自衛隊がファンタジー世界に召喚されますた 第11章
大地には高濃度のマナが流れているポイントがあり、このような場所でエルフは
全裸になって地面に首まで埋まり、石灰なんかを使って周囲に魔方陣を描いてもらって
目や口や鼻からいろんな魔法を発射する、通称「生首砲台」←現場の隊員が命名。
機動力を殺すことになるため、未だに実戦では使用されていないそうな。
生首砲台を改良した「生首砲台・改」
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このように、両手も地面に出すことで、使える魔法のバリエーションをアップさせた。
しかし、やはり機動力を殺すことになるため、実戦での活用法はいまだ研究中である。
レイラインと呼ばれる地脈はマナが高いということで有名。
それらを守るかのように立てられた拠点。
その拠点防衛の為に、レイラインにそってエルフ達が首まで埋まり、
生首を一列に晒す、通称「生首防衛線」
機動力を殺すどころかキモがられ、未使用。
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○
上半身を地面に埋め、
>>289-290と同じ原理で股間から大威力の魔法を発射する、
名付けて「股間砲台」←やはり現場の隊員が命名。
威力は最大だが、エルフは息が出来ない上、目標を肉眼で確認できないと言う致命的な
欠点があるため、使用されていない。
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「股間砲台」を、ドワーフの技術の粋を結集し改良したのが、この「股間砲台・怪」である。
地面に埋めるさいに、エルフに双眼鏡と通気口を合体させたマスクをかぶらせることにより、
呼吸と視認性をアップさせた。
ふんどしが取れたときのとっさの対応ができないため、やはり使用されていない。
○
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. . (□┘
「股間砲台・怪」にアシスト役(通称「砲手」)をつけたのがこの「股間砲台・χ」である。
砲手をつけることにより、疲れやすい足を支えると同時に、腰を適切な方向に固定し、
狙いを安定させるというメリットが得られた。さらに、とっさの事故(ふんどしが外れるなど)
にも柔軟に対応できる。
しかし、砲手のなり手がいなかったため(※注1)、実用化されなかった。
※注1:実際にはWACの中に砲手を志願するものもいたが、その事実は闇に葬られた。
もはや完成形だな
というか夜明けに何やってんだ俺ら
ワロタw
ヴァカばっかwww
朝っぱらから笑わせてもらいますた。
仕事一滴升。
秋津二尉のネタもあったが・・・・やっぱあの大佐をF世界に召還したらマズいよなあ・・・。
ビキニアーマーとチラリズムの両立
エルフの魔法の源であるマナを効率的に吸収するには、体表面を露出させる事が望ましい。
これは良い。
しかし魔法を使う機会が少なく、使っているとしても周囲の気温調節など呼吸と同感覚で使う魔法と
戦闘で用いられる攻撃、防御魔法では消費されるマナの量は自ずと差が出てくる筈だ。
これは人間でいうカロリー消費量の差と同質であると考えられる(マナ=カロリーではない)。
例えば
・激しく運動
・家でダラダラ
この条件下で同じカロリーを摂取し続ければ、前者は空腹や低血糖で倒れるだろうし、
後者は体重の増加や成人病に悩まされるだろう。
これをエルフとマナの関係に置き換えれば、
・吸収したマナを使い切ってしまい体温調節ができずガクガクブルブル
・制御可能なマナ量より過剰に吸収してしまい魔法が暴発
というようなことが予想できる。程度によっては生死にも関わる問題である。
長々と何が言いたいのかというと、
平時に普通な服だが、いざ戦闘になると一気に脱げ(PAN!PAN!PAN!
