UDOFFの感想でつ
すべては無駄ではなかった。
あらゆる犠牲も、あらゆる労苦も無駄ではなかった。
果てしなく続いた轟音も部屋の高温も無駄ではなかった。
しかも我々が罰金の不安に襲われながらなお解析を続けたあの時も無駄ではなかった。
そのとき破裂したマザーのコンデンサーも無駄ではなかった。
解析終了を信じて参加している数万の人々、この事のためにCPUは焼けていったのである。
この事のために私の部屋はジーンズが一晩で乾くほどの温度になっているのだ。
その後数日にして私は自己の運命を自覚するに至った。私はUDを続けようと決意した。