>509 レス有難う御座います。On Pointを第8章まで読み終えたのですが
意外だったことが二つ。
まず直接には書かれていないのですがドイツ駐留の第1機甲師団がオーストリア
領内の鉄道輸送を認められずドイツから船で運ばれたせいで当初計画どおりに
クウェートに到着できなかったことが大きな影響を与えているらしきこと。
当時のDoDの記者会見でラムズフェルド国防長官がオーストリアのアルプスを
通過しての鉄道輸送を同国の中立性維持の見地から認めてもらえなかったと
話しているのと、On Pointで第1機甲師団が当初では到着している筈だったという話が
出て来るのを勝手につなぎ合わせています。
次に第82空挺師団はフセイン体制が早期崩壊したときに備えてバグダッドに
空挺作戦を準備していたということ。
SBCTについては第173空挺旅団をバシュール空港へ空挺降下と空輸し、それから
M1とM2とM113を少数空輸するのにC-17が89回出撃したと書いています。同じ
出撃数でSBCTの1個大隊を輸送できるとも。
全体としては第7章implicationsが一番面白そうでした。また
イラク戦争中の車両損害についてはSFTTが意外と近い線だったようです。
第7騎兵連隊第3大隊が戦争でM1を2両失ったという話が出てきます。
#陸軍については今後に増設される10個旅団の開隊地の発表がありました。
これは国防総省全体での基地配置見直しとは別な動きだそうですけども。