おはようございます。
さて、
>>751様、仰る事、真に正論デス。
当方アジア史についての興味は薄く、古代中国の兵科について詳しくないので、
古代中国の編成など、大変勉強になりました。感謝デス。
>>これは秦のような中央集権型国家の兵制であって中世欧州や日本の戦国時代のような、
>>貴族の私兵の連合軍では装備・補給は各部隊の自前であり、独立した兵科というものも
>>存在しませんでした。
>私の言いたい事はこの一文に尽きます、
その通りのようデス。文章の本質を読み違えたようデス。
ですが、私の記憶が正しければデスが、
第四次川中島の戦いの際、上杉勢側に「大荷駄」という補給部隊と後積め5000が
善光寺のあたりで待機していたような記憶が・・・・
ちょうど妻女山と海津城でにらみ合っていた頃デス。
あと、独立した兵科が存在しないのは、編成が連隊とか中隊と言ったものではなくて、
「一族郎党」という「戦闘団」的な「管理自営部隊」が存在したからだと考えるのデス。
こういう部隊は基本的に、「小荷駄」と呼ばれる移動力のある、換わりに輸送力の少ない輸送部隊を率いて戦闘していたはずデス。
記憶に辿って書き込んでいるので怪しいですが・・・
>>818 佐藤中村の佐藤ですか?それは。
だったらなおの事役に立ちそうですが。
(突然に氏の話にはよく合いそうだし。)
嫌展方面で得た情報によると、オークはエルフから派生してできた種族らしい。
ということで、小ネタ。
最近自衛隊と同盟することになったオーク種族。
エルフのつてと言う事もあって、自衛隊駐屯キャンプではオーク族長を迎えてパーティーが開かれた。
エルフ族長達も参加と言う事でもちろんカレーが出る訳だが・・・
「ほう!!これがカレーとやらか!!!なかなかの味だべなエルフの!!!」
「そうだろう!!これこそ至高の味!!我等が恋いこがれて止まない味だ!!!」
「そういってもらえて光栄です・・・なお、本日は趣向を変えたルーも御用意いたしました・・・」
「ん?カオリが違うな・・・む!なんだ?これは・・・」
「はい、ハヤシライスと言いまして、カレーにトマトの風味を加えた様なものでありまして・・・」
「う〜ん、悪くわないが・・・またの機会に・・・って、どうしたオークの?」
「す、素晴らしい。こんな旨いモン食った事ねえダ!!」
「オ、オークの落ち着け・・・」
「いーや!!落ち着いていられねえだ!!むぐむぐむぐむぐむぐ・・・」
「・・・まったく、オークのは落ち着きがなくて困る。こうなっては食べ終わるまでまった方が賢明ですな・・・」
「はあ、そうですね。じゃあ、族長さんにもカレーをお持ちしますね。今日は族長さんが好きな豆カレーを御用意しましたので・・・」
「なに!!本当か!!!いや〜楽しみだ!!!」
「やっぱりエルフの仲間だけあって、オークもカレーっぽいのが好きなんだな」
「まあ、厳密に言えばカレーじゃ無いんだけどな・・・」
生首砲台を見てて思い付いた小ネタ。
ここは前線。帝国軍の襲来に備えて塹壕作りに余念がない自衛官達。
そこにエルフ族長がやってくる。
「これであらかた完成したか?」
「そうですね。これだけ掘れば、安全に行動ができるでしょう」
「ほう・・・これが塹壕というものですか・・・」
「あ、族長!!汚い格好ですみません!!!・・・御身自ら御視察ですか?」
「いやいや、若い衆が『自衛隊の人が画期的な砲台陣地を作ってる』と言っていたのを聞いたもので・・・」
「砲台?」
「なるほど・・・これなら機動性もばっちりだし、大地のマナも吸収し易い・・・考えましたな」
「???」
その意味は翌日、帝国軍の襲来で分かる事になる。
それを見た自衛官の一言。「あれは地獄だ。いろんな意味で」
平日の真昼間から濃いな、ここは。
818>>やはりF世界でも騒動巻き起こすんだろうな
ということで思いついた小ネタ
佐藤「お呼びですか、室長」
「元気そうだな、佐藤三佐」
「新年早々悪いが外地へ飛んでくれたまえ。先頃同盟が締結されたオーク族との部隊派遣に関する折衝だ。
エルフ族からもオブザーバーが出席する。」
「自分はエルフとオークは嫌いでありまして」
「これは相談ではない、命令だ。くれぐれも問題はおこすな、外交問題になりかねん」
中村「佐藤三佐、僕はハヤシライスとカレーは大好物です」
佐藤「俺が嫌いなのは福神漬けと中村!」
「テメェだ!!!」
BLAM!SPANK!BCHANG!
