一般市民が、こんないい加減な判断で殺された
http://www.geocities.co.jp/WallStreet/8503/haizanheigari.html 「水谷荘日記 戦塵」(歩兵第七連隊第 一中隊一等兵)
十二月十四日
若い男子の殆んどの、大勢の人員が狩り出されて来る。靴づれのある者、面タコのある者、きわめて姿勢の良い者、日付きの鋭い者、等よく検討して残した。
昨日の二十一名と共に射殺する。
十二月十六日
市民と認められる者は直ぐ帰して、三六名を銃殺する。皆必死に泣いて助命を乞うが致し方もない。
真実は判らないが、哀れな犠牲者が多少含まれているとしても、致し方のないことだいう。多少の犠牲者は止むを得ない。
抗日分子と敗残兵は徹底的に掃蕩せよとの、軍司令官松井大将の命令が出ているから、掃蕩は厳しいものである。
『南京戦史資料集T』P395、P396