1 :
名無し老艦長:
ェ|
_| ||≡
| _≡||' /´ヽ / 憎きGどもとの長い戦い…
≡|| n`|| /____i/n , まだまだ続きそうじゃのう…
||r―i+n| |_||i|-i-i-ii|ヨt| |nrュ‐_rュ‐ /j
________‐rュ_‐rュ_r‐冖i ̄: ̄i ̄: ̄: ̄ii ̄ ̄ ̄ ̄i ̄: ̄|_rュ‐_|_______________
;ー-`亠亠`¬i-冖-冖i. : :: :: ̄iェェi ̄iェェi ̄iェェi ̄iェェiェi|:二フ||:二フ|i-i-i|¨冖-冖- ¨: :: :^ :: ^≡¨i'''" ̄
ヽ ̄  ̄  ̄ ̄i:: ̄: ̄: ̄: ̄ 冖. : : : :: : :: : :: : : : .: : : . .. ̄ ̄:: ̄ ̄: :: : ::: ̄: ̄: ̄: :: : :: : :: : : :  ̄ ̄ノ
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【過去ログ】
兵器としてのガチャピン
http://ruku.qp.tc/dat2ch/0310/04/1057828696.html 最凶兵器ガチャピンについての報告書第2集
http://ruku.qp.tc/dat2ch/0310/04/1063529100.html 【G対人】兵器ガチャピンの報告書第3集【戦闘中】
http://ruku.qp.tc/dat2ch/0311/19/1064412461.html 【逆襲】兵器ガチャピンの報告書第4集【戦闘中】
http://ruku.qp.tc/dat2ch/0311/19/1065192239.html 【死闘】兵器ガチャピンの報告書第5集【決戦】
http://hobby3.2ch.net/test/read.cgi/army/1067868305/l50
2 :
名無し三等兵:03/12/17 02:03 ID:nLI/TctW
戦況
日本 Gの猛攻から人類が死守。現在は極めて安定している。
オセアニア Gに占領されているとの情報あり。
アフリカ 同じくほとんどGの支配下。
東南アジア オリジナルGの本拠地になっているらしい。
その他アジア 中東ではほとんどのGが駆逐されたと思われる。しかし中国、シベリアからの通信は途中で途絶えたまま
なので不明。半島はドサクサに紛れ核で吹き飛ばされる。
北アメリカ 壊滅したようだが、Gは撤退?
南アメリカ オネィサンと条約を結んだオニィサンが要塞化。
ヨーロッパ 地中海沿岸、西ヨーロッパは死闘の末G側が撤退。
しかし東ヨーロッパにはまだかなりの数が居る様子。
イギリス 現在一番の激戦地。中部、北部はGが占領。西側の海岸はGにより要塞化。
アイルランドではダブリンを中心に激戦が続く。主力はオニィサンの部隊。
北海では艦隊決戦が行われている様子。
おっ
グラたん。
…あー…
ちなみに現在カレーの使用を見合わせております…
繰り返します
現在カレーの使用を見合わせております…
規制解除前にカレーを使用した場合そのレスは無視されますので
あらかじめご了承ください
結局前スレ一番の漢は国家保安委員会だったな
やつが英雄になるか、ただ単に言いたいことを言っただけの奴になるかは
これから決まる。できれば何か変わることがあってほしい
6 :
G:03/12/17 02:13 ID:???
…ロンドンは…どうなったのだ…?
7 :
G:03/12/17 12:40 ID:???
なかなか、満腹状態が直らない状況を嗤いつつセイロン島目指して、泳いでます。
#さっきB52の墓場を見てきたよ〜
8 :
ぽろり:03/12/17 13:13 ID:???
…「にこにこぷん」部隊、G第211293部隊と共にダブリン要塞攻略中
(゜(・)゜=) Σ゜д゜=) (゜∈゜*) (ΘдΘ)タノモシイヤツラダ…
9 :
ぴっころ:03/12/17 13:19 ID:???
前スレでも言ったと思うけど、要塞の外壁の一部は私達が破壊したわ…
じゃじゃまるやぽろりたちはそこから侵入してね!
私達はとりあえず目に付いた物を片っ端から破壊していくわ…
10 :
G:03/12/17 13:43 ID:???
G1「…なあ…カレーが規制されているのだから我々も少しは自粛したほうが良いのだろうか…」
G2「そうですな…カレーが使えない人間など倒しても何も面白く無いですからな」
G3「面白いとかそういう問題なのかなぁ…今のうちにあいつ等やっちゃえば良いんじゃない?」
G2「手加減くらいしてやっても罰は当たらないと思いますがね…」
11 :
G幹部:03/12/17 17:03 ID:???
カレーはもう凍結か危険な兵器(人類側にも影響9
あるといたほうがいいぞ
G幹部「そうしたほうがいいですな」
G「そうでですな」
G幹部「我々も考えねばな」
G「部隊規模と戦力」
我が部隊はもう計110艦
航空機350機
陸上兵15師団
戦車200両
アパッチ 80機
にする30ノット
13 :
M:03/12/17 17:16 ID:???
カレーは人体に悪影響あるとしたりしたらいいじゃないか
参謀「なにやら急速に戦線が縮小され始めてますな。」
長官「追跡中の艦隊は?」
参謀「まったく反応がありませんね、まるで幽霊船のようです・・・」
長官「しかしこのまま戦いが終わるとは思えないな・・・」
士官「司令。どうしました?」
司令「いや、ちょっと遠い世界に」
士官「そんな場合じゃないですよ!敵が後方に回り込もうとしています!」
司令「航空隊の出撃準備は?」
士官「すでに整ってます」
司令「よし。とりあえず揚陸艦の退路だけでも確保せねば。
回り込もうとしている艦艇に攻撃だ。我々もこのまま攻撃しつつ後退だ
士官「了解」
司令「ところでカレーって何だ?」
士官「はい?食物でしょう?」
司令「あぁ、そうだな。うん、それで良いんだ」
士官(衛生兵を呼ぶか・・・?)
17 :
ぴっころ:03/12/18 01:56 ID:???
ダブリン要塞外壁除去ほぼ完了(゜∈゜*)
外壁周辺に有る見張り塔、機関砲塔なども破壊してあります
我々はダブリン要塞の再利用は考えていない…Σ゜д゜=
よってダブリン要塞は徹底的に破壊する…異論は無いな
19 :
G:03/12/18 02:13 ID:???
…何もする気が起きない…鬱だ…⊂(ΘдΘ⊂ニニつ
…本格的にアレの使用が停止しそうだな
前スレの考証によってカレー兵器を凍結することになりました
これによって人類の戦力は大幅に下落します
「オネェサン」のGはその点を考えて兵力運用を手加減してください
リアルポンキッキ、進化、急な大量戦力投入等は窮地にならない限り控えて下さい
ただし、東南アジア圏のオリジナルGに対してはカレー兵器使用を限定的に認めます
「オニィサン」の弱点に対しては気にする必要はありません
ピーマンでもでべそでも自由にご使用ください
23 :
G:03/12/18 12:59 ID:???
年増・行かず後家・売れ残りなどの言葉で挑発できた時代もあったねぇ>>おねぃさん
その言葉で一体どれだけのGがあのとき集まったんだろうか>>最高指揮官殺し
Mが怠くておねぃさんの元に帰るとき巻き添えで吾も連れてかれたがその時は
「金属バット」で撲殺可能なGを大量にばらまいたんだよなぁ。その後勝手に進化していったんだが…
あぁ、何もかも懐かしい〜とセイロン島沖400Mile附近を通過中
…ダブリン要塞に行こうと思ってたんだけどなあ…
こんな状況じゃ行けないよ…
対G戦闘術を使えるから、じゃじゃまるくらいは何とかなるけど
ピーマンの持ち合わせが無いから、ぽろりとかに太刀打ちできないからな…
ロンドンに帰るか…(←ロンドンも危険なことには気づいていない
25 :
M:03/12/18 17:04 ID:???
まだカレー禁止かどうかはこちらで皆の
意見を聞こうどうだ?
26 :
国家保安委員会:03/12/18 17:37 ID:SlxRvA5y
>>26 前スレに張ろうと思っていたが結局貼らずにこっちで貼っただけです。
宣伝をしにいく奴はボルシチしてやる。
28 :
G幹部:03/12/18 20:31 ID:???
皆さん新人を増やすために
どうすればいいか話合いましょう。
まず、
1、新人が入りやすく定期的に戦況報告をする。
2、G側も人類の戦力を踏まえて戦力も編成する。
他にありますか?
総司令部からの通達を伝える。
明朝0600をもって我が戦闘団は解隊、グレートブリテン島全域より撤退する。
撤退にあたり敵の激しい追撃が予想されるため、脱出地点ニューポートまで戦線を
維持しつつ全軍を三段階に分け後退する。
後詰は近衛機甲師団が行うように。またロンドンには0200より脱出支援射撃を
行う。脱出が成功した場合、会合地点Gにて護衛艦隊と合流、本国まで護送してもら
う。その後再編成を経て、次の作戦地域に投入される予定である。
以上。
30 :
G:03/12/18 23:35 ID:???
>>29 援護不能だが、応援だけはしよう。集結目標はやはり始まりの地「東京」かな。この世界では単なる穴だが。
#マラッカ海峡超えられるか不安だな(ΘДΘ)ぁぅ
31 :
平G:03/12/18 23:45 ID:???
>>29 解隊!? 解隊だと!?
・・・馬鹿な・・・ 有り得ない! 何故、何故いま解隊なのだ!?
・・・・・・・・・いや・・・そうだな。 命令に対し、疑問を差し挟むなど。
中の人システムの影響か、昨今我等Gの人間化が著しい。
ここは初心に立ち帰り、Gの本分を全うせねばならぬ時だ。
・・・・・・・・・・・・ タベチャウゾー!
>>28 基本的にそれでOKだ。とにかく、わかり易くだ。
新しい戦地はスレの流れに任せよう。
しかし、遊撃補給帯もいなくなってしまったなぁ……ダブリン攻撃の際に行方不明になったか?
>>29 …G達が船に乗って去っていくのが見えるな〜
もしかしてロンドンの部隊が撃退に成功したんだろうか…
対G戦闘術を使える奴でもいたのかな?
34 :
ぽろり:03/12/19 00:08 ID:???
ダブリン要塞陥落した… ○ ○
これより破壊活動に入るゾ(゜(・)゜=
人類の拠点となりそうなものは早めに破壊しておくのが吉だね…
…ダブリンに子供はもう一人も残ってません
一人残らず兵隊に殺されてしまったようだ…
我々が強化したのがいけなかったのだろうか…
ダブリンにいた人間の兵隊は逃亡したよ
G第211293師団が追撃中だ
欧州からGが撤退して行く・・・・・・。
私の任務も此迄か・・・・・・、もはや追撃する余力すら無い。
一度本国に帰るか。
果して何が待っているかはわからんが。出迎えがあることを期待するか・・・・・・。
参謀「ポンキッキーズの撤退が始まりましたね。」
長官「もうイギリスにはなにものこってないからな。」
参謀「しかし次はどこに・・・」
長官「行けと言われた場所に行くまでだよ。しかしG幹部の部隊がまだ居るはずだ。どうするつもりなのだろう・・・」
参謀「そのままにしておくわけにもいかないですよね?」
長官「ああ、我々は現在の行動を中止して彼らを支援しに行こう。」
参謀「聞いたか艦長?進路変更!敵艦隊に主砲三連斉射!離脱後ドーバー海峡に向かうぞ!」
.__
/__|__
/_l|||Д゚;) Σ
>>36 こ…こっちに来るぞ!?
針路変更…ま…間に合わない…!!うわああああああああっっっっ!?!?
38 :
G:03/12/19 00:59 ID:???
艦長「ん?今何かにぶつかったかね?」
将官「艦隊の残骸ではないでしょうか…この辺りは海戦域でしたから…」
艦長「そうか…敵にしろ味方にしろ、大変な戦いであったな…全員黙祷!」
将官「ナムー」
…こちら元ロシア艦隊…現在サドヶ島にて繋留中…
ここにはGの手が届いていないようで
生き延びた日本人が我々を手厚く迎え入れてくださいました
こちらも何故か大量に艦に常備してあったカレーを振る舞い
大変、心休まる一日でありました…
>>40 対G装備に使用したい!!!…しかし東京大学はもう核の炎によって消え去っていた
>>41 サー!あれなら普通の迷彩のほうが目立たないであります!
43 :
G:03/12/19 02:05 ID:???
…とりあえずそれはもう我ら「オネェサン」の科学力で実現済みだが、何か?
第1スレで考察されておったぞ
とりあえず脱出支援射撃開始!
それと本国で会議が行われ、それにより次の戦地を決めることになるだろう。
一般のGでもいいから参加しといてくれ。
砲撃開始!
从 从 从
(( ))、 (( ))、 (( ))、
从ヽ\\__(ДΘ) 从ヽ\\__(ДΘ) 从ヽ\\__(ДΘ)
/=/\\ / |_ |⊃ /=/\\ / |_ |⊃ /=/\\ / |_ |⊃
\\/ / ./ / / ヽ(ДΘ) \\/ / ./ / / ヽ(ДΘ) .\\/ / ./ / / ヽ
/___/ | | ◎ |⊂⊂| /___/ | | ◎ |⊂⊂| /___/ | | ◎ |
\\==\\__/ ( ( (〜′ \\==\\__/ ( ( (〜′ \\==\\__/
な・・・何ということだ・・・
ダブリンを守るため選び抜かれた精鋭である我々がこうもたやすく…
(ΘдΘ)つ(゜д・:.’ぐふっ
…ここは…何処だ…?
地底列車が停止したから降りてはみたけれども…
地底にこんな広い空間が有るなんて…東京ドーム4個分くらいかな…?
あ、日本人以外にはわからん比喩を出してしまった…ハハハ
とりあえずあたりにキグルミも子供も職員も見えないので、
その辺を探索してみます…
48 :
G:03/12/19 03:09 ID:???
(ΘДΘ)/ハイル・オネェサン!!
G第211293師団、一体の欠員も無く状況を終了します
艦隊指令「全艦隊哨戒機から連絡があった、Gはイギリスより撤退するつもりらしい、
その撤退を壊滅的な敗走に変える、制空戦闘が済み次第攻撃機を発進させる。」
副官「了解。」
艦隊指令「その後敵艦隊に対艦ミサイルの飽和攻撃を加える、此処で食い止めるのだ。」
副官「うまくいきますかな?」
艦隊指令「わからんよ。」
俺は国に帰って、再建の手伝いをするよ……。
東京が1回つぶれて、あのスラムのような街並みが消えてせいせいしてるんだ。
51 :
G:03/12/19 10:08 ID:???
どーも、マレー半島附近から硝煙の香りが漂ってくるんだよなぁ。どうしよう上陸して運動しようかなぁ。
逃亡兵器。
.__
/__|__
/_l|||д゚)…
|l l ソっ m
|`'⌒⌒⌒⌒'(⌒⌒⌒)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|
…く…ここは…?俺は助かったのか…?
!!義手が錆びている…義足は…どこかへ行ってしまったようだ…
家の中…どうやら誰かに助けてもらえたようだな…
???「気がつきましたか?兵隊さん」
あなたが助けてくれたのか…ありがとう。礼を言う
???「あなたが浜辺に倒れていたところを偶然見かけたんですよ
でも、その手や足は…やっぱりガチャピンとの戦いで…」
ああそうだ。ロンドン東の沿岸でマリンGの大群と戦ったときに…な
???「そうですか…もしよければ私の作った義手や義足を使ってみませんか?」
いいのか?ありがたく使わせてもらうよ…
???「そうですか。それじゃあ、すぐに手術に入りましょうか」
…?…ところであなたの名前はなんと言うんだ?
???「わくわくさん…そう呼ばれています」
!!!!!…「オネェサン」の技術者か!!!
わくわく「待ってください!危害を加えるつもりはありません…」
…何のつもりだ?俺を実験にでも使うのか?
わくわく「…とりあえず、義足義手の接続手術が終わるまで寝ていてください」
くっ…麻酔…か…意識…が…途切れ…
54 :
G:03/12/19 13:43 ID:???
第211293師団はダブリンにおいて
「オニィサン」と共同作業で町を復興させることにしました
理由は人間農場を作ろうとしているからです
半島国家と日本の間を通過…
半島はただの荒地となっている…
これが核の威力か…Gめ…酷いことをしやがる…
…?Gが核を撃ったんだったか…?ぼけてしまって思い出せないのう…
(´_`)。o0(思い出したら私はあなたを消さなくてはいけませんでした)
56 :
G幹部:03/12/19 16:13 ID:???
我々も戦闘準備しますか。
G幹部「部隊編成開始〜!!」
G仕官「了解!!」
G将兵「数は10ですが昔に強さ少し戻りました。」
G幹部「戦地はどこだろう欧州は終わったから
南アメリカか?」
現在我が部隊はイギリスから出て船に乗ってる。
士官「て・敵が撤退していきます」
司令「何かあったのかな?まぁ、助かったから良いか」
士官「これからどうします?」
司令「マン島の本隊に合流しようか」
58 :
芹○博士:03/12/19 23:30 ID:???
「ふむ…カレーに代わる決定的なGの弱点だと? 簡単だ。綺麗な『オネィサン』だろう。
君達の記憶に刷り込まれた事項の一つだろう? 君達の『オネィサン』への忠誠は?
若い女性兵士を無慈悲に殺害する描写はあったかね? 第三、第四、第五スレで? 」
私は伝えなかった。G細胞に影響を与える、ガーリックスパイスとある種のスパイスとの
複合効果を。…これは『最後に』私を彼等から守る、『アイギスの盾』となるだろうからだ。
発 軍事板自治スレ
宛 軍事板住民各位
昨今の軍事板における、スレタイに女優名やアニメキャラといった「軍事に無関係な」単語を
加える行為を規制するため、以下のローカルルール改定が提案されました。
☆現在のローカルルール
■スレッド作成のお約束■
(6)スレッドタイトルは検索しやすい名前に。検索しにくいスレッドタイトルは重複スレッドの元です。
★■◆●などによるスレッドタイトルの装飾は極力控えてください。
☆新提案
(6)スレッドタイトルは検索しやすい名前に。検索しにくいスレッドタイトルは重複スレッドの元です。
[ 文 字 の 隙 間 ]をあけたり、★■◆●【】などの過度な装飾、【人物名・団体名】などの
軍事に関係のない語句が加えられたスレッドタイトルは禁止です。
この改正案を2ちゃんねる管理者に提案するか否かを問う、住民投票が開催されます。
投票される方は、
ttp://www.2cht.net/army/code.cgi より投票コードを取得した上、
投票所板のスレ(
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/vote/1071843445/)に「改正賛成」か「改正反対」の
書き込みをお願いします。
投票期間は、ただ今から12月21日2359時までです。投票コード1つにつき1票とし、コードのない投票は無効となります。
各員、奮ってご参加ください。
オクレ。
追加事項
投票期間は、ただ今から12月21日2359時までです()。投票コード1つにつき1票とし、コードのない投票は無効となります。
※注意 23:04〜23:30 には、その日に発行されたコードの一覧が表示されるため、コード発行が出来ません。
他の時間に取得してください。
とりあえず俺は反対に入れた。
もともとが軍板の住人じゃなかったので(このスレが出来てから移住してきた)
この状態が普通なんだとおもっていたから。
…それはさておきダブリン落ちたか…
人類の拠点って今何処だろう
「くそう!敵の反撃が厳しい!」
「まあ落ち着け。あの食品が使えない以上全滅ということはない。」
「しかし・・・はやく撤退しなければ次の作戦にも影響が・・・」
「そのことだが、一足先に帰っていた司令から連絡があった。」
「で?次はどこなんだ?」
「それが、なかなか会議が難航しているらし・・・」
「噂では南米と聞いたが?」
「その可能性は否定されたよ。南米となればオニィサンと何らかの問題が生じる。
これ以上戦いを複雑化させるわけにはいかないのだそうだ。」
「となると・・・アジア、東欧が濃厚か・・・」
>>53 (,,ΘД)_ あの兵隊…・・・手術が成功するといいな
|l ( ソつ ∩_∩ 巧くいったら一緒に酒でも飲むか……
|`'⌒⌒⌒⌒'(⌒⌒⌒)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|
(ΘД⊂ヽ しかし……俺はあの奇襲攻撃とその後のダブリン包囲で
|l ( ソつ ∩_∩ 仲間のほとんどを失ってしまった。
|`'⌒⌒⌒⌒'(⌒⌒⌒) ムックの死体も持ち帰れなかった。
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| 俺はこれからどうしたらいいんだ……?
>>61 華麗なる軍板デビューおめでとう。
これを機に軍事関係に興味をもって、貴官が世の中の事象に対して軍事という
また別の視点からアプローチができるような人間になることを一人のガチャピンとして切に願う。
我々の戦場はアジアか東南アジアなのか?
65 :
G:03/12/20 13:20 ID:???
プーケットあたりでスカイダイブと素潜りのG記録更新に挑戦中の上常時移動中。
更新に成功して100レスの間、密かに日向ぼっこをして黒Gを排出予定。脱皮した皮だけど
いい装甲にはなるだろうな、人間にとっては。さぁて、いくぞーM〜
繁盛のためにage
67 :
M:03/12/20 13:21 ID:???
>65
了解〜♪
目的地はどこ?
68 :
G幹部:03/12/20 13:22 ID:???
戦況報告をされたし同胞たち
現在船に揺られて航行中!!
69 :
G:03/12/20 15:36 ID:???
人のいないところだよ〜>>M
金とか原油とかレアメタルが一杯取れるところに潜ったり穴掘ったり、
芹○博士に石油を作る微生物(らしいものが発見されたようだ)の改良によって
軍事的勝利よりも経済的混沌を…って、亜米利加が無くなったからそれも無駄か…、どうしよう
・
・
・
・
???「ダブリンの攻略終了しました」
???「うむ、ならば戦闘員は撤収させろ」
???「よろしいのですか?」
???「我々はダブリンにはもう用はない。
彼らが何かに使うなら好きにさせよ」
???「はぁ・・・・、しかしこれでは戦闘員を派遣してるだけです
奴らにばかり物事を進めさせては、主導権を握られてしまいます」
???「戦闘の主導権ならすでに彼らのものさ。
条約は相互不可侵だけでよかったのだよ」
???「なんと・・・・・・。ならば何故戦闘員の派遣を?」
???「複雑な状況は一気に打開するに限る。
とはいえ・・・・・、人間もなかなか粘るねぇ」
・
・
・
・・・プッ・・・ガ−−−−−
艦長「Gたちの活動はげしいな」
仕官「通信がすごいです」
艦長「今のところはまだ平穏だ
ダブリンは陥落か」
仕官「しかたないですぞ・・・。
艦長「貴様まさかM!!」
仕官?「このときを待っていたですぞ」
仕官?「食べちゃうぞ!!」
艦長「貴様!!」
スドーンーズドーン!!
72 :
M:03/12/20 19:28 ID:???
>69俺達もいくぞ〜!!
M「ダブリンの食事おいしかったね」
M1「そうですな〜デリシャスでしたぞ」
M2「しかし人類も反抗しますぞ」
M「Gと協力するか」
M1「了解〜」
M2「ラジャー!」
73 :
G幹部:03/12/20 19:34 ID:???
ふー海の上は冷えるね〜。
ダブリン陥落・・・・・すばらしいね。
人類ども粘るねぇ。
滅びよ人類!!
Gマスターは相変わらす漂流中か?
,;;;;;;;::''´ |
,,;;:::'''"" . |
(ニニニ) ..,,,;;:::''''´´____,,,,,;;;;;--‐‐‐''''''''´´´´´´ ;;,,,_|____ ,,;:::
__________________________________,,,,,,,;λ γ‐ニ二===-‐''''''´ ":/ヽ,: ''";:::::
/;;;;;;;;;::::::::===ニニニ‐‐‐‐‐‐‐‐‐三三≡ニ==---τ.][_ζ :;;l;;:'´`、|::;;;;;;;::
i--'---.]〔コロ‐-;,,,,,,,,__________ ::/ / ''':::;;
_,,:-‐''´´´ ̄.| ̄| ̄ ̄┌‐l"´ ̄ ̄ ̄ ̄`i. / ./
,-'" `、__,,./ | | └‐!________________,;|、___________________________/ ,/ ______、
____,.-'"ヤ__,,.. -‐´ __,,.. .-と=‐-ャ ``丶‐‐‐------::;;;;;;;;;;,,,,,,=ニニ‐'''''''´
i'´ | ヽ__,,.. .= '''""~ .|と´ / _______________,,,,,,;::|ゝ
(⌒) ,;==‐''''"´ [二二二]__________ __,,,;:-‐i‐''''´´` `O
`´``‐‐‐‐‐‐フヽ二ニ=======--'´⊂ニニ二] ヽ_|`````´
ー‐‐==[ココヽ‐、ヽγ⌒、
λ ノ ゝ__ノ
` ´
75 :
G:03/12/20 20:09 ID:???
G南海訓練記録
・落下訓練 パラシュート無し:100m無傷〜中の人踵粉砕骨折
・落下訓練 パラシュート有り:25000m無傷〜中の人低酸素症意識不明重体
・素潜訓練 サポート無し:142mクリア〜中の人…意識回復中
・素潜訓練 サポート有り:1320mクリア〜中の人…減圧症治療タンク要3週間安静
「やっぱり、中の人を大切にしなくちゃいけないみたいだね(そりゃそうだ)」
76 :
芹○博士:03/12/20 20:43 ID:???
「中の人システムの改良? ひ弱な肉体はいらない? …ブレインデヴァイスか。
それにはサンプルが要るな…。 しかし、妙な話だ…。まだ中の人システムを
採用している個体が存在するとは初耳だよ、君。…私の顔に何か、付いているか?」
Gの半眼が鈍い光を湛えていた。私は触れてはイケナイ彼等の秘密の一端に直接
触れてしまったようだ…。「オネィサン」直属のGは、もしや…?
77 :
M:03/12/20 20:46 ID:???
なんだか体」が熱い!!
力が増えているまさか・・・
中の人システムの異常か?!
わくわく「起きてください…兵隊さん」
…ん…?…ぐ…くぅっ…身体が…熱い…!?ぐぅっ…がぁぁっ…
.__
/__|__
/_l|||д゚;)…ハアッ…ハアッ…
|l l ソっ M
|`'⌒⌒⌒⌒'(⌒⌒⌒)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|
お前…俺の体に…何をした?
わくわく「…?私の作った義手と義足を付けただけなんですが…」
とぼけるな…この身体の熱さは尋常じゃない…
わくわく「やっぱり義手義足への拒絶反応でしょうか…」
拒絶反応だと…?…おい、この義手や義足…何で出来てるっていうんだ?
わくわく「…それは秘密ですよ…」
ふざけるな!!…くっ…ぐぁぁぁぁぁあああっ…!!
わくわく「…!!ここまで拒絶反応がひどいとは…予想外でしたね…」
…ハァッ…少しは…ハァッ…予想していたのか…
わくわく「とりあえずもう少し寝ていてください…安定剤を投与しておきます」
…貴様…何が目的なんだ…「オネェサン」の技術者なんだろ…人間の手助けをして良いのか?
わくわく「私は人間ですよ…あなたたちと同じね…」
な…何だと…?くぅっ… ぱたん …ZZZ
わくわく「…私は人間ですよ…目的は…科学の発展です…」
79 :
G:03/12/20 23:50 ID:???
我がG群体から飛び出した連絡用Gは芹○博士にこう言い放った。
「いやいや、あなたに作って欲しいのは石油を作り出すバクテリアの改良ですよ」
そう、絶対的物量に勝る人類には経済的打撃が全ての人類に絶大なる影響を与えるのは過去の経済戦争の戦訓から理解できていた。
じわじわと真綿で全ての人類の首を絞める謀略を群体の中の人は考えていたのであった。しかし、所詮連絡用のG、
足で踏みつぶされてしまったようだ。「やるか?」「いや、まてあれには…」群体の中の人達は4スレ前からの
陰に隠れた討論を未だに放っていた。そう、海に漂っていたのは堂々巡りの討論が続いていたからであった。
#余録:中の人システムを搭載した当該Gは喰った人類をG化せずに頭脳として調教・飼育を試みていたからであった。
#暴走して核を放った在日米軍司令官が含まれていたのは言うまでもない。
80 :
芹○博士:03/12/21 00:04 ID:???
「解った。バクテリアの寿命は短く設定しておく。君達の通常兵器が使えなくなる
のは君達にとって問題ないが…。民生用の石油施設にだけは散布をしないでくれ。
…寒い所は老体にこたえるのだよ。…特に灯油を喰い尽されると困るのだが…」
Gは環境問題の解決を名目に、私に対石油用の生物兵器の開発を進行させていた。
ジェット燃料であるケロシン。重油、ガソリン、プラスチック。あらゆる石油製品
を喰い尽すバクテリアを。さらには、石油を作り出す単細胞生物の培養を。
…彼等はついに経済戦争の世界にまで進出を始めたのだ。財閥は黙っていない
だろう。あの『「F」TV』も。凄腕の傭兵部隊の投入の予感を、私は感じていた。
来週のポムキッキでGがHALOをするらしいよ。
…とりあえず日本各地のN○K職員をかき集めたが、ほとんどがN○K総合側の人間で使い物にならない…
N○K復活のためには、わしらのような強化人間であるN○K教育の人間でないと…
この日本中に点在するGどもとは張り合えんぞ…
…どうも上のほうでは「オネェサン」と条約を交わしたという話も聞くが…
ワシらのような独立して行動しとるもんには指令が伝わってこんのう…
とりあえず今日からGをむやみに狩ることはしないでおこう…
・・・あーあ。
現状に加え、石油関係オールダウンですか。
我々人類は、今後は生身で剣を振るって戦うんですか、G相手に・・・
そうならないように俺達が何とかするんだろうが!!
私はとんでもない間違いを犯すところだったようだ。
ダブリンを再興させて人間牧場だと?・・・・・・。
叩き潰す相手を前にして撤退するわけにはいかんな・・・・・・。
全艦、マン島よりダブリンに向け出撃。
トマホーク及び航空爆撃の後陸戦部隊上陸。
艦艇は全砲搭でもってダブリン沖から攻撃しろ。
おそらくはこれがわが艦隊最後の戦いだろう・・・・・・。
征くぞ諸君!!G共に地獄を見せるために!!
86 :
G:03/12/21 00:52 ID:???
ダブリン復興作業中のGなんですが…
「オニィサン」の目的としての人間牧場と
我々の考える食用としての人間牧場は根本的に違うようだな…
食っちゃダメなのか…(ΘдΘil|)ガッカリダヨ
…ちっ…Gの不用意な発言(
>>54)で我々の計画が露見してしまったか…
…しかたあるまい…すでに完成済みの町は放棄してしまうしかないか…
さすがにこの程度の人数で大戦力を相手にこの程度の町を死守するのは無理だな…
それに人類を全滅させることが我々の目的ではないのだ…
少しでも人間には生き残っていて欲しい…そこを理解して欲しい…
…しかし、我々に牙を剥いたこと…後悔させてやろう…欧州方面最高司令!!
水中でのぴっころの戦闘力がマリンGの比ではないことを教えてやろう
マリンG部隊がまだ近辺にいるのなら共同作業をしてもらおうか…
それとG第211239師団!!貴様らには今回の不祥事の責任を取ってもらうからな…
何としてでも勝て…勝たなかった場合は貴様ら全員皆殺しだ
「どうだ?撤退はうまくいっているか?」
「それがやはり遅れが・・・40個師団に膨れ上がっていましたからね・・・」
「急ぐんだ!明日の日没には間に合わせろ!」
「しかし本当に次はどこなんですかね?」
「そのことだが、やはり日本になるだろうな・・・ただその侵攻ルートが決まらんのだろう。」
「ルートですか?」
「そうだ。敵の退路を断ち、我々の補給路を確保してから侵攻するか、もしくは日本の一点に戦力を集中させるか・・・」
「ということは、大陸側か太平洋側か、ということになりますね。過去のように両側からということは?」
「ありうるな。しかしまた日本に行くことになるとは・・・あの時オネィサンが新潟から撤退さえしていなければ今頃は・・・」
ロンドン跡地からGを撤退させたし
とりあえず俺達はダブリンに攻め込むよ!
…ダブリン攻防戦…第3局面ってことか…
「オニィサン」の目的って何だろう…?
人類滅亡じゃないみたいだね
…名無し艦隊を援護するため、地上にいるうちにぴっころを撃破しておいたほうが良いでしょう
下手をすると大艦巨砲主義と同じ道をたどりかねません
決して奴らを近づけさせてはいけません!!
93 :
G:03/12/21 04:09 ID:???
>>87 確かに自分達の責任とはいえ…何ゆえに「オニィサン」のキグルミごときに
こき使われなくてはならないのだ?
艦長「ク!部下にもMが入りこんでいたとは」
幹部「危険でしたな・・・」
艦長「全艦無事か?」
幹部「は!!健在です怪我人はいますが・・・・」
艦長「そうかオニィサンの目的は一体なんだろうな」
幹部「分かりません・・・しかし警戒せねばなりませんな」
艦長「うむ警戒をおこたるな!!」
幹部「了解であります!!」
艦長「ダブリンにまた攻め込むようだな」
幹部「第3戦目ですな」
艦長「もう都市の形はしていないだろうな・・・・。
北海で補給と準備せよ今日夜に出撃する」
幹部「了解」
人類とGとの戦いは続くだろう・・・・。
艦隊指令「第一撃の成果です敵艦艇多数撃沈破。」
副長「水中敵影ありません、第二撃の許可を。」
艦隊指令「許可する。」
副官「各航空母艦部隊は航空機を出撃。」
「オニィサン」の戦闘員に対する戦術報告
対じゃじゃまる
出べそへの攻撃は致命的ダメージを与える
G以上の怪力を誇る。接近される前に狙撃すべし
対ぽろり
弱点はピーマン。戦闘要員はピーマンを必ずひとつは携帯すべし
病原菌を媒介するとの未確認情報あり。
死体は要焼却。
対ぴっころ
地上においては動きは緩慢。ただし、開けた場所では滑って接近してくる
海中においてはマリンGをうわまる機動性を持つ。地上での戦闘を推奨
分厚い皮下脂肪がある。火炎放射が有効か?
「どんぴょん」なる技があるとの事。詳細は不明
>>78 (,,ΘД)y━~ あの医者……なにを考えているかわからんな。
|l ( ソつ ∩_∩ しかしまぁ、俺もしばらくはこうしてなきゃいかんし。
|`'⌒⌒⌒⌒'(⌒⌒⌒) まだ腰を動かすと千切れちゃうんだよなー。
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|
世界の皆さん、聞こえますか?
こちらは「N○Kワールド・ラジオ日本」です。
日本国の臨時首都・松代より、最新のニュースをお伝えします。
まずは反戦活動のニュースから。対G戦争は長期化の様相を見せていますが、世界の各国では
市民が反戦運動に立ち上がっています。ニューヨークでは10万人規模の集会が開かれ、
松代でも今日、市民が戦争に抗議し、集会とデモが行われました。デモは平穏に行われ、
多くの市民の共感を呼んでいました。
以上、ニュースの時間でした。続いて音楽をどうぞ。
99 :
G:03/12/21 22:32 ID:???
ん?北米大陸はどっかの戯けが食い尽くしたか核をぶち込んでなかったっけ?
トロピカルカクテルを煽りつつ、明日の日焼けのために就寝しまつ。ふぅ。
Gどもは我々が石油を使えない状況に持ち込もうとしているようだな…
そのうえ奴らは自分達の分は石油を確保する手段も持っているようだ…
…卑怯だぞ…!!…こっちは…もう何にもお前らに対抗する手段が無いのに…
>>98 日本の臨時首都・松代だと…?
あんなところにまだ我々の同志がいるのか…
しかし同志よ!!
>>99のレスの通りだ…
…北米大陸はすでにGの手によって壊滅しておる
そうでもなければ何故こんな規模の大戦にアメリカが乗り出してこないのはおかしいだろう
報道するときはきちんと正確な情報を伝えたまえ…
我々は低俗な放送を続けた民放とは違う…
…天下の公共放送…日○放○協○…「N○K」なのだぞ!!誇りを持て!!
えー一つ申し上げておくと、アメリカが滅亡したとの正式な情報はありません。
第三から第四スレで情報は多少出でいますが、現地からの、特に人間からの情報は皆無です。
これは自国領土からGの撃退に成功したアメリカが完全に防衛に撤している物と思われます。
なお、アメリカ本土で核が使用された事実はありません。
フム…そうか
すまなかったな…
石油製品全般ダウンとなると、燃料どころか
近代兵器のほぼ全てが使用不能だな・・・
樹脂製品を使ってない兵器なんてあるか?
銃火器すら使用不能に成りかねんぞ。
っていうか、近代文明の崩壊だな。
樹脂製品全般が、バクテリアに侵食されて
崩れていく事を想像すると。
こいつはヤバイ!
ただでさえ人類存亡の危機だってのに!
艦長「戦闘水域より離脱に成功しました。しかし損害も大きいですね。これがその報告書です。」
長官「持っていってくれ・・・見たくない。」
艦長「しかし、石油が使用できなくなるとは。敵じゃなくてよかったですね!」
長官「本当にそう思うか?相手はバクテリア、完全にコントロールできるか・・・」
艦長「・・・・・」
長官「これは噂の域を出ないのだが・・・諜報部が一部動き出したとか。」
艦長「内部分裂ですか!?」
長官「わからん。ただG内部にもそれを望まない奴がいるのかもしれない・・・」
半島が何故核攻撃を受けたのか? 私は極秘裏に内部調査を開始した。
「これは…!! だからカレーが…!! 焼肉と、キムチの主成…?!」
私の背後に、親衛隊Gが迫っていた。私は知りすぎてしまったようだ。
眼帯の裏に隠した、にんにくの主成分、硫化アリルと唐辛子の成分、
カプサイシンをある混合比で合成した薬物を、試す時が来たようだ。
…これが効いてくれれば、私は喰われないだろう。
107 :
G:03/12/22 09:40 ID:???
tp://sib501kka.hp.infoseek.co.jp/f1/sekiyubakuteria.htm
tp://www.tic-co.com/books/01nts030.htm
京大の今中教授が発見したものは…いいものだな(ΘдΘ)/
日焼けが終わったら取り敢えずこれをばらまこうか。その後に改良した…
…腹減ったなあ…
>>108 いま「オニィサン」の地下要塞にいるんだっけ?
頑張れ〜
110 :
G幹部:03/12/22 18:00 ID:???
>108食べちゃうぞ!!俺も初心に帰るぞ!!
>>110 …!?Gがどうやって「オニィサン」の基地に!?
>111言ってみただけなんだが
>>108 「侵入者?! フン…。ネズミめが…。関羽、張飛! 拘禁しろ!」
ワタシは人形達に、地下要塞プラットホームでうろつく片腕の男を拘禁するよう命じた。
地下要塞の侵入路は世界各国にある。部外者の侵入を許すわけにはいかないのだ。
「どうすべきかな…ワタシは…。芹○博士ならば…?」
ワタシならば容赦なく実験動物扱いだが、芹○博士は保護するだろう。まずは男の正体を
把握せねばなるまい。兄弟団の秘密を暴きに来た輩ならば…それ相応の処置が必要だ!
「ワタシのシンガポール地下要塞は落とさせん! ここは兄弟団の新たなる拠点となるのだ!」
…俺の妙な報告のせいで自分の首を絞めるような事をしてしまったみたいだな…
でも腹が減っているのは事実…食べ物そんなに持ってこなかったから丸二日何も食べてないんだ
さっきから三国志人形がずっとウロウロしているけれど、とりあえずまだ捕まってません
しかし…あいつ等どうやって動いてるんだ?カラクリ内蔵なのか?
そういえば…地上は凄い事になってるみたいだな…石油の封印だって?
…「オニィサン」はその対策はしているんだろうか…
もし対策方法を持っていたらその技術を盗んでくるよ…
…それが俺の役目だと思うから…
くそぅ…ダブリンの「オニィサン」残党が洒落にならないくらい強いぞ…
…弱点狙っても違う奴がかばいやがる…三位一体の「にこにこぷん」は伊達じゃないと言うことか…
アメリカって無事なの?
今まで何やってたんだよ…
117 :
M:03/12/22 21:19 ID:???