中村「畜生、いつか殺してやる・・・」
>>826 エルフの生首祝砲にどう反応するか面白そうだ。
>>820 >当方アジア史についての興味は薄く、古代中国の兵科について詳しくないので、
>古代中国の編成など、大変勉強になりました。感謝デス。
いえいえ、こちらこそ近代軍の編成は大変勉強になりました。
当方、歴オタからの転向組でして軍オタとしては新米なのです。自らの浅学も省みずに噛み付いたりして……。
>その通りのようデス。文章の本質を読み違えたようデス。
721を読み直すと確かに趣旨が解りづらい悪文でした、申し訳ありません。
>第四次川中島の戦いの際、上杉勢側に「大荷駄」という補給部隊と後積め5000が
>善光寺のあたりで待機していたような記憶が・・・・
後詰は3000だった筈……たぶん。「荷駄」には「小荷駄」と「大荷駄」があり、前者の任務は物資の運搬に留まっていたのに対し、
後者は工兵・武器をも含んだ兵科なのです。ちなみに「荷駄隊」とは運搬に特化した騎馬隊の事です。
戦国大名の補給部隊は初期には臨時編成であったものが、後期には独立した兵科になっています。(国ごとに事情が違うのですが)
基本的には自前なのですがその時々の状況によって大名が配下に物資の融通を行っていました。そうしているうちに、
大名の発言力は大きくなり、最終的に戦国を制覇したのは織田信長。
商業資本を取り込み圧倒的な富をもって常備軍を編成し、指揮系統を統一し、各種兵科とその後方支援を充実させたのです。
なお中国は、20世紀にはいっても後方支援部隊を常時編成することがありませんでした。
>あと、独立した兵科が存在しないのは、「一族郎党」という「戦闘団」的な「管理自営部隊」が存在したからだと考えるのデス。
そうです、武士とは開拓者のリーダーであり、開拓団が臨時に編成した戦闘部隊が「一族郎党」なのです。
西洋の事情もこれに似ています、王や大名は絶対的な支配者ではなく有力者の盟主に過ぎません。部隊ごとに装備が違い、
戦闘教義が違い、規模が違い、なにもかもが違っています、おまけに独自の財政基盤を持ち、頭ごなしの命令は不可。
常に裏切り、怠慢、抜け駆けに気を使う必要があります。これでは近代軍のような柔軟な運用は不可能です。
>>764 中世の教会はローマ時代の巨大インフラを「悪魔の建造物」と呼んだらしい、
なんでも人間にはあんな高度なものは造れないって理由で。
まるで「風の谷のナウシカ」だな。
魔法は「旧世界の科学」ということにしておけば楽になると思うがどうよ?
さて皆さん。
戦争が長引いてくると、国民や隊員の指揮が下がってくる事も考えられるのデス
そういった際に使用できると思われるプロパガンダの基礎デス。
・・・・・正直に言うとAmazonでの拾い物デスがw
1 「われわれは戦争をしたくはない」
2 「しかし敵側が一方的に戦争を望んだ」
3 「敵の指導者は悪魔のような人間だ」
4 「われわれは領土や覇権のためではなく、偉大な使命のために戦う」
5 「われわれも誤って犠牲を出すことがある。だが敵はわざと残虐行為におよんでいる」
6 「敵は卑劣な兵器や戦略を用いている」
7 「われわれの受けた被害は小さく、敵に与えた被害は甚大」
8 「芸術家や知識人も正義の戦いを支持している」
9 「われわれの大義は神聖なものである」
10「この正義に疑問を投げかける者は裏切り者である」
11「はっきり言おう。カスであると!」
12「あえて言おう、貴公はギレン・ザビの尻尾だな」
指揮の為の基礎についての駄文。 その1
指揮、判断を考える前に知っておくべき事デス。
その1 背後連絡線
解りやすくいうと「部隊から基地に向かって延びる補給線」デス。
陸海空問わず、作戦は『基地』と『戦場』と、その間を結ぶ「作戦線(背後連絡線)」によって構成されており、
戦闘部隊はこの線の上で戦う事になります。
そのため戦闘部隊は常に基地に隣接する背後連絡線を引きずって行動する事になるのデス。
もちろん味方の増援、補充を期待できるのも、基本的には背後連絡線が繋がっていないと駄目デス。
デスので、背後連絡線が敵によって遮断されると、孤立するばかりか、弾薬も燃料も不足する事になるのデス。
