>>423 まあ、板垣の場合、民権運動では、神輿にならざるを得なかったという事情もある。
本来、民権運動を引っ張っていたのは、元司法卿の江藤淳だった。
江藤が、佐賀の乱を停めに行った筈が首謀者に祭り上げられ、
敗北の上、処刑などという憂き目に会わなければ、板垣が前に出る余地は少なかった。
425 :
名無し三等兵:04/03/17 03:03 ID:z1/i0rOV
age
>>401 あの『新撰組』でその役は誰がやるのですか?
セインが仏系だからいいと思うんですが。
427 :
名無し二等兵:04/03/19 18:26 ID:xAxRk4QY
>>406 俺が読んだ本では中将だった、その後国会議員を三期勤めたらしい。
>426 ジョン川平のが良いと思う。
428 :
名無し三等兵:04/03/23 15:43 ID:HxZXsA9x
>>424
江藤淳ではなく江藤新平。
板垣は幕末まで乾姓。たしか先祖は武田家の家臣。
慶応四年正月 小栗作戦が実行された場合の日本の近代史。
1858 井伊直弼が日本を開国。日本の近代化が始まる。
近代化に反対する鎖国主義勢力を処罰する。
1860 新見使節団が米国を視察する。
桜田テロ事件。反近代派のテロ。井伊氏が犠牲に。
1861 軍制改革が始まる。福沢諭吉ら知識人が活躍し文明開化が始まる。
1862 竹内使節団が欧米を視察する。留学生を送る。
薩長の乱がおこる。(〜68) 鎖国回帰を主張する
復古勢力の反乱。一時京都を焼く。
1863 池田使節団が欧州を視察。
1864 反乱による政情不安続くも、小栗忠順らが政府の
建て直しに活躍する。
1865 横須賀製鉄所をつくる。日本の工業化が始まる。
1866 薩摩藩・長州藩の起こした薩英戦争・馬関戦争により、関税率が下がる。
1867 兵庫商社をつくる。株式会社のはじめ。
軍制改革がすすむ。
1868 徳川慶喜氏が大君(=大棟梁=大統領)に就任する。小栗らと連携し
反乱鎮圧と近代化に尽力。
政府が最終的に反乱を鎮圧し、首謀者および
政府側内通者を斬首。6年にわたる政情不安が
解消される。
廃藩置県が実施される。
1869 四民平等になる。鉄道が開通する。
1870 憲法が発布され、議会が開設される。
1871 日清 日朝間に平和友好条約が結ばれる。
1872 小栗らの主導により、富国強兵政策がすすむ。
1873 産業革命がすすむ。
1907 小栗氏が死去。日本近代化を指導した巨人。
1913 徳川慶喜前大統領が死去。すでに日本は世界屈指の
平和国家にして民主主義国家に。
>>429 英仏による分断植民地化と独立後の内戦と飢餓が抜けてるよ。
>427
また土方が「おまえ日本人だろ!」いうのか、、、
433 :
名無し三等兵:04/04/11 00:06 ID:H1QZ6Bvz
>>285 遅レスですが
府中競馬場の銅像はトキノミノルですね。
ちなみに中山にはハイセイコーが佇んでいますよ。
あとシンザンのオヤジであるヒンドスタンは我が地元の
浦河で剥製になっておりますのでぜひ今度見に来て下さい。
オカンのハヤノボリの銅像とか剥製とかは聞いたこと無いですな。
ガンズブレイズ
436 :
名無し三等兵:04/04/11 01:05 ID:wXIk67Pe
西郷軍の熊本城攻撃を聞いた板垣曰く、
「西郷兵を知らず」
>181
そうだね。
>184
それよりも軍艦を引き渡す前に彰義隊を側面援助
して欲しかった。
指揮官として見所のあったのは?
板垣山田立見?
