海自13500t型DDH 29番艦

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193名無し三等兵
■船舶のタービン機関
COGAG、CODOGなんていう略語が目新しいヒトもいるだろうからちょっと
解説。

大型水上艦艇にタービン機関を利用する場合、低速(巡航)用と高速用の
2種類の機関を装備するのが普通。(高速ミサイル艇などは1種類ですませる
場合もある)

この理由は、タービンエンジンはガソリンやディーゼルのような内燃機関と
違って遷移状態(ハーフスロットル)での燃費が極端に悪いため。常にフル
スロットルに近い状態で運転できるよう、2種類の機関を使用する。

高速航走時に―

COGAG(コンバインド・タービン・アンド・タービン)機関は巡航用機関に加えて
高速用機関を運転する

COGOG(コンバインド・タービン・オア・タービン)機関は巡航用機関を停止して
高速用機関を運転する。

同様に、ディーゼル主機関にブースト用ガスタービンを併用する場合はCODAG、
DODOGと呼ばれる。