消えた兵器、消えて行く兵器を語ろう

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えーと、米空軍が10数年前に出した研究に

・低速であるほど、また旋回率(縦、横)の高い機体ほど爆撃精度が高くなる
・精密誘導兵器を用いる場合でもこの傾向ははっきりと生じる
・対空火器(携帯SAM含む)のレンジ内で行動する場合、速度の大小よりも旋回率の大小の方が生存率に与える影響が高い

とありました。

ただし、
・敵戦闘機や短SAM、中SAMに対しての生残性は低速のままで旋回率を上げてもほとんど向上しない
まぁA-10やSu-25を生み出したコンセプトを再確認したとも言えます。


まぁA-10やAV-8の後継機がJSFになろうとし、ロシア空軍が航空優勢戦闘機の更新で手一杯と言う今、
上記の検討がもし形になるとしたら
・「F-2にA-10並みの耐弾性を与える」研究がダメだとはっきりして以降に(数年以内にそういう結果が出ると思います)
 航空自衛隊の予算と戦術機保有枠が拡大した場合
・航空優勢の争奪やマトモなSAMを運用できないような国同士の軍拡競争において

くらいしか思いつきません。