【攻撃ヘリ】ヘリコプター総合スレ【は除く】

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223名無し三等兵
日刊航空通信CLIPより

◎空自UH−60J後継機、次期防で検討着手の公算
  災害派遣等に対応、キャビン大型化傾向強まる

航空自衛隊は現在、救難ヘリコプターV−107およびUH−60Jの2機
種を運用しているが、V−107型機が5〜6年先頃までに用途廃止されるの
に続き、V−107型機の後継機であるUH−60J型機も初号機配備以来、
約15年以上がすでに経過し、耐用命数に達する機体が順次生じることからも、
後継機種選定の必要性が指摘され始めている。

航空自衛隊は、平成15年度に三菱重工業から受領した「UH−60J救難
ヘリコプターの疲労強度解析等の技術調査および研究」の報告書によって、後
継機種選定の前提となる耐用命数をすでに認識している。そのため、まず航空
救難団でUH−60J後継機に関する検討が次期中期防衛力整備計画(平成1
7〜21年度)内でスタートし、平成22年度からの次々期中期防衛力整備計
画で後継機種選定の動きを生じさせるものと見られている。

UH−60J型機は、2軸回転翼型のV−107Aに対して1軸回転型である
ため、操縦性が良く、速度・航続距離の面でも性能が向上している。さらに、赤
外線暗視装置、気象レーダー、慣性航法装置等の搭載装備も充実している。また
次期中期防では、UH−60J型機に空中受油装置を追加し、C−130H輸送
機から給油を受け、航続距離の延伸を図ることが計画に明記されている。