自衛隊がファンタジー世界に召喚されますた 第12章
そして、会話による意思疎通ができるようになって、エルフや船乗りらからの情報が、ようやく政府に
届き始める。
こうした翻訳作業とは別に陸地の探索も進められ、島とはいえ、陸地が発見されたのも大きかった。
がしかし、大陸が見付かるものとばかり思っていた政府の思惑が、完全に外れてしまい、大迫総理らは、
少しばかり意気阻喪したが、それでも大きな陸地があるはずだとして、さらなる探索を行わせたのだっ
た。
このような状況を俯瞰して、改めて記者会見を行い、今までに判った事などを国民に対し、公開したの
だった。
今回はここまででつ。
今日、もう一度投下できるかもでつ。
>>724 これをみてふと思ったのだが、もしも周囲がすべて水だったらどうなるだろう
原住民は人魚とか
>>731 海だけだったら、知的生命体そのものが存在しない可能性が高いのでは?
F世界的には人魚でいいのでは?
下半身がイカであいさつが脚を使った抱擁とかの種族は、
ちょっと嫌だ。
上半身が魚で下半身が人とかも嫌だ。
>>734 それで思いっきり日本語喋ったらもっと嫌だ。
上半身が魚で下半身がイカだったらさらに嫌だ
水中種族だから衣服は着ない。
けど、公の場は水中でも邪魔にならない程度の服を着用。
すなわち、ふ(ry
それを着用できると言うことは、やはり上半身が魚で(ry
>>739 まあいいんじゃないですか?
強烈なのになると素体がゴキブリってのもありますし。
ごき娘っていうと、真鍋譲治の「ジャンク・パーティー」か。
確か、黒人種差別とかで潰されたんだっけ。
ヲタ&板違いでスマソ(´・ω・`)
742 :
739:04/02/01 21:20 ID:???
直リンスマソ
半魚人と言葉が通じるなら海戦でも役に立ちそうだな
人魚と違って陸上もOKだし
あいつ等の呼吸器系ってどうなってんだろうな。
鰓と肺のハイブリッド?
心臓は両生類と同じ1心房2心室だったりするのかな?
肺は有るが、わき腹か首筋に開閉可能な鰓があるってのが多いかな?
魔法について少しまとめてみたんだがうpしてOK?
>>744 やったもん勝ち。
纏めて見るとき楽なんで、トリップ付けてくれるとありがたい。
746 :
740:04/02/01 21:43 ID:???
トリップの付け方が分らない…
とりあえずコテハン使用しときます
魔法の分類とそれぞれの問題点
魔法は大別すると2種ある
1) 術者が術によって何かを起こす
2) 術者以外の存在に何かを起こしてもらう
簡単に言えば1) は「自分で火を点ける」、2) は「火を点けられる人に頼む」ということになる
1) はその世界の法則に従い、魔力というエネルギーを使って発火や冷却といった効果を直接起こすもので、
使用したエネルギーと効果がほぼ比例関係にあり、一定の効果を得られる利点が有る。
しかし術者の能力以上の効果は得られないという欠点がある。
しかし物理や化学に沿った手順を踏む事で、消費魔力の軽減や威力を上昇させる事が可能になる。
・単純に火を点けるより、大気から可燃性ガスを合成→点火とした方が効果は広がる
・微少量の物質を一方通行に空間転移させると原子の重複が起こり、核融合反応が起こる
等等
この方法だと、連続して魔法を使うたびにカレーをモリモリ喰わなければならない事態に陥る危険がある
対して2) は神や悪魔、精霊等に術者が頼んで望んだ効果を得る方法で、
生贄や貴金属など依頼対象の求める対価を支払う必要が有る。
頼み方によっては術者の力量以上の効果が得られ、
術者の魔力消費を抑えられる。この方法は更にいくつかに分類できる。
一つは依頼するタイミング
a) その場で頼む
b) 事前に頼んでおく
a)は支払方法に違いは有るが、対価が即座に求められる点は1)と変わらない。
問題点はその場で依頼対象とコンタクトを取らなければならず、それが不可能だと無力化されてしまう。
特に精霊などは周囲の地形に影響されやすい
