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FW190Ta152H-1:
761の続き
「硫黄島・沖縄・マリアナ攻撃 20年2月19日、敵は硫黄島上陸、752空は同島
玉砕(3月17日)後の3月下旬も、同島周辺の攻撃や敵の手に落ちた飛行場の攻撃を
繰り返した。 続いて4月1日には沖縄決戦が始まり、706、752、761、763、765、8
01、931、951、豊橋(2代)、松島空等の陸攻が参加、艦船攻撃、飛行場攻撃、索敵、
哨戒等に活躍した他、機雷投下、物量投下等も行っている。また、721空(神雷部隊)
は、3月21日の第1回攻撃(陸攻18機、桜花15機)を皮切りに10回に渡って桜花による
攻撃を敢行している(桜花計61機)。
この他、901、903、951空などの海上護衛部隊の一式陸攻は本土周辺などで、哨戒、
船団護衛等の任務に就いており、1001、1023、1081空等の輸送部隊の一式陸攻は各地
への連絡、輸送に活躍した。また練習航空隊では陸攻搭乗員の訓練に使用された。
また一式陸攻の作戦で忘れることが出来ないのは、19年11月3日、7日、27日、29日、
12月25日、29日、20年1月2日と繰り返された752空によるマリアナ(サイパン・テニアン)のB29
基地攻撃で、かなりの戦果を収めた。その後、更に、剣作戦と呼ばれるマリアナ基地に対
する空挺作戦が計画されたが実現に至らなかった。この作戦は706空の銀河70機で銃撃
したのち、同隊の一式陸攻60機に搭乗した特別陸戦隊と陸軍落下傘部隊計400名が強行
着陸し、B29を爆破しようというものであった。」