T-4中等練習機を語るスレ

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155TFR ◆ItgMVQehA6
さて、適当なスレッドも見当たらない(私が知らないだけかもしれないが)のでAT/LIFTのネタでも投下してみるとしましょうか。

MT過程を卒業したパイロットがORレベルのパイロットに仕上がるまで、おおよそ180時間程度の飛行訓練を受けます。
F−15DJを使う場合(つまり、今の航空自衛隊FIパイロット)、この180時間をDJで飛びますので経費は9億円ほど掛かります。

なんらかのAT/LIFT、たとえばアエルマッキM346
ttp://www.aermacchi.it/index.htm
なりロッキードT−50なりを使う場合にはAT/LIFTで150時間、DJで30時間てな配分になります。
この場合、経費は4〜5億円程度。
この差額に、AT/LIFTの導入から用途廃止になるまでの養成パイロット数を乗じれば「AT/LIFT導入の経済効果」が大雑把に求められます。
パイロット数の多い空軍ほど、専用の高等練習機を導入する意義が大きくなるとも言えます。

同時に次のことも言えます。「高等練習機の市場」とは、この差額分でしかないと。