基本的に大規模な固定基地は、港湾、空港などがあり、鉄道、道路が集中している都市周辺に設定され、
次に野外集積型の中規模な基地(ドクオ氏は恐らくこれを作る為に城攻めを行なったと思われる)が作られ、
これが背後連絡線によって大基地と連結されるのデス。
これは戦場が広がるに連れ、徐々に延びていき、最終的には現場の兵士一人一人に繋がるのデス。
指揮の為の基礎についての駄文。 その2
その2、地形について
また、地上戦闘の場合、戦場の地形、気象は戦術を考える際に大変重要な要素デス。
鬱蒼と生い茂るエルフの森、ドワーフ以外立ち入らないような山脈、アーリマンのでる湖沼などなど・・
ちなみに思いつく限りでいちばん最悪な環境なのはロシアの大地デス。(あそこはSFな環境が幸せに思えるほど最悪デス)
とにかく一般的な地形の作戦に置いて、最初に考えられるのは以下のものデス。
「その日の天候」を始めとして「地表面気温」「空気密度」「風向き」「風力」(弾道に影響するデス)
「日の出の時間」「日の入りの時間」「明度」「朝夕の霧の発生」などが考慮されるのデス。
因みにF世界では「危険生物の活動時間」なども考慮に入れないと駄目かも知れないデス。
志願兵の個人的イメージでは、エルフの森の『朝夕に霧』が発生し、昼でも『薄暗い(明度)』「見通しの悪い」地形デス。
ドワーフ以外入らない山脈は『風向き』や『風力』が極端に変化しやすく、『ドラゴンなどが徘徊する時間』を考える必要を感じるデス
ロシアの大地については・・何も言わなくても解る、しいて言えば言いたく無い様な環境デス・・・あえて一言で言えば『寒い』デス。
話が少しそれましたが、普通は地形は、
『緊要地形』 『接近経路』 『障害』 『視界、射界』 『隠蔽、掩蔽』
の五つの視点から評価しないと逝けないデス。
指揮の為の基礎についての駄文。 その3
1、『緊要地形』について
味方がそこを占領すれば、敵が決定的に不利になり、敵が取れば味方が決定的に不利になるような地形デス。
具体的には、
・わたることが困難な川や谷にかかる橋
・主要な道路が集中する場所
・敵を良く見る事ができる場所
・上陸が簡単におこなえる港
・飛行機が離着陸できる状態の飛行場
・射撃の容易な場所
・複数の緊要地を射撃、または偵察できる地形
などデス。
通常これらの緊要地形は占領する事によって、初めて戦略、戦術的な価値を手に手に入れることができるのデス。
よって地域を占領する能力のある部隊、主として『歩兵」、ついで『騎兵(戦車)』の立場にたって選定されるのデス。
2、『接近経路』について
簡単にいうと、『緊要地形、もしくは『目標(敵、地域)』に向かう経路の事デス。
戦術では、「戦闘部隊が1つの緊要地形から次の緊要地形まで戦闘機動できること」に焦点をあわせて、
接近経路を考えるデス。
補給部隊が随伴できるかどうかは二の次デス。もちろん兵站支援が容易な経路は優れた経路の条件デスが。
経路の価値は経路の容量、質が問題になるデス。
『敵に見つかりにくいか?』『速度は出るか?』『戦闘しながらどれぐらいの部隊が通れるか?』等デス。
指揮の為の基礎についての駄文。 その4
3、『障害』について
簡単に言うと、部隊が指揮する2ランク下の部隊が簡単に通れないような地形デス。
『時間と工兵力があれば、通過できない地形は無い』と仰った名将もおりますが、
普通は無限に時間と工兵力がある軍隊なんて存在しないデス。
障害を見るときには、時間と工兵力が目安になるデス。
あと地形の障害の見地から分析する時には、歩兵部隊の障害と、騎兵(戦車)の障害に分けてみる事が必要デス。
こう言った際に役に立つのが、「地図」デス。
4、『視界、射界』
ようするに見通しが良いか悪いかと言うことデス。
この場合、気をつけるのは装備している火器(火力兵器全般)の有効射程を考えると言う事デス。
5、『隠蔽、掩蔽』
「隠蔽」は敵に見つからない、隠れやすい、という意味で
「掩蔽」は攻撃されても(地形に)防護されると言う意味デス。
今回は以上デス。
次から指揮官の判断方法に行きたいと思ってるのデスが、
基本的な陣形のパターンやってからのほうが良いデスかね?