439 :
名無し三等兵:04/05/08 02:21 ID:RGW6clhl
野津兄弟、村田経芳、山川浩、土方はどうでしょう
大鳥は…どうなんだろう
#栃木県立博物館で四斤山砲見学記念あげ
>>439 大鳥は連戦連敗。ただ、兵士からの人気だけは不思議とあったらしい。
河合継之介は?
442 :
名無し三等兵:04/06/07 02:51 ID:iZma9nt3
あげ
葉隠、武士道とは死ぬことと見つけたり。
「死ぬ気ですかー! 死ぬ気があれば何でもできる」
西南の役って西郷と大久保の共謀の色が濃い気がするんだけどどうよ?
当時日本最強の薩摩軍団を中核とした勢力で倒幕に成功し新政府を樹立したものの、基本的に薩摩軍団は西郷の命令しか聞かない。
国民国家の建設を目指す大久保としてはそんな連中を新しい軍の中核に据えるわけにはいかない。
また、その武力を背景とした西郷の発言力は、彼の望むと望まざるに関わらず近代日本の統一に邪魔になる。そう大久保は冷静に判断したのだと思う。
更に西郷は川路利良や山本権平、西郷従道などの優秀な人材は東京に残し、薩摩に連れて帰った男達(桐野利秋、別府晋介、篠原国幹など)は大久保のような能吏タイプには到底使いこなせないような荒武者ばかりだった。
西郷は恐らくこう考えたのだろう。「こいつらはおいにしか使いこなせない。ロシア相手の戦で戦死させるにはふさわしい男達だが、このまま東京においていたら騒ぎを起こすだけだ」と。
猛将ばかりで優秀なスタッフのいなかった西郷軍の敗北の影には、こうした冷酷なまでの西郷の決意が働いていたのは間違いない。
これは、あえて西郷と薩摩軍団を潰した大久保の決意と、表と裏でぴったり一致する。
暴発しそうな連中を西郷が鹿児島に引き取ったまでは同意できるけど。
結局、西郷ですら抑えが効かなくなって、破れかぶれに挙兵する羽目になったんでしょ。
西郷自身は、この連中を対外戦(朝鮮問題で清国? あるいはロシア?)に使おうと思ってたんじゃないかな。
446 :
名無し三等兵:04/06/22 19:08 ID:RG19TSGd
>>433 競馬板住人だが、ヒンドスタン、見たよ。
不気味としか言いようがない。
あんた浦河市民かね?
ならいっとくが、あのキモイ馬事資料館なんとかしとくれ。
クマや鹿のの剥製はかび臭くて、館内は薄暗いし、
まるでオバケ屋敷じゃないか。
もうすこし明るく健全な雰囲気にしないと客呼べないよ。
>>444 参加者の内、死傷者の内訳を見ると
上級士族と下層の連中が少ない。
で、中堅層に異常にそれらが多いので
やはり「土地と財産の問題」だと思う。
一番割を食った連中が参加して、それ以外は傍観という面白い構図が見える。
>>445 その「破れかぶれ」になるのも西郷の計算のうちだったと思うんだが。
そもそも暴発しそうな連中ばかり集めておいて、それでなにも起こらないという方がありえないからな。
449 :
乃木少佐:04/06/22 20:14 ID:0gCIt/xj
部下が聯隊旗を紛失してしまいますた・・・゚・(つД`)・゚。
聯隊長心得の身としてはやはり切腹でせうか?
