その3
194 名前:委員長支持派 [sage] 投稿日: 03/10/13 02:16 ID:???
>>184 意に染まぬ相手の愛人に納まった防女OBですか。
それはいるでしょう。金と女は諜報の基本です。特に防女入学時はともかく
高等部以降は容姿を磨くことが 義務 となっていますし。
元メイド教官も姿をくらます時に涙を流すくらい”ご主人様”に入れ込んでいたの
だし、ま おとなの男と女だし、多分自棄を起こしたご主人様を「慰める」ことも
あったのだろう。
元ご主人様が未だに独身である理由もそこいらへんが絡んでいるだろうし。
落剥か、スキャンダルか、失脚かで何もかも無くしてうらぶれた古アパートの
一室に越してきた二人。もう給料も払えないと使用人全てを解雇したのに
傍らには当然のように黒髪のメイドがいる。”私にもいくらかの蓄えがありますから”と
けなげに無給で仕えてくれる彼女。そして、しばらくたって、彼女がその技能で
毎日働き自分を養ってくれていることを知る。
同じに、その容姿と高い能力に対し数多くの条件の良いオファーが来ていることも・・・
その事をおくびにも出さない彼女に情けなさと、すまなさが入り混じった気持ちで
問いただすご主人様
「私が主として仕えるのは貴方だけです」
・・・・いくら任務だとはいえ、こんな男にとっての理想をやったから
失踪後、ひそかに指をくわえていた紳士たちが殺到したし、
もう、あそこら辺の国には立ち寄ることもできなくなったのだ
このばかもん。
君はしばらく古巣で後進の指導にあたりたまえ。
現場に復帰するのはほとぼりがさめてからだ