>>113 鰊の戦いね。この敗戦で指揮官の多くが町を去ったらしいが
補給部隊相手に惨敗を喫したんだから失望もするだろうな
>>94 処刑裁判でのジャンヌの回答はイングランド兵看守3人の暴行から身を守るために着たと言ってるから陰謀もありうるね。
第一男装なんて些細な問題を取り上げたのもジャンヌの答弁では異端的な要素が見当たらなかった為の強引なものだし
>>115 サン・ニコラスとサン・ルイを巡る攻防戦
この二つはオルレアンの後方連絡線を扼する要点に位置しており、包囲陣の中で最も防護が厚かった
ジャンヌが着陣した頃にはオルレアンを巡る攻防戦は既にフランス軍が優勢だった
>>124 オイオイ・・・電波を飛ばすのも程々にしとけよ
オルレアンは食糧不足で明日にでも降伏しようかって所で王太子軍が補給物資といっしょに到着したんだろうが。
オルレアン守備隊だけで英軍の包囲を撃破できるとでも思ってるのか?
126 :
94:04/01/06 23:15 ID:???
ちょっと見ない間にずいぶんカキコがあったんですな。
>>95 NHKの「その時歴史は動いた」に影響を受けてジャンヌ本を数冊
読んだのですが下手人の名は挙がっていませんでしたスマソ。
>>123 陰謀説を採る本は多いですね。上に述べた番組でもその説を
採用していました。ジャンヌ役の女優さんが良かったなあ(脱線)。
最初の場面で登場してきた槍で串刺しにした女を強姦する兵隊には
たまげたなぁ
旧日本兵もビクーリ
>>127 あいつらってイングランド兵だっけ?それとも職にあぶれた傭兵?
日本兵でも活餌しか食わんからなぁ・・・
>オルレアン守備隊だけで英軍の包囲を撃破できるとでも思ってるのか?
誰がそんなことを言ったかな(苦笑
フランス軍と同様にイギリス軍の後方連絡線も途絶しかかっていた
オルレアンを巡る一連の戦闘は実質的に後方連絡線を巡る争いであり、
戦略的にはオルレアンを焦点とした戦力集中競争でもある
>>126 個人的には去年の正月にNHKでやってたドラマのジャンヌが良かった。
リュックべッソン版のジャンヌは何か狂気じみてて怖い
>>126 下手人も何もレイプされたなんつー記述なんぞ見た事ないんだが。
「汚れをしらないこの身体が〜」みたいな事を処刑前に言ってるし。
つーかレイプされてようが非処女であろうが肉体改造されてようが
軍事板的にはどーでもいいわけだがおめーら何アツくなってるんですか?
戦局をその存在だけで逆転する
巨大ジャンヌタソ・・ハァハァ
我が国の戦犯として処刑された人達もネ申
>>133 処女、非処女、これはここの住人にとっては重要だうんうん。
>>132 修道士イザンベールが聞いたジャンヌの訴えによると「牢番はもちろん、
イギリスの貴族までが、彼女を暴力で犯そうとした」とあるので最後の一線は
守ったのかも知れませんな。しかしながらイザンベールは
「彼女の顔立ちがいくたびもの暴行ですっかり変わっているのにおどろいた」
そうなのでずいぶんと酷い目にはあったようです。なお貴兄の引用した
「汚れをしらないこの身体が〜」は処刑当日に牢内にやって来た二人の
修道僧に述べたものですが、この後「あれほどいやだといったのに、牢のなかに
牢番や男達を勝手にはいり込ませて、乱暴のかぎりをつくさせたのだわ」
とも言っております。まぁ下手人側の証言がないのでこの言葉をどう解釈するか
によるのでしょう。
(NHKの「その時、歴史が〜」の再現フィルムではヤられちゃってたような気が。)
>>133 全くです。たびたびの脱線スマソ。
百年戦争でフランス側について戦った傭兵隊ってほとんど盗賊まがいの連中だよな。
というか盗賊が本業の片手間に戦争に参加してるって感じか
>>138 世界各国共通の事だろ。
日本だって野武士とか山賊まがいのチンピラゴロツキが傭兵なんだし
国民国家体制が確立されるまではねえ。
軍事的に論じるならオルレアン解囲よりもその後のランス進撃の方が
遥かに価値も貢献度も高いと思いますけどね。躊躇する国王軍をラン
スに導いたのはジャンヌですから。
141 :
名無し三等兵:04/01/09 23:24 ID:RtTLyiZy
みんなそろそろ飽きたか?
用もないのにあげんな、低脳
すいません・・・・・・ジャンヌダルクと聞いて、思わず、ハンゲルグ・エヴィンが、
連邦軍から引っ張ってきた、宇宙戦艦の事かと思ってました・・・・・
消えます。………
>>143 オマエはここをどこだとおもってるんだ!?貴様などタイヤ付きに轢かれてしまえ!
某サイトの一人の方が親切にも返信をしてくれたみたいだね。感謝!
