予算獲得のための失敗だろ。
TMDがダメならABM使えばいいのに。とマリー・アントワネット風に言ってみるテスト。
人工衛星保護云々より他国に真似されるのが気に食わないから配備しないんだろうな。
>>844 どうでもいいがABMに「核弾頭付き」なんて意味は無いんだぜ。
>>845ABMは核弾頭なきゃシステム的に完成しないし。
「予算の無駄」とこき下ろして発射基地を潰させたアメリカの決断はどうかと思う。
完全に開き直って欠片ほども核攻撃を防ぐ気が無かったようですね。
空対空核ミサイルを作ってた頃とはえらい違いだ。
>>846 ABMが何を守る物だったか知ってるのかな?
抑止戦力がSLBMに移行するに従い、ABMはコストだけ掛かる意味の薄い物になってしまったんだが。
>>847制限条約によるとABMはワシントンとモスクワを守るモノですよ。
盾と矛を同一視されてもな。ソ連は困ったぐらいに本気だったがアメリカは
「死なばもろとも」的な逆ギレ思想に堕ちていったようだな。
>>848 特にワシントンを守るというABMシステムは配備されなかったのですよ。
もう少しセーフガードシステムとMADの関係について学んだらどうでしょう?
>>812 マジノラインについては某書で、
「出生率からも単独でドイツの再挑戦に対抗できないことを見据えたフランスの戦略であり、
ドイツにベルギー中立を侵犯させる誘惑に駆らせ(イギリスを大陸紛争に介入させる)、のが
狙い」って読んだことがあるケドなぁ。
「アルデンヌの森を突破して裏をかかれたらどうするのか?」って議員の質問にも、あの地形
では十分小兵力で足止めできるポイントがあるから心配後無用」ってコトだったみたいだし。
(まぁ現実にはその足止め部隊派遣が行われずに議員の危惧してたようになったワケで)
WW1のようにベルギー中立侵犯を待たずに、ポーランド侵攻によってイギリスは参戦してくれた
わけだけど、そこまで10年前に見通して戦略を立てろというのは無理だよなぁ。
安直に自明な(カンジの)過去の例を用いて、未来のテクノロジー予想するのは慎重でないと
それこそ自分が非難する「マジノ戦にとらわれた軍人」と同じになっちゃうよ。
まぁ、相手は常にコチラを上回ろうとして知恵を絞り、打ち破るための方策を練っているのに、
「ニホンの防衛はDE拡充で十分」っていう現場のセンモンカもいることだしなぁ。日本人トップクラスの
知能と技術が仮想敵国トップクラスの知能より常に上回っているという信念があるのかなぁ。
いちおう核ミサイル保有国家(=常任理事国)同志の核攻撃はMADで抑止されてたワケだから、
新たに脅威とされた「ならずもの国家」による弾道弾攻撃に対して有効かどうかにハナシを絞る
べきだと思うけど。(米国はイザ知らず日本の場合は)
もっとも、相手を上回る弾道ミサイルを配備するのがもっとも簡単な対抗策だけど、
現実的には「スカッド改」クラスの通常弾頭をどのくらいの確率で撃墜できるのか?
仮想相手が飽和攻撃を意図したときに日本の経済力で十分に競争できるコストなのか?
軍事テクノロジーの格差を維持するのに有効かどうかはチョット算出が難しいだろうけど。
いっそ台湾に核武装してもらって、台湾の核の傘に入ろうぜ!
