かわいそうなぞう

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446なんか最後まざっちゃった。
チハたんはきょくとうの島国のノモンハン戦以来の年寄りの中戦車です。
ある日北のしゅむしゅ島へ行ったときに、にほんがこうふくした
そのふつかご、とつぜんそれんぐんが、かんぽうしゃげきや
じょうりくをしたりしました。
腹を立てたチハたんは、黒い煙と火の粉をはき
ながら陣地からしゅつげきします。
そしておおくのそんがいをだしながらも、それんぐんをおいつめました。
ところが、こうせいじゅんびをしていたところに、さっぽろから停戦命令が
とどいたので、大変なことになりました。
ろすけのしれいかんさんたちはしべりあしゅっぺいのふくしゅうだと怒っています。
チハたんの中の人達は仕方なく、次の日から
チハたんをかくまうことにしました。
そしてとうとう停戦になったのです。
でも、チハたんのなかのひとたちはシベリアにつれていかれることになりました。
チハたんは今では日本でも2、3台しかない
貴重な戦車だったのですが、たいせんしゃらいふるにうちぬかれた
むざんなすがたのまましゅむしゅ島の
そうげんにほうちされました。

そのチハたんは、いまでも、しゅむしゅ島のそうげんで
ひなたぼっこをしながら、なかのひとたちのかえりを静かにまっているのです。