一等自営業閣下激昂〜大五郎こと猫侍逮捕3

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75名無し三等兵
〜あらすじ〜
ある日、さくらは兄の自慰を偶然目撃してしまい、それがきっかけで自身も自慰を覚えてしまい
それ以来、人目を避けてその行為を行うようになる。
ある昼休み、級友に問い詰められた小狼は、さくらの目の前で告白してしまうが、さくらは逃げ
出してしまう。
その日の放課後、小狼の誠実さに感動したさくらは感情の高まりの捌け口を小狼の机にぶつけて
しまうが、その時教室に忘れ物を取りに戻った小狼は、偶然自分の机で自慰をするさくらを目撃
してしまう。

「小狼くん、見たンでしょう?」
どう返事してよいやらわからぬ小狼は真っ赤になってうなだれるばかりだった。
うふっ。
さくらが破顔する。
「いいのよ、大好きな小狼クンになら見られたって。小狼クンになら、わたしのすべ
てを見られたってかまわないの。ううん、それどころか、もっともっと、見てほしい
くらい」
さくらが悪戯っぽく破顔する。その小悪魔的な微笑みは小狼の知っているどんな表情
よりも大人びていた。
「小狼クン、もっと見たくないの?」
「みっ…、見たい…」
小狼はかすれきった声をしぼり出した。
うふっ。
さくらの大きな瞳が細まる。
「じゃあ、脱いで、小狼クン。自分は服を着たままで、オンナの子一人だけが裸にな
る、っていうのはムシがよすぎるわよ」
「う、うん。…」
小狼はためらいがちにうなずき、服を脱ぎはじめた。