大東亜戦争当時、帝国陸軍軍人があるいは靖国に眠られる
英霊達が胸にしっかりと刻みつけて守り抜いた戦陣訓。
シナと戦争になった時に今の日本人軟弱さでは本当にまともに
戦えるかどうか心配でならない。確かに「精神論など古い!!」
や「火力や物量がモノを言う!!」と言えばそれまでだが
しかし戦争には軍人一人一人の士気が無くては話にならない。
そういう意味においてはこの「戦陣訓」は我々大和民族である
日本人の日本人による日本人の為の「究極的美学」ではないだろうか。
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>>1の日本語が不自由なことについて。↓
戦陣訓
陸軍省
序
夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば必ず
勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威(みいづ)の尊厳を感銘せしむる処なり。
されば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、
皇国の威徳を四海に宣揚せんことを期せざるべからず。
惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はりたる勅諭に炳乎として明かなり。
而して戦闘竝に練習等に関し準拠すべき要綱は、又典令の綱領に教示せられたり。
然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に促はれて大本(たいほん)を逸し、
時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざるべけんや。
乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を期せむが為、
具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂揚を図らんとす。是戦陣訓の本旨とする所なり。
5 :
名無し三等兵:05/02/21 22:44:05 ID:I8VyM3G6
本訓 其の一
第一 皇国
大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に
君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、
皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体以て克く国運の隆昌を致せり。
戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜の信念を堅持し、
誓つて皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。
第二 皇軍
軍は天皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に
任ず。常に大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現(げん)
ずるもの是神武の精神なり。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する
敵あらば、烈々たる武威を振ひ断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服
せしむとも、服するは撃たず従ふは慈しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは
言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢るるを以て尊しとなす。皇軍の本領は
恩威並び行はれ、遍く御綾威を仰がしむるに在り。
6 :
名無し三等兵:05/02/21 22:45:11 ID:I8VyM3G6
第三 皇紀
皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元帥陛下に対し奉る絶対随順の崇高なる精神に存す。
上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大意の承行を謹厳にし、
下は謹んで服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に
寸毫紊るるなきは、是戦捷必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。
特に戦陣は、服従の精神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、
命令一下欣然として死地に投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、
実に我が軍人精神の精華なり。
第四 団結
軍は、畏くも大元帥陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥(あつ)き聖慮を体し、忠誠の
至情に和し、挙軍一心一体の実を致さざるべからず。
軍隊は統率の本義に則り、隊長を核心とし、鞏固にして而も和気藹々たる団結を
固成すべし。上下各々其の分を厳守し、常に隊長の意図に従ひ、誠心(まごころ)
を他の腹中に置き、生死利害を超越して、全体の為己を没するの覚悟なかるべからず。