うーむ今何起こっているんろうね。
少し様子を伺う
ダブリン沖に到着・・・・・・。
>>85の手順の通り状況を開始せよ。
陸戦隊は
>>96の報告を頭に入れておけ。多少役には立つだろう。
報告します
現在大規模な戦闘は
・ダブリンでの オニィサン残党&G連合軍 vs 欧州方面連合艦隊
・東南アジアでの オニィサン vs オリジナルG
「オネェサン」の作戦によって石油を使用不能にされそうだという情報があります
アメリカは無事だと言う情報が入りました。詳細は不明
戦闘団ポンキッキーズはロンドンを撤退。日本へ向かう模様
名無しジャーナリストが「オニィサン」地下要塞で諜報活動を行っております
対G特殊部隊・生存者がわくわくさんによって治療をうけております
名無し老艦長の艦隊が東南アジアヘ向かっています
121 :
G:03/12/22 22:02 ID:???
今回の石油経済掌握ミッションは、オネィサンには未報告の任務なので…
トロピカルなカクテルで意識がもうろうと…ちょっと身体が黒っぽく…。
それと、オリジナルGは戦う相手では無いようだ。すでに懐柔が済んでフェーズ4の段階に…(なにの?
122 :
G幹部:03/12/22 22:35 ID:???
我々もアジアに行こう!1
幹部「さぁて行くぞ」
仕官「了解です船に行きましょう」
幹部「この戦艦でね」
マレーシアあたり到着する
予定
ひさしぶりにココにきたら
世界大戦になってたので驚いた。
長野防衛戦のころが懐かしいな。
今となっては読み返す気にもならんが。
そのうち宇宙にまで進出するのかな。
撤退していくなGが・・・。
わが艦隊は北海からダブリン
に移動中
世界の皆さん、聞こえますか?こちらは「N○Kワールド・ラジオ日本」です。
日本国の臨時首都・松代より、全世界に向けてお送りしています。
今日はリスナーからのお便りをご紹介します。静岡県浜松市にお住まいの「幸子」さんから、
ダブリンの最前線にいるご主人へのメッセージです。
「愛するあなた、お元気ですか?あなたがヨーロッパに向かってから何の連絡も無く、家族は
皆心配しています。娘はあなたに会いたがって、毎日泣いています。もし生きているなら、一目で良いから
あなたに会って抱きしめたい。どうかお願いです。今すぐ銃を捨てて、私達家族のもとへ帰ってきてください。
もう戦争は嫌です。お願いします。お願いします・・・。」
ご家族が一緒に暮らせる日が早く来ると良いですね。私も心より祈ります。
それでは引き続き音楽をどうぞ。
世界破滅の戦い
しかしどんな戦場でも情報が無いとどうしようもないな…
アフリカなんか情報が結局でないままGの手に落ちちゃったしな
放送を終えてスタジオを出ると、隣の会議室で若い職員がプロデューサーにこっぴどく叱られていた。
あぁ、昨日の「ニューヨーク」の一件だな、と思う。確かに、今の我々の「使命」からいえば、放送
内容に疑いがさしはさまれる余地があってはならない。「結果オーライ」は許されないのだ。それにしても、
プロデューサーにしたって、ロンドンやダブリンの攻防戦の事は最近まで全然知らなかったのだから、
そんな人に文句は言われたくないよ、という声も聞こえてきそうである。だが人間、追い詰められると
一番可愛いのは結局自分なのだ。私はそのことを松代や神岡でさんざん見てきた。プロデューサーも
「上」に対して実績を作るために必死なのだ。信じられるのは自分だけ、というわけだ。そして、それは
私も全く同じなのだ・・・。「上」はN○K再興の理想を語る。だがそんなものは私は信じていない。
私が求めているのは、ただ復讐だけだ・・・。
そういえば、技術部のおやっさんが、私達の他にもN○K職員が活動しているらしいと教えてくれた。
なんでも定年間近の人らしい。どんな人だろう。とても興味がわくが、しかし、迂闊に近づくのは
危険だ。いったいどんな目的で行動している人たちなのか、それが確認できない限り、接触など
出来るわけも無いのだ。
そして、私は今日もマイクの前に座る。それが私の、唯一の存在理由だから・・・。
129 :
ラジオ放送:03/12/23 00:10 ID:shQvfk4t
こちらはN○Kワールド・ラジオ日本です。音楽に続いて、世界のニュースをお伝えします。
欧州の交通・運輸関係の労働者が、対G戦争の即時中止と早期講和を要求してストライキに入りました。
人類側の軍事物資の輸送・補給に重大な支障をきたす事が懸念されています。
ニュースの時間は以上です。続いては「日本の伝統芸能」をお送りします。
(,,ΘД)y━~ 情報通の方々、お疲れさまです。
|l ( ソつ ∩_∩
|`'⌒⌒⌒⌒'(⌒⌒⌒)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|
そんなことをやってる場合じゃない!
それに交通運輸関係がまだまともに機能してたのが奇跡的
講和は不可能。人類側も「オネェサン」側もどちらも譲渡する気は無いだろう
譲渡 ⇒ 譲歩
・・・・・・をお送りします」
・・・・・・何で日本のラジオ局が世界情勢にここまで詳しいんだ?
まぁそれはともかく、反戦デモに停戦を要求するストとはねぇ・・・。
喉元過ぎればナントやらってかい?いい気なもんだぜ・・・。
いつテメェの住んでる所が戦場になるか解らねぇのに・・・。
ま、そんな事やってるって事はつまり平和なんだろうけどよ。
こりゃ国に帰っても歓迎されねぇだろなぁ。
「ラジオ放送の反応が出始めました。あちこちで混乱が生じているようです。」
「それでいい。それこそ私達の目標とするところなのだから・・・。」
一つ疑問があるんだが。
ドクター中○はオニィサンに協力してるんだよな。
だが奴は前スレで地球のコアを破壊するとか言ってなかったか?
するとオニィサンの教義とかけ離れている気がするんだが、気が変わったのかな?
オニィサンの目的ってのもまだよくわからんしなあ…
くくくくくくく…。ワタシは科学の使徒!
三国志人形の提供を受けたワタシはそのパワーソースの解明に心魅かれたのだよ!
ワタシの目的はただ一つ! この戦争の終息! たまたま現時点で利害関係が一致しただけだ!
…いつ気が変わるか、ワタシにも解らんがね…。…くくくくく…あーっひゃっひゃっひゃひゃっ!!
138 :
G:03/12/23 07:19 ID:???
どうやら、ドクターなんとかは既に中の人がG若しくはそれに似たようなものになってるよね
この季節は、ホントいい季節だよなぁ
∧_∧
( ・∀・) ∧_∧_♀_ 从/ バゴーン!
( つ[二( ・∀・)__0 == ―=ニ二三〕ニl>
) ) ) ( つノ /W'ヽ
(__)_( ̄ )_)
 ̄ ̄
______∧_____________________________________________________
/
| いやいや、ダブリンが大変だよ。
| 無理に弱点を狙うよりもひとまず強力な武器で相手の動きをとめるほうがいいぞ。
| ただピッコロだけは腹で滑るから、足をふっ飛ばしても機動性は維持したままだ。
| 岩の多いごつごつした場所や、こっちが斜面の上に位置するところがオススメだ。
>139敵の数はどうだ?
>>140 残党だからそれほど数は多くないはず…
しかしコンビネーションがその数の差を埋めるだけの効果を発揮しているようだ
142 :
M:03/12/23 12:45 ID:???
現在船上でまたーりしながら
ダブリンに行くぞ!!オニィサン残党&G連合軍を
援護する
…彼の義手義足接続手術はほぼ成功した
あとは、彼の生命力が彼等の生命力に打ち勝つことを期待するしかない…
ゴロリ…モンタ…ソラミ…ヒョロリ…
「オネェサン」によって粛清されてしまった私の可愛いキグルミたち…
彼にはその組成情報を綿密に組み込んだ、生体義体の試験体となってもらった
もしこの実験が成功すれば…私のキグルミは彼の中で生き続けることになる
私に奴らと戦う技能は無い…だからこの義体を接続したとしても奴らに勝ち目は無い…
だが彼は…対G特殊部隊の生き残りだ…私の義体を装備すれば普通にGと渡り合える…!
彼は手術が成功したら即座に「オネェサン」との戦いに向かうだろう…
そしてそれが私のキグルミたちの仇討ちにもなる…
そのことに気づいた私は、浜辺で倒れている彼を救うことに躊躇しなかった…
…私の作った生体義体は…特に特別な能力を持っているわけではない…
普通の機械で出来た義手義足よりも生体になじみやすい…
つまり自然の手足と同様に動かせる…ただその程度だ…
だが、ただその程度のことが…彼のような特別な技術を持ったものには大きな力となるはずだ
対G特殊部隊・生存者…彼には頑張ってもらいたいものだ…
>>143 無茶なパワーでもついてるかと思ったらそうでもないんだな…少し安心
中国福建省沿岸を通過…
やはりここも一面の荒地と化している…
粘土製の化け物ピングーを倒すため核を使ったと言う情報は無かったし…
やはりこれは巨大Gが暴れまわった結果…あ、あれは!!
_
⊂(○д○ )⊂⌒つ
巨大Gが…死んでいる!?
一体中国で何が…?
・
・
・
・
妹者「作戦部は石油をバクテリアで操作する気のようですわ」
姉者「・・・確実なものなのでしょうね?こちらにも被害が及ぶのならお話になりませんわ」
妹者「そこまで愚かしいとも思いませんけれど・・・」
姉者「まぁいいですわ。今まで大きなミスも犯していないから大丈夫でしょう」
妹者「それよりも諜報部の一部が不穏な動きを起こしているようですわ」
姉者「・・・・・・ふぅ、自我をもったGがある程度の不確定要素を持つのは仕方ありませんけど」
妹者「お姉さまは心配しすぎですわ。明らかな造反を起こさない限りは静観すべきです」
姉者「そうですわね・・・・・・・。ところで、東南アジアのオリジナルGの方はどうなってますの?」
妹者「懐柔が進んでいるとの情報もありますけど・・・」
姉者「・・・・・・不確定要素が多すぎますわ。
あの連中は相変わらず何を考えているのか解りませんし」
妹者「お姉さま・・・・・・」
姉者「・・・・・・イライラしますわ・・・・・・・」
・
・
・
・
・
>147
どこからだ?
逆探知しろ
>149
の物は危険だ
151 :
M:03/12/23 19:45 ID:???
ふ〜ようやく陸地が見えてきたぞ。
食事にありつけるだろうか?
世界の皆さん、聞こえますか?こちらは「N○Kワールド・ラジオ日本」です。
日本国の臨時首都・松代から、全世界に向けて放送しています。
まずはニュースから。信頼すべき消息筋の情報によりますと、アゼルバイジャンのバクー油田付近で、
G同士での小競り合いがあったとの事です。その原因や詳細な経過については、未だ判明しておりません。
続いては音楽のコーナー、さいたまんぞう さんの歌で、「なぜかさいたま」をお聞きください。
だから死ねる
>>148 えー、オーストラリア方面から発信された可能性が最も高いようですが、中央アジア方面からも
反応があります。つまりは、現時点では特定不能です。申し訳ありません・・・。
>154
こちらでも傍受したが無理だ
衛星つかえないか?
>155 ミスッタ名無し艦隊
こちらは「N○Kワールド・ラジオ日本」です。続きましては、欧州方面軍の皆さんへ
子供達からメッセージが届いております。
岐阜県各務原市の おがわのりこちゃんから、お父さんへの伝言です。
「ぱぱへ くりすますなのに ぱぱがいなくて さびしいです
はやくせんそうを おわりにして かえってきてください
そして けーきをいっしょに たべたいです」
この後の放送予定は、10時30分から「プロジェクトX 秘密兵器パンジャンドラム開発にかけた青春」
12時からは「特集 朝鮮民族悲劇の歴史」をお送りします。
>>157 ラジオでプロジェクトXを聞く日が来るとは思わなかったな…
まだ生きてたんだな…田口ト○ロヲ…
ガ・・ピ・・
・
・
・
「人類に向け通告する!!」
「滅びよ人類」
>>158 真面目な話し、NHKラジオでは総合TVと同じ内容を放送する事がありますよ。
(国会中継、大事故等)
国会中継でも大事故でも無いし、大体ここドーバー海峡だぜ?
N○K全世界放送かよ!すげえな「オニィサン」!!
>>161 短波放送だから普通のラジオ放送(中波)より遠くまで届くのさ。
ただ、どうやってドーバー海峡まで中継しているのか、とかは聞かないでくれ。
163 :
G:03/12/23 23:08 ID:???
ふぅ、ほっとかれたようだ。明日にでも脱皮してみようかな、黒くなったスーツの表層を
「…個体差だとでも言うのか…この結果は…。Gは…これを恐れて…半島を…」
私の創った「硫化アリル・カプサイシン・バイナリー(2液混合)カプセル」は
親衛隊Gに対して一定の効力を発揮した。溶ける親衛隊G、怯み、逃げ出す一般兵G。
涙が止まらなくなる個体もあった。しかし、全く無効の存在も確認できたのだ。私は逃走に失敗した。
韓半島の名物料理、焼肉の調味料等で名高いニンニクの成分と、キムチに代表される唐辛子の成分。
カレーにも含まれる、刺激的な風味をかもし出すスパイスの混合物の存在を、彼等は恐れていたのだ。
…私は今、G諜報部に拘禁されている。秘密を知った私を、今後彼等がどう扱うかだ。…喰われるか。
165 :
G:03/12/23 23:38 ID:???
芹○博士は、喰っちゃいかんよ〜。なかなか楽しい玩具になってくれるし。ィヒ
こちらは「N○Kワールド・ラジオ日本」です。番組の途中ですが、ここでニュースをお伝えします。
アゼルバイジャンの現地パルチザン勢力筋よりの情報によれば、昨日夕方よりバクー市内で
G同士による戦闘が起こっている模様です。目撃情報によれば、Gが何らかの物質を油田に
散布しようとしたところを、別のGの一団が襲撃し、そのまま市街戦が行われている模様です。
以上、ニュースでした。それでは、番組の続きをどうぞ。
副官「司令、最近N○Kと思われるラジオ放送が兵の間で噂となっています」
・・・・・・みたいだな。私も放送を聞いたよ。
副官「あの放送により、兵の間で動揺が広がっているようです」
そうか・・・・・・。停戦に講和、そんな物ができればとっくにやっている。
それに我々は軍隊だ。我々は政治の実権まで握った覚えはないよ
168 :
G:03/12/24 00:43 ID:???
わぁ、もう暴走した戯け者が出てきたか…。狙うなら、リビアとイラクにして欲しかったなぁ。
,-‐-、
γ ・∋・
| (ΘД)フ
(ノ γー、 ダブリンはなかなかおちないわね。
| ./ )
.| | ノ
"` "`
(⌒)(⌒)
( ・Å) いやはや、人間もなかなか頑張る。
.γ⌒ ( ΘД)
乂_) UU
(⌒彡彡⌒)
ミ ・ ▼ ・彡
彡彡 V~~Vミ フォーメーションBの準備だ。
彡:: (,,ΘД)
|:: (ノ |)
l:::: ::!
.o人.;;; ;;;;;:/
U" U
・・・それでは、番組の続きをどうぞ。」
そこまで言うと、私はマイクのスイッチを切ってスタジオの外へ出た。とりあえず、今日の仕事はここまでだ。
元々私の本職はアナウンサーではないから、少しは慣れたとはいえ、やはり緊張するものだ。
おかげで疲れてかなわない。では、何のためにそんなことをするのか?それは、あの軍人どもに
一泡吹かせるためだ。
・・・あの日、偶然仕事で奥多摩にいた私は、東京が核で消滅するのを目の当たりにした。
あのきのこ雲の下には、私の妻と娘がいた。だが、公共放送の職員である私は、涙の乾く間もなく、
政府と共に松代へと移った。そこで私はGとの戦いに放送の専門家として参加させられたのだった。
だが、やがて私は恐るべき事実を知った。東京を核攻撃したのはGではなく、功名心にはやった
軍人達の仕業だったのだ・・・。私はGも憎いが、愛する家族を奪った軍人達はそれ以上に憎い。
私は彼らへの復讐を誓い、長野攻防戦のドサクサにまぎれて松代を脱出した。
だが私は一介のN○K職員だ。戦いの仕方は知らない。それで私はこの地下放送局に加わったのだった。
アナウンサーとして、偽情報をばら撒き、軍人達を攪乱させる。これが今、私に課せられた任務だ。
そして、最終的には・・・、
いや、あまり話すのはやめておこう。
それにしても、最後に笑うのはいったい誰なのだろう。人間か?Gか?オニィサンか?それとも・・・。
171 :
M:03/12/24 13:29 ID:???
(=゚ω゚)ノぃょぅ
ジングルベールジングルベール
すずがなーる♪
さあGたちにプレゼントだよー極上の人肉だよ!!
>172こいつか!!
/ ̄ \
0⌒> ヽ 「人類にプレゼント♪エサになれるよ〜」
⊂ニニニ⊃
(ΘдΘ)
174 :
G:03/12/24 15:11 ID:???
なんだあれはGがクリスマスをしているぞ!!
繁盛age
age
「出ろ、今日はイヴだ。奇蹟も起こる。…次は無いと思うが良い、博士…。今回は大目に見よう」
私は喰われる事なく、牢獄より開放された。たくさんのG達が、私に駆け寄り、胴上げをしてくれた。
私は慕われているのか? それともこれがGのクリスマスの流儀なのか? …今は祝おうではないか。
私が彼等と、人類とGと共に、生命を謳歌している事を! メリー・クリスマス! 諸君・諸兄・諸姉!
ダブリンで戦闘中の兵員を下がらせろ。
キャンプに七面鳥を送ってやれ。
何?七面鳥がない?じゃあフライドチキンだ。
今日くらい戦闘が無くても良かろう。
諸君、聖夜を祝いたまえ。メリークリスマス
o 。 ゜
☆ 。 ゜
゜ o 人 。゜ o
ノ::oゝ ゜
ノ;;;;; ゞ 。 ゜ 。
o ノ;;o;;; * ゝ ○< ̄\ o
ノ;;;J;;;; ◎ゞ |__) 。
。 ノ;;&;;;;;;,,.....ゝ ヽ(,,ΘД)ノ メリークリスマス♪
|| |゜ 〜( O ) o
゜ 。ヘニニニニ7 ゜ ∪ ゜
⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
⌒⌒ ⌒⌒⌒⌒⌒ ⌒
サンタスレには昔のここの雰囲気があるな。こちらに呼び戻せないものか?
何とかクリスマスまで生き残れてよかった・・・
でももうだめぽ・・・
( Θ_Θ) ;y=ー( ゚д゚)カチャ...
ノガサン
/ノ 0ヽ
_|___|_
ヽ( ΘДΘ))ノ 下がってろウジ虫ども! 。
| 个 | 訓練教官のハートマンG先任軍曹がパーティーする!
ノ| ̄ ̄ヽ
∪⌒∪
( Θ_Θ) / ( Θ_Θ) / ( Θ_Θ) /
( Θ_Θ) / ( Θ_Θ) / ( Θ_Θ) /
( Θ_Θ) / ( Θ_Θ) / ( Θ_Θ) /
ハイ!軍曹殿、プレゼントはなんでありますか!!
マンセーーー
うわーーーーGが・・・・。
ガー
・
・
・
186 :
G幹部:03/12/25 12:08 ID:???
きのうはGたちとクリスマスをした。
にしても人肉ジュースとケーキはうまかったなぁ。
187 :
電波:03/12/25 16:29 ID:???
???「…何故、ダブリンにおいてきた「にこにこぷん」たちは戦っているのだ?」
???「おそらく、子供達の仇討ちではないかと…」
???「あの子供達を鍛え上げたのはあいつらだからな…仕方あるまい…」
???「手助けしますか?」
???「必要ないだろう。もうあの場所に戦略的価値は無い。勝利したとしても無意味だ」
???「御意」
???「あとC作戦はある程度成功したようです」
???「素直にクリスマスと言え。子供達へのプレゼントは?」
???「完璧です。S型装備に身を包んだ職員が深夜、世界各地の子供達の枕元にPを設置しました」
???「サンタクロース姿の職員が子供達にプレゼントを配ったんだな」
???「…秘密結社のように喋ってみたかったのです…」
???「あきらめろ。あくまでも我々は…ガピー…ガー…ガガガッ…ガー
188 :
G:03/12/25 21:40 ID:???
新年はハワイとは1日違いで迎えるのかな。無理な攻撃さえなければ…
さて、ホープでも壊すか。
ダブリンに展開するG及びオニィサン連合軍に告ぐ。
速やかに軍をまとめて撤退せよ。
諸君等にとってもこれ以上の戦闘は無意味なはずだ。
20レス以内の回答を求める。
回答無き場合は気化弾頭で爆撃の後、包囲戦滅する。
…それではそろそろ私も行かなくてはいけないようだね…
君は枕元のプレゼントに気づいてくれるかな…?
完全光屈折率25.00000000000000%の私の特注眼鏡レンズを17枚使用し、
周りを全て黒鉛とダイアモンドから合成した純粋炭素のみで出来たナノカーボンフレームで構成し、
反射鏡としては放射線すらも反射する多層膜スーパーミラーを細かく細かく歪ませて作った完璧な半球を使い
「オネェサン」の科学力で極限まで精密に計算された割合で作られたネオジムを含んだヤグの結晶を核とした
超高性能小型光収束砲を…
光源としてプリントゴッコランプを22ダースセットしたものが一発分だ…
これならばどんな長距離からでもガチャピンのイボを貫くことが出来るだろう…
ああそうか、長距離から相手が見えるように私のレンズを3個使ったスコープも付けておこう…
それじゃあ、兵隊さん…メリークリスマス…
君が無事に来年を迎えられることを祈っているよ…
>>190 プリントゴッコかよ!!
地味に現実性が無くてワラタ
人類は皆殺しなのだ〜!!!
(゜(・)゜=)
老若男女問わず皆殺しだ〜!!!
Σ゜д゜=)
絶対に投降はしない!!最後まで戦うわ〜!!!
(゜∈゜*)
戦闘放棄します…みんな逃げろ〜
(ΘдΘ;)/~
あ、Gが逃げたぞ!逃がすな〜!!
ワー!ワー!
193 :
G幹部:03/12/26 08:44 ID:???
ダブリンが大変かも・・・。
今のうちに虐殺してやれ!!
今のうちアイルランドに侵攻だ!!
194 :
G幹部:03/12/26 12:30 ID:???
ガチャピンワッショイ!!
\\ ガチャピンワッショイ!! //
+ + \\ ガチャピンワッショイ!!/+
+
(Θ∀Θ∩(∀Θ∩)( Θ∀)
+ (( (つ ノ (つ 丿(つ つ )) +
ヽ ( ノ ( ヽノ ) ) )
(_)し' し(_) (_)_)
Gが・・・・。
196 :
M:03/12/26 17:23 ID:???
しかし西インド諸島はパラダイスですな〜。
エサもあるしね。
艦長「しかしクリスマスはGのせいで惨劇だったようだな」
幹部「はい場所は特定できませんでしたが・・・死者はかなりの
ようです」
艦長「我々もクリスマス休暇はもう終りだな・・・。Gも活動するだろうな」
幹部「そうですなG幹部がアイルランドに行きましたから」
艦長「うむ警戒せねばな・・・しかしダブリンの状況は分からないのか?」
幹部「はい現在通信ができない状況です」
艦長「うーむ仕方がないな・・・・・。オネェサンの動向も気に
なるな遅ればせながらパーティーをするぞ」
幹部「はい」
兵士「おー!!」
今後は人類へもよしみを通じておかんとな…。身の危険は少ないに越した事は無い…。
私のスパイシーバイナリー弾の製法を、欧州司令長官宛てに送っておこう。
彼が気付くかどうかは、運次第だが…。行け、我が子供達よ! 欧州艦隊めざして!
このスレは加古隆の曲を聞きながらお楽しみください。
200 :
名無し三等兵:03/12/27 09:36 ID:lEpRUWJs
200getto
「パリは…燃え尽きたか? いや、まだ生きている…」
私は持ってきたサウンドトラック「映像の世紀」メインテーマを聴きながら
そう呟いた。「パリ」は壊滅状態の中から立ち上がろうとしている。…「G」は
破壊を、人間は再生をつかさどる。しかし、第三勢力は何のために存在するのか?
「社会の維持のため…か。自らが寄生する世界を、彼らは潰されてはたまらんか…」
曲は、メインテーマのジャズバージョンに何時の間にか変わっていた…。
202 :
G:03/12/27 12:48 ID:???
さて、いい加減クリスマス島の管制室に進入するんだが、警備が疎かだねっぃ!!!
たべちゃうぞぉー(ΘДΘ)ウマァー
…腹には入れないけどね(ΘщΘ)ジュルゥ
1のAA何?
グラーフ・ツェッペリン?
助けてくれー!!
応援を頼む欧州司令!!!
206 :
G:03/12/27 21:45 ID:???
ここにはもう人が居なくなっちゃった…。さて、偵察衛星を大気圏突入命令で破壊するか。気象衛星もだな。
ネットは壊滅的に駄目らしいから、丁度いいよなぁ(ΘдΘ)/うりゃぁ
#終わったら次は重工の工場を破壊しようか…
207 :
G幹部:03/12/27 23:04 ID:???
ふう人いないよ・・・・。
…ううん…もう食べられないよ…ムニャムニャ…
.__
/__|__
/_l|||Д゚)Σ…ハッ
|l l ソっ m
|`'⌒⌒⌒⌒'(⌒⌒⌒)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|
くっ…わくわくは何処だ!?…!!いててて…ん?
何だ?…左手と…左足が妙に毛深いぞ…!?…!!ま…まさか…
これがわくわくの作った義手と義足なのか…!!
何て精巧な義体だ…これがわくわくさんの…「オネェサン」の科学力か…すばらしい…
まるで…本当の手足のように動くぞ!!すごい!すごい!!
これでGと…まともに戦えるぞ!!
…?わくわくさん…?何処に行ったんだ?…!手紙がある…それに綺麗にラッピングされた箱?
………
……
…
そうか…わくわくさんは…「オネェサン」を裏切るつもりなのか…
その第一段階として、俺にこの義体を…そして…この箱は…?
………
……
…!!
び…ビックリ箱か…わくわくさんめ…驚かしやがる…
ん?この黒い塊は何だ?…レンズが一杯ついている…それにこれは…プリントゴッコランプ!?
な…こんなもの何に使えと言うんだ…
世界の皆さん、聞こえますか?
こちらは「N○Kワールド・ラジオ日本」です。日本国臨時首都・松代より放送しています。
さて、沖縄では一日も早い平和の回復と、戦いで亡くなった全ての命への追悼の為の
集会がひらかれました。集会には県知事も出席し、平和を求めるメッセージが読み上げられました。
続いて音楽、
>>199さんのリクエストで、加古隆さんの「映像の世紀」テーマ曲をお送りします。
>209 ピアノソロバージョンもよろしく
211 :
G:03/12/28 00:04 ID:???
G第211293師団だ…
…我々はオニィサンの本部とやらに潜入しようと思っている…
今は上の意向で奴らと協力してはいるが…おそらく奴らの思想は我々の思想と相反する物だ…
…奴らがオネェサンに牙を剥く前に…我々が奴らを…潰す…!!
おそらくダブリンの地下にはまだ、奴らの地下要塞への列車の線路が残されているはずだ…
そこに我々の持ち込んだ顔つき列車の車輪を載せれば…
結局撤退は無しか。
しかたない、G型トマホークFAE弾頭で爆撃だ。
その後、航空爆撃を加えろ。
それと陸戦部隊はもう撤退させろ。予定変更だ。
我が艦隊は一時マン島に戻り、敵に動きが無い場合はこのまま欧州から撤退する。
・・・・・・ん、なんだ?
何、届け物だと?こんな所にか?一体誰が届けたんだ。
確認したものは?・・・・・・誰もいないのか。えーと誰からだ・・・。
芹○博士だと・・・・・・!しかもこの内容は・・・。
・・・すぐに研究班に解析させろ。
「どうだ戦況は?」
「撤退からだいぶたったのですが、まだ一部戦闘をしているGがいますね。」
「まあいいさ、敵をひきつけているうちは。」
「しかしオネィサンは何をしようとしているんでしょうかね?先ほどもアフリカ軍団の一部撤退を
命令したそうですし、南米派遣軍も完全撤退するという噂があります。」
「わからんが・・・新たな侵攻があるのは間違いないな。この撤退で数十万の兵力を確保できたことになる。」
「やはりそうなりますか・・・豪州への8個師団の増派も決定しましたし、いよいよ日本再侵攻が・・・」
…名無し艦隊の動きが止まった…?
ぴっころ、マリンG全軍突撃…!
…む…名無し艦隊ではなかったか…誤爆だな…
まあ、どれでもよい!!
目前の艦隊に向けて突撃することに変わりは無いからな!!
217 :
G:03/12/28 11:15 ID:???
まあ、年越しはのんびりハワイで過ごすよ。疲れちゃった。
#その後NORADにゆこ
(,,ΘД)y━~ 年末なので私もバカンスに行こうと思う。
|l ( ソつ ∩_∩
|`'⌒⌒⌒⌒'(⌒⌒⌒)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|
マリンGとぴっころが突っ込んで来ただと!?
しつこいな………魚雷で応戦しろ!
機雷も撒いておけ。効くかどうか判らんが・・・
こんな所で撃沈は何としてでも避けなければな。
研究班にはスパイシーバイナリー弾の製造を急がせろ。
これでは簡単には本国に帰れそうにないな・・・・・・。
220 :
調整G:03/12/28 18:19 ID:???
艦隊を殺らせるな! 可能ならばその身をもって防げ! オニィサンの好きにさせるな!
…子供達の微笑みのために! 子供達の明日のために! 無駄死にではないぞ、諸君!
よし我が艦隊も出撃する!!
一時シチリアに帰島する。
222 :
G幹部:03/12/28 23:20 ID:???
我々も正月迎えるにあたり今年
最後の聖戦するべきでしょう・・。
調整しよう明日にで決行する。
/ ̄ ̄ヽ / ̄ ̄ヽ
l i'´~`ヽ| l /~`ヽ |
ヽ.\ ,レ-――-'<、 _ノ /
`‐/_____\- ' 人_ト、__ノ、_,ヘノ\_ノヽノ、
/ ,-、 ,-、 ヾ、 人/ \__
l ,..、 ,..、 l _ノ
__l i 0} ,.●、 !0 i l__ _)
/ ̄| | . | `~ /___\`~´ | | __ノ 艦隊を殺れ!!可能ならば命すら投げ打ってその船を沈めよ!!
/ | | |l ‘-イ !_|_!`r’ !| | ノ 人間の艦隊を守ろうとするふざけたGはオネェサンと無関係な存在として考えよ!
\\ | |. |`、 r{ h ,/リ < あのような世界のゴミを守ろうとするとは…この裏切りものどもがぁっ!!!!
\\.| | ヾ\ ヽ二ニ二.ノ /〃 | )
、 \ノ^,ニ‐-ァ  ̄`ー-----一´ ̄/ | ^ヽ
\ // ,/⌒i、_\\_____// .| | ⌒)
{ i | iヽ`ー-----― ' | |  ̄ヽヘ/⌒ヽ/\i'\へ/⌒Yヽ'^
i } _| |
台湾付近の海をを航海中じゃ…
しかし何なのかのう…この海に大量に浮かんだGの死骸は…?
対艦魚雷…?
あたし達にそんなのが当たるとでも思って?あはははは!!
226 :
G:03/12/29 04:03 ID:???
夜戦はいいな、こっそりと後ろから(ΘдΘ)食べちゃったぞ
>>225 ぺっぺっ、なんだこの不味さは。中身は電気仕掛けのがらくただよ。ぺっぺっ!
・・・・・
現在・・・・ガーー・・・Gの・・・・
情報収集をやって・・・・ガーーピーー
いる・・・・奴らなんかするようだ・・・・・。
…Gは無視…
艦隊を沈めることを最優先…あはははははっ!!
なんだ?
Gが消滅したぞ
>230 5体ほど消えたぞ海中に!!
232 :
調整G:03/12/29 20:47 ID:???
我死すとも明日のための礎とならん! 名残惜しいが、お別れだ! 人間諸君!
…過去に見た子供達の笑顔が、いつの日か未来にきっと、取り戻されん事を我等調整G小隊は切に望む!
ものども、自爆モード用意! 殲滅目標をポロリリーダーに設定! 進めェー! 殺せェー!
・. ’、′・. 从へ从へ人へ∨从 人 从へ从 ・、′‘ ・. ’、
′‘ ‘ ・. ’、′‘ ・Σ( (( ⌒ ⌒ ) ) )ζ′‘: ; ゜+°′。.・”; ’、. ;
‘ ・. ’、′Σ( ( ( ) )) )ζ Σ( ( ( ) )) )ζ へγ. ’・.・”; 。゚o
. ’・.. ’・.从人 ‘ ・. ’、′‘ ・. ’、 人人 ’、人人 ’、′‘ ・.ζ .・”
\ γ γへ从 ⌒从へへ从・. ’、) ・. ’、′)) ⌒ ) ) ”;
ヽ γ (( 人 )) λ λ ) (( ( ( (( ))M
ヽ Σ( (( ⌒ ⌒ ) 人 __ 从 ( ソ从へへ/
\ Σ( ⌒( ⌒ ) ノ ) )从_)从从へ从へγ /
\ヽソ )ゝヾ ( 人 _Mγヽ从_) 从_)))ζ)) / どぅおおおおおおおおおんっ!!!
\ Σ⌒::) :);;从人 W^ ⌒ ) _ ̄ /
\ :;从へ从へへ从_ 从へ 从へ从 γ /
\( ⌒ ⌒ ⌒ (⌒从⌒⌒(⌒ ) ζ/
副官「司令!巡洋艦の一部に被害が出ている模様です!」
まずいな・・・やはり対艦魚雷では対処しきれんか。
副官「それが・・・破損箇所から石油が漏れたらしいのですが・・・
それがぴっころに絡み付いて動きが鈍くなっているそうです」
石油漏れはすぐに止めさせろ!動けないぴっころは浮かんだ所をCIWSで仕留めろ。敵の指揮官は?
副官「先程調整Gが突撃しましたが・・・いまだにどうなったかは解りません」
敵陣地に有りったけの艦載射撃を叩き込め!彼等の決意を無駄にするな!
私は再び、拘禁された。今度は、薄暗い部屋の中に有無を言わさず連行された。
黒く浮かび上がるシルエットの中、スポット照明で若い女の口元だけがはっきり見える。
「言う事はございません事? ○沢博士? …調整Gの自爆についてですが? 」
「私はただ、一番濃い「G」のエキスを注入せよ、と命じられただけだ。サンプルは
そちらが用意した物を使用しただけだ。「始原のG」のな…。私は処刑かな? 君?」
女の口元が微笑む。何かを懐かしみ、まるで心地良い記憶を思い出したかのように。
「そう…あの子の…。一番子供達に好かれ、遊んだ子…。あの子なら、仕方無いわ」
私は何故か彼女の微笑に「組織の一員と、母親との立場の間にゆれる危うさ」を見た。
…年の成せる業かも知れないが。…生きていたらまた逢おう。組織の正体がつかめぬままだが。
我が艦隊は北海抜け
ポルトガルに向かう。
Gを見つけしだい駆逐しろ!!
艦長「全艦発進!!」
将兵「了解!!」
幹部「情報です!!調整Gが突撃したようです。」
艦長「被害は?」
幹部「分かりません確認を取ります」
艦長「うむ」
幹部「そうとうかかりますな」
艦長「P-XとP-3C改発進!!」
将兵「了解」
艦長「死闘の航海か」
237 :
G幹部:03/12/30 00:22 ID:???
さぁて今年最後の進行するかなぁ〜。
年越し人間そば食いたいね。
全員進撃一番近いダブリンにいくぞ!!
___
(::,、::))__ヽ
(∀・ ,, )
━━iiニニl|二[:lとl__) ヽ. |
__________l二ヾ||___lニl_,,__,,____|_
________. /:/. . . / -l- ̄i:: ̄lヽ/.ll;;------i
(二ニニニニニニニi____,,li二二二<: : :74 : :/::::-l---i--..l./ヽll;;----/
ヽ----/ ------,,_二二/ニニ"" ̄ ̄ ̄ ̄i)
/:: ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄ ̄ ̄.i ̄ i ̄ i::: ̄ ̄i ̄ ̄ ̄i二二二二lll
ヾ.___,,__,,__,,__,,__,,i_____,i__i__i____i____,,i___/ ⌒ヽl
ヽ ,,ノ;;γ⌒ヽ;γ⌒ヾ;γ⌒ヽ;γ⌒ヽ;γ⌒ヾ;γ⌒ヾ;;λ__,丿
.ヽ_,λ__,丿λ__,,丿λ__,,丿λ__,,丿λ__,,丿λ__,,丿,_,,/
こんなの見つけたが
>238
なんだ?
240 :
電波:03/12/30 00:35 ID:???
Gと人類の戦いは輪廻のように繰り返すだろう。
Gは艦隊殲滅に専念しなさい・・・・。
,,,,,,,..........,
./"´:;;::;;;: ::::;::"ソヽ
/ ,ヘ〜-ー'´⌒``ヽ:ヽ
/ ノ 彡:三:三:三:ミ |: \
| |. __,,;;ィ t;;;;,,,_ :ヽ |
| |シ ,ィェィ') (.ィェィ、 ミ| |
!r、| ''''''. | | '''''' Y ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ{ ヽ. (r、 ,n) /:: };ノ /アメリカはGには屈指ない!!我が部隊も
し} : 、___二__., ;:::::jJ <
!、.:. ´ ..::::... `ノ::::ノ \ 出撃する!!
_,〉、ゝ '""'ノ/:| \
__,,ィ';;;;ト `ニニ: ::..ノ|ヽ、_ \
-ー''''"";;;;;;;;;;;;ヽ \::::::::/ /;;;;;;;;;;;`''ー-、,,,,__ \____________
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ >< /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;"''
太平洋艦隊中心に派兵する!!
/`/_
/ | ___
_/ G | / ∨ ̄>
_____ ___/ | _- 北部同盟/
/ = |__- _- ̄
__ _/ 。マザリシャフ /
__ _/ ^ |
| ^ へへへへへへ |
│ ヘ ヘヘヘヘヘヘヘ |
| 。ヘラート ヘヘヘヘヘヘヘヘヘへヘヘヘへヘヘヘヘヘ 。カブール |
| へへへへ∧へへへへへへへへへへへへへ _―
| へへヘヘへへへへへへへへへへへへへへへへへへ <
| へへへへへへへへ∧へへへへへへへへへへへへ \
| へへへへ∧∧∧へ∧へへへへへ∧へへへへへへへへへ|
| へへへへへへへへ∧へへへへへへへへへへへへへ |
|_ へへへへへへへへへへへへへへへへへへ |
) へへへへへへへへへへへへへ |
/ 。カンダハル /^――――
/ |
/ |
/_______ __________|
^
G=Gの基地がある手をうたねば
明日はカウントダウンせねば・・・。
年の瀬か人いないな。
|__,_
|納水|
|豆戸|_
|繁繁'
|~_笹j …タコage
| ⊂
|
何か新たなる進化の方向を模索しているような感じになってきたスレだな
246 :
M:03/12/30 11:28 ID:???
しかし敵がいないですなぁ。
|
__[]__
rュ
 ゙゙̄i∩゙゙ ̄
. ――|≡|――
_|゙A゙|_
ヾー‐i''
.|(Å)
.rエ_|_|iO゙|__ニュ
. _|_ oェ‐iエiロロロロロiエi‐ェo
o iニ゙ ゙ ゙ i ̄.O ̄i.゙ ゙ ゙ニi
.. _|x|_ i〔_〕 i゙ ∩ ゙i〔_〕i
 ̄|X| ̄ .i... i゙. 興 ゙i ..i
ェェェ三ェェ.ェ i . i゙三r'・ヽ三i i
_|__|rェュ|_|, . i‐ュ‐ェ,r''゙゙゙゙゙|゙゙゙゙゙'‐、_i ザザー
,、,、,、,、|,、,、,、,、,、,、|,、,、,、,r''^'ヽ、| ゙゙̄ | |,、,、,、,、,、,、,、,、,,r''゙´゙'ヾ、_,,,r''''^ヾ、,,,,r'''゙゙゙゙ヽ、,、,、,、
,,,r‐''"^゛ヾ、,,r'''゙゙''''v,r'゙ ゙ヽ'`"`;r''"^゛ヾ'`"`;r'''゙゙´`゙゙''ヾ,,r'゙ `、 . ゙゙ヽ,,, ヾ、,,,__
_,,,,r'''゙ ゙ヽ、 ゙‐''゙ ゙'';'', ,,r''゙ ゙゙'''ー
現在サンフランシスコを出港!!