乾燥した砂漠で水の精霊は使えず、湿気の多い密林で火の精霊は使いにくくなるだろう。
当然、逆もありえる。
b)は要事の前に対象と契約を交わしておき、術者の要請ですぐに魔法を使えるように準備しておく方法である。
これによってa)の問題は解決できるが、契約していない相手の力は借りる事ができないという問題がある。
水の精霊と契約して、火をつけてくれと言っても無駄になるだろう。
契約対象を増やせば対応できる局面は増えるが、対価が莫大になる危険性もある。
契約の対価が入手しやすいものである場合は良いが、高価な物だったり入手が困難な物だった場合、
契約者は金策に四苦八苦する事になるだろう。
国家に雇われている場合はその限りではないが何事も限界はある。
>>747 水あめでも可。
あと、トリップは名前欄に#●●●●●●●●●(●は任意の文字)
と入れる。
タイミングとは別に、依頼する相手と術者の立場によっても分けられるが、
利点と問題点は普通の人間関係と基本的に同じである。
具体的には以下の通り
い) 相手が上
ろ) 対等
は) 相手が下
い)は、相手が神とほぼ同義である。
相手の言う事を遵守せねばならないが、基本的に強力な存在であるので扱える力も強い。
権力を持った宗教の場合は税を納めていれば個人で対価の支払う必要がない場合もある。
この手の存在は信仰者の数が力を決める事が多い。
信者が多ければ生贄等の得られる対価が増えるからなのか、信仰心そのものが対価なのかは不明。
高位の竜など、神ではないが気位は高い相手の場合、
相手に認められるだけの対価以外の何かを見せ付ける必要が有る事もある。
は)は、相手が強大な存在でも、弱点を抑えておけばこの立場で使役する事も可能である。
いくらでも対象をこき使えるが、弱みを見せると逆襲される危険がある。
立場に関わらず、相手と良好な関係(友人や信頼できる上司部下)を築く事ができれば、
対価をおまけしてくれるだろう
が、それ以前に対価の払いが滞ったり、対価以上に酷使したりするとそっぽを向かれる事になるだろう。
知恵のある相手なら契約内容の隙を突いて難癖をつけられる事もある。
悪魔がその良い例だ
オマケ
魔法を使うときの補助として事前に御符や魔法陣を作っておくことで、消耗や威力を改善する事も可能
特に御符は呪文の詠唱を短縮したりできるので利用価値は高いと思われる
築城や街造りに魔方陣を取り入れれば防御結界を形成しやすくなる事うけあい
とりあえずまとめたのは以上です
そういや前々スレあたりに、魔法の設定するときのテンプレがなかったかな?
787 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:04/01/25 19:11 ID:???
>>782 以下を適当に組み合わせる。
I.魔法はどのようなものか
a.呪文を唱えれば誰でも使える。知力ベース。
b.身体的(遺伝的)素質による。ESPなど。精神力ベース。
c.精霊など上位種族との契約による。社交性と狡猾さベース。
II.魔法を使える人口は?
a.要求される知識により、多い/少ないが決定する。
b.魔法を使える血を持つものが多い/少ない。
c.契約できる精霊の絶対数が多い/少ない。
III.魔法の仕組み
i.魔法を使えるための物理体系が存在する。魔法⊂物理
ii.物理法則を物理法則たらしめる低レベルの層に干渉できる能力。スピノザの神にお願い。魔法⊃物理
IV.体系化可能か?
1.数学、論理学などを道具として体系化可能。
2.呪詛的なもので、体系化不可能。
>>753 選ぶにつれて選択肢が狭まっていくな。
例:
I.−aを選ぶとII.−bは選択できなくなる
>>754 選択肢の番号付けがIとIIで両方ともabcなのは、その辺を意図したんじゃ無いのか?
なるほど。
既出でしたか…
573の方が良くまとまってるし…_| ̄|○
未来日記の始まりです。
573さんは頑張ってください。
ミライニッキッテナニ?
