SBCTについて その3

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515SBCT太郎
>511 暑中見舞い有難う御座います。SBCTについては源泉はソヴィエトとの
大規模な通常戦争が欧州中央平原で生起する可能性よりも、第三世界、とくに
米国の軍事力行使が可能でありまた必要であるとみていた南西アジアへの即時
介入能力を向上させる動きがでてきたあたりにあるかと。編制的には諸兵科
連合が中隊結節で固有で行われているあたりが面白いです。それで各時代毎に
想定は変わります。当初はイランへソヴィエトが進出を押さえる想定でした。
湾岸戦争後にはイラクのクウェート侵攻直後にサウジ防衛を単独でせざるを
えなかったら?になり、それから最近ではコソボ航空攻撃の際に地上部隊を
投入できなかったのか、そして、一番近いところではイラク戦争の北部戦線
に機動力ある戦力を投入することはできたのか、です。