アジアに向かう
i|| \――――――――/・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
||| | ファィアー! |・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
,|||. /――――――――\・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
,i||! ・・・・・・・・・・・・・・
,i||!' | _| _| | _| ・・・ .l.・・
,,xi|'ヘ | | ./・・・
__,,,,、、xxii||!!'' . ヘ __| _| ̄ ̄ ̄ | / ・
||||!!!!='‐''´\ ヘ. | / /
\. ヘ _| _/ .__/
\ ヘ-、
.. ir‐\,,ソ;;),___ __ 。,,
/ ̄~'ー'゙ゞ-'' )o;.i゙゙゙ ̄ ̄ ̄ ̄~゙゙iy;ュ,_..
/。 .。 .。 .。 .。 `;-,‐'゙;!‐;i 。 .。 .。 .。 .。 。. i .ヘ,ヘ';:..
\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヘ.`~´ .'i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~゙i゙゙./'/|;:;.:.
\_____ヘ――'i_____,,,i/,/-';:;:::.:..
,,,,x-‐'''´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/`゙゙''‐ュ
 ̄/ ̄/〇)_/t/t/t//_/__i'__/_//t/t/,i' ̄ ̄ ̄,i''||||'l'l'l'iュ;:::.:.
二li'、/ ;'ソ/t/t/t//_/__i'__/_//t/t/t`il二ll二li';, ||||.|.|.|.|.||;;:;::.:.:.
l二liヘ~ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~il二ll二liヾ||||,|,|,|,|,|';;;:;:;:.:.:.:..
ll二li'ヘ_____________,il二ll二lir'r'r'r'r'r';!;;;;;:;:;::::.:.:....
_ヘニヘ.\______________il三ll三li;;l;;l;;l;;l;;l;;|;;;;;;;;;:;:;:;:;::.:.:.:..
ヘ;ニヘニヘ;;ゾゾゾゾゾソ/ il三ll三li;;!;!;!;!;!;!!;;;;;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;::.:...
`~~~~~~~~~~~~~~~ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`~~~~~~~~~~~~~ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
最後まで戦う!!
>>232 …私が死んでも何も変わらないと言うのにな…ぐふっ…
全「にこにこぷん」に告ぐ…!!
>>234において…ぴっころが石油にまみれると動きが鈍ることが判明した…
残っているぴっころは…これからは海中からの補助に回れ…石油を浴びないように…
ぽろり、じゃじゃまるは何としてでも…敵艦に乗り込み内部から破壊してくれ…
手段は問わない…ミサイルに載って特攻だろうが…船で地道に近づこうが…泳いで行こうがな…
しかし…調整Gめ…なかなかやるな…ピーマンを用いずに…私を…倒す…と…は…
………
……
…
「オニィサン」に……栄光あれぇぇぇぇぇぇぇぇぇええええっっっっっ!!!
ブツンッ
明日は大晦日〜
副官「敵の指揮官の孅滅を確認。しかし相変わらず敵の攻撃は止みません」
指揮官を失ってなお戦い続けるとは・・・。航空爆撃を強化しろ。
副官「了解。」
252 :
G幹部:03/12/31 16:30 ID:???
もういくつ寝ると〜
死のお正月〜
253 :
G:03/12/31 16:38 ID:???
お正月には人揚げて〜
お塩を振って食べましょう〜
254 :
G:03/12/31 17:13 ID:???
は〜や〜く〜こ〜い〜こ〜い〜
死の
お正月〜
255 :
G:03/12/31 20:27 ID:???
米帝国の聯合艦隊?なんの洒落だ?
多分、第3・第7を向かわせてるんだろうけど、只今ハワイでバカンス中。現地時間の新年で活動再開予定
とりあえず手足が動くようになったのは良い…
しかし…ここは何処なんだ…?
ガチャ
.__
/__|__
/_llllД゚;)Σ な…!!ここは…一体何処なんだ…
(|〆/|∋
/|  ̄ |'.: ;, .;
∪ U .;: .. ;', . :,
(○д○) (○д○) (○д○) ⊃ (○д○)
(○д○) ⊂ ⊃ (○д○)
⊃ (○д○) ⊃ (○д○)
(○д○) (○д○) ⊂ (○д○) ⊃
(○д○) (○д○) ⊃ (○д○)
(○д○) ⊂ ⊃ (○д○)
⊃ (○д○) (○д○) ⊃ (○д○)
(○д○) ⊂ ⊃ (○д○)
⊃ (○д○) (○д○) ⊃ (○д○)
(○д○) (○д○) ⊂ (○д○) ⊃
世界の皆さん、聞こえますか?
こちらは「N○Kワールド・ラジオ日本」です。日本国の臨時首都松代より、全世界に向けて放送しています。
さて2003年も、あと2時間をきりました。今年のはじめ、2003年が人類にとってこのような一年になると
想像し得た人々が、はたして何人いたでしょうか。いまや人類は、好むと好まざるとにかかわらず、
その存亡を賭けた闘いに否応無く巻き込まれています。そして、私が話しているこの瞬間にも、各地で
多くの命が失われています。「G」の侵攻は、いまだやむ気配もありません。そして彼らを操っていると
噂される「オネェサン」の正体も、全くつかめないままです。そして、第三の勢力「オニィサン」の登場。
彼らが何を目論んでいるのかは、今も不明のままです。
人類はこのまま、滅亡へと歩むしかないのでしょうか?
残念ながら、今のところ、それは誰にも分からないままです。
願わくば、新年が人類にとって、希望の年になりますように。
258 :
M:03/12/31 22:46 ID:???
アメリカ軍たぶん寄せ集めの軍団〜
エサが来る
カウントダウン開始
今のうち人食うぞ
食べちゃうぞ
我々の一部が艦隊に潜入することに成功したようだ
これより破壊活動を開始する…っ!
.__
/__|__
/_llllー゚)ほう、年が明けたか…今年もよろしくな
(|〆/|∋
/|  ̄ |'.: ;, .;
∪ U .;: .. ;', . :,
264 :
ぽろり:04/01/01 00:47 ID:???
>>262 こちらもどんどん乗艦している…!すでに艦内は火の海だ!
新年に浮かれている者どもをぶち殺しちゃうゾ!!
副官「ダブリンの敵陣そのものは沈黙しました。
しかし艦隊の一部に侵入を許した模様です」航行不能の様なら自沈させろ
戦闘要員は接近戦をさせるな。分が悪すぎるからな
しかし・・・まずい。
副官「各艦の非戦闘要員はキッチンに集合させます。
あそこはピーマンがまだありますから」
海中のぴっころの掃討を急げ。これ以上の被害を被る訳にはいかん
しっかり殺して…それから死になさい!!
あははっはははははははあ
(゜∈゜*)
世界の皆さん、新年明けましておめでとうございます。
こちらは「N○Kワールド・ラジオ日本」です。日本国の臨時首都松代より、世界へ向けてお送りしています。
さて、新年早々世界各地でGによる虐殺行為のニュースが飛び込んできています。
ハワイでは現地時間の一日未明から、各地の海岸にGが上陸し、一般市民多数を殺害した模様です。
アフガニスタンのカブールでは、大晦日に多数のGが降下し、女性や子供を含む非戦闘員が犠牲に
なったとの情報が寄せられています。
ニュースに続いては音楽、ウィーン・フィルの演奏で「美しく青きドナウ」をどうぞ。
皆さん明けおめー今年も激しい
戦いが繰り広げられるだろうが諸君たいの奮闘に
期待する!!
敬礼
このスレ人いない・・・。
>>269 結末の見えない永久機関だからねぇ・・・
どちらかの陣営が押し始めても、すぐに無茶な反撃(というか反発)が始まって、結局は元の木阿弥・・・
>>270 じゃあどうするんだ。講和会議でも開催するか?今さら無理だろ、そんなの。
交戦規定でも取り決めますかい?
あまり意味無さそうだけど・・・。
273 :
G:04/01/01 21:59 ID:???
ふむ、
>>267 の報道にはリアルで時差が大きすぎるな。確か時差19時間でなかったか?>>日本とハワイ
つーことで、2時間ほど前からジャンピングサブマリンを捕らえては食い散らしと(ΘщΘ)ヤッパリキカイハマヅイ
274 :
G:04/01/01 23:18 ID:???
こちらG第211293師団…
ダブリンの元オニィサン工場跡にあった地下への通路を発見
まだ海戦は続いているようだが
我々は地下へ向かう…!!
…ピッ・・ガガガ…
???「…誰だ、あんな放送…テープを流した奴は…」
???「…技術の若いのがミスして…スンマセン、すぐ片付けますんで…」
???「…全く、ハワイとの時差ぐらい…放送するなら、頭に入れて…上もお怒りだ…これでは私達も…」
…ザザッ…ピーッ…ガガッ…
276 :
G:04/01/02 19:07 ID:???
さっきからECMが五月蝿いんだがそろそろやるか、司令部機能の破壊を。サブマリンは来なくなっちまったし
民間人には萌えなくなってるから職業軍人のみを甚振ってやるか。ジュル (ΘщΘ)タァベェチャァウゥゾォ〜〜〜♪
副官「艦船内部に侵入した敵の掃討は終了しました」
わかった・・・。海中のぴっころは?
副官「全て撃滅したか自爆しました。しかし・・・。」
あぁ、凄まじい戦闘だった。ひどい有様だな。
副官「はい、我が艦隊にもはや戦闘能力はありません。」
ほとんどやられてしまったからな・・・中から外から。
・・・・・・帰るぞ。
副官「了解。とりあえず地中海に進路を取ります」
278 :
電波:04/01/03 00:01 ID:???
???「…ダブリンに置いてきた「にこにこぷん」達が全滅したようです」
???「そうか…仕方あるまい…人類はそれほど甘くはなかったということだ」
???「これからどうするのですか?…オネェサンとの協力は続けるおつもりですか?」
???「…今のところはそうやって行くしか方法が無いのだ」
???「そうですか…」
???「兄上様!!大変です!!」
???「どうした」
???「…顔つき列車です!!緑色の顔つき機関車が我々の列車要塞の線路をたどってこの地底本部にたどり着こうとしています」
???「な…何!?まだ顔つき列車が残っていたのか…!!」
???「何処の勢力が操っているのだ!?人類か!?」
???「…Gです!!G第211293師団…ダブリンの工場跡地から侵入された模様!!」
???「あいつらか…ダブリンが落ちたのはGという戦力がいなかったせいだな…」
???「いかがいたしますか?」
???「一匹残らず破壊しろ…ダブリンの報いは受けてもらわんとな」
???「承知いたしました…!」
279 :
G:04/01/03 00:17 ID:???
…顔つき列車「オリバー」…その力を存分に発揮するが良い!!
ちなみに一個師団は全車両合わせてもぜんぜん載るスペースが足りないので
あまったGはオリバーに捕まって全力疾走してますw
グレートブリテンからアイルランドへ進攻した部隊です
アイルランドにはもう「オニィサン」のケシの花や、キグルミはいっぺんも残ってません
何故かGもいません…何故でしょうか…
そういえば名無しジャーナリストって「オニィサン」の地下要塞に潜入してたよな…
何処いったんだ…?
顔列車侵入か! フン! 喰らえマイクロ波発生装置! 貴様等の細胞の中の水分子を沸騰させ、
トンネルの中で丸焼きにしてくれるわ! 隔壁閉鎖を急げ! G100005に顔列車を誘導する!
…見ているかね自称ジャーナリスト君? 君もこうなる運命だったのだよ!
アーッヒャッヒャッヒャッヒャッ! あーッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッ!
283 :
G:04/01/04 02:18 ID:???
白い服を着たやくざな連中は食い終わったな。マズ〜
艦隊は既に逃げ去っていたようだが、さて、どこに行こうか。
Gの石油作戦ってのもあったな…
北海のG海底基地ってどうなった!?
285 :
名無し三等兵:04/01/04 09:58 ID:zARprsBB
>>282 これって要はメーザー兵器の事だよな?
そんな物、とっくの昔に対G戦に投入されとるのだが。
別物だったらスマソ
>>285 そういえばマイクロ波兵器も投入されたよ
ぜんぜん効いていなかったことをここに記しておく
…スマン、言ってみたかっただけだ…。そうか…効かないか…芹○博士め…教えてくれれば…!
隔壁閉鎖! 人工血液注入! 奴等の渇きを癒してやって、それから人形の投入だ!
平家物語の為朝人形を投入しろ! 遠距離から弓で迎撃させる! 何としてでも侵入させるな!
288 :
G:04/01/04 12:28 ID:???
海底基地…はて?
石油を喰ったり作ったりする細菌…勝手に中央アジア方面で使われたような
しかし、どこに行こうか…
290 :
G幹部:04/01/04 16:11 ID:???
有給休暇も今日までか・・・・。
よし活動開始!!
今年もGとの死闘か永だと・・・。
バルセロナに到着した。帰国までは各地のレポートを行なう。
比較的被害が少ない地域だ。治安も安定している。
しかし我々が食料を買い込みにゆくと、パン一斤が150億ユーロだと言われた。
そんな現金があるはずもないので物々交換を持ちかけた。
結局パン一斤が石油3リットルだった。前途多難なことだ。
ちなみに後から聞いた事だが、現在の為替レートは、
1ドル=120億ユーロ=0.3ルピー=630円
位だそうだ。
これを見てもどこの被害が少ないがよく解るものだ
・・・・・・
ざーざ・・・
我々は決起する・・・・。
294 :
G:04/01/06 07:54 ID:???
行くあてもなく、司令部跡地で日向ぼっこ中
>>292 やはりインドは規制を無視してあの食物を使っているようだな…
まあ仕方ないか…日常食だものな
なんか人いないなぁ
297 :
G:04/01/06 16:44 ID:???
戦闘もなく、競い合うこともなく、刹那に生み出された平和か。
間抜けなくらいな青空を見ながら、平和が一番と実感する、虐殺後のひととき。
まあ、次の戦場は日本になるのかな?
…あの小屋を出てからもう何日もたっているのに
歩いても歩いても森を抜けることが出来ない…
ここはヨーロッパなのかすら怪しくなってきた…
くそう…わくわくさんめ…
俺に何かをさせたいんだったら地図くらい持たせてくれれば良いのに…
G出て来いよ!おら!ぶっころしてやんよー!
301 :
G:04/01/06 18:22 ID:???
>>300 .;'・:.(д゜(#)⊂(ДΘ) オルァッ
302 :
G:04/01/06 19:37 ID:???
>>301 ちゃんとくっとけよ、その哀れなヤンキーを。どうせ餌になりたくて出てきたんだろうに、哀れなやつ。
現在、ナポリに停泊中である。
こんなに頻繁に寄港する必要は無いのだが、急ぎ帰る事も無いので。
フランス、イタリアは欧州戦線の激戦地であったこともあり被害が甚大だ
まぁ、半分くらいは我々の攻撃に因るものだが・・・。
しかし、復興の度合いは随分違う
フランスはTGVがマルセイユまで来ていたが、イタリアは瓦礫の撤去をしたくらいだ。
もっとも、イタリアでは瓦礫の横で昼間から酒を飲んでいたが・・・。
国民性の違いだろうか?
…東南アジアに向かって航海中〜
現在マダガスカル島沖を航行中
306 :
G:04/01/07 16:00 ID:???
ハワイからどうやって侵攻しようか悩んでいつつ、ひなたぼっこ
現在大西洋アイルランド沖
余は日本帝国総統、ア○ベルト・フジ○リだ! 殺されたのはまたも影武者である!
集え我の組織「オニィサン」へ! 松代よ! 私は還って来た! 大兵力を従えてなぁ!
今度こそ神国日本を我が手に握る! 余を裏切った者どもよ、恐怖せよ!
フン…過去の遺物がまだ生きておったか…
いくら南米を手中に入れるためとはいえ、あんな奴と手を組んだのは兄者の失敗であったな…
松代は既にオニィサンとは関係ないNHKの職員しかおらんようだし…
このままではあの巨大な通信設備が、あの馬鹿に掌握されてしまうのう…
…仕方ない…一肌脱ぐとするか…
行くぞ…みなの衆…フ○モリ狩りだ…!!
フ○ジモリか、懐かしいな・・・。
つーか、日本の政府は今どうなってんだ?
松代にいろいろ集まってるのは解るんだが。
312 :
G:04/01/08 00:49 ID:???
日本が盛り上がってきたな…
とりあえずヨーロッパはひと段落ってとこか…ま、いいや
俺は一人寂しくロンドンの地下道に取り残されて…しくしく
313 :
G:04/01/08 02:29 ID:???
顔つき機関車「オリバー」で地底の線路を走破中!!
…しかしいつになったら「オニィサン」の基地に着くんだろ…?
現在インド洋を航行中
最終目標亜細亜
タベチャウゾ!!
さぁミンナ初心にカエルノだ!!
ま、まて、話せば解る! 貴様達は妻のため子のため、身を粉にして働いてきた!
しかし現実はどうだ? 官僚から搾取され、視聴者からは糞オモシロクナイ教育番組
なんて見ネェよとか、見てないから視聴料払いませんとか、家に帰れば足が臭いなど
といわれ続けて来たのだろう? 余のマニフェストとして「オヤジ復権」を
掲げようではないか?! それで手を打とうではないか、諸君!
317 :
G幹部:04/01/08 22:37 ID:???
うーんアジアに行くか
出発空の旅
世界の皆さん、聞こえますか?こちらは「N○Kワールド・ラジオ日本」です。
日本国の…(銃声)…松代より、全世界の…(何かの悲鳴)…向けてお送りしています。
世界の皆さん、現在我が日本…(激しい銃声)…武装勢力の攻撃…(爆発音)
私たちがこの放送を…(うめき声)…最早限界に近づきつつ…(叫び声)…
皆さんと再び会える日を信じて、この放送を終わります。
最後に、62歳のN○K社員さん、あなたと一度お会いしたかった・・・。
…(大きな爆発音)…
現在、アラビア半島のアデンに居るのだが・・・。
これはあまりのんびりしてられんな。
紅海の沿岸は非常に対照的だ。
アラビア半島はほとんど戦闘が無かったこともあり平穏だが、
アフリカ側は地獄である。狩り尽くしたかGすら残っていない。
・・・それにしても、松代で戦闘が発生するとは・・・。
この状況で我が艦隊が帰還して良いものだろうか・・・・・・。
組織と言う物は、右手で握手の手を差し伸べ、左手でナイフを隠し持っているものだよ?
フフフフフフフフッフフフフフ! アーッハハハッハハハハハハハハ!!
放送施設制圧完了! 日本全国に発信しろ! 初代総統アルベルト・フジ○リの
御名を高らかに! Gから日本を守る救世主が現るとな! ついでに日本国憲法の永久停止
も宣言しておけ! 余の手により日本は軍事独裁国家へと生まれ変わるのだ!
秘密警察の結成と警察に代わる治安武装組織の結成も宣言しろ! 警官? 皇宮警察?
全員銃殺! 余の忠実なる影武者を葬った奴等は死あるのみ! 急げよ! ドン・ガ○チョ!
…遅かったか…
兄者は一体何をしている!?
最近はドクター○松やフ○モリなどに実権を握らせたまま
表舞台に出てきやしない…
322 :
G:04/01/09 03:11 ID:???
…これは「オニィサン」同士の戦いなのか…?
もしや…「オニィサン」は一枚岩ではなかったということなのか…?
さてと、松代に向かうか…
「オニィサン」が何だかしらねぇが…フ○モリは敵だ!!
みんな!行こうぜ!!
せっかくGがいなくなって、落ち着いたってのに!
何なんだあんた等!いきなりやってきて、立ち退けって!
えっ!・・・たがらっていきなり銃かよ。
なんだってんだ・・・・・・
どうなっちまうんだよ、この国はよう・・・。
ターン・・・。
何とか振り切ったか・・・。
クソッ、何が総統だふざけやがって。
俺達が生きてる間は陛下には指一本触れさせんぞ・・・。
とりあえず、飛騨を越えるぞ。
何とか長野から脱出しなくては。
・・・・・・陛下、こちらです。
シブヤン海に眠る武蔵を引き上げ、我が移動要塞アルベルトとして甦ったその姿に、
日本国民よ、恐怖せよ! 46cm砲、目標飛騨山中! 撃ェーっ!
ファハハハッハハハハハハhッハアッハハアハァ! 楽しいぞ!
見ろ、見ろ、見ろォ! 民家が吹き飛んで行くぞ!? 紙と木の家が?
破壊だ! 破壊こそが腐り澱んだこの国を再生できるのだ!
殺せ! 壊せ! 燃やせ! 奪え! 神はそれこそが美徳とするだろう!
ファハハッハハハハハッハハハッハハッハアハッハッハハ!!
327 :
???:04/01/09 18:58 ID:???
・
・
???「大兄・・・非常事態です」
???「状況は把握している・・・・おの男やってくれたな」
???「諜報員(れっしー)によりますと、下の戦闘員への教育が行き届いているようです
松代を中心に混乱が広がっています」
???「戦闘に子供が巻き込まれたか?」
???「おそれくは・・・連中の行動は突然でしたか?」
???「潰すぞ」
???「御意!!すでに『ブーフーウー』戦闘隊出撃準備
は終了しております」
???「わくわくさんが残したアレも用意しておけ」
???「!!・・・アレは調整が」
???「念のためだ・・・。ドンガバチョが壊柔されたとなると
奴らは超大型空母を保有している事になる」
???「御意・・・それと侵入したGですが
ドクター中○が迎撃にあったたそうです」
???「ふむ・・・・奴等ダブリンから侵入して
シンガポールに何かったのか?何が狙いだ」
・
・
・
もう何・
おにいさん〜!!
…『ブーフーウー』が来るか…
あの桃色の三連星…ワシがN○Kに入社したころやっておった番組か…
あのころはまだ良かった…
オニィサンもオネェサンもN○Kを繁栄させようと必死だったからな…
あの時のオネェサンはさとみさんと言ったか…何もかもみな懐かしいな…
さて、ワシらも後れを取るな…!年金をもらうにはまだ早い!!
現在、インドにいる。故あって詳しい場所は言えない。
今、この場所はアジアにおける一大軍事拠点と化している。
アジア各地、果ては欧州からの敗残兵が集まって来ているらしい。
我々の艦船は現在、全艦ドック入りしている。
修理と補給が終わりしだい、我々は本国を目指す。
フ○モリめ・・・・・・首を洗って待っておれ。
…日本が荒れているようだな…
しかし俺はまだ森を抜けることが出来ないのだが…
まあ、木の実やら動物やらを食べているので腹はすかないんだけれどね…
あ…!アレは森の終わりなのか…!?
………
……
…
やっぱりそうか!やったー!森から出れたよ!!|||∀゜)/ヤターヨ
…えっとここは…どのあたりなのかな…?
時間の経過から考えてもヨーロッパに間違いは無いと思うんだけど…
……ん?
…「国道139号線」…?
………
……
…
…日本かよ…しかも富士樹海…木とか見ればすぐわかるじゃん…俺ダメだ…
フハッハハハッハハッハッハッハッハハッハッハハ!!! 無駄無駄無駄無駄無駄ァ!!
核一発も持てん屁垂れた国民が夢の中の水の中で寝言とたわごとと屁を垂れている様なものだ!
所詮このアルベルト一式戦車(90式を最新技術に改修。レールキャノン装備)の前には、
敵は無いッ! ハン? 抗アルベルトゲリラが抵抗するだと? 子供達を前面に晒せ!
弾除けにしろ! フハハッハハッはハッハはハハッ!! どうだ? 撃てまい? 撃ってみろ?
ククキックククックククククウウクククック・・・! 未来を担う子供を撃てまい! 馬鹿者が!
そらぁ! 降服勧告を出せ! のこのこ出てきた奴は皆殺しだ! 日本人はアリだ!
殺しても殺しても湧いて出てくる! 愉快愉快! …何だその目は? 不満か?
SP! こやつを殺せ! 反逆罪で晒し首だ! 権力を手にした余に敵うものは無いわっ!
フハッハはハッハッハハハァッ!!!!
レールキャノンは有りなのか?
まぁ、メーザー兵器の例もあるからありかなぁ
しかし以前、レールガン装備の船が退場を食らったような
ぬ! 失敗作だと?! ニ液混合燃焼型化学砲弾だと! 余に嘘を吐いたな技術者め! 死刑!
フワ八ハッはハッハハッハハハハッハハハッハッハッハハハッハッハハ!!! 殺せ殺せ殺せ!!
(
>>334様、指摘有難う。陸上では試作型完成と言う情報を去年仕入れたので…済みません)
>>334 いつごろのこと?調べてみるよ
しかし俺が思うにレールガン程度ならアリじゃないか?
実際に理論は組み立てられているし、実現は不可能ではないと思うが
量子波動砲とかならNGになったことあるけども
>>336 前スレでござい。
まぁ、あれは他にもいろいろ装備していたからな・・・。
レールガンだけなら有りかもしれん。
ただレールガンは威力がいまいちよく解らん。
理論上は弾の速さ無限大にできるらしいし。
彡゚●゚ミ
のっぽさーん。
僕らはどう動けばいい?
…のっぽ先輩…貴方はまだ「オネェサン」に操られているのですか…
僕のからだは松代の戦いでボロボロ
のっぽさんの手で今ようやく目を覚まし、動けるまでになった
でもその間になにが…どうなったの?
「オニィサン」も「オネェさん」も「G」も
………のっぽさん?
僕らは陛下の近衛ではなかったの?
ここは旧帝都のクレーター。
そこに佇む桃色の巨体が三つ。
ブー「行こうか……二人とも」
フー「そうだね兄さん。子供を泣かすやつらは許さない」
ウー「僕達には代わりが利かないから気をつけて戦わないと」
ブー「ウー!そんなことでは子供達を助けられないぞ」
フー「そうだ!もっと積極的になれ我が弟」
ウー「その結果、南米でセンデロ・ルミノソ相手に撤退させられたのを忘れたの?」
ブー「うっ……そんな昔のことは忘れろ!」
フー「そのとうりだ!」
ウー「どうせ、おおかみさんが後詰めに来てくれるし、とにかく人質にされた子供の救出を優先しよう。
派手に暴れるのはその後でもできるさ。
この国の軍隊が帰ってきたら、戦闘は激しくなるだろうからね」
ブー「ダブリンで第三にこにこぷん戦隊を破ったあいつらか。
あいつらまで相手にするのか?」
ウー「まさか。敵対するなら僕たちは帰るさ」
フー「そうだな……さぁ二人とも行こうか。子供たちが待っている」
三匹の豚が行く
松代へ、松代へ向かって
フジ○リが演説している映像が投影されている。
私はそれを歯噛みして見るしかなかった。
「今は辛抱ですぞ。貴官の艦隊はいまだ整備中です」
ロシア人の元将校が流暢な英語で私に言った。
「しかしながら、あの艦隊の戦力が完全に回復したら
凄まじい戦力になりますな」
人民軍の元将軍が何か言いたげな目でそう言った。
そのとうりだ。G側についたイタリア、そして欧州のGの戦力に対抗するために
日本各地からかき集めたこの艦隊は、世界を敵に回しても有り余る戦力だ。
その艦隊が元の力を取り戻しつつある。
「完全な復旧は不可能ですが、それでもかなりの戦闘力ですな」
インド人の技術者が言った。
私はこの艦隊を率いて本国に帰る。
恐らくはフジ○リ一派と戦闘になるだろう
対Gのこの戦力で。
フハハハハッハハハハハッハアッハハッハハハハッハハハハッハハハハァ!!!!!
来るなら来いハポン軍! 余が貴様達の銃後の民を盾にしているのを忘れては
いないかね? 貴様達が小銃弾一発発射する毎に、子供から殺していくぞ?
失うものがあるとすれば、真に、怖いものはスイス銀行群に不正蓄財した余の財産
の差し押さえだけだ!! 見よ、この額を!! ノース○リアが7個まとめて買える程だ!!
スイス銀行・・・・・・?
イタリアがG側につき、ドイツが壊滅したのにまだ無事なのか?
絶対壊滅してるだろうし、残ってたとしてもドルは暴落してる。
金塊ならとっくに略奪されてるだろうな・・・。
ここは沖縄県南大東島。沖縄本島から東に390キロあまり離れた絶海の孤島。
世界中に広がった対G戦争の嵐の中にあって、この島だけは昔と変わらず平和であった。
その日の朝、夜明けと共に起きだした村人達は、目前の海に広がる光景に驚かずにはいられなかった。
昨日まで無かったはずの島が、すぐ隣に現れたのだ。
何が起こったのか?島民達には皆目分からなかったが、とにかく異常な事態が起こっている事だけは
理解できた。すぐさま村の職員は役場へと走り、県庁への直通電話をダイヤルした。
「こちらは南大東島、島の隣に、突然別の島が出現した。至急調査を・・・」
そのとき、島民たちの頭上に、鉄と炎の雨が降り注いだ。
役場はもちろん、家も、サトウキビの畑も、そして人間達も、一瞬のうちに燃え尽きた。
彼らが見た「島」の正体は、フ○モリと手を組んだドン・ガ○チョの指揮する超大型空母であったことなど、
純朴な島の住民達に、分かるはずも無かった。
そうして「島」は、次々と無辜の住民達を殺戮しながら、太平洋を進んでいくのであった。
ヌ…! 余は全く生き甲斐を失ってしまったァッァァァァッ!!!!!
この哀しみは黄色いサルどもを『処理』する事で埋めてやるぅ!!
絶滅収容所を内陸部に建設し、女子供を最優先で強制収容を開始しろ!
その中にGを数匹野放しにしてやれ! 3日で骨も無くなるだろうよ!
フハッハハハハッハッハハハハッハハハハハハッハハハハハハハ!!!
…どうやってGを捕獲したんだか…
もうツッコミどころ多すぎだよフ○モリ…
348 :
G:04/01/10 22:38 ID:???
G第211293師団です
ぬう…いつまでたっても着かんと思ったら同じ所をぐるぐる回っておっただけだったとはな…
どおりでそこかしこに同胞が座っておるわけだ…
…まあよい。気づいたからにはもうすぐ着くぞ…待っていろ…「オニィサン」の雑魚ども…
ん? ドサクサ紛れにな? 余には強い味方、ミスタ・ダン○ィと
ミスタ・トラヒ○が居るからな? さすがひょうた○島住人、自活の
道に長けておるわ…! ド○・ガバチョよ! 急げ! 南米への逃走
ルート確保は、そなたの手腕に掛かっているのだ! 恃んだぞ!
ちィッ! 気付かれたか! 隔壁が破られて居る…! 顔列車、来るぞ!
衝撃に備えろ! 到着したら、八犬伝、三国志、平家物語人形部隊の展開を
急げ! シンガポール要塞は我等の砦! Gを撃滅せよ! 兄弟団の名において!
むぅ・・・・・・。これはオリジナルG狩りをしてる場合ではないな。
ダブリンに続きシンガポールを落とされるとさすがにやっかいだからな。
これで微睡みの停戦も終わりか?
・・・・・・行くぞ、ストレッチマン!
352 :
G:04/01/10 23:02 ID:???
さてと、目標はフジ某とかいう雑魚か。また、泳いで行くか、潰しに。
地球の敵は〜停戦のよ〜おぉい〜、Kill kill kill
…!!
職員ではない…オニィサンクラスの戦闘員がシンガポールへ向かっている…
現在バングラディッシュ沖にて補給中
だ全艦日本に向かう・・・・!!
しかしこの戦いを
356 :
名無し三等兵:04/01/11 00:30 ID:vZF83r2j
お疲れさまです!(`Д´)ゞ
日本の連合艦隊のみならず、オニィサンや一部のGまで敵に回し・・・。
フ○モリよ、お前はいったい何処へ行く?
358 :
G:04/01/11 09:52 ID:???
そーいや、一時、ひょうたん島住人は先代masterどもが食い散らしたおかげで
住人はいなくなり、コントロールはおねぃさんに献上してしまったようなのだが…さて。
フハハハハハハハハはアアハハハハハアアハッハアアハハハアッハハ!!!
(
>>358さん、ご指摘有難う! …ドン・ガバ○ョが急遽クルーを再編成した
と考えてください。旧モノクロ版とカラー版の2つが存在するって事で一つ
納得を…。駄目なら引っ込めます。なんとかして)
復讐は楽しいぞぉッ!! 血だ! 血だ! 血の狂宴だ! 快楽に酔うがいい!
ピサロやコルテスのように振舞え! 我々は未開の地を開く神の使徒なのだァ!!
初期スレに出ているキャラは再利用有りと思うが。
ほとんどあっさりやられてしまったからな。
派手に死んだのを除けばだが。
362 :
G:04/01/11 19:47 ID:???
>>358 ドン・ガバチョ達が逃げ出したひょうたん島を乗っ取ったGが、適当に調達したMLRSをサンフランシスコに打ち込んで太平洋を横断逃亡。
その後中国・成都近郊に核砲弾をぶち込んだ責任を取って(ry。シンガポールでオリジナルGと合流を果たそうとしたものの失敗
敗残兵はその後オーストラリア・ニュージーランドで虐殺の限りを尽くしインド横断途中に。
363 :
359:04/01/11 22:42 ID:???
>>358・
>>362さん、御指摘多謝。しまった、忘れてた・・・。初代スレからの住人なのに
気がつかなかったとは・・・どうしよう。
とりあえず、
>>360カッコ内の設定で良いですか?駄目なら、ひょうたん島は沈めるしかないか。
364 :
G:04/01/11 23:44 ID:???
まあ、ひょうたん島の方がB52とか無限に増える艦隊よりは(ry
ただ、ひょうたん島は固有の平気なんてあったっけ?ドン・ガバチョは兵器だろうけど
>>345を見るかぎり、その圧倒的なデカさこそ最大の武器では?
島が動くからな…でかさが戦艦なんかとは桁違いだ…
>>364 一騎打ちならほぼ無敵のダンディさんとか
何故か色々な物が有るトラヒゲデパートとか
某身体は子供頭脳は大人名探偵なぞ目じゃない天才少年ハカセとか
砲弾を受け止めてそのまま投げ返すダンプ、チャッピとか
Gもびっくりの食欲であらゆる物を料理に変えるテケとか
ライオンとか
367 :
G:04/01/12 02:19 ID:???
で、彼らはどういう陣営のスタイルで参戦するんだろうか?
終わりの戦いを目指すのか、それとも破滅の戦いに…
>368
ちぃ・・・!!特殊Gか
370 :
「島」:04/01/12 14:24 ID:???
(
>>364 了解、それでは再起動します)
巨大な「島」はなおも大海原を進んでゆく。潮風の中で、ガ○チョはしばし物思いに耽っていた。
「島」を取り戻す為にフ○モリと手を組んだが、彼がこの先、生き長らえるとはとても思えなかった。
既にオニィサン達は「ブー○ーウー」を松代に向かわせている。南方では、怒りに燃えた日本連合艦隊が
攻撃の準備を整えつつある。そして、一部の「G」さえもが奴の首を狙っている、との噂もある。
さりとて、今さら「オニィサン」のもとへ戻れるわけも無い。
「『オネェサン』と連絡をとってみますか・・・」
この「島」の存在は、彼女達にとっても気になるはずだ。それが自分達の陣営に加わるなら、そう邪険には
扱うまい。うまくすれば、オネェサン達と共に、来るべき新世界での主人公になれるかもしれない。
「まあ、ともかく今は、フ○モリに従っているフリをしておきますかな・・・」
「島」は速度を上げて一路インド洋に向かった。目的はインド停泊中の日本艦隊の撃滅。
こういう目標を掲げておけば、フ○モリ一派も怪しまないであろう。
それに、あの艦隊は「G」にとっても目の上の瘤だ。それを撃滅できれば、「オネェサン」たちも我々を
喜んで仲間として迎えてくれるに違いない。そうガ○チョは思った。
波をかきわけて、雲を追い抜いて、ひ○うたん島は進む。
…松代っつーのは長野でよかったよな…
新潟じゃないよな…?
な、なんだと…? ドンガバチョと連絡が取れなくなった?
イカァッァァァァァァァンっ!!!
ひょうたん島が無くなっては余は南米に退却できぬではないか!!
逃げるぞ! 航空機だ! 何でも良い、ハワイ近辺に逃げられるならな!
NSAにさえ連絡を取ってもらえれば、余は助かるのだ!! 急げ!
閣下!ハワイに逃げることはお控えください!
あそこはつい最近Gの襲撃を受けたばかりです。
脱出する場合は、グアムから南太平洋に逃れる事をお薦めします!
フヌウゥ…。良い考えだ! すぐ実行へ移せ! 移動要塞アルベルトへ伝達!
横須賀へ回航せよとなっ! 余は一足先に「ブルーサンダー」ヘリで向かう!
「アルベルト一式戦車」と「エアーウルフ」部隊は、そなたに任せる!
では、さらばだ! ん…? 安心しろ! この余のサインの入った書類を
見せれば、日本に入り込んだNATOの工作員にかくまってもらえる!
…そなたは…生きろ! アメリカの走狗となるのは余だけで良いのだ!
376 :
G:04/01/12 21:18 ID:???
やっぱり、ハワイに戻ってこんがり日向ぼっこを続けよう。
どうせ、俺は単騎行だし万が一の時は別の世界に逃げるから…
よし、ハワイは俺のものだ〜〜〜再上陸はもちょっと先ね、泳いでるから
…さて松代に着いたぞ諸君…
ワシらN○K職員の精鋭10人と、
>>341で報告された「ブーフーウー」がおれば
かならずやフ○モリの首を取れることだろう…
しかし、ワシらの目的はフ○モリの命ではない…
N○Kの再興だ…!
まずはN○K松代放送局の放送設備の奪還することが第一の目標だ
そして次は日本全土の放送局を復興させる
ここまでしてやっとワシらの目的は達成されるのだ…!
さて、あと少しで着くぞ…みんな気を抜くな!!!
フッ…放送に魂を魅かれた者どもが放送局を目指すのは自明の理…。
補佐官! 起爆装置を持てイ! N○Kにむざむざ渡すものかよ!
このボタンを…押せばどうなる…? 押せばわかるさ! そりゃあ!
喰らえ、愚民どもが! 余の怒りの激しさを知れ!
・. ’、′・. 从へ从へ人へ∨从 人 从へ从 ・、′‘ ・. ’、
′‘ ‘ ・. ’、′‘ ・Σ( (( ⌒ ⌒ ) ) )ζ′‘: ; ゜+°′。.・”; ’、. ;
‘ ・. ’、′Σ( ( ( ) )) )ζ Σ( ( ( ) )) )ζ へγ. ’・.・”; 。゚o
. ’・.. ’・.从人 ‘ ・. ’、′‘ ・. ’、 人人 ’、人人 ’、′‘ ・.ζ .・”
\ γ γへ从 ⌒从へへ从・. ’、) ・. ’、′)) ⌒ ) ) ”;
ヽ γ (( 人 )) λ λ ) (( ( ( (( ))M
ヽ Σ( (( ⌒ ⌒ ) 人 __ 从 ( ソ从へへ/
\ Σ( ⌒( ⌒ ) ノ ) )从_)从从へ从へγ /
\ヽソ )ゝヾ ( 人 _Mγヽ从_) 从_)))ζ)) / どぅおおおおおおおおおんっ!!!
\ Σ⌒::) :);;从人 W^ ⌒ ) _ ̄ /
\ :;从へ从へへ从_ 从へ 从へ从 γ /
\( ⌒ ⌒ ⌒ (⌒从⌒⌒(⌒ ) ζ/
な…何てことを…
何てことをヲヲヲヲヲォォォォォォォォォォォォッッッッッッッ!!!!!
…殺す…
…必ず…殺す…
…腱という腱を一つ残らず切断し、耳を削ぎ、鼻を削ぎ、指を一関節ごとに切り落とし
工業用人肉ペースト生産の際の廃棄物と共に処理機へ放り込んでやる…
さすがに…やりすぎだな…
…っつーか工業用人肉ペースとって何?
ブー「此処か、一般人が収容されている施設は」
フー「人質を救出すれば奴等との戦闘も、しやすくなると言うものよ」
ウー「急ごうか。職員の皆さんは今にも戦闘を仕掛けそうだから」
383 :
名無し三等兵:04/01/13 13:39 ID:/NG/7OL5
喰らえ、愚民どもが! 余の怒りの激しさを知れ! 民間人も日本人!
日本人は皆殺し! 収容所も爆破ァ!! 死ネェイ!!