乙。
順序はまかせます。
後、できれば戦争戦略の方も教えてもらいたい。
シリアスカレーその4 生首砲台ネタ。
自衛隊前線司令部。そこに原始林でエルフ達の介護を担当していた医師が駆け込んでくる。
「どう言う事だか説明してもらいたい!!なぜ、神経錯乱状態のエルフを戦場に出す!!」
「・・・今回の作戦では、敵の主力を引き付け撃滅する。その為に必要な人柱だ・・・」
「?どう言う事だ!!それに何の関係が・・・」
「エルフの兵法に、大地の霊脈を利用した戦争魔術があってな。
霊的な処置をした、生きたエルフをその霊脈に首を出して埋め、砲台として機能させるそうだ」
「・・・まさか・・・そんなこと・・・」
「そのまさかだ。今回の作戦に彼等を使う。非常に死亡率が高い為、彼等の身体を利用する事になった。
これは本営はもちろん、エルフ族の承認も得ている。」
「嘘だ!!同族を使い捨てにされて、黙っているはずが・・・」
「彼等の帝国への怨念は、道義を捨てても拭えきれない程、暗くて深いモノなのだろう、さて・・・」
「なんだ!!なにをする!!!」
「君には今作戦が終了するまで営巣に入ってもらう」
「・・・お前達は鬼だ・・・」
「・・・俺達は鬼か・・・言ってくれるな・・・今、一番聞きたくない言葉だ・・・」
>>824 ,,,,,, ○,,,,,,v,,,,,,,
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>>808を塹壕戦のために改良した生首砲台。
塹壕の壁に脚と腕を通す穴をあけ、そこに四肢を通して身体を壁に密着させ、固定する。
塹壕自体のために大地表面付近のマナの流れが悪くなり、また接触面積が小さいので
吸収効率が低下する。また
>>807-808と比べて地面に描ける魔方陣の種類が限定される
ため、魔法のバリエーションは少なくなる。
しかしなによりも運用の柔軟性を確保できるため、しばしば実戦で使われるそうだ。
栄光ある祖国マーヤの代表的攻撃部隊というべき空軍特別魔術隊に選ばれ
身の光栄これにすぐるもの無きと痛感いたしております。
思えば長き学生時代を通じて得た信念と申すべき理念万能の道理から考えた場合、
これは自由主義者と言われるかもしれませんが、自由の勝利は明白な事だと思います。
人間の本性たる自由を滅する事は絶対に出来なく
例えそれが抑えられている如く見えても、底においては常に戦いつつ最後には勝つということは
かの日本の哲学者が言っている如く真理であると思います
権力主義全体主義の国家は一時的に隆盛であろうとも、必ず最後には破れる事は明白な事実です。
我々はその心理を今次大戦の枢軸国家において読み取る事が出来ると思います
大陸の覇者の明清帝国は如何、海洋の覇者のセイロンもまた破れ、
今や絶対王政は土台席の壊れた建築物の如く、次から次に滅亡しつつあります。
真理の普遍さは今現実によって証明されつつ過去に置いて歴史が示したごとく
未来永久に自由の偉大さを証明していくと思います
自己の信念の正しかった事この事は祖国にとって恐ろしい事かも知れませんが自分にとっては
嬉しい限りです。
現在のいかなる闘争もその根底をさす物はかならず思想なりと思う次第です
既に思想によってその闘争の結果を明白に見る事が出来うると信じます
愛する祖国マーヤをセイロンの如き大帝国たらしめんとする私の野望は
ついに虚しくなりました
真に日本を愛する者をして立たしめたのなら
日本は現在の如き状態にはあるいは追い込まれなかったと思います。
世界のどこに置いても肩で風を切って歩くマーヤの民
それが私の夢でした。
空の魔術隊の兵士は一魔法具に過ぎぬと言った一友人がいる事もたしかです
ただ魔法を唱える機械、人格も無く人格も無く感情も無くもちろん理性も無く
ただ敵の船舶に向かって突っ込んでいく磁石の中の鉄の一分子に過ぎぬものです
理性を持って考えたなら実に考えられないことで
しいて考れば彼等の言うが如く自殺者とでも申しましょうか。
一魔法具である私は何も言う資格はありませんが。
ただ願わくば愛する祖国マーヤを偉大ならしめん事を、国民のみなさんにお願いするのみです。
こんな精神状況で行ったのならもちろん死んでも何にもならないかも知れません
ゆえに最初述べた如く、特別魔術隊に選ばれた事を栄光に思っている次第です。
