カメラつーと光で撮影するものときめつけがちですが 惑星探査機では電波で撮影する物もあります。 合成開口レーダーというやつです。 惑星探査機の「写真集」の金星の画像の半分くらいは このレーダーの画像でした。 軍用で合成開口レーダーなどを つかうケースはあるのかなあ。
916 :
86 :2005/06/14(火) 22:42:36 ID:???
>>915 航空偵察用のレーダーとして、広く使われているようです。
マイクロウェーブ波を使うため、地上の天侯などに左右されにくく、
精度も高いという利点があり、
最近ではUAV、無人偵察機にも搭載されているそうです。
米軍ではレーダーの画像データはデータリンク・システムを通じて偵察機から発信され、
各級指揮官がリアルタイムで同じ偵察情報を共有することが可能になっています。
70mmカートリッジ・フィルムを、偵察機の着陸と同時に現像に担ぎ込む、
従来の航空偵察写真は、過去のものとなりつつあるようです。
918 :
86 :2005/06/14(火) 23:24:20 ID:???
>>917 「見敵必撮」の501SQ、
そういえば「戦闘機の戦い方」の著者、服部省吾氏も、
最後に乗ったのは501SQのRF−4Eだったとか。
ベテランパイロットの、熟練の技が要求されるミッションなのでしょうか。
最近では災害派遣の初動任務にも出動することが多いようですね。
私、F−4EJは見たことがあるのですが、迷彩のRF−4Eは見たことがないのです、
いつか見てみたいものだと思っております。
920 :
86 :2005/06/14(火) 23:50:12 ID:???
>>919 思わず「うおおおお〜〜!」と、パソコンの前で咆哮してしまいました!?
(真夜中ですので家人を気遣って小さめの声で・・・)
航空祭の折の作品でしょうか、素晴らしいショットですね。
翼端からペーパーを引いているショットがあるところから、当日はかなりの悪天候だったのでしょうか。
にもかかわらずこれだけの作品、頭が下がります。
いやはや、自分の撮ったものが何ともお恥ずかしい、私ももっと腕を磨かなくては。
(銀塩オンリーで、スキャナーも持っていないのでお見せできないのですが・・・)
お気遣いとご紹介、ありがとうございました、厚く御礼申し上げます。
>>920 つい最近、6月10日に百里基地で撮影、言われるとおりの悪天候でした
百里に興味があるようでしたら平日に行かれると良いですよ
お勧めは夜間訓練もありますから月曜日と火曜日です。
922 :
86 :2005/06/15(水) 00:11:51 ID:???
>>921 なるほど、情報ありがとうございます、重ね重ね御礼申し上げます。
ううむ、これは遠征計画を練らなくては(私は関西在住です)
・・・仕事の休みが取れるかどうかという、目下の障害があるのですが(涙
ここしばらくは、AiニッコールとFDの300mmを磨くことに致しましょう(号涙
実は自衛隊の写真部隊や技術本部の中では銀塩派とデジタル派の対立が 激しいらしい(うそ)。
そういやもうプロカメラマンはほとんどデジタルなんですっけ。 報道や広告方面はそうでスタジオ記念写真もデジタルに なりつつあると聞きましたが。同窓会の撮影を頼んだ カメラマンもデジタルだったなあ。自衛隊の広報も デジタルらしいですよね。
926 :
名無し三等兵 :2005/06/15(水) 21:43:27 ID:B+cit5Wm
>>925 道具は用途に合わせて使い分けてるだけだろ
報道はともかくコマーシャルは銀塩が標準。
スーパーのチラシ程度ならともかく、多様な媒体に提供する素材としての写真は中板以上のリバーサル以外考えられない。
雑誌媒体もデジタル不可の編集部が多い。
カメラマンの持ち込むデータならともかく、適当なライターがコンパクトデジカメで撮ってきた画なんか色がまともに出ないからな。
自衛隊の広報も官品は銀塩カメラ。
ただし、紙とハンコの世界だから文書作成用やWEB用に私物デジカメの使用頻度高し(広報に限らず)
偵察・情報関連には官品デジカメもある。
927 :
86 :2005/06/15(水) 22:50:04 ID:???
