名誉ある軍事板史を編纂するスレ

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146名無し三等兵
某研究者、海の人、_屋哲の仲良し三人組はハイキングへ出掛けました。しかし道に迷ってしまい、三人とも山から出られなくなりました。そこへ軍事の神様が現れたのですが、この三人を神通力で身動きを取れなくしてしまいました。

神様は言いました。
「お前達は一生この山からは出られない。しかし、わしの獲物と勝負して勝ったものだけ助けてあげよう」
それを聞いた三人は、「今私達は素手なのです。一時間だけ、好きな獲物を捜す時間を下さい」といって、散会しました。

―一番早く戻ったのは某研究者でした。彼の傍らには新品のレールガンがありました。

「よしそれではそれを使ってあそこに停めてあるレオ2A6を正面から撃破しろ。ただし途中で笑ったら、すぐにお前を殺す。」
某研究者は心の中で苦笑いしましたが、あっさりとレオ2をスクラップにしちゃいました。
無事、某研究者は自宅のある亜空間へ帰ることができました。

次に海の人が新品の大和型戦艦(主砲46インチ【46サンチでもセンチでもないぞ!】付き)を持って戻ってきました。

「よしそれではそれを使ってあそこに停めてあるレオ2A5を正面から撃破しろ。ただし途中で笑ったらすぐさまお前を殺すからな。」
海の人は必死で大和型をかついで陸に上げようとしましたが、なかなか持ち上げる事が出来ません。

どうすれば良いのだろうか…としばし考えを廻らせながら代好きなラムネを飲んで一休みしました。
突然、「プッ、ハハハァッ!!!!」と海の人は吹き出しました。

神様は「約束どおり、お前の命は頂く。しかし、後もう少しだったのに何故笑ったのだ?」
神様の問いかけに対し、最後の力を振り絞り笑い続ける海の人は、丘の向こうを指差しました。
そこには_屋哲が嬉しそうにチハを駆ってやってくる姿見えました。

(了)