飛竜に乗れば一魔法具に過ぎないのですけど、一端飛竜を降りればやはり人間ですから
そこには感情もあり熱情も動きます。
愛する恋人にしなれた時、自分も一緒に精神的には死んでおりました。
天国に待ちある人、天国に置いて彼女に会えると思うと
死は天国に行く途上でしかありませんから、なんともありません。
明日は出撃です。
>>840の欠点の一つ、使える魔法のバリエーションが少ないという点に関する解答の一つが、
「大きな厚紙に魔方陣を印刷して中央に穴をあけ、砲台設置のときは首にすっぽりとはめる」
という方法が考案された。折りたたみ可能で運搬にも便利であり、さらに安定した供給が
可能である。不安定になりがちな首の後ろの部分も、棒2本で固定することができる。
しかも、状況に応じて素早く魔法を切り替えられるという、思わぬメリットが生まれた。
この厚紙を現地ではしばしば「レコード板」と表現する。
過激に渡りもちろん発表すべきことにございませんが、偽らぬ心境は以上述べた通りです。
何も系統立てず思ったままを漠然と述べた事をお許しください。
明日は一人の自由主義者がこの世を去っていきます。
彼の後姿は寂しいですが、心中満足で一杯です。
言いたい事を言いたいだけ言いました無礼をお許しください。
ではこの辺で。
出撃の前夜記す。
マーヤ王国空軍少尉、王立ドワーフ物質魔術学校卒業
ドラン・マジリニコ
セイロン暦634年、8月13日、
敵旗艦『こんごう』および輸送船2隻撃沈後、対空砲火により戦死。享年232歳
>>841の最後の行でしくじりました・・・
>真に日本を愛する者をして立たしめたのなら
>日本は現在の如き状態にはあるいは追い込まれなかったと思います。
>世界のどこに置いても肩で風を切って歩くマーヤの民
>それが私の夢でした。
を
真にマーヤを愛する者をして立たしめたのなら
マーヤは現在の如き状態にはあるいは追い込まれなかったと思います。
世界のどこに置いても肩で風を切って歩くマーヤの民
それが私の夢でした。
に訂正します・・・ヤッチマッタヨ・・・
>>839 GJ&恐っ!
司令官、随分と達観してますね。軍人としては最高なんでしょうが…
ところで、上のほうでも言われてたけど、ここって陸自ネタが多いね。
だれか空自&海自のSS投下してくれないかな。
マッハ2で突っ込んでくるドラゴン(風の精霊の力を借用)相手に
ドッグファイト。機影が普通の航空機と全然違うから画像赤外線誘導のAAM-5は
使えなさそう…。退役寸前のAIM-9Lがそこら中から掻き集められる予感。
後T-3はCASとかに使えるかも。T-2はは高速FACとして大活躍。
俺、このFLASH好きなんだよなあ・・・
乙!!
できれば、哲学書のラブレターもやって欲しかった。
>>846 それ以前にレーダーに映るのか?ドラゴンって。
モスキートみたいに警戒網を余裕でスルーしそう
>>822 >嫌展方面で得た情報によると、オークはエルフから派生してできた種族らしい。
> ということで、小ネタ。
最近のファンタジーものの源流であるトールキンの著作では、
「派生」したんじゃなくて、邪悪なるもの「メルコール」に拉致され
「改造」されたエルフ達のなれの果てがオークのはず
エルフはオークを忌まわしい不倶戴天の敵と見てるはずだし、
オークがもっとも好む事はエルフをなぶり殺す事だったような…
もっとも、最近は「ダークエルフ」なんてのがいるからなぁ(w
『敗北する敵国家にも物語がある』と言う感じを出そうとして
文章力がために改変で出そうとしたツケが出たようです・・
おさがわせしました。
>>847 場所騒がせついでに、それもやらしてもらいます
ドラン・マジリニコ少尉の遺品には一冊の哲学書があった。
本には所々に丸が付けてあり、印があった文字を繋げると、次のように読めた
クレアさん、さようなら
私は君が好きだった
しかしそのとき既に君は婚約の人であった
私は苦しんだ
そして君の幸福を考えたとき
愛の言葉を囁く事を断念した
しかし私はいつも
君を愛している
ちなみに「所感」は自動再生されないようなので、SWFファイルを直接ダウソしてから見る事をお勧めします。
感動してください。一国家の特別攻撃隊さんのネタも非常に共感できる様になると思います。
一国家の特別攻撃隊さん。お手間を掛けました。