「大脱走」
最高の戦争映画。脱走物の最高傑作(ルーツではないが)。
完成度が高い。脚本も最高。構成抜群。
私のような、CG全盛の映画環境しか知らない20歳そこそこの若造も
この映画を見て、感動した!
この映画について、エキスパートの皆さんに詳しく語ってほしいっス
2
3 :
名無し三等兵:04/01/09 22:57 ID:ppcsdRpu
板チョコで買収されるドイツ兵
煙草一本と外套を交換するロシア兵
わびしくも身に染みる一コマでした。
大脱走 (1963年) THE GREAT ESCAPE
音楽:エルマー・バーンスタイン
監督:ジョン・スタージェス
原作:ポール・ブリックヒル
出演:スティーヴ・マックィーン/ジェームズ・ガーナー/チャールズ・ブロンソン/ジェームズ・コバーン
165分/カラー
解説:『荒野の七人』のスティーブ・マックィーンとジョン・スタージェス監督が再びコンビを組み、第2次大
戦中、実際に起きた事件を映画化。脱走不可能なドイツ捕虜収容所。そして、脱走計画を練る連合国の
兵士。苦労した準備も完了し、綿密な作戦に従って脱走を開始する。1人また1人、死を賭け、自由を求め
るダイビングが進行していく。テーマ音楽である「大脱走のマーチ」も大ヒット。
だそーです
あのMac印が乗ってるバイクってBMWなのかな?
あの当時からクラッチってついてたんだね
7 :
名無し三等兵:04/01/09 23:01 ID:ppcsdRpu
後はジャガイモから焼酎?を密造するマックィーンたちとか。
穴掘キングの閉所恐怖症のオジさんはポーランド人だったと思うけど、強制収用所に収監されなかった。
うーん、空軍兵士なら人種(明らかに見た目でわかるものは除く)や出身国籍がナチスにとっていかがわ
しい者であっても、やはり空軍管理の捕虜収容所にぶち込まれるというところが勉強になった。
本当に、当時の連合軍軍人にとって、
捕虜になったら脱走は後方撹乱と言う任務、という認識だったの?
>>9 それは何かの本で読んだことがある。「もし可能であれば」という条件付らしいが
新兵学校で教えてたらしい(大日本帝国は当然、氏ね!と教えてた)。
11 :
鬼戦車:04/01/09 23:16 ID:???
ロシア版大脱走もお忘れなく
>>6 この二等兵が!
あれはトラ慰安婦じゃ馬鹿者!
そんな事では敵の偽装部隊にやられるぞ!!
ははぁ!閣下!申し訳ありません。東部戦線に逝ってきます!
映画の出だしで捕虜乗せたトラックが収容所に移動してるとき、アスファルトの道路を
走ってたのを見て「ヨーロッパすげぇ」と思いましたよーだ
>>10 なるほど。
しかし、「生きて虜囚の」云々がなければ、どれだけの兵士が死なずに済んだことか。
100人逃げたところでそんなに撹乱されるものなの?
17 :
名無し三等兵:04/01/09 23:53 ID:sJ+baHAY
そりゃもう大変だよ。B-29の乗員が100人帝都を逃げ回ったらどうなるか想像すれば良い。
でも、空軍と親衛隊のパワーバランスを崩しただけというのが作中の暗示じゃないの?
『大三帝国』
右手を挙げてハイル・ヒトラー
さりげなく 夢にまで見た戦場 西部戦線
鉄兜姿の英国軍 ひなたぼっこのヘタリヤ
Hey,it's a World War II
突然忍び寄る 怪しいゲシュタポ
悪魔のプレゼント 無理矢理
ハリコフ レニングラード いわゆる東部送り
この悲しみをどうすりゃいいの 誰が祖国を救ってくれるの
僕がカイテル 君がゲッベルス
こいつはまさに第三帝国
ユダをこの手で絞め殺したいよ ユダの死に顔を見つめてたいよ
街の灯り 霞んでゆれる 涙涙の物語
……いや、特に関係はないのですが、昔作ったのをふと思い出して。
貴官、洩れに極秘命令電波を飛ばしたな。
丁度「ユニコーン」のアルバム聴いてて吹いちまったぞ。
_| ̄|○ すいません、まだ続きがあったりします。
『続き』
敬礼が変わっても やっぱりするこた同じ
イワンの攻撃に 大崩壊
中央軍集団 いわゆるバグラチオン
(URA,URA,URA)
この悲しみをどうすりゃいいの 誰が祖国を救ってくれるの
君がロンメル 僕はマンシュタイン
まさにこの世は第三帝国
帰りたい 帰りたい 帰りたい 帰れない
あれはナチ ナチはあれ
領土なんかはちょっとでいいのだ!
「ユア・アームス・アップ!」ってリチャード・アッテンボローを捕まえた
親衛隊将校のおっさん
このおっさんって60年代の戦争映画には必ずと言っていいほどドイツ
将校役で出てくるけど、なんていう人?
>>1 昔、講談社で少年少女向けに出していた「トンネル脱走作戦」の
うちのエピソードで、「全体で200人以上を一回で集団脱走させる」
という計画が映画の台本の元。因みに、この本の原題は「木馬」だ
ったと思う(「木馬」っても、木馬は「飛び箱」の事なんだが)。大脱走
の元ネタになったトンネル作戦は収容所の地下から突貫工事でトン
ネルを鉄条網外まで、天井検査が行われる期間内に掘って、大量
脱走を目論む、と言う計画。モデルになった収容所のある場所は、
地面表面は砂地で灰色だが、ちょっと掘ると「黄色く湿気をタップリ
含んだ砂」が出てくるので、あまりトンネルの距離を掘ると掘った時に
出る砂が隠し切れない、と言う問題があったらつい。
本の主人公達は、彼らと違って脱走に成功するのだが、ドイツの街
からデンマークに逃げる際に、大変苦労する描写があったり、ドイツ
国内で怪しまれない為にフランス語の出来る同僚と一緒に行動する
描写があったりして、これがドイツとフランスの関係を暗喩しているよう
で結構面白い。