三菱支援戦闘機 F-2 Part14〜石の上にも三年

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現在のところ発覚しているF-2の問題点
1,レーダJ/APG-1の問題
探知範囲が20nm程度しかなく設計の1/3程度
探知したターゲットもいきなりレーダから消える事がある
ターゲットにロックオンするものの急激な機動をするとロックが外れる
原因としてはピトー管とレーダの干渉、プログラムのバグ、根本的な設計ミスなどがあげられているが
詳細は不明。技本ではピトー管を垂直尾翼に移動させたF-2の飛行試験を行っているとのこと。
レーダの問題のため、三沢のF-2は2002年4月からアラート待機を行うはずであったが、現場の反対
により中止になり、本年末より日中限定で緊急発進待機任務が付与される予定。

2,搭載可能な中距離空対空ミサイルの問題
短距離の空対空ミサイルに関してはAIM-9およびAAM-3の搭載が可能で問題はないが、中距離空
対空ミサイルはAIM-7F(AIM-7Mを搭載してもAIM-7F相当でしか使用できない)のみである。アクテ
ィブホーミングミサイルであるAAM-4やAMRAAM等の搭載は不可能であり、20年以上前のAIM-7F
相当しか使用できない。

3,機体強度の問題
開発中に発覚した主翼の強度不足の問題は、設計変更により量産機では解決されているとのこと。
金属による補強を行っているとの噂もあるが詳細は不明。
そのほかにも細かいところで様々な強度不足の問題がでてきている(とはいっても細かいトラブルは
機体開発にはつきものですが…)
水平尾翼・垂直尾翼の強度不足(初期の量産機は垂直尾翼を交換する事になっています)
バフェットなどにより特定の形態で低高度を飛行する際に2〜3Gで機体を破壊する可能性のある
負荷がかかることが判明。機体制御プログラムの書き換えによりその「特定の形態で特定の高度」
を飛行する際は2〜3G以上の負荷はかからないようにした。