『軍閥興亡史』『連合艦隊の栄光』『帝国陸軍の最後』等、名著多数。
軍事マニアのバイブルだね。
阻止
3 :
ロシア人 ゴルバスターニコチョフスキー:04/01/11 20:01 ID:5KxjngM1
3げぽ むは^
無駄なスレを立てずに書評板へ合流すべし。
伊藤正徳ってそんなにいいかなぁ?
「名著」とは思えんな。
妙なバイアスかかってるし。
なんつーか、読んでて辟易する。
昔はこんなのでも名著で通用したんだな
明日立つスレ予想
【奇想】荒巻義雄を軍ヲタが語ると凄過ぎて失笑【兵器】
なんせリアルタイムの人だからなあ。
ビンテージ軍事評論家ですな。
そういやアーチャーフィッシュの艦長を戦死したみたいに書いてたな。
当時はそういう情報だったのかな。
突入前の8Fを偵察確認した豪軍の機長を、妄想100lで扱き下ろしてたね。
あれは流石に酷過ぎるよ・・・
この人の本で気に入らないのは、作戦や軍人に対する評価を、
個人的なつきあいの有無で決めてしまうこと。
12 :
名無し三等兵:04/01/12 10:46 ID:eKTc074p
>>11
ワラタ.
でもありがちだね。
>>10 でも、あれが大げさだったっていうのを初めて読んでからまだ20年経ってないと思うんだが。
執筆当時はああいう定説だったのかもよ。
そうでなければ、『戦史叢書』が今更改訂されるなどということはありえないはずだが。
14 :
名無し三等兵:04/01/12 22:30 ID:WN8oZcMr
ナカムラ正徳かとオモタ
なにしろ生存者たちがたくさん居て、圧力団体としても凄かったからね。
おまけに戦前のマスコミ人種の上の香具師というのは、
将官なみの特権階級人種。
本当の事は書けないし、書くつもりもないのが普通だと思う方が良い。
高木惣吉とかもずいぶん苦労したみたいだし。
16 :
名無し三等兵:04/01/12 22:35 ID:OJNUmodX
昔、伊藤ナマズという人がいた
以前書評スレで
>伊藤正徳「連合艦隊の栄光」
>
>ろくな栄光が日本海軍になかったことがわかる
というレスがあって笑ってしまったことがある。
軍閥興亡史はともかく、
連合艦隊の栄光は酷かったな。
つかね、いくら時代の差とはいえ2chの
「○○すればXXで勝てていた」系スレよりも
駄目駄目な分析って印象が強い
>>18 元海軍軍人だからな。海軍贔屓が酷すぎる。
この人がレイテ沖海戦の栗田について好意的なのは、栗田が中学の同級生だから。
>>20 海軍には一切逝ってないですよ。
慶大卒、時事新報社入社。同編集局長。
中部日本新聞主筆、共同通信社理事長、日本新聞協会理事長、
時事新報社社長、産経時事主幹、産経新聞顧問なんかで死去
海軍びーきなのは黒潮会会員だったからでしょう
23 :
レイテ厨:04/01/12 23:16 ID:HppFZCqo
彼の「帝國陸軍の最後」よれば、
なんでもレイテに上陸した第68旅団の栗栖少将は
終戦後七年もカンギポット山に篭って徹底抗戦を続けたので
困った米軍が日本政府になんとかしてくれ!と依頼してきた
『事実』があるそうな。
これを読んだ大岡昇平は
「ソースは?、いつ誰がどの政府に依頼してきたのか
その『事実』があるんだったらソースを出さんかいゴルァ!!」と
ソース厨と化してしまったとさ。
>>23 ワラタ。
日米双方の公式記録より正確と言われる、レイテ戦記を書いた方らしい突っ込みですね。
月間「ムー」のUMA目撃海外情報並だな(藁
第68旅団って玉砕してなかった?
この人ってそんなにめちゃくちゃなのかぁ
日本軍機がレーダーさえ積んでいればマリアナは勝っていた!
・・・・らしい
29 :
打通さん:04/01/13 22:00 ID:???
30 :
名無し三等兵:04/01/13 22:05 ID:9/gNlqrJ
なんつーかこー”最後の一刺し”っつーか
文字どおり”止めを刺した”っていうか取り合えず失禁しとこう
明日立つスレ予想
【エロゲ】佐藤大輔を軍ヲタが語ると遅過ぎて号泣【遅筆】
>>32 軍ヲタが語ると・・・・?
そもそも軍ヲタと一部好事家以外は佐藤なんて名前すら知りもしないだろうに
何と言うか、良くも悪くもあの時代の軍事評論家ってところじゃないだろうか。
考証の正確さは兎も角、この人の本は結構面白かったなあ。
帝国陸軍の最後、大海軍を思う、軍閥興亡史は中々・・・・・・。
知り合いに甘いのは、しゃあないね。『日本軍閥の興亡』の松下芳男なんかは、
陸士同期に甘い。特に田中新一に激甘。高宮太平も結構好き嫌いで書いてる。
終戦直後に出た岩淵辰雄の本なんて、あまりにも偏りがひどすぎて、
東京裁判でも採用が憚られた。
当時は色んなしがらみもあったし
ドロドロとした利権や名誉といった
制約も多かっただろうから
この程度の内容になったのも致し方ないと思う。
でも特に下っ端の兵隊階級の口なし達が
この人の本が真実とされたことで傷ついたことも忘れてはならない
なんてな
当時は講談とか漫談とかが好まれたしね。
現代の政界裏話集程度の読み物として参照するのが良いだろう。
あるいは、ビジネス本によくある財界人や企業家ヨイショ本としてw
「奇跡の成長○○システム!」とかの同類だよ。
ところで
>>1以外にほめる香具師が出てこないのはどういう訳だ?
39 :
37:04/01/15 01:46 ID:???
いや、一応誉めているつもりだが。
史料としては×でも、読み物としては下手な火葬戦記の何万倍かオモロイ。
歴史の真実を装いながら、肝心の所で身内に遠慮してボカしたり嘘付いたりしている
官の文書よりは何倍も安心できる。
40 :
38:04/01/15 01:50 ID:???
>>39 ぶっちゃけると、漏れもリア消のころ、この人の本(タイトル忘れた)を読んで、
一時はまったことがある。確かに読み物としてはおもしろかった。
ただ、長じて、他の戦記とか読むようになると……
「講談」ってたとえは言い得て妙ですな。
高木俊朗よりはいい。大岡昇平の情念には負ける。
伊藤をもう少し精密にして、面白みを抜いたのが児島襄。
42 :
37:04/01/15 02:09 ID:???
>>38殿
どうもです。
バイアスがあることを承知した上で読めれば、ノープロブレムだしむしろ有益。
どういうメンタリティや主観的認識で当時の人々(特に指導者層、マスコミ人である著者も含めて)が行動したか?
という点では、無味乾燥な報告書等よりも生々しくも面白く読み取れます。
「軍国太平記」とかもいっしょですね。
「海軍を滅ぼしたのは日本だ、敵国ではない。」
この台詞には同意できますしね。
「連合艦隊の最後」の一文は笑いどころじゃないのか?
”当時の人々”の主観的認識ではなく
”当時の人々の終戦後の”主観的認識ってところが味噌かと。
「大海軍を想う」150円でゲトしました。
皆様のおかげでたっぷり楽しめそうです。
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