・. ’、′・. 从へ从へ人へ∨从 人 从へ从 ・、′‘ ・. ’、
′‘ ‘ ・. ’、′‘ ・Σ( (( ⌒ ⌒ ) ) )ζ′‘: ; ゜+°′。.・”; ’、. ;
‘ ・. ’、′Σ( ( ( ) )) )ζ Σ( ( ( ) )) )ζ へγ. ’・.・”; 。゚o
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ヽ γ (( 人 )) λ λ ) (( ( ( (( ))M
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\ Σ( ⌒( ⌒ ) ノ ) )从_)从从へ从へγ /
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まあ、既に収容所の人は救出済みだったんだけどね…
他の職員を犠牲にしてしまった…仕方ないことだとは判っているが、やはり許せない
出来る限り早く
>>380に合流しよう
もはや事態は欧州に限った事ではない。そんな訳で部隊名変更。
では出撃だ。当面の目標はフ○モリ一派の撃滅。
ここしばらくはGはおとなしいからな。
ただ、出撃直前に入った情報が私に一抹の不安を残していた。
それは、動く島が東南アジアからインド洋に入ったとの事だった。
影武者大隊、余のため人のために、頼んだぞ!
余はNSAと会談を行うため、『エロマンガ島』へ向かう!
日本の統治は任せたぞ! アディオス!
取り敢えず、松本空港から飛び立った連絡機らしきものを7機
個人携行ミサイルで撃墜したんだが、確認出来るかなぁ。
あ、自分は松代から脱出した部隊長に命じられた伏兵であります。以上、送れ
>>375を見よ! 我は移動要塞アルベルトで既にエロマンガ島へ向かっている!
影武者7人が早速逝ったか…! さあ、日本の地下に仕掛けた化学兵器爆弾を七つ
起爆しろ! VXガスを日本の黄色い猿どもに嗅がせてやれ! フハッハハハハ!!
我が艦隊はインドネシアを航行中
日本につくのに少しかかる現在の被害はどうなんだ?
392 :
「島」:04/01/13 23:14 ID:???
「島」はインド洋に入り、遠くにスマトラ島が見えるあたりで停止していた。
日本艦隊との闘いに備えて、兵器のチェックをしていたのだった。
ガ○チョは「この島の巨大さこそが武器なのだから、今さら兵器など要らない」と
考えていたのだが、サ○デー先生が「大砲もミサイルも無しで戦争するなんて、絶対イヤ!!!」と
なぎなたを振り回して暴れてしまったので、仕方なくトラ○ゲに頼んで、いくつか調達してもらったのだった。
「それにしても…」ガ○チョはぼやいた。
それというのも、トラ○ゲの調達してきた(というか盗んできた)兵器が旧式ばかりであったからだ。
中国製のシルクワーム対艦ミサイルに、旧ソ連製のSA-2地対空ミサイルと57mm高射砲ときた。
ここは軍事博物館じゃないんだ、これから俺達は戦争をするんだぞ、こんなの持ってきてどうするんだ、
と叱り付けたいところであったが、唯一、戦艦アイオワからかっぱらってきた40.6cm主砲だけは、
いざとなれば、大きな威力を発揮してくれそうだった。
(どうやってこんな馬鹿デカいものを運んできたのかは、彼はついに教えてくれなかった)
得意そうなトラ○ゲの顔を見ながら、ガ○チョも「これだけは彼を誉めてやるべきだろう」と思った。
その脇では、何やらハカセが一生懸命コードを引っ張り回している。灯台に見せかけた指揮所から
砲塔を操作しようというのだ。コードを繋ぎ終えたあと、砲塔をぐるぐる回して遊んでいるハカセを
見ながら、最近の子供は怖いと、つくづく思うガバチョであった。
やはりそうでたか。まあ、ハワイで未だにバケーションを愉しむGと
インド洋で偽装工作に勤しむGaばちょに任せよう…。
日本ではフジ○リの残党が必死に日本人の絶滅作戦を行っています。
『オニィサン』との両正面戦闘に、いささか疲れが見え初めています。
あと、彼は日本にかなりの迷惑な『置き土産』を残しているようです。
ブー「ゲホッゲホッ、むぅ・・・サリンより効くかもな」
フー「まったく、焼き豚の次はベーコンになるところであったか」
ウー「まわりに人間がいなくて良かったね・・・。」
ブー「おい貴様、この様な仕掛けはまだそこいらに有るのか?」
影武者「そ、そうだ。VXガスだけでもまだ大量にある。
完全に把握しているのは本体だけだ」
フー「そうか、それでは・・・。」
影武者「ひぃっ!殺さないと約束しただろうが!」
ウー「殺さないよ。一般人が欲しがってるから」
影武者「へ・・・?」
ブー「警察は機能してない事忘れるなよ」
396 :
G:04/01/14 09:56 ID:???
象徴のみ生き残る日本か。もう先は見えたな。
やはり、治安維持名目で軍を送りそうな国々を叩きのめしたのは
そのためだったのか…。怖いなぁ、ここは。
>>385 …これで捕虜まで殺されていたら
ワシはもうどうしようもなかった…助かった。礼を言う
とりあえずここの設備を復旧させるとしよう
フ○モリの奴の爆弾は大したこと無かったみたいだからのう
建物の外観はちょっと崩れかけているが、中はほとんど無事じゃぞ
>>397 そうですか!それは良かった…
フジ○リなどという馬鹿は他の戦士達に任せて、我々はN○Kを再興しましょう
ヌウ・・・情報が漏れているとは…! 構わん! 旧合衆国政府とコンタクトを取るため
には是非とも行かねばならんのだ! 余を保護してもらわねばな! フハハハッハハ!!
401 :
「島」:04/01/15 00:04 ID:???
「フ○モリのおじさんはエロマンガ島に行くつもりみたいだね。通信を傍受してわかったんだ!」
ハカセの得意そうな声が響いた。エロマンガ島、南太平洋に浮かぶ小さな島だ。あんな島で
いったいなにをする気なのだろう。とりあえず、離れ小島に逃げれば助かるとでも思っているの
だろうか。だとしたら、彼は全くもって愚物としか言い様が無いな。それがガバチョの正直な感想
だった。だいいち、オセアニア全域はGの支配下にあると言う噂じゃないか。(
>>2参照)
それが本当だとしたら、彼は島で人間ではなく、Gのお出迎えを受けることになるかもしれない。
「まあ、それが彼に似合いの最期かもしれませんがね。」ガバチョは一人呟いた。
「アメリカが旧ソ連と並んで生物兵器の先進国である事は知っていたのかね?」
私は『彼女』に逆に尋ねた。一部の『マリンG』がコントロールを失ったと言う
質問だった。アメリカを支配するWASPの祖は狩猟民族である。…『調教』は、
彼等のお家芸なのだ。『イルカ』さえ自爆兵器にした彼等だ。『G』に魅力を感じ
無いワケが無い。北アメリカ大陸を蹂躙したGの威力は、垂涎モノだろう。
「フジ○リは恐らく…そのノウハウを手に入れるつもりなのだろう。奴を捕らえる
のが、最善の手段だろう。一刻も早く、アメリカを支配する者達の動向を掴むの
が、今後の戦争の勝者を決める! …私の、ただの、推論だが…」
これで世界は動き出す…。次の世界の支配者を、撰び出すために…鳴動するだろう。
403 :
G:04/01/15 12:32 ID:???
NORADで暴れるかどうか検討中。クリスマス島に先遣隊がついたようだなぁ。
どうしようか、さっき急に帰ってきたM君。
プシュー!!
ブー「やれやれ、これで何個目だ?」
フー「二十四ヶ所目ですな、兄上」
ウー「でも、どっから此れ程大量にガスを仕入れたんだろ?」
ブー「まぁ見つけるのは楽で良いのだが」
フー「左様。命の保障をしてやればすぐに吐きよるわ」
ウー「さすがフ○モリの影武者だね。絶対自殺なんかしないもの」
ブー「本来の任務からは外れておるがな」
フー「仕方有るまい。フ○モリの戦闘部隊も何処かへ行ってしまった」
ウー「当分はガスと爆弾の処理に専念しよう」
うむ、これならいけそうだのう…
放送機材もほとんど無事。
電波の送信機も少し歪んでるのを直せばすぐに使えそうだし
受信用アンテナは送信するだけのここには必要ないからのう
さてと、配線を整えるとするか
406 :
「島」:04/01/15 23:38 ID:???
「ふーむ、なるほどねぇ。確かに、そういう見方も出来ますかな…。」
手元に送られてきた芹○博士のレポートを見ながらガ○チョは呟いた。
「やっぱり、フ○モリを捕まえに行くべきじゃないのかしら?」そう言ったのはサ○デー先生だ。
「彼を甘く見るべきじゃないという事よ。それに、万一彼がアメリカの技術を手に入れて権力を
握ったりしたら、私達は真っ先に裏切り者として攻撃されるわ。」
確かに彼女の言う事はもっともだ。しかし、「島」はもうアンダマン海まで来てしまっている。
エロマンガ島はオーストラリアのさらに東にあるのだ。いくらなんでも遠すぎる。
それに情報も不足している。フ○モリがあの島に向かった事までは確実だが、実際に着いたかどうか
までは分からないままだ。それに、日本艦隊の動向も、杳として知れない。彼らもフ○モリを追っている
訳だし、ことによったら現地ではちあわせ、という事も有り得る。出来ればそれは避けたかった。
「…ここはもう少し様子を見よう。行動を起こすのは、それからでも遅くあるまい。」それがガ○チョの
下した結論だった。
会議は、けだるい雰囲気と、若干の不満を参加者に与えて終わった。
ここでの盛り上がりを見たのか
なんと食玩にガチャピン・チャレンジが・・・
現在わが艦隊はベンガル湾を東に進んでいる。
つい先程例の島がアンダマン海にまで来ているとの情報が入った。
フ○モリは単身メラネシアに向ったとの情報もだ。
『島』が我々を撃滅しに来たのは間違いないだろう。
どのみち戦闘は避けられない。
しかし、はたして『島』とはいかなる物であろうか。
情報が錯綜し俄かに信じ難い噂がまでが耳に入る。
曰く「島を一瞬で火の海にした」
曰く「爆撃機対応の滑走路がある」
曰く「ほとんど旧式の武装だが何故かアイオワの主砲がついている」等など
薄ら寒さを感じつつネグレイス岬に差し掛かった
ククククククククク…! 遂に出会えた! さあ、私めは貴方達の下僕!
命じられるままに暴れて見せましょうぞ! さあ! マリンGの調教手段
をお渡し願いたい! 通常陸戦型Gのも! 何? …断る? フムン…?
フハハッハハハハハハハッハハア! お前達には拒否権は無いのだよ!
移動要塞アルベルト、主砲発射! ブルーサンダー! 40oチェーンガン
でこの糞虫どもをなぎ払え! 貰うものを貰ったら、用済みだ!
411 :
名無し三等兵:04/01/16 00:48 ID:MvX27bAQ
我が日本軍第百一山岳師団、撃墜したものの八甲田山山頂付近において
完全な形で残るGの頭部を確認したとの現地遊撃民の連絡を受け
現地に回収部隊を送るが、昨夜からの吹雪で動けず回収は未定である。
天候が回復するまで田代付近においてビバーグするとの報告を受けたが、
Gのスキー連隊の斥候を目撃したとの地元民の情報もあり援軍を送るべきか
司令部において検討中である。なお接近しつつあるスキー連隊の規模は今のところ
不明である。
412 :
G:04/01/16 09:03 ID:???
…第211293師団ですが…ここは寒い…
Gの体力ですら…削られていく…
もう既に半月以上も…この地下要塞にいるというのに…
何にも出会わない…何も食べていない…
ドクター中○の戦闘人形も来ない…なぜだ…
まだ共食いだけは避けている…しかしそれも限界かもしれない…
蟲毒システムが…発動しそうだ…
名無しジャーナリストってどうなったんだ?
死んだのか?
クリスマス島に無理矢理持ってきたC−130にわれわれ先遣隊24名が乗り込んだのだが…
ブー「オニィサンから命令だ。フ○モリを追えとな」
フー「むぅ、しかしまだ仕掛けは残っている」
ウー「ほっておくわけにはいかないよね」
ブー「心配ない。おおかみさんが到着したようだ」
フー「なんと・・・、彼が来たか」
ウー「変装と捜索、索敵の天才だからね。たしかに向いてるかも」
ブー「そう言う訳だ。我々はエロマンガ島へ向うぞ」
経由地はニュージーランドのあの基地にして、目的地はあのへんか。
食事は中華帝国で済んでいるから1ヶ月は我々は無補給で行動可能だな。
ふふふ…。飢えておるわGめが…。『干し殺し作戦』…図に当たったわ…!
418 :
「島」:04/01/17 00:15 ID:???
「ネグレイス岬だって?もうすぐ近くまで来ているじゃないか!」
ドクター・ムマ○メムが叫んだのも無理は無い。島はいつのまにかにイラワジ川の河口近くまで
来ていたのだった。彼らに、最早選択の余地は無かった。
「…間もなく連合艦隊と遭遇するでしょう。彼らとの戦闘は避けられません。フ○モリ狩りはその後です。」
ガ○チョは皆に言い渡した。
『島』に目で確認でできる程にまで接近した。
私は爆装のF/A−18を出撃させ、トマホークの発射を命令した。
もっとも島を相手にこのような戦法で善いかは分からない。
この後、普通なら陸戦隊の上陸だが、あの島はかつて『オニィサン』に従っていた。
つまり、一人でGすら凌駕しかねない戦闘力を持った戦闘員がいるということだ。
ほとんどが対G経験者とはいえ、あんな島に直ぐに送り込む気にはなれない。
当面は艦隊で取り囲みつつ爆撃と砲撃しかない。
自分でも随分消極的な事であると思う。
420 :
「島」:04/01/17 21:14 ID:???
砲爆撃の鈍い衝撃が島全体に響く。その度に、島のあちこちが吹き飛ぶ。
しかし、航空機とトマホークミサイルによる攻撃ばかりで、いっこうに上陸してこないところを
見ると、やはり向こうも島をどう攻撃すべきか迷いがあるようだ。
「アハハハ、あんな攻撃で、この島を撃破出来ると思ってるのかしら?」サ○デー先生の甲高い声が響く。
そろそろ40cm砲を艦隊にぶち込んでやろうか?そうガ○チョが思った時だった。
ズドドーン、とミサイルの当たった衝撃と共に、部屋の灯りが二度三度、パッパッと明滅した。
次の瞬間、ハ○セの素っ頓狂な声が響いた。
「大変だ、今ので電気系統がダメになっちゃった!大砲が動かないよ!!」
こちらが攻撃できないと敵艦隊に気が付かれたら、すぐさま上陸部隊がやってくるだろう。
無論そうなっても、ダ○ディさんやダンプ、チャッピなどつわもの揃いだ。たやすく負けるとは思えない。
思えなかったが、しかし、島のクルー達には子供も多い。
彼ら、未来ある少年少女たちを、白兵戦の現場に立たせて良いものか?
そう思った次の瞬間、ガ○チョは思わず叫んでいた。
「ここはいったん退却しましょう。戦場外へ離脱するんです!」
「島」は突如として反転すると、全速力でアンダマン諸島方面へ向かい始めた。
この笛を吹けば…! 閣下、それは違います? 早く言え!
…な? マ○マ大使だと?! 聞いてないぞ! …マア戦力になるか…。
ホラ貝が正解? 早く言え! お前は銃殺決定! この危急の時に!
ええい、マリンG部隊、移動要塞の前に展開せよ! 行けい!
しかしこの妙な杖は…? コメ○トさん専用? 何だそれは?
閣下!
マ○マ大使はネタでありましょうか!?
日本から輸入されたおもちゃだろうな…アメリカにだまされたなw
我が艦隊は現在エロマンガ島に向かう
フ○モリ発見次第攻撃する!!
しかし現在インド洋はGな活発化しているぞ
新型対潜哨戒機「フ○イン」を投入」予定だ
穴にかくれるかも・・・・・・。
ここは…甲府か…
ふむ。Gもいないし、まだ人もたくさんいるな…
少しの間ここで身体を休めるとしよう…
426 :
G:04/01/18 01:41 ID:???
クォオオォ…
ここか…ここが入り口か…ククク…老いた人間のニオイがする
それに若い女…子供…カカカ…食い応えがありそうだ…
あと10分で突入する。ドクター中○を…喰うぞ!!
人形が出てくるまでが勝負だ!!!
追撃しろ!!
・・・・・・とは言う物の、手出しできない状況は相変わらずだ。
艦隊で包囲しつつ監視するしかない。
『島』に追随する形でわが艦隊もアンダマン諸島に向う。
さてどうしたものか・・・。
428 :
G:04/01/18 02:10 ID:???
…○松はいなかったか…
ここはオニィサンが捕らえた人間倉庫だったようだな
まあ良い。我々が十分腹ごしらえが出来るだけの人間はいた
何処にいるかは知らんが、少なくとも近づいてはいるようだ…
くクク…喰ったな? 『生餌』を…。 さあ、腹の中で再生を開始しろ!
『ゾンビ・コマンド』たちよ! はははっははっはははは!!!
430 :
G:04/01/18 02:38 ID:???
あーなんか腹の中がぐるぐるしてるなぁ…
ま、大丈夫だろ。そのうち消化するさ
431 :
G:04/01/18 07:24 ID:???
>>430 まぁ、先達の言う事には、「自決するなら今のうち」だそうだ。
どうせなら「フ○モリ」のいるところで自決して頂きたいな…
432 :
G幹部:04/01/18 11:14 ID:???
やとアク禁から解除できた〜!!
わしは東南アジアにでもいくかな
あぁ、G幹部殿。東南アジアはOriginal Gの巣窟です。
早めに奴らを乗っ取って下さい。手が付けられんです。
434 :
G幹部:04/01/18 11:32 ID:???
>>432 分かったぞ!!
少数精鋭で乗っ取るぞ!!
…人間ノ作ッタ不浄ナル物ドモガ我ト手ヲ組モウトイウノカ…愚カナ…
シカシ…我ノ孫ノヨウナ存在デアルコトニハ変ワリハナイ…
…良カロウ…貴様ラガ我ノ領土ヲ通ッタ時ハ支援シテヤロウ…
ふ○もりトヤラノコトハ知ラヌ…ソチラデ勝手ニスルガイイ…
見返リトシテ…貴様ラハ…我ノ…餌トナレ…!!!!!!!!!!!
ハートブレイクキッドがGなんてやってけてやるぜ♪
東南アジアのオリジナルGは大方狩ったつもりであったが・・・。
フム、狩り残しがあったか。まぁ良いわ。
シンガポールの要塞に着いたは良いが、被害が出でおらぬか。
当分は此処に駐留するか。さて中○は何処におるのだ
あ、兄者! お待ち申し上げて居りましたとも!
只今、『生餌』作戦を開始シテオリマス!
で、このジャーナリストと言い張る奴を如何致しましょうや?
>>438 最近見ないと思ってたら捕まってたのか!!
440 :
G:04/01/18 20:09 ID:???
しかも、釣りのための餌扱いかぁ…しどいなぁ
先遣隊はそろそろフィジー諸島であったところに着く頃だなぁ。
どうしようかねぇMぅ
…………
441 :
「島」:04/01/18 20:28 ID:???
「島」はアンダマン諸島付近を島伝いに南下している。何としても艦隊を振り切ろうと、
ジグザグに航行するなどしてみたものの、「島」の乏しい機動力ではいかんともしがたい。
「あの艦隊、本当にしつこいわね…。」プ○ンが呆れたような口調で言った。
ハ○セは電気系統の修理にやっきになっている。「ここまでは直ったぞ。よーし、ミサイル発射だ!」
無邪気な笑顔でそう言うと、今までの鬱憤を晴らすかのようにシルクワームを乱射し始めた。
そのころ島の大人たちは、今後自分達がどうすべきか、相談をしていた。
「やっぱり、エロマンガ島へ向かうしかないんじゃないかな?」そう言ったのはダンディさんだった。
「幸い、日本艦隊も今のところ、我々には手の出しようが無いと見える・・・。それならこのまま一緒に
フ○モリの所へ行くのさ。どうせ現場は大乱戦になるだろうから、その隙に奴らを振り切る。というか、
それぐらいしかこちらも手が無い。」
「それに、『オネェサン』からもフ○モリを捕まえるように言われたんでしょう、ガ○チョの旦那?それなら、
もののついでに、俺達の手で奴を捕まえましょうや!」ト○ヒゲも言った。
ガ○チョは昨夜の事を思い出していた。「オネェサン」達は自分に向かって、こう言ったものだ。
「…インド洋で日本艦隊と鬼ごっこなんて、随分と暇を持て余しているようですわね、ホホホ…」
女狐どもが。いずれ叩き潰してやる。そう思った時、ガ○チョの心にある考えが浮かんだ。
だが、今は誰にも気付かれてはならない。仲間達にも。
「エロマンガ島へ向かいましょう。フ○モリ狩りです」ガ○チョは静かに言った。
「ただし、死なせてはいけませんよ。必ず生け捕りにしなさい。」
「島」はニコバル諸島を過ぎると、マラッカ海峡へ向けて舵を切り始めた。
機動要塞アルベルト、発進! マリンG部隊はアルベルトを護衛!
陸戦型Gは対空防御用に甲板上に展開しておけ! ん? 部下が食われた?
噛み付いておけ! 法螺貝教習でもさせておけ! 余は祖父に習ったがな!
しかしこの笛と杖を…如何するべきか…? 笛はともかく…杖が…?
名無し三等兵が何を偉そうに!!
444 :
G:04/01/18 21:54 ID:???
遂に欺瞞報告まで来たか。最悪の展開になりそうな悪寒がすろよ〜
……………
余の影武者め…余を置き去りにしおってからに…。
防空壕の跡地に入ったら…? 何だこのドリルを付けた奇妙な戦艦は?
…プレートは『轟天級2番艦:仰天』? 決めた! アルベルト2世号と名付ける!
NSAにDIAの皆さん、此処はお互い協力と言うことで一つ…。
影武者と研究資料を回収するまで手を組まないか?
N○K松代支局とりあえず復旧完了です!!
これより、試験電波を発信します!
―ガガガッ…ガガガッ―
ラ…オ体…第一…ッ…ちゃ〜…ちゃ…ザザーッ―
―ザーッ…を前からあげて〜背伸び…運…〜
1…2、3、4、5、6、7、8
2、2、3、4、5、6、7、8
―ガガガッ…ガガガガガーッ―
とりあえず少しは放送出来る程度まで復旧しました!!
社員さんのおかげです!…あれ?社員さんは何処へ?
敵・・・共通の敵の存在が、各陣営の進路を纏めようとしている。
これは、何かを予兆しているのか……?
な・・・シルクワームだと?あの噂、本当だったのか・・・・・・。
それでも直撃すればただではスマンな。しっかり撃墜しろよ!!
それにしても、何処まで逃げるつもりだ。
スンダ諸島に逃げ込んだ所で振り切れなければ、隠れることもできんが。
それともフ○モリと合流するつもりか?
それはこっちにとってはむしろ好都合だがな・・・。
フム…フ○モリはただの馬鹿だったようだわい…
ここを爆破したと見せかけて内部は無傷…
中に我々を侵入させて、復旧作業を始めるだろうということは判っていたはず
そこで隠していた第2段階の爆弾を爆発させれば我々を一網打尽にできたものを…
…まあいい。
どうせこのビルを爆破する程度の破壊力ならワシら職員なら余裕で耐えられるからのう
N○K松代職員は「オニィサン」とは関係なかったようじゃから無理だったかもしれんがの…
…
さて、ワシは次のN○K支局へ向かうとしよう…近いのは…
ソウイエバふぃりぴんニタドリ着イタ我ガ娘ハ
今頃何ヲシテイルノダロウカ…
ジャーナリスト・・・・・・?フム。
その様な者を捕虜にしておくのは身中に虫を飼うようなものか
ダブリンで精製した薬を持ってきた。
中○よ、実験を兼ねてこれでその男の記憶を操作せよ。
その後は・・・いかにでもするが良かろう。
承った、あにじゃ!! 早速処置を開始するでおじゃるぅ!
『オネィサン』への敵意を強化するでオじゃる!
そして付近のN○K支局へ放り出すにて御座候!
Gが侵入を開始しました! 是非ともアニジャの力で撃退を…!
ええい! たかが棺桶に片足を突っ込んだ、ただの足の臭そうなオヤジでは無いか!
通すな! 絶対阻止だ! 関西支局を奴等に渡すな! 閣下が見ておられるのだぞ!
特殊部隊員が…全滅!? あの大使館事件を処理した12人を…3分かからずだと?
あの白いグン○の肌着を着たオヤジは、化け物か?! 殺せ、奴を殺せ! 手段は問わん!
マイクロ波の照準を奴に当てろ! 生体ベースなら体内の水分子を沸騰させてやれば…!
(閣下…許されよ…! 私を囮にして、閣下は是非とも旧アメリカ合衆国政府の元へ…
そして世界が混迷の時代を脱した時、強力な指導者として再びお立ちください…!
そのためにはこの道化、己の身命を一身に尽くして見せましょうぞ…! 閣下…! )
巨大な島影だと? エロマンガ島へ向かっている?! イカン、引き返せ!
平文で最大発信! 『偉大なるアルベルトは『戦艦 武蔵』にあり』とな!
心配するな! 不死身の余が付いておるのだ! 陸戦Gに上陸戦に備えさせよ!
百戦錬磨のひょう○ん島住人が相手だ! 特にモニターグラスの黒衣の男に
注意せよ! 奴はかなりの手練だ! 全力でかからないと、すぐに殺されるぞ!
455 :
「島」:04/01/19 21:26 ID:???
「島」はいつの間にかに、かつてシンガポールと呼ばれた島の近くに来ていた。
「ねえ、まだあの艦隊がくっついてくるよ、どうするのハ○セ?」チャ○ピが苛立たしげに言う。
「大丈夫だよ。それより、今面白いものを見せてあげるよ。ようやく電気系統の修理が終わったからね。」
そう言うとハ○セは、全ての主砲とミサイルをシンガポールの方角に向けさせた。
「あの辺がラッフルズ広場かな?よーし、発射ァ!」
次の瞬間、砲弾やらミサイルやらが次々と陸地に吸い込まれていった。海岸沿いのあちこちで
炎が上がった。炎は見る見る燃え広がり、市街地だったあたりを飲み込んでいった。
ハ○セはその光景を満足げに眺めると、おもむろに無線機にむかった。
「連合艦隊のおじさん達、あの島みたいになりたくなかったら、今すぐ包囲を解いてくれないかな?
そうすれば僕達も、そっちを攻撃しないって約束するからさ。僕達は平和主義者だからね。無意味な
殺戮は嫌いなんだ。」
そのころシンガポールの地下で、Gとド○ター中松の戦闘が行われていたとは、ハ○セはまるで
知らなかったのであった。
なんとしたことかぁっ!! 電気系統の一部が損傷? 復旧までに30分でおじゃるか?!
それでは隔壁閉鎖が間に合わないでおじゃるよ!! 早く内部電源に切り替えよ!
くそ! 盗人の真似をして電気を盗んで居たのが仇となったか…! しかしこの砲撃は一体…?
アニジャ! 被災した市民を中に入れまする! 是非とも許可をお願い申し上げ候!
この地方では『愛されるオニィサン』がモットーですから! …Gを攪乱できますし。
457 :
G:04/01/19 22:24 ID:???
>>456 G第211293師団…
…今だ!!突入するぞ!!!!
だ、第一区画突破だと? 奴等、何者だ! くそ! 人形軍団、第三区画で待機!
自爆も考慮に入れてよし! ああ、曹操人形は策を練るため此処に待機を命ずる!
あにじゃ、脱出の用意を…! 次の要塞は…日本国、関西地方の巨大地下街『U』!
御武運を! 私はGを此処で食い止めるでおじゃるぅ
中○よ。拙者は大兄よりこの要塞を守れとの命を受けた。
ならば拙者がにげる訳にはゆくまい・・・・・・。
中○!!市民を最下層のシェルターに避難させよ!
Gごときが・・・・・・顔列車を伴ったところでいか程の物よ!!
来るがいい!!N○K教育、体操の時間であるぞ!!
ハッ!! アニジャ! 急いで支度仕り候! 避難民を第五区画から第七区画まで誘導せよ!
朝永君! アニジャのための専用BGMスタート! 『象さんのあくび』〜『徹底的に手・足』
までエンドレスで要塞内に流せ! 誇り高き我等がアニジャの出陣であるぞ! 敬礼!
461 :
G:04/01/19 23:52 ID:???
エロマンガ島の、歴史的悲劇をわれわれが繰り返さなくてもいいじゃないか。
特に、キリスト教徒よ、よく考えておくれ…
奴らシンガポールを火の海にして何をするつもりだ・・・?
ん・・・通信?あの島からだと!?で、内容は?
・・・・・・バカめと言ってやれ。
たしかにあの物量は大したものだが、ほとんど旧式の武装。
しかも今のデモンストレーションで砲塔の位置も良くわかった。
爆撃再開だ!!今度の目標は砲塔とミサイル発射台!
可能なら変電所も攻撃しておけ!
463 :
G:04/01/20 09:13 ID:???
くふっ…かはぁっ…
おのれ…体操のオニィサン…
我らGのほぼ一個師団を相手にたった一人で勝利を収めるとはな…ごふっ…
やはり「オリバー」が最初に破壊されてしまったのが痛かった…
だがな…貴様が倒したのは「ほぼ」一個師団でしかない
残りの数体のGは何処へ行ったと思う…?
今更追いつけるとは思うな…既に10時間が経過している…
人形がどれほどの強さかはわからん…だがな…Gを甘く見るな…!!!!
げふぅっ…
464 :
電波:04/01/20 11:59 ID:???
>>463 …甘く見ているのはそちらの方だよG君…
ドクター中○はこれからも我々に十分貢献してくれる
それを殺されてしまうのは我々にとって重大な損失なのだ…わかるかね?
すでに中○のところには我々の「ドレミファど〜なっつ」が合流している
たかが数体のGで4体のコンビネーションを打ち破れるとは思わんほうが良い
ではシンガポール基地の諸君よ…健闘を祈るぞ
さて、敗残兵でも使ってくれるかな。463の生き残りのG達に我々が合流した方がいいのかな…
1個中隊14体だけど。さて、どこに行くのか…
何ィ! 隔壁を越えて「大阪『U』地下街」連絡通路へ数体のGが侵入?!
すぐに現地のN○K『特別』職員に連絡せよ! 関西支局へだ!
「大阪『梅○』にGが侵入開始、撃退請う」となっ!
奴等の死体は完全消滅させよと連絡しておけ! 奴等が増殖を開始する!
あにじゃは凄い…『オニィサン』に就いていて良かった…。
467 :
名無し三等兵:04/01/20 17:25 ID:ogcGs0FE
>>466 うわっ…何処まで逃げてんだ…シンガポールから即大阪ですか
っつーかGも追いついてんのね…もう出鱈目や…
>>468、私は逃げてないでおじゃる! ただ用意してた退却ルートにGが数体侵入しただけアルよ!
隔壁はその後閉鎖したから、大丈夫ね! 今、私はGの屍骸処理で手一杯アルね!
シンガポールは落ちてないね! 安心するヨロシ! かしこ!
あ、偽者だ。
471 :
「島」:04/01/20 21:10 ID:???
>>461 ガ○チョはmasterGからの伝言を読み終えると、深い溜息をついた。
…ああ、あなたの美しい言葉は、残念ながら世界に伝えられるのがあまりに遅きに失した。
「あの日」以来、世界はその姿を全く変えてしまった。もっとはっきり言えば壊れてしまったのだ。
我々はあまりに多くの惨劇を見てしまった。朝鮮半島、日本、イタリア、フランスにドイツ、そして
イギリスその他のヨーロッパ、アフリカにオセアニアetc…。全地球的規模であらゆる種類の破壊と
殺戮が行われた後で、南洋の小島の悲劇的歴史に思いを馳せる事など出来るであろうか。
よしんば出来たとして、この世界に生きる我々に、そんな歴史に共感できる心が残っているのか?
もしそんな心が欠片でも残っていれば、もう少しこの世界の姿もマシなものになっていただろう。
我々にとって(そして他の勢力にとっても)、フ○モリが最も重要なターゲットであり、彼とその一派が
あの小島に隠れ潜む限り、あの海が紅く染まる事は避けられないだろう。Gをコントロールする術を
知ると噂されるフ○モリ達を手中にしない限り、我々もまた「終わり」を迎えざるを得ないからだ。
フ○モリがあの島から出て行くというのなら、話はまた別だろうが。
「あなたほど聡明な方なら、その事が分からないはずがありますまいに・・・。」
もちろん、分かっているから書き送ってきたのだろうが。
ガ○チョは、再び溜息をついた。
何だ? 日本語が読めんぞチーノ? 失礼な! 余は日本人である! チャイニーズでは決して無いのだ!
ペルー大統領時代の綽名で呼びおって…。新手の嫌がらせか鬼畜米人がっ! ああ、これは漢数字の1だ!
計器の番号さえマトモに読めんのか! …電探? ああ、レーダーの事だよ! ? 反応有りだと?
早く言わんかこの間抜けィ! …余の忠実なる部下さえ居てくれれば…? おおG! そう言えば居たか!
日本語通訳スタッフに為ってくれ! 勿論タダでとは言わん。動きの悪い奴は喰って良し! …余は違うぞ?
473 :
G:04/01/20 22:29 ID:???
【指令書】
(前略)アルベルト・フ○モリと同行しているGに告ぐ。全て喰ってよし。喰い終わったら泳いで帰還の事(後略)
この法螺貝さえあれば、Gなど無力! 余は無敵! 指令書か…握りつぶせGよ!
余の影武者にスペアを預けたのは痛いがな…! ファハハハハッハハハアッハハ!!
475 :
「島」:04/01/20 23:26 ID:???
「島」はカリマータ海峡を抜けてジャワ海に入った。猛爆撃を浴び、あちこちから黒煙を上げている。
「ちぇッ、こんな事になるなら、あの艦隊に向けて砲撃しておけばよかったなぁ。」ハ○セは残念そうだ。
「それより、あのおじさんたち、ぼくらの事を『バカ』って言ったよね。」ダ○プが不機嫌そうに言った。
「わたしたち、ナメられてるよね。」チャ○ピも続いた。
「あのおじさんたちに、ぼくたちを怒らせたらどうなるか、教えてあげないといけないんじゃない?」そう
テ○が言うと、ハ○セは「もちろんさ」と応じた。
「どうせそのうち、この島に上陸しようとするだろうからね。その時には、思い知らせてあげないと。」
「どっちが本当のバカか、気が付いた時にはもう遅いんだよ、おじさんたち。」ハ○セの瞳が、眼鏡の奥で
あやしく光った。
今度はそこそこ成果を上げたか。しかしながら決定打には及ばないな。
これ以上の爆撃は意味をなさんか・・・。
やはり陸戦隊を上陸させるか・・・?
いつまでも包囲している訳にもいかんか。
陸戦隊は上陸の準備だ。通常装備の他、例の実験兵器を持っていけ。
実戦で役立つか試してみろ。
艦隊はこのまま『島』を包囲しつつ航行しろ。
…で、何人喰った? 3人? 分け合って? フム…。 モノ欲しそうな目で余を見るな!
『アルベルト二世号』こと『仰天』、発艦! 急いでエロマンガ島より…? なんとぉッ!
移動要塞アルベルトが帰還しているでは無いか! 馬鹿もォン! 余の退…ではなくて、
進路を塞ぐな影武…いや、フジ○リ閣下! どうかお退き願いたい! 私めが囮と為りますゆえ!
侵入したGはほぼ孅滅したか。
それにしても、先程の振動は何であったのだ?
どれ、外に出てみるか・・・。
ぬぅ・・・・・・どうした事だ。地上での戦闘は無かったはずだが。
何処の痴れ者が破壊していったのか・・・。
一般人をシェルターに収容したのは正解であったな・・・。
もし一般人に被害が出でいたら、発射した砲台もろとも皆殺しにする所であったがな。
479 :
「島」:04/01/21 21:53 ID:???
「島」はスラウェシ島を見ながらフロレス海を抜け、バンダ海に入った。
もうすぐニューギニアが見えてくるだろう。
「体操のオニィサンときたら、ぼくたちの事を『痴れ物』だってさ。あの人、体操しか能がない
くせに、口だけは達者なんだね。」我慢できないといった口調のテ○をハ○セがなだめた。
「言わせておけよ。どうせ何も出来ないんだし。それに、今はあんなのにかまってる暇はない。」
「もうすぐ、お客様が来るからだね。」ダ○プが言った。
「そう。歓迎の準備をしなくちゃ。」ハ○セが答えた。
「島」は静かに西へ向かって進んでいく。
480 :
「島」:04/01/21 22:27 ID:???
>>479 しまった。東へ進んでるんだった。訂正。
○ょ○○ん島は何処へ行く 僕らを乗せて何処へ行く〜 う〜 う〜
482 :
G幹部:04/01/21 23:08 ID:???
うらーーー!!
暑い・・・。今更だが赤道付近にいる事を再確認する。
『島』は相変わらず沈黙したままだ。碌でもない事を考えているのだろう。
ならば、その策ごと叩き潰すまでだ。
陸戦部隊は出撃。上陸後は罠に注意しつつ、敵を孅滅しろ。
退路を常に確保しておけ。ヤバくなったらすぐに撤退しろ。
敵の戦闘員を侮るな。あの島の住人は全て敵だ。
子供でも容赦するな。やられるのはこちらだぞ。
それでは、出撃。
それにしても・・・・・・我ながら口うるさいものだ。
やはり管理職なんかしてると、老けるんだな。
まだ二十代なのに・・・。
484 :
「島」:04/01/22 20:53 ID:???
「島」は多くの木々に覆われている。上陸した兵士達はその中を警戒しながら進んでいく。
森の中は気味が悪いほど静かだ。
そのとき、先頭を進んでいた兵士の姿が、急に見えなくなった。誰かのつくった落とし穴に
はまったのだ。仲間達が彼を助け出そうとした時、森の中から銃声がした。
混乱に陥った部隊の頭上へ、子供のような人影が舞い降りた。彼らはたちまちのうちに
兵士達を組み伏せた。逃げようとした者たちは、背後からとびかかってきたライオンに
よって蹂躙された。
暫くすると、森には再び静けさが戻った。
上陸した部隊からの連絡がとだえた?
ふぅ・・・いきなりだな、撤退する暇もないとは。
島全体に万遍無く爆砲撃を行なったが、まだ森が残っているのか?
枯葉剤があったはずだ。森林に散布しろ
その後もう一度爆撃だ。ナパームで焼き尽くせ。
なんだ?ダイオキシンが含まれているだと?
だから何だ。人質を立てるならとっくにやってるだろう。
あの島にダイオキシンで苦しむ奴は一人もいない。さっさとやれ。
486 :
G:04/01/22 23:17 ID:???
また、血みどろの争いですか…。トップ会談が必要ですなぁ…あ、しまったぁ
今日も偵察に出た兵が戻ってこない。
また、殺られたのか?最近嫌な噂を聞く・・・
巨大な目を持つ緑の怪物がいるという噂だ。
我々には何も知らされていない。
無能な上官殿はそれらをGと呼んでいるそうだ。
まぁ、そんな事は関係ない
私は私に与えられた仕事をするだけだ。
甲府放送局か…ここも酷いことになっているな…
とりあえず瓦礫の除去からはじめるか…
グハハハハハ!
弱い!やはり人間は弱いなぁ!
こんなに匂いのきつい動物他にはおらんわい。
匂う、匂うぞぅ。汗の匂い、体臭、口臭にオーデコロン!!
ほぅれ見つけた!おぬしが最後の影武者じゃあ!!
…ん?あそこの廃墟で誰かが働いているな…
N○K…!?「オニィサン」の職員か…!!
どうする…?まともに戦っても勝ち目は無い…しかし…
おや、あすこにおわすは生存者殿か?密かに後方支援でもするか………
おおかみさん、おおかみさん、上空からはあなた丸見えデスゾ…ほぉら、タベチャウゾー(ΘЩΘ)ジュル ウマー
吉野家でネギだく特盛りを腹一杯食う時まで、死んでたまるかよ!!
見つけたぞ! 総統に逆らう不埒者め! 正義の鉄槌を今、振り下ろす!
死ネイ! 反乱者どもが! 日本はアルベルト閣下の統治下にあるのだぁ!
影武者の影武者とは…フジ○リ閣下はここまで予想して策を立てられたのか?