どうせだからロシアの買おうぜ。ロシアの。
>>849ソ連は制限条約が無ければ本気でABMを全面配備したけどな
ミサイル防衛にやる気を見せてた赤軍は真正のアフォなのでつね。
旧ソ連のABMシステムはおよそ4世代に分類可能だ。
1960年代:システム"A"
システム全体での同時対処能力は5発から6発。迎撃ミサイルは通常弾頭
1970年代:A-35
核弾頭使用。ABM禁止条約適応型。同時対処能力は40発以上と推定。
1980年代:A-135
迎撃ミサイルにコンピュータを搭載して通常弾頭に。それ以外はA-35同等と推定。
現行世代:詳細不明。
856 :
ホッシュジエンの国内ニュース解説:04/12/18 08:35:48 ID:HxA9vhKF
防衛庁は17日、米国防総省とミサイル防衛(MD)システムに関して包括的に
協力するための了解覚書(MOU)を交わした。大野防衛庁長官とべーカー米駐日
大使が防衛庁で署名した。日米共同技術研究を進めている海上配備型MDの共同開発・
生産段階への移行など今後のMD関連の共同事業はMOUの付属書で規定する方針だ。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
彡ミ ___ __ 米国での迎撃実験またも失敗という中で
|ヽ /| ,,,,,,,,l / / 日米の包括的強力の了解がかわされました。
|ヽ | | ミ ・д・ミ/_/旦~~
⊥ |  ̄| ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 要はその兵器(システム)が機能しようとしまいと
凵 `TT | ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l しかるべき人間の懐に利権が転がり込めばそれでいい、と。(・∀・ )
04.12.17 朝日「ミサイル防衛システム協力の了解覚書、日米で締結」
http://www.asahi.com/politics/update/1217/003.html
857 :
名無し三等兵:04/12/18 13:06:32 ID:K4s5OAmD
だからJRに 『新幹線発車式PAC-3』 を配備しろとうわなにをするやめアQwせdrftgyふじこlp;@
また防衛失敗したんか
>850氏
MD=マジノ論ていうのわ、ですね。
単能もしくは「ハマるツボが非常に小さい」戦略に依存する事の危険性を指摘するモノなんですよ。
有って悪いモノでは無いですが、リソース配分のバランスが悪過ぎだって話ですな。
それは、過去を振り返っての掛布の論評の如く結果論だと思うけどなぁ。
10年後のテクノロジーの進歩、敵の新戦略に対応できなかったから、
戦艦建艦競争に邁進した日米のトップはバカ揃いって切り捨てる判断力
は、現在において10年後を予想する判断力の正しさをなにも保証しないし。
ドイツ軍以上の重戦車を配備していても、イギリスを引き込むコトを重視した
戦略が「結果論的に」は正しかったワケだし。
まぁWW1の損害記憶で、ズデーデン進駐に対し積極策を取れなかったのが
「結果論的には」悔やまれる最大のミスなんだろうけど。
相手も10年後のこちらを上回ろうとトップクラスの頭脳を投入している分野で
安易な過去の戦訓を引用ってのは、相手がこちらよりバカだと暗黙の想定していて
逆に敵に利用されやすい危険性があるんじゃないかなぁ。
もっとも普遍性のある教訓もあるだろうけど。
海空の主要装備が10〜20年遅れのアメリカの技術でなりたっている現状では、
仮想敵国との軍事テクノロジー格差の維持が、日本単独でも将来にわたって十分可能
ってコトを示してくれないと、アメとの最新兵器供与キズナを保てるという誘惑のあるMD
の共同開発を一概に否定しにくいよなぁ。
いつかはアメ以外でも、初期のイージスクラスを続々配備可能になってくるんだろうし、
それを排除したい意図を持つ国は、トップクラスを投入して研究しているんだろうし。
海自ってそんなに遅れてるの?
アメの予算と時間をかけて開発研究した成果である軍事テクノロジー
なら、アメの開発レベルと比べて10年遅れでも、アメ以外となら十分
強力な装備ですよ。
単独の軍事テク開発頭脳レベルは、自然科学ノーベル賞人数あたりに比例
するかもしれんけど。
日本がサイパン陥落時点で降伏して、秘密兵器として秘匿されていたら、
後世のヒヒョウカから、
「(日本の聡明なトップ科学者からみても今大戦で実現不可能と考えられた)
マンハッタン計画を推進したのは、通常兵器拡充に回すべきリソースの
無駄遣いであり、それを大統領に勧告したアインシュタインもマジノ線推進論者
並みのバカ」って今日のMD批判のネタになったカモね。
砂漠の嵐で威力を実証するまで、重装備に回すべきリソースの無駄遣いで、
日本のセンモンカは米軍の苦戦を予想していた例もあるしなぁ。
なにが言いたいかというと、凡人には過去の批判はできても、競争相手より
頭がイイ保証にならないので、将来予想の妥当性にはアテにできない。
同世代の人間より競争力のあることを実証している人間の判断より、ソチラを
政策として優先するには実績が必要。(ってそんな能力があるならすでに社会
的に実証してるんだろうけど)
MDは核より難しいんだが……
当時に生きてたら、仁科<ハイゼンベルク<<俺<=アインシュタイン
ぐらいの科学的洞察力と判断力を持っているってコトですね。
まぁ、そんなレベルの人が、(制御工学でもトップレベルだろうし、)
「日本が想定している、ナラズモノ国家御用達スカッド改クラスの撃墜は、不可能」
って判断されるならしかたありません。
少なくとも湾岸時の撃墜率よりマシなパーセンテージで、相手の期待値を
下回らせ、軍事的冒険を思いとどまらせる相殺確率にするには何発必要なのか?
