中高一貫の防衛女子校設立 2 【マリみて】

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59前スレコピー
関係各省と上部機関への野暮用の為、たまたま手が空いていた
元メイドの教官が荷物運び兼手伝いとして委員長キャラを連れて行く
「休日は洗濯しようと思ってたのに〜」とあまり乗り気でない委員長だったが
「街にいけるの!いいなぁ〜」とか「お願い!あの店のあれ買ってきて!」と
言う人間が押し寄せてきそうであわてて助手席に乗り込む
指名は私が委員長だからですかと問う彼女に、それもあるが、とりあえず
街の空気と雰囲気を浴びてきなさいと答える教官
さて、早々と用事を済ませ
「あんな所で生活していたら給料を使う機会がないのよね」と高級ホテルの
レストランに連れていかれる。
生まれて始めて入る場所に緊張でがちがちの委員長に
「訓練の一環でやったマナー講習、貴女トップだったじゃない。
 これも訓練だと思ってせめてくつろいだ態度だけでも取りなさい」と窘められる
で、最初はかなり緊張したが、デザートが終わる頃には
「ばあちゃんを一度連れてきたいな」と思う委員長
60前スレコピー:03/09/27 15:03 ID:jeAYXhL3
さて、食事が終わりレストランを出て、ホテルのロビーを通って表に出ようと
した時、いきなりこちらを見て大声を上げた外人がいる。
何かと思ったが、自分ではなく教官に詰め寄り涙を流して何やらまくし立てている
相手を良く見ると、素人目にも金のかかった装いをしている知的なハンサム
一瞬相手を見た教官は、つと視線を逸らし彼女の腕を取るとほとんど駆け足で
外へでる。
彼女が振りかえると部下か付き人であるらしい何人ものスーツ姿の男性が
こちらに駆け寄ろうとしている。
いきなり助手席に放り込まれ車を出した教官を見ると今まで見たことのない
表情をしている
そのまま、無言の時間が過ぎあと30分くらいで防女というところで
「すまないわね。昔ちょっとあってね・・・・」とまた黙り込む教官
そのまま沈黙が続くが「お願い。このことは秘密にしてね」と
教官がこちらを見ないでつぶやく
「職務に関係のあることですか」と問う彼女に
「もう、関係ないわ」とまたつぶやくように答える教官
そして聞くともなしに「任務だったのよ・・・・」とつぶやく
帰校後、街はどうだったかとかいいなとか騒ぐ級友を尻目に教官を見ると
いつものジャージ姿で歩いている。
教官がどうかしたかと問う級友に「別に」と答えながら
「大人の女なんだ・・・」と胸の内でつぶやく委員長
ある秋の休日の出来事