でも結局、後退戦術についてはわからずじまいw
age
147 :
名無し三等兵:04/02/10 14:14 ID:wRgJllSV
ほえ
DiscoveryChannelでやってたけど
イングランドロングボウでは当時の貴族の鎧は実は貫けないらしい
>>148 「戦争のテクノロジー」では、ウェールズの長弓を絶賛してまつ。
近年の実験では、「甲冑を易々と貫通するに足りる運動量を持つ」という
結論でしたが。
クロスボウとの比較では、発射速度、威力とも長弓が上という話だったな。
クロスボウは、柄の短さが災いして、至近距離以外で衝撃の吸収力を改善
した甲冑を貫通できなかったらしい。
長弓の優位が最終的に崩れたのは、大砲の出現によるもので、逆に言えば
フランスで大砲が進化したのは長弓に対応するため。
時代は、スイス傭兵の長槍とフランスの大砲へとシフトしていく。
装甲を貫けるか否かは鏃の材質や形状による部分も大きく、また鎧の材質や厚さにもよるので
運動エネルギーだけでは判断できない
廉価な鎧ならば貫通されても、良質な鎧ならば助かるケースは珍しくない
しかもこの時期の西欧の鎧は避弾経始を考慮したデザインになりつつあり、
換言すれば近距離で正貫ならば貫通することは珍しくはない
純粋に筋力に頼らざるを得ない長弓と梃子や滑車を使ったギミックで弦を引く弩では、
威力の点では弩のほうが格段に有利
しかも安定したプラットフォームを備える弩が命中率でも有利であることは言を待たない
長弓はその構造上、矢の全長が弩よりも長くならざるを得ず、長距離では空気抵抗を受けて
威力や精度は極端が低下した
都市工業と無縁の長弓が当時経済的に後進地域だったイングランドで発展したのは偶然ではない
長弓兵が衰退したのは育成コストの高さとイングランドの羊毛業の躍進、更に長弓固有の戦術的制約に
よるところが大きい
>都市工業と無縁の長弓が当時経済的に後進地域だったイングランドで発展したのは偶然ではない
>長弓兵が衰退したのは育成コストの高さとイングランドの羊毛業の躍進、更に長弓固有の戦術的制約に
>よるところが大きい
これ、何か、すげー納得できる。
長弓兵の多くは、ヨーマン=自由農民…つまりは小規模な自作農が多いんだよな。
農業・牧畜をやりながら、時には狩猟も行い、自給自足的生活をやってる自作農という姿がイメージできる。
ところがブリテン島の先進的な地域では、資本主義の先駆けとも言える「囲い込み運動」が始まりつつある。
農地・牧畜地の集約化が進み、大規模な農場主が実入りのいい、羊の放牧をやるように業態を変化させつつあった。
結局、それでヨーマンが減少…すなわち、熟練を要する長弓の取り扱いをできる人間を消滅させていったということになるのかな。
高校の世界史の先生は、当時の軍隊は戦場に着いたら陣地つくりをのんびりはじめるんだけど、
ジャンヌは、それを無視して戦場に到着、即、敵陣に突入が必勝の理由って言ってたな。
戦場確認も作戦準備も戦闘展開もしないで
「到着、即、敵陣に突入」なんてしてたら全滅必至
>>153 ある意味、ナポレオン式・・・
あっナポレオンより前か(w
ついでに大砲(臼砲)による集中砲火もナポレオン式
>>155-156 ってことは、件の19世紀あたりになってジャンヌが再評価されたってことと
重ねあわせると、シンプルにナポレオンあたりの戦術をそのまま
ジャンヌにあてはめたとも考えられるわけか?
撤退しつつ上げ
>>157 つか、相対的にモラルの高い(異様に高いかもしれないが…)に部隊よる、
迅速かつ粘り強い突撃…ってのは、ナポレオン戦争時代に、
「国民国家」が定着して、「国のために死ねる」という兵隊が現れるまで、
どこの国の軍隊でも、なかなかなしえなかった事だと思う。
160 :
名無し三等兵:04/03/29 19:47 ID:/Wehh13W
豆
161 :
名無し三等兵:04/03/29 20:09 ID:WmdJzQ/+
百合の紋章に萌え
ジャンヌに動員されて、戦力を回復する効果が出た、とかダメ?
>>130を読んで、発作的に思っただけだけど。
163 :
153:04/03/29 20:28 ID:???
>>162 ローマ帝国の時代、敗走しかけた軍隊を
皇后、皇太后が泣いて必死に説得して、もう一度戦わせて逆転勝利したことがあった。
近代戦以前は「士気」が戦争の行方に大きく左右されたということらしい。
それがくつがえるのは、ガトリング砲以降でしょうか?
だから、ジャンヌに動員されて、「士気」を回復する効果が出た、は大いにありだと思う。
164 :
162:04/03/29 20:34 ID:???
いや、マレーの怪論文「魔女達の神」のモック・キングたるジャンヌ・ダルクを思い出してね。
知られていないけれど、ジャンヌを支持した地方名士なんかもいただろう、とか思って。
彼らの代表が、神懸りしたジャンヌだったんだろう、とまあ、漏れの脳内だけどね。
百年戦争といえば、ベルトラン・デュ・ゲクランが好きだなあ。彼の取った戦術は
今にしてみれば大変理にかなっているが、当時の騎士からすれば非常識もいいとこ
だったんだろうな。
age
167 :
名無し三等兵:04/05/03 22:12 ID:lCktrVaS
age
>>165 佐藤賢一の「双頭の鷲」によるとナポレオンがジャンヌを再評価して救国の聖女に
祭り上げたのはデュ・ゲクラン元帥に対する対抗心があったからってことらしいが。
>>168 「百年戦争はジャンヌのおかげで勝てた」ということにしとけば、デュ・ゲクランという、下手すりゃ
自分をしのぐかもしれない天才の存在が軽くなるからか。
不細工で有名なゲクランよりも若い女性のジャンヌのほうが絵になるからに決まってるだろ
「敵の水柱に突っ込め!」といってアメリカ艦隊を壊滅させたジャンヌ・ダルクの活躍はまだですか?