本日、SSによる第2次制圧砲撃を行わんと欲す。
精確な座標、求む。
>762
>764以降に連続射を行え。
>>763 了解。
これより制圧砲撃に移る。
各員、退避を要請す。
>>728の続き
しかしながら、さらなる探索を行う前に、やらなければならない事があった。
それは新たに見つかった島の拠点化だった。
新たに見つかった島を拠点化するべく、陸自の小さな部隊が編成され、そして施設科と共に送り込まれ、
飛行場の設営や港湾設備の造営を初めとする地上設備の建設に当たったのだった。
飛行場が出来るまでの間、海自第一輸送隊によるピストン輸送でもって、資材が搬入され、施設科の手
によって、飛行場と港湾設備が急速に形を整え始めた。
そして、飛行場ができるやいなや、今度は空自航空支援集団から選抜編成された、特別輸送航空隊が海
自第一輸送隊に続いて物資搬入を行う。
この頃になると、政府は正式に、この島を日本領とする事を国民に宣言し、「新島」と名付けたのだった。
大型機の運用が可能になるように飛行場をさらに拡充し、そして飛行場の拡充に続く形で、港湾設備も第一
期分が完成した。
港湾設備が完全に使えるようになるまでには、二期及び三期分の工事が完成しなければいけなかったが、
それでも使えるようになった事の意義は大きい。
今度は、民間から雇った貨物船が資材を搬入するようになると、さらに加速度的に、建設が進められた。
やがて、空自から新たに編成された「新島」特別航空集団が常駐するようになると共に、先に編成された
特別輸送航空隊もまた、「新島」輸送航空隊として特別航空集団に属する事となった。
海自からも大湊地方隊より第27護衛隊が分派され、「新島」の警備にあたる。
この「新島」を拠点化すると共に、空自RF-4Eを初めとする航空機がさらなる陸地を探して、飛び回る事と
なったのだった。
春が過ぎ、初夏の訪れを感じるようになった頃、ディーンもまた、今では日本語が使えるようになって
いた。
最初の頃こそ、見るもの聞くもの、全てが珍しく、そして不可解だった。
まず、日本人が彼らの部屋に持ち込んだのは、テレビと言う、小さな人間がまるで中に入って動いているか
のような箱だった。
誰もが、目を丸くした。
説明を聞くと、魔法などではなく、遠くにあるものを、まるでその場にいるかのように見る事ができるらし
いが、ディーンらにとってすれば、魔法以外の何者でもなかった。
しかし、どうやって動いているのかその原理はさっぱり判らなかったけれど、操作法を教えてもらうと、
日本語が理解できるようになった事も手伝って、エルフやエルフと共に収容された人間らの娯楽となった
やがて、彼らがいる建物がある施設内でなら、動けると言う事もあり、ディーンが気分転換に外に出ると、
見知った顔があった。
彼女らが乗っていた船の船長、ザイン・スクロードだった。
「おや、お嬢さんか。君も気分転換かな?」
片目を細めて、軽く笑うザインに、軽く頭をさげ、ザインの座っている椅子の横に腰掛けた。
「・・・あなたも?」
「ああ、そうだ。ここはなんというか、今まで俺たちがいた所とは大違いだ」
ディーンもそれに同意した。
「私たち、エルフを知らないものね。誰もが、私たちの耳をじろじろ見て、困るわ」
そう言って、息を1つつくと、ザインが苦笑する。
「違いない。どうも日本人とやらの土地には、エルフがいないみたいだ」
そう言うと、ザインはあたりを見回す。
周囲には海保の職員が、あちらこちらを動き回っている姿が見受けられた。
ディーンも、職員の姿を見つめる。
「私たち、これからどうなるのかしら・・・・。彼らは確かに私たちをじろじろ見るけど、それ以外、何もし
ようとしないし。かと言って、「アムデス」のように弾圧しようとする気配をまったく感じないし」
「いいんじゃないのか?少なくとも命の心配をしなくても済む」
「私たち、日本人から今後の身の振り方について、どうするか聞かれたわ」
「ほう?」
「私ね、故郷の蒼碧の森がどうなったのか知りたい。せめて、彼がどうなったのかを知りたい。・・・・す
ると軍と行動する以外にないと思うの」
「・・・・そうか」
ザインは、そう呟くと、ディーンの静かな決意を湛えた瞳を凝視する。
「危険だぞ?」
「判ってるわ。・・・・こう見えても私は、古エルフ魔法を使えるのよ?・・・・ただ、昔のエルフみたい
に強力なのは使えないけど」
そう言って軽く笑む。
「上手くいくといいな」
「・・・ええ」
ザインは静かに目を閉じた。
本日分はここまででつ。
各員の健闘を祈りまつ。
キター
乙。
所でぼちぼち573な訳だが。
乙
かなり期待作
次回待つ
>>753の(a)〜(c)は複数個組み合わせることができるな。
例1:
(b)先天的素質を持つものが、(a)呪文を唱えることにより、(c)契約した精霊を使役して、
力を行使する。
当然、魔法使いの人口はIIの(a)〜(c)すべての制約を受けることになる。
例2:
(a)呪文を唱えれば誰でも使うことが出来るが、(b)才能によりある程度、適不適がある。
または、(c)契約した精霊の種類によって活躍の場が制限される。
(努力により覆すことの出来る可能性が残ってたり)
ふと思ったんだが、異世界人は食生活も中世レベルだとしたら、体格とかも現代の平均より低い数値になりそうだな。
下手すれば、日本人の体格より貧弱な気もする。