自衛隊がファンタジー世界に召喚されますた 第31章

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102政府広報課 ◆F2.iwy/iJk
「ほお、よく言った。嘘なら、覚悟するのだな」
 そう捨て台詞を残すと彼らは一旦指揮所を離れていく。その様を見やりながら、兵部総監は三佐に頭を下げ謝意を表
した。
「礼には及びません。どんな所にでも、あのような手合いはいるものですから」
「それもそうだが。それより貴官の言った事は確かなのか?その救援が来ると言う、それは」
「確かです。もうこちらについて、向かって来ている筈です」
「期待してもらっても宜しいかな?」
「その期待に関しては、請負います」
「ふむ。ならば期待させてもらおう。ないよりはましだからな」