ガッハッハッ!
影武者狩りの次は側近狩りかぁ!
それはそうと何処ぞのGが雕を狙っておるようだのぅ、暇なことよ。
彼奴らはフ○モリに操られとる様だし仕方ないかの。
まぁ良いわ、次は中枢を狙いに行くか。いつのまにかわしゃ甲府に飛ばされた様だがの。
久々に来た見たら何やってるんだ人間同士で
Gを優先しろ
…
>>490…まだワシのことを見ておるな…
一体何者なんじゃ…?
499 :
G:04/01/24 08:30 ID:???
>>497 いえいえ、人でなしの(自称)フ○モリを先ず殺して
和平を結ぼうと………世界はイタリアの二の舞になるのだな。
( ゚Д゚)ノシ
現人神Uこと日本国総統、アルベ○ト・フジモリである!余は此処、エロマンガ島の終生大統領を兼務する事を宣言する!
日本に戻るぞ、影! 支配権を確立せねばなるまい。余とGと、『オニィサン』から奪った『力』を持って!
機動要塞『武蔵』・『仰天』ことアルベルト一世・ニ世号、日本、トキオに向かって発進!
目指すは皇居跡地だ! 『地脈』を制するのは余だ! アディオス、アミーゴ!
502 :
「島」:04/01/24 23:24 ID:???
>>499 「和平なんて可能なんでしょうかね、ガ○チョ大統領?」
「どうですかねぇ、ドクター・ムマ○メム。私個人としてはその話、乗ってもいいが、人類側が
首を縦に振りますかな…?あれだけの犠牲者を出しているわけだし、何より兵士の諸君が
納得しないのじゃなかろうか。」
「そうですね、それに『オネェサン』、『オニィサン』の動向も読めませんな。」
「あの人達は、最近姿を見せない所をみると、案外この戦争の行方に、もう興味を失っているかも
知れませんよ。」
「それはそれで、何か嫌ですね…。まぁ、そのほうが和平交渉はやり易くなりますが…。」
ククク…面倒ナコトニナッテキタヨウダナ…
…マアイイ…我々ニハ何ノ関係モ無イコトダ…
シカシ「おにぃさん」トヤラハ気ニ喰ワンナ…
しんがぽーるニ奴等ノ基地ガ有ルノデアッタカ…?
ヨシ…ふぃりぴんニイル我ガ娘ト連絡ヲ取レ…しんがぽーるヲ落トスゾ…!!
オヤ…母上ノ使イノヨウネ…ナニナニ…?
トウトウヤル気ニナッテクレタノネ…
ヨシ…私達モ進撃スルワ…私ノ子供タチヲヨクモ惨殺シテクレタワネ…
頭蓋骨ヲ砕キ、脳髄ヲススリ、眼球ヲ噛ミ潰シテクレルワ!!
| / / |_|/|/|/|/| (´⌒(´⌒`)⌒`)
| / / |文|/ // / (´⌒(´祭だ!!祭だ!!`)⌒`)
|/ /. _.| ̄|/|/|/ (´⌒(´∧ ∧⌒`)`)`)⌒`)
/|\/ / / |/ / (´⌒(´(,゚Д゚ )つ `)`)
/| / / /ヽ (´⌒(´⌒ (´⌒( つ |〕 /⌒`)⌒`)
| | ̄| | |ヽ/| 遅れるな!! ( | (⌒)`)⌒`)
| | |/| |__|/. ∧_∧ ⌒`).ドし'⌒^ミ `)⌒`)ォ
| |/| |/ (´⌒(´( ´∀` )つ ド ∧_∧⌒`)
| | |/ (´⌒(´( つ/] / ォと( ・∀・ ) 突撃――!!
| |/ ( | (⌒)`) ォ ヽ[|⊂[] )`)
| / (´ ´し'⌒^ミ `)`)ォ (⌒) |
|/ .  ̄ (_)`)`)
/
ある都市の戦い
>>505 ま…祭りか!?
どこで何が起こっているんだ!?
>>506 日本だろうたぶんだが・・・・。
だんじりかもしれんぞ。
Gも殴り殺しているのかもな。
中○よ。聞こえておるなら、よく聞いておけ。
オリジナルGがどうやら大挙して此処に襲撃をかけるようだ。
拙者は打って出る。
拙者からの連絡が途絶えるようなら、シンガポールを破棄し大阪の要塞とやらに撤退しろ。
人形を数体借りるぞ。
後は任せる・・・。
\∧_ヘ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
,,、,、,,, / \Gノゝ∩ < しんがぽーるヲ落トス!! ,,、,、,,,
/√ΘДΘ) / \____________ ,,、,、,,,
/三/| ∀|\ ,,、,、,,, ,,、,、,,,
,,、,、,,, U (:::::::::::) ,,、,、,,, \ハイルッオネィサァァァァァンッ!!/
//三/|三|\
∪ ∪ ∩ ( )∩ ∩ ( )∩ ∩( ) )∩
,,、,、,,, ,,、,、,,,
,,、,、,,, ∩( ) ∩ ( ) ∩ ( ) ∩ ( )
よくわからなくなってきたので大きい出来事だけでもまとめるか…
・エロマンガ島近辺でアル○ルト・フ○モリ一派と人類連合軍、G、オニィサンが戦闘中
・シンガポールのオニィサン基地へオリジナルGの大群が進攻
あとは細かいことがいくつか
むう…ベトナム近海に着いたのじゃが…オリジナルGはすでにおらんようだのう
シンガポールではすでに戦闘が始まろうとしているのか…
ちょうど良かったわい…やつらが双方弱った隙に一気に攻め込んで漁夫の利を得るとしよう
512 :
「島」:04/01/26 23:29 ID:???
「島」はアラフラ海を抜けて珊瑚海に入った。
「やはり和平話は立ち消えですか…。やむを得ませんね。」
「島」はソロモン諸島付近でフ○モリ一派を迎撃する準備に入った。
地球から日本という土地そのものを無くしてしまえばつまらない争いは消えるんじゃないかなぁ、ねぇ、M
>>513 そんなことをすれば、今の泥沼の争いに火を注ぐことになる。
・・・と思ったが日本にこだわってる勢力なんぞほとんど無いから、
展開をすっきりさせるなら調度良いかも。
で、どうするの?核の2、3発でもぶち込むかい?
保有国のほとんどが壊滅してるから、手に入れるのは簡単だろうね。
515 :
「島」:04/01/27 21:23 ID:???
アニジャあ…! 総員撤退準備! それがしと、命の要らぬ者だけは此処に残れィ!
Gどもと、矢折れ力尽きるまで戦い、その後、G軍団をシンガポール要塞ごと消滅させる!
地球の核(コア)を消滅させるコードは…梅田に送る! 施設に関するデータ消去!
坑道ルート封鎖完了! さあ、逝くぞ皆の者! この中松、G相手にひとあわ吹かせて見せるわ!
漢の散り様、とくと見よ、『オネィサン』め! (ジャーナリストの脳裏に、破滅のコードを仕込んだ…)
517 :
名無し三等兵:04/01/30 12:17 ID:MyvWPVE8
さて、悪役でしかないドクター○松は沈んだかな?
アテ:ウメダチカガイ・ギソウヨウサイ。
シンガポール、カンラク。クリカエス、シンガポール、カンラク。セイゾンシャ…シミンイガイ、ナシ。
ハツ:ナカマツキンセイ・ジンコウチノウ。
グゥ・・・ガッハァ・・・・・・。
うぬ・・・此処までか・・・。
さすがはオリジナルG、質、量共に恐るべき物よ・・・。
大兄・・・申し訳ござらん・・・。拙者は先に逝きます・・・。
我らが悲願、どうか達成なさりませ・・・。
よし!全艦シンガポールへ向けて進軍!!!
即刻オリジナルGを殲滅し、同時にオニィサン基地に突入せよ!
体操のオニィサンよ!貴様にはまだ色々と吐いてもらうべきことが有る!!
まだ勝手に逝ってもらっては困るのだよ!!ワシらが着くまで何とかもたせろ!
命は助ける!戦後の暮らしもワシが出来る限り援助する!
そのかわり「オニィサン」についての詳しい情報をワシらによこすんだ!!
待ってろよ!!!!!!!!
母上…私ハモウ駄目デス…
母上ダケデモ島ヘオ帰リクダサイ…
雌ガ一匹デモ残ッテイレバGニ絶滅ハナイノデスカラ…
人間ノコトハオ忘レクダサイ…
1億年続イタGノ血統ヲコンナトコロデ絶ヤシテハナリマセン…
522 :
G:04/02/01 02:41 ID:???
う〜ん、ボクタチノ血統ハ別ニナンダッテイイノサ。既ニ中ノ人Ga...BooUDo。。。UWoKKKaaaaaiiiiiiSiSiSiTa・・・・・
しんがぽーるヨリ撤退スル!!
娘ヨ…スマナイ…
525 :
G:04/02/01 18:43 ID:???
うむ、復活。さぁ、時は満ちた。(ry
シンガポールからオリジナルGが撤退していく…ワシらの勝利じゃな
さてオニィサン基地に乗り込むとしようか!
527 :
「島」:04/02/02 00:44 ID:???
「うーん、これからどうしよう。ハワイでも行ってみるかな?」
俺はN○K甲府支局の修復を手伝うことにした。
なんとなくだが、こいつらは非道な奴じゃないと直感したんだ。
Gと敵対していることは色々と話を聞いていて分かったし…
とりあえず当分行動を共にしてみようと思う。
529 :
G幹部:04/02/02 23:46 ID:???
やっと妨害から解除された〜!!
「戦線復帰ですぞ」
くそっ…体操のオニィサンはもう死んでいたのか…
もうここに他には誰もいないのかのう…?
中○とやらは逃げたようだし、ここも消滅する気配は無い…
コンピュータには一片たりとも情報は残っておらんし、
残っていたのは妙に大きなフロッピーディスクだけか…
ちょっと見てみるとしようかのう…って明らかに入らないじゃあないか!!
なんなんだこのフロッピーディスク?は…
久しぶりに来たらなんかコテハンばっかりですね
一体戦況はどうなってるんだ…?
532 :
名無し三等兵:04/02/04 02:25 ID:uTfOBCCb
一体現状はどうなってるんだ・・・・・?
事件勃発以降、ロムに徹してた所為で生き残りはしたが・・・・
取り敢えず誰か応答してくれ。こちら陸自残存部隊。あちこちの駐屯地から生き残りを掻き集めて機械化混成旅団をでっち上げた。
装備も人員もくたびれた中古ばかりだが皆意気軒昂だ。また、海自も地方隊を中心とした部隊を再編してるらしい。
現在日本には12個師団がいるとのことだが上級司令部からは何の通達も無い。当然それらの師団との連絡も不通だ。
誰でもいい、現状の報告と指示をくれ!
533 :
532:04/02/04 02:29 ID:???
失礼。sage忘れた。
フハハッハハはハッハは八ハッはアハぁッ!
余は日本へ再び還って来た! 人民よ、余の前に跪けぃ!
偉大なる日本国初代総統、アルベルト一世の降臨である!
自衛軍? 余の前に敵は無し! 日本人は踏み潰せ!
…最も、余も、日本人だが。 旧日本国民よ、余の下へ還れ!
>>534 貴様は何処にいる?
まさか日本とは名ばかりの南鳥島に上陸して、東京上陸!!とか言ってない?
アホ?
三宅島である! 日本帝国暫定政府は此処に在り! って…何だこの地鳴りは?
537 :
G幹部:04/02/04 21:53 ID:???
またせたな
538 :
「島」:04/02/04 22:20 ID:???
>>536 「十日も姿を見せないと思っていたら、いつの間にかに三宅島にいたとは…。」
「あんな所にいるんじゃ、こっちも深追いしないほうがいいよね。」
539 :
名無し三等兵:04/02/05 01:17 ID:5jMtqgs0
>>532 フジ○リの居場所は火山島の三宅島だ。このままでは日本は火の海だ。
J隊の兵力を動員して、フジ○リをひとところに叩くのだ!
540 :
532:04/02/05 02:40 ID:???
>>539 有り難い、応答が有ったか!貴官の所属は?指揮系統はどうなってる?戦況はいいのか?悪いのか?
・・・・すまない、少々取り乱してしまった。答えられない事は答えなくてもいい。貴官の立場もあるだろうからな。
しかし現実問題として我々には海を越える手段が無い。
いや、掻き集めた装備の中にはUH-1も何機かあったから兵員を数十人送る事は可能だがそれだと持ち込めるのは小火器だけだ。
海自地方隊も当分作戦行動には至らないだろうし、兵員や重装備を輸送する手段が絶無に近い。三宅島に直ちに送れる戦力は極めて弱小という事だ。
相手がフジ○リとSPだけならどうにかなるだろうが、化け物どもが多数いた場合はどうにもならん。
それでも命令とあらば三宅島に出向くが個人的には御免蒙りたいな。
因みに我々の戦力は
74式戦車×30、73式APC×20、74式自走105o榴弾砲×1、75式155o自走榴弾砲×3、
203o自走榴弾砲×1、FH70×10、87式自走高射機関砲×1、87式偵察警戒車×4、
81式短SAM×1、82式指揮通信車×2、UH-1×8、高機動車、各種トラック、支援車輌等といったところだ。
兵員は正確には把握してないが車輌の乗員とは別に普通科隊員が約1000人、一個連隊弱だな。
火器の類は何とか足りているが弾薬は心許ない。長期戦は無理だろう。何とか補給を融通して欲しいところだ。
これらの点を踏まえてもう一度指示を下してくれ。
生粋の日本人どもめ…余の持つ戦力を舐めておるな? 怪しからん事だ…ハポン人めが!
かのドリル付き海底戦艦『轟天』の2番艦、『仰天』と、大和級戦艦2番艦『武蔵』を擁して居るのだぞ?
上陸前に海上決戦に持ち込むわ! アルベルト一式戦車隊はまだ健在である! 捜すのだ! 反乱軍を!
親フジ○リ部隊に告ぐ! 旧日本国軍を潰せ! 米で開発中止の203o自走砲も在るのだぞ! 殺せェー!
542 :
539:04/02/05 17:18 ID:???
三宅島にいるとなると、遅かれ早かれ攻められますね
関東一帯の漁協のトロール船を総動員して、浦賀水道
と相模湾に対潜防止網と機雷敷設してをきます。
しっかし、漁船は遅いなあ。船外機つけようかしら。
543 :
532:04/02/05 17:47 ID:???
どうやらフジ○リは強力な兵器群を保持しているようだな。全く・・・・どこから捻り出したのやら。
しかも豪天や武蔵まで擁するとは冒涜も甚だしい。
しかしここまで所在がはっきりしているのに手が出せないとは。
隠れる所など無い三宅島。クラスター爆弾でも投下すれば一瞬で片がつきそうなものだが・・・・やはり空自も機能していないのか?
とまれ、かの御仁が出向いてくるというならば好都合。水際でこれを捕捉、殲滅するのみ。
けど今我々がいるのは相馬原なんだよなあ。急いで関東に向かわねば・・・・・
!そう言えば宇都宮にはアレが有ったな。稼動するのが何機あるかは分らんが寄り道していくか。
やっと通信が回復したか・・・。
濃霧に巻かれた挙げ句レーダーが故障し、島を見失ってしまった。
現在パラオ諸島にいるのだがさてどうしたものか・・・。
取り敢えず、日本に帰ってみるか。
フ○モリの動向も気になるしな・・・。
(=゚ω゚)ノ
"ガチャ"
あ、もしもし。浦賀水道は終わった?
あ、終わったのー。あ、そうご苦労さん。
相模湾は?え、まだ終わってないの?
じゃあ、機雷の敷設だけにして。網邪魔だから。
残った網は、テキトーに沈めて、イケスにでもしてさー。
うん。じゃそういうことでー。
はーい、どーも。"ガチャ"
,,,,,┯,,,,,
彡 ミ
彡. (・) (・) ミ
彡 ミ <モサモサモッサ♪モサモサモッサー♪
彡 ▲ ミ 彡ミミ,.
彡彡 " ゛ ミミ彡 ,し
彡 ",,,,,.,, " 彡
彡 ミ "" ミ 彡彡彡
彡,,щ9 ミ
ミ"" ミ
ミ ミ
ミ ミ
ミミ ミ
彡 ミ ミ
ミ 彡ミ,,, ミ
ミ ミ "ミ,,, ミ
ミ ミ "ミ,,, ミ
彡 彡 彡 彡
"""" """"
548 :
名無し三等兵:04/02/09 00:05 ID:g99IqzCI
どうやら、有耶無耶のうちに戦闘も終わりそうだな。やれやれだよ全く。
兵隊は人殺しと死体にされるのが仕事だけど、あんなわけの判らん
着ぐるみだの、口先オバカだの、じぃさんの指揮で死ぬのはいい加減
厭だったんだよ、まったく。これより、旧日本国自衛隊全将兵は一切の
戦闘行為を放棄し国土復旧の特別国家土木作業員に復帰する事を
要求するデモ行進を市民運動家共々行うぞ。っとに。
…シンガポールを制圧し、東南アジア全域をオリジナルGから奪取した我々艦隊であったが
このまま東南アジアを支配してしまっても良いような気がしてきたのう…
Gも最近手出しをしてこんし、「オニィサン」も撤退してしもうたしな
この基地を少々改良すれば難攻不落の要塞になるぞい
550 :
「島」:04/02/09 20:05 ID:5/eLFp3O
「島」は広い広い海を行く。濃霧を利用して艦隊を振り切ったものの、自らの損害も大きかった。
ガ○チョは島のはずれで釣り糸を垂れている。空はどこまでも青く、澄み切っている。
いまや何もかもが終わってしまった、という思いが彼の心を支配していた。
世界を力によって支配しようとした者達は皆、その力によって破滅してしまった。
「…共倒れか…」何と空しいことであろうか。今はもう、島はあてもなくさまようばかりであった。
551 :
532:04/02/09 20:47 ID:???
方々で厭戦気分が広がっているようだな。無理も無いが。
とは言え状況が終了した訳でもない。私は私の出来る事をやろう。
宇都宮に到着した。目的は第6地対艦ミサイル連隊との合流だ。
が、宇都宮駐屯地も戦闘に巻き込まれていたようで第6地対艦ミサイル連隊は装備の大半を失っていた。
しかし人員の殆どは無事だった様だ。なまじ陸戦部隊でない分、対G戦に投入されなかったのが幸いしたのだろう。
彼らの協力も得てどうにか使用に耐える88式地対艦誘導弾を二台とデータ送受信装置や次発装填用のキャリアなど数種の支援車両を入手する事に成功、人員ともども私の指揮下に編入した。
勿論正式な辞令など出せないので口頭、しかも私の独断によるものだが。
しかし問題は目標に対する射撃諸元を得る手段が無いという事だ。
いずれかの海空部隊の協力が得られない事には強力無比な対艦ミサイルもガラクタに等しい。
そしていまだ我々は孤立無援、一切の他部隊と連絡が取れていない現状に変わりはない。
しかし手をこまねいている訳にもいかない。現実に日本に外敵が迫りつつあるのも確かなのだ。
たとえそれがGではなく同じ人間であったとしても。
我々はこのまま南下。東京を目指す事とする。
ただし道路もあちこちで寸断されており、移動はスムーズにとはいかないだろう。
また、通信回線は常にオープンにしておく。友軍の接触を切に願う。
すまんが、まだフ○モリは三宅島にいるのか?もう一週間近く連絡が無いが?
ファはハッハハはハッハはハハハッはハハは!
日本国は君達に譲ろう! 精々Gと戯れているが良い!
余は歯舞・色丹にアルベルト王国を建国する事にした!
親衛隊よ、余の元へ集い、夢の国を創ろうではないか!
山梨から北陸、東北までのN○Kを再建し、
北海道に着いたワシらは釧路へ向かうことにした
Gも見かけない。このまま日本はN○Kを中心に復興していくのだろうか?
フ○モリ、いつの間に北方へ……。
ロシアも極東まで手が回らんだろうから、当面は居座れるだろうな。
まぁ、歯舞も色丹も日本固有の領土なわけだが。
自衛隊が行くには遠過ぎるなぁ
たしかにN○Kが各地で復興しているな…
その周りにも少しずつだが人が戻り始めている…
「オニィサン」の作戦なのだろうか…それともこれが「オニィサン」の真の…?
557 :
某所:04/02/13 22:26 ID:???
「局長、東日本から北日本にかけて、各地のN○K放送局が送信を再開しています」
「教育の連中め、勝手な事をしおって・・・。N○Kの本筋は我々『総合』だぞ」
「は、全くその通りで」
「体操しか出来ないオニィサンとその手下どもを叩き潰さねばならん…あの方達との
連絡はついたか?」
「はい、先ほどようやく。直ちに釧路沖へ向かってくれるそうです」
「そうか、ハハハ!これで奴らも終わりだ!」
三宅島沖まで来たが・・・・・・フ○モリはおらんのか。
えっ…・・・北方に逃げた?どうしようかな・・・・・・。
自衛隊に連絡をとってみるか、基地は機能してるのか?
ヽ(゚∀゚)ノ インシャー・アッラー
ガチャピンのビデオが出たらしい。
ヽ(゚∀゚)ノ インシャー・アッラー
もういい。終わりだ
一時期俺一人で6役くらいやってまわしてたこともあったけどもうダメだ…
気力がなくなりました。さようなら
俺も3つくらいやっていたけどさようなら
オンドゥルルギッタンディスカー!!
ヽ(゚∀゚)ノ インシャー・アッラー
あれているな・・・・。
世界の終末が訪れても、海・空・大地は忘れないだろう。
かつて、地球全体を巻き込み、己の存在意義を賭けて戦った者が居た事を。
人類とGとの、壮絶なる生存競争が有った事を。
誰も居なくなった今、私だけが蒼い空と青い海、緑に覆われた大地を眺めている。
人類でただ一人残った私だけが、人類世界を制した『G』と共に。
○月○日
N○K社員に聞いたところオニィサンは子供達を連れて地底要塞に潜るという。
その邪魔となるであろう穢れた大人を滅ぼすために、オネェサンと協力していたというのだ。
近頃私も含めた既に大人は長期化した戦争に嫌気が差し、次々に戦闘を放棄していた。
これにより目的が達成しやすくなり、オニィサンは作戦を第2段階へシフト。
10歳未満の子供達をさらう作戦を開始した。
母親は子供と共に連れて行かれたが父親は皆殺しであった。
○月△日
世界中から子供が消えたという情報が入る。
N○K社員は数日前に痛めた足が悪化し、寝たきりになってしまった。
○月×日
オネェサンのGが人類に対し最後の侵攻を仕掛けてきた。
軍は無力であった。
日本中で復興させたN○Kも完膚なきまでに破壊された。
俺や他の職員も戦ったが、多勢に無勢だった。
わくわくさんの作ってくれた新兵器も何百体ものGを倒したが、それで終わりだった。
世界中がオネェサンのGによってたった一日の間に破壊の限りを尽くされた。
人類はもうすぐ滅ぶ。
○月◇日
生き残った職員とともに大雪山に逃げ込む。冬の山は地獄だ。
だが寒さに弱いGならここまで追っては来れないだろう。
○月▲日
Mが山狩りを開始。やつらがいることを忘れていた。
何人もの職員が死んだ。
○月●日
この間痛めた足が元でN○K社員が死んだ。ずいぶん保ったもんだと思う
これで生き残ってるのは俺だけだ。
○月◆日
義手じゃないほうの腕が使い物にならなくなった。
義足じゃない方の足も動かなくなった。
わくわくさんの技術力のすごさを今更ながら実感する。
○月■日
Mが近くまで来ている。しかし俺にはもう武器も無いし逃げることも出来ない。
さてどんどん近づいてくるぞ、もうどうしようもないな(笑)
名無し伏兵長、名無し狙撃手…歴戦の英雄達よ!私の魂を救いたまe/kkorqmjjbぐヴぉk
571 :
「島」:04/02/26 00:35 ID:???
「…どうもよくわかんないね。何がどうなってるんだか。」ハ○セは一言そう呟いた。
ここ二、三日に傍受した交信の内容は驚くべきものであった。それゆえ、にわかには
信じられなかったのであった。
「偽情報かもしれないしね」サ○デー先生が続けた。
しかし、事の真相は彼らにもつかめないままだった。
572 :
532:04/02/28 23:42 ID:???
漸く東京に辿り着いた。道路があちこち寸断されていてやたら時間を食ってしまった。
辿り着いたはいいが東京は廃墟同然。まさに死の都市、ネクロポリスだな。
行軍中、途切れ途切れに漏れ伝わってくる情報でも我々人類にとって景気のいい話は皆無だった。
歴戦の対G特殊部隊生存者もN○Kと共に最後を迎えたようだし、
かの芹○博士は一連の戦いを人類の敗北と認定、人の世は終わったとしている。
だがまだだ。我々は今現在生きている。そして戦う気概を失ってはいない。
この馬鹿馬鹿しい殺戮劇の原因や意義などはどうだっていい。
そんなものは全てが終わったあとで学者や文人が適当にでっち上げてくれるだろう。
その適当なでっち上げを見る為にもこの戦いは終わらせなくてはならない。それも我々人類の勝利によって。
芹○博士はこの戦いを「人類とGとの生存競争」と呼んだ。
学術的にこの表現が正確かどうか私にはわからない。しかしこの戦いのある一面を的確に描写しているとは思う。
そう、もはやGとの和解は有り得ない。人類とG、どちらかの最後の一人が倒れるまで決着は付かないのだ。
そうなのだ。まだ我々は負けていない。この戦争、最後の最後で一組の男女が生き残れば我々の勝利だ。
我々は諦めない。弾丸が尽きれば銃剣で、銃剣が折れれば歯で、歯が折れれば視線でGを睨み殺してみせる。
我々の任務が終了する時はGが地球から消滅するか、我々全員が斃れた時のみである。
以降我々532は「532混成旅団」と改称、作戦行動に移る。
まずは全ての発端となったこの東京を改めて調査する事にする。以上。
>>568 はい、カーット!!
駄目ですってばぁ、博士ェ! 皮肉な笑みなんか浮かべちゃあ!
ここはシリアスシーンのアップで「キメ!」なんですから!
すべては茶番だ? 君は恥と言う文字を知っているかね?
知ってますよ? 耳に心でしょ? 伊達に日○レに入社してませんって!
はい、もう一本ね〜! ごめんねGさん、あと一本、付き合って、ね? ね!
(,,ΘД)y━~ さて……状況がイマイチ不明なわけだが。
|l ( ソつ ∩_∩ とりあえず私は東京の再建の為に力を尽くしに逝くよ。
|`'⌒⌒⌒⌒'(⌒⌒⌒)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|
現在斥候を出して東京各所を探索中だ。
官庁街やビジネス街など、東京中枢はほぼ壊滅している。
まあ市街戦に加え、核兵器だの反応兵器だのが野放図に使われば当然かもしれないが。
が、壊滅したといっても高層ビル群は結構な数が倒壊せずに林立している。
我が国の建築技術の高さをこんな形で見ることになろうとはな。
見様によっては巨大な墓標のようで暗鬱な気分になるのも確かだが。
とは言えこの高層ビル群は以外と厄介な代物だ。
単純にいつ崩壊するか分らない巨大質量であると同時に、Gが潜むに絶好の岩窟要塞でもある。
これらを一々探査するのは極めて危険だし、そもそも絶対的にマンパワーが不足している。
今の所Gは確認されていないがこれからもそうだとは限らない。
残留放射能もある事だし、果たしてこのまま東京に長逗留すべきかどうか思案の為所かもしれない。
見かけないと言えば人間をまるで見かけない。皆何処かへ非難してしまったのだろうか?
もっとも現在都心を中心に捜索活動を行なっているので、捜索範囲を下町や郊外に広げていけば状況も変わるかもしれないが。
ともあれ、今しばらくは現行態勢で捜索を続けようと思う。
我々は悪夢を見たまさに惨劇だった・・・・・。
次々に仲間がGに食われ殺されている。
壮絶なまでの地獄絵図だった私は忘れまい・・・・。
そしていつかこの世界を平和を願う。
577 :
G幹部:04/03/03 17:32 ID:???
久々に来て見たら状況を確認するか
大阪を再建しよう
東京調査開始から数日。とうとう我々はGと遭遇した。
場所は東京地下を縦横に走る地下鉄路線。
探索の為、構内に侵入した斥候隊から次々と「G発見、交戦中」との連絡が有った時、私は最悪の事態を予想した。
が、数刻後には拍子抜けする報告が次々と寄せられた。
いずれの斥候隊も遭遇したGを撃退あるいは射殺、我が方の損害は皆無だったのだ。
地下鉄構内に巣食っていたG達がいずれも少数あるいは単独で行動していたとはいえ、あまりにも呆気なさ過ぎる。
帰還した隊員達から詳しく訊いた所、今回遭遇したGはいずれも御互い共同する事もなく、バラバラに突っ込んできてはこちらに返討ちされたらしい。
私は混乱した。部下達が無事に生還したのは嬉しいが、これが我が国、いや世界を滅亡寸前に追いやったGだというのだろうか。
Gに似た何か別の生物、さもなくば劣化複製品ではないのか。
いや、そうとも思えない。そもそも斥候部隊の隊員達はその殆どが対G戦闘経験を持っている。その彼らがあれはGに間違いないと断言しているのだ。
私自身はGとの戦闘経験を持たないが、彼らの姿形ぐらいは当然知っている。
射殺されたGを自分でも検分したが私にもそれはG以外の何者にも見えなかった。
戦闘詳報を読んでみても、恐るべき怪力や敏捷性、凄まじいまでの耐久力や生命力など、
今我々が共通して認識しているGの生物的特徴は全て兼ね備えているように思える。
しかし今回遭遇したG達には決定的に欠けている物があった。そう、知性である。
ついこの間まで、彼らは隊伍を組み近代兵器を操り、我々人類と総力戦を繰り広げていた。
それがどうだ。この場に居たGは御互いに協力する事すら出来なかった。これではGは単なる猛獣に過ぎない。
我々人類は彼らの桁外れの身体能力に苦戦したのはではない。人間に優るとも劣らないその知能に苦戦したのだ。
指導者不在の為か?Gは退化しているのか?
疑問は尽きないがそれを解明する手立ては無い。
死体を解剖でもしようかとも思ったが生憎我々の中に生化学に長じている者は居らず、
死体を保管する施設・装備も無いので断念した。
正直なところ、精神的にGの死体を持ち歩きたくなかった面もあるのだが。
最終的に安全と衛生の両面からGの死体は全てテルミットで焼却処分した。
我が隊はこれより都心を離れ郊外と下町の探索に移る。
俺はMに胴体を喰われて死んだはずだった。しかし何故だか生きている。
どうも義手と義足が膨張して他の欠損部分を補完してくれたらしい。
奇跡的に頭と義手義足が残っていたから何とか助かったのだ…
もんた、そらみ、ごろり、ひょろり…わくわくさんの失われた子供たち…
彼らの犠牲によって俺は生きながらえた…
しかし…世界中の子供達が消えたあと、俺たちには何ができるというのだろうか
Gを倒し、そこに未来はあるのだろうか
我々は現在都心を離れ郊外及び下町を探索している。
そしてとうとう住民を発見した。
不幸中の幸いと言うべきか、これらの地区は殆どが無事な様だ。
元々の住民に加え、被災した周囲の住民も流入して活況を呈している。
また、子供達の姿も確認できた。少なくとも「ここ」では無事だったようだ。
彼らはそれぞれの地区でグループを作り、リーダーを戴き一種の共同体を運営しているようだ。
政府の統制が事実上消滅している以上、これは自然の流れかもしれない。
物資はどこも不足気味の様だが、驚くべき事にそれに伴う人心の荒廃や治安の悪化が殆ど見られない。
警察を含む行政サービスの殆どが崩壊している現状では、これは奇跡的なことと言える。
共同体指導者達の手腕とカリスマがそれだけ傑出しているという事だろうか。
しかし気掛かりなのは住民達が我々を見る視線が決して好意的ではない事だ。
敵対的、という程でもないが相当の不信感を持っているのが見て取れる。
熱烈な歓迎を望んでいる訳ではないが、国民を守る為に戦ってきたという自負がある我々としては些か寂しいというのが正直な感想だ。
これらの事も含め、情報を得るためにも彼らのリーダー達と接触してみた方がよいかもしれない。
>>対G特殊部隊・生存者どの
これは・・・・よかった、生きておられたか。
貴官のような歴戦の勇士が健在である事は大変心強い。
なにせ私は対G戦闘皆無の素人だしな。規範となる先人が一人でも多く欲しいのだ。
その私がこのような差出がましい事を口にするは心苦しいが、許して欲しい。
仰るとおり貴官は多くの犠牲の上で生き長らえている。それは事実だ。
だからこそ未来を信じて戦って欲しい。
犠牲となった方々は貴官に未来を託して逝ったのだから。
さあハポン人よ、余を崇めよ! 貴様等に食料と物資を与える現人神U、アルベルトである!
はるばる共和国より、飢えに苦しむハポン人の為に持って来たのだ! 余もハポン国籍を持つ!
云わば同胞である! アルベルトの元へ帰るのだ! 帝都の臣民たちよ!
ウェ━━━━(0w0)━━━━イ!!!
とあるグループのリーダーと面会できた。
穏やかな感じがする初老の男性。それもどこにでも居そうな。それが私の第一印象だった。
まず自分の身分を明らかにし、その上で相手の自己紹介を受ける。彼が言うに、自分は「ヒーロー」だという。
私は一瞬呆気に取られた。そして猛烈に後悔した。
よもやここはカルトのコミュニティの類だったのではないか。今にして思えばかなり失礼な感想を抱いたのである。
明らかな不審の念が私の表情に表れていたのだろう。彼は苦笑しながら証拠を見せてくれた。
彼は奇妙な印を結びながら何事か呟く。
「アノクタラサンミャクサンボダイ…」
いよいよもって不信感を強くした私が席を立とうとした時、閃光が生じた。
その閃光が収まった時、私の眼前には紛れもない不審者・・・・ゲフンゲフン。もとい、ヒーローがいた。
彼はそれぞれ特性の違う七つの姿と能力を持っていた。
そしてその能力は月並みな表現だが地を割き岩をも砕く程。まさしく超人だった。
私はこの非常識なヒーローの存在を認めざるを得ない現状に、自らの価値観が音を立てて崩れていくのを感じた。
強烈なデモンストレーションをの後、改めて彼の話を伺った。
それによれば、やはりGはここにも現れたという。
しかし自衛隊は都心を始めとする重要地点での作戦に手一杯でそれどころではなかった。
為す術もなく住民達がGの餌食にならんとした時、奇跡は起きた。そう、彼が現れたのである。
彼は今私がその一部を垣間見た能力を駆使し多くのGを葬った。
死闘数時間、この地区に侵入した全てのGを彼は一人で殲滅したという。
俄かには信じ難い話だ。我々がまるで歯が立たなかった相手をたった一人で?
「本当です!」
私が口を開く前に、同席した住民の一人が彼の発言を保障した。
・・・・どうやら私はポーカーフェイスが苦手らしい。
「多分に感情的な問題だよ。貴方達は住民が助けを求めた時にその場に現れなかった。
それらの人が一度見捨てられた相手に不信感を持つのは当然だろう?」
ヒーローである彼(仮にY氏とする)は私に静かに語った。
確かにその通りかもしれない。しかし我々とて逃げ隠れしていた訳ではない。日本を、国民を守る為に必死で戦っていたのだ。
私がそう反論しようとするのをY氏は手で制した。
「分っている。貴方達は貴方達なりに護るべきものを持って戦っていたのだろう。
私は軍人では無いのでよくは分からないが、大局的な観点では貴方達の取った行動は正しかったのかもしれない。
大の虫を生かすため小の虫を殺す・・・・か。嫌な言葉だが同時に真実でもある」
「だからこそ感情的な問題と前置きしたんだ。皆分ってはいるんだよ。
しかし割り切れない部分も大きい。それが態度や表情に表れるのはしょうがないさ」
貴方はどうなのか?何の為にたった一人でGに戦いを挑んだのか?私はY氏に問うた。
「私は・・・・・それこそ感情によってだよ。目前で人が襲われ殺される。見ている自分は力を持っている。
理想や打算の前に体が動いても別段奇妙では無いだろう?」
「私のこの能力はね、それこそ個人的な感情により得たものだ。私にとっては一大事だったが世間から見れば矮小なものさ。
結果的に強大な力を得てしまった私は分不相応に巨大な存在と戦ってしまったが、それを後悔してはいない。
要は自分の力で成し得る事をやればいいのだと思う。
今私はここで指導者を務めているが、それはそれだけの力が自分に有ると思うからだ。
逆に言えばこれ以上の事は私には出来ないんだよ。この小さな町を守るのが精一杯なのさ。
だが貴方達は違う。小さな町を守る事は出来なかったかもしれないが、より大きな存在を守った。
この国が今も在るのは紛れもなく貴方達の御蔭だ。胸を張ってくれ」
私にはやはりポーカーフェイスは無理なようだ。
Y氏の言葉を受けるように、それまで遠巻きに見守っていた人垣の中から小さな女の子が進み出てカップに入れた熱い紅茶を差し出してくれた時、
不覚にも涙を抑える事が出来なかった私はそう痛感した。
Y氏の言葉によって散っていった先人達の魂は幾らかでも安んじられたと思う。
別れ際、握手を交しながらY氏が教えてくれた所によると、Y氏の他にも多くのヒーロー達が今も健在であり、
それらのヒーローは生き残った人々をまとめ各地で共同体を運営しているそうだ。ちょうど現在のY氏のように。
「私達は私達の護るべきものを護る。貴方達は貴方達の護るべきものを護ってくれ」
Y氏の言葉を胸に我々はこの共同体を後にした。
この国とそこに住まう全ての人々の未来を勝ち取る為に我々は戦い続けねばならない。
(,,ΘД):「東京は壊滅だな……」
- -−_─ - ─_−_─ - ─− ̄─ - ─_−_─ - _−-
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/⌒ヽ) 沿岸部はほとんどつぶれちまってるし……
三三 ⊃
三三
589 :
名無し三等兵:04/03/15 21:49 ID:kEtyEQHO
ガチャピンの今度の挑戦はフランス外人部隊に入隊ってのは道だろう?
中の人は旧ソ連特殊部隊の人でも入れてさ
590 :
沖縄:04/03/15 22:06 ID:???
内地からの連絡が途絶えてどれほど経つのだろうか?
海外短波はそれより先に聞こえなくなったのだけれど。
ここは平和だ。
出征や徴用で多くの者がここを去り人口は半分以下に減った。
石油も電気も薬も化学肥料も無いが、少ない人口がこの島を飢餓から救った。
注射一本で助かるはずだった命が消えていくのは悲しいが、間違いなく外の世界よりは恵まれているのだろう。
島をでた多くの者が、二度と帰らないということを、皆感じている。決して認めることはないが、感じている。
だが、日本政府とGとの条約により、絶対平和地帯とされたこの島には平和な時が流れている・・・。
私は私の為すべきことを為し続けるだろう。
医療機器が使えない医者は翼のもがれた鳥と同じだが、それでも歩むことは出来る。
無力さに打ちひしがれるわけにはいかんのだ。
591 :
名無し三等兵:04/03/15 23:42 ID:SvH/dIpw
592 :
名無し三等兵:04/03/16 00:11 ID:tbSySxyk
赤い悪魔…個人用空中移動装置とギリースーツの機能を持つ『ムック』といわれた最強の装甲服だ。
ボツボツと各地からの情報が舞い込んでいるようだな。が、どれも断片的な情報ばかりで、どれを信用してよいものか分らない。
情報の真偽を確かめるべき分析機関も、現地と直接交信を試みるべき通信能力も無きに等しい。
現在の我々は「情報」という古今東西で欠かす事の出来ない一分野においては最低最悪の状態に有るのは間違いない。
しかし手をこまねいている訳にもいくまい。返答を期待して各地へ送信を試みようと思う。
>>582 元大統領閣下と御呼びすべきですかな、フ○モリ殿。
人間、引き際や死に時を間違えるとろくな事にならないと言いますが貴方はまさにその典型のようだ。
貴方は過去に於いては間違いなく英雄だった。が、今は人類陣営にとってもその敵対者にとっても破廉恥なペテン師に過ぎない。
今や貴方の甘言に踊らされる人間など皆無です。精々その極寒の大地で虚構の王国を作り上げるが宜しいでしょう。
そして其処が貴方にとっての終着駅になる事を祈っています。引導を渡すのが我々かGになるかは分りませんが。
>>588 虹色のガチャツキー殿・・・・で宜しいのかな?
