●初心者歓迎 スレを立てる前に此処で質問を 166
>575
いくつか間違いがあります。
まず、長射程ミサイルが確実に当たって空中戦がそれで終わると言う保証、あるいは当たらなければそれで終わりにして双方帰投というルールはありません。
これは技術的な説明は不要と思います。
第二に、長射程ミサイルを使う空中戦においてもミサイルを発射する側(戦闘機)には速度と加減速、旋回、上昇降下の性能が不可欠です。
すなわち、敵の長射程ミサイルの射程範囲に踏みこむことなく、自らの長射程ミサイルの射程範囲に敵を捉えるための性能です。
敵の射程範囲の外を高速で迂回する能力と言い換えても良いでしょう。
>582、>583
長射程のAAMを搭載し発射可能な機体を「何でも良い」と考えて用意したとして、例えばMiG−31などにマッハ2で射程範囲の外を迂回されたら
どうするか?
MiG−31は極端な例ですが、しばしば近距離での空戦能力を優先しているように(ロシア空軍がそんな主張をしたことは無いはずなのに)語られる
Su−27も高速を維持して大きな弧を描いての迂回機動、すなわち長射程AAM戦闘の能力を重視して設計されています。