軽歩兵師団の運用についての授業のシラバスと思われるものを見つけて
読んでいます。付録の一部は秘密ということで省かれていたりしますが、
どうもレーベンワースの戦術力学という講座か課程があったみたいです。
その中で群島防御、グッドウッド防御というものを盛んに論じている
のですが、その基本になる反斜面防御自体よく知らなかったりします。
欧州における80年代の軽歩兵師団の話なので、中から高烈度紛争における
軽歩兵師団の運用ということになると思うんですが。
#最近知ったんですが、「ヨーロッパ史と戦争」の著者のマイケル・ハワード
って軍事歴史家として著名だったんですね。リチャード・シンプキンの本に出てきたり、
陸軍参謀長の推薦図書に入っていたりして驚きました。
#他にクルーセーダーをパラディンと比較して調達する意味あいについて論じた
ランドの研究報告を読んだんですが、最後になって重量の問題を切り出して
ました。かかれた当時は、EFOG-Mやコマンチなどもまだ健在で、支援兵器として
応答時間と到達距離を比較するグラフに登場したりしてます。
#フォークランドの軽歩兵について読んで引っ掛かっている点は軽歩兵を
そうあらしてめているのは装備や編制ではないという話が繰返し出て来ることです。
駐米の英国武官の軽歩兵に関するインタビューでも繰返しでてきた台詞なんですが
なんか起源があるみたいですが不明。