>>923 読ませて頂きました、大変参考になりました。
これはますます、遠征計画を立てなくては(笑
トシがバレるような話ですが、インターネットにてすこぶる良質の情報を、
いとも簡単に得られる、よい時代になったものと思います。
928 :
429 :2005/06/16(木) 05:45:20 ID:???
>>926 用途に合わせて使い分けるってのは確かだが
俺の知ってる話とはちょっと違うなぁ
コマーシャルの現場は良く知らんけど。
02年ごろ電通の社カメの方のところへ見学に行ったことがあります。
彼はEOS1D(だったと思う)で仕事をしてましたが
彼曰く、全倍程度のポスターはデジタルで十分だそうです。
それ以上のデカブツになると中判のフェイズワン社のデジタルカメラバッグパック「ライトフェーズ」でやってしまうとか。
先輩の広告カメラマンもMKUだし、クライアントの要望は半々だとゆっておった。
結構デジタル化が進んでいるというのが印象ですが…
なんたってコストが安いのが強みだと皆さん共通の言い分。
ま、直接聞いた狭い範囲の話だが。
フィルム撮影の映画であっても編集はデジタルでしてまたフィルムに戻すというのが 今の主流であるとも聞きました。戦場カメラマンも今はデジタルが多いみたいだし。 偵察機もいずれはデジタルでしょうねえ。偵察ヘリでデジタル画像転送システム搭載の物は すでにあるようです。
930 :
86 :2005/06/16(木) 21:38:03 ID:???
>>926 陸上自衛隊名寄駐屯地の広報陸曹が書いた「口撃・笑撃・写撃」なる本によりますと、
私物でデジタルカメラを持っていたため広報担当となった筆者、
デジタルのローコストを生かして撮りまくったそうで、
写真のみならず、文章もなかなかの達意の方とお見受けしました。
海上自衛隊護衛艦の体験航海に乗艦したり、航空部隊の広報行事に出かけますと、
「広報」の腕章をつけておられる隊員の方がお使いなのは、最近では例外なくデジタルです。
艦内LANや部隊LANにUPする関係上、デジタルになるんだとか。
以前にも書いたことがありますが、陸上自衛隊某部隊の広報担当の方は、
官品かどうか聞きそびれましたがF5で広報行事を撮る一方で、ニコンFシリーズの熱烈なファンでもあり、
私物としてFからF5(当時)までをコレクションしておられるとか。
さぞかし、今は最新のF6を楽しんでおられることでしょう・・・。
931 :
86 :2005/06/16(木) 21:51:09 ID:???
>>928 なるほど、プロの方のご意見、勉強させて頂きました。
ありがとうございます。
私が住む地方の地方新聞社でも「青いプロストのニコンデジタル」が、
制式装備!?となって久しいようです。
「銀塩のコスト」は、私のお財布も直撃する切実な問題で(涙
932 :
86 :2005/06/16(木) 22:11:37 ID:???
>>929 デジタル上映に対応する映画館がまだ少ないから、と聞いたことがあります。
映画館それ自体も少なくなりつつあり、
いずれは大資本を背景に、デジタル上映の映画館が主流になるのでしょうか。
デジタル前夜の頃に報道カメラマン、松本敏之氏が書かれた本、
「パシャッ!」報道カメラマン日記、など読みますと、
ペルー日本大使公邸占拠事件の取材の折にはEOS−1Nに、サブにEOS630まではいいとして、
現像キットまで日本から持ち込んだそうで、
衛星通信と組み合わせれば速報性の高い写真を地球上どこからでも本国に送れるデジタルが、
報道の主流となるのは、必然と言えるかも知れません。
「トンネルを掘って大使公邸に突入を計画している」ことは、情報としてはあったそうですが、
結果的に「チャビン・デ・ワンタル作戦」を確実に把握はできなかったそうです。
報道側と、ペルー国家警察の丁々発止の情報戦だったのでしょうか。
ハリウッドは撮影予算が豊富でフィルムを大量に消費しても 痛くも痒くもないので 使い慣れたフィルムシネカメラから デジタルシネカメラになかなか移ってくれないそうです。 日本映画界のほうが貧乏でフィルムをたくさん使えないのでかえって 高価なデジタルシネカメラを使う場合が多いとか。
934 :
名無し三等兵 :2005/06/17(金) 00:43:50 ID:EmWP/r+T
>>928 > 02年ごろ電通の社カメの方のところへ見学に行ったことがあります。
> 彼はEOS1D(だったと思う)で仕事をしてましたが
ここがキモ
社内だとフォーマットを統一できるからスムーズに移行できるわけよ
フリーや素人が入り乱れてる現場や、後から素材を使い回す場合は恐ろしくて使えない。
これ以上やると板違いになるから軍用に戻すと
俺の在隊時に一番活躍したのはFM2
F90とF3、F4も使ってたけど状況中も持ち歩けて北海道の厳冬期でも動作したのはこいつだけ。
ましてや電池の供給が不安定なら他の選択は考えられん。
935 :
429 :2005/06/17(金) 05:02:14 ID:???