それは、仮想敵国との配備競争に耐えられる国力比較でのコストで実現できるのか?
その軍事的技術はどのくらいのスパンを想定するのか?
ぐらいで、リソース配分のほうにハナシがいくかなって…。
(通常装備で対抗が不利と考えているからこそ、防衛線を超えて打ち込める弾道弾に
スガルってハナシなら、合理的なリソース配分の話しではなくなって、敵の作戦意図に
依存する防衛戦略は、どの程度が妥当なのかって話しになりますが。)
撃墜率100%でも再突入体と同じだけ必要。
つまり、相手が一発撃ったら10発は撃たないとダメ。
なんで、国際秩序遵守をアテにできないキタ朝鮮の弾道弾対策で
日本での導入が決まったMDが、イキナリ
「核装備のMIRVを100%防ぐ能力が必要」って、極論でのハナシ
になるんだか。
極論でイイのなら、中国が決意したときの核ミサイルを防げない軍備
など、あっても無駄って旧社会党みたいなハナシもありだよなぁ。
ことによったら数万発の核の報復能力で維持していた抑止能力と
同等なものと代替できないからという理由でMDを批判していたのか・・・。
MD導入と引き換えに日米安保は発展解消され、従来の日本を覆う核の傘
は無くなるという条件なら、その思考もアリだな。
871 :
名無し三等兵 :04/12/20 17:18:00 ID:1USXU81d
>MD導入と引き換えに日米安保は発展解消され、
MD導入は、日本(政府、民間企業両方)が
アメリカ軍産複合体の傘下にのみこまれるだけだからな。
防衛庁や重工だけじゃなくて、経産省や商社の航空宇宙部門も
大掛かりにからんでるよ。
>>870 北だけだったらMDいらんだろ。
そもそも間に合わないし。
湾岸戦争の時、パトリオットがアルフセイン(スカッドB?)を迎撃してたけど
テポドンを迎撃するのはそんなに難しいのでしょうか?
>873
簡単に言うと、「届けばある確率で当たる」「届かなければ絶対に当たらない」です。
そして、高速の弾道弾に対して「届く」には、弾道弾のターゲット近くにABMランチャが配備されている場合(モスクワ防衛ABMや、イスラエルでのスカッド迎撃)
を除けば「弾道弾より高速・高加速」でないとなりません。
よってツィオルコフスキーの示すとおり、弾道弾並みかそれ以上の規模のABMを必要とします。
対弾道弾CIWSとでも言うべき「ターゲット近傍に配置されたABM」にはすでに実証済みの価値がある一方で、地域防衛や戦域防衛ABMは
今のところは架空の存在です。
この二者を意図的に混同して煽る人も見受けられますが、このスレでは真面目に論じたいものです。
PAC-3とかSM-3はどう分類されるんだろう?
SM-3は確か大気圏外で迎撃だから弾道の頂点付近で撃墜する事になるんでしょうな。
その段階での弾道弾の速度がどの程度のもんかが気になります
……万里の長城だな。
SM2は戦闘機にも対応できるが、SM3はミサイルにしか通用しないとか。
つまりSM2をSM3に交換してしまうと、普通のSAMとしてはもう使えないらしい。
なにをいまさら
いまRAMとかいう対艦ミサイル迎撃ミサイルがあるようですが、
もし対艦ミサイルの中にクラスター爆弾が入っていたらどうなるんですか?
艦に小爆弾が降り注ぐのを全部撃墜できないと思うんですが。
別に撃沈させなくても、艦上にある機械や兵器、空母なら飛行機などに
損害を与えてm作戦能力を落とせると思うんです。どうなんですか。
>>874 目標付近の以外の配備では、「弾道弾より高速・高加速が必須」ってのはどうなんだろ?
