「いいか、光帯の向こう側へ行ったら、遅筆だけを恨め、これは命令だ」
「日本製の仮想戦記が、放置という名のオーブンのなかで死にかけているのだった」
さわやかさとは対極の嘆きが挨拶代わり、晴れた日にはイーグルに乗れる訳もない
大ちゃんのスレッドに集うおっさんたちが、今日もTB−1に救われることも無く
酷い目に逢わされてる時の清水中尉の様な顔で、出ないシリーズ続刊を待っている。
先細りの補給物資に身を包むのは、深い絶望か?追加補筆でも出るだけまし
新刊予告はいつ消えてもいいように。白い眼差しは新刊がでるまでがファンのたしなみ。
もちろん、遅筆ギリギリで結局放置プレイなどといった、はしたない行為はいつもの事。
佐藤大輔氏
昭和末期頃執筆開始の作品群は、コアなファンの絶大なる支持に支えられている、
伝統あるこの日本に於ける第一人者である仮想戦記&SF大作家である。
知る人ぞ知る萌える台詞と惜しげもなく披露されるディレッタントな知識は他の追随を
許さない。 某出版社下、RSBCや皇国、星にパシスト、単発物の作品までの作品群。
時代が移り変わり、めったに新刊が出なくなった平成の今日でさえ
熱心な『御大』ファンの不純物まじりのお客様が泣く泣く本屋で未見の作品を探す
と言う仕組みがいまだに残っている貴重な作家である。