>>934 ふーんなるほど。って全然わからん。
フリーランスと素人さんが入り乱れている現場というのが想像できん。
フォトライブラリーみたいなヤツか?
スレ違い板違いは承知の上で後学のために解説していただけると幸いです。
FM2が厳冬の北海道でもトラブルフリーとは大変参考になりました。
報道では捏造のリスクがあるため確信が持てない限り読者提供は使わないことになっているが
実際は衝撃的なブツならホイホイ載せてる。今はみんな携帯持ってるし。
近いうちに痛い目に合うんだろうなぁ。
プロでもLAタイムズのように現場で合成しちまう奴がいるし。
(「K・Y」などとニュースを捏造するのは論外。沖縄でセミの異常発生に関する記事で
セミの死骸を木に貼り付けたのもいたな。気持ちは分からんでもないけどさ。)
>>86 ペルーの時は通信・新聞関係では主力にDCS3かAP-KODAK、
バックアップにフィルムカメラだったはず。
送稿手段はインマルサットの衛星携帯電話とノートPC。
およびカラーの手処理キット。
一番荷物の多かった時期だと思います。
もちろん自現機を持ち込んだ社もありましたし街のDPE屋と交渉で優先処理
ってか突入時には自由に使わせろってなこともやったようです。
高価ですがリチウム電池は寒冷地でもよく動作するそうです。
充電池だとニッケル水素電池もそうですね。 リチウムイオン充電電池はどうなんだろう。
938 :
429 :2005/06/17(金) 18:01:10 ID:xfyfwvL3
ペルーの時の機材でひとつ忘れもん。 フィルムスキャナーのLS-1000 長期間の事件でしたので何人か交代しましたが 最初と最後は大変だったことでしょう。
939 :
名無し三等兵 :2005/06/17(金) 18:07:49 ID:EmWP/r+T
>>935 雑誌媒体の話
趣味系の雑誌だとライターはそのジャンルのエキスパートであっても、写真に関しては素人だったり
フリーのカメラマンだとデジはポラの延長程度にしか考えてなくて、カラーマッチングがデタラメだったりするから・・・と言ってデジタル入校断られた。
コンパクトデジタルカメラを使い晴天の尾瀬で花を撮影した。 シーンセレクターでマニュアルでシーンを選択したら見た目と色が違う不自然な写真になった。 シーンセレクターがオートでやったら見た目と色が全然違う写真になった。
941 :
429 :2005/06/17(金) 20:51:32 ID:???
おお、ありがとう。これはなるほどと得心いたしました。 趣味系かどうかは知らんが一時期、某週刊ア○キーの ニュースページなんかひどい写真載せてたな。 我々は記者カメ(記事を書くペンがついでに撮ってくること)だから しょうーがねーよなとか思うけど読者にはどう受け止められるんだろ。 報道系に関してカラーマッチングは各社乱立、 いじるファクターが多すぎてしっちゃかめっちゃかです。 極端な話、 社 長 と 編 集 局 長 の 家 に 配 ら れ る も の だ け きっちり合わせるという対策を講じたところもある!(断言) 読者のこと考えないと滅びるのと違うか? なんか内輪話に堕してしまいました。 残り少ない上にスレ・板違いのほど、ご迷惑をおかけしました。
次スレッドたてましょうよ。もう少ししたら。
943 :
86 :2005/06/18(土) 15:35:01 ID:???
