【日本】の特殊部隊について語ろう5【警察ネタNG】

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511Mk-46 ◆YbZ.j.w7T2
しかしもし交戦者の一方ないしは双方が「理性」をもたない、交渉の余地に乏しい存在だったとしたら?
西欧オリジンの「洗練」された「勢力均衡」や「レアルポリティーク」を理解せず、
それどころか、
ただ何らかの原理主義的確信のもとで、さしたる目的合理性を有せずして、恐怖と暴力を
投下する集団、あるいは個人だったとしたら?

例えば個人。
(ユナ・ボマーに代表されるところのいわゆる「ローン・ウルフ」型)
広範な支持層を有しない反面、強固で異様な信念体系をもつ少数の集団。
(例えばオウムや人民寺院にみるカルト集団だが、
多くの場合、社会に対する攻撃を始める前に内部崩壊をとげるケースが多い。)
強力な指導部門をもたない、あるいはピラミッド型の組織構造をもたない「ネットワーク」型。
(Claire Sterlingの言うような「テロ・ネットワーク」を意味しないので注意。)
ある心理戦将校の言葉を借りるのならば
「かつて彼らは交渉のテーブルを作るために爆弾をしかけていた。
しかし今、彼らは交渉のテーブルを吹き飛ばすために爆弾をしかける」。
(2000年あたりの“Strategic Review”の記事にあったハナシだが、スマン、うろおぼえだ。)