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防衛庁の次世代迎撃ミサイル計画大反対 :
6月にIAIの大型ミッションの一行が市谷に乗り付けてアロー2ミサイルの説明を行った。
出席した内局高級幹部や制服組上級将校などは、標的直撃の極秘映像を食い入るように見つめていた。
同時に、一行からもたらされた北朝鮮関連の詳細情報に庁内の専門家たちも驚いた・・…と。
アロー2なら、性能は実証済み+実戦配備が容易+米国製に比べ安価。
さて、今回の防衛庁の構想への懸念。
1.今回のミサイル防衛網計画はNMD計画の延長線上にある北西太平洋ミサイル防衛計画にリンクしており、
仮に完成したとしても「米軍の掌の中」。
2.実用化がいつになるのか、本当に可能なのかすら不透明。
3.コストパフォーマンスが余りにも悪過ぎる。アップデート地獄も当然に懸念される。
それぞれにさらに追加。
1.中国が嫌がるのは「日本が貢いだ金で米国が自国の国防・研究を進めること」であり、日本の国益にかなうかは疑問。
2.要するに、現在の脅威への対処法としては、的外れ。仮に、実用化しても、潜水艦から発射するタイプには対応は不可能。
3.北の粗末なミサイルに的外れな対応をして巨額の予算を無駄遣いすれば、結果的にミサイルにより大損害を受けたことになる。
切実な問題であるテロ対策の様々な費用すらも満足に出せない現状で、予算の使い道としては最悪の部類に入らないのか。
その巨額の予算は巡航ミサイル、給油機、情報収集衛星、等に使う、また、アロー2で済ませる、等すべきではないのか。
アロー2にイスラム諸国の反対?といっても、イスラエルと取引している国なら他にもあるはずだが。