>>936 キヤノンAシリーズにはかって、寒冷地で使うことや、
天体写真のような長時間のバルブ撮影に対応するための外部電源キット、
乾電池を入れたバッテリーボックスと、カメラ側電池室へのコードのセットがありました。
あれ、なかなか秀逸なアクセサリーだったと思うんですが、
中古屋さんでも見ませんね・・・。
944 :
86 :2005/06/18(土) 15:42:16 ID:???
>>938 「パシャッ!報道カメラマン日記」には、
ペルー国家警察特殊部隊の突入訓練を撮影したショットが収録されていますが、
写っている特殊部隊の装備は全員が、UZIサブマシンガンでした。
「チャビン・デ・ワンタル作戦」の折にはFN・P90が使われ、TVにも登場しましたが、
一説には作戦の立案・訓練には英国SASが関わっていたといいます。
報道関係者に公開された部隊とは別に、実際のミッションを担当した部隊があったのか、
装備の変更があったのか、判然としません・・・。
945 :
86 :2005/06/18(土) 15:54:21 ID:???
>>940 私も某社のコンパクトデジカメで「なんじゃこりゃ!?」という色に撮れてしまい、
がっかりしたことがあります。
946 :
86 :2005/06/18(土) 16:03:16 ID:???
>>941 いえいえ、何をおっしゃいますやら。
プロの方ならではの貴重なお話、興味深く読ませて頂きました。
>>939 さんのおっしゃっておられる、
専攻分野のエキスパートでも写真については経験が浅いから、という、
典型的な例が「コンバッxマガジン」にありましたね。
ごていねいに撮影に使ったコンパクトデジカメの機種名まで紹介した上で、
安いとはいえない雑誌でこれでもよいのか、とでも言いたくなる、ひどい写真を載せていましたが、
あれは読者もさることながら、
コンパクトデジカメを紹介されたカメラメーカーも気を悪くするでしょう・・・。
947 :
86 :2005/06/18(土) 16:15:29 ID:???
F−1がオーバーホールから帰ってきました。 取りに行った修理業者さんでのお話を紹介させて頂きます。 またもやnewF−1ネタです。 現在、AEモータードライブFNの部品は、全くないそうです。 ギヤなど内部の駆動部品がやられた場合は、あきらめるしかありません。 しかし、AEパワーワインダーFNに関しては、 ほぼ同じものが最近まで「CR4−FN」という製品番号で、 医療用の眼底検査カメラ向けに作られていたため、駆動部品のストックもまだあるそうです。 これからnewF−1のアクセサリーをお求めの方は、 モータードライブよりワインダーにしておいた方が、修理には有利ということになります。 ただし、内部の電池接点、電池室フタの部品はもうないため交換できず、 電池室のどこかに液漏れの形跡がある中古は、絶対に避けた方がよい、とのことです。
948 :
キャパ :2005/06/20(月) 23:14:07 ID:KQz1BDKc
お久しぶりです!何故かアクセス規制に引っかかり書き込めませんでした。 NFD300mmf4を購入しました。大きくてカッコイイレンズですね。 次スレの題名はどうしよう?
目で見えるように撮るということしか頭にないので 200ミリを越えるレンズにはあまり興味がわきません。 広角は20ミリを入手しておおこれはいいと よく使います。
980くらいになったらつぎをその題名でたててみまっす。
952 :
86 :2005/06/21(火) 18:38:22 ID:???
>>948 購入おめでとうございます。
ヾ(・∀・)人(・∀・)♪FD300mm仲間ですね。
今、使っている古いタイプのAiニッコール300mmF4・5と比べますと、
インターナル・フォーカシングで、距離を変えても長さが変わらないのと、
航空祭での手持ち撮影には邪魔になる三脚架がワンタッチで外れるのはFDの勝ちと思っています。
Aiニッコール300mmでも、のちのEDはインターナル・フォーカシングだったと思いますが・・・。
953 :
86 :2005/06/21(火) 18:45:13 ID:???
>>950 人間の視覚に一番近いのが、85〜100mmの中距離望遠といいますね。
広角側では、私は個人的な好みで35mmを常用しています。
F3にAiニッコールの85mmF1・4をつけると「出目金」に見えるのは私だけ!?
