オリジナル仮想戦記のプロットと見所を評価するR;スレ

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163名無し三等兵
コミケ期間中の有明ビッグサイトが丸ごとタイムスリップ。
約10万人の怪しいお兄ちゃんお姉ちゃんが1941年に飛ばされる。
『東京湾に怪しげな島出現!』の報を受けて決死の敵前上陸を敢行した横須賀海軍陸戦隊の前に、なぜかナチスドイツの軍服をまとったしかし軍人とは思えないほど小太りの東洋人の一団が出現する。
ドイツ大使館の駐在武官も勤めた陸戦隊隊長は呆然とする。あれは一般親衛隊少将の階級章では無いか。ナチスドイツ将官に率いられた謎の10万人。一体何者だ。
「アハトゥング!」
妙にはしゃいだ様子のSS少将(異様に肥満した青年)の号令に海軍少佐草加拓海はつい敬礼してしまう。
「リアル二種軍装萌え〜」
「零戦を見せてください」
「大和はどこですか?」
周囲から放たれる意味不明の叫びや軍事機密の漏洩に戦慄しながら、海軍少佐草加拓海はSS少将に一人の女性を引き合わされる。
帽子とサングラスで顔を隠し、屈強な黒服の男たちにガードされ、サムライトルーパー同人誌の紙袋を提げたどこか品のある女性だ。
彼女は言う。
「この時代のおじいさまにお会いしたいわ。大事なお話があるのです」
高貴な威に撃たれながら海軍少佐草加拓海はおずおずと訪ねる。
「どこにいらっしゃるのですか?」
彼女は答える。
「千代田区一丁目です」