前からいる方へ
スタンダード/ESSM/イージスの低空死角問題の解説については激しくガイシュツ
なので読み飛ばしてください。
点線以下が今回のネタです
A)スタンダード/ESSMは低空死角があるよね。
B)うんそうだね。でも攻撃側も水平線が邪魔で艦隊を視認できないから、
低速のシースキマーをあまり遠方から撃つと、AEWがスタンダードの射程外で
レーダー見ながら中間誘導するのでなければあたらないよな。
問題は途上国がAEW持ってないってことで、あとは潜水艦が本土に位置を通報して
その情報をもとに中間誘導とか、(交戦海域外の通商破壊なら)国籍不明の
哨戒機で追尾して、哨戒機と関係立証不能の潜水艦から足のつきにくいミサイルで
攻撃とか冴えない中間誘導方法しかないよな
以上ガイシュツのダイジェスト
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今回のネタ
ロシアの最近の対艦ミサイルを改めて調べたら中間誘導問題は
下記の解決を考えているようだ
1)PRHなら中間誘導要らない
クリプトン高速対レーダーミサイル(PRH、射程110km 重量ASM1の半分 マッハ2-3)
ARHは闇夜に懐中電灯みたいなもので、探知範囲が狭いから中間誘導で
目標の近くまで寄せてやらねばならんが、PRHは闇夜に灯台みたいなもので
探知範囲が広いから(敵がレーダー=灯台をOFFにせねば)中間誘導はいらない。
しかもクリプトンはASM1の半分の重量で、控えめに見てもSu27やMig29に
6−8発は積めるだろう。
2)ARHも高速化してOTHの比較的近距離から撃てば中間誘導要らない
亜音速で40-60km マッハ2で110kmくらい
50km-110kmで高速対レーダーとARHを混ぜて撃つ様に設計されてます。
結局、対策としては
A光学系の強化
1)RAMの導入
2)艦載(ヘリ搭載?)レーザーレーダーの導入(英国製艦載27kmの椰子は現存したはず)
3)2)の中間誘導によるIR中射程ミサイル 30-120km
4)新型CIWSの画像のみによる射撃管制
Bレーダー追尾の困難化
1)SPY1/速射砲射撃管制レーダーの周波数ホッピング化
2)デコイ兼ジャマー射出
Cレーダー誘導ミサイルの射程延伸
1)スタンダードERの ARH/IIR化
2)国産なら410km(回収180km)の600kg3段対空ミサイル/UAV開発
ってとこでしょうか
CIWSの画像のみ射撃とRAMと低空120kmOTH射撃は急務と思われ
先方の対レーダーミサイルはかなり進んでいるようです。
どうも後でUAVスレで・・
艦隊スレは落ち松。
438 :
364:04/03/03 09:36 ID:???
>>432さん
前から居て経緯をご存知の方だからできるだけ簡潔に・・・
ECCM>16DDHに積むとかいう電波放射体射出機はナイスな装備と漏れも思います。
ARHとPRHを騙せる可能性大ですね。茶布だけじゃ心許ないので早い普及を希望しまつ。
KINGBOLT>しかしTV誘導のKINGBOLTにはECCMは効かないでしょう。
また、デコイを射出後、本体はレーダーを閉じねばならないので
クリプトンと混ぜて撃たれると迎撃困難です
赤外線ミサイル(とりあえずRAM)装備とCIWSの画像専用モード射撃を急がねば
IRTV(IIR)>>パターン認識回路が組み込まれていれば、形を認識するので
フレアに騙されにくいと思います。お値段が心配ですが・・・
落ち松、長々ガイシュツのことを一から並べてすまそ。
スレが落ちてしまったのでAGEて、漏れはUAVスレに逝ってきまつ。
>428
>キングボルトを一発撃って、画像を衛星中継させたらどうでしょう。
キングボルトにどれだけでっかいアンテナが載るのですかな?
それと、衛星中継って事はリアルタイムと比べて乱暴に2秒弱の時差がありますが。
ついでに、画像ってのは情報量が物凄く多いのですが、衛星中継するその電波は
画像情報を(準)リアルタイムで流せるほどのブロードバンドを確保できるのですかな?
相対速度がマッハ5とかに届くほどの状況なのですから、画像に要求される情報量は多いですぞ。
相手がミサイルを撃ってきたという情報を確認できるレベルのピクセル数とそのレベルのピクセル数で
ミサイルを確実に捉える事ができるだけの動画枚数を必要としますな。
>言えることはSPY1/ANSPG-62はものすごい出力らしいので
>SM2ERの射程外からも比較的容易に受信できそうな感じがします。
当たり前ですな(w SM-2ERの射程がおよそ200km、SPY-1の探査半径は500km以上。
しかし、クリプトンPの側のアンテナ利得はどう考えてもSPY-1のそれよりは小さいでしょうから
SPY-1をアウトレンジできるかとなると相当に厳しいのではないですかな。
ついでに、勿論これもOTHではメクラ撃ちせざるを得ないという問題がありますな。
>429
>現行のERはSARHのため、またAEWとACDS/イージスとの射撃諸元リンクが実用化
>していないため、110kmはなれた海面近い低空の目標を撃っても当たりません。
>416をもう一度良くお読みくだされ。
>OTH100km以上ってのは確かにイージスにとっても厄介
とある以上、>416氏もイージス艦にOTH攻撃に対処する能力が無い事を解って居るのではありますまいか?
>430
> レーダーホーミングミサイルが目標艦のレーダーの照射範囲に入り
> 目標艦のレーダーに突進破壊し目標艦の防空力を奪う。
ARMの撃墜は禁止なのですかな?(w
>431
>しかし50kmあたりで上空に向けて発射された場合、着弾までの時間が短すぎて
>船はたいして動くことができず、ミサイルのARH/TVシーカーの視界に
>捕まってしまうでしょう。
50kmまで接近して発射できたのなら始めっからARHシーカーの視界に入るのでは?
>433
>あとは潜水艦が本土に位置を通報してその情報をもとに中間誘導
情報伝達のタイムラグを考えていただけませんかな。潜水艦→本土→艦隊OR攻撃機では
あまりにもタイムラグが大き過ぎませんかな?まあ、潜水艦→艦隊でもそのタイムラグは
決して小さなものにはなりませんが。ULF、VLFってのは泣けるほどナローバンドですからな。
>434-435
中間誘導、特に慣性誘導について調べ直す事をお勧めしますぞ。
>436
>A光学系の強化
>1)RAMの導入
RAMと光学系に如何なる関係が?(w IRパッシブホーミングは「光学系」とは言い難い気がしますが。
>4)新型CIWSの画像のみによる射撃管制
ファランクス・ブロック1BにはFLIRを搭載しておりますな。上手く使えば流用も効くのでは?