キヤノンキッスライト用に28-200つけちゃったけど、28-135とか24-135でもよかったなあ。 あまり三脚を使う気にならないのところが写真が上達しない原因なんだろうが あんまり改まらないなあ。
ちなみに狙撃兵は300メートルくらいからが普通だって。 そして周囲警戒のための人間も付くのが普通だって。 ゴルゴみたいに1キロ離れて単独で狙撃っつーのは 漫画の中だけらしい。 でもイスラエルのモサドとかは拳銃で100メートルピンポイントとか言うが。 100メートル先の人間って200ミリじゃ無理ですよねえ。
956 :
キャパ :2005/06/22(水) 17:24:49 ID:nw5PRCtz
三脚で望遠撮影も楽しいですよ!!たとえば動く猫を遠くから築かれずにとか。 晴れた日なら300mmぐらいなら手持ちでも大丈夫だと思いますよ。
957 :
86 :2005/06/22(水) 17:45:46 ID:???
>>955 狙撃兵が使うスナイパー・ライフルは、近接戦闘にはてんで向いていないため、
何かの事情で射程内の懐深く敵兵が飛び込んでくると、ひとりではどうにもなりません。
そのため、特殊な事情のない限り、場合によっては監的手も兼ねた護衛がついており、
普通は一般歩兵と同じ、自動小銃や突撃銃で武装しています。
狙撃銃のライフル・スコープは、その国の光学製品において最高度の製品を作るメーカーが担当し、
ナチス・ドイツ軍、kar98kライフルのZF4スコープはカール・ツァイス製、
日本軍九九式狙撃銃の照準眼鏡は日本光学製でした。
958 :
キャパ :2005/06/22(水) 18:53:34 ID:nw5PRCtz
ファントム無頼でOM-1と500mmミラーレンズが出てました。 渋いよな〜 朝日の夕刊の一面で戦場カメラマンの特集やってるのですが、 若いお兄ちゃんがF3ぶら下げてる写真があった。カッコイイ〜!
959 :
86 :2005/06/22(水) 19:17:24 ID:???
>>958 新谷かおる氏、相当のカメラマニアとお見受けしました。
何せ「シリーズ1000/1sec」なる、写真ものの連作短編集があり、
「ブースターファインダーつきF−1」など、超マイナーなものまで登場しますから。
・・・やってみるとわかりますが、カメラの絵を描くのは結構、難しいもので、
漫画家の中でも正確に描けている方は、そう多くはないようです。
朝日新聞を取っていないのでわからないのですが、
F3を下げているとなると80年代、冷戦時代末期でしょうか。
960 :
キャパ :2005/06/22(水) 19:40:47 ID:nw5PRCtz
>>959 現在29歳の方です。多分休日に撮ったのでしょう。現在プロの方ならF6ですものね。
961 :
86 :2005/06/22(水) 22:53:22 ID:???
>>960 「スローカメラの休日」なる本を読んでみましたが、
newF−1もOM−1も「スローカメラ」ゆっくりまったり、のカメラと書いてありました。
隔世の感。
ある飲み屋の常連サンなんですが、某大手新聞社地方支局のカメラマン氏、
お仕事を離れて休日に楽しむカメラに、ライカM6の黒を持っておられます。
私、気さくにホイッと持たせて頂きましたが、
これもひとつの「スローカメラ」なんでしょうか。
962 :
キャパ :2005/06/23(木) 21:46:11 ID:wXlP3I41
いつも思うのですが86さんは色々なお友達がいらっしゃいますね! 羨ましい。どうしたらそんなに沢山友達が出来るのですか?
963 :
名無し三等兵 :2005/06/23(木) 22:01:55 ID:AN0iqc4r
引き篭もらなきゃ友達出来るぞ。
964 :
86 :2005/06/23(木) 22:11:50 ID:???
