【突撃】稚拙な軍事描写・解説に突っ込むスレ【一番

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421名無し三等兵
上官が命令を出す。
部下「はっ、しかし…」
上官「かまわん」
部下「はっ!」

こんなやりとりって本当にあるの? 結局命令に従ってんじゃん。「無謀な作戦」
「非情な命令」を表す記号みたいなお決まりの表現なのかな? 教えてエロい人!
422名無し三等兵:2006/02/10(金) 15:59:20 ID:???
>>421
そんなの当人同士しかわからんだろ。
わざわざそういうやりとりを後世本に書いたとか、引用したとか聞いたこと無い。
423名無し三等兵:2006/02/10(金) 17:21:01 ID:???
>>415
急いでウィキペディアで調べて
ミニガンはバルカンの小型軽量版であるということを始めて知ったw
424名無し三等兵:2006/02/10(金) 20:45:40 ID:???
>>421
ちょっと前の初心者質問スレで解説されてたぞ。確かこんな感じ。

軍隊では、上官の命令は絶対。しかし命令にただ従えばいいというわけではない。
その命令が明確に誤っている場合、またより良い選択肢がある場合は部下はそれを
上官に進言しなければいけない。しかしその進言を上官が検討した結果却下されたら、
命令を実行しなければならない。これは、一般的に上官の方が部下よりも持っている
判断材料が多いと考えられるため。いちいちその判断材料を全て部下に伝えて説明していたら
時間がいくらあっても足りないので、上官が判断した内容は部下が判断した内容よりも
正しいと「見做す」。戦場における時間的、物理的制限の中ではこういう風に判断の
正確さを妥協せざるを得ないという現実が背景にはある。
425y:2006/03/05(日) 16:41:37 ID:+uyRYEMh
軍隊では統率が大事であるので、上官の命令に反しては行けない。しかし、現場の状況は刻々と変化するので、命令をだした上官がその場にいなければ、現場での最上位者がその命令を変更するのは正当な軍事行為である。
426名無し三等兵:2006/03/06(月) 20:26:10 ID:???
因みにドイツの参謀本部が設立された際に、下位部隊への訓令は、
目標は明確に示す。ただし、目標遂行のための手段に関しては、
下位部隊の指揮官に裁量の余地を残す、というのが理想とされた。

まあ、実際には、これがなかなか難しいわけだが。
427名無し三等兵:2006/03/06(月) 23:10:50 ID:???
>>424-425 帝国陸軍の野外要務令だとこうですね。
 
『各機関の将校は専ら心力を職責の在る所に竭(つく)し、他の補助に依頼せず、確然自立して其任務を全くすべし。
 大小の機関各々此心を持って心とせば、全軍の協同一致始めて得て期すべきなり』
『凡そ命令には服従を要す、然れども其実施には独断を要する場合甚少からず、此服従と独断とは正に相反するものの如しと雖も、其実は則ち然らず』

「…いわゆる独断専行という言葉は、この綱領から出たのであるが、私はこれほど要領よく、団体と、これを構成する個人または個々の機関との有機的関係を道破した文字を他に見たことがない。
軍隊が個人を無視したなどということは、全然のまちがいで、実は軍隊ほど真剣に個人の価値を認めたところはないのである」
 
石橋湛山(予備歩兵少尉・経済記者・日本国蔵相/首相) 「湛山回想」P113より。

他でもない、日本軍国主義への最大の批判者の発言だけに重いですな。これ。