正直な所、私はGである貴方を完全に信用した訳ではない。
しかし貴方と黒崎統合本部議長との会見内容は私も聞き及んでいる。
今は生死不明の黒埼議長だが、あの時の両者には確かな信頼関係が有ったと思いたい。
そして願わくばその信頼関係が我々の間にも醸成されるように祈念する。
東京はほぼ壊滅した。それは事実だ。
しかし多くの建造物が倒壊し、都市機能は失ってもそれはいつかまた再建する事が出来る。
都心から離れた郊外には多くに人々が生き残り、協力し合って暮らしている。
よければ彼らに力を貸してやって欲しい。
しかし、いきなり当地に向かうのは避けた方が良いだろう。
外見上は貴方もGに違いない。現地住人やヒーロー達との衝突も有るかもしれない。彼らも情報的には外界から隔絶されているからな。
宜しければ当方が地元住人への説明を行なうが?
>>589 どこでそのような話を聞き及んだかは知らないが、Gの中の人など居ない。
それが世の定説だ。
>>590 沖縄は平穏か。4スレ目での人類とGとの会談は無駄ではなかった訳だ。
とは言え以降は放置を続けている訳だから我々が大きな顔を出来る道理など無いのは承知している。
医療品不足か。我々は陸上部隊だからなあ。あちこち捜索すればある程度の物品を確保できるだろうが、
それを沖縄まで届ける手段が無い。UH-1じゃ搭載量も航続距離も全くもって不足だしな。
海自地方隊の再編が済めばどうにかなるかもしれないが・・・・・
>>592 MもGと同じ、生体兵器ではないのか?
幾ら優れた装甲服とはいえ、結局は装着者の生命維持が前提になる為、自ずと各種の限界が露呈する。
残念ながらその情報は信用できないというのが本音だな。
ヽ(,,ΘД)ノ
>>593 ( O ) 私はもう全て(ムック)を失った。部隊は既に解散させ、残っているのは私を個人的に
∪ 慕ってくれている者だけだ。もはや戦闘能力すらない。
地元住民の説明を行ってくれるならばそれはうれしい事だ。よろしく頼む。
.__
/__|__
/_llllД゚ )<あ〜寒いなぁ
(|〆/|∋
/|  ̄ |'.: ;, .;
川 川 .;: .. ;', . :,
もう冬も終わるしそろそろ北海道を出る頃だな。
北海道を出たら他の生き残りの人を探しに行こうかな。
597 :
「島」:04/03/20 22:49 ID:???
「どうやら、世界はまだ滅んだわけじゃないみたいだね」ハ○セが言った。
ここはハワイの沖合い。空も海もひたすら青い。
「…日本へ帰るか」ガ○チョの言葉に、異議を唱えるものはいなかった。
…旧国会議事堂の花崗岩の積載は、全て終わったかな?
では共和国に帰還? ん? 人民は? …見目良い女のみだ。
お前達への褒賞だよ。…異存は無いな? 閣下、喜んで?
…即答か! ハハはハッハハアッハハ! すぐに済ませろよ?!
ガチャピーネン クリーガー
または
M.u.kk(ムック) とすると横山宏先生っぽくなってかっこよくなる。
>>595 そうか・・・・・貴下の現状については了解した。
早速住民達に説明を行なおう・・・・・・・と、思ったがそれは後回しにせねばならないようだ。害虫退治の必要が出てきたのでね。
フ○モリ殿。落ちる所まで落ちられたようだな。その為さり様、もはや人間である事すらお辞めになったようだ。
ならばこちらも貴方を人間扱いする必要はないな。害虫は害虫らしく取り扱う事にしよう。
全部隊に通達。東京港の接岸可能な箇所全てに部隊を派遣せよ。各隊には支援として戦車一両を付ける。
一隊は国会議事堂に向かえ。残りは分散してて都内各所で網を張れ。
元大統領、いやゴキブリどもが現れたら構わん、射殺しろ。繰り返す、拘束無用。即刻射殺。
また、もしこの通信を聞いている者があったら我々に協力して欲しい。
誰でもいい。この人でなしどもを倒すのに協力してくれ。
・・・・・頼む。
[ 煩 悩 ]
[ 煩 悩 ]
[ 煩 悩 ]
[ 煩 悩 ]
[ 煩 悩 ]
[ 煩 悩 ]
[ 雑 念 ]
c \
c ○ノノハァハァ
|
ノ >
保守
603 :
G幹部:04/03/23 23:14 ID:???
大阪要塞化完了〜♪
地下施設兵力3万
ヤシンの暗殺はガチャピンガ関わっているらしいな。
古代バビロニア恐るべし。
現在・・・
総員、乗艦したな? …ククククククククックック…この一本の指で、旧首都壊滅!
生存者のコミュニティの足元に埋まった地下鉄の遺構をか…(おっと内緒)爆破する!
細工は流々…後は仕上げを御覧ぜよだよ、諸君! 対閃光防御は終わったな?
では、旧帝都に対し、敬礼! ポちっとな! ふははっはっははっはははっはっは!
愉快愉快! さあ、我々の国家をさらに強大にしようではないか、クルー諸君!
次の目標は旧NORAD基地に眠る核! 旧ロシアの核は手中に収めた! アラスカに進路を取れィ!
ピョートル・ヴェリキーの原子炉の中ではGスーツの中の人ががんばってるんだなぁ
>>604 車椅子でも容赦なしか・・・・・・ひどいな。
ぐっ・・・・・皆無事か?
・・・・そうか、合流できなかった連中の事は諦めろ。いいな。
それにしてもフ○モリは我々の監視網を一体どうやってすり抜けたのだ?
都内だけなら兎も角、東京湾の接岸可能な箇所には全てこちらの部隊が張り付いていたはずなのだが・・・・・
郊外に集まっていた人々はヒーロー達の活躍により何とか避難できたようだ。
しかしそれも完全ではなく、多くの人命が失われてしまった。
私はまた護れなかった。Y氏は、私に紅茶を入れてくれた少女は無事だろうか。
大阪にGが拠点を構築したとの情報もある。我々はこうまで無力なのだろうか。
天を仰いだ私の顔に冷たいものが当たった。雨だ。それも黒い。
死の都市が生んだ死の雨に打たれながら私は絶望感に浸っていた。
>>アルベルト・フ○モリの中の人へ
申し訳ないがちょっと注文させてください。
いや、あまりにもフ○モリが神出鬼没過ぎるような気がするんですよ(苦笑)
歯舞だか色丹に居たかと思えば、前触れも無く東京に現れ、
こちらが都内及び東京湾に部隊を展開させたにも拘らず一切引っかからずに奪うだけ奪って去っていく。正直Gよりたちが悪い。
別に芸風変えろとは言いませんのでもう少しこちらの書き込みにも対応した動きを取ってくれると有り難いです。
…なにっ? スサーナが来るだと! イカン! 東京湾に戻れッ!
見つかったら言い訳出来んでは無いかッ! 追手? 殲滅戦覚悟で戻る!
スサーナの方がまだ怖いわ! 慰謝料ふんだくられる余の身にもなれ!
なに、出港したフ○モリの船が戻ってくる?元かみさんが追っかけてきた??
なんだかよく分らないが僥倖とはこの事だ。全部隊東京湾に急行せよ!
88式SSMは使えるか?使えるな?そうか、じゃあ引き摺ってでも持ってこい。
照準?構わん、直接照準でぶち込んでやる。
とにかく使える重火器の類は全部掻き集めろ。急げ!
613 :
名無し三等兵:04/03/29 19:03 ID:7SOdKeXM
奔鬼気(ポンキキ)
古代中国の周王朝時代、当時の王は精神を病んでいて極度の人間不信に陥り、
次々と罪の無い民や部下達を処刑していく手がつけられない有様であった。
軍師である我智安品(ガ・チアンピン)は王に処刑されようとした時、
遠い故郷の親族に別れの挨拶に行くため、王に無二の親友である武句(ムク)を
人質として預け、必ず戻ることを条件に暫くの間自分を解放して欲しいと申し出た。
王は智安品が約束を破り、武句を見捨てて逃げる事を確信した上でこれを受け入れたが、
智安品は約束通りに決められた期日までに戻ってきた。
智安品と武句の固い絆にうたれた王は、それ以来罪の無い人々を殺すことを
止めたと言う。
智安品が約束を守るため遠い故郷から王の元へ鬼気とした様子で奔った事から
名付けられたこの美談、奔鬼気(ポンキキ)は中国だけでなく、昭和の文豪である
太宰治を通して現在の日本でも語り継がれている。
ちなみにフジテレビの子供番組「ひらけ!ポンキッキ」は、この物語を元に作られており、
タイトルの「ひらけ!」という掛け声は、智安品が王の城に辿り着いたときに
「(城門を)開け!」と叫んだ事と、智安品と武句の友情が王の心を開いた事が掛けてある。
民明書房『古代中国の美談』より
ぬおおおぅぉおおおおぉううぅぅぅおおおおっっっっっ!!!!
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/_llllД゚ )<春が来たことによって日本よりMが撤退した!!
(|〆/|∋
/|  ̄ |'.: ;, .;
川 川 .;: .. ;', . :,
えっ!まじで!?
ああ事実だとも!
まだ日本各地のGの脅威は去ってはいないようだが、
Mが居なくなったことで少しは人間サイドに有利になるのではないか?
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/_llllД゚ )<桜前線と共にMは去った…我々の巻き返しの時期がやってきたぞ!
(|〆/|∋
/|  ̄ |'.: ;, .;
川 川 .;: .. ;', . :,
黒い雨降りしきる中、我々は東京湾に集結した。
フ○モリが本当に現れるか確証は無かった。だが我々には他に手段が無かった。
ただ待つしかなかった。雨雲と黒い雨が闇の帳に溶けていく。
何時しか雨も上がり、朧げな月が辺りにささやかな光を投げかける頃、彼らは現れた。
艦隊は一切の灯火を点さず、単縦陣を組みかなりの速度で進んでくる。
我々に気付いていないのか、それとも覚悟の行動か?
分らない。分らないがそんな事どうでもよかった。
今、現実として我が手が及ぶ範囲に彼らが在るのだから。
「戦闘準備」
私は静かに命令を下した。部下が復唱した後に各隊に伝達する。
既に配置は終わっている。各所に点在する残骸や廃墟を利用した偽装陣地で部下達は息を殺している筈だ。
艦隊はいまだ進路も速度も変えず東京湾中心部を進んでいる。
艦隊最後尾には一際異様な姿をした二隻が見える。恐らくこれが「仰天」「武蔵」だろう。
他は雑多な駆逐艦・フリゲートの類、それに高速輸送艦少々といった所か。
既に艦隊は肉眼ではっきりと確認できる。
「大物二隻は88式でやる。残りは105oと155oだ。一撃で決めろよ」
艦艇の持つ火力は大きい。最初でその攻撃能力を奪わなければ反撃により我々は吹き飛んでしまうだろう。
しかし現代の艦艇には殆ど装甲と呼ぶべきものは無い。
対艦ミサイルは当然として、105〜155oクラスの榴弾が直撃すれば只では済まないだろう。
我々の勝機はそこにあった。速攻即決である。
問題は二隻の戦艦だ。彼女達の能力は全くの未知数なのだ。
見掛け倒しである事を願いながら、しかしそう無かった時に備えて私は自分の持つ最も強力なカードを全て彼女に叩き込む事にしたのである。
攻撃開始の頃合を計りながら、私はふと可笑しくなった。
今は21世紀、敵も味方も使う兵器は最新技術の塊だ。
そんな時代の戦争はボタン一つでかたが付く。多くの人がそう思っていた筈だ。
だが今我々は、お互いがはっきりと見える距離で戦おうとしている。それも百年前に戻ったような、戦艦と陸上兵力の撃ち合いという形式で。
片や大統領の慣れの果てにして独裁者。片や敗残兵の集まりにして俄か梁山泊。
時代錯誤同士、丁度いいのかもしれない。
さして意味も無い思考に沈んでいた意識を部下の声が覚醒させる。全部隊、敵を有効射程内に捉えたとのことだ。
私は目を瞑り大きく息を吐いた。人類の命運を背負っている訳でもなく、Gを相手にするでもない、このろくでもない戦い。
だからこそ勝たねばならない。我々はこんな所で終わる訳にはいかないのだから。
「攻撃開始!」
私は命令を下した。自らの勝利を信じると同時に僅かな幸運を願って。
そうか…フ○モリは死んだか。長かったな。
Gに魅せられた狂人…もう2度と現れないことを願う。
余が負けたのではない! お前達が余に勝った訳では毛頭無い!
天が、天上におわす神が余の才能を欲したのだ!
これで終わったと思うな、ハポン人!
やがて第二、第三の、余の志を継承する者が…!
クククククク…Gッ! 余の体を喰らうが良い! 余は負けん!
貴様を何時の日か必ず支配…ギャアアアアアアアアアアアアアア!!!
621 :
G:04/04/13 23:02 ID:???
どうにかA.某を喰えたようだ。(゚д゚)ウマー…マズ…ペッペッペ
さて、帰ろう。
「たくさん、燃えているな・・・・・」
誰かがそう呟いた。
戦闘は呆気なく終わった。
対艦ミサイル、砲弾、果ては機関砲や迫撃砲まで、我々はあらゆる火器を艦隊に叩き込んだ。
虚を衝かれた艦隊は反撃する間もなく次々と炎上した。
様々な艦上構造物、そして人間が燃え上がり、引き裂かれ、吹き飛ばされていく。
それは一方的な殺戮だった。
気付けばフ○モリ艦隊はその全てが行動を停止していた。
損害の殆どが水線上に集中したため、殆どの艦が沈む事無く漂流を続けている。
夜の海に燃え上がる艦隊はまるで送り火のようだった。
いや、送り火そのものだった。彼らは今確実に死の国へ向かっているのだから。
「我々も狂っているのかもしれないな」
再び誰かが呟く。誰も応じなかったが、それは否定ではなく肯定の沈黙だった。
何故なら我々はGですら行なわない同種同士での殺し合いを自ら望んで行なったのだから。
しかし狂っているのは我々だけではない。それを言うなら人類そのものが狂っているのだ。
「所詮、私もフ○モリも同類か」
私は自嘲の笑みを浮かべた。私とフ○モリ、本質的な部分では何も変わらなかったのかもしれない。
私とフ○モリ、どこが違ったのだろう。何故に彼は狂人となり世界を敵に回したのだろう。
自問したところで答えが得られる訳でもなく、私は何時までも燃え上がる艦隊を眺めていた・・・・・・
Gを最近見ない。
というよりも人すら見ない。
俺以外にまだ生きている人間はいるのだろうか…
>>623 Gを見ない、というのは喜ばしい事だが、彼らが消滅した訳でもないからな。
現に大阪はGの手により要塞化されたと聞く。
その兵力実に3万。残念ながら現状では近づく事すら叶わないだろう。
人間はあちこちに姿を隠してはいるが、まだ多くの人が生き残っている。
東京はフ○モリの為再び灰燼に帰してしまったが、各地方都市周辺は結構安定してるみたいだ。
インフラはどこも壊滅状態だが、人々が集まる所では皆が協力し合って生活している。久し振りに人の可能性を見る思いだ。
我々は先ほど被災した市民数千人と行動を共にしている。
これから彼らを護衛しつつ、彼らを受け入れてくれる所を探す積りだ。
貴官にはこれからも情報提供を御願いしたい。
タベチャウゾ
.__
/__|__
/_llllД゚ )<…さて、そろそろ俺も皆のところへ行くとするかな
,/;/⌒/) かかって来いよG…この俺を喰えるもんなら喰ってみやがれ!!
//;: /;:: /./ミシッ 最後の対G戦闘術のお披露目だ!義体のリミッターも解除だ!!
(;::::|;:: (;: (/
\);;:::.\;\
(;:: ( (<<<◆
.|;: |\;::::\ミシッ
);:: | );:::: )
/;: / /;::: /
/;: /ミシッ|;:: /
/;:: / /;:: /ミシッ
(;::::: `つ (;::::::`つ
>>626 バカな・・・・貴官死ぬ気か!?
過ぐる対G戦の数少ない生き残りである貴官に私如きが何を言っても説得力は無いだろうが、どうか短慮は起こさないで欲しい。
先にも言ったとおり、先に逝った方々は貴官に未来を託したのだ。
泥を啜り草を食もうが貴官は生き残るべきだ。少なくとも私はそう思う。
それに人間、その時が来ればいずれは死ぬ。それが本人の望まない時であっても。
そして現在、望まぬ時に命を失う人が大部分なのだ。
しかし貴官は望まぬ死を先送りにするだけの力を持っている。自分だけでなく他者をも救える力を持っている。
その力が続く限り、必要とされる限り、貴官には生き抜いて欲しいのだ。
貴官の現在地は何処だ?
関東近辺なら直ぐにも急行するし、ある程度離れていてもUH-1で対応する。
尤も、その場合でも直線距離で精々400kmが限界だが・・・・
とにかく連絡を乞う。
現在、本州最北端から時速20kmで地味に南下中。
Gはまだ発見できず。しかし、人も発見できず。
>>628 毎時20kmか。また随分と健脚だな。
なにか足を持ってるのか、それともその健脚も義体の能力か?
ともあれ、その速度でなら比較的早く合流できそうだな。問題は場所か・・・・
中部方面は道路が寸断されて移動が大変だし、素直に太平洋岸沿いに北上する方が賢明か。
そうだな、我々はいわき市に向かおう。部隊の半数は難民の護衛に残し、残り半分で半分で貴官との合流を目指す。
では我々もこれより移動を開始する。通信回線はオープンにしておくので連絡は随時行なってくれ。
現在、宮城県。
人がいないのに、牛はいるという不思議な光景…
彼等家畜は、人間がいないと生きていけない生き物だという。
人が絶滅したら彼等はどうなるのだろうか。
…自然はそこまで弱くは無いか。勝手気ままに彼らは生きていくだろう。
厭戦ムードが漂うここは…解らない。ただ云えるのは、『彼女達』のコントロールを
『G』達が脱し始めた事だ。…野生化『G』。調教された『G』とは違い、彼らは満腹感を感ずる
のだ。美味い、不味い、の選り好みが激しくなったと言えば良いのだろうか?
私は未だ拘禁され、司令部に居る。わが子供達は…『調整G』は無事なのだろうか…
いわき市に到着した。
常磐自動車道が何とか使用可能な状態だったのでスムーズに移動できた。
確かに関東以北で人間の姿を見かけないな。
一体どうなってるんだ?まさか全員Gの餌食になったとは思えないが・・・・・
それに戦闘により破壊された町並みは有っても、混乱時に付き物の略奪・放火の痕跡が殆ど見られない。
まるで人間だけが忽然と蒸発したような、なんとも気味の悪い静けさが辺りを支配している。
とりあえずは市内中央に駐留するので対G特殊部隊生存者殿はこちらに向かってくれ。
心ばかりだが暖かい食事でもてなす積もりだ。まあ缶メシとレトルト惣菜だけどな。
>>631 む・・・?これは・・・・芹○博士か!
一体何処からの通信だ?おい、発信源は分らないのか!
・・・そうか、駄目か。
断片的な内容で分りにくいが、Gも変質しているということなのか?
美味い不味いの選り好み?単純に味覚の事なのか、「無意味な捕食はしない」との婉曲表現なのか?
分らん。一体Gとは何なんだ。何を為そうとしているんだ・・・・・
畜生! この通信が聞こえた者! だれか、だれか応答してくれ! 頼む! 奴等は子供を使って…ぎゃああああああああ!!
(ΘДΘ)/
さて…暫く潜っている間に邪魔な輩がほとんど消えたようだな
オニィサン、連合艦隊、フ○モリ、皆消え去った
再び進行をかける時だ
ホロビヨジンルイ!!
>>633 おい、どうした!一体何があった!?
子供?子供がどうしたって!?おい、そこは何処なんだ!!
くそっ・・・・こちら532混成旅団。遊撃隊、状況報せ!繰り返す、状況報せ!
くっ・・・・・駄目か・・・・
状況は掴めないが悪い予感がする・・・・・・・
おい、歩哨を増やし警戒態勢を厳にせよ。個人行動は厳禁、銃はいつでも撃てるようにしておけよ!
対G特殊部隊員殿、急いでくれよ・・・・・・・・!
>>635 落ち着け!
子供は全部オニィサンが連れて地下へ潜ったはずだ!!
子供はおそらく偽者だ!
その子達が発見されたのは全くの偶然だった。
宿営地周辺を警戒していた隊員が、小用を足そうと脇道に入ったところ、
所在なさげ佇んでいた女の子と男の子を発見したのだ。
直ちにその子らを我々の宿営地に連れ帰り、保護したのは言うまでもない。
最初は硬い表情で押し黙っていた二人だったが、食事とホットミルクを出した所、徐々にその表情は和らいでいった。子供は正直なものだ。
因みにこれらは我々の糧食ではなく近くの商店から入手したものだ。
民間資産に手をつけたのは心苦しいが、まあ事態が事態だけに勘弁して欲しい。彼らに缶メシや鯖ミソを出しても可哀相だしな。
彼らに笑顔が浮かんだのを見て、私は彼らに質問を試みた。少女の名はミク。少年の名はショウ。ともに8歳だという。
あそこで何をしていたの?
「みんなで遊んでいたの」
みんな?君達二人の他にも誰かいるの?
「私達は二人だよ」
いや、他にも誰かいたんじゃないの?お父さんやお母さんは?
「友達はたくさんいたよ。お父さんやお母さんはわかんない」
その友達は何処にいるの?
「わかんない」
・・・・・どうも要領を得ない。記憶が混乱しているのだろうか?
彼らは頭を抱え込んだ私の手を取り、一緒に遊ぼうとせがんだ。
屈託のない笑顔でお願いする彼らに私は心を動かされたが、ちょうどそこに対G戦闘隊員殿から通信が入ったとの報告があった。
私は報告にきた隊員に彼らの遊び相手を任せ、通信機の前に立った。後ろでは愛らしい少年少女が厳つい大男と両手を繋いではしゃいでいる。
頬が緩むのを感じながら聞こえてきた通信内容は
>>636の通り、衝撃的なもので俄かには信じ難がった。
何かの間違いでは無いのか?私は通信相手に思った事を口にした。
他の地域で何があったかは知らないが、少なくとも私が見てきた子供達は何処から見ても普通そのものだった。
現にこの子達も・・・・・そう話し掛けた私の背に絶叫が響いた。
驚き振り返った私は信じられない光景を見た。
確かに彼らは部下と遊んでいた。いや、正確には「部下で」遊んでいたと言うべきだろう。
部下の両腕はしっかりと握られた彼らの手により、それぞれありえない方向に捻じ曲げられていた。
慌てて駆け寄ろうとした私は今度こそ恐怖で固まった。彼らは部下の両腕をそのまま引きちぎったのである。
今度は悲鳴も上がらなかった。私の思考同様、部下の痛覚も麻痺していたのかもしれない。
動けない私を全く気にすることもなく、ミクが部下の胸に飛びつくと、そのまま頭を掴んで力任せに引き抜いた。
吹き上がる血潮を浴びながら彼らは遊び続けた。部下の体を使って。
我に帰った時、ミクとショウは私の前に立っていた。とうに絶命し、痙攣も起こさなくなった部下の体に興味が失せたらしい。
彼らは声を揃えて言った。「一緒に遊ぼう」と。
金縛りが解けたように体が動いた。私はホルダーからSIG自動拳銃を引き抜くと躊躇う事無く引き金を引いた。
行動力を奪う為ではない、「殺す」為に放たれた弾丸は次々とミクとショウの胸や腹部に命中した。
だが彼らは倒れなかった。まるでこれも遊びの一貫だとでも言うように笑い、はしゃぎながら近づいてくる。
弾丸を撃ち尽くした私は、後ずさりしつつ震える手で弾倉交換をするとショウの頭部に狙いを定めた。
1発、2発・・・・次々と送り込まれる死の衝撃にショウの体がぐらつく。
自分が何発撃ったか分らなくなった時、ショウは前のめりに倒れ動かなくなった。
次にミクの頭を撃ち抜くべく引き金を引く。だが弾丸が発射されたのは最初だけだった。弾切れだ。そして私にはもう予備弾倉が無かった。
壁際に追い詰められた私にミクが手を伸ばす。微笑を浮かべながら彼女は「遊んで」と言った。
その目に殺意は無かった。
だからだろうか。この異常な状況にも拘らず私は彼女に魅了された。私は彼女に小さな手に自らの手を差し出そうとした。
その瞬間、轟然と発射音が響き、ミクはそれに合わせるように奇妙な舞を踊った。
ぼんやりと視線を上げた私の目に映ったのは引きつった表情で銃を構えた隊員達だった。
どの位の時間が経っただろうか。血と硝煙の香りが充満し、真っ赤な絨毯と薬莢が敷き詰められた中にミクは倒れていた。
目を瞑り僅かに微笑を浮かべたその顔は、まるで眠っているかのように安らかだった。
あー、あー、応答乞う、応答乞う。
この通信を拾っているものが居たら、応答してくれ
・・・っても何時までやればいいのかなぁ
ここ最近は誰もひっかかりゃしねえ
Gも居なくなったが人間もどっか行っちまったなぁ
応答せよ、応答せよ・・・・・・・
>>640 ・・・・・ちら532混・・・団・・・・・我々・・・・現在戦闘・・・・・・
ここは・・・・地獄のよう・・・・・得体の知れない化け物どもが・・・・・・・新種・・・?
以下に可能な限・・・・・した情報を送信・・・・
ttp://asame.web.infoseek.co.jp/st20gc6.html ・・・・戦況は最悪・・・・・・・は遠からず・・・・滅は間違いない・・・・・
対G特・・部・・・・あと3レスで・・・らか・・・応答・・・・・場合は我々は・・・・き市より撤退・・・・・・
・・・・・連中・・・・・・まできやがっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>>641…っ!?
くそっ…よく通信が聞き取れない!!
福島か…っ!!
急いで向かう!!
643 :
640:04/05/03 22:50 ID:???
!!・・・応答があった!すげえぜ!
あっ・・・と、でもなんかヤバそうだな・・・
ああっもう、とんでもないの捕まえちまったもんだ、仕方ねぇなぁ・・・
野郎共!出撃準備だ!久々だからって弛むんじゃねぇぞ!
90式二両付いて来い!
あと念のため87式があっただろ、あれもついて来る様に伝えろ。短SAMもだ
オラオラ、ぼさっとするんじゃねぇ!
あと誰か一人はさっきのチャンネルで呼び出し続けろ!
ん?行き先?
福島のいわき市だ!
>>642 >>643 ・・・・・・・・こちら532混成旅団・・・・・我が隊・・・・市内中央で包囲下・・・・・・
・・・戦力は半減・・・・・・も時間の問・・・・・・・・・・・・・・今や部隊員の掌握も困難に・・・・・
・・・・・・・・・斯様な状況下・・・・・残念ながら・・・・・・の結果、こ・・・・の防戦は不可能と判断・・・・・・
・・織的行動が可能な間に全戦力・・・・・一点・・・叩きつける事によ・・・・・・包・・網を突破・・る・・・・・
・・・・
>>642及び
>>643には突破の支援を要請・・・・・・我・・・・南方に向けて・・・・・・・・・・・・・・・・
くそっ…何だこいつらは!!
子供のような姿をしているが、明らかに子供じゃない!!
鉛玉を何十発も喰らって倒れない子供がいるものかよ!!
俺は現在いわき市北部から少しずつ進行中だ!
…何とか持ちこたえていてくれ!!
>>644!!!
646 :
640 :04/05/06 00:30 ID:???
跳ばせ!跳ばせ!時間ねぇぞ!
常磐自動車道が生きてるなんてこいつはまったく奇跡だぜ
っと、県境か。もうすぐだ!おい通信担当!呼び出し続けろよ!
?・・・なんだありゃ。鳥・・・・にしちゃあでか・・・すぎるぜ!
Gの変異体か!?
87式来てるな!?構わん打ち込め!
どうせ目からビーム打つほどの化物じゃねぇんだ
近づいてきたら機銃も叩き込め!
足止め食ってる暇無いからな!
「奴ら」との交戦が偶然だったのか必然だったのかは分らない。突然だったのは確かだが。
ショウとミク、そして原形を留めない隊員の埋葬を終えた直後、警戒に当たっていた部隊から一斉に報告、いや悲鳴が上がった。
「異形」との形容がピッタリだろう、今まで我々が見てきたGと明らかに異なる化け物達。
気付いた時には彼らは市内のあらゆる場所に浸透していた。そして圧倒的な力で悲鳴の主達を蹂躙していった。
我々がいわき市に到着した時は、このような化け物達は見当たらなかった。
だからこそ私は市内より市外からの敵に備え、薄く広くに外周警戒線を引いたのだ。結果的にはそれが大きな間違いだった。
同時に、それも複数箇所に現れた敵に、広く散開した我々は対応できなかった。
もっとも、予備戦力を兼ねて市中央に待機していた本管も何処からか現れた異形達と戦闘中で、他に構ってる暇など無かったのだが。
「とにかく全部隊に連絡!何でもいいから市内中央に集結しろっ!」
銃砲弾飛び交う中、形式的にも内容的にもかなり情けない命令を下しながら、私は自分の無能を呪った。
こうしている間にも次々と部下達が斃れていく。全て私の責任だ。初めから分散などしなければ或いは・・・・・・
しかしここは戦場である。指揮官に必要とされるのは後悔ではなく決断であった。
私は市内中央に戦力を結集するとともに、そこへ連なる経路の交差点に手持ちの装甲車輌を割り振った。
散発的に異形の襲撃が続き、上空には巨大な翼竜モドキが舞う状況で戦力を手放すのは正直怖かったが、
市内各所から必死の思いで後退して来る隊員たちの収容には、後退路とそれを支える火力が不可欠だったのだ。
交差点に陣取った戦車や装甲車は後退してくる隊員を援護しつつ、次々と現れる異形たちに戦車砲や機関砲を浴びせ続けた。
ある程度の火力さえ集中できれば連中を倒す事は可能なようだ。また、知能や統制も余りあるとは思えない。
身体的能力は優れている者もあれば、明らかに弱体な者もいる。というより見た目同様、全く統一が無い。
なんと言おうか、全てに於いてバラバラなのだ。まるで子供の落書きがそのまま具現化した様に見える。
彼らに一致してあるものは唯一つ。すなわち我々への敵対行動のみである。
何とか本管まで撤退できた隊員達は半数にも満たなかった。
そして、彼らの後退の援護に当たった車輌も半数が還らなかった。
翼竜モドキが猛禽の如く人間を襲い、巨大な恐竜モドキが戦車を踏み潰し装甲車を引き裂く。
我々はあらゆる場所で圧倒されていた。
それは部隊を集結させた現在も変わってはいない。ただ少し消耗速度が鈍ったのみである。
異形たちの動きには相変わらず知性の光は見えなかったが野生の感であろうか、その行動は真理を衝いている。
彼らは我々の抵抗が少しでも弱った箇所を敏感に察知しては襲い掛かってきた。
効率こそ悪かったが、確実に我々が消耗しているのは確かだった。
我々は善戦しつつも破滅に向かってるのに対し、彼らは苦戦しつつも確実に包囲の輪を狭めつつある。
このまま防戦していたところでどうにもならない。
成算は全く無かったが、包囲網を突破すべく全部隊に突撃を命じようとした時、包囲網北の異形達に明らかに動揺が走った。
巨獣が派手に吹っ飛ぶのが見えた。砲弾やミサイルが命中した訳ではない。
まるで巨獣の一人芝居にも見えたがそうではなかった。崩れ落ちる巨獣の足元には人影が一つあった。
唸り声を上げながら別の異形が突進した。咆哮と同時にその人影を掴み上げようとする。
が、人影は難なく躱すとそのまま跳躍、巨獣の頭部近くまで飛翔すると、そのまま蹴りを叩き込んだ。どうと倒れ込む異形。
その驚異的な戦闘力を見て私は確信した。彼こそあの対G特殊部隊員に違いない。周囲で歓声が上がった。
予期せぬ乱入者に刺激されたのか、上空を旋回中だった翼竜モドキが一斉に急降下を開始する。
と、今度は翼竜達が次々と射抜かれ墜落していく。
今度はその特徴的な発砲音で直ぐ察しがついた。87式AWだ。そう、援軍が来たのだ。
今ならいける。私は部隊の再編と突破準備を進めた。
戦車を先頭に押し立て、市内を突っ切る。我ながら芸の無い作戦だが、これが一番確実だろう。
行程は長かったが皆が確信していた。我々は生き延びるに違いないと。
数刻後、我々は黒煙吹き上げるいわき市を外から眺めていた。
脱出中には猛烈を極めた追撃も、市外に出ると同時に一切行なわれなくなった。
異形達はまるで自らのテリトリーを犯した者を追い払った事に満足したかのように、我々の脱出を見届けると市内に引き返していく。
この土地はもはや人間の存在を拒絶しているのだろうか。異邦人は我々の方だともでも言うのだろうか。
生還の喜びに浸る間もなく、徒労感と絶望感が我々の間に広がりつつあった・・・・・・・
…何とか助けだせたか…。
しかし、これから我々はどうすれば良いのだろうな。
Gも見当たらず、守るべき人もおらず、
戦う理由が何もない…
651 :
640:04/05/09 01:47 ID:???
う・・・しっ
まぁ何とかなったな
しっかしまぁGが居なくなったと思ったらバケモンが増えやがったな・・・
どうしたもんかねぇ・・・
とりあえず難は去ったようだし
暫くこの辺で様子を見るかな
報告! スカイG、出現! スカイG、出現!
ハングライダー装備、地対空型G、来襲! 怪生物「P」を投下して行きます!
P…だと…?
そんな馬鹿な!!
前スレの46でオネェサンからの脱走者が
Pちゃんオリジナルは処分したと言っていたのに…
まさか…別のPか…!?
pingu、pinga…巨大Pが滅びたあと、消息の分からなかった奴らなのか!?
クソッ!スカイGごときに舐められてたまるかよっ!!
培養。生命への冒涜。彼女達は私にそれを強制した。そう、『調整』の事だ。
組織へ反抗し、処分されたオリジナル『P』の細胞片から、組織は、彼女達は遂に、
『再生及び量産』を決意したのだ。大地の完全なる浄化。組織は言っていた。
『人類は、地球に巣食う癌細胞なのだ。遠からず、人類は『宿主』を滅ぼすだろう。
地球の生態系に再び人類を従わせるには、人類の文明など有ってはならないのだ』
それが彼女らの主張だった。しかし私は彼女等にいつか突きつけねばならない。
「誰が君達を『淘汰』するのか? 」
このような技術を持つ、組織の中の君達自身も『淘汰』対象に過ぎないのだ、と。
655 :
「島」:04/05/10 19:59 ID:???
「事態は深刻ですな、どうしますかね、ガ○チョ大統領」そう口を開いたのはDr.ムマ○メムだった。
「このままなら、どっちにしても人類は滅亡だ。そうなったら、新世界の支配者も何もない。我々は
無人の荒野と化した地球で野垂れ死にだ。」
「…そうだな。」ガ○チョは重い口を開いた。「どうやら、まだこの世界のどこかにオネェサン達は
潜んでいるようだ。そして、日本の福島を手始めに、人類の滅亡目指して新たな殺戮を始めた、
とこういう訳か。」
「やはり、オネェサンを叩く必要がありますな。話はそれからだ。」Dr.は言った。
「でも、彼女達はどこにいるの?」サ○デー先生が口をはさんだ。
「ある程度の目星は付いている。」ガバチョは言った。「とにかく事は急を要する。ぐずぐずしては
いられないんだ」
656 :
640:04/05/11 22:46 ID:???
だーも−!
化物共がぁ、しつこいぞ!
ったく弾丸だって無尽蔵じゃないんだぞ・・・
又最近キナ臭くなってきやがったぜ・・・
大規模な戦闘に備える必要があるな
すまない、再編成に手間取って戦線復帰が遅れてしまった。
しかし
>>656の言う通り、弾薬も心細い。戦闘は出来るだけ避けた方が良いのかもしれない。
・・・・我ながら少々弱気になっているな。
いわき市では部隊の3分の2を失った。また大勢若い連中を死なせてしまった。皆まだやりたい事もあっただろうに。
また、生き残る為とはいえ私はこの手で子供を・・・・・・・やはり若い人から死んでいくというのは間違っているよなあ。
そう、異常な怪力や耐久力を除けば彼ら彼女らは何処にでもいる子供と同じだった。
また、我々を襲った異形たち、見た目はともかくあれはやはりGだと思う。
なんというか、我々が子供の頃によくやった「ボクの考えた最強○○」といった無邪気でデタラメな造型ではあるが。
オリジナルGの創造主はオネェサンだ。だが、その子供達の進化に介入した者がいるのもまた事実だ。ですな芹○博士?
ならば何者かがまた別の意図をもってGの進化に介入しているとも考えられるのではないだろうか。
問題は誰が何の目的で・・・・・・いや、それ以前にこれは私の勝手な想像に過ぎないのだが。
気になるのはいわき市に現れた子供達と異形たちとの関連性だ。
あの時、異形達は私がショウとミクを手にかけた直後に現れた。彼らの間になんらかの関係、シンクロが有ったのではないか?
まさかとは思うが、異形は子供たちを守る為に・・・・?そもそもGは子供たちのために作られた筈・・・・・・
・・・・・まさか、な・・・・・・・・・
なんてことだ…やはりPとはPちゃんだったのか…
脱走者はあくまで無駄死にに過ぎなかったのか…?
いや、違う…彼がいたからこそPちゃんの実戦配備が遅れ、
彼がいたからこそ世界中でまだ抵抗勢力が生き残っているんだ。
ああ…やっぱりこっちにも来やがったか…!!
さて、奴の弱点は大きな目ってとこか?
あとはあのバランスの悪い体形から見て、
足にダメージを与えれば自立することが不可能になるだろうな。
奴らもその点は考えて攻めて来るだろうが…俺達はそこに賭けるしかないんだ!!!
行くぞ!!!
クソッ!やっぱりPちゃんだったのか!!
スカイGを撃墜してPちゃんごと撃破して
ついでにあの飛行ユニットを奪いたいところだな…
よし、頑張ってみるか…!
Pちゃん強すぎ…
もう だ め ぽ
PにスカイG・・・・・か。
87式AWと81式短SAMを残してきたのは失敗だったな。
我々は僅かな携帯SAMの他は車載機銃を空に向ける位しか対空攻撃の手段がない・・・・・
が、ここまで戦ってきたんだ。なんとかやってみるさ。
よし、ありったけのSAMをスカイGにプレゼントしてやれ。
撃墜に成功したら戦車とAPCを速やかに墜落地点に派遣。飛行ユニットを回収しろ。
P?Pはその場で処理だ。いかにPとはいえ、墜落の衝撃で戦闘どころじゃない筈だ。回復する前に戦車砲で止めをさしてやれ!
残りの者は陣地、防御拠点を構築。降下に成功したPに備えろ。
重MAT、中MAT、カールグスタフ、とにかく有るだけの重火器を掻き集めろ!
さあ来い、ここは一匹も通さんぞ・・・・!
662 :
640:04/05/19 00:20 ID:???
