昔アメリカで原子力エンジンを搭載した航空機計画があった。
Convair X-6
原子力エンジン案は当初は間接サイクル方式だったが重量が重くなる等の理由で高
濃度の放射能を大気中に排出する直接サイクル方式に変更になった。
X-6計画は1953年、実機が生まれることなく中止となった。
ヨカッタ、ヨカッタとオモタラこんなのが。
Convair NB-36H Crusader
原子力動力のX-6の前段階としてシールドテストや放射能が電子部品に与える影響
を調べるために作った機体。小型原子炉(P-1)は搭載したが推進力としては使われ
ていない。乗務員保護カプセルのため機首はB-36Hに比べ形状を大きく変えている
がそれでも乗務員の被爆量は多かった。飛行試験には常に放射線測定のB-50と万
が一墜落不時着した場合に地域封鎖・隔離する完全防備の降下隊が搭乗している
C-119が随伴した。
X-6計画が中止になった後もシールドテストの名目で試験飛行は続けられた。
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