自衛隊がファンタジー世界に召喚されますた 第7章

このエントリーをはてなブックマークに追加
260名無し三等兵
今ふと思いついた妄想。


勇者たちご一行様がどうにか魔王の玉座にたどり着くものの、
魔王の強力な魔力の前に手も足も出ず、仲間も次々に倒れていく。

半分ヤケになったパーティの魔法使いが禁じられた魔法を使い、
異世界から「超強力な武器」を召喚して戦おうとする。

そして、召喚魔法が発動した瞬間、まるで太陽のような
巨大な数百万度の火の玉が出現。

爆風と熱線で城どころか魔王の都は文字通り消滅、
そして半径50キロの可燃物は全て炎上し、
後から訪れた衝撃波で吹き飛ばされて完全に廃墟となり、
魔王軍は地上から完全に消滅した。


その頃、1961年のソビエト連邦では、
ノヴァヤ・ゼムリャ島上空で行われた
史上最大の58メガトン級水爆実験が、
予定より数十メガトンほど出力が小さかったのに
技術者たちは首をひねっていた。

その技術者たちは水爆が爆発した瞬間に、その水爆が異世界に召喚され、
勇者もろとも魔王を吹き飛ばしたとは夢にも思わず、
水爆のあまりの威力に核物質の一部が核反応をおこさずに吹き飛ばされた、
という結論を出した。