ちっ・・・しゃーねーな・・・
おい、本隊にVADS1を要請しろ。空飛んでる内に叩き落すぞ。
あと降下に成功したP狩り用にコブラを遣せと伝えておけ。
歩兵は90式に随伴、コブラが来るまでPの撃退に当たれ
スカイGは87式に任せろ。
・・・ああ、そうだ。75式自走榴弾砲が1両あっただろあれも来させろ
ここで出し惜しみすると、マジでやられちまうぜ・・・。
「細胞自死まで…あと半日…。やはり再生Pセルは…寿命が短い。そうか! 脱走者の仕業か! 」
私はふと気がついた。脱走者がみすみす、脅威と為るP細胞をそのままにして置くワケが無かった。
破壊工作の一環として、ウィルスを仕込んだ可能性に、今やっと私だけが気が付いたのだった。
継戦能力に難有り。私は「P」に駄目を押した。…種の保存のために、解析をせねば。生きとし、
生けるモノは…皆、私の子供なのだから。絶滅だけは…回避させるのが、私の使命で有る。
くそっ…
>>658の言うとおりPちゃんは眼と脚を重点的に狙えば大丈夫だが…
やはりスカイGは強力だな…
甘かった。そう言う他無いだろう。
スカイGとPによる共同攻撃。
これを猛禽の狩猟と表現するならば、我々は地べたを逃げ惑う野鼠に過ぎなかった。
SAMや対空機関砲は確かに有効だった。
上空を乱舞するスカイG達はある者はミサイルの爆発でバラバラに、またある者は大口径機関砲によって細切れにされていく。
しかしスカイG達はこれら対空兵器が自分達にとって脅威となる事を素早く認識すると、全力でそれの排除にあたった。
数十体のスカイGが一輌の87式AWに向かって突進、四方からの飽和攻撃を行う。それは明らかに統制された攻撃だった。
87式もエリコン35ミリを振りかざして立ち向かうが限界が有った。たちまち数匹のスカイGに肉薄される。
87式は全速で蛇行しながら当たるを幸いに35ミリを乱射、スカイGを薙ぎ払う。
しかし彼らは怯まなかった。撃落とされる仲間など意に介さずに突っ込んでくる。
そして一体のスカイGが砲弾に貫かれながらも87式に突入、搭載したPごと激突した。
巨大な砲塔がひしゃげ、そのまま千切れ飛ぶ。残った車体はガスもしくは弾薬に引火したのだろう、車体にめり込んだPごと爆発四散する。
>>662で派遣を要請されたAH-1はもっと悲惨だった。
おっとり刀で駆けつけたものの、数でも機動力でも圧倒するスカイGの前に一方的に狩り立てられるだけだったのである。
降下に成功したP達は戦車砲、ATM、ロケット弾などに打ちのめされながらも、やはり怯む事無く包囲の輪を狭めてくる。
折り重なる仲間の死体を踏み越えながら迫るPの虚ろで無機質な目には何の感情も見て取ることはできない。
我が前線の一角が崩れ出した。兵士達の士気も臨界点に達したのだろう。
崩壊を始めた戦線を支える術は無く、我々はただ傍観する事しか出来なかった。
その時奇跡は起きた。我々が立て篭もる一角を取り囲むP達が糸の切れた操り人形のように崩れ落ちたのである。
時計で測ったようにPは倒れ、尚且つミイラのように干乾び、最後には風化して塵となっていく。
思わぬ状況に驚いたのだろうか、スカイG達も三々五々で何処かへ飛び去っていった。
何がなにやら分らないまま取り残された我々に
>>663の内容が伝わったのはその日も暮れる頃だった。
>640さん
そちらの用意した兵器を勝手に消耗させてしまって申し訳ないです。
P部隊が崩壊し、スカイGたちが撤退した。
子供のようなモノ。
子供の落書きのようなモノ。
G。
M。
P。
一体。いつまでこの戦いは続くというのだろうか…。
「逃げろ! 逃げるのだ! 君達は兵器では無い! 生き物なのだ! 」
私は死を覚悟で、治療ポッドと培養ポッドの全てを解放した。もう、沢山だった。
…サンプルは得た。技術も得た。隠し資産は全て隠匿した。全ての準備が整ったのだ。
旧『連合艦隊』より奪取した『長門』。これを有志の手により再生した。それを新た
に『ブルーノア』と命名し、遺伝子を保存する担い手、護り手として船出させる。
最後の仕上げは、私がオネィサンを『裏切る』タイミングのみだった。遊撃隊残党が
協力してくれた。彼らの果たしてくれた献身と犠牲は…私自身の命でしか償えぬのだ。
G・M・P達、戦闘生物のつぶらな瞳が、ただ私の泣き顔だけをじっと見遣っていた。
私もやっと、皆の所へ行く日が来たのかも知れない。私は解放者たる、彼らに微笑んだ。
669 :
640:04/06/03 22:39 ID:???
_、_ ・・・・・・ずいぶん派手にやっちまったな・・・
( , ノ` ) P共がここまで強烈とは・・・
\,; シュボッ
(), おい、何人持って行かれた?・・・そうか、大分やられたな
|E|
どの道、もう弾薬も無いか・・・駐屯地跡周りもそろそろ限界だろうしな・・・
_、_
( ,_ノ` )y━・~~~
世界の全てを、闘いが支配しているかのような、今この瞬間にも、沖縄には
殺戮とは無縁の時が流れていた。しかし、それは「平和」というよりも、むしろ
忘れ去られ、取り残されたと言ったほうが正確のように私には思えた。
食料・燃料・医薬品など、あらゆる物資が極度に欠乏し、県民一同がこのまま
緩慢な滅びを迎えるぐらいならば、いっそ「G」達に食い殺されたほうが、まだマシ
だったかもしれない、電気も何もかも止まった県庁の一室で、私は思っていた。
その日の夕暮れ、県警から伝令がやって来た。警察無線に正体不明の混信が
あったと言うのだ。それは女性の声で、何かの指示を与えているかのようだったが、
僅かな非常電源で辛うじて維持されている警察無線では、その詳細までは判然と
しなかったらしい。しかし、その発信源が、本島南部である事だけは確認できた。
翌朝、数名の警官達が南へ向かった。怪電波の正体を突き止めるためである。
彼らは、ハブその他の危険な動物に注意しつつ、当地において「ガマ」と呼ばれる
洞窟のいくつかへと入っていった。
「A班より本部へ。ガマの内部で、何かの機械の一部と思われる物を発見しました。
ガラスケースの様な物もあります。これらを本部に持ち帰ります。」
しかし、彼らは夜になっても、戻ってくる事は無かった。
あーあー、聞こえるか?
こちら日本国海上自衛隊だ。ようやくまともな作戦行動が取れるようになった。遅くなって申し訳ない。
また、残存艦隊といっても欧州に派遣された連中とは別物だ。
我々は舞鶴や横須賀、佐世保に残っていたDEや中古のDDを掻き集めてどうにか艦隊らしきものを形成した。
まあ自分で言うのもなんだがとても一線級の艦隊とはいえないので過度な期待をしてくれるなよ。
で、諸君らも傍受したかもしれないが沖縄だ。行くんだろう?
オンボロとはいえ輸送艦もある。乗り心地は保障しないが沖縄までのクルージングなら承るぞ。
ああそれと>640さん。我々も物資集めであちこちを駆けずり回ったが、横須賀に行ってみるといい。武器弾薬の山があるぞ。
見たところアメさんの装備だな。在日米軍も泡を食って帰国したんだろう。非常時だし有り難く使わせてもらってはどうだ?
まあ暫くは東京沖に停泊してるので我と思わん者は連絡してくれ。
おおっ・・・・・・ようやく来てくれたか!
有り難い、これで随分と行動の幅が大きくなるな。
しかし沖縄行か。こちらはどうしたものだろうな。
沖縄のことは確かに気になるが、消えた子供達のことを調べようかと思っていた矢先なのでね。
すまないがもう少し考えさせてくれ。
消えた子供はオニィサンに連れて行かれたのだ。
N○K社員に聞いたから間違いない。
>>673 勿論それは聞いている。
しかし先のいわき市での戦闘を振り返るに、「果たして全てがオニィサンの所業」なのか疑問に思ったのだ。
あの時現れた変異Gや子供(少なくとも見た目は)からは何かそれまでとは異質なものを感じた。
とは言え、結局のところ何の根拠もない。全ては私の感に過ぎないのは事実だ。
が、下手人が誰であれ子供達は救出せねばならない。これも揺ぎ無い事実だろう。
・・・しかし何か当てがある訳でもないしな。よし、やはり沖縄に向かおう。
問題は装備だが、戦車や自走砲の輸送は可能なのだろうか?あとはヘリも。
輸送艦が有るとは聞いているが、何でもかんでも積めるとは限らないだろうしな。
徒手空拳という訳にもいかないので、何がしかの車両は持ち込みたいのだが・・・・・・
>>671にはまずこの点について回答していただきたい。
警官達の遺体を収容出来たのは、結局丸々二日も経った後だった。
それは見るも無残な光景であった。彼らの四肢は、ねじり切られたり、あるいは
あらぬ方向に折れ曲がったりしていた。私は、彼らの冥福を祈ると共に、
迂闊にも、県警の出動を安易に要請した自分の愚かさを呪った。
遺体の周辺からは、実に奇妙なものが幾つか見つかった。何かの培養器のような
ガラスケースの破片、破壊され、焼き尽くされた洞窟(それは明らかに、証拠を
隠滅する為に何者かが人為的に行ったものだった)、そして、一番奇妙だったものは、
何故か周りに散らばっていた玩具や子供服であった。全く訳がわからない。
しかし、一つだけはっきりしている事は、どうやら、沖縄の平穏な日々に、終わりが
近づいているという事だった。
>>
ふむ、ヘリならはつゆき型が5隻だかいるのである程度持っていけるぞ。
問題は車両だな。
民間のフェリーを二隻ほど接収したので人はかなり運べるが戦車となるとどうだろうな。床が抜けるんじゃないか?
トラックや高機動車程度なら問題は無いだろうが、戦車や自走砲の類は無理と思った方がいいだろうな。
677 :
640:04/06/11 22:59 ID:???
横須賀?横須賀だと?
ッハハハハ!ざまあねえぜ!あんな近いところ探すの忘れてたんだからな!
よし、お前ら準備しろ。移動だ。横須賀行くぞ、横須賀。
あ?火事場泥棒?何を今更
武器弾薬もさることながら、医療品や食料もそれなりにはあるだろうよ
まあ、とりあえず行ってみっか
>>676 了解した。重装備を持ち込めないのは残念だが致し方あるまい。
戦車や自走砲の類は難民を護衛している我が隊に預けて、
沖縄に行く部隊には高機動車や73式トラック、87式偵察警戒車にUH-1を装備させるよ。
さて、小火器や携帯ロケット、医療品等を補給しておきたいので我々も横須賀に向かう。
乗船するにしても港湾施設が充実している横須賀は都合がよいしな。
東京港?往時なら何の問題もなかったんだが、あそこではつい最近大規模戦闘があったばかりでね・・・・・・
港湾施設は大小の損害を受けているし、あちこちに沈船があって航行するのも危険だ。
それほど距離がある訳でもなし、貴艦隊も横須賀の方に回航してくれ。
>>678 了解。ではこれより横須賀に向かう。
輸送力にはまだ余裕があるので沖縄行きを希望する者は遠慮なく言ってくれ。
680 :
640:04/06/15 22:37 ID:???
在日米軍はよほど慌てていたのかねえ・・・
ほとんど手付かずじゃねえか
燃料、弾薬、医療品に食料、おまけに衣類まで
食料とかは難民に送らんとな
今の内に沖縄行きの編成しとくか、あんまり出せないけど・・・
装備は
>>678と同じようなもんかね。フェリーじゃ装輪装甲車でもキツイかも・・・
とりあえず、横須賀で待機するか
横須賀に到着したぞ。取敢えず入港して待ってるので適宜乗船してくれ。
それと87式偵察警戒車だが、重量約15tだっけか?
これ位だったらどうにかなるんじゃないかな。
ttp://www.kaiferry.co.jp/senpaku/main01.html 今回徴用したのはこの資料に載ってる船とほぼ同クラスだが、
8tトラックをこれだけ積めるなら15t級装甲車の数台ぐらい問題無いんじゃないか?接地圧もそれほど高くはなさそうだし。
ま、保障は出来ないので最終的な判断はそれぞれに任せるよ。
アメリカはフジ○リを助けようとしたことから考えて
既にオネェサンの技術の一部を手に入れていると推測される。
あのアメリカが何の見返りもない交渉をするとは思えない。
在日米軍の置き土産を色々漁ってみたが、本当に何でもあるな。M16小銃、M72ロケット、MREレーション・・・・・
ま、何はともあれ有りがたく使わせてもらおう。さすがに性能は折り紙付きだしな。
尤も、糧食の不味さだけは問題だが(笑)
さて、87式の件だが、やはり何があるか分からない以上、出来るだけの戦力は持っていきたい。
船のペイロード的には問題は無さそうなので、問題は床が耐えれるかどうかだな。
これも積載する時になるべく分散して積み込めば多分大丈夫だろう。
まあ何かあったときは船会社に弁償してやればいいさ。我々が生きて帰れたら、な。
>>682 その予想は正しいだろう。彼らはあくまで実利を最優先する。
もっとも、今更アメリカを恨みにも思わないが。私が彼らでもそうしただろうしな。
だからこそ、我々が対G戦で実力を見せ付けることが重要だと思う。
米国にとって自衛隊、いや日本が「頼りになる」間は彼らも我々と事を構えたりしないと思う。
684 :
640:04/06/23 00:57 ID:???
フェリーを侮っていたな・・・これなら装甲車でも十分つめるな
物資補給は終了したな?乗艦の準備をしておけ
・・・沖縄は本土以上にヤバそうだ、いやな予感がしやがる・・・。
さて、乗船を開始するか。車両はちゃんと割り振られた区画に停めておけよ?
そういえばゴタゴタ続きだった所為で虹色のガチャツキー殿との連絡がすっかり途絶えてしまったな・・・・・・
申し訳ない、折角協力を約束してくれたのに、自分達のことに掛かり切りだった。許してくれ。
もし、この通信を聞いていて、尚且つまだ協力の意思があるのなら、横須賀を訪れて欲しい。
私自身は沖縄に赴く積もりだが、残留部隊と保護した難民達は
物資や宿泊可能な施設のある横須賀周辺に逗留させる事にする。
横須賀とていつまで安全か分からない。いわき市のような事態が起これば凄まじい惨劇になる。
勝手な要求なのは重々承知だ。貴殿が如何なる判断を示そうが構わない。
・・・・では行くか。願わくば、誰一人欠けることなく帰還せんことを。
自衛隊が沖縄に来る。その情報は瞬く間に那覇の町に広がった。
街のそこかしこで、市民達の安堵の声が聞こえた。これで自分達は助かった、と。
一応庁内に緘口令を出していたのだが、やはり「人の口に戸は立てられない」という事
なのであろうか。自衛隊受け入れの準備に追われながら、私はそんな事を考えていた。
それにしても・・・、私は自分の若い頃を振り返った。あの頃、私もいっぱしの学生運動の
活動家だった。アジ演説をぶち、「アメリカ帰れ!自衛隊出て行け!」と叫んだものだった。
そんな私が今、自衛隊を迎える準備をしている。人生とはなんと皮肉なものであろうか。
そのとき、机の電話がリリリーンと鳴った。電話の相手は港の管理事務所からだった。
「那覇港の沖合いに中国籍と思われる漁船が近づいています。それがどうも妙な事に、
船に乗っているのは子供ばかりのようで・・・。」
中国だって?もうあの国は世界地図の上から姿を消したといっても過言ではない。
そんな国から船がきたって?しかも、乗っているのは子供?
私の心の中に、とてつもなく嫌な予感がしたのだった。
よし、皆乗り込んだな?
まだ乗船希望者がいるかもしれんが、沖縄の方も不穏だ。いつまでものんびりしてはいられん。
これより我が艦隊は出港する。目標は南西諸島沖縄方面。
何があるか分からん。レーダーソナーは当然、肉眼でも空と海をしっかり見張れよ。
船が沈んだらお前らの所為だと思え!
さあ征くぞ・・・・・
我々が沖縄を救うんだ。気合を入れろよ!
次の戦地は沖縄か…
暑い地域はGの本領が発揮できるところだ。
逆にMやPはほとんど能力を発揮することは出来ないだろう。
さて…
>>686 …子供…また子供か。子供子供子供…!!
オネェサンは一体何を考えているんだ!?
現在、我が艦隊は四国沖を航行中だ。沖縄到着にはもう2、3日かかるかな。
それより、今まで入ってきた沖縄からの通信が傍受出来なくなってしまった。
最後の傍受内容から察するに、どうもキナ臭い雰囲気がするのだが・・・・・
こちらからも呼び掛けてはいるが、軍用無線を向こうさんが拾ってくれるか確証は無いしな。
現に今まで沖縄とは音信普通だった訳だし、望みは薄いと見たほうが良いかもしれない。
艦隊を預かる身としては、現地で何が起こってるか分かりもしないのに、いきなり入港するのは甚だ危険と考える。
幸い、UH-1も有ることだし、沖合から沖縄本土にヘリを飛ばしての事前偵察を要請する。
>>689 そういうことなら我々の出番だろうな。UH-1を持ち込んだのも我々なんだし。
ヘリ三機に20人ほど分乗させて偵察に行ってくるよ。
残り二機は待機させる。現地で何かあったら迎えも必要だろうしな。
そうそう、対G特殊部隊員殿。実はいわき市で撃破したスカイGの飛行ユニットを持ち込んでいるのだが・・・・使ってみる気は無いか?
・・・・いや、我ながらわざとらしいな。本音を言えば偵察に貴官も同行してもらいたいのだ。正直、我々だけでは不安なんだよ。
飛行ユニット自体には損傷も無く稼動は確認済みだ。もっとも、パワーも規格も「通常の人間」には扱える代物ではないが。
!・・・・またしても失言だったな。貴官とて好き好んでそのような体になった訳でもないのだからな。すまない。
「ナゾの中国船に乗った多数の子供達」 常識的に考えれば哀れなボートピープルか何かだと思う所だ。
だが私は知っていた。途切れ途切れに聞こえてきた、本土からの無線によって。彼らが、ただの子供達
ではない事を。
出動を渋る十一管区海上保安本部を説得し、半ば強引に巡視船を出させた私は、拡声器を使って彼らに
呼びかけた。「君達はどこから来たんだ?何しにこの島へ来たんだ?」
子供達にはそれには答えず、代わりに「おじさ〜ん、遊ぼう」と口々に叫んだ。私の背筋に冷たいものが
走った。「やっぱり、あれが噂に聞いていた・・・」船長がこわばった表情でそう口にした次の瞬間、中国船
(今から思えば、あれは偽装に違いなかったわけだが)から、赤い閃光がこちらに向かってきた。
「RPGだ!!」ドーンと強い衝撃があって、私は船のどこかに強く叩きつけられた。そして・・・私は気を
失ってしまった。
再び傍受された沖縄よりの通信。それは私に悪夢を呼び起こさせるものだった。
状況は極めて悪い。そう判断した我々は艦隊司令部と協議の上、船速の出ないフェリーを護衛を付けた上でひとまず後方に残置、
UH-1を搭載したはつゆき型が先行し、現場海域調査と海保巡視船の救援に当たることにした。
対G特殊部隊員殿や640殿とは連絡がつかなかったことから、編成は自然、532混旅中心となった。
戦力的には幾分危険であったが、我々には何より迅速な行動が求められていた。
現在危険に晒されているのは海保や県庁の人間らしい。彼らとはなんとしても無事接触して情報交換する必要があったのだ。
しかし方針こそ決まったとはいえ沖縄は遠い。
巡航速力を遥かに上回る快速を発揮した五隻のDDが那覇沖に到着したのは無線傍受から二日後の事だった。
レーダーで確認した所、当該海域の現在も存在するのは巡視船だけのようだ。不審船はどこに消えたのだろうか?
迂闊に接近するのは危険と判断した我々はヘリに分乗、上空から巡視船に接近することに決定した。
巡視船を目視で捉えるに至って、私は悪い予感が当たった事を理解した。
大型の巡視船は其処此処から黒煙を吹き上げ、その行動は完全に停止していた。
まずは無線、その次は接近して拡声器で呼び掛けてみるが応答はない。
私は迷った末、隊員と共に巡視船に乗り込んで直接調査する事を決意した。
確かに船体は損傷を受けて行動力を失っているようだが、その傷は直ちに沈没に至るまで深刻には見えない。
なにより、船内にはいまだ生存者が存在する可能性が有る。彼らを助けずして何の自衛隊か。
不幸中の幸いか、巡視船は新鋭の「りゅうきゅう」だった。ヘリ甲板を持つ大型船である。
これが小中の通常型巡視船だったら乗り込むだけで一苦労だったろう。
比較的簡単に移乗を済ませた我々は直ちに船内探索を開始した。数隊に分かれた隊員がM16小銃(横須賀で得た物だ)を構えながら散っていく。
私はまず艦橋に向かう事にし、5名ほどの隊員を引き連れて行動を開始した。
巡視船とはいえ全長百メートルを超える大型船である。勝手を知らぬことも手伝って移動には意外と手間取ってしまう。
艦橋に到着するまでの間にも、巡視船内で激しい戦闘が行われた事が窺えた。あちこちに残る弾痕に加え、大小の爆発の痕も確認できる。
海保が爆発物を持っているとも思えない。やはり侵入者の仕業だろう。
漸くの事で艦橋に到着した我々は目を覆った。
見覚えのある光景。赤い絨毯に散らばる薬莢。そして人間「だった」ものの部品。間違いない、奴らだ。
恐らくは艦橋を守ろうと篭城していたのだろう。入り口付近はバリケードで封鎖されていた。
しかし我々が易々と進入した事からもお解かりであろう。バリケードは粉々に粉砕されていた。
義体の調子も良くなってきたし、532混旅を支援に行くとしよう…
…!?
核の直撃で少しだけ広くなった東京湾の向こうに何かが見えた。
船…?いや、違う…!あれは…空母…!?
…ニミッツ級航空母艦…アメリカ海軍か!!
Gどもに沖縄を襲わせることによって日本の主力をそちらへ向かわせ
その間に本州を制圧しようということか!!
くそっ!!
ここ慶良間諸島での連中との戦闘が始まってもう何時間が経っただろうか・・・
六十余年の月日を経てこの島は再び戦場となった。
既に我が小隊の人員は五割を切った。我々が確保しているのは
ここ通信管制棟及び宿舎棟と付近の旧軍の残したガマの線のみとなっている。
今も坂崎士長の撃つ62式機関銃の射撃音が途切れ途切れに聞こえる。
ヘリポートも既に敵の手に落ち守備を担当していた木村三曹以下四名も
我々と合流することも叶わず壮絶な戦死を遂げた。もう我々に退路は無い・・・
普通科でもない我々にしてはよく持ちこたえられたほうだろう。
唯一の心残りといえば数時間前に島を退去した住人達の安否だ。
無事本島にたどり着ければいいのだが・・・
見たところ爆発物が使われた形跡は無い。となると素手か、少なくとも侵入者が直接障害物を取り除く必要がある。
海保隊員の銃撃がある中で?普通なら有り得ないと一笑に付する所だ。が、我々の中に笑う者はいなかった。
艦橋が全滅している事を確認した我々は船内に向かった。先発した連中とは別方向に船室を開けていく。
と、一人の隊員が大声を上げた。人の呻き声が聞こえたというのだ。俄かに緊張する隊員達。
が、幾ばくも経たずに緊張の糸は解れた。打ち捨てられたロッカーの中に生存者が隠れていたのだ。
どうやら気絶しているようで呼び掛けにも反応は無かったが、傷は軽傷のようだ。
そして目を引いたのが彼のまとう衣服である。点在する海保隊員の遺体とは違い、スーツ姿である。恐らくは県庁の人間だろう。
外傷はともかく、他に何か生涯があった場合ここでは処置のしようが無い。蘇生は後回しにして彼を護衛艦に連れ帰る事にした。
と、無線がけたたましい呼び出し音を鳴らした。なんとなくは分かっていた。このまま何事も無く終わらないであろう事を。
やはり奴らはいた。船底に向かった隊が奴らと遭遇したのだ。
あどけない少年少女と異形の化け物との究極のコントラスト。しかし彼らの行動は死者への冒涜という点では一致していた。
子供達はうず高く積み重ねられた死体をまるで積み木に見立てたように弄び、異形達は子供が飽きた死体を貪欲に貪っている。
地獄というものが存在するならば、こんなな光景が広がっているのだろう。しかし地獄はこの世には必要の無いものだ。
幸いにして彼らは我々に牙を向かなかった。玩具にも食料にも不自由していなかった所為だろう。
私は救助した人間をヘリに収容させると共に船内の各所に爆薬を設置させた。せめて亡くなった海保隊員たちが、海に抱かれ安らかに眠る事を祈りながら。
爆薬を仕掛け終わり、船を後にしようとした私の前に小さな影が立ち塞がった。そして「おじさん遊ぼう」と。
私はもう迷わなかった。彼らもまた敵なのだ。私はゆっくりと拳銃を引き抜き小さな頭部に狙いを定めた。
数分後、私は上空のヘリから下を眺めていた。起爆装置のタイマーがその時を告げ、「りゅうきゅう」は爆発しながら波間に没していった。
島民達が島を去ったつい数時間前の出来事がつい先ほどのように浮かんでくる。
そう十二時間前に米軍の通信傍受にあたっていた我々は図らずして「りゅうきゅう」の
緊急通信を受けたのだ。「りゅうきゅう」が敵に襲われ現在交戦中であるというのだ。
我々はその情報を受け直ちに本島の本管に伝達し指示を仰いだ。
本管からの命令は簡潔そのものだった。
「島民を速やか且つ最優先で脱出させよ」我々はこの事実を町長を通じ島民に知らせた。
我々が思っていた以上に島民は冷静であり恐れていたパニックは最小限のもので済んだ。
むしろ来るべきものがきたという受け止め方のようだった。
698 :
640:04/07/02 00:22 ID:???
すまん・・・揚陸準備に手間取って通信を怠っていた
今回基本的に車しか持ってこなかったのは失敗だったな・・・
簡易ボートでも持って来れば良かったぞ・・・
で、我々はどこから上陸するのだ?
通信から察するに慶良間で部隊が孤立している様だが
対G特殊部隊員殿の情報は本当のようだ
横須賀に残してきた部隊から連絡があった
今のところは何もしてこない様だがね
東京湾内で幽霊船の如く佇んでいるそうだ
とりあえず
>>698にある横須賀の残存部隊と合流しておくとしよう。
少しでも多くの戦闘員が必要だから、
途中で生き残りの人も見つけられれば良いのだが。
米海軍空母戦闘団か。一個の戦闘単位としては間違いなく地上最強だな。
結局、人間の最大の敵は人間だという事なのかね・・・・・
残念ながら我々の実力ではとても抗しようが無い。攻撃はおろか、近づく事すら出来ないだろう。
潜水艦でもあれば一泡吹かせてやれたかもしれんが、今のところ二隻が佐世保で雪隠詰の他は
殆どの艦が行方知れずだ。果たしてどれだけが生き残っているか・・・・・・
さて、慶良間の件だ。酷薄なようだがもう間に合わないと思う。それよりも脱出したという島民の救助に全力を上げるべきだろう。
現在はつゆき型五隻が那覇沖に、みねぐも等DE九隻とフェリー二隻が南九州沖を航行中だ。
はつゆき型五隻は慶良間から脱出したと思われる難民船の捜索救助、後続のフェリー達はこのまま那覇に直行させる。
という訳で640さん。上陸地点は那覇だ。フェリーが接岸できる港もあるので妥当なところだろう。
それに那覇から慶良間までは比較的近い。状況が許せば救助部隊を差し向けられるかもしれない。我ながら矛盾しているとは思うが・・・
それと、ボートぐらいならそれぞれの艦が備え付けてはいるぞ。
もっとも、ただの緊急避難用ボートなので人間以外は何も載せられないが。
米軍が・・・・・・・!?
なんとか「りゅうきゅう」から帰還してみれば思いがけない展開になっているな。
私の考えが甘かったということか。しかし、何故今更日本を狙うんだ?
経済も政治も崩壊した現在の地球で、他国にまで覇権を及ぼす利点が有るとも思えない。
それこそ米国らしく孤立主義に立ち戻ってカナダ、南米諸国辺りと共にブロック経済体でも形成すると踏んでいたのだが。
そんな中で切り札とも言える空母機動部隊を日本に派遣する・・・・
彼らが欲してやまない「何か」が日本にあるのか?
それはそうと、532混旅の横須賀残留部隊は後方に下げるぞ。
我々は数千の難民を抱えている。もし米空母が本気になって襲ってきたら僅かな81式短SAMや87式AWじゃとても太刀打ちできん。
それほど横須賀から離れる積りも無いが、取敢えず部隊と難民を分散して目立たないように潜伏させる。
気がかなりのなのは「りゅうきゅう」唯一の生存者の意識がいまだ戻らない事だ。何とか回復してくれればよいのだが・・・・
「・・・ますか?聞こえ・・・」
頭の周りで声がする。そうか、これは幻聴だ。とうとう私も三途の川を渡ってしまったのか。
まあいいや、妻とはとっくに離婚したし子供もいない。両親も亡くした私を悲しむ者などいる
わけもない。人間いつかは死ぬ。私の場合、それが今だったというわけだ。
「聞こえますか?聞こえますか?」
いや、これは幻聴じゃない。そう思った次の瞬間、まばゆい照明の光が目に飛び込んできた。
「おい、気が付いたぞ!」自分の周囲がが騒々しくなる。どうでも良いが、ここはいったいどこだ。
ん・・・、海自の制服を着ているのがいるな、ということは、私は自衛隊の護衛艦に助けられたと
いうことか。まてよ、そうしたら、海保の人達はいったい・・・。
>>702 気が付かれましたか。ここは護衛艦の医務室です。
貴方は巡視船「りゅうきゅう」の中で意識を失っている所を発見されました。
残念ながら、我々が救出に赴いた時には他の海保隊員の方々は既に皆亡くなられていました。
貴方だけが運良く助かったのは、彼らの活躍があってこそなのかもしれませんな・・・・・
御挨拶が遅れました。私は532混成旅団・・・・・名前が無いと不便ですな。私は甘粕一佐。532混成旅団の指揮官を務めています。
現在、我々は海上自衛隊と協力して慶良間列島から脱出したと思われる難民船を捜索しています。
貴方が御存知かどうかは知りませんが、慶良間は既に戦場となっています。恐らく全滅も時間の問題でしょう。
幸い、現地の部隊が迅速な対応を取った為、島民は既に退去したとの報告を受けています。もっとも、それが為に慶良間の部隊は・・・・・
さて、我々は実質的には沖縄救援部隊の先遣隊です。追々、本隊が那覇港に到着するでしょう。
僅かではありますが食料や医療品なども輸送中です。見たところ県庁職員とお見受けするが、県の方でも受け入れ態勢の確立をお願いしたい。
本土の方も決して安全ではありません。大阪にはGが要塞を建設したとの情報もあるし、
味方の筈の米海軍までもが東京港で妖しげな動きを見せています。
この八方塞の状況を打破する為には何より団結が必要です。そちらの持つ情報を出来るだけ詳細にお聞かせ願いたい。
島民に連絡を行なって二時間もしない間に我々通信隊を除く島の人口の全てが広くも無いこの島唯一の漁港に集まった。
他の島々でも警察の駐在員や地元消防団員による非難誘導が進められている筈だった。非難してきた住民の顔ぶれを見ると
若年層は皆一様に青ざめているのに比べ沖縄戦を経験している老人達は皆一様に落ち着き払っている。
手荷物は一人ひとつのみという条件に腹を立てたり、あくまで島に居残ると固持する一部住民を説得したのも彼らだった
財産が何のことか。おみんしゃんらはまだ若い。身一つあればどうにでもなる。ワシ等もそうしてこの年まで生きてきた。
ワシ等のために命掛けてる御仁になにをいうかと。彼らの言葉が胸を打つ。未だ感情的なしこりが残るこの土地で
正直あまりいい顔をされない我々にそこまで言ってくれる彼らの言葉が我々にどれだけ救いになったことか。
今は亡き祖父が聞いたらなんというだろうか・・・・
漁協の船と本島とを結ぶ定期貨客船が続々と桟橋を離れていく。さながらサイゴン陥落から逃れるボートピープルのようだ。
本島から急派された我々海上保安庁巡視船PL08「くだか」以下三隻にも島を逃れた住民達が寿司詰め状態で乗せられている。
そのお陰といっては何だがかき集められるだけ集められたこれらの船のお陰で島の住民の全てを収容することができた。
これでこの島に居残っているのは桟橋で我々を見送る彼ら慶良間通信隊だけとなった。
私は彼らに住民を本島で下船させた後、再度戻ってくることを提案したが彼らはそれを固辞した。
生きているかもわからない兵を救うために貴重な艦を危険にさらすわけには行かない。我々が残ることで少しでも時間が稼げると。
私も頭ではわかっていたが納得できるものではなかった。なおも食い下がる私に部隊の指揮を執っていた士官が存外に穏やかに
告げた。「彼らのこと、お願いします」全てを悟りきったようなその穏やかな表情にわたしは、はい。と返すのが精一杯だった。
桟橋を離れようとする我々を彼らは悲壮な顔色ひとつ浮かべずに、皆見る者を魅了するような笑顔で我々を帽振れで見送っている。
彼らを甲板や艦橋にいた者は皆見とれたように眺めていたがやがて誰からとも無く皆彼らに敬礼で返礼した。
民間人も海保も関係なかった。私は艦橋にいながらこみ上げる熱いものをこらえることができなかった。
彼らの皆見る者を魅了するようなあの笑顔が出撃前の特攻隊員にダブって見えたのは私だけではなかったのだろう。
皆唇をかみ締めすすり泣いていた。島が遠のき豆粒ほどになりやがて見えなくなっても皆敬礼をやめようとはしなかった。
我々が死守しているのは遂にこの通信棟だけになった。先ほどから連中がドアを破ろうとする
鈍い音が響いている。破られるのも時間の問題だろう。死が迫っているというのに不思議と心残りは無い。
六十余年前に我々と同じくこの島で戦い、戦後民間人を見捨てたと罵られ死んでいった祖父。
私は彼らの汚名を雪ぐことができただろうか?・・・・
すでに送信機能を喪失した通信機からは本島に近づきつつある救援艦隊の難民救出の無線が聞こえる。
指揮を執っているのは防大の同期の甘粕だ。やつならきっとこの国を守ってくれるだろう・・・・
>>703 私は護衛艦の艦上で、ぼんやりと海を見つめていた。私と一緒にいた海保の職員達の事を聞いても、
自衛官達はあいまいな笑顔を浮かべるばかりだった。言われなくても分かっている。彼らは死んだ。
そしてまた、私だけが生き残ってしまった・・・。俺は死神か?私の指示で出動した者たちは次々と死に、
何故か私は生きている。死ぬべきなのは自分なのに・・・・・・・。
その時、私に声をかけてくる人がいた。「…私は甘粕一佐。532混成旅団の指揮官を務めています…。」
一瞬なんと答えようか悩んだ私は、あとから考えれば随分と間の抜けた返事を返した。「よ、ようこそ
沖縄へ。」つい、この間まで籍を置いていた観光振興課の頃の口癖が、口をついて出てしまった。
彼は一瞬きょとんとした顔をし、そして大声で笑った。つられて、私も笑いがこみ上げてきた。
「私は沖縄県緊急災害対策本部の次長を務める屋良(やら)と申します。自衛隊受け入れの準備に
関しては、万事遺漏無く、とまでは申し上げられないが、一応学校、公民館などの公共施設を中心に
宿営して頂く場所は確保してあります。援助物資の件は誠にありがたい話で、県民一同に代わり
感謝申し上げたい。到着したら、至急県民に配分したいと思います。「G」の情報に関しては、我々の
持っている情報はそれほど多くは無いと思いますが、出来る限りの協力はいたしたいと考えます。」
それにしても、慶良間列島か・・・。那覇や糸満にも近い所だ。本島南部は極めて危険な状態にあるな、
と考えざるを得ない。自衛隊は彼らを撃退できるのだろうか?内心、私は不安だった。
宛 第532混成旅団長甘粕一佐殿
このメールが貴官に届くことを切に願う。貴官も知っているだろうが慶良間諸島に敵が進攻してきた。
我々も全力で抗戦するが勝つ見込みは万に一つもありえない。だから貴官には敵がこの島にいるうちに
手段を講じ連中を殲滅してほしい。幸い本島には那覇基地のF4と海兵隊のハリアー、コブラが温存されている。
彼らに連絡を取りこの島を空爆してほしい。尻拭いを任せるようで悪いが私の最後の我侭だとと思って
聞き入れてくれると嬉しい。防大時代から迷惑を掛けっ放しだったが君という友人と出会えて本当に嬉しかった。
私は君ならこの国を、いや世界を救えると信じている。貴官の武運長久を切に願う。
発 第695慶良間通信隊佐伯二佐
その電文が届いたのは屋良氏との会見の最中だった。
私は屋良氏に非礼を詫びながら、その電文を記したメモを受け取った。
その内容
>>708を読み進めていく私は、少なくとも表面上は動揺を見せなかった。
我ながらY氏の時に比べれば成長したと思う。内心、私は泣いていたのだ。それを表に出さなかった、いや出せなかっただけだ。
私はメモを折り畳みポケットにねじ込むと、再度屋良氏に詫びながらその場を後にした。
私はその足でヘリ甲板に向かうと、近くで休憩を取っていた整備員とパイロットにすぐにヘリを飛ばすよう命令した。
慌てて駆け出す彼らを目で追いながら、私はポケットの中にある紙片を握り締めた。
まただ。どうして次々と逝ってしまうのか。なぜ皆私を置いて逝ってしまうのか。
私は別に勇者でも優秀な指揮官でもない。たまたま対G戦争勃発の折に前線勤務を外れていたので生き長らえたに過ぎない。
同期の人間で顔見知りだった連中は東京で、長野で、あるいは欧州でそれぞれ戦い、そのまま帰らなかった。
そして今、佐伯までもが逝こうとしている。しかも眼前の慶良間で。
馬鹿馬鹿しいことに、手を伸ばせばすぐにでも届きそうな慶良間の部隊を助ける術が無いのだ。
それらを全て理解した上で、佐伯二佐は私に慶良間を空爆するよう要請した。
分かっている。注意深く彼は直接的な表現を避けているが、「自分達ごと吹き飛ばせ」と言っているのだ。
軽装備の我々では本格的な上陸があった場合、恐らくは防ぎきれない。
つまり沖縄を守るためには沖縄に敵を侵入させない事が一番なのだ。
だからこそ佐伯二佐はじめ慶良間の部隊は脱出できる能力も時間も有していながらそれを断念した。
囮となって奴らを引き付けるために。沖縄を守る為に。
行き先を訪ねるパイロットに私は迷わず航空自衛隊那覇基地に向かうよう告げた。
私は佐伯を助けてやれない。彼が自身を犠牲にして我々を助けてくれたのに、私は彼に何もしてやれない。
のうのうと生き長らえた私ができる事といえば、せめて彼の最後の願いを聞き届けるだけだ。
那覇基地に到着した私はすぐに基地司令に面会を申し込んだ。
屋良氏を中心とする沖縄県側が予め我々の到着を連絡してくれた為だろう。基地司令はすぐに姿を現した。
歓迎の祝辞を述べる基地司令に対し、私は無礼を承知でそれを遮り、ファントムの出動を要請した。
流石に私の尋常ならざる雰囲気を察したのであろう。基地司令は直ちに麾下部隊に出撃準備を命じた。
出撃準備を進めると同時に、司令は攻撃目標を私に尋ねた。それに対し私は努めて冷静に、かつ簡潔に回答する。
「目標は慶良間列島、通信隊基地。一帯を完全に、そしてくまなく破壊して頂きたい」
基地司令の顔色が変わった。当然だろう。我ながら随分な物言いだと思う。
佐伯も嫌な役を押し付けたものだ。そう思いながら私は続けた、
「要するに、その場にある全ての物を吹き飛ばして欲しいのです。沖縄を守る為に」
そこまで聞くと基地司令は瞑目した。彼も状況が飲み込めたのだろう。彼はそのまま目を開くことなく私に尋ねた。
「慶良間の連中は、もう駄目なのかね?」
私は静かに頷いた。
「残念ながら。そして、この爆撃要請は彼らの最後の通信であります」
基地司令は深く頷くと目を開き言った。
「よく分かった。後は我々に任せておけ」
30分後、最大限の爆装をしたファントムが次々と滑走路から大空に舞い上がっていく。
孤立し、全ての補給が途絶えていた中でここまでの稼働率を維持した事は奇跡に近い。整備員達の努力には敬意を表するべきだろう。
精密誘導爆弾やクラスター爆弾を撒き散らす亡霊達が慶良間に向かうのを私は無感動に眺めていた。
これで沖縄に迫った危機は一旦回避されるだろう。しかし、そのために我々はまた多くの者を失ってしまった。
いつかは私も彼らの元に逝かねばならないだろう。だが、それは今直ぐにではない。
以前、死を覚悟した突撃を敢行しようとした対G特殊部隊員殿を私は諌めた。
「貴方は生きるべきだ。貴方に未来を託していった人達の為にも」
そういって彼を思い留まらせた私がそう直ぐに諦めて死んでしまって何の面目が有ろう。
恐らくは向こうの世界でも罵られるに違いない。特に佐伯なら口を極めて私を罵倒する筈だ。
「何をしにきた。お前はまだ俺の末期の願いを達成していないぞ!」、と。
しかし、私に世界を救う力があるとも萌えない。無論、この国もだ。私には特別な力など何も無いのだから。
しかし、私は確信もしている。この戦争はいずれ我々の勝利に終わるであろうと。
その時までには、我々はまた多くの者を失うだろう。だが同時に、新たなる力も着々と育ちつつある筈だ。
そしていつかは我々を勝利に導く「決戦存在」が誕生すると思う。
その時を見届けるまで、私は生きようと思う。
友人の死を傍観し、尚且つその屍を踏み越えていこうとも。
712 :
640:04/07/06 00:41 ID:???