とーぜん、任意に軌道を変更しながら目標を狙える巡航ミサイルだと、その通りだろうけど、慣性誘導方式
で目標を狙う弾道弾では、その弾道軌道が予測できれば、フィードフォワード制御での目標補足は、弾道弾
より高速な必然性は無いけどなぁ。(ポジション取りとリアクションタイムという制約要因があるにせよ。)
アプリオリに、追いつく必要があるからそれ以下の速度では不可能って、原理的に不可能なものと技術的に困難なものを
意図的に混同するのはヤメテ下さい。 (ASATで衛星を狙うのも原理的に不可能なんだろうなぁ。)
ナラズモノ国家が、超超音速の弾道弾を任意に軌道変更させながら、目標も逸らさないってテクノロジーを配備っての
はシバラク無理として、軌道予測に根本的に対抗するには、現ICBMと同じようにバスに乗っけて子弾頭を分離したり
デコイを混ぜて欺瞞する方法があるけど、それは、すでに核弾頭という(少々ずれてもその内の一発あたればOK)
破壊力に依存した戦法なので、従来どおりMAD抑止に依存するしかない範疇だと思うけどなぁ。
現に、核弾道弾攻撃は使用例がないけど、通常弾道弾攻撃なら威嚇を含めてカナリの実戦例があるわけだし、
核VS米核、戦車・戦闘機・軍艦VS、、ってな対抗兵器を揃えるなかで、通常弾道弾攻撃だけは、我が国は対抗して
弾道弾装備を持ちませんってハナシなら・・・以下略
MDに金突っ込んだらミサイルというかロケット技術も上がる?
だったら核ミサイルに転用可能だったりして。うは。
アメリカの総取りですが何か。
F-2だって、結局は戦闘機作れるほどには技術向上しなかったし。
>881
>
>>874 目標付近の以外の配備では、「弾道弾より高速・高加速が必須」ってのはどうなんだろ?
……本気で言っているのではなく、他人を不愉快にさせる意図の書きこみであることを願ってます。
> 弾道弾では、その弾道軌道が予測できれば、
予測を開始するのがいつの時点であるか(発射前か、後か)によって、劇的な変化を生じます。
「慣性飛翔するが故にその先の予想が出来る」と言うあなたの用いる前提は同時に
「燃焼終了まで待って予測」となり、ASAT云々とはなんの関係もない話になります。
> (ポジション取りとリアクションタイムという制約要因があるにせよ。)
にあるとおりになってしまいます。もし興味があるなら作図してみると良いでしょう。
>>883総取りされないためには早期警戒衛星が必要なワケで・・・・・・・・
財務省はムダ呼ばわりして絶対承認しないわワケワカラン抗議は来るわで
本気でやろうとすると非常に混迷を深めると思います。
新幹線なんて無駄なものに今更金使うより衛星&ロケット技術に使おうよ
>>885 日本の財務省はアメリカの組織ですから! 残念!
888 :
名無し三等兵:04/12/22 17:32:43 ID:hBf3AYBz
政府は22日、北朝鮮の原子力発電所や軍事施設の稼働状況などを把握するため、
情報収集衛星に搭載し地上の熱を感知する高性能センサーの調査費3億円を2005
年度予算案に計上、研究に着手する。運用の開始は14年度以降の見込み。
10年後の北朝鮮の動向は不透明だが、新型センサーでは火山活動の詳しい
データ収集が可能となり、政府は防災や救助活動にも活用する方針だ。
細田博之官房長官は同日、関係省庁の局長級による内閣情報収集衛星推進委員会で
「中国原潜による領海侵犯事件など国際情勢は一瞬の警戒も怠ることができず、情報
収集衛星の役割は大きい。関係省庁が連携し、計画推進に着実に取り組んでほしい」と
指示した。
ソース:共同通信
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=MRO&PG=STORY&NGID=poli&NWID=2004122201002346
米のABL計画の酸素ヨウ素化学レーザー砲ってどの程度
役に立ちそうなの?射程450kmっていっても乗っけてるのは
ボーイングの大型貨物機で遅そうだし、秒速数キロの代物を破壊
出来るのか?素人質問すいません。
>>884 ニュートン力学も云々と言ったのは、あなた自身だったかと。
スルーすれば良いのに。