>>962 私事に渡り申し訳ないのですが、
「のんべ友達」が多いのと「友達の友達はナントヤラ」でしょうか。
いつもの店で飲んでると、見知った仲間がどやどやと、です。
あ、そうそう「軍事マニア仲間」も多いですね。
ロバート・キャパも「ちょっとピンぼけ」を読む限り、
モンラッシュの白ワインにこだわってみたり、ヘミングウェイと大酒を飲んでみたりと、
なかなかの飲み助だったようで・・・。
スピードグラファー
デジタルになってメディアの形の制約から開放された薄型カメラがいくつも でてきているのはいいですね。それこそ鞄の隅っこにそこそこのカメラを 常備できる。写したのはすぐ出せる。200枚くらいは撮れる。 ちょっとみかけたのを撮るにはいいですね。 でも屈曲光学系の薄型カメラ、広角側が35ミリ換算で28ミリとか 24ミリいかないんですよ。そこはなんとかしてほしいなあ。望遠側は 100ミリ前後ですがそれで不足を感じたことはない。
兵器も肝の部分の制約で形が制約されますがそれでもかっこいいとかいまいちがでますよね。 カメラもそうだけど。
今日は、ニコンFG20と20ミリと50ミリを抱えて結婚式スナップ素人カメラマンです。 ニコンFは今回は貴重品なので使うことを見送りました。
969 :
86 :2005/06/26(日) 01:28:25 ID:???
>>966 実は今現在、出張先の中国より、ホテルのブロードバンドサービスを利用してお送りしております。
いまさっき、会社への出張報告メールを書き終わったところです。
出張報告のメールには「Gショック・デジカメ」カシオGV20にて、
撮影したメールを添付しました。
無論のこと、銀塩カメラも携行しており、
今回はいろいろと日本から持ち込んだもので荷物が多くなり、
銀塩も小型軽量のOM−1を選びました。
「メモ代わりにちょっと撮っておいて、メールに添付してたちどころに日本に送れる」、
デジタルの有用性を感じています。
今回の出張では国際ローミングサービスの携帯電話も併用しており、
(今まではITなど無縁な中小企業の)テストケースとして携帯の画像つきメールも送ってみましたが、
いまひとつ不安定なところがあり、
やはり、ビジネスにはデジタル+モバイルPCの環境が有効と思いました。
でも「ここはいっちょ」のときには、やはりOM−1に手が出ますね。
20ミリと50ミリを交換しながら撮影して感じたこと。 おお、50ミリって結構中望遠じゃん。 使いやすいが奥も深いレンズなんですね。 ちなみみに式場のプロカメラマンのスナップは F5+28-70/F2.8のようでした。
おうちの整理をしていたら、実家にFとともに置いていて行方不明だと思っていた Aiニッコール135ミリ/F2.8と28ミリ/F2.8が出てきました。 135ミリのレンズの表面は少し汚れてましたがクリーナーでお掃除してオッケー。 28ミリは付けっぱなしだったフィルターは汚れてましたがレンズはきれい。 いやー、らっきーでした。
これで20/28/50/135か。ズームの28-105と60-200の出番が減りそうだなあ。
>970 標準と言うだけあって50ミリは、ツブシが効くので私もお気に入りです 被写体に2歩寄れば85ミリ、2歩下がれば35ミリと誰かが言ってたような
ところで単焦点レンズってプロアマ含めて使う人は減っているのでしょうか。 兵器の世界だと万能型まるくてとがったところのないよりとがっているところがあって これなら一番というところがある単能型 のほうが実戦の場では役に立つらしいのですが。 (それがきく状況を作り出して相手を引き込むのが腕の見せ所)
>>974 ズームと単、一長一短なんだけど
矢張り単の解像度やピンにズームは適わないのと思っとります
極端かもしれんがズームにピンはないわけだし。
976 :
86 :2005/06/27(月) 19:08:57 ID:???
>>970 もう何十年も前の話になりますが、
私のいた某高校写真部の「新入部員歓迎撮影会」の課題が、
「50mmしか使ってはいけないポートレート撮影会」でした。
新入部員では持っている機材にも限りがありますが、
1眼レフを持っていればとりあえず50mmは持っているだろう、から始まり、
やってみるとこれが面白い、お言葉の通りずいぶんと楽しめるレンズであることを再確認しました。
センパイが苦労したのは「モデル探し」だったのですが・・・。
977 :
86 :2005/06/27(月) 19:21:56 ID:???