7 :
名無し三等兵:05/02/21 22:46:08 ID:I8VyM3G6
第五 協同
諸兵心を一にし、己の任務に邁進すると共に、全軍戦捷の為欣然として没我協力の
精神を発揮すべし。
各隊は互に其の任務を重んじ、名誉を尊び、相信じ相援け、自ら進んで苦難に
就き、戮力協心相携へて目的達成の為力闘せざるべからず。
第六 攻撃精神
凡そ戦闘は勇猛果敢、常に攻撃精神を以て一貫すべし。
攻撃に方りては果断積極機先を制し、剛毅不屈、敵を粉砕せずんば已まざるべし。
防禦又克く攻勢の鋭気を包蔵し、必ず主動の地位を確保せよ。陣地は死すとも敵に
委すること勿れ。追撃は断々乎として飽く迄も徹底的なるべし。
勇往邁進百事懼れず、沈著大胆難局に処し、堅忍不抜困苦に克ち、有ゆる障碍を
突破して一意勝利の獲得に邁進すべし。
8 :
名無し三等兵:05/02/21 22:46:58 ID:I8VyM3G6
第七 必勝の信念
必勝の信念は千磨必死の訓練に生ず。須く寸暇を惜しみ肝胆を砕き、必ず敵に
勝つの実力を涵養すべし。
勝敗は皇国の隆替に関す。光輝ある軍の歴史に鑑み、百戦百勝の伝統に対する
己の責務を銘肝し、勝たずば断じて已むべからず。
9 :
名無し三等兵:05/02/21 22:47:08 ID:sg5yd80c
閣下のインターセプト能力が低下してるな・・・
10 :
名無し三等兵:05/02/21 22:51:03 ID:I8VyM3G6
本訓 其の二
第一 敬神
神霊上に在りて照覧し給ふ。
心を正し身を修め篤く敬神の誠を捧げ、常に忠孝を心に念じ、仰いで神明の
加護に恥ぢざるべし。
第二 孝道
忠孝一本は我が国道義の精粋にして、忠誠の士は又必ず純情の孝子なり。
戦陣深く父母の志を体して、克く尽忠の大義に徹し、以て祖先の遺風を顕彰
せんことを期すべし。
11 :
名無し三等兵:05/02/21 22:52:12 ID:I8VyM3G6
第三 敬礼挙措
敬礼は至純の服従心の発露にして、又上下一致の表現なり。戦陣の間特に
厳正なる敬礼を行はざるべからず。
礼節の精神内に充溢し、挙措謹厳にして端正なるは強き武人たるの証左なり。
第四 戦友道
戦友の道義は、大義の下死生相結び、互に信頼の至情を致し、常に切磋琢磨し、
緩急相救ひ、非違相戒めて、倶に軍人の本分を完うするに在り。
12 :
名無し三等兵:05/02/21 22:53:03 ID:I8VyM3G6
第五 率先躬行
幹部は熱誠以て百行の範たるべし。上正しからざけば下必ず紊る。
戦陣は実行を尚ぶ。躬を以て衆に先んじ毅然として行ふべし。
第六 責任
任務は神聖なり。責任は極めて重し。一業一務忽せにせず、心魂を傾注して
一切の手段を尽くし、之が達成に遺憾なきを期すべし。
責任を重んずる者、是真に戦場に於ける最大の勇者なり。
13 :
名無し三等兵:05/02/21 22:53:59 ID:I8VyM3G6
第七 生死観
死生を貫くものは崇高なる献身奉公の精神なり。
生死を超越し一意任務の完遂に邁進すべし。身心一切の力を尽くし、従容として
悠久の大義に生くることを悦びとすべし。
第八 名を惜しむ
恥を知る者は強し。常に郷党家門の面目を思ひ、愈々奮励して其の期待に
答ふべし。生きて虜囚の辱を受けず、死して罪禍の汚名を残すこと勿れ。
14 :
名無し三等兵:05/02/21 22:55:18 ID:I8VyM3G6
第九 質実剛健
質実以て陣中の起居を律し、剛健なる士風を作興し、旺盛なる士気を振起すべし。
陣中の生活は簡素ならざるべからず。不自由は常なるを思ひ、毎事節約に努むべし。
奢侈は勇猛の精神を蝕むものなり。
第十 清廉潔白
清廉潔白は、武人気質の由つて立つ所なり。己に克つこと能はずして物慾に
捉はるる者、争(いか)でか皇国に身命を捧ぐるを得ん。
身を持するに冷厳なれ。事に処するに公正なれ。行ひて俯仰天地に愧ぢざるべし。
作者の文学的才能は、認めざるを得ないな。
結構イケメンなんだゾ!
それにしても、CDにもなってるワシの『戦陣訓』朗読
なぜか「生きて虜囚の辱めを受けず、死して罪科の汚名を残すなかれ』
のくだりは、言い間違っているんだな。
とはいえワシは、自殺に失敗したが、
罪科の汚名は残してはおらんゾ!
>>17 おお、本当だ!初めて知った。
島崎藤村という文学者の戦争責任『戦陣訓』
「戦陣訓」は、1941(昭和16)年1月に東條陸相の名前で
全軍に示達された「戦場の軍人を対象にしたもので皇国軍人が
道義昂揚のための具体的な実践要領を示したもの」とされた。
戦後明らかになったのだが、作家の島崎藤村が草案をまとめた
もので、陸軍は「戦場での人格完成を訴えたもの」という狙い
をもっていた。
>>16 今考えると、\(〇m〇)/の死に様は立派だと思う。
20 :
ゆきだるま ◆2eAi0OJQSA :05/02/24 10:47:53 ID:TM9PVGL9
戦陣訓なんて後から作った役立たずより
軍人勅諭の方がまだいくらかマシ
22 :
ゆきだるま ◆2eAi0OJQSA :05/02/24 11:26:32 ID:TM9PVGL9
削除しました。
軍人勅諭の場合、直面した事件から起草された
切実な物だからね
軍人勅諭は、美学に欠ける。しかも統帥権が強調されてる。
日本の美学
26 :
名無し三等兵:05/02/27 22:43:20 ID:KT/jWjyH
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
第五 率先躬行
第六 責任
なんとも香ばしいw
28 :
名無し三等兵:
日本の魂