【虐殺】アフリカの軍事情勢4【飢餓】

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151名無し三等兵
ttp://www.kojii.net/jdw/jdw050126.html
◎Peace in Sudan far from assured
1/9 にスーダン政府と SPLM (Sudan People's Liberation Movement) が和平
合意に調印した。また、1/17 にはスーダン政府と NDA (National Democratic
Alliance) の間でも予備合意が成立した。これによって、スーダンの国内情
勢が和平に向けて進むのではないかという期待が高まっているが、依然とし
て状況は複雑で、平和からは程遠い状況にある。
重要なのは、同国西部の Darfur において活動している 2 つの主要反政府組
織 (the Justice and Equality Movement と Sudan Liberation Movement) が
和平合意に加わっていないこと。また、東部でも Beja Congress や複数の小
グループが、南部でも SPLM から分派した多数の反政府グループが、いずれ
も和平合意に至っていない状況。
国際危機グループ (International Crisis Group) のオブザーバーは、和平
協議におけるスーダン政府の正直さについて、疑いを持っている。中には、
SPLM や NDA との間で和平合意を成立させたのは

・国際社会からの非難をかわし、
・Darfur で実施する攻撃的作戦から注意を逸らし、
・南部で石油資源の探査と開拓を行い、
・南部の主要反政府グループと取引を行うための時間を稼ぐ

のが狙いではないかと疑っている向きもある。さらに、

・スーダン政府が最近になって武器調達に腐心していること、
・地元の武装勢力が最近になって政府軍と衝突した同国北部の油田
 地帯・North Nile において、スーダン政府と Shilluk Kingdom の
 軍閥が同盟を結んだ

といった動きも指摘されている。
6 年間の移行期間の終わりに実施される国民投票で、スーダン南部がスーダ
ンに残留すると見ているものはわずかであり、同国南部の分離をスーダン政
府が認めるとみる者も、これまたわずかしかいない。