【ウリ党は】韓国軍総合スレ 20【軍拡反対ニダ】

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4名無し三等兵
>>1乙。

さて、前スレ980
>KD-2、低速域でプロペラキャビテーションによる騒音が生じるという欠陥が発見された由。
ttp://j2k.naver.com/j2k_frame.php/japanese/brd3.chosun.com/bemil/view.html?tb=BEMIL025&pn=2&num=18010

プロペラは平面ではないので回すとどうしても背面に低圧力の部分が発生してしまうわけだが、圧力が
低いということはイコール沸点が低いということで、この部分では海水が熱を加えなくても沸騰・蒸発する。
結果、水の無い空洞がプロペラ背後にまとわりつく現象が起こるわけで、これがキャビテーション(空洞現象)。

で、それだけならまだいいのだが、キャビテーションによって発生した泡は弾けて潰れてプロペラの
背面を激しく叩く。これによって起こるプロペラの浸食作用をエロージョンといい、キャビテーションと
並ぶ、船舶スクリューの二大大敵と言える。

なにせキャビテーションは引き込み力を持つ低圧域をスクリュー背面に作るから速度効率を低下させるし、
泡が潰れてスクリューを叩く音は雑音になる。また、エロージョンはスクリュー背面を虫食いのようにボロボロに
してしまい、その寿命を著しく縮めてしまう。

ちなみに海自も、あまつかぜの試運転中、プロペラ翼後面にキャビテーションを起こして翼表面に
エロージョンを発生させてしまうという事態に陥ったことがあった。旧海軍が実績を積んで開発した
エロージョンに強い翼型を、効率化を狙って修正したら裏目に出てしまったのだという。

結局、旧海軍型に戻されて事態は解決。スクリュープロペラは効率以外にもこれら
空洞現象と浸食作用を無視できないのだということを改めて証明する、貴重な教訓となった。
以上、参考までに。