二ヶ月前のピョートル・ヴェリキー「爆発騒動」だが、実はこんな話も有った。
ロシア原子力巡洋艦「核爆発の危険はない」―海軍総司令官
総司令部内の派閥対立が背景?
【モスクワ24日大川佳宏】
ロシア北方艦隊の旗艦である原子力ミサイル重巡洋艦「ピョートル大帝」(二六、三九六トン)について
クロエドフ海軍総司令官が二十三日、「同艦は故障しており、いつ爆発してもおかしくない」と述べたことについて、
同総司令官は二十三日夕、ロシア通信に対し「原子力システムの保安設備は正常に稼動しており、核爆発の危険はない」と指摘した上で、
「居住区画などの状態が基準に達していないだけで、同艦が危険な状態にあるとの報道は、事実に反している」と訂正した。
「ピョートル大帝」のウラジーミル・カサトノフ艦長の叔父であるイーゴリ・カサトノフ元海軍副司令官が、
昨年のロシア潜水艦K159沈没事故の対応をめぐりクロエドフ総司令官を激しく批判しており、
今回の「ピョートル大帝」をめぐる騒ぎの背後には海軍総司令部内の派閥対立がある、との見方も浮上している。
クロエドフ総司令官は「ピョートル大帝」のドック入りを指示した上で、「故障」について艦長らの責任を問う方針を示した。
2004/3/24 16:52
http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/040324-165226.html