450 :
名無し三等兵:04/06/22 21:08 ID:My/ErgH7
>>449 その時腹切ってれば203高地で英霊があんなにでることも・・・
そんとき乃木さんが死んでたら、マジな話、28年後に旅順を落とすことは日本軍には不可能だったかもしれんな。
上原元帥の談話参照。
>>451 つーかあんだけ堅固に固められた近代の要塞をほんとに短時間で落としてるんだよな。護国の鬼は山ほど生まれたが。
旅順要塞攻防戦(日露戦争) ロシア軍死傷者1万8千人 日本軍死傷者6万人
セヴァストーポリ要塞攻防戦(クリミア戦争) ロシア軍死傷者 11万人 英仏他連合軍死傷者6万人
ベルダン要塞攻防戦(第一次大戦) フランス軍死傷者54万人 ドイツ軍死傷者43万人
日本軍は短時間で落としてるとはいえヨーロッパはスケールが違うな・・・。
454 :
名無し三等兵:04/06/22 23:06 ID:Sf0tkDg1
旅順は旧式でヨーロッパの基準からすると
たいした要塞ではないらしいな。
旅順要塞のロシア兵は旧幕府軍のごとく、装備は優良ながら
ただでさえ士気が低いのに祖国からも離れていて、全くやる気なし。
精神論は重視しすぎると最悪だが、無視することも出来ないぞ。
>455
そりゃ攻防戦末期の頃は死傷続出するわ病気が流行るわ糧秣弾薬は尽きかけるわで士気阻喪していたようだが、
少なくとも第3次総攻撃の頃まではやる気満々だったんじゃないのか?
士気が低くて全くヤル気が無い軍隊が、大損害出しながら何度も逆襲を仕掛けたりするか?
むしろ、「東洋のサルなんぞに負けるくらいなら死んだ方がマシだ」と必死になっていた印象を受ける。
つか、たしかに日本人の規準から見るとだらしないが、だからと言って義務や任務を軽んじたりしない。
つう話がロシア海軍関連であった希ガス。
いまさらロシア人低士気論か?と言う肝酢。
458 :
名無し三等兵:04/06/24 00:56 ID:TPX120XQ
>>449 切腹なんか考えちゃダメだ。
そんな事考えてたら親友の児玉君に叱責されて
サーベルを取り上げられてしまうぞ。
459 :
名無し三等兵:04/07/04 14:33 ID:WXOnruiN
なんで最初から203高地を占領しなかったのか不思議なんだが。
>>453 あの時点の日本軍であれ以上のスケールでやったら
弾薬人員予算尽き果ててそれこそ悲惨なことになるべ
国には見合った戦争のサイズがあるということ
西南戦争関連でおすすめの本ないですか?
462 :
名無し三等兵:04/07/04 16:14 ID:6D16leSx
「翔ぶがごとく」というと司馬厨とか言われそうだが、西南戦争の全体像をつかむ
にはいいと思う。戦闘、戦術までとなるとやや苦しいが、、、、
463 :
461:04/07/04 17:13 ID:???
>>462 有難うごさいます。m(_ _)m
あまり西南戦争前後の時代を知らないので丁度いいです。
早速読んでみます。
「狙うて候」も面白い
ただこっちは戊辰戦争がメインっぽいのと、前線の描写が主だが
465 :
461:04/07/04 17:49 ID:???
464さんも有難うございます。
>>461 入手難だと思うが、橋本昌樹「田原坂」(中公文庫)が読みやすい戦史としてはベストだと思う。終盤は書いてないが。
時代背景については、小島慶三「戊辰戦争から西南戦争へ―明治維新を考える」(中公新書)がいい。
467 :
461:04/07/04 23:10 ID:???
>468
なんか書いてる香具師がベンダサンで怪しいんですが、内容は大丈夫でつか?
>>469 引用箇所の原文に当たったわけではないが大丈夫とおもう。
ちなみに、私は、ヘンダサンの行為は、
2チャンネルのネタ・釣りスレ的行為の元祖として評価する意見に
賛成している。。
2チャンネル程度には価値があろう。
>>469 山本七平の日本軍ものはいい、というか他のもん読んでないんだが。
「西南紀伝」はどう?読み応えがあって面白いよ。辺見が脱走兵を庇ったエピソードなんかは泣ける。
最近、パクチソンが無性に好きになってきた。。。
正直、ヤりたぃ・・・