ブリュースターF2Aバッファローを語る

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528名無し三等兵
>>524
過去ログにもあったと思うけど両者の比較

・フィンランドのバッファロー(B-239)
発動機がライトサイクロンR-1820-G5(950馬力)でスーパーチャージャーなし
ハミルトン恒速プロペラ
武装が機首に7.62X2、主翼に12.7X2
ただし米国の武器輸出規定に抵触しないよう、発送時に武装や照準器などの儀装や
艦載機として必要な装備はすべて撤去
代わりにフィンランドでドイツ製の光学照準器と操縦席後方に防弾鋼板
コクピット床の覗き窓は不要なのでフタしちゃった

・米軍仕様のF2A-2
発動機はライトサイクロンR-1820-40(1200馬力)、スーパーチャージャー装備
プロペラピッチは電動式
武装は機首及び主翼に12.7X4、爆弾架も装備
着艦フックや方向探知機、救命ボートなどの艦上機装備
発動機の大型化、及び装備の重量増にともなう燃費の悪化があったため燃料タンクを増設


B-239はスペックだけ見ると非力だが、エンジンの自重が軽いうえに艦上装備がなく
機体が軽くて防弾装甲追加してもおつりがくるほどの機動性。
フィンランドでは低空戦闘が多かったのでスーパーチャージャーはいらん。
一方のF2A-2は色んなもんゴテゴテつけちゃったからエンジン自体の馬力は上がっても
速度と高空での性能が少し上がっただけで上昇力と機動性は悪化。