>>971 135mmはMF1眼全盛の時代「望遠レンズの入門にはこの1本」という捉え方をされ、
キヤノンFDでいいますとF2、F2・8、F3・5と、
目的とご予算に応じて用意されていました。
レンジファインダー機と1眼レフを比べた場合、
ニコンSPにせよライカM4にせよ「レンジファインダーで測距精度の追いつく限界」が135mmで、
実際、M4の35mm枠の真ん中にちょこんとある135mm枠は、
「これで撮れとはシンドイ話」と、思ってしまいます。
逆に1眼レフの場合は「お楽しみはここからだ」。
もう20年以上使っているニューFDの135mmF2・8、
自衛隊広報行事では「心持ちアップにしたいな」というときに重宝しています。
978 :
86 :2005/06/27(月) 19:58:04 ID:???
>>974 海上自衛隊潜水艦「xxしお」の一般公開の折に、副長にお話を伺ったことがあります。
「潜水艦は見つからない限り強いのですが、ひとたび見つかれば振り切るのは至難の業です」。
リムパック、こと、環太平洋合同演習で、
「米空母に一撃を食らわせた」ことも一度ではなくあるそうですが、
発見されるとひたすら逃げ回るしかないそうで、
「特に対潜ヘリ、あれはやっかいですね、じっと探されたと思ったら先回りされますから」。
米空母を”撃沈”するとは強い艦なんですね、と、私が申し上げたところが、
「艦の強さには”旬”があるんですよ。
定期整備でドック入りしたときに、乗員の交代や転属があるんですね。
新しい乗員で慣熟訓練を実施して、乗員が一体となったときが”旬”なんです。
ですから『xxしお』だからいつでも強い、というわけではないんです」。
単能型の兵器を、精強な使い手が使いこなして、初めて優れた兵器である、とも言えるのでしょうか。
あるいは、多機能の兵器といえど機能は使い手の未熟を補うものではない、とも言えるのでしょうか。
979 :
キャパ :2005/06/27(月) 21:58:56 ID:NoW1wbcp
NFD70-210f4は写りはそこそこだけど便利でよいレンズ! 使ってる人いますか?報道関係ではこのレンズ域がよく使われるそうで いまでもEFレンズでも売ってますね。 旧FD28mmf2.8が曇ってた・・・。いつの間に!!
nFD35-70f4とnFD70-210f4とnFD24mmf2.8で使ってまつた。 サイズとf値と価格をうまくトレードオフしたレンズかな。 中学、高校の時に中古で楽に揃えられまつた。 風景から航空祭までばっちり活躍。
981 :
86 :2005/06/27(月) 23:05:22 ID:???
>>979 流行りましたね、70−210mm。
マクロ機能がついていることもあり(もともと、FDは寄りが利くのですが)、
愛用しておられる方も多かったようです。
私は今は持っていませんが、後輩の持っているものを借りて使ったことがあります。
レンズのくもり、やっかいですね。
カビなら逆に予防策も取れて、もし生えてしまえば「自業自得」の側面がありますが、
くもりはこれという原因が特定できず、
カビにせよくもりにせよ、レンズの修理は「全バラシ」が前提になるために、
修理代=作業工賃がかさんでしまいます。
「修理代に1万円以上もかかるなら、中古でよい状態のものを探してしまえ」という、
”暴論”も、MF中古が安い今、わからないでもありません。
982 :
86 :2005/06/27(月) 23:28:00 ID:???
>>980 それは上手な買い物をなさいましたね。
中古でも数が出ているレンズだけに、じっくり選んでお求めになられたのでは、と思います。
高校時代、いつもお世話になっていたカメラ屋さんに、
ミノルタ・MDロッコール100mmF2・5の中古が入りました。
当時はミノルタを使っていた私、
「これだ!」と、毎日のようにカメラ屋さんに立ち寄っては「まだ売れてなかった、よかった〜!」
・・・バイトの給料が入るまで、まだ時間がありました。
しばらくするとMDロッコール100mmの値札に「売約済み」の紙が貼ってあり、
ヘナヘナと力が抜けてしまいました。
「店長さん、あれ、もう売れちゃうんですか・・・」
「君が買うと思ったから売約済みにしたんだよ、早くお金を貯めなさい」
感激した私、バイトの給料日にはカメラ屋さんに直行しました。
そのMDロッコール、ミノルタをあまり使わなくなった今も手元にあります。
以上「高校生と中古レンズ」で、オジサンの思い出話でした、失礼。