那覇に到着した・・・一足遅かったようだがな
とりあえず市民への物資は県庁に持っていくことにする
その後、我々も那覇基地に向かうつもりだが・・・
一つ聞きたいのだが沖縄の米軍キャンプもやはり連中に放棄されているのか?
横須賀にもあれほどの物資があったのだから、探らない手は無いと思うのだが
上手くいけばミニッツ級の目的も判明するかもしれん
横須賀に到着して3日経ったが、東京湾に駐留する米艦隊に動きはない。
何かを待っているのだろうか。
>>712 ようこそ那覇駐屯地へ、道中無事で何よりです。
沖縄の防衛を任されておきながら貴官らの手をお借りすることとなり
まことに申し訳ない、本土も大変だというのに・・・・。
米軍キャンプの件ですが現在我が団隷下の第一混成群所属の普通科部隊が
各キャンプを捜索中ですが何分防衛戦力から人員を割いているので人手不足
なのが現状です。武器弾薬については目下名護市の辺野古海兵隊弾薬庫と
嘉手納空の弾薬庫地区を最優先で捜索中です。
双方とも暗い噂の耐えん施設ですがこの際文句は言えませんからな・・・
「嘉手納ですか・・・。あそこはGたちが撤退して以来、全く無人のはずです。」
私は自衛官達からの質問(と言うよりも、率直に言って尋問に思えたのだが)に答えた。
「あそこは我々県の人間でも何もわからない。正直申し上げて、沖縄の米軍基地の実態を
知っているのは、日本人では政府首脳と自衛隊だけではありませんか?」そう言った時、
相手の表情が一瞬険しくなったのに私は気付いた。いかんいかん、どうも軍人相手には
嫌味の一つも言いたくなってしまうのは、私が親兄弟や教師から、沖縄戦の悲惨さを
さんざん教え込まれてきたせいだろうか。
しかし、だ。
思えば、以前沖縄にGが侵攻して来た時、真っ先に攻撃されたのは嘉手納をはじめとする
米軍基地であった。そして、「米軍及び軍属の家族、アメリカ人は一人残らずステーキにされた。 」
と言う報告を、私はじめ多くの人間が信じたが、今になって冷静に考えれば、それは
たった一人の人間の報告に過ぎなかった。何か裏づけとなる事実が示されたわけではない。
それでもあの時は、Gが人間を襲うのは当たり前だと思っていたから、誰も疑わなかったのだ。
もしかすると、アメリカは相当以前から、Gと何らかの形で手を結んでいたのではないだろうか。
嘉手納攻撃は手の込んだ偽装であって、彼らは実はG達に基地を「譲り渡した」のではないのか?
そう考えれば、今になって米空母が東京湾に姿を現したのも、ある程度説明がつくのではないだろうか?
妄想だ。そんな事は有り得ない。私は精神的に疲れているのだ。
私は、しばらく休ませてほしいと頼んだ。
報告が遅れたが、後続のDEとフェリーが那覇港に入港した。
まあ640さんが既に上陸しているので既にご存知だとは思うが。
とりあえず一部の艦を除いては何か動きがあるまで那覇港に停泊させておく。
それと、私はこれから佐世保に向かおうと思う。何とか潜水艦二隻を使える状況にしたいのでね。
という訳で、はつゆき一隻とDE三隻は佐世保に向かう。
残りの艦は暫定的に甘粕一佐の指揮下に置くので、非常時には遠慮なくこき使ってくれ。
ではこれより出港する。みんな死に急ぐなよ。
717 :
名無し三等兵:04/07/07 10:00 ID:WnKaHwAV
(ΘдΘ)ウマー
718 :
名無し三等兵:04/07/07 14:53 ID:AI84KF04
第十四号極秘報告 帝都ニテ政変ノ兆シアリ・・・
>>716 佐世保に向かわれるのなら針尾島の米海軍事前弾薬集積所の調査をお願いします。
おそらくあそこも最近の在日米軍撤退の際のゴタゴタで放棄され手付かずの筈です。
>>717-718 何!?横須賀まで来たのは失敗だったか!?
だが既に荒地と化している東京にGが出現したからといって
海の向こうにいる米軍を放置して向かうわけにも行かない…
721 :
640:04/07/09 00:19 ID:???
了解・・・ならば、名護と嘉手納に物資調査の応援を向かわせる
ここの物資を戴いた件で横須賀のあれが動くとも思えんしな
>>717-718 それにしても、クレーターに何を作る気だ?
第一政変も何もそもそもこの日本国には現在政府は存在して無いだろ
俺たちがこんなに好き勝手に行動してるのをほっとくはず無いもんな
東京湾にて不審な行動をとり続ける米軍。崩壊した東京に再び現れたG。
偶然にしては少々出来すぎているのも確かだな。
しかし何か行動を起こそうにも現状では余りにも情報が少ない。当分は様子見しかないな。歯痒いが・・・・・
さて、現在嘉手納を捜索中だが、ここは静かだな。いや、静か過ぎるか。
どうやら住人はあらかた避難してそのままのようだな。勿論、米軍人やその家族などは影も形もない。
そして基地施設等には何の被害も認められない。戦闘が行われた形跡はないな。
仮に奇襲を受けたとしても、米軍が全くの無抵抗のまま基地を明渡すとは到底思えない。やはり裏で何かあったのか・・・・?
武器弾薬庫も貯蔵物含めて無傷だったが、ここは元々空軍基地だからな。
残念ながら我々が扱えるものは少ないようだ。那覇の空自部隊に引き渡した方がいいかもしれないな。
海軍施設の探索はまだなので、こちらに今から取り掛かる事にする。
海軍施設も空軍のそれと大同小異だった。やはり戦闘などの混乱状態に陥った形跡は微塵もなく、
駐留米軍が整然にして迅速、そして何の妨害も無くこの地を後にした事が窺える。
気掛かりなのは、彼らが慌てて無計画に撤退した訳ではない事だ。
確かに殆どの装備や施設は手付かずで置き去りになっている。
だがしかし、彼らは唯一つにして最も重要なある物だけは余すことなく持ち去っている。そう、「情報」だ。
今まで幾つもの施設を見て廻ったが、情報に関してはあらゆる存在がソフト的にもハード的にも破壊ないし消去されている。
それこそご丁寧にパソコンの中まで真っ白になっている。これだけの作業が一朝一夕に出来たとは思えない。
状況証拠だけだが、米軍の撤退は恐らく「予定された」行動だろう。
つまり、彼らには日米安保を反故にしてまでも得たい「何か」があったのだ。
私は閑散としたオフィスで一人溜息を吐いた。
部下達はいまだ基地施設を探索中だが、めぼしい物は何も残っていないだろう。
してやられた。改めてそう思う。これだけの作業を隠密裏に遂行した米軍には正直感嘆する。
もっとも、それ以上に自衛隊、いや、わが国のお人よし振りと情報収集の甘さを猛省しなければならないだろうが。
しかし・・・・米軍いやアメリカは一体何を求めてこの様な行動に及んだのだろう。
少なくとも日米安保はアメリカにとっても意味ある内容の筈だ。Gという未知の敵が現れたとて、それだけで捨てるには惜しいだろう。
つまり余程魅力的な代替物が無い限り、アメリカが日本を捨てる事は有り得ない。
だが私の思考はここまでだった。結局これらは想像に過ぎない。何か具体的な情報が無い限りこれ以上はどうにも判断しようが無いのだ。
その時、電源を入れっぱなしにしておいた端末が急に動き出した。
勿論私は何の操作もしていない。何者かが外部からネットワークを通じてこの端末を支配しているのだ。
が、その何者かは直接私に向かってコンタクトを取る訳ではなかった。代わりに何かファイルを送信しているようだ。
間もなく送信は終了し端末は再び沈黙した。私は一瞬躊躇したが送りつけられたファイルを開いてみた。
それはありふれたPDFファイルだった。どうやら何かの書類を取り込んだものに見える。
当然ながら全て英文なので少々苦労しながら読み進めていく。どうやら契約書の類のようだ。
と、私の視線は一点に釘付けとなった。
「・・・・USS George H. W. Bush, CVN-77の譲渡に対する当方の対価は以下の通り・・・・」
なんという事だ。これは今だ建造中の筈のニミッツ級最新鋭「ジョージ・H・W・ブッシュ」の譲渡契約書だったのだ。
そしてその受取人の名は「オネェサン」だった・・・・・
護衛艦は那覇港に錨をおろした。埠頭には既に県の職員達が待っていた。彼らは知事からの
メッセージを携えてきていた。
『今回那覇港沖、ならびに慶良間列島において、尊い犠牲となられた自衛官・海上保安庁職員の
皆さんの御霊に対し、県民を代表して衷心より哀悼の意を表します。』
「本来ならば、知事自らお出迎えすべき所ですが、体調が芳しくないものですから・・・。」職員を
代表するようにそう言ったのは、昔私の部下だった企画課長だ。彼は続けて「それでは、黙祷!」と
一段と声を張り上げ、それを合図に皆が黙祷した。
見ず知らずの他人の為に、仲間達を失った自衛官の心情はいかばかりであろうか。私は県庁へ
向かう道すがら、深く考えた。
「ご無事で何よりでした、次長。」私の思考を遮るように課長が言った。「これから忙しくなります。
次長がいなくなったら、大変な事になっていました。」そうだ、私達にはやらなければならない
仕事がある。その仕事をきちんとやり遂げるのが、生き残った者の務めではないか。
それにしても気になるのは米軍の動きだ。彼らはいったい何を考えているのか?所詮地方公務員の
我々には見当など付くはずも無いが、しかし、世界を滅ぼすような真似をして、何の利益がある?
「課長、県が情報収集の為に色々集めていた、無線交信の傍受記録があるはずだな?あれを自衛隊の
諸君に届けてほしい。」怪訝な顔をする課長に私は続けた。「まあたいした情報など無いと思うが、
我々は情報分析のプロじゃない。当然見落としもあるだろう。ことによると、彼らがテープの中から何かを
見つけ出してくれるかもしれん。」
727 :
640:04/07/15 01:17 ID:???
「オネェサン」か・・・久しぶりに聞いたぜその名前
するとアレか?この前から出現するようになった「子供」はやはり
「オネェサン」の手によって何らかの操作を受けていると言うことか
ほとんどの子供は「オニィサン」によって保護(?)されている筈だが、
逃げ遅れがあったと考えるべきだろうな。
それにしても東京湾のニミッツ級・・・解せねえ
こいつは推測だが、空母ってのは常時発艦、着艦の訓練をしているはずだよな
こちらが手を出せんのは向こうも知ってるはずだから、撃墜を恐れてと言うことじゃないだろう
訓練をしない、する必要が無い。あの中に戦闘機のパイロットは居ない
蒸気カタパルトから発艦するスカイGとM……ただの妄想で済むといいんだがな
更なる情報が必要だな。
個人的には警官がやられたガマ周辺と
G共が沸いた慶良間辺りの調査を行いたいのだが
最近東京湾周辺で未確認の飛行物体が多数確認されているが・・・・・・まさかな。
>>728 こちらでも確認した。
おそらくスカイGと…飛行機だな…。
スカイGは…福島での戦いの生き残りなのか…?
とすればあの時の戦闘すらもアメリカ軍に関係が有ったということか…?
>>724での情報からしてもその可能性は高い…か。
残念ながら
>>727の考えは大当たりだったみたいだな。
おそらくあの飛行機の中の人などいない…それどころかあれは戦闘機ですらない…
あれは…
紙ひこうきだ…
現在我々は県庁の一室で県側から提供してもらった無線傍受記録の検証を進めている。
県の方でも一通り調査はしていたようで、ある程度の分類とテープ起こしがされていたのは有り難かった。
とはいえ、ここ数日の作業の結果は芳しくなかった。簡単に言えば何も出てこなかったのである。
傍受記録の多くはGやオネェサンとは関係無いものであった。それはいい。むしろ当然の事だ。
情報とはそれを取得しただけでは何の意味も無い。
それを調査・分析し篩いにかける事によって不要なものは除かれ「役に立つかもしれない」ものが残る。
我々はそこで躓いていた。確かに正体不明、少なくとも我々のデータには存在しなかった無線は存在した。
我々が普段から採集し解析している各国の無線。具体的には中露韓朝米などの軍用無線のどれとも符合しない謎の通信である。
が、それらはそれらは全く意味不明な内容だった。暗号ですらない、何かの合言葉だろうか。
「お腹がすいた」「あのおもちゃをこっちに」などといった短い通信内容から具体的な何かを読み取る事は不可能だった。
その声質が妙に甲高いのも気にかかる。まさかとは思うが子供が・・・?
私は頭を振ると書類の束を机の上に放り投げ強引に思考を打ち切った。
どうも最近子供という存在を色眼鏡を通して見てしまう。
憶測と思い込みによる行動は悲劇を呼び込む。少し休憩して頭を冷やした方がよいかもしれない。
私はそう判断して部下にその旨を告げた。部下達も室内に閉じこもっているのにいい加減ウンザリしていたのだろう。
彼らはあっという間に姿を消し、ものの三十秒で室内には私だけが取り残されていた。
私は苦笑しながら席を立ち、自分も部屋を後にしようと顔を上げた。と、入り口のドアを塞ぐ様に人影が佇んでいるのが見えた。
なかなか美人の女性だが比較的長身だ。そして何より目を引くのが見事なブロンドの長髪である。
民間人か?しかし米軍と共にその家族も引き上げていたのではなかったか?
私は疑問に思ったが、土地柄ハーフがいてもおかしくはないし、旅行者が取り残されたとも考えられる。
余り深く考える事無く私は彼女に近づくと声を掛けた。
「県庁に何か御用ですか?生憎、私はここの人間ではないのでお役には立てないと思いますよ」
その言葉に彼女はニッコリと笑うと口を開いた。
「いえ。用が有るのは貴方に対してでス」
流暢な日本語だったが少々アクセントが不自然だった。やはりネイティブな日本人ではなさそうだ。
「私・・・・・という事は自衛隊にですか?まさか私個人にではないでしょうな」
相手が美人という事で私も少々浮かれていたようだ。僅かな期待も込めての冗談に彼女も口を綻ばせる。
「クスクス・・・・そうですネ。確かに貴方と直接話すのが一番確実かもしれませン。甘粕一佐?」
何故私の名を・・・・・・その疑問を口にする間もなく彼女は言った。
「JSDFの精鋭も、子供相手には苦戦しているようですカラ、少しお手伝いしようかと思っテ」
・・・・!
一気に私の神経が緊張していく。Gはともかく、例の「子供」に付いての件は厳重な緘口令を敷いた筈だ。
ガマに残された子供服や玩具についても県民に発表したとは聞いていない。
或いは県庁職員や警察方面から情報が流出した可能性も無いとは言えないが、それにしては彼女の指摘は具体的過ぎた。
私は慎重に彼女から距離を取りながら横目で部屋の隅にある机を確認した。
・・・・遠い。引き出しの中に収められた拳銃を手に入れるには一瞬という訳にはいかない。
自分の置かれた状況を認識した私は肩の力を抜いた。じたばたしてもしょうがない。
それに私を殺す気ならとっくにやっているだろう。情けない事に私は彼女の気配を感じる事も出来なかったのだから。
私が覚悟を決めて動きを停めたのを確認すると彼女は微笑んだ。
「賢明でス。それに私は貴方を殺しに来たのではありませんかラ。」
そう言うと彼女は近くの椅子に腰掛け優雅に足を組んだ。どうやら害意はないと証明したいらしい。その上で私にも掛けるように勧める。
「これはこれは・・・・客人に席を勧められるとは・・・・」
彼女の言を全面的に信用した訳ではなかったが、さりとて他に選択肢も無い。私は半ば自棄になっておどけて見せた。
彼女はそんな私を見て面白そうに笑った。その笑顔から彼女の真意を読み取る事は出来なかった。
巨大な紙飛行機が空を飛んでいる
様々の物と戦闘を繰り返したがシュールさも個々に極まれりだ。
別に爆装をしているわけでもない。ゆっくりと上空を飛んでいる。
撃墜してやろうかとも考えたが、やめておいた。
余りにも不気味すぎるからである。我ながら臆病なことだ。
スカイGも随伴して飛行しているがこちらなど眼中に無いようだ。
「お前たちなぞ何時でもタベチャウゾ」とでも言いたげですらある。
最近、連中の飛行する場所が北に移っている。
クレーターに何か用でもあるのだろうか?
縫いぐるみの考えることはわからん・・・
東京のクレーター付近には何か重要な物でもあっただろうか?
…やはり考えられるのはお台場のフ○テレビ本社か…。
あそこにある何かを狙っているのか…米軍…それともオネェサンか?
この数日間と言うもの、県庁には久々に多くの職員の姿を見ることが出来た。
自衛隊の運んできた物資を、いかに分配し、かつ離島を含む全県へどのようにして輸送するか、
その計画と実施方法の検討、そして実際の作業と、仕事は山積みであった。
そしてようやく、先島諸島へ向かう貨物船を送り出して、私たちの仕事も一段落というところであった。
昔であれば、ここでビールの一杯でも飲む所であるが・・・。まあそういう贅沢は、やがて平和が再び
訪れてからにしようか。私は何人かの部下と共に県庁へと戻る事にした。
「自衛隊さんから、ガマ周辺と慶良間列島の調査を求める声が出ているそうですが…。」
その話は聞いているが、正直、また犠牲者が出るのではないか、と思うと、おいそれとはOKの返事は
出せない。とは言えそろそろ正式に返事を出さねばならないだろう。悩む所だ。そうこうするうちに
県庁が近づいてくる。
「…ん、あれは誰だろう?あんな人、ウチの職員にいたかなあ…。」課長の声にふと外を見ると、
ブロンドの女性が県庁へと入っていくのが見える。遠目にも美人とわかる。
「そうだねえ、あんな人いたかねぇ。」しかし、県職員などいっぱいいるし、那覇市や周辺市町村の
職員、あるいは一般市民が物資配分などで県に要望に来たとも考えられる。
そんな事を考えているうちに、彼女は建物の奥へと姿を消してしまった。
妙な予感はしたが、私達は今後の県政運営をめぐっての会議が控えていたので、彼女の事は
結局そのままにしてしまったのだった。
机を挟み向かい合う戦闘服の男とブロンド美人。今の私と彼女の客観的状況だ。
彼女はジェ○ー・ソ○ーズと名乗った。
どこかで聞いた様な名前だが、何故か追求してはいけないような気がしたので気にしない事にした。
既に私を名指ししている以上、こちらの自己紹介は不要と考えた私は早速彼女に質問を試みた。
「貴女は一体何者か?我々に何の用か?」
このなんとも芸の無い滑り出しにも彼女は微笑を崩すことなくすらすらと答えた。
「私は米国のとある機関に属する者でス。最初にお話したとおリ、貴方達に御力添えする為に赴きましタ」
多分そうだろうとは思っていたが、やはり彼女は米国の手の者だった。
しかし今更手助けとは。米国は日本を捨てたのではなかったのか?
「そうではありませン。何故各地の米軍物資が手付かずのまま残置されたと思いますカ?
私達は日本の壊滅を望んではいないのでス」
確かに膨大な物資は使ってくれと言わんばかりに放置されていた。
が、極秘裏に日本から撤退し、尚且つオネェサンに最新空母を譲渡していたのもまた米軍だ。
ジェ○ー嬢の言をそのまま鵜呑みにするわけにもいかない。
私は正直にそう告げた。が、これは彼女の予想の範囲内だったようであっさりと自分達の非を認めた。
「当然ですネ。確かに我が国は安全保障条約上の義務を遂行したとは言えませン。
ただ、日米安保が想定していない異常状況に置かれた我々の立場も理解してくださイ」
そう言って彼女は私にウィンクした。言葉と裏腹な態度に、私は彼女がこれを建前だと暗に認めていると判断した。
どうも彼女も色々と複雑な立場らしい。向こうさんも意思が統一されてる訳ではないのだろうか?
それ以前に、組織の一員に過ぎない彼女と国家間条約を巡って討論する事が建設的だとも思えず、私はこの話題について打ち切る事にした。
sage
連中の動きが最近活発になってきた。
空母は東京湾奥にまで入り込み、紙飛行機の出撃が頻繁に行われている。
斥候の情報によると、水没した台場付近をマリンGを中心に熱心に何かを探していたとの事。
やはりフ○テレビ跡には何かがあるのだろうか?
隙を見て潜水夫を潜らせる必要がありそうだ。
暑い。私はハンカチを取り出し噴出した汗を拭いた。対するジェ○ー嬢は涼しい顔で座ったままだ。
比喩だけではない、実際に彼女は暑さを感じていないようだった。
そもそも、ここは南国沖縄だというのに彼女は暑苦しく上下をスーツで固めている。
沖縄県庁に限らず、県内の殆どの施設では空調など停止して久しい。電力不足のためだ。
当然室温はうなぎ上りだ。温度計を見るのも嫌になる位である。
そんな中で汗一つ浮かべないのは流石に不自然に過ぎる。やはり彼女も人間ではないのかもしれない。
「では、一体米国は何を考えている?なぜオネェサンと手を結んだ?」
私の率直な疑問だった。オネェサンとGの引き起こした惨劇を知らぬ訳はあるまい。
彼女の表情も俄かに曇った。そして僅かな沈黙の後、口を開く。
「・・・・我が国、いや軍は元々第三次世界大戦を戦い勝ち残る積りで組織され、実質それを成し遂げた軍隊でス。
つまりは地球最強の存在と言えるでしョウ。その米軍をして今回の対G戦では凄まじい損害を受けたのデス。
辛うじてGの第一波は撃退したものの、その被害たるや建国以来未曾有のものでス。
軍は恐怖したのでス。WWUでも朝鮮でもベトナムでもイラクでも、この様な体験はした事が無いのですかラ。
そんな時、オネェサンからの接触があったのでス。協力と引き換えにオネェサンの持つ技術の一部を提供するト。
・・・・・この取引に軍は飛びつきましタ」
なんという事だ。アメリカは、米軍はあのおぞましい力を手に入れるべくオネェサンと手を握ったというのか。
ジェ○ー嬢にとってもこれは苦々しい思い出なのだろう。彼女は憤りを隠そうともせずに続けた。
「これは我が国にとって史上最大の汚点でス。オネェサンと手を結んた人々は、【力】と引き換えに人間としての誇りを捨ててしまっタ・・・・」
彼女の言葉の中に次に私が質問すべきキーワードが現れた。
米軍が誇りをかなぐり捨ててまで得ようとした【力】だ。それは一体何なのか。私は次の質問に移った。
「その【力】とは一体・・・・・」
その質問に彼女は直接答えず、一見とり止めの無い内容を喋りだした。
「・・・私達はGが何者なのかは知らないし、それ自体に興味はありませン。
勿論、その脅威に対して対抗する術を持つ為に彼らの研究は最優先で行われていまス。
しかし、分かったのは彼らが何らかの遺伝子操作を受けているということダケ・・・・・
全体のレベルではともかく、我が国には日本のような天才科学者は少ないのでス。
今や人類の敵対者であるドクター芹○やドクター中○のような真の天才は。
他にドクター真○やドクター岩○といった人達も把握していますが、皆生死不明のようですネ。
連絡が取れれば是非我が国にスカウトしたいものですケド」
私は苛立ちながら彼女に詰め寄った。
「それがどうした。そんな事は我々も知っている。私が知りたいのはオネェサンとの取引で得たという【力】だ!」
彼女は全く動ぜず、視線すらこちらに向けずに口を開いた。
「Gは人間と比べて遥かに強靭な肉体を持っていまス。そして人間に匹敵する知性モ。
この内、肉体に付いてはG本来の生物的能力ですが、知性は明らかに人為的に植え付けられたモノ・・・・
言うなれば知性化Gはより人間に近付くべく調整されたのデス。
フフフ、まるでモロー博士の目指した完全な生物のようには思いませんカ?」
彼女のどこか自嘲的な呟きが続く。その姿は妙に朧げに見えた。
「知性が同等ならより強い肉体を持つ方が生物としては上位でス。
しかしGは自然の産物ではなイ。神ならぬ創造主の手によるモノ・・・
ならば我々にも同じことが出来るのではないカ?そう思う人間がいても不思議ではないでしョウ」
私は漸く彼女の言わんとしている事が飲み込めてきた。
「つまり米軍はGを製造する技術を手に入れたと?」
しかし彼女は首を振った。
「いいエ。オネエサンといえども無から有を生み出した訳ではありませン。
オリジナルGという存在に手を加える事によって様々な変種を生み出しているのでス。
つまり素体が無ければGを生み出す事は出来ませン。そして我々は素体となるGを保有していなイ。
しかし、素体が必ずしもGベースである必要も無い・・・・・・」
私は今度こそ理解した。しかし同時に信じたくも無かった。そんな私に構う事無く彼女は核心部分を明らかにした。
「そう、我々が手に入れたのは【人のG化】を行う技術でス」
私は自らの眼前が闇に包まれたような気がした。
私が手に掛けた子供達は「紛い物」ではなく「本物の」子供だったのが裏付けられたからだ。
「貴方方が外見が子供と酷似した存在と交戦した事は我々も知っていまス。
しかし、それが必ずしもG化処理をされた子供とは限りませン。
我々は人に擬態させた調整Gをドクター芹○が完成させたという情報も得ていますかラ。
ただ、その調整Gは何か問題があったのか完成後も殆ど使用されていないようですケド・・・・」
打ちのめされた私を気遣うようにジェ○ー嬢が補足する。
しかし彼女が最後に口を濁したように、あれが調整Gだとは思えない。あれは間違いなく子供だった。その異常な身体能力を除けば。
「何のためにこんな技術を?」
私は漸くこれだけを口にした。これは米軍の事を聞いているのではない。
米国はよく言われるように「臆病な大国」だ。自らの持たない力を欲するのはむしろ自然だろう。
私が知りたいのはオネェサンの意図についてだ。しかしジェ○ー嬢もこの点に付いては明確な回答を持たないようだった。
彼女はこれは自分個人の考えだがと断わった上でそれを口にした。
「オネェサンにとって戦力という点では以前のG達で十分だったと思いまス。
つまり、彼女は新たなるGを求めたのではなイ。子供達のG化そのものが目的だったのではないでしょうカ?
子供でありながら圧倒的な力をもつ存在・・・・言わば新人類の誕生を夢想しているのかもしれませン」
ここは旧関東平野、かつては環状線のあった場所
この地域は2度にわたる被爆のため、人間の進入は困難な場所であった
そこにうごめく影、まさしくGである。
「ココニモナイトスルト、ヤハリ旧台場カ・・・」
そう呟き立ち去るG
「ナントシテデモ、アレヲミツケネバ・・・アレサエアレバ・・・ジンルイナゾカマワズトモ、シゼンニ・・・」
(,,ΘД)y━~ シバラクミナイウイニミカタモヘッタナァ
|l ( ソつ ∩_∩
|`'⌒⌒⌒⌒'(⌒⌒⌒)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|
「新人類・・・・・だと?」
私はどう評して良いか分からなかった。正直突飛過ぎると思ったからだ。しかし彼女の目は真剣だった。
「はい。私はそう思いまス。オネェサンは子供達だけの世界を作りたいのではないでしょうカ?
もともとGは子供達に愛されるべく創造された。それがある時、強大な戦闘力を持ち人類に挑戦してきましタ。
彼らの「ホロビヨジンルイ!」との発言を見る限り、現在の人類社会を否定している事だけは確かでス。
ならば我々が滅んだ後どうするのでショウ?」
彼女は一旦そこで言葉を切った。そして私の顔を値踏みするように見つめてきた。私の考えを聞きたいということか。
とはいえ私に言うべきことは無かった。ただでさえ予期しない事実を告げられて混乱しているのだ。
私は首を振り、彼女に話を進めるよう促した。少々落胆しながら彼女が再び口を開く。
「・・・・つまり、人類絶滅後、その後釜にオネェサンにより生み出された新人類が座るのではないかということデス。
オネェサンは大きく歪んだ形ながら子供達を愛していまス。それは彼女らの創造物であるGも基本的には同じでしょウ。
しかしオネェサンが幾ら子供を愛そうと、人類社会そのものが崩壊してしまっては子供達が生きていける訳が無イ。
だからオネェサンは子供を作りかえる必要があっタ。文明社会を必要としない、より生物として強力な存在とするためニ」
ジェ○ー嬢は最後にこれはあくまで自分の考えだと念を押した上で押し黙った。私はというと相変わらず沈黙を守っていた。
彼女の言う事が本当かどうかは分からない。ただ、少なくとも彼女が嘘を付いているとは思えなかった。
それだけ彼女の表情は真剣だったのだ。もっとも、訓練された人間なら表情を取り繕う事など造作も無い事だろうが。
私は質問を変えることにした。どうも米国内でもオネェサンに組する者とそうでない者の二派が存在するらしい。
ジェ○ー嬢は当然後者に属するのだろうが、両派の力関係や組織はどうなっているのだろうか。
米軍の不義理な撤退や最新空母の譲渡などを体験している我々としては、最も必要とする情報でもあった。
当然予期していた質問なのだろう。彼女も慎重に言葉を選びながら話し始めた。
「残念ながら米国全体から見ればオネェサンとの協力関係を肯定する人が大勢を占めていまス」
やはりそうか。ある意味最悪の回答だったのだが、私はそれほど落胆しなかった。
なぜかと言えばそれを予想していたからに他ならない。
少なくとも指導者レベルで意思統一されてなければ駐留軍の撤退や空母の譲渡など行える訳が無いからだ。
だから私の興味は彼女の次の言葉に向いていた。彼女もそれは分かっているのだろう。そのまま澱みなく話し続ける。
「しかし同時に多くの人がそれに反感を覚えていまス。一時の損得勘定で人類に対して背信行為を働いているのですから当然ですガ。
我々に同調する人は政財官、そして軍とあらゆる所に存在しまス。彼らはネットワークを作り、オネェサン協力派に対抗しようと尽力していまス。
実際の所、確固たる信念を持ってオネェサンを指示している人などいないのでス。いたとしたらそれは狂人の類でしょうネ。
多くはGの戦闘力に恐れをなしたか、オネェサンからもたらされた技術に目を奪われているに過ぎませン。
そんな彼らですから状況次第で簡単に旗を翻すでしょウ。ですから私達はその[状況]を作り出す為に行動しているのでス。
私も含めて、ネ」
そう言って彼女は再びウィンクした。なるほど、大体の状況は飲み込めた。
要するに日本を始めとする各国がGに対して有効な反撃を行っているとなれば米国のオネェサン協力者もその旗幟を翻す可能性が有る。
だから彼女ら反対派は我々にテコ入れを行っているという訳だ。当たり前だが善意だけでの行動ではない。
いや見方によっては米国内の政争に我々を利用しているとも言える。だがそれでいいではないかと思う。
得体の知れない無償の善意より、はっきりと利害関係が明らかな方が余程信用できる。
しかし、オネェサンやその協力者達にとってもこんなことは先刻承知の筈だ。
当然有形無形の妨害があって然るべきだろう。私はその旨を彼女に質問した。
「ご明察でス。彼らはあらゆる手段で私達と貴方達の接触を阻もうとしていまス。
通常の通信網やネットワークは全て彼らの監視下にあると見てよいでショウ。
だから確実を記するために多くは直接連絡員を派遣する事になりまス。そう、私のようニ」
しかし、工作員が確実とも言えまい。現にGに関する諜報戦では各国の諜報員が多数命を失っているのだ。
私がその事を指摘すると彼女はどこか寂しげに笑いながら言った。
「当然、連絡員は慎重に選考されまス。どのような状況下にあっても任務を達成できる人材が選ばれるのでス。
私もそうして選ばれた一人でス。それに、私は普通の人間じゃありませんかラ・・・・・・」
その時の私に彼女の発言の真意は分からなかった。が、直ぐにそれを理解させる出来事が起こったのである。
知事公舎の一室に、県の主だった幹部が集まっていた。
打ち続く難局に体調を崩した知事を慮って、最近は大きな会議はもっぱらここで行われていた。
「・・・と言うわけで、米軍はGと共に日本本土を占領しようとしているものと思われ・・・」
私の報告に対する反応は様々だ。信じられないと言う表情、絶望感をあらわにする者。
いずれにしても共通なのは、ポジティブな反応をした職員は誰もいないと言う事だ。
ざわめきの中で誰かが呟く。「これでは、Gと和平を結ぶしか無いんじゃ・・・」
「嫌な雰囲気ですね、次長。」会議を終えての帰り道、課長がそっと囁いた。
「和平の話か?そんな事有り得んだろ。冷静に考えれば分かるはずだよ。我々はGのエサに
なるわけにはいかん。」
「もちろんそうですが、エサにならない保障が有るとしたら、どうしますか?」私はギョッとして
課長のほうに向き直った。「どういう意味だい?」
「これは県警からの情報ですが、この間のドサクサに紛れて、県の政財界の要人が
何人か姿を消しています。それが、揃いも揃ってみんな『米留組』の人達なんです。」
かつて沖縄がアメリカに支配されていた頃、多くの優秀な若者が海を越えて合衆国へと留学
していった。それが『米留組』であり、彼らは沖縄において政・財・官、さらには左翼・労働組合に
おいても指導的立場についていた事は周知の事実だ。
「で、キミは、彼らがその時のネットワークを生かして、アメリカそしてGと密かに手を結んでいると?
考えすぎだよ。あまりにも馬鹿げてる。」
「でも、その馬鹿げてる事が、現実に次々と起こっているじゃありませんか。例の子供たちといい、
東京の空を飛んでいるという紙飛行機といい・・・」
「もういい。その話はやめよう。」私は強引に話を打ち切った。後には気まずい空気だけが残った。
「?」
急にジェ○ー嬢が険しい表情になり押し黙ってしまった。
私は訳が分からず、ただうろたえるばかりであったが、やがて彼女が私の背後、
つまり開け放しにしたままのドア(無用心だがなにぶん閉め切ると暑くて敵わない)越しに廊下側に鋭い視線を向けている事に気付いた。
何気なく後ろを振り返った私の目に、白いYシャツ姿の男が目に入る。恐らくは県庁の職員だろう。
なるほど、ジェ○ー嬢が口を噤んだのはこの所為か。確かに誰にでも聞かせていいような内容ではない。
職員の方も職員の方で、じっとこちらを注視したまま立ち去ろうとしない。
まあ私はともかく、金髪で稀に見る美女のジェ○ー嬢が人の目を引くのはある意味当然だ。
私は苦笑しつつ席を立ち、その職員に近づいた。
「申し訳ありません。今彼女と重要な話をしていますのでお引取り願えませんか?」
慣れない丁寧語で先方に遠慮するようお願いするが、聞こえているのかいないのか。
職員らしき男は無表情にこちらを見たまま無言である。
私がもう少し強い言葉を使おうかと思った時、ジェ○ー嬢が叫んだ。
「一佐、危ない下がっテ!」
「はぁ?」と間抜けな返答をしながら彼女を振り返った私の首にひどく冷たくぬめった感触が発生した。
と、同時に凄まじい力で私の体が持ち上げられた。一瞬状況が分からずパニックになりかける。
必死にもがきながら前に視線を戻した私は信じられないものを見た。
冷たい感触は男の手だった。そして彼はその片腕で私の首を圧迫しつつ全体重を軽々と支え持ち上げていたのである。
私は必死で彼の手を振り払おうとするがまるで万力のようにその手は微動だにしない。
逆にギリギリと頚動脈を圧迫されて意識が飛び掛ける。
と、何時の間にか吊り上げられた私と私を吊り上げる男の脇にジェ○ー嬢が佇んでいた。
その時彼女は全くの無表情だった。この謎の男と同様に。その両者に私は一瞬機械的なモノを感じた。
そして無表情な彼女は無表情に私を吊り上げる腕に手刀を打ち下ろした。
age
男の腕が何の音も無く肘の辺りから切断される。まるで名刀で斬られたように。
「GYYYYYYY!」
叩き切られた腕と一緒に床に落下した私の耳に人間とは思えない絶叫が響き渡る。
私は漸く力を失った腕を喉から引き剥がしながら床を這い後退する。
ジェ○ー嬢を脅威と判断したのだろう。謎の男は私を無視して彼女に掴みかかった。
男の動きは素早い。しかしジェ○ー嬢は慌てる事無く、まるでボクサーのように上体だけ反らして
男の腕を避けると、逆に伸びきった腕を捉えて一本背負いの要領で投げ飛ばす。
派手な音を立ててデスクに叩きつけられる男。机はひしゃげたが男の方に特にダメージはない。
私は喉をさすりながら彼女に尋ねた。
「この男は一体・・・・?」
ジェ○ー嬢は男に視線を向けたまま私の問いに答える。
「これは人間じゃありませン。破壊工作用に人間に擬態処理されたG、調整Gと呼ばれるモノの一種でス」
私は驚愕した。これがGだというのか。少なくとも見た目は人間そのものである。私は慄然とした。
もしこんなものが大量生産されたら・・・・様々な可能性が頭の中を駆け巡る。顔色を失った私にジェ○ー嬢が声をかける。
「安心してくださイ。所詮は紛いモノ、一佐が危惧するような事は起こりませン。まあ・・・・」
そう言いながら彼女は起き上がりかけた調整Gに走り寄るとその側頭に回し蹴りを叩き込む。吹き飛び壁に激突する調整G。
「詳しい話はコレを始末した後デ」
そう言って彼女は改めて気持ち腰を低くして構えに入る。一速で必殺の間合いに飛び込む体勢である。
と、再びゆらりと立ち上がった男は、無造作に肘から先の無くなった腕をジェ○ー嬢に向けて突き出した。
調整Gの突き出した腕の切断面からずるん、と赤黒い細い触手状の肉塊が顔を覗かせる。
触手は力なく垂れ下がったと思うと、瞬時に硬度を増し、凶悪な「槍」へと姿を変えた。
ジェ○ー嬢も意表を衝かれたのだろう。凄まじい速度で打ち出された「槍」は正確に彼女の体の中心を貫いた。
即死だろう。貫かれたまま微動だにしないジェ○ー嬢から再び触手状となった「槍」を引き抜いた調整Gが私に向き直る。
崩れ落ちるジェ○ー嬢を横目に私は拳銃の置いてある机に駆け寄った。
拳銃を取り出し振り向きざま調整Gに狙いを定める。拳銃など意に介さずにじり寄る調整Gにこちらも迷う事無く引き金を引く。
M-9(これまた横須賀で手に入れたものだ)の銃口から放たれた9ミリ弾は次々とGの胸や頭部にヒットする。
が、調整Gは倒れない。銃弾を浴び続けながら再び「槍」を打ち出す体勢に入る。
為す術を持たない私は死を覚悟した。と、何の前触れもなく調整Gの頭が横にスライドした。
「槍」とはまた別の攻撃かとも思ったが違った。そのまま横に滑り落ち床に転がった頭の転がった先にジェ○ー嬢が立っていた。
駆け寄ろうとした私を彼女はゆっくりと手で制すと、虚ろな目で虚空を睨むGの頭部をおもむろに踏みつけた。
その瞬間、Gの眼球がギョロリと動くと周囲を見渡した。それと連動するかのように停止していたGの体がバタバタともがき始める。
「HA!死んだ振りですカ?まあ私も人の事言えませんケド」
一瞬嘲笑めいた表情を浮かべたジェ○ー嬢がそのまま足に力を込める。「紛い物」は果物のような音と姿で潰れ砕け散った。
それと同時に飛び散った肉片やGの肉体が崩れ出す。そしてGの肉体は液状化していき、最後には人形に広がる白い液体が僅かに残った。
呆然とその光景を見守っていた私に対し、彼女は僅かに微笑むと言った。
「お待たせしましタ。では話を続けましょうカ」
私は彼女の顔と確かに貫通され穴を穿たれた筈の体とを数度に渡って見比べると漸く一言口にした。
「・・・・なるほど、確かに貴女は普通じゃないようだ」
その私の言葉に彼女は笑いながら、しかしどこか憂いを含んだ表情で答えた。
「ふふ、600万$の女と呼んでくだサイ」
頬に返り血を浴びた